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平成22年度 (第61回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1402  26. 情報処理-(9)
日時: 2010年10月23日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 学部共通棟(北) 8202室 (→地図)
座長: 亀山 嘉正 (岡山県立大学)

26-49 (時間: 10:30 - 10:43)
題名Webシステムのための汎用的な操作ログ保存・閲覧システムの開発
著者*吉村 大佑, 田岡 智志, 渡邉 敏正 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagep. 428
Keyword操作ログ, JavaScript, Ajax
AbstractWebシステムにおいて,システム上でユーザが行なった操作をログとして保存し ておけば,システムのユーザビリティの向上,不正アクセスの監視,ユーザか らの問い合わせの対応などに利用することができる.そのため,システムを作 成する際にはログ保存機能を実装することが多い.さまざまなシステムで利用 できる汎用的なログ保存機能があれば,その機能を実装する手間が省けシステ ムの開発を効率よく行なうことができる.我々は,JavaScriptを用いて汎用的 な操作ログ保存・閲覧システムの開発を行なっている.本稿では,現在開発中 の汎用的なログ保存・閲覧システムについて報告する.

26-50 (時間: 10:43 - 10:56)
題名表示イメージにのみ依存したメモ機能の実現に関する研究
著者*橋本 竜也 (松江工業高等専門学校専攻科 電子情報システム工学専攻), 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校 情報工学科)
Pagep. 429
Keywordメモ機能, マルチ選択, 表示イメージ

26-51 (時間: 10:56 - 11:09)
題名ベイジアン方式と機械学習の併用によるスパムメールフィルタリング
著者*山口 博之 (山口大学大学院 理工学研究科), 杉井 学 (山口大学 大学情報機構 メディア基盤センター), 松野 浩嗣 (山口大学大学院 理工学研究科, 山口大学 大学情報機構 メディア基盤センター)
Pagepp. 430 - 431
Keywordセキュリティ, 機械学習, メールフィルタ, ベイズ理論
Abstract近年の迷惑メールの増大は, 世界中の電子メール利用者を悩ませている. スパムメール対策として様々なメールフィルタの開発が行われているが, その中で現在最も広く利用されているのが, ベイズ理論に基づいてスパムメールを分類するベイジアンフィルタである. bsfilterはベイジアンフィルタの一つであり, 正規メールの分類正解率は高いが, スパムメールの分類正解率が低い. そこで, 先に我々が開発した機械学習を応用したメールフィルタとbsfilterを組み合わせ, さらにbsfilterのメール判定に用いられる閾値の変更を行うことで正規メールとスパムメール共に, 分類正解率の高いメールフィルタ手法を検討した.

26-52 (時間: 11:09 - 11:22)
題名モバイルエージェントフレームワークにおけるデモンストレーション機能の実装
著者*北川 訓康 (岡山大学大学院自然科学研究科), 岡山 聖彦 (岡山大学情報統括センター), 横平 徳美 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 432 - 433
Keywordモバイルエージェント, デモンストレーション機能
Abstractモバイルエージェントは,ネットワークを介してホスト間を自律的に移動しながら処理を行うプログラムである.我々の研究チームではモバイルエージェントを利用するために,ユーザ先行・追随型モバイルエージェントフレームワークを提案しているが,各ホスト上のユーザやモバイルエージェントはそのホスト上でしか確認できない.そこで本論文では,電子地図を用いてホストを配置し,ホスト間を移動するユーザやモバイルエージェントをリアルタイムに表示することによりフレームワークの動作を視覚化するデモンストレーション機能の実装し,動作確認を行った.

26-53 (時間: 11:22 - 11:35)
題名Ruby/Tkによる電力系統作成ツールの開発
著者*竹本 直史 (広島工業大学大学院工学系研究科情報システム科学専攻), 永田 武 (広島工業大学工学系研究科)
Pagepp. 434 - 435
KeywordRuby, Tk, 電力系統, 低炭素社会, 電力系統作成ツール
Abstract近年,低炭素社会に向けた対策として”新三種の神器”が注目を浴びている。特に再生可能エネルギーである太陽光発電は,需要地近郊への導入が促進されている。このような自然エネルギーの導入により電力系統は複雑化の傾向にある。それに伴い電力系統図の設計に膨大な時間を要し,本来検討すべき運用・計画・制御方式の検討に注力できるよう,電力系統図作詞得時間の短縮を目指し,Ruby/Tkによる電力系統作成ツールの開発を行う。

26-54 (時間: 11:35 - 11:48)
題名液晶ペンタブレットにおけるペン入力に関する実験
著者*植木 大介 (近畿大学大学院システム工学研究科), 出口 幸子 (近畿大学工学部)
Pagepp. 436 - 437
Keyword液晶ペンタブレット, ペン入力, 筆圧, 人間の反応速度
Abstract本研究では,教育システムに液晶ペンタブレットを使用するため,ペン入力に関して筆圧の測定および人間の反応速度の測定を行った.まず,被験者に強・弱の筆圧でペン入力してもらう実験を行った.その実験データから筆圧の平均値の時間変化,ヒストグラム,および標準偏差を求め,筆圧の強・弱が分離可能かどうかについて検討した結果,条件付きではあるが分離可能であることが示された.また,被験者に図形を掲示してその中にペン入力してもらう実験を行った.入力図形の掲示時間,半径,および移動距離を変化させ,それぞれの成功回数の変化を調べることで,液晶ペンタブレット上でペン入力を行うための条件を求めた.