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平成23年度 (第62回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0902  27. 計算機応用-(2)
日時: 2011年10月22日(土) 10:30 - 11:35
部屋: Nexus21 511室 (→地図)
座長: 高藤 大介 (広島大学)

27-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名レーザスキャンデータの圧縮方法の検討
著者*福間 淳人 (岡山理科大学工学研究科情報工学専攻), 島田 英之, 島田 恭宏, 大倉 充 (岡山理科大学工学部情報工学科), 吉川 慶 (ウエスコ地理情報事業部)
Pagep. 244
Keywordレーザ計測, 圧縮
Abstract近年、測量手段として、従来の地上固定式レーザ計測に加え、車両や航空機による移動レーザ計測も急速に普及しつつある。レーザスキャンで得たデータは膨大なので、実業務では汎用のファイル圧縮ツールが用いられる。しかし、ファイル全体が圧縮された状態では一部分の抜粋が難しく、小規模な携帯端末での扱いや、ネットワーク経由のストリーミング配信には向かない。そこで、レーザスキャンにより得た点群の空間的性質を利用し、十分な精度を維持したままデータ圧縮する方法を検討した。

27-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名モバイル端末上での実画像と点群データの重畳表示
著者*宮崎 恵司 (岡山理科大学工学研究科情報工学専攻), 島田 英之, 島田 恭宏, 大倉 充 (岡山理科大学工学部情報工学科), 吉川 慶 (ウエスコ地理情報事業部)
Pagep. 245
Keywordモバイル端末, 3次元点群, 表示
Abstractスマートフォンに代表されるモバイル端末の隆盛に伴い,撮影した場所に応じた情報がリアルタイムに表示されるセカイカメラなどのサービスも現れた。一方では,近年,測量のための新たな手段として航空機や車両による移動レーザ計測が積極的に導入され,各地の精密な3次元計測データの蓄積が進みつつあり,これを用いた新たな空間情報サービスも期待される。そこで本研究では,3次元計測で得られた膨大な点群データを,モバイル端末で撮影中の風景に重畳表示するための枠組みについて検討する。自然災害や施工の前後の様子を現地で比較したり,施工後の状態を端末から入力してサーバ上の施工前の測量データを更新したりする用途が考えられる。

27-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名3次元交叉を導入したVLSI初期配置手法
著者*上田 真琴, 太田 雅也 (広島工業大学大学院工学研究科), 大村 道郎 (広島工業大学工学部)
Pagep. 246
Keyword3次元VLSI, 初期配置, 遺伝的アルゴリズム, 3次元交叉
Abstract近年,VLSIの多機能化,高集積化を目的に,3次元VLSIの研究が行われている.本研究では,3次元VLSI初期配置問題に対し,3次元交叉を導入することにより,配線長の総和を最小化する遺伝的アルゴリズムを提案する.実験の結果,通常の順序交叉に比べ,平均22.3%改善することができた.

27-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名3次元VLSIフロアプラン手法
著者*山縣 信也, 中川 達也 (広島工業大学大学院工学研究科), 大村 道郎 (広島工業大学工学部)
Pagep. 247
Keyword3次元VLSI, フロアプラン
Abstract近年,VLSIの多機能化,高集積化を目的に,3次元VLSIの研究が行われている.本研究では,3次元VLSIフロアプラン問題に対し,接合面の大きさが揃っているモジュールを優先して接合していくことにより,チップ体積を最小化するフロアプラン手法を提案する.実験の結果,比較手法と比べて平均41.2%改善することができた.

27-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名公共交通機関利用援助システムの開発に関する研究 〜 探索経路の分割による高速な経路探索の実現 〜
著者*福田 暁, 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagepp. 248 - 249
Keyword経路探索, バス路線, 経路分割, 公共交通機関, ダイクストラ