題名 | 出席・成績管理におけるバーコードの利用 |
著者 | *小松原 実 (岡山商科大学) |
Page | pp. 477 - 478 |
Keyword | 出席管理, 成績管理, バーコード, 2次元バーコード, Web |
Abstract | 本研究では出席管理および課題提出管理にバーコード入力を中心としたシステムを構築し利用することで,できる限り教員の手間を省くことをめざした。また,開発にあたっては大規模なシステムを必要とせず容易に導入できるものをめざした。このシステムでは,学生証のバーコード読取、バーコードラベル作成配布、Webサーバーを用いてのバーコード付課題提出用紙作成など、いろいろな方法を選択できる柔軟性を持っており,しかも大掛かりなシステムは必要とせずに導入することができる。また、入力後の成績管理はPC上の表計算ソフトウェアで行うため、個々の教員が独自に改造して用いることも可能である。 |
題名 | C言語理解支援ツールTASUCのGUI向上 |
著者 | *林 敏弘, 杉山 裕二 (岡山大学大学院 自然科学研究科) |
Page | p. 479 |
Keyword | C言語, プログラミング |
Abstract | プログラミング初心者にC言語特有の配列やポインタの概念を正しく理解できるようにするために,筆者の研究室では,プログラム中の変数や配列の値,ポインタの参照関係を分かり易く図示するC言語理解支援ツールTASUCの開発を行っている.しかし既存のTASUCでは,変数に桁数の多い値が代入された場合や要素数の多い配列が宣言された場合などに,変数の値が正しく表示されないといったGUI(Graphical User Interface)に関する問題があった.そこで,本研究ではプログラミング初心者にプログラム実行中の変数や配列の値を分かり易く図示する,TASUCのGUI改善案を提案,実装する. |
題名 | 能動学習の効果を期待したWebベース多肢選択試験学習システムの提案 -ITパスポート試験への実装- |
著者 | *佐藤 稔 (岡山理科大学 大学院), 尾崎 亮 (岡山理科大学), 浮田 周明 (岡山理科大学 大学院) |
Page | p. 480 |
Keyword | 能動学習, ITパスポート試験 |
Abstract | 本研究は学習者が能動的に問題を選択することで、従来より高い学習効果を得ることを期待できるシステムの開発を行っている。 そのために問題を連続で解いていくだけではなく、問題の解説文において、いくつかの単語に次の問題へのリンクを埋め込むハイライト表示を施し、分野別学習を可能にしたり、勉強している内容がわかりやすいといった利点を生み出す工夫をしている。 |
題名 | 根源的網羅思考によるオブジェクト特定と命題,法則の変更 |
著者 | *高原 利生 (なし) |
Page | pp. 481 - 482 |
Keyword | 変更, 認識, 定義, 命題, 属性 |
Abstract | 現実を構造的網羅的に変更可能なものとして認識し、可能な変更を極限化するのが、理想的な根源的網羅思考である。理想的な変更のためには状況から比較的に独立した体系的知識については、事前に、オブジェクト、属性、これらの関係、命題、法則、領域の網羅を行い、命題、法則の生成、修正をしておく。これは既存の命題や法則の変更、粒度,密度(成立条件,適用領域)の変更を含む。 本稿は根源的網羅思考の命題、法則に対する態度を述べる。 A. 何かの網羅的認識,特定:網羅されたものの中から何かを特定し、何かがどういうものであるかを網羅的粒度,密度で言う。 B. 何かの根源的極限的網羅的変更:何かを、ある属性(狭い意味の属性と内部構造)を維持しながら、他の属性(狭い意味の属性と内部構造)を様々な粒度,密度で極限的網羅的に変更して、そのもの全体の属性(狭い意味の属性と内部構造),機能を変化させるか、全体の存立条件を変化させる。 |
題名 | 高校の教科「情報」学習者の大学入学時におけるコンピュータ操作能力に関する調査(第3報) |
著者 | *吉長 裕司 (三井造船株式会社/玉野事業所経理部システムグループ), 松澤 康夫 (岡山県立大学/保健福祉学部(非常勤講師)), 松田 こずえ (岡山県立津山商業高等学校), 金川 明弘 (岡山県立大学/情報工学部情報通信工学科) |
Page | pp. 483 - 484 |
Keyword | 高校教科情報, 情報教育, コンピュータ操作能力, 打鍵能力 |
Abstract | 平成22年度において,岡山県立大学保健福祉学部に加えて情報工学部の新入生を対象に,大学入学時のコンピュータ操作能力について調査を行い,両学部の比較検討をした結果、岡山県立大学保健福祉学部の情報基礎科目受講生の一般的な特徴である,大学入学時点の打鍵能力,「情報」の記憶状況が低く,パソコンに対する苦手意識が高いという傾向は,情報工学部の学生にもほぼ当てはまることが明らかにされた.また,アプリケーションソフトの操作能力については,平均点では情報工学部の方が保健福祉学部より有意に高い一方,両学部とも19点以下という操作能力の低い学生が約4割を占めていることが示された. |
題名 | NI Multisimを用いた電子回路学習の実践 |
著者 | *藤本 卓也 (宇部工業高等専門学校 電気工学科), 菊川 祥吉 (宇部工業高等専門学校 技術室), 光本 真一 (宇部工業高等専門学校 電気工学科) |
Page | p. 485 |
Keyword | 電子回路, 自己学習 |