題名 | EMアルゴリズムによるカラーコード読み取り法 |
著者 | *奥田 真也, 六井 淳 (島根大学総合理工学部数理・情報システム学科) |
Page | p. 58 |
Keyword | EMアルゴリズム, バーコード |
Abstract | 本研究ではEM(Expectation-maximization)アルゴリズムによるカラーコード読み取りを行う手法を提案する。カラーコードはデータの増加に伴い配色が増加していくにつれて、各セルの境界線を識別するのが困難になる。カラーコードをプリンターで印刷すると、本来のRGB成分とは異なった配色となる。カラーコードを読み取るためには配色の各色のRGB成分を求める必要がある。配色の境界線を識別するのは困難なため、各配色を確率的手法によって分析する。各ピクセルが各配色に影響する確率を求めていき、最終的な配色を決定する。 |
題名 | 挿値法を用いた超解像度画像作成の実現と検証 |
著者 | *李 昊, 田中 章司郎 (島根大学大学院 総合理工学研究科) |
Page | p. 59 |
Keyword | 超解像, 挿値法, 運動推定, 画素補間, 鮮明化 |
題名 | 車載マルチ魚眼カメラシステムによる車線検出 |
著者 | *水越 俊喜, 海 鷹, 李 仕剛, 中西 功, 藤村 喜久郎 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 60 |
Keyword | 鳥瞰図, 白線検出, 車載カメラ |
Abstract | 車周辺の死角をなくすためにマルチ魚眼カメラシステムが用いられている。このシステムから鳥瞰図を作成し白線検出を行う方法を提案する。 |
題名 | 輝度勾配特徴の量子化による人物識別手法 |
著者 | *浜村 将人, 清水 忠昭 (鳥取大学大学院工学研究科), 柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ株式会社), 吉村 宏紀 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 61 |
Keyword | 画像処理, 人物認識, 輝度勾配, 量子化, 実時間 |
Abstract | 近年セキュリティ意識の高まりにより,映像監視システムの導入が進んでいる.これに伴い,映像監視者の負担の増加が問題となっている.このような背景をうけ,本研究では自律人物追跡による映像監視者サポートシステムの開発を行っている.今回は,このシステムにおける輝度勾配特徴量の量子化を用いた実時間人物識別手法を提案する. |
題名 | 入力と背景画像の相関情報を用いた背景差分法の精度向上 |
著者 | *奥村 洋俊 (鳥取大学大学院工学研究科), 柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ株式会社), 吉村 宏紀, 清水 忠昭 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 62 |
Keyword | 背景差分法, 相関係数 |
Abstract | 物体抽出法の例として、背景差分法があげられる。背景差分法は実時間処理が可能な物体抽出法である。しかし背景差分法をそのまま用いると、人物の影などの人物領域外の抽出も誤って行ってしまう。過去の提案手法では、ニューラルネットワークの学習を用いて問題解決を図ったが、望ましい実時間処理を得ることができなかった。本稿で は過去の提案手法の問題解決のため、ニューラルネットワークの使用をあきらめ、入力画像と背景画像における画素の輝度の相関を利用する。これにより従来的な背景差分法と変わらない実時間処理を維持しながら、物体抽出の精度を向上をはかる。 |
題名 | 実時間動作のための掌の動作抽出手法の提案 |
著者 | *松澤 朋尚, 清水 忠昭 (鳥取大学大学院) |
Page | p. 63 |
Keyword | 実時間, 動作抽出, 掌, インターフェース |
Abstract | 近年,人間がより直感的に扱える革新的なインターフェースを搭載した電子機器が次々と登場している.そのいくつかは,人間が行うジェスチャーを認識し,直感的に機器の操作を可能とすることで注目を浴びている.しかし,そのどれもが使用場所の制限や制約を受けたり,認識率が低い事やコストがかかるなどの問題点があり,従来のインターフェースに取って代わるには未だ改善の余地がある. 本研究ではこれらの問題点を踏まえ,より気軽に,かつ自由度の高い動作の抽出を目標とし,その手法の提案を行う.また,インターフェースとして快適な動作環境を実現する為に実時間動作を最優先事項とする. |