題名 | PA法を適用した共存型GAを用いた看護師勤務表の最適化に関する検討 |
著者 | *金城 秀彬, 田中 直文, 中嶋 亮輔, 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻) |
Page | p. 162 |
Keyword | 看護師勤務表問題, 共存型GA, ペナルティ関数調整アルゴリズム |
Abstract | 現在、多くの総合病院では看護師勤務表の作成は、看護師長などの管理者によって人為的に行われている。看護師勤務表を作成する際には,多くの要件を考慮する必要があるため、多大な労力と時間を浪費している。これに対し、計算機を用いて勤務表を自動作成することにより労力の削減を試みる研究が行われている。本研究では共存型遺伝的アルゴリズム(共存型GA)を用いて最適な勤務表の作成を行う。また特定のペナルティ関数に対し、係数の自動調整を行うアルゴリズムについて検討する。 |
題名 | 共存型GAによるナース・スケジューリングの対話型手法を用いた解の修正 |
著者 | *渡部 総一郎, 山内 仁, 金川 明弘 (岡山県立大学/情報工学部) |
Page | pp. 163 - 164 |
Keyword | ナース・スケジューリング, 共存型GA, 対話型手法 |
Abstract | 大規模な病院における看護師の勤務表作成は,多種多様な制約を考慮せねばならず,作成者(主任看護師)の大きな負担となっていた.作成者の労働負荷軽減のために計算機による看護師勤務表作成の補助が行えるようナース・スケジューリング問題として定式化され,共存型GAによってある程度の成果を出していた.しかし計算機によって解を求める際に,労働基準法に基づく制約条件などを満たす解を得ることはできるが,作成者の感覚によって定められる部分を反映するには計算機と作成者が対話を行いながら解を作成することが望まれる.本研究では,そのような作成者の感覚を反映する対話型手法を用いて共存型GAによって得られた解の修正法を提案する. |
題名 | GPを用いた英日翻訳パターンの自動生成 |
著者 | *植村 亮之, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院) |
Page | p. 165 |
Keyword | 遺伝的プログラミング, 英日翻訳 |
題名 | 人的資源管理システムによるヨーロッパとアジアの 派遣要員の適性の比較 |
著者 | *南 嘉一 (鳥取大学工学部知能情報工学科知識工学), 小谷 悠太 (鳥取大学大学院工学研究科), 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学) |
Page | p. 166 |
Keyword | 人的資源管理, GP, 最適化 |
題名 | 自己組織化マップを用いた遺伝的アルゴリズムとその探索過程の可視化 |
著者 | *植田 祥明, 久保田 良輔 (宇部工業高等専門学校) |
Page | pp. 167 - 168 |
Keyword | 遺伝的アルゴリズム, 自己組織化マップ, 再生 |
Abstract | A new reproduction method of a real-coded genetic algorithm (RCGA) is presented. The proposed reproduction employs a self-organizing map (SOM) to maintain a genetic diversity of population and to visualize a complexity of cost function. In the proposed method, the chromosomes of next generation are generated by the learning of the modified SOM. The effectiveness and the validity of the proposed method are verified by applying it to optimization problems of continuous benchmark functions. |
題名 | タイプ2ファジィ真理値の光による表現について |
著者 | *木下 亮 (広島工業大学大学院), 荒木 智行, 玉野 和保 (広島工業大学) |
Page | pp. 169 - 170 |
Keyword | ファジィ真理値, タイプ2ファジィ真理値, ファジィ論理, 光情報処理 |
Abstract | ファジィ集合の概念が提出された直後からファジィ論理の研究が盛んに行われてきた.それらの研究の中では,タイプ2のファジィ真理値が重要な役割を果たしてきている. 著者らは,これまで向殿,菊池により提案されたファジィインターバル論理(FIL),小田により提案された超論理空間(HLS)の区間真理値の表現として,Mizrajiのベクトルファジィ真理値,RamotらやDickの複素ファジィ真理値の概念を導入した表現の研究を行ってきた.本稿ではさらに,台形真理値,言語真理値など主なタイプ2ファジィ真理値の表現としてのベクトル表現を考察する. また,本稿では,近年,長距離通信やICチップ内のデバイス間の通信手段として有効であると注目されている光通信で,タイプ2ファジィ真理値を2値論理の近似ではなく,物理的に測定可能な光ファジィ量として表現する手法を提案する.これらを発展させて複素ファジィ真理値を物理的に実現させる光学的操作についても検討してゆく. |