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平成23年度 (第62回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0602  24. ファジィ・AI・GA-(1)
日時: 2011年10月22日(土) 10:30 - 11:35
部屋: Nexus21 508室 (→地図)
座長: 山内 仁 (岡山県立大学)

24-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名最大クリーク問題に対する局所探索法の頂点選択方式に関する基礎検討
著者*渡邉 好幸, 片山 謙吾, 南原 英生 (岡山理科大学)
Pagep. 157
KeywordMCP, 局所探索, 最大クリーク問題
Abstract最大クリーク問題に対する局所探索法における頂点選択方式は,局所探索法の性能を決定づける極めて重要な要素である.本研究では,従来の1頂点次数方式を拡張した隣接頂点次数累積方式(Adjacent vertices Degrees Accumulation Method: ADAM)を示し,ADAMにもとづく1-opt局所探索法の性能を検討した.

24-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名ノード配置問題に対する突然変異の検討
著者*大倉 慶一 (岡山理科大学大学院 工学研究科 情報工学専攻), 片山 謙吾, 南原 英生, 西原 典孝 (岡山理科大学 工学部 情報工学科)
Pagep. 158
Keyword組合せ最適化, ノード配置問題, 反復k-swap局所探索法, 突然変異
Abstractネットワークに関連する組合せ最適化問題の一つとしてノード配置問題(Node Placement Problem,NPP)がある.我々はNPPに対して反復 k-swap 局所探索法(Iterated k-swap Local Search,IKLS)を提案しているが,IKLS内の突然変異処理に関しては検討の余地が残されていた. そこで本論文ではIKLSのさらなる探索性能の向上を目的とした,4種類の突然変異処理を提案する.これらの突然変異処理を組み込んだIKLSの比較実験を通して,各突然変異処理の有効性を示す.

24-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名短時間労働者勤務表作成における勤務者数不足問題に関する検討
著者*田中 直文, 中嶋 亮輔, 金城 秀彬, 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 159
Keyword遺伝的アルゴリズム, 短時間労働者勤務表, 多段階最適化
Abstractパートや、アルバイトなどの短時間労働者が多く勤務しているホームセンターなどの事業所では、人によって異なる希望勤務時間帯、異なる熟練職種などを考慮して、異なる業務を労働者に割り当てるための勤務表が必要である。勤務表の作成は、現在、人の手によって作成されており、多大な時間と労力を要している。我々の調査では、1日分(50人分、11時間)の勤務時間割り当てを熟練者が作成した場合、約30分〜1時間を要することが分かった。本研究では、共存型遺伝的アルゴリズムによって短時間労働者勤務表を最適化する手法について検討する。短時間労働者勤務表の作成を計算機により自動的に行い、人的・時間的コストの削減を目指す。

24-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名GPを用いた株式短期トレンドにおける取引戦略最適化
著者*藤平 康平 (鳥取大学大学院工学研究科), 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学)
Pagep. 160
KeywordGP, 遺伝的プログラミング, 株式取引
Abstract株式取引を行う際,刻々変動する株価の中で適切なタイミングで売買を行うことが要求される.その中で投資効果を高めるためには,様々な状況を分析し,将来の株価を予測することが必要となる.また,日本市場の株価を予測するためには,日本の株式市場が開く前に既に終了した前日のアメリカ市場の動きを考慮に入れる必要がある.これは,日本の株式市場がアメリカ市場に強く影響を受けるためである.本研究では,アメリカの株価指数であるダウ平均株価,円相場を考慮に入れ株式取引を行うことで,実際に日本の株式取引に対して有効であるかを検証する.取引戦略として進化計算手法の一つである遺伝的プログラミング(GP)を用いて,短期トレンド取引を最適化することを試みた.

24-5 (時間: 11:22 - 11:35)
題名遺伝的プログラミングを用いたグローバル人的資源管理システム
著者*小谷 悠太 (鳥取大学大学院工学研究科), 木村 周平 (鳥取大学大学院工学研究), 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 161
Keyword人的資源管理, 遺伝的プログラミング