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平成23年度 (第62回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 1203  12. 光・量子エレクトロニクス-(2)
日時: 2011年10月22日(土) 13:00 - 14:18
部屋: Nexus21 608室 (→地図)
座長: 増田 浩次 (島根大学)

12-7 (時間: 13:00 - 13:13)
題名Electrical Characteristics of SMA Fiber for Optical Fiber Switch Applications
著者*Nor Farhani, Terumi Nobuyoshi (Okayama University of Science)
Pagep. 325
Keywordoptical switch, SMA fiber, martensite, austenite

12-8 (時間: 13:13 - 13:26)
題名アッベ数による近赤外域分散特性
著者信吉 輝己, *Abdul Nasir Abd Ghafar (岡山理科大学大学院/電子工学専攻)
Pagep. 326
Keywordアッベ数, コーシー近似, 屈折率分散, 近赤外領域, 光学材料
Abstract近年、低損失・広帯域・小形な光ファイバー集積デバイスの開発が重要な課題となっている。本報告では光学材料のパラメータであるアッベ数νとd線屈折率ndを用いて波長分散を表すために波長と屈折率の関係をコーシー近似でフィッテングを行う。しかし、コーシー式を用いると、実際の表すガラスデータが近 赤外線の波長域から誤差が大きくなる。従って、近赤外域において近似精度を上げるため、ここでは改良型コーシー近似について検討を行う。

12-9 (時間: 13:26 - 13:39)
題名水素化窒化炭素薄膜の温度変化による光学特性の変化に関する研究
著者*前島 悠佑, 牧野 浩樹, 山下 佑樹 (津山工業高等専門学校 電気電子工学科), 亀友 健太 (岡山理科大学 理学部), 佐竹 聖樹, 山本 伸一 (龍谷大学 理工学部電情報学科), 澤畠 淳二, 西尾 公裕, 中村 重之 (津山工業高等専門学校 電気電子工学科), 財部 健一 (岡山理科大学 理学部), 伊藤 國雄 (津山工業高等専門学校 電気電子工学科)
Pagepp. 327 - 328
Keywordアモルファス
Abstract近年、蛍光灯に代わる光源としてLEDは注目されている。LEDは、現在主に使用されている蛍光灯とくらべると長寿命という特徴があり、蛍光灯のように水銀などの有害化学物質を含んでいないので地球環境保護にも役立っている。このように、LEDは長寿命・省エネ・省資源と優れた性能を持っていて、将来的には蛍光灯や白熱電球に代わる次世代の照明用光源として期待されている。 近年、アモルファス窒化炭素(a-CNx)はフォトルミネッセンス(PL)、エレクトロルミネッセンス(EL)などの光学特性が報告されている。このことからa-CNxは白色発光素子の材料として期待されている。 この研究では、a-CNx:H薄膜を、ECRプラズマCVD装置を用いて作製し、それに対する光学的評価、さらに温度による光学的評価の変化を調べ、白色発光素子へ応用していくことを目的とする。

12-10 (時間: 13:39 - 13:52)
題名白色LEDを目指した水素化窒化炭素薄膜に関する研究
著者*山下 佑樹, 牧野 浩樹, 前島 悠佑, 澤畠 淳二, 西尾 公裕, 中村 重之 (津山工業高等専門学校 電気電子工学科), 財部 健一 (岡山理科大学 理学部), 伊藤 國雄 (津山工業高等専門学校 電気電子工学科)
Pagepp. 329 - 330
Keyword水素化窒化炭素薄膜
Abstract近年、アモルファス窒化炭素(a-CNx)の光学特性においてPL,CL,EL等が報告されている。2003年にはR. Reyesらが、RFスパッタ装置で作製された素子で、ELで青白発光が確認されたという報告を行った。しかしa-CNx の発光は赤色成分が不足していることが分かっている。H.K.Jangらは、水素を導入したa-CNx:Hによって、PLで赤色成分が出たとの報告を行った。CNx:H薄膜はシリコン基板上に成長できることから、現在の白色LEDの課題であるコスト、放熱性、演色性などを克服できると考えられる。最終目的は白色LEDの作製であるが、今後のpn接合に必要な、N型CNx:Hとなる半導体の作製のため、硫黄(S)をドープした窒化炭素薄膜の成長を行い、その光学特性の評価を行うことを今回の目的とした。

12-11 (時間: 13:52 - 14:05)
題名擬似スタジアム型半導体レーザにおける軸モードおよびリングモードの最低次モード発振
著者*福嶋 丈浩 (岡山県立大学/情報工学部), 砂田 哲, 原山 卓久 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所), 坂口 浩一郎, 徳田 安紀 (岡山県立大学/情報工学部)
Pagep. 331
Keyword擬似スタジアム型共振器, 半導体レーザ, 軸モード, リングモード
Abstract2つの曲面ミラーと2つの側壁ミラーで共振器が構成される擬似スタジアム型半導体レーザには,共振器の軸に沿ってビームが伝搬する軸モードと菱形の周期軌道に沿ってビームが伝搬するリングモードが存在する.これらのモードは,出力ビームの向きが大きく異なることからビームスイッチング素子へ応用が期待されている.今回,共振器の軸に沿った直線状の電極と周期軌道に沿った菱形の電極を設けた2種類の半導体レーザについて,軸モードとリングモードの最低次モードをそれぞれ選択的に励起することが出来たので,その結果について報告する.

12-12 (時間: 14:05 - 14:18)
題名プラスチック光ファイバを用いたセンサの基本検討
著者*黒田 太一 (松江工業高等専門学校 電気工学科), 廣戸 渉 (中国日立(株)), 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校 電気工学科)
Pagep. 332
Keywordプラスチック光ファイバ, POF, 光センサ
Abstractプラスチック光ファイバのセンサへの応用技術である。光ファイバの特性を生かした接触センサや濡れセンサへの適用をねらいとし、その基本特性について述べている。