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平成22年度 (第61回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1403  26. 情報処理-(10)
日時: 2010年10月23日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 学部共通棟(北) 8202室 (→地図)
座長: 北川 文夫 (岡山理科大学)

26-55 (時間: 13:00 - 13:13)
題名モバイルエージェントによる人物追跡システムにおけるカメラ視野重複時に対応した追跡方式について
著者*岩崎 慎弥 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻), 柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ), 清水 忠昭, 川村 尚生, 笹間 俊彦, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 438
Keyword人物追跡, モバイルエージェント, 分散システム

26-56 (時間: 13:13 - 13:26)
題名モバイルエージェント技術を用いた会議日程調整システムにおける日程調整の実用性向上
著者*大西 貴之, 川村 尚生, 笹間 俊彦, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 439
Keywordモバイルエージェント, グループウェア, 日程調整
Abstract我々は,モバイルエージェント技術を用いた会議日程調整システムを開発している.本システムは,招集者が開催を希望する期間のみの予定を必要とするだけでなく,日程調整において必要に応じて予定変更の交渉を行う.従来のシステムは,参加者は全員参加するものとしており,参加者全員に都合の良い日時が存在せず,交渉の余地も無かった場合,この時点で日程調整は失敗する.しかし一般的な会議の日程調整では,会議に必ず参加して欲しい人と,そうでない人が存在する場合が殆どである.また,ある一定割合以上の参加で開催といった会議も多い.本研究では,これらの要素を本システムにおいて設定可能とする事で,日程調整の実用性を向上させた.

26-57 (時間: 13:26 - 13:39)
題名ユビキタス観光支援システムにおけるコンテンツ管理方式の検討
著者*片山 光博 (津山工業高等専門学校 電子・情報システム工学専攻), 大田 仁克, 大平 栄二 (津山工業高等専門学校 情報工学科)
Pagepp. 440 - 441
Keywordユビキタスコンピューティング, ユーザーインタフェース
Abstract近年、無線通信の発展やコンピュータの小型化・高性能化の進展に伴い、この技術を応用した、観光地における各種の情報提供法が提案されている。我々も、多量の情報を2段階に分け、情報間にストーリー性を持たせて提供することにより、何度も訪れたくなるような、魅力的で面白みのある情報提供方式を提案した。今回、2段階目の情報にストーリー性を持たせるため、次の2種類の提供方式を実現する。(1)場所に依存した情報提供と、(2)場所でなく順番に依存した情報提供である。本報告では、この両者を同時に実現する、情報提供のためのコンテンツ管理法について述べる。

26-58 (時間: 13:39 - 13:52)
題名タイピング駆動型身体引き込みキャラクタを用いたWeb日記システムの文字提示手法
著者*吉田 和之 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 渡辺 富夫 (岡山県立大学 情報工学部,科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業), 神代 充 (岡山県立大学 情報工学部), 檀原 龍正 (岡山県立大学 情報工学部,科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業)
Pagep. 442
Keyword身体性, 引き込み, 身体的コミュニケーション, コミュニケーション支援, 身体的インタラクション
Abstractタイピング駆動型身体引き込みキャラクタを用いたWeb 日記システムInterDiaryは、タイピングに基づいて、話し手及び聞き手のコミュニケーション動作を自動生成するキャラクタを用いて、日記作成者と閲覧者がコミュニケーション場を共有できるシステムである。 本論文では、InterDiaryの文字提示に着目し、その評価を行うためのシステムを開発している。さらに、文字提示の比較実験を行うことで、InterDiary における逐次表示の有効性を示している。

26-59 (時間: 13:52 - 14:05)
題名音声駆動型身体引き込みキャラクタケータイに対するキャラクタ配置の検討
著者*小林 亜由美, 松根 祥太郎 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 渡辺 富夫 (岡山県立大学 情報工学部・科学技術振興機構 戦術的創造研究推進事業)
Pagep. 443
Keyword携帯電話, CGキャラクタ, コミュニケーション支援, 身体的インタラクション, キャラクタ配置
Abstract音声駆動型身体引き込みキャラクタケータイ「なりきりケータイ」は、発話音声に基づきキャラクタの豊かなコミュニケーション動作を自動生成する技術を、携帯電話に応用したシステムである。 しかし、従来の2体のキャラクタを左右向かい合せにした配置では、携帯電話の縦長画面ではキャラクタが小さく表示され、インタラクションの把握が困難であった。本論文では、キャラクタの配置検討をし、ユーザに好まれる配置を提案する。ここで、5種類の配置パターンを用意し、一対比較実験の結果から2体のキャラクタを縦列配置するものを提案している。

26-60 (時間: 14:05 - 14:18)
題名頭部動作量連動方式による音声駆動型身体引き込みキャラクタケータイの官能評価
著者*松根 祥太郎, 小林 亜由美 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 渡辺 富夫 (岡山県立大学 情報工学部/科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業)
Pagep. 444
Keyword身体的インタラクション, コミュニケーション支援, 携帯電話, CGキャラクタ
Abstractコミュニケーション時の身体動作の中でも、特に頭部動作は、うなずきによる会話のリズム生成や肯定・否定の意思表現などの役割を持っており、重要である。著者らはこれまでに、音声から話し手及び聞き手のコミュニケーション動作を自動生成する音声駆動型身体引き込みキャラクタにユーザの頭部動作方向を反映した身体的インタラクションケータイ「なりきりケータイ」を開発してきた。 一方、身体動作の表現の強弱にあわせて、頭部の動作量は変化する。したがって、ユーザの頭部動作量をキャラクタの頭部動作量に連動させることによって、よりユーザはキャラクタと一体感を実感しながら会話をできるようになることが期待される。 本研究では、なりきりケータイのキャラクタにユーザの頭部動作量を直接反映させる頭部動作量連動方式を導入し、システムを官能評価している。