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平成22年度 (第61回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1003  10. 通信システム-(3)
日時: 2010年10月23日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 学部共通棟(北) 8103室 (→地図)
座長: 冨里 繁 (岡山大学)

10-13 (時間: 13:00 - 13:13)
題名人体通信のためのデジタル通信システムの開発
著者*佐伯 壮真, 田中 聡 (福山大学/工学部)
Pagep. 316
Keyword人体通信, SDR, HF帯域
Abstract人体通信における通信特性を実測するため、6MHz帯における音声の送受信装置を試作した。送信機はマイクロプロセッサにより変調方法を切り替える方式とし、それに対応して受信機もソフトウエアにより復調方式を変更できるSDRを用いた。 現在人体における通信性能の測定を行っている。

10-14 (時間: 13:13 - 13:26)
題名相関性のあるバーストエラー並列2チャンネルの数学モデルとGBN-ARQのスループット特性
著者*佐藤 貴志 (岡山理科大学大学院 工学研究科 情報工学専攻), 小松 雅治 (岡山理科大学 工学部 情報工学科)
Pagepp. 317 - 318
KeywordGo-Back-N ARQ, 並列チャネル, スループット, バーストエラー
Abstract遮蔽物や他の無線通信の影響などの影響を強く受ける移動体通信システムでは,パケットエラーがバースト的に発生する.特に,並列チャネルを用いた場合には,パケットエラーがチャネル間で相関性をもって発生するものと考えられる.本研究では,チャネル間のエラー発生の相関性を考慮したエラー発生モデルを考え,誤り制御方式として,Go-Back-N ARQ方式を適用した場合のスループット解析を行っている.更に,数値計算例をもとに,チャネル間のエラー発生の相関性がスループット特性に及ぼす影響を考察し,相関性が大きいほどスループットが大きく,また,エラーのバースト性が多きいほど,相関性がスループット特性に与える影響が大きいことを明らかにしている.

10-15 (時間: 13:26 - 13:39)
題名ZCZ-CDMA差動符号化方式の検討
著者*大田 晃弘 (山口大学工学部知能情報工学科), 黄 金城, 松元 隆博, 松藤 信哉 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 319
KeywordCDMA, 差動符号化

10-16 (時間: 13:39 - 13:52)
題名競合ウィンドウによるバックオフ・アルゴリズムの双安定領域に関する考察
著者*清水 祐希, 榊原 勝己, 武次 潤平 (岡山県立大学)
Pagep. 320
Keywordスロット付きALOHA, 安定性
Abstract有線/無線LANでは,競合ウィンドウ(CW)を用いた2進指数バックオフ(BEB)アルゴリズムが広く利用されている.バックオフ・アルゴリズムの安定性に関する解析では,Markov性の保持を目的として,CWではなく再送確率によるモデル化が一般的である. 本稿では,CWを用いたバックオフ・アルゴリズムの安定性を,動作平衡点の個数により考察する.数値例により,BEBの適用が双安定領域の縮小をもたらす様子を示す.

10-17 (時間: 13:52 - 14:05)
題名AODVルーティングプロトコルにおけるリンク切断検出に関する検討
著者*淺倉 健一 (岡山県立大学大学院), 武次 潤平, 榊原 勝己 (岡山県立大学)
Pagep. 321
KeywordAODV, HELLO, リンク切断

10-18 (時間: 14:05 - 14:18)
題名リハンドオフを伴うセルラー方式通信に対する通話数最適化
著者*張 康三郎, 土肥 正 (広島大学大学院工学研究科)
Pagep. 322
Keywordセルラー方式通信, 連続時間マルコフ連鎖, ハンドオフ