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平成23年度 (第62回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0204  26. 情報処理-(6)
日時: 2011年10月22日(土) 14:30 - 15:48
部屋: Nexus21 503室 (→地図)
座長: 松本 慎平 (広島工業大学)

26-30 (時間: 14:30 - 14:43)
題名カンファレンスプログラム編成支援Webシステムのインターフェイス開発
著者*奥本 政彦, 田岡 智志, 渡邉 敏正 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 55 - 56
KeywordWebシステム, インターフェイス, カンファレンス, セッションスケジューリング
Abstractカンファレンスの運営は,論文の投稿,査読,カンファレンスプログラムの作成など多くの作業を伴うが,運営主体の担当委員や著者などは,様々な地域に存在するため,Web システムによる作業支援が効果的である.AllConf は,そのような作業を総合的に支援するWebシステムである.また、カンファレンスプログラム自動生成モジュールは,スケジューリングコストの軽減を目的としたモジュールである 本研究では,モジュールにより生成されたカンファレンスプログラムに対する改編作業を想定したインターフェイスの開発を 行っている.本研究は,カンファレンスプログラムの改編がW eb 上で可能なインターフェイスの開発報告である.

26-31 (時間: 14:43 - 14:56)
題名C言語学習支援のためのWebプログラミング環境の開発
著者*二階堂 恵 (県立広島大学 総合学術研究科 経営情報学専攻), 宇野 健 (県立広島大学)
Pagep. 57
Keywordプログラミング学習, 内省, C言語

26-32 (時間: 14:56 - 15:09)
題名モバイルエージェントを用いた人物追跡システムの監視インタフェース開発
著者*長谷川 港 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻), 柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ株式会社), 笹間 俊彦, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)
Pagepp. 58 - 59
Keywordモバイルエージェント, 人物追跡システム, インタフェース
Abstract近年,情報漏洩が多発しており,その対策として導入されているシステムに,監視カメラを用いたセキュリティシステムがある.我々はモバイルエージェント技術を用いて監視員の負担を軽減するような人物追跡システムの研究を行っている.監視を行う際はカメラの映像が必要だが,単にカメラの映像を並べただけでは監視を行いやすいとは言えない.本研究では,監視をしやすくするための監視インタフェースを開発した.インタフェースには監視を行っている領域の見取り図や,追跡している人物の画像を用いた.今回開発したインタフェースを用いる事で,容易に監視ができるようになり,監視員にかかる負担を軽減を期待できる.

26-33 (時間: 15:09 - 15:22)
題名コミュニケーションの質を高めるスケジューリングシステムの開発
著者*三宅 佑磨, 岡田 正 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 60
Keywordスケジュール, コミュニケーション
Abstract私達が最も密にコミュニケーションが行えるのは, 実際に会う事である.しかし実際に会うには予定の調整が必要である本研究では,複数人の予定の調整に伴う労力を低減しコミュニケーションの敷居を下げ,質を高めるスケジューリングシステムの開発を行う. 本研究で扱う問題の内容に似ているものとして,ナース・スケジューリング問題があり,これは期間における勤務シフトを様々な制約の下で求める問題である.これを参考に人の日常におけるスケジューリングを考える. 今回,エージェントを扱うためProlog処理系をRubyで実装しWebサーバ上で動作させ,今後は各情報と拘束条件から重要度を算出させ完成に向け開発を行っていく.

26-34 (時間: 15:22 - 15:35)
題名複数タスク動作仕様に対する拡張ペトリネットを用いた性能検証手法の効率評価
著者*倉田 和哉, 百々 太市, 中田 明夫 (広島市立大学 大学院情報科学研究科 システム工学専攻)
Pagepp. 61 - 62
Keyword組込みソフトウェア, 性能検証
Abstract性能とリソースの制約が共に厳しく,高い信頼性を要求される組込みソフトウェア開発においては,設計モデルの段階で時間制約やリソース制約を考慮した最悪時の性能検証を行うことが有用である.本研究では,複数タスク動作仕様とリソース割り当て図を優先権付きストップウォッチペトリネット(PrSwPN)に変換し,そのモデルを用いてスループット要求を満たすか否かの検証を行う手法の提案,実装を行った.本研究で作成した自動変換ツールを用いることで,タスクグラフからPrSwPNへの変換が容易になるほか,リソース割り当てやスケジューリング方式の変更も短時間で行えるのでより良い設計を行うことができると考えられる.

26-35 (時間: 15:35 - 15:48)
題名再帰を含むプログラムに対するパラメトリック実行時間解析手法とツールの試作
著者*椛島 和宏, 中田 明夫 (広島市立大学 大学院情報科学研究科 システム工学専攻)
Pagepp. 63 - 64
Keyword組込みソフトウェア, 再利用, 実時間制約, 最悪実行時間解析, パラメータ最適化
Abstract実時間性を持つソフトウェア部品に関しては,実行時間がプロセッサなどの実行環境に依存するため,異なる環境への再利用は一般に困難である.パラメトリックプログラム実行時間解析手法を用いて,プログラムの実行時間を個々の処理の実行時間と繰り返し回数とのパラメータを用いた式の形で求めることにより,異なる実行環境においても実時間制約を満たすためのパラメータの最適化を,数理計画法を用いて容易に行うことができる.しかし,従来手法は有限オートマトンに基づいており,再帰呼び出しがあるプログラムは扱えなかった.本研究では,一般化Parikhの定理に基づき,再帰を含むプログラムを扱うことを可能にしたパラメトリック実行時間解析手法を提案する.