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The 22nd IEEE Hiroshima Section Student Symposium
プログラム

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セッション表

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2020年11月28日(土)

オンラインルーム
Op  開会式
10:40 - 11:00
Sp  基調講演
11:00 - 12:00
Dm  デモンストレーション
12:00 - 12:30
Ex  企業展示ショートプレゼンテーション
13:20 - 13:40
A  テクニカルプレゼンテーション(A)
14:10 - 15:25
B  テクニカルプレゼンテーション(B)
15:55 - 17:10
2020年11月29日(日)

オンラインルーム
B  テクニカルプレゼンテーション(B)
10:00 - 11:00
A  テクニカルプレゼンテーション(A)
11:30 - 12:30
Cl  閉会式
12:40 - 12:55
Bq  交流会(表彰式、懇親会)
13:45 - 15:15


論文一覧

(「*」印は講演予定者を表す)
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セッション Op  開会式
日時: 2020年11月28日(土) 10:40 - 11:00
部屋: オンラインルーム


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セッション Sp  基調講演
日時: 2020年11月28日(土) 11:00 - 12:00
部屋: オンラインルーム

Sp-1 (時間: 11:00 - 12:00)
題名(基調講演) Memory Technology Trends and Micron: The Future Starts Here
著者Linda Somerville (Corporate Vice President, Strategy and Operations Technology Development, Micron Technology, Inc.)
アブストラクトEvery day, 2.5 quintillion bytes of data are created, and Micron’s memory devices are where data lives, where data goes to work, and where data becomes intelligence. The advent of 5G, smart cities, smart grids, smart manufacturing and autonomous vehicle ecosystems will transform the memory industry and our daily life. Micron is a critical part of the world’s data economy, meeting our customers’ needs today and tomorrow with the industry’s broadest, most innovative portfolio of memory, storage and accelerator solutions.


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セッション Dm  デモンストレーション
日時: 2020年11月28日(土) 12:00 - 12:30
部屋: オンラインルーム


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セッション Ex  企業展示ショートプレゼンテーション
日時: 2020年11月28日(土) 13:20 - 13:40
部屋: オンラインルーム


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セッション A  テクニカルプレゼンテーション(A)
日時: 2020年11月28日(土) 14:10 - 15:25, 29日(日) 11:30 - 12:30
部屋: オンラインルーム

HISS 最優秀研究賞
A-1 (電力工学)
題名複数のプロシューマ側蓄電池を用いた地域コミュニティモデルと電力融通シミュレーション
著者*福原 敦 (広島大学 工学部), 谷岡 佳紀, 佐々木 豊, 松本 宗一郎, Mumbere Kihembo Samuel, 関 真也, 餘利野 直人, 造賀 芳文 (広島大学 大学院工学研究科)
ページpp. 1 - 4
キーワード地域コミュニティ, 蓄電池, 電力融通制御, プロシューマ, 事業継続計画
アブストラクト自然災害に柔軟に対応できるエネルギーの運用方法として、従来電源に太陽光発電(PV)や蓄電池(BT)を組み合わせることが注目されている。災害に対して強靭なコミュニティの検討のため、地域全体のエネルギー管理システム(EMS)および、事業継続計画(BCP)を重要視したモデルの開発が必要である。本稿では、PVとBTを所有するプロシューマモデルを複数想定し、プロシューマ間の電力融通をこれまでに構築したEMSシミュレータ上で検証する。電力融通制御方法として、プロシューマのBTの残存容量(BT-SOC)に着目し、プロシューマ内に設備するスイッチ(SW)を用いることで実現する。BCPを考慮し、最低限3日間の電力需給バランスが維持できるようシミュレーションを実施する。

A-2 (電力工学)
題名電力市場におけるデマンドレスポンス評価を目的としたゲーム理論的考察
著者*北脇 駿介 (広島大学大学院 先進理工系科学研究科), 関 真也, 西 一郎, 林田 智弘 (広島大学, 先進理工系科学研究科)
ページpp. 5 - 8
キーワードdemand response, game theory

A-3 (電力工学)
題名1時間先需給不均衡に対応した調整力配分法の基礎検討
著者*上岡 真琴, 阪井 柊弥, 佐々木 豊, 餘利野 直人, 造賀 芳文 (広島大学大学院 先進理工系科学研究科)
ページpp. 9 - 13
キーワード経済付加配分, マイクログリッド, 太陽光発電, 蓄電池, DR
アブストラクト近年,持続的な環境負荷低減に向けて太陽光発電(PV)の大量導入が急速に進んできている.一方で,高精度なPV出力予測は困難であることから,電力系統の需給運用においては,調整力を確保していく必要がある.先行研究では,予測誤差を考慮した動的経済負荷配分法として,調整可能な発電機群を,指定時間先までのリアルタイムに発電機出力計画を行い,調整力の確保を確実に実施する手法を開発してきた .本稿では,小規模電力系統であるマイクログリッド(µG)を想定し,将来1時間先の需給不均衡をこれまでに開発した手法を用いて予測・算出し,不均衡発生時には,µG 内の需要家にも応援を要請し,調整力を確保・配分する手法を提案する.

A-4 (電力工学)
題名PV大量導入による不確実性を考慮したPSS設計に関する研究
著者*米澤 知志, 造賀 芳文, 餘利野 直人, 佐々木 豊 (広島大学)
ページpp. 14 - 17
キーワードPSS, ロバスト制御, 太陽光発電
アブストラクト近年,再生可能エネルギーによる発電が注目され,太陽光発電が電力系統に大量導入されつつある。太陽光発電の出力は天候によって左右され,様々な潮流パターンが想定されるため,系統の不確実性が増大するといった課題がある。このような背景から,太陽光発電や風力発電などの不確実性が大きな電源が系統内に導入された場合の系統状態も考慮する必要があり,不確実性が増大した系統でも適切にPSSを設計する必要性がでてきた。本稿では,まず PSSの設計において考えられる不確実性を整理し,それぞれの不確実性に対応する設計手法としてPV大量導入による系統状態の不確実性も考慮した手法を提案する。そして提案手法の有効性を確認するために,定量的に評価した結果の比較検討を行う。

A-5 (パワーエレクトロニクス) (29日のみ発表)
題名複数の水車を用いたマイクロ水力発電におけるModular Multilevel Converter の適用に関する基礎検討
著者*中村 信之介 (山口大学 工学部), 山田 洋明 (山口大学 大学院創成科学研究科)
ページpp. 18 - 21
キーワードマイクロ水力発電, MMC, 周波数制御, 絶縁型SEPIC, SEPIC
アブストラクト水力発電には設置場所の制約などからさらなる導入は厳しい現状ではあるが、農業用水路など低落差で未利用の水力発電に着目し,本論文では複数のマイクロ水力発電におけるModular Multilevel Converter(MMC)の適用に関する基礎検討を行う。提案するシステムはマイクロ水力発電機とダイオード整流回路と昇圧チョッパ回路とMMCで構成されている。本論文では,水車および発電機のモデル化を行い,計算機シミュレーションにより流速変化に対して発電機の周波数を制御することにより最大電力を発電することが可能であることを確認したので報告する。

A-6 (パワーエレクトロニクス)
題名線路インピーダンスを考慮した電気自動車用スマートチャージャを用いた電力品質保証
著者*岡本 駿, 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校), 山田 洋明, 田中 俊彦 (山口大学)
ページpp. 22 - 23
キーワード単相3線式配電方式, 電力品質保証, スマートチャージャ

HISS 最優秀プレゼンテーション賞
A-7 (パワーエレクトロニクス)
題名誘導電動機駆動システムの更新に伴うCO2削減効果に関する基礎検討
著者*笹野 祐真, 山田 洋明, 田中 俊彦 (山口大学大学院創成科学研究科), 古屋敷 啓一郎, 山田 幸治, 野田 勇二郎, 金子 伸舗 (宇部興産株式会社)
ページpp. 24 - 27
キーワードインバータ, 整流器, 誘導電動機, CO2削減効果, 誘導機
アブストラクト本論文では,減速機と誘導機からなる三相誘導電動機駆動システムをPWM整流器とPWMインバータからなるAC/AC変換器と三相誘導機からなるシステムへ更新した場合のCO2削減効果の検討を行う。 PWM整流器とPWMインバータにSiC-MOSFETを採用した場合を想定し,PSIMを用いてSiC-MOSFET のモデル化を行い,スイッチング損失および導通損失を考慮した電力変換器のシミュレーションが可能となる。シミュレーションで減速機との効率の比較を行う。これにより,誘導電動機駆動システムの更新に伴うCO2削減効果の有効性を確認する。

A-8 (パワーエレクトロニクス) (28日のみ発表)
題名GaNトランジスタを用いたワイヤレス給電用インバータの製作
著者*渡邊 玲唯, 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校)
ページpp. 28 - 29
キーワードGaNトランジスタ, ワイヤレス給電, 一石型インバータ

A-9 (パワーエレクトロニクス)
題名電圧ディップ時の単相PLL回路の検討
著者*大原 麗奈, 竹田 貴博, 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校), 山田 洋明, 田中 俊彦 (山口大学)
ページpp. 30 - 31
キーワード単相PLL回路, 電圧ディップ

A-10 (計測・制御)
題名テラヘルツ波ケミカル顕微鏡を用いた全固体電池断面計測手法の検討
著者*清水 雅司, 王 璡, 堺 健司, 塚田 啓二, 紀和 利彦 (岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科)
ページpp. 32 - 35
キーワードテラヘルツ, テラヘルツ波ケミカル顕微鏡, フェムト秒レーザ, 全固体電池
アブストラクト現在,電気自動車の普及により全固体電池の開発が進められている.全固体電池は,現在二次電池として広く普及しているリチウムイオン電池よりも高い安全性やエネルギー密度を有する.しかし,電極-固体電解質界面の界面抵抗が大きいことが実用化を阻んでいる.全固体電池断面の電気化学反応を計測することが課題解決に向けて有効であると考えられているが,未だ有力な計測手法は開発されていない.そこで,本研究ではテラヘルツ波ケミカル顕微鏡による全固体電池断面の計測手法を検討した.全固体電池の断面計測を模擬した計測により,テラヘルツ波ケミカル顕微鏡を用いて全固体電池の断面を計測できる可能性を示した.

A-11 (計測・制御)
題名むだ時間を考慮した先端角度推定による柔軟アームの先端追従制御
著者*出射 治, 今井 純, 高橋 明子, 竹本 真紹 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 36 - 38
キーワード柔軟アーム, 加速度計, 2自由度内部モデル制御
アブストラクト本稿では,ロボットアームの位置追従制御系における寄生振動の抑制を目的とした先端加速度フィードフォワード補償を提案する.アームの曲げを先端加速度より推定し、先端角度を制御量とした2自由度内部モデル制御の構造を有している.ここで,ビーム上を曲げ歪みが伝搬するために生じる位相遅れを,先端加速度の時間応答波形からむだ時間として同定して補償に用いている.従来のモデルベース設計では共振パラメータ調整が難しく,微小な誤差で制振性能が大幅に低下するが,遅延による調整は許容できる誤差範囲が大きいため比較的容易という利点を持っている.このような提案法の有用性を実験結果により示す.

A-12 (計測・制御)
題名テラヘルツ波による化粧品の浸透評価法
著者*仁木 智也, 末田 壮太, 王 璡, 堺 健司, 塚田 啓二, 紀和 利彦 (岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科)
ページpp. 39 - 42
キーワードテラヘルツ, フェムト秒レーザ, 化粧品評価, in vivo
アブストラクト近年の化粧品における市場規模の拡大により,化粧品の安全性や効果への注目が高まっている.これらを定量的に評価するために,化粧品の皮膚に対する浸透深さおよび浸透速度は化粧品業界において重要な指標となる.現在一般的な手法としてテープストリッピング法があるが,この方法には様々な課題がある.そこで我々は,センシングプレートを用いたテラヘルツ波による新たな化粧品の浸透評価法の開発に取り組んでいる.in vivo状態での評価を想定して,豚皮膚組織にフェイスマスクを用いて化粧水を浸透させ表皮側から測定したところ,浸透の様子を確認できた.このことからテラヘルツ波によるin vivoでの化粧品浸透評価を行える可能性が示された.

A-13 (計測・制御)
題名入力信号を考慮した入出力データのオフライン生成に基づくデータ駆動型制御系の一設計
著者*西谷 恵輝, 木下 拓矢, 山本 透 (広島大学大学院先進理工系科学研究科電気システム制御プログラム)
ページpp. 43 - 46
キーワードデータ駆動型制御, PID制御, 応答推定, オフライン, 入力信号
アブストラクト近年,システムモデリングが不要な制御系設計としてデータ駆動型制御が提案されており,データベースを用いて非線形系に拡張されている。このとき,良好な制御結果を得るためには,様々なデータを収集すべきであるが,十分なデータ収集のためには,時間的・人的コストが生じる。本手法では,一組の開ループデータから複数のデータを生成および制御系設計が可能なオフライン手法を提案し,その有効性を数値例により検証する。また,出力のみを考慮して制御系を設計すると,入力信号が未知となり,アクチュエータへ多大な負担がかかる場合がある。そこで,入力信号を考慮した制御系設計を行い,出力のみを考慮した場合と比較・評価を行う。

A-14 (計測・制御)
題名Investigation of the relationship between CO2 concentration data and weather
著者*北村 蘭丸, 香川 直己 (福山大学 工学部)
ページpp. 47 - 48
キーワードCO2, torrential rainfall, sensor network, prediction, vegetation
アブストラクトCO2 concentration data have a complex set of characteristics that may be attributed to various factors. The photosynthesis of vegetation is particularly significant. In recent years as in July 2018, torrential rains caused many shallow landslides which might have been prevented by the vegetation. In other words, the vegetation has been damaged by something, and CO2 concentration data may indicate this. therefore, we explore characteristics of the CO2 concentration data for predicting any sediment disasters. In this report, we investigated the separation of some elements included in the CO2 concentration data and their relationship to meteorological phenomena. The analytical results show that CO2 concentrations data have a circadian cycle that may be mainly due to vegetation activity.

HISS 優秀研究賞
A-15 (電磁波工学)
題名ギセル構成を用いた導波管型マイクロ波電力分配/合成器
著者*栗政 春秀, 佐薙 稔 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 49 - 52
キーワードマイクロ波, 電力分配/合成器, 方形導波管, マイクロストリップ線路, ギセル構成
アブストラクト本報告では,電磁界シミュレーションと等価回路を併用して,大電力用途に適したギセル構成を用いた導波管電力2分配/合成器について検討を行った.導波管ポートにおける反射は広い周波数帯にわたって-20dB以下となり,分配出力/合成入力ポート間のアイソレーションは10dB以上となる分配合成器を設計した.

A-16 (超電導工学)
題名Y系酸化物超伝導テープ線材を用いた超伝導コイル内部の磁場分布と特性予測の検討
著者*向井 優河, 原田 直幸 (山口大学 創成科学研究科)
ページpp. 53 - 55
キーワード超伝導, 酸化物超伝導テープ線材, コイル
アブストラクトBi系やY系の酸化物超伝導テープ線材が開発され,液体窒素や冷凍機で冷却するコイルへの応用が進められている.本研究では,Y系超伝導テープ線材を用いた超伝導コイルの電流−電圧特性を予測することを目的として,テープ線材の特性とコイル内部の磁場分布の検討を行った.

A-17 (通信工学)
題名LED可視光無線通信における空間的並列伝送時の受信可能信号系列数の検討
著者*岡本 亮祐, 冨里 繁, 田野 哲, 上原 一浩 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 56 - 58
キーワード無線通信, 可視光通信, LED
アブストラクト本研究では,LED可視光通信における高速・高効率伝送を実現するため,空間的並列信号伝送において,LED照明と受光素子の設置方法による受信特性を評価し,その結果から受光素子で同時に受信可能な信号系列数を算出する.評価結果から,受光素子から天井までの距離とLED照明の設置間隔に対して受光素子間の角度を適切に設定することにより,評価エリアの全ての地点で可視光通信が可能となり,97.4%の地点で2系列以上の信号を同時に受信できることが分かった.これらの結果から,LED可視光通信において,空間的並列信号伝送実現の可能性を明らかにした.

HISS 優秀研究賞
A-18 (通信工学)
題名周波数共用システムにおける伝搬路変動を考慮した帯域幅制御よる場所率改善効果の検討
著者*岡田 航, 冨里 繁, 上原 一浩 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 59 - 62
キーワードIoT, 帯域幅制御, マルチバンド, 周波数共用
アブストラクト無線通信におけるIoT (Internet of Things) の進展により,複数のシステムの端末が同じ周波数帯を共用することになり,このため各システムの端末から出力される帯域外輻射の蓄積が大きな干渉となる.このような帯域外輻射を低減するため,クリップとフィルタリング (Clipping and Filtering: CAF) 手法が提案されている. 本論文では,周波数共用システムにおけるシステム間干渉を低減するため,マルチバンドを用いる与干渉システムに伝搬路変動に応じた帯域幅制御の適用を検討し,このときの被干渉システムにおける干渉低減効果と与干渉システムの場所率改善効果を計算機シミュレーションにより評価する.そして,その結果に基づいて,伝搬路状況に応じた帯域使用方法を確立する.

A-19 (通信工学)
題名蓄積一括信号処理によるセンサ端末信号分離・復調技術における Eb/N0の影響の検討
著者*中家 翔, 平川 拓志, 西山 徹, 冨里 繁, 田野 哲, 上原 一浩 (岡山大学 大学院自然科学研究科)
ページpp. 63 - 65
キーワードIoT, Eb/N0, 信号分離, 特徴量分離
アブストラクトIoT時代が間近となり,多くの低機能の端末が無秩序に通信を行うと衝突や干渉により受信が出来なくなるという課題があるため,蓄積一括信号処理技術を確立し,衝突や干渉を受けた信号の分離,復調を目指している. この問題を解決するために,特徴量抽出を用いて信号分離を行う特徴量復調法の検討が行われている.本稿では蓄積一括信号処理による特徴量復調法と同期検波法について,Eb/N0の影響に着目し,BPSK, QPSK, 16QAM変調の信号に対して計算機シミュレーションを用いて信号分離性能を評価した. その結果,BPSK,QPSK変調の場合,信号分離性能が同程度の性能であるが,16QAM変調の場合,従来手法では分離できない条件下でも信号分離が可能であることを明らかにした.

A-20 (通信工学)
題名蓄積一括信号処理を用いた衝突した信号の分離・復調方法におけるSTFT窓関数・窓幅の検討
著者*西山 徹, 平川 拓志, 中家 翔, 冨里 繁, 田野 哲, 上原 一浩 (岡山大学 大学院自然科学研究科)
ページpp. 66 - 68
キーワード蓄積一括信号処理, IoT, 短時間フーリエ変換, 信号分離, 窓関数
アブストラクトネットワーク上での蓄積一括信号処理技術を確立するため,従来の受信機では実現できない,衝突した信号や干渉を受けたIoT/M2M端末信号の分離方法と信号分離後のデータの復調方法として,短時間フーリエ変換を用いた特徴量抽出による信号分離と得られた特徴量を復調に使用する方法を提案した.さらに信号分離に使用する短時間フーリエ変換の時間窓を用いる際,窓関数の違いによって最適な窓幅選択に与える影響について計算機シミュレーションを行い,最適な窓幅の選択に窓関数は影響しないことを明らかにした.

HISS 優秀研究賞
A-21 (通信工学)
題名LED可視光通信における周波数特性の振幅偏差補償による受信特性改善
著者*福山 豪, 冨里 繁, 田野 哲, 上原 一浩 (岡山大学 大学院自然科学研究科)
ページpp. 69 - 72
キーワードLED, 可視光通信, 無線通信
アブストラクト無線通信システムのトラフィック増大に対応するため,LED照明を用いた新たな無線通信技術であるLED可視光通信が研究されている.本研究では,LED回路の周波数特性による振幅偏差の補償と,その補償により発生するLED回路出力における非線形性を補償する手法を提案する.提案手法では各サブキャリア信号に振幅偏差の逆特性を乗算することでLED出力信号における高周波領域の電力低下を抑え振幅偏差の補償を行う.このときLED入力電力が増大し非線形歪が発生するが,この非線形歪を補償するため,受信機側で受信信号にLEDの非線形歪の逆特性を乗算する.本研究では,提案手法を用いた場合の受信特性改善効果を計算機シミュレーションにより評価する.

A-22 (通信工学)
題名2 つの自己相関ピーク値を持つ2 次元光ZCZ系列を用いたOCDMA方式に関する研究
著者*清水 亮介, 松元 隆博 (山口大学大学院創成科学研究科), 鳥井 秀幸 (神奈川工科大学情報学部), 井田 悠太, 松藤 信哉 (山口大学大学院創成科学研究科)
ページpp. 73 - 76
キーワードZCZ系列, 光CDMA方式
アブストラクト近年,照明器具や信号機などのLED を用いた製品が実用化されており,それらの製品の光を用いてデータの伝送を行う光無線通信システムが注目されている. 光無線通信では通信方式の一つとして,時間や波長を制御する必要なく多重伝送を可能とする光CDMA方式が存在する. これまで,拡散系列として2次元光ZCZ 系列を用いること で,伝送速度を落とさずに情報伝送を行うことができる光CDMA方式が提案されている。 本稿では,この方式の伝送速度を2倍にする新しい光CDMA 方式を提案する.この提案方式では,自己相関ピーク値が異なる2つの2次元光ZCZ系列を用いている.提案方式の有効性を示すために,BER 特性を計算機シミュレーションによって評価する.

A-23 (通信工学)
題名多値PPMを用いた光ZCZ-CDMA 方式の伝送実験
著者*酒井 陽光, 大川 和人, 松元 隆博, 井田 悠太, 松藤 信哉 (山口大学大学院創成科学研究科), 鳥井 秀幸 (神奈川工科大学情報学部)
ページpp. 77 - 79
キーワードZCZ系列, PPM方式, 光無線通信
アブストラクト光無線通信の変調方式として一般的に用いられるOOK方式やEWO方式は1シンボルで1ビットしか送信することができない. それに対して,多値PPM方式は,1シンボルで数ビット送信することが可能である. しかし,多値PPM方式は一般的な方式とシンボルレートを同じにした場合,系列長が短くなり,それによって明るさの低下やBER特性の劣化を生じてしまう. 本稿では,従来の多値PPM方式の欠点である明るさの低下とBER特性の劣化を解決する新たな多値PPM方式を提案した. また,実際に光無線通信伝送実験で受信光パワーやBER特性の評価を行った. その結果,提案した多値PPM方式はEWO方式と同等の受信光パワーを有しており.BER特性に関しては従来のPPM方式より改善されていることが確認できた.

A-24 (ネットワーク)
題名SNS上で発生する爆発的事象の特性分析
著者*東 優介, 高野 知佐, 前田 香織 (広島市立大学大学院 情報科学研究科)
ページpp. 80 - 83
キーワードSNS, Twitter, 炎上, バズ, 社会ネットワーク特性
アブストラクト近年,情報通信ネットワーク技術の発展や通信デバイスの普及を背景に様々なSNSが世に広まっている.それによりバズや炎上という予測不可能な事象も発生し社会問題となっている. これらはユーザのダイナミクスが爆発的に活発化する事象であるが,原因は多岐に渡っており本質的に理解することは難しい. またインターネットの情報取得や伝達のための情報基盤という側面だけでは説明ができず,ユーザ間の相互作用を表す社会ネットワークの特性が影響を与えているはずである. 本稿では爆発的事象の特性を明らかにすることを目指し,ツイート数時系列データを用いて周波数解析を行なった結果,爆発的事象の特徴を明らかにし分析データの分類も行う.

A-25 (ネットワーク)
題名Moving Target Defense手法の偵察攻撃の複雑化に関する比較評価
著者*内海 祐真, 前田 香織, 高野 知佐 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 大石 恭弘 (株式会社インターネットイニシアティブ)
ページpp. 84 - 86
キーワードMoving Target Defense, 偵察攻撃, 比較評価
アブストラクト昨今のサイバー攻撃において,攻撃の第一段階である「偵察段階」で攻撃者を撹乱させることがサイバー攻撃の阻止に有効であると報告されている.しかし,現在のネットワークの構成要素は静的に付与されているため,攻撃者は長期に渡る偵察ができる.この問題を解決する手法としてMTD(Moving Target Defense)がある.MTDの目的は攻撃対象を動的に変更し,攻撃を複雑化させることである.偵察攻撃のみならず,様々な攻撃に対するMTD手法が提案されている.しかし,既存提案の手法では攻撃の複雑化の度合いの評価方法も様々である.そこで本研究では,既存提案のMTD手法が偵察攻撃を複雑化にしているかを同じ指標で定性的と定量的の2面から比較評価する.

HISS 優秀研究賞
A-26 (ディジタル信号処理)
題名風外乱を考慮した音波の位相差による天井クレーンの振れ角推定実験
著者*小川 花子 (広島大学 先進理工系科学研究科), 山田 武士 (広島大学 工学部), 中本 昌由 (広島大学 先進理工系科学研究科)
ページpp. 87 - 90
キーワード天井クレーン, 音響信号処理, 振れ角推定, 位相差, 2マイクロホン
アブストラクトクレーンの運転において吊り荷の振れが発生するため,作業の効率化や安全性の向上のため振れ止め制御の研究が行われている.振れ止め制御を行うためには,振れ角の検出を行うことが不可欠である.そこで,吊り荷に音源を取り付け,そこから発生した音波をトロリのレール上に設置したマイクロホンで取得し,その音響信号の位相差から振れ角を推定する方法を考える.本研究では,離散フーリエ変換(DFT) により周波数領域において音響信号の位相を求め,そこから到来時時間差,振れ角を求める手法を提案する.実験では,風外乱のある状況下においても高精度に振れ角を追従できることを示す.

A-27 (ディジタル信号処理)
題名手のひら伝搬信号による生体認証 ー識別性能改善に向けた新しい伝搬信号の提案と評価ー
著者*藤田 航平 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科), 中西 功 (鳥取大学工学部)
ページpp. 91 - 95
キーワード人体通信, 生体認証, 信号処理, 識別, スペクトル
アブストラクト人間の体を伝送路とする人体通信方式といわれる通信技術がある.人体を用いた情報伝送は,情報の伝送メカニズムによって電流方式と電界方式に大別することができる.特に電界方式は,人体の誘電率が空気よりも大きいことを利用し,電界を体内に閉じ込め,漏れ出た電界を検出する方式である.検出された電界は人体の作りによって変化するため,これを生体情報として扱うことができる. 本研究では電界方式の人体通信の原理を利用した手のひら伝搬信号に注目している.本論文ではその研究の認証率改善に向けた新しい伝搬信号を提案する.

A-28 (ソフトウェア)
題名災害トリアージ支援アプリの開発
著者*中本 将斗 (山口大学大学院 創成科学研究科 電気電子情報系専攻), 瀧本 浩一 (山口大学大学院 創成科学研究科)
ページpp. 96 - 99
キーワードアプリケーション, 災害, トリアージ
アブストラクト災害列島といわれる日本では大規模地震だけではなく、近年台風などの異常気象やテロなどの危険も増大している。そのような災害が起こった際災害拠点病院や大規模病院などで使えるシステムはあるが現場で簡易的に使えるようなシステムはない。本研究ではそのための個人で使えるアプリケーションの開発を行う。本アプリではSTART法に基づき2択の質問を出していき、それに答えてもらうことで対象者のトリアージレベルを判定する。学生8名と看護学校教諭2名によるトリアージ実験では測定時間は全員おおむね同程度となった。このことから、トリアージ経験のない素人でもSTART法に基づいてトリアージを行うことで短時間で判定を行うことができるということがわかる。

A-29 (ソフトウェア) (28日のみ発表)
題名Java プログラミングの 4 つの応用的トピックに対する 空欄語補充問題の作成と評価
著者*林 程嘉, Htoo Htoo Sandi Kyaw, 舩曵 信生, 栗林 稔 (岡山大学 大学院自然科学研究科)
ページpp. 100 - 103
キーワードJPLAS, JAVA, Fill-in-Blank-Problems, 空欄語補充問題
アブストラクト本グループでは, Java プログラミング学習支援システム JPLAS(Java Programming Learning Assistant Sys- tem)を提案し, その中で,基本的な文法学習のための 空欄語補充問題の提案・実装を進めている. 本問題で は, 空欄語を含む問題コードを提示し, 学生は各空欄に 対する適切な語を解答する. 各解答は, 正解語との文 字マッチングにより正誤判定がなされる. 本研究では, Java プログラミングの重要な応用的トピックである, コレクションフレームワーク,例外,オブジェクトク ラス,ストリームにおける,空欄語補充問題の課題作 成とその評価を行う.生成した 35 個の課題の評価と して,日本,中国,ミャンマーの学生 15 名に出題し, 正解率と提出回数を算出した.

A-30 (パターン認識) (英語プレゼンテーション)
題名Convolutional Neural Network-based Indoor Scene Classification for a Wheelchair Robot from Spherical Images
著者*Haolin Yuan, Le Wang, Shigang Li, Takahiro Kosaki (Hiroshima City University)
ページpp. 104 - 107
キーワードIndoor Scene, Classification, Convolutional Neural Network, Spherical Images, Resnet
アブストラクトFor a wheelchair robot moving at indoor environments, when it is going to go straight or make a turn at a junction it needs to know the scene structures. In this paper, scene structure for robots’ moving is classified into four types: corridors, L-type junctions, T-type junctions and halls. The scene is captured by a spherical camera. The captured spherical images are classified using the Resnet (deep residual network). As a preliminary experiment, we compare the performance of the classification for the input of full-view rectangular images, one-third covered rectangular images, upper or lower half covered rectangular images and perspective images, and give the future work about this research.

HISS 優秀研究賞
A-31 (パターン認識)
題名知覚できない振動刺激による誘発脳波を用いた個人識別における識別性能向上の試み
著者*中島 宏智, 神藤 義明 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科), 中西 功 (鳥取大学工学部)
ページpp. 108 - 111
キーワードバイオメトリクス認証, 脳波, 振動刺激, 刺激提示方法
アブストラクト本研究では,秘匿性が高く継続的に検出が可能な生体情報として脳波に注目し,知覚できない振動刺激を提示した際の誘発脳波を用いた個人識別の実現を目指している. 先行研究では,振動刺激を30秒間継続的に提示した際の誘発脳波の各周波数帯域の含有率を特徴量とし,ユークリッド距離による識別を行った.その結果EERは34%であった. そこで本稿では,刺激直後の反応を含んだ誘発脳波を用いることが,識別により有効と考え,短時間の刺激提示を繰り返す方法を導入する.また.識別性能向上のため,機械学習を導入した.識別性能を評価した結果EERが24%となった.そして,機械学習を導入した結果,EERが16%となり,識別性能は向上した.

HISS 優秀プレゼンテーション賞
A-32 (メディア情報)
題名落ち物パズルゲーム「ぷよぷよ」のプレイ動画からの手順抽出
著者*志村 拓起 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 システム工学専攻), 國島 丈生 (岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科)
ページpp. 112 - 114
キーワードぷよぷよ
アブストラクト近年、ゲームのプレイをそのまま収録した動画コンテンツが非常に増加している。このような動画コンテンツからプレイ手順を抽出できれば、機械学習の学習データなどに用いることが可能となり、将棋や囲碁のようなAI活用がより多数のゲームに対して行えることが期待される。本研究では、落ち物パズルゲームの一種である「ぷよぷよ」を対象として、プレイ動画からプレイ手順を抽出する方法について検討する。プレイ動画の各フレーム間での差分はそれほど大きくなく、かつその差分がプレイ手順を含んでいると考えられるので、これを利用する。また、抽出されたプレイ手順の活用方法として、上級プレイヤーのテクニックを抽出する方法についても検討する。

A-33 (並列処理)
題名並列VCの実現に向けたチェックポイント機能の実装
著者*猪原 圭一, 福士 将 (山口大学 大学院創成科学研究科)
ページpp. 115 - 118
キーワードボランティアコンピューティング

HISS 優秀研究賞
A-34 (並列処理)
題名ターン回数の制限による適応的ルーティングの通信性能評価
著者*富田 大喜, 梶本 大輝 (山口大学工学部知能情報工学科), 黒川 陽太, 福士 将 (山口大学大学院創成科学研究科)
ページpp. 119 - 122
キーワードネットワークオンチップ, 決定的ルーティング, 適応的ルーティング
アブストラクト本報告では,2次元メッシュ型ネットワークオンチップ(NoC)において,固定的ルーティングと適応的ルーティングの通信性能を調査する. 一般的に適応的ルーティングは輻輳の回避に優れているが,我々の事前研究によりターンが制限されている固定的ルーティングよりも通信性能が悪化することが判明した. そこで,本研究では,適応的ルーティングにおけるパケットのターン回数とネットワークの通信性能の関係を調査する. そのためにターン回数の上限を変化させた場合の通信遅延(レイテンシ)を比較する. その結果,ターン回数の上限が少ないほど,レイテンシが低下することを明らかにした.

HISS 優秀プレゼンテーション賞
A-35 (情報その他)
題名避難誘導アプリVirtual Wallによる避難誘導実験
著者*山上 誠人 (福山大学 工学部), 黒木 春樹 (北陸先端科学技術大学院大学), 部谷 泰生, 中園 龍次, 池岡 宏, 中道 上 (福山大学 工学部)
ページpp. 123 - 126
キーワードBeacon, フィジカル空間, サイバー空間, 実空間, 仮想空間
アブストラクト建物にいるタイミングで土砂災害が発生した際,屋内の避難者は災害がどこで発生しているかを把握することが難しく,避難時間が大幅に遅れる可能性がある.屋内において土砂災害による二次災害を避けて避難誘導するために,Beaconによる避難誘導に着目した.本研究では,Beaconを用いて物理的な壁である防火扉のように設定できる仮想的な壁「Virtual Wall」を提案する.フィジカル空間とサイバー空間における避難誘導実験の結果,フィジカル空間・サイバー空間ともに避難誘導アプリ上にVirtual Wallを表示することによって避難時間が短縮可能であることが明らかとなった.

A-36 (情報その他) (28日のみ発表) (英語プレゼンテーション)
題名Evaluations of Air-Conditioning Guidance System in Hot Days
著者*Samsul Huda, Nobuo Funabiki, Minoru Kuribayashi, Masaki Sakagami, Nobuya Ishihara (Okayama University)
ページpp. 127 - 130
キーワードair-conditioning guidance, AC-Guide, Raspberry Pi, discomfort index, API
アブストラクトGlobal warming has become the major issue around the world as the serious risk for sustainable societies. Then, the proper use of an air conditioner (AC) is important to reduce the risk by saving energy consumptions. It is also essential to avoid heatstroke of seniors in hot days. To guide the proper use of the AC, we have developed the air-conditioning guidance system (AC-Guide) using Raspberry Pi with the sensors and the weathercast API. It sends alarm messages of requesting turning on/off the AC when the discomfort index (DI) is out of/within the comfortable range. However, due to the seasonal reason, this system has been only evaluated in cold or normal days, not in hot days. In this paper, we evaluate the system in hot days by running it in two rooms at Okayama University in August. It is confirmed that the system outputs the messages properly.

HISS 優秀研究賞
A-37 (情報その他)
題名建物火災における自律分散型避難誘導システム
著者*清水 健 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科), 櫛田 大輔 (鳥取大学工学部(クロス情報科学研究センター))
ページpp. 131 - 134
キーワード避難誘導, 自律分散, 動的
アブストラクト火災時における円滑かつ確実な避難誘導には,管理サーバや外部電源を必要とせず,「同じ避難口・避難通路を使用する人数およびタイミングの制御」および「刻一刻と変化する火災状況に合わせたリスケージュリング」を考慮した動的な誘導が避難者個々に必要である. 本研究では,運用施設の各部屋に避難誘導のための専用端末を用意し,専用端末による画面表示および音声案内を用いた自律型避難誘導システムの構築を目指す. 本論文では,全ての情報伝達をビーコンのみとし,火災報知器と専用端末間の通信,専用端末間相互による火災発生情報の共有,専用端末の自己位置推定,およびそれらを統合した避難誘導実験について記す.

A-38 (情報その他)
題名クリギングによる降水量の空間的・時間的補間
著者*青戸 拓也 (島根大学大学院自然科学研究科), 鈴木 貢 (島根大学学術研究院理工学系)
ページpp. 135 - 138
キーワード降水量推定, クリギング, バリオグラム, 回帰分析, 観測所最適配置
アブストラクト近年は気象変動の影響を受け,日本各地で記録的な豪雨が観測されている. 日本全国に雨量観測所は配置されているが,その配置密度は最適であるとは断言できない.周囲の観測所から補間可能な場所と補間不可能な観測所が存在する. 我々の最終的な目標は,周囲の観測所から補間可能な観測所と補間不能な観測所を峻別し,補間可能な観測所への投資を補間不能な地点への観測所設置に振り向けることで,観測所の配置を最適化することである.本論文では,地域内の観測所がない地点の降水量を,その周囲の数ヵ所の観測所のデータから推定する技法を応用・改良し,豪雨時にも適用可能にすることを目的とする.

HISS 優秀プレゼンテーション賞
A-39 (情報その他)
題名ディープラーニングを用いたペンタゴの局面の形勢判断
著者*中井 滉基, 神保 秀司 (岡山大学工学部情報系学科)
ページpp. 139 - 141
キーワードペンタゴ, ディープラーニング, ResNet
アブストラクト現在、囲碁や将棋におけるAIプログラムの棋力はそのゲームのプロを超えたとされるが、そこではディープラーニング技術が活用されている.本論文では、二人零和完全情報ゲームであるボードゲーム「ペンタゴ」の局面毎の形勢判断能力をディープラーニング技術により獲得する研究の結果を報告する.今回の実験では,学習モデルが出力する盤面の勝敗判定の正解率を高めることに重点を置いている.ニューラルネットワークモデルには画像認識で定評のあるResNetを取り入れ,学習データにはIrvingにより提供されているペンタゴの完全解析データを使用した.

HISS 優秀高校生プレゼンテーション賞
A-40 (高校生セッション) (29日のみ発表)
題名ランダムフォレストに基づく音響データを用いた負荷推定方法の一考察
著者尾崎 勇仁, 山内 恵理哉 (広島学院高等学校), 谷 潤平, 小川 花子, 木下 拓矢, 脇谷 伸, 山本 透 (広島大学)
ページpp. 142 - 143
キーワード建設機械, 負荷推定, フーリエ変換, 機械学習, ランダムフォレスト
アブストラクト近年,建設業界の労働人口の減少に伴い,建設機械の自動運転,遠隔操作の研究が行われている。しかし,自動運転や遠隔操作では機体にかる負荷の大きさをオペレータが把握し難く,燃料消費量の増加や故障の原因となるおそれがある。本研究では,建機のエンジン音を収集し,ランダムフォレストを用いて解析することで建機への負荷を推定するアルゴリズムを構築する。研究の第一段階として,建機のエンジンの代わりに DC モータを用いた実験装置を用いて負荷の大きさと周波数の関係を解析する。さらに,音響データの時間分割数や決定木の数,周波数の分割数がランダムフォレストの精度に与える影響について考察する。


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セッション B  テクニカルプレゼンテーション(B)
日時: 2020年11月28日(土) 15:55 - 17:10, 29日(日) 10:00 - 11:00
部屋: オンラインルーム

HISS 優秀研究賞
B-1 (電力工学)
題名低圧系統構成決定問題における区間演算を適用した解法の検討
著者*則行 弘喜, 造賀 芳文, 餘利野 直人, 佐々木 豊 (広島大学 大学院工学研究科), 福場 伸哉 (東京電力ホールディングス 経営技術戦略研究所), 庄司 智昭 (東京電力パワーグリッド 配電部 配電系統技術グループ)
ページpp. 144 - 147
キーワード配電系統, 低圧系統, 太陽光発電, 系統構成, 区間演算
アブストラクト近年の低圧系統へのPV連系量増加により,常時の電圧維持問題に拍車がかかっている。加えて,運用現場ではPV連系の申し込み時,電力品質の維持,系統容量の確認が逐次的に実施されており,包括的な検討が必要とされている。そこで,著者らは将来の低圧系統のあるべき設備構成を把握することを目的とし検討を行ってきた。本稿では,混合整数非線形計画問題として定式化される本問題において,より効率的に系統構成を決定するために,PVや負荷の不確実性に対して区間演算を利用した手法を提案し,シミュレーションによる検証を行うことで,手法の有効性を評価する。

HISS 優秀研究賞
B-2 (電力工学)
題名電力系統における最適電圧制御手法の検討 〜電圧制御機器を用いた電圧制御問題の定式化〜
著者餘利野 直人, *井上 直紀, 都田 龍平, 佐々木 豊, 造賀 芳文 (広島大学 大学院工学研究科), 神田 光章 (中国電力ネットワーク株式会社 系統運用部 系統技術グループ)
ページpp. 148 - 151
キーワード電力系統, 電圧安定性, 電圧制御, 混合整数線形計画問題
アブストラクトThis paper proposes an optimal voltage control method to eliminate voltage violations. An optimization problem is formulated as a MILP problem where the objective is to minimize the control operations subject to operation constraints. In addition , the method is able to deal with infeasibility of voltage regulation caused by insufficient “voltage control device” capacities. In this case, the total voltage violation is minimized by the available controls.

B-3 (電力工学)
題名停電作業系統導出における電圧を考慮した過酷条件の検討
著者*重光 紗英 (広島大学), 川原 耕治 (広島工業大学), 造賀 芳文, 餘利野 直人, 佐々木 豊 (広島大学)
ページpp. 152 - 154
キーワード停電作業, 作業系統, 過酷条件
アブストラクト当研究室は,停電作業に向けて作業日,作業組合せ,系統構成を決定する停電作業計画問題に取り組んでいる。近年では,太陽光発電の大量導入や電力自由化の進展により,系統内の電源群の不確定性が増加している。そこで,停電作業における過酷条件を改めて考え,不確定性に対応する方針を立てた。本稿では,考えるべき過酷条件を定式化し,簡易系統モデルおよび実系統モデルでのシミュレーションを通して考察を行う。

マイクロンアワード (Micron Award)
B-4 (パワーエレクトロニクス)
題名等価抵抗制御法を適用したSEPICを用いたピエゾ方式振動発電システム
著者*中東 尚敬 (山口大学), 山田 洋明 (山口大学大学院創成科学研究科)
ページpp. 155 - 158
キーワード等価抵抗制御法, ピエゾ素子, SEPIC
アブストラクト築年数が長い橋梁などの異常を検知するモニタリング技術が近年 求められている。本論文では,このようなモニタリングに用いる センサデバイスの電源としてピエゾ方式振動発電を用いるシステムの基礎検討を行う。提案するシステムはダイオード整流回路とSEPIC,蓄電デバイスから構成される。SEPICをピエゾ素子の供給電力が最大となる,あるいは,負荷の電圧が一定となるように動作させ,2段の電力変換器を用いて供給電力および出力電圧を制御する従来方式と比較して電力変換効率の向上が期待できる。本論文ではPLECSによるシミュレーションより,等価抵抗制御法を用いることでピエゾ素子の供給電力を最大化できることを報告する。

HISS 英語プレゼンテーション賞
B-5 (パワーエレクトロニクス) (英語プレゼンテーション)
題名Power Loss Analysis of DAB Converter Based Battery Charger in a Stand-Alone Wind Power Generation System
著者*Yuto Takayama, Hiroaki Yamada (Graduate School of Sciences and Technology for Innovation, Yamaguchi University)
ページpp. 159 - 164
キーワードDual Actibe Bridge converter, Wind power generation, battery charger
アブストラクトThis paper deals with the power loss evaluation of a dual active bridge (DAB) converter based battery charger in a stand-alone wind power generation system (WPGS). The proposed WPGS with DAB converter based battery charger uses three converters between a generator and AC load. In this paper, we test and evaluate the proposed DAB converter based battery charger in the experimental setup. Experimental results demonstrate that the output voltage of the VSI can be kept constant when the DC-link voltage is changed and the DC-link voltage is kept constant by the DAB converter in battery-discharging mode.

B-6 (パワーエレクトロニクス)
題名アクティブバッファ回路付き100-W級LED駆動電源の損失検討
著者*上薗 一輝, 山田 洋明 (山口大学 大学院 創成科学研究科)
ページpp. 165 - 169
キーワードLED駆動電源, 電解キャパシタレス, フリッカレス, アクティブバッファ
アブストラクトLEDの電源に単相交流を用いる場合,LED点灯時に電源周波数の2倍の瞬時電力脈動によるフリッカを防止するために,大容量の電解キャパシタが必要となる.電解キャパシタは温度やリプル電流の影響を受けて寿命が変化するといった問題がある.特に,本論文で提案するような高輝度LED 照明では,LEDの発熱を受けて,駆動電源の周囲が高温になる.このため,高輝度LED 駆動電源の電解キャパシタレス化およびLED 電流の脈動を補償する駆動電源の開発が必要となる.本論文では,小容量のキャパシタで瞬時電力脈動を補償するアクティブバッファ回路を用いた電解キャパシタレスのLED駆動電源を提案し,その有効性および回路損失をシミュレーションにより確認する.

HISS 優秀研究賞
B-7 (パワーエレクトロニクス)
題名直列形アクティブフィルタを用いた ハイブリッド静止形無効電力補償装置の実用的な制御法
著者*大堀 裕太 (山口大学工学部), 山田 洋明 (山口大学 大学院創成科学研究科), 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校), 田中 俊彦 (山口大学 大学院創成科学研究科)
ページpp. 170 - 173
キーワード直列形アクティブフィルタ, ハイブリッド方式SVC, thyristor-controlled reactor, 進相コンデンサ, 高調波補償
アブストラクト本論文では,はじめに,電源電流の高調波成分のみを検出するためには三相phase locked loop (PLL) により発生した電気角を電源側相電圧の電気角と一致させる必要が無いことを理論的に明らかにする.次に,先に提案したハイブリッドSVC の制御法において三相PLL により発生した電気角を電源側相電圧の電気角と一致していない場合でも良好な高調波補償効果が得られることを計算機シミュレーションにより確認する.

B-8 (パワーエレクトロニクス)
題名電圧ディップ時の電気自動車用スマートチャージャを用いた電力品質保証
著者*若杉 尽, 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校), 山田 洋明, 田中 俊彦 (山口大学)
ページpp. 174 - 175
キーワード単相3線式配電方式, 電圧ディップ

B-9 (計測・制御)
題名テラヘルツ波ケミカル顕微鏡を用いた肺癌細胞検出技術の開発
著者*葭田 勇一, 佐藤 孝祐 (岡山大学大学院 ヘルスシステム統合科学研究科), 井上 博文 (岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科), 王 璡, 堺 健司, 塚田 啓二, 紀和 利彦 (岡山大学大学院 ヘルスシステム統合科学研究科)
ページpp. 176 - 178
キーワードテラヘルツ, テラヘルツ波ケミカル顕微鏡, 肺腺癌培養細胞, フェムト秒レーザー
アブストラクト近年,がん疾患に対してゲノムに基づいた診断が行われるようになっている.この際,一定水準を満たす検体組織が必要となる.そこで,検体組織の観察が行うことで,その判断をしている.しかし,検体組織を観察するための処理に時間を要することや技量によって結果が左右されるといった課題がある.そこで,テラヘルツ波ケミカル顕微鏡(TCM)を用いて,課題解決に取り組んでいる.本研究では肺腺癌培養細胞の検出を行い,最適な肺腺癌培養細胞の検討を行った.その結果,固定処理をした肺腺癌培養細胞を用いることで,テラヘルツ波強度の変化量が2.3~2.6倍上昇することが確認できた.そのため,固定処理をした肺腺癌培養細胞が最適であることが示された.

B-10 (計測・制御)
題名小動物の探知を想定した超音波レーダシステムの開発
著者*冨木田 悠生, 川久保 貴史 (香川高等専門学校電子情報通信工学専攻)
ページpp. 179 - 181
キーワード超音波センサ, Aruduino, processing
アブストラクト近年,ネズミやイタチ,ハクビシン等の様々な野生動物(害獣)が家屋の屋根裏や床下に住み着く事例が発生している.これらの害獣は,騒音や悪臭の原因となり,家屋の腐食や破壊,住民への健康被害を引き起こす可能性がある.害獣による被害を防ぐには,これらの動物が家屋内のどこに生息しているか,また,その入出経路を調査し,駆除する必要がある.本研究では,これら家屋に潜む害獣の探査を目的とし,超音波センサを2つ用いて2つのレーダから位置推定するシステムの開発を試みた.また,超音波は人間には聞こえない音波であるが,ネズミ等の動物には聞こえることが知られている.そのため,超音波を用いることで害獣の家屋への立ち入りを未然に防ぐことも期待できると考えた.

HISS 優秀研究賞
B-11 (計測・制御)
題名音響信号データの内積計算に基づくジブクレーン振れ角推定
著者*堀江 直貴, 中本 昌由, 山本 透 (広島大学)
ページpp. 182 - 185
キーワードジブクレーン, 3マイクロホン, 屋外実験, 内積, 振れ角推定

B-12 (計測・制御)
題名Improvement of Laser-tracking Algorithm for Spectral Sensing with Free Space Optics and its Performance Evaluation
著者*Tomohiro Shinki, Naoki Kagawa (福山大学)
ページpp. 186 - 187
キーワードAlgorithm, beam, arc, translation, rotation
アブストラクトWe develop a system for measuring the concentration of greenhouse gases in the air and communicating as the free space optics, simultaneously. The core technology of the system is the ray-tracking. In this paper, we report a developed algorithm for tracking beams with the same angular velocity even if different optical path lengths, i.e. radius of curvature.

B-13 (電磁波工学)
題名RF-DC 変換回路におけるダイオードの効率測定
著者*梅若 豊治 (岡山大学 工学部電気通信系学科), 小林 健輔, 藤森 和博 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
ページpp. 188 - 189
キーワード無線電力伝送, レクテナ, RF-DC変換回路
アブストラクト無線電力伝送に使用される高効率なRF-DC変換回路において,ダイオードの動作インピーダンスを測定するため,ダイオードの最高効率を測定した.

B-14 (超電導工学)
題名ホール素子を用いることによる超伝導テープ線材の接続抵抗の測定方法の検討
著者*大西 敬介, 上野 優介, 原田 直幸 (山口大学大学院創成科学研究科)
ページpp. 190 - 192
キーワード超伝導, コイル
アブストラクト酸化物超伝導テープ線材は,液体窒素や冷凍機で冷却する超伝導コイルに用いられている.これらのコイルを永久電流モードで運転する場合,超伝導テープ線材間の接続は重要な技術である. 本研究では,超伝導テープ線材を用いてコイルを作製し,液体窒素中のコイルに電磁誘導により電流を流し,コイルで発生する磁場の変化をホール素子を用いて測定し,その時間変化から時定数を求め接続抵抗を評価する方法の検討を行った.また,コイルの接続部に発生する電圧から接続抵抗を求め,比較した.

B-15 (LSI)
題名網膜に基づく動き検出回路の低消費電力化
著者*福田 有沙, 西尾 公裕 (津山工業高等専門学校 総合理工学科)
ページpp. 193 - 195
キーワードアナログ回路, ディジタル回路, 網膜, 動き検出, 画像処理
アブストラクト本研究では,網膜に基づく動き検出回路の低消費電力化を試みた.生体の視覚システムは,個々の神経細胞が並列に処理することで高速に処理することができる.網膜では,暗闇の環境でもエッジ検出や動き検出を可能にしている.生体の視覚システムに基づくことで,新しい画像処理システムの実現が期待できる.これまでに,網膜に基づき動き検出回路を考案してきた.この回路は,基本回路を一次元または二次元に配列することで動き検出を可能にする.本研究では,動き検出回路を低電流で動作させることで,低消費電力化を試みた.考案した回路は,電子回路シミュレータ(SPICE)を用いて評価し,良好に動作することを確認した.

B-16 (通信工学)
題名蓄積一括信号処理による干渉信号の電力の影響を踏まえた分離性能評価
著者*平川 拓志, 西山 徹, 中家 翔, 冨里 繁, 田野 哲, 上原 一浩 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 196 - 198
キーワードIoT/M2M端末, 干渉, 信号分離・復調, D/U
アブストラクト増加する無線機能を搭載したデバイスの無秩序な通信により,信号の干渉が起こる課題が考えられている.本稿では既存技術では困難な干渉を受けたIoT/M2M端末信号の分離,復調を可能とする蓄積一括信号処理技術の確立を目指し,同期検波を用いる従来の信号分離・復調方法と,提案されている特徴量復調法について,干渉信号の電力の影響を踏まえ分離・復調性能を計算機シミュレーションで評価した.その結果,D/Uが-3dBにおいて8PSK信号は両復調法で分離可能であるが,16QAM信号は従来手法では分離不可能に対して提案手法では分離可能となり,提案技術の優位性を確認した.またSTFTにおける窓幅,窓関数の変更によりD/Uが-10dBでも分離可能となることを明らかにした.

B-17 (通信工学)
題名Dive into Convolutional Neural Network with Constellation Diagram for Automatic Modulation Classification
著者*Yutao Liu, Toru Nishiyama, Shigeru Tomisato, Kazuhiro Uehara (岡山大学自然科学研究科)
ページpp. 199 - 203
キーワードAutomatic Modulation Classification, Convolutional Neural Network, Constellation Diagram
アブストラクトAutomatic Modulation Classification (AMC) of the transmitted signals remains a challenging area in modern intelligent communication systems such as cognitive radio system. There are some problems such as low efficiency and low accuracy for traditional classification systems. Therefore, we propose a new system for AMC using Convolutional Neural Network (CNN) with constellation diagrams in Additive White Gaussian Noise channel and use the trained model to achieve modulation recognition with constellation diagrams. After using new CNN models, improved input image size, number of dropout layers and simulation hyperparameters, we have achieved high efficiency and high precision recognition of modulation methods.

HISS 優秀研究賞
B-18 (通信工学)
題名管理外システムの干渉とシステム間電力比に応じたマルチバンド無線システム用帯域幅制御手法
著者*灰野 寛大, 冨里 繁, 上原 一浩 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 204 - 207
キーワードマルチバンド, 帯域幅制御
アブストラクトマルチバンドを用いる複数のIoTシステムが同じ周波数帯を共用する場合に,共用するシステム間の受信電力比に応じて使用帯域幅を制御したときのシステム間干渉低減効果が評価されている.しかしながら,同じ周波数帯を被干渉システムが未知である管理外システムが使用している場合,このような管理外システムからの干渉も考慮して管理下の与干渉システムの使用帯域幅を制御し,システム間干渉を低減する必要がある. 本論文では,システム間電力比と管理外システムからの干渉電力に応じてマルチバンドシステムに帯域幅制御を用いた場合の干渉低減効果を評価し,帯域幅制御の有効な適用領域を明らかにする.

B-19 (通信工学)
題名地下・地上間無線通信における基地局アンテナ高さの影響に関する検討
著者*山本 修平, 八幡 一毅, 下田 雄大, 冨里 繁, 上原 一浩 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 208 - 210
キーワード無線通信, 水道インフラ, アンテナ高さ
アブストラクトインフラ維持管理更新マネジメント技術をテーマとした研究開発の一環として,地下構造物を対象としたセンシングデータ収集が検討されている.水道インフラの老朽化の早期発見のために考案されたのが,上水道などの地下構造物に音響センサを常時設置して無線通信による構造物の状態把握を行うことである.無線通信を行う際,基地局(受信)アンテナでの受信特性の向上が必要である.本研究では,基地局アンテナ高さについて,端末からの距離に応じてアンテナ高さを適切に選ぶことにより,伝送損失を小さくできることが明らかになった.特に20m以降の遠方の場合には高さ10m〜15mに設置すると高さ約1mの場合に対し伝搬損失を約10dB以上小さくできることが分かった.

B-20 (通信工学)
題名送受協調線形化によるLED可視光通信における高効率変調の受信特性
著者*劉 正欣, 平井 啓太郎, 冨里 繁, 田野 哲, 上原 一浩 (岡山大学大学院自然科学研究科)
ページpp. 211 - 213
キーワード無線通信, 可視光通信, LED
アブストラクト本研究では,この送受協調線形化手法を適用したLED可視光通信において,高効率な変調方式である256QAMを用いた場合の受信特性改善効果を計算機シミュレーションで明らかにする.送信側のプリディストーション処理と受信側の非線形歪雑音キャンセラを組み合わせた送受協調線形化手法を用いたLED可視光通信で,高効率変調である256QAMを用いた場合の受信特性改善効果を評価した.評価結果から,送受協調線形化手法で繰り返し処理を行うことにより,256QAM使用時に可視光通信用LED回路を飽和領域で使用した場合でも,非線形歪を補償できることを明らかにした.

B-21 (通信工学)
題名RAKE受信を用いた拡散反射型同期光ZCZ-CDMA方式のBER特性評価
著者*尾崎 大, 松元 隆博 (山口大学大学院創成科学研究科), 鳥井 秀幸 (神奈川工科大学情報学部), 井田 悠太, 松藤 信哉 (山口大学大学院創成科学研究科)
ページpp. 214 - 217
キーワード光無線通信, 光CDMA方式, 光ZCZ系列セット, RAKE受信
アブストラクト近年、電波の代わりに光を使用する光無線LANが検討されており、室内光無線通信では拡散反射を利用する間接方式が望まれる。 室内光無線通信では、複数のユーザが同時にアクセス可能な多元接続方式が望まれ、これまでに光CDMA 方式が検討されているが、遅延歪みによる符号間干渉の影響を除去できない問題がある。 この問題を解決する方式として、光ZCZ系列セットを用いた光ZCZ-CDMA方式があり、これまでにBER特性の理論解析も行われている。 本論文では、ピーク値からの後続チップへの遅延波に対してRAKE 合成を行い、そのBER 特性の改善効果を計算機シミュレーションによって評価する。

B-22 (ネットワーク)
題名Rを使ったマイニングマルウェアの通信の特徴検知の試行
著者*村上 順也 (福山大学大学院工学研究科), 山之上 卓 (福山大学工学部)
ページpp. 218 - 221
キーワードR, マイニングマルウェア, セキュリティ
アブストラクト仮想通貨の価格の上昇と比例してマイニングマルウェアが増加し、感染すると利用者が知らないうちにCPUリソースを奪われることから、これを検知して除去する必要がある。ウイルス対策ソフトでは、ゼロデイアタックは検知できないため、通信の観測によってマイニングマルウェアを検知したい。本稿では、現在開発中の悪性Botnet包囲網のAgent Botで収集したパケット情報をRで分析し、マイニングウェアの特徴をもとにマイニングの動作を検知できるのではないかと仮定し、その可能性の検証を行っていることについて述べる。

B-23 (ネットワーク)
題名無線メッシュネットワークを用いた避難支援システムにおけるデータ転送方式の実験的評価
著者*藤中 宥成, 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学 大学院情報科学研究科)
ページpp. 222 - 225
キーワード無線メッシュネットワーク, 避難支援システム, ネットワークシミュレーション
アブストラクト本稿では,無線メッシュネットワークを用いた避難支援システムにおけるデータ転送方式を提案する.アクセスポイントにより無線メッシュネットワークを構築し,ユーザはそのネットワークを介して情報を共有する.ユーザはこのように共有した情報を基に最適な避難経路を計算し,その経路に従って移動する.シミュレーション実験では,ユーザの情報配信間隔を変化させることで,データ転送量における避難時間の評価を行った.結果として,本システムにおけるデータ転送方式の有効性を確認した.

B-24 (ネットワーク)
題名MANETを用いた避難支援システムにおけるユーザの移動速度を考慮した避難経路選択手法とその実験的評価
著者*山崎 樹生, 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学大学院情報科学研究科)
ページpp. 226 - 229
キーワードMANET, 避難支援システム
アブストラクト火災が発生した際,停電や通信アクセスの集中によって通信インフラが利用できない可能性がある.このような状況に対応するため,MANETを用いた避難支援システムの研究が行われている.この避難支援システムはMANETを用いて,避難者間で災害情報を共有する.そして,その情報を基に避難経路を探索し,避難者を建物外に誘導する.これまでの避難支援システムでは移動速度を考慮していなかった.そこで本研究では高齢者に移動距離の短い経路を優先して選択させ,若者に高齢者が少なく,混雑していない経路を優先して選択させる避難経路選択手法を提案する.この提案手法を評価するため,シミュレーション実験を行った.その結果,ユーザの避難完了時間を短縮することができた.

B-25 (ディジタル信号処理)
題名音声特徴量を用いたアデノイド検出のための基礎検討
著者*竹谷 英哲 (広島市立大学情報科学部), 中山 仁史, 石光 俊介 (広島市立大学大学院)
ページpp. 230 - 231
キーワードアデノイド, 声道モデル, 伝達関数, TSP信号, クロススペクトル
アブストラクト我々は非侵襲な方法として,音によるアデノイド肥大化検出の検討を行っている.本研究では三次元モデルを対象とした計測また評価を行う準備として, 円筒管モデルを基にデザインされた声道モデルを対象に伝達関数の推定精度を確認する.声道モデルに対して各手法による伝達関数を推定したところ,共振周波数の差は少なかったもののゲイン差があることが確認された.

HISS 優秀研究賞
B-26 (ソフトウェア)
題名図書案内のためのスポットライト型ポインティングシステムの提案
著者*正畑 智徳 (福山大学工学部), 武田 祐樹 (福山大学大学院工学研究科), 中道 上 (福山大学工学部), 渡辺 恵太 (エムスリー株式会社), 山田 俊哉 (NTTテクノクロス株式会社)
ページpp. 232 - 233
キーワード司書, 図書館, 指差し, ジェスチャー
アブストラクト「三密」(密閉,密集,密接)を回避し,人との接触を減らすことが求められている.図書案内において,密接については,徹底することが難しい場合がある.本研究では,スポットライト型ポインティング環境であるScale Gesture SpotLightingを提案する.提案システムは指差しジェスチャーによるポインティング操作に加え,仮想タッチパネルによるフォーカスエリアの移動・固定機能,手のひらを回転させるジェスチャーによってその場でフォーカスエリアのサイズを変更できる拡大・縮小機能から構成される.福山大学図書館にて提案システムの環境を整備し,司書が指差しによって密接を避けたまま利用者の目的とする図書を案内することが可能であることを確認した.

B-27 (ソフトウェア)
題名ソーシャルディスタンスの感覚による認識の差異
著者*眦 佳吾, 正畑 智徳, 中道 上 (福山大学 工学部)
ページpp. 234 - 237
キーワード対人距離, 可視化, 距離感覚
アブストラクト新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にだれが感染しているか分からない今,人との間隔を2m以上空けるソーシャルディスタンスという考えが求められる.本研究では人との対人距離認識の差異を検証することが目的である.Kinectセンサーを用いたSD(Social Distance)ツールを開発し,大学生61人に距離感覚の計測実験を行った.その結果,対面・横列(左:参加者)・横列(右:参加者)・縦列の隊形において,間隔距離の平均2m以上を維持できている隊形は,横列(左:参加者),横列(右:参加者)であった.このことから距離を取る際に参加者ごとに横列(左:参加者),横列(右:参加者)と縦列,対面では距離に対する認識が異なる可能性があることを明らかにした.

B-28 (アーキテクチャ)
題名適応的な経路選択を可能にした故障ノードの通過に基づく耐故障ルーティング法
著者*川副 明佳梨, 黒川 陽太, 福士 将 (山口大学大学院)
ページpp. 238 - 242
キーワードネットワークオンチップ, 耐故障ルーティング法
アブストラクト本報告では,故障ノードの通過が可能な適応的な耐故障ルーティング法を提案し,その通信性能を評価する.従来の耐故障ルーティング法では,故障ノードを迂回するのが常識であったが,近年,通過することが可能な新たな手法が提案された.しかし,この手法(本報告ではPassge-Yと呼ぶ)では,パケットの出発地と目的地が決まると,途中経路が一意に固定される決定的なルーティングを行うため,輻輳を回避できず,レイテンシが大きくなる問題がある.提案手法では,既存の適応的な手法とPassge-Yを併用し,仮想チャネルを用いてデッドロックの発生を防止するルーティングルールを定義する.評価により,Passge-Yと比較して,平均レイテンシを約21.5%削減可能であることを明らかにした.

HISS 優秀プレゼンテーション賞
B-29 (パターン認識)
題名超音波画像を用いた肝硬変診断のための CNNのMultiple Instance Learning法
著者*田尻 圭亮, 藤田 悠介 (山口大学大学院創成科学研究科), 三谷 芳弘 (宇部工業高等専門学校), 浜本 義彦 (山口大学大学院創成科学研究科), 瀬川 誠 (山口大学医学部), 寺井 祟二 (新潟大学大学院医歯学総合研究科), 坂井田 功 (山口大学大学院医学系研究科)
ページpp. 243 - 247
キーワード超音波画像, 肝硬変, 畳み込みニューラルネットワーク, Multiple Instance Learning
アブストラクト超音波画像を用いた肝硬変診断のための定量的な評価法の確立が求められている.筆者らのこれまでの研究では,Gabor特徴による特徴抽出およびBayes2次識別関数による識別を行っているが,より有効な特徴量の抽出と識別器の設計を目的として,深層学習モデルを適用する.本識別問題では,被験者単位でクラスラベルが付与された学習データを用いて識別モデルを構築するため,CNNでの識別対象となるROIのクラスラベルがあいまいな状況で,CNNの学習を行わなければならない.そこで,本稿ではCNNの学習にMultiple Instance Learningの手法を取り入れた学習方法を提案し,本手法の有効性を評価した実験について報告する.

B-30 (論理設計)
題名アプリケーションの要求精度に応じたハイブリッド近似乗算器設計の実験的考察
著者*芦田 満喜, 溝端 亮雅 (広島市立大学情報科学部), 市原 英行, 井上 智生 (広島市立大学大学院情報科学研究科)
ページpp. 248 - 251
キーワード近似乗算, 補正ビット, ハイブリッド近似乗算器, LC加算器, NC加算器
アブストラクト動画像処理や機械学習では,計算において多少の誤差を許容できる場合がある.そのため近年,計算結果の誤差を許容することで,回路の面積削減,高速化,消費電力低減を目指す近似演算が注目されている.2つの異なる構造の近似加算器を組み合わせることで,アプリケーションが要求する精度に適切に応じることが可能なハイブリッド近似乗算器が提案されている.本研究では,このハイブリッド近似乗算器を対象に,2つの近似加算器の組合せの方法について実験的考察を行い,アプリケーションの要求精度により適したハイブリッド近似乗算器を議論する.

B-31 (並列処理)
題名Superpixelに基づく移動物体抽出手法のGPUによる高速化
著者*万野 右幹, 福士 将 (山口大学 大学院創成科学研究科), 阿部 亨 (東北大学サイバーサイエンスセンター)
ページpp. 252 - 256
キーワードGPU, Superpixel, SLIC, 背景差分, 移動物体抽出
アブストラクト本報告では, Superpixelに基づく移動物体抽出手法の高速化を目的として, GPUによる並列化手法を提案する. 対象とする抽出手法では, Superpixelと呼ばれる物体の輪郭に沿った小領域を生成し, Superpixel単位で入力画像と複数の参照画像との比較を行うことで, カメラの変動や明るさの変化に頑健な抽出を可能とする. しかし,Superpixelの生成には必要な計算が多く,処理時間がかかるという問題がある. 提案手法では,Superpixelの生成数分のクラスタを作成し, Superpixelの生成処理が個々のクラスタの重心単位で行われることに着目した. 重心とクラスタ内の各画素との距離を求める計算において, 計算領域を部分領域として分割して,部分領域ごとにGPUのコアに割り当てることで, 細粒度な並列処理を行う. 評価を行った結果,逐次処理と比較して, 最大で約65\%の処理時間の削減が可能であることを明らかにした.

B-32 (並列処理)
題名ボクセルベースの多眼ステレオ法に対するGPUを用いた高速化
著者*庄島 直希, 福士 将 (山口大学 大学院創成科学研究科), 阿部 亨 (東北大学 サイバーサイエンスセンター)
ページpp. 257 - 260
キーワード並列処理
アブストラクト本論文では,ボクセルベースの多眼ステレオ法に対するGPU(Graphics Processing Unit)を用いた高速化手法を提案する. 提案手法では,各ボクセルに必要な処理をGPUの各コアに分配することで,細粒度な並列処理により,高速化を図る. 一般的なPCに搭載されているマルチコアCPUに比べ,GPUは大量のコアが搭載されているため,CPUで実現可能な並列数よりも,多くの並列数を可能にした. 性能評価により,CPUで逐次処理した場合と比較して,最大で処理時間を約98%削減可能であることを示した. この結果は,提案手法が,ボクセルベースの多眼ステレオ法を安価に高速に行う用途に有用であることを示している.

B-33 (情報その他)
題名要配慮者を対象とした垂直避難状況把握システムの開発
著者*藤井 駿, 瀧本 浩一 (山口大学 大学院 創成科学研究科)
ページpp. 261 - 264
キーワード垂直避難
アブストラクト近年集中豪雨が我が国にたくさんの被害をもたらしている。河川氾濫などにより、逃げ遅れた避難者が死亡している。水災被害に限らず地震などの災害においても建物の下敷きになるなど避難が出来ずに亡くなられる方が多い。その中でも要配慮者など避難が困難な方の死亡率が高いのが現状である。日本は災害が多く、今まで様々な対策が考えられてきた。地震に対する避難(水平避難)は様々な対応が考えられ対策されているが、水災に対する避難(垂直避難)についてはあまり対策がなされていない。 そこで本研究では主に要配慮者を対象とし、特に垂直避難に重きを置いた避難把握アプリケーションの開発を行った。

B-34 (情報その他)
題名Web面接における評価過程の導出支援手法の検討
著者*山本 拓真, 中道 上 (福山大学工学部情報工学科)
ページpp. 265 - 268
キーワード印象, インタビュー, リモート, オンライン, 採点
アブストラクト本研究では,被面接者がWeb面接で改善すべきポイントを理解するため,面接官の評価過程の導出方法を提案する.模擬Web面接実験を行い,面接官の評価変化を把握することが難しいことが明らかとなった.評価変化の時間とその要因を求めるために評価過程の導出支援手法について検討した.評価過程導出は1)評価変化のキー入力記録,2) 評価過程グラフの生成,3) 評価過程グラフにもとづくインタビュー,の 3つの手順から構成される.評価過程導出手順によって面接官による評価変化を明らかにすることが期待される.

HISS 優秀研究賞
B-35 (情報その他)
題名疫学データを用いた主成分分析による骨折リスクの要因抽出と予測マップの構築
著者*河越 祐太 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科博士前期課程工学専攻), 櫛田 大輔 (鳥取大学工学部(クロス情報科学研究センター)), 松本 浩実 (川崎医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科)
ページpp. 269 - 272
キーワード骨折, 主成分分析, FRAX, 骨密度, 骨折リスク予測マップ
アブストラクト骨折を招く原因を探るため,鳥取大学医学部保健学科と川崎医療福祉大学では,鳥取県日野郡日野町の高齢者468 名を対象に,骨折に関する疫学データとして397 の検査項目を取得してきた.本論文は,取得した疫学データに対して主成分分析を用いることで,骨折と関係性の高い検査項目を抽出した.骨折リスクの要因は,男性では筋肉量,体脂肪率,歩行能力であり,女性では脂肪量・筋肉量,脚点,歩行能力であった.これらの骨折リスクの要因に基づいて,骨折リスク予測マップを作成した結果,骨折リスクが高い被験者は,男性の場合は筋肉量が少なく,体脂肪率が低いこと,女性の場合は脂肪量・筋肉量が少なく,歩行能力が低いことが示唆された

B-36 (情報その他)
題名EMG の周波数成分と身体的特徴の影響調査
著者*角脇 永吉 (鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科), 櫛田 大輔 (鳥取大学 工学部(クロス情報科学研究センター))
ページpp. 273 - 277
キーワードEMG, 筋線維使用割合, Type I(遅筋線維)), Type IIb(速筋線維)), 身体的特徴
アブストラクト筋肉回復のためのリハビリテーションや筋肉トレーニングにおいては,筋の評価が欠かせない. 一般的には理学療法に基づくリハビリタスクやスポーツ理論等に基づいたトレーニングが行われている. 筋疲労については,EMGの周波数解析を通して筋線維タイプの活動割合から筋疲労を推定する方法を提案していたが,筋線維タイプの活動割合は個人差が大きく,推定精度に問題があった. 本論文では,身体的特徴が筋疲労時の筋線維タイプの活動割合に影響を与える原因と仮定し,その仮説の実証を行った.4種類の身体的特徴と筋活動電位の関係を調査した結果,体脂肪率が筋線維タイプの活動割合に関わっていることを見出した.

B-37 (情報その他) (英語プレゼンテーション)
題名Biometric Authentication Using Evoked EEG by Invisible Visual Stimulation 〜Effect of Splitting the Waveband for Synchronization of Scalograms〜
著者*Md Atikur Rahman, 三宅 崇弘 (Graduate School of Sustainability Science, Tottori University), 中西 功 (Faculty of Enigneering、Tottori University)
ページpp. 278 - 281
キーワードBiometric authentication, Electroencephalogram (EEG), Invisible visual stimuli, Tine-frequency analysis, Scalogram
アブストラクトElectroencephalogram (EEG) signals of a brain attract for biometric authentication recently. This document presents a study on the suitability of induced electroencephalograms (EEGs) for implementing high-quality, practical, real-time biometric authentication systems. We use an evoked electroencephalogram (EEG) by invisible visual stimulation. In a previous study, by using Euclidean distance matching, the equal error rate (EER) was 9.4 %. In this study, we applied the concept of splitting the alpha band into three sub-bands for synchronizing scalogram and applied time-frequency analysis. We found that verification performance is improved significantly, and the best and smallest EER is 4.6 %.

B-38 (アルゴリズム) (28日のみ発表)
題名単位超球面上で一様な参照点に基づくNSGA-IIIによる多数目的GPの検討
著者*竹内 晴人, 森保 駿也, 大木 誠 (鳥取大学工学部)
ページpp. 282 - 285
キーワード多数目的GP, 多数目的最適化, 参照点, 多次元超球面, NSGA-III
アブストラクトGPにおける最適化対象の構造データすなわち木構造に対して、木構造サイズや個体集合内の多様性に関する目的を追加すると、多目的GP問題が得られる。このようにGPを多目的化することで、ブロート抑制やパレート木構造集合の多様性獲得が期待できる。本研究では、木構造の目的が複数個あり、しかもその個数が4個以上である多数目的GPに関して検討する。最適化アルゴリズムとしてNSGA-IIIを採用し、多次元単位超球面上に粗密を考慮しながらランダムに配置した参照点集合の生成法を提案する。有効性の比較検証には、GPが生成した解析関数によってアイテム選択ベクトルを与え、これを多数目的ナップサック問題に適用するGPベンチマークを用いる。

HISS 最優秀高校生プレゼンテーション賞
B-39 (高校生セッション)
題名電気工学に興味を持つ女子学生を増やす活動の検討
著者上田 結月, 上村 美織, 池田 風花, 日 良和 (宇部工業高等専門学校)
ページpp. 286 - 287
キーワード電気工学, 女子学生
アブストラクト近年,「理系女子」が注目を集める機会が増えてきている. 本論文では,大学や工学系に占める女子学生の割合および「理系女子」の動向を調査し,今後女子学生が少ない電気工学分野に女子学生を増やす,また,女子小中学生に興味を持ってもらえるように行ってきた活動について報告する.さらに,本活動を知ったことで,電気工学科に入学した女子学生の意見から今後の課題について検討をしたので報告する.


[セッション表へ]

セッション Cl  閉会式
日時: 2020年11月29日(日) 12:40 - 12:55
部屋: オンラインルーム


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セッション Bq  交流会(表彰式、懇親会)
日時: 2020年11月29日(日) 13:45 - 15:15
部屋: オンラインルーム