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平成23年度 (第62回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0801  28. 教育・研究-(1)
日時: 2011年10月22日(土) 9:00 - 10:05
部屋: Nexus21 510室 (→地図)
座長: 竹野 英敏 (広島工業大学)

28-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名ネットワークを用いた遠隔学校間ラジコンカー制御授業
著者*樫本 正太 (岡山商科大学大学院 商学研究科), 小松原 実 (岡山商科大学), 中原 修二 (岡山市立妹尾中学校)
Pagepp. 201 - 202
Keywordラジコンカー, インターネット, コンピュータ制御, 遠隔教育, TV電話
Abstract本研究ではインターネットを通して中学校と大学を結び、中学校の技術科の授業において遠隔操作でラジコンカーを制御する遠隔学校間授業を実施し、実験的に本システムを運用した。双方の会場に設置してある2台のWebカメラによりラジコンカーのコース映像と会話用の映像を双方向インターネットTV電話で相手側に送信する。生徒は会話の映像で補助者と交流し、大型スクリーンに映し出されたコース映像を確認しながら大学のコース走行を行った。その結果、TV電話の映像を通して大学側のラジコンカーの遠隔制御を生徒が行うことが可能であることが確認できた。

28-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名2次元バーコードを用いた科学技術教育用ラジコン制御システム
著者*清水 智美 (岡山商科大学大学院 商学研究科), 小松原 実 (岡山商科大学 経営学部)
Pagepp. 203 - 204
Keyword科学技術教育, 制御, 体験, 二次元バーコード, ラジコン
Abstract子供たちに科学や情報技術に興味を持たせることができるよう,安価なラジオコントロール方式の組み立て玩具を教材として用い、これを動かすデータを子供たち自身が作成し、PCで制御するシステムを開発した。データの作成は2次元バーコード(QRコード)を利用し、作成したデータをホワイトボードに貼り付けるという作業で行った。これを実際にイベントにおいて試験運用を実施した。ホワイトボードを利用することで、キーボードを操作する必要なく低年齢層の子供にも十分に利用可能であった。

28-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名SNSの登録数から見た受講態度と成績の自己評価の関係
著者*中村 勇太 (広島国際大学)
Pagepp. 205 - 206
KeywordSNS, SNSの登録数, 受講態度, 成績の自己評価

28-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名VOD講義のPowerpointと発話に対する難易度評価手法
著者*木藤 善信, 中西 聖明, 木村 祐介 (岡山理科大学院), 椎名 広光, 北川 文夫 (岡山理科大学)
Pagepp. 207 - 208
Keyword日本語難易度, VOD, 日本語能力検定

28-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名情報基礎教育におけるCSアンプラグド教材の開発−コンピュータウイルスの波及と防御を体験するゲームの制作ー
著者*松本 汐路, 小川 仁士 (県立広島大学経営情報学部)
Pagepp. 209 - 210
Keyword情報教育, 教材開発, アンプラグド, ウイルス, ゲーム
Abstract大学の情報基礎教育においては,単にコンピュータなど既存の情報通信機器の使い方を教えるのみでなく,そこに使われている情報科学技術の要点をも教える必要がある。しかしながら,従来の座学に頼った授業形態では,学生の学習意欲をかなり高めない限り十分な教育効果を期待することはできない。本研究では,情報科学技術の教育効果の向上を目指し,学生が自ら体験し考察することのできるアクティビティ中心の授業を行うことを前提に,実際の授業の中で利用可能な教材の開発を行った。具体的には,コンピュータウイルスの波及とウイルス対策ソフトの防御の仕組みをボードゲーム形式で体験学習できる教材を開発し,実験を通して有効性を検証した。