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平成22年度 (第61回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1401  26. 情報処理-(8)
日時: 2010年10月23日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 学部共通棟(北) 8202室 (→地図)
座長: 尾関 孝史 (福山大学)

26-43 (時間: 9:00 - 9:13)
題名タイピング駆動型身体引き込みキャラクタチャットシステム InterChat 2010
著者*野條 諒 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 壇原 龍正, 渡辺 富夫 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科・科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業)
Pagep. 421
Keyword身体的インタラクション, コミュニケーション支援, 身体的コミュニケーション, 引き込み, 身体性
Abstractタイピング駆動型身体引き込みキャラクタチャットシステムInterChat は、タイピングのリズムからコミュニケーション動作を自動生成し、メッセージ送受信時に言葉の意味から自然な動作を生成する。 本論文では、入力文字の表示過程に着目し、入力ミスや変換過程を送受信しない手法を導入したInterChat 2010 を提案している。さらに、日本科学未来館の予感研究所3で実演展示を行い、チャットコミュニケーションにおけるInterChat 2010 の有効性を確認している。

26-44 (時間: 9:13 - 9:26)
題名スライド隠蔽機能を付加したタッチパネルプレゼンテーションシステムの評価
著者*原 一史 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 渡辺 富夫, 神代 充 (岡山県立大学情報工学部)
Pagepp. 422 - 423
Keywordプレゼンテーション, インタフェース

26-45 (時間: 9:26 - 9:39)
題名握手ロボットシステムのための視線提示に関する研究
著者*宍倉 康文 (岡山県立大学大学院), 神代 充, 渡辺 富夫 (岡山県立大学)
Pagep. 424
Keyword握手, 身体的インタラクション, 視線
Abstractこれまで本研究室では、人間とロボットの握手動作に着目して、人間に好まれる握手動作を生成する握手ロボットシステムの開発を行ってきた。一方で、対面コミュニケーションでは音声だけでなく、身振りやうなずきなどの身体動作に加えて視線提示を伴うことで、円滑なコミュニケーションが行われている。そのため、握手ロボットにおいても人間に視線を提示することで、ロボットの生命感や共有感が向上し、より人間同士に近い感覚で握手が行われると期待される。 そこで本研究では、握手ロボットに視線提示を実現するために、視線提示デバイスを開発した。さらに、視線提示機能を付与した握手ロボットシステムを開発して、握手動作時において人間にロボットの視線を提示することの有効性を確認している。

26-46 (時間: 9:39 - 9:52)
題名特徴的な連想に着目したタグ付け意図の自動判別手法
著者*和田 拓也 (広島大学 大学院工学研究科), 藤田 聡 (広島大学 大学院工学研究院)
Pagep. 425
Keywordソーシャルタギング, 連想, 意図
Abstract多数のユーザによって自由に付与されたタグの集合を用いてWeb ページの分類を行うソーシャルタギングが近年高い注目を集めている.しかしユーザが付与するタグは単純な語やフレーズであることが多いため,語の多義性や文脈依存性などの理由から,タグ付けに関するユーザの意図を正確に汲み取ることは困難であった.本稿ではそのようなユーザの意図を「タグから連想される語集合」を通して汲み取る方法を提案する.具体的には,連想された語集合間の近さを測る新たな尺度を提案し,意図の類似性をあらわす客観的な指標として用いる.

26-47 (時間: 9:52 - 10:05)
題名アイテム間の類似度を考慮した協調フィルタリング手法
著者*横田 大地 (広島大学大学院工学研究科), 藤田 聡 (広島大学大学院工学研究院)
Pagep. 426
Keyword推薦システム, 協調フィルタリング, tf-idf
Abstractインターネットの普及に伴って,我々の日常は大量の 情報にさらされるようになった.それらの情報の中から それぞれのユーザに適した情報を提示するための方法の ひとつとして,推薦システムが近年高い注目を集めてい る(推薦システムの具体例としては,たとえば[1] などが ある).本稿では,推薦システムを実現する典型的な手法 である協調フィルタリング(CF) に注目し,その推薦精 度を向上させるための具体的な方法を提案する.提案手 法の基本アイデアは,アイテム間の類似度に着目し,未 評価アイテムの評価を評価済みアイテムの評価を使って 補完することである.

26-48 (時間: 10:05 - 10:18)
題名SBMで長期的に利用されるページの推薦手法の提案
著者*中村 昭 (広島大学 大学院工学研究科), 亀井 清華, 藤田 聡 (広島大学 大学院工学研究院)
Pagep. 427
Keywordソーシャルブックマーク, 推薦
Abstract情報爆発により目的とするページを見つけることが困難となっている.そこでユーザの目的に合わせたページの提示が出来る推薦システムが注目されている.その中でもWeb上でブックマークを共有するソーシャルブックマーク(SBM)を使った手法が研究されている. 上野らはソーシャルブックマークで,長期的にブックマークされ続けているページを推薦する「セレクトブクマ」というシステムを提案・開発した.しかし長期的に利用されるページを推薦するならば,ブックマーク毎の間隔も重視すべきである.そこで本研究では日数ではなく,前のブックマークからの経過時間に着目した手法を提案する.