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平成22年度 (第61回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0103  22. パターン認識-(1)
日時: 2010年10月23日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 学部共通棟(西) 5108室 (→地図)
座長: 滝本 裕則 (岡山県立大学)

22-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名ICPアルゴリズムを用いた手の甲の3次元形状による個人認証の検討
著者*西内 佑介 (近畿大学大学院), 岩田 英三郎, 釜中 博樹 (ユニバーサルロボット), 長谷川 誠 (近畿大学工学部)
Pagep. 17
KeywordICPアルゴリズム, 個人認証
Abstract人間の身体的特徴を用いた個人認証(バイオメトリックス認証)が検討され,実用化されている.指紋,静脈,掌握,虹彩,耳目,顔など,種々な身体的特長が用いられるが,ここでは手に着目する.手の3次元形状については,手の甲が特徴的である.手の甲は静脈の隆起が著しく,その形状は生涯変化しない.Iterative Closest Point Algorithm(ICPアルゴリズム)を用いて,手の甲の3次元形状(サ―フェスモデル)をレジストレ―ション(位置合わせ)し,3次元形状の誤差を算出して個人認証する.

22-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名SURFによる顔認証の検討 - Active Shape Model によるキーポイントの絞り込み -
著者*安原 秀樹 (近畿大学大学院), 岩田 英三郎, 釜中 博樹 (ユニバーサルロボット), 長谷川 誠 (近畿大学工学部)
Pagep. 18
Keyword顔認証, ASM, SURF
Abstract人間の身体特徴を利用するバイオメトリクス認証が検討され実用化されてきている. 顔認証はカメラで認証者の顔を撮影し,認証する非接触型のバイオメトリクス認証である. 顔認証は認証者をカメラで撮影するだけで良いため認証者の心理的抵抗感が低い. また,監視カメラへの応用など遠隔での認証が可能であり利便性が高い. 顔認証では白黒の領域を持った矩形のフィルタによる非顔領域の高速排除で顔を検出するViola とJones の顔検出手法が一般的に導入されている. ここではASM(Active Shape Model)を用いたSURF(Speeded Up Robust Features)による顔認証を検討する.

22-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名脳波を用いた運転者認証の試み
著者*尾崎 康太朗 (鳥取大学工学部), 中西 功, 馬場 貞尚, 李 仕剛 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 19
Keywordバイオメトリックス, 脳波, 運転者認証
Abstract高い安全性が要求される利用者管理では継続的な認証 が有効であるが,それには無意識なバイオメトリックス が必要になる.今回,脳波に着目し,運転者認証を試み たので報告する.

22-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名SVMを用いた人体伝搬信号による個人認証
著者*曾谷 勇太, 中西 功, 李 仕剛 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 20
Keywordバイオメトリックス認証, 人体伝搬信号, サポートベクターマシン
Abstract人体に微弱な電磁波を伝搬させることで得られる人体伝搬信号による個人認証において,識別処理部にサポートベクターマシンを用いることで,約86%の照合率が得られたことを報告する.

22-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名AR技術を用いた仮想楽器の作成
著者*渡部 和樹 (岡山理科大学工学研究科情報工学専攻), 大倉 充, 島田 英之, 島田 恭宏 (岡山理科大学工学部情報工学科)
Pagep. 21
Keyword画像処理, 拡張現実技術, 仮想楽器
Abstract近年,コントローラ操作やセンサでの感知によって音楽を奏でるゲームが発売され,またタッチパネルに映る鍵盤で演奏することが可能になっている.しかし,それらには専用の機器や端末が必要であることから,本研究では,Webカメラと紙に印刷されたマーカーを使用し,気軽に演奏を楽しむことができる仮想楽器の構築を検討した.本研究では,画像処理と拡張現実技術の融合システムを想定し,カメラで取得した画像からマーカーを認識すると,マーカーに対応した楽器の図形がディスプレイ上に表示され,その図形に指先座標が重なると音が再生される仮想楽器のプロトタイプを作成した.現時点では,ピアノ,鉄琴および太鼓の3種類の音の再生が可能である.

22-6 (時間: 14:05 - 14:18)
題名三次元物体の形状類似検索
著者*西村 直孝, 義永 常宏 (徳山工業高等専門学校), 青野 雅樹 (豊橋技術科学大学)
Pagepp. 22 - 23
Keyword情報検索