題名 | Kinectを用いた深度データからの手領域抽出 |
著者 | *岸根 和博, 清水 忠昭 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻) |
Page | p. 19 |
Keyword | Kinect, ユーザインタフェイス, NUI, ジェスチャ |
Abstract | 近年,新たなユーザインタフェイスとして人間の自然な動きを用いたNUIが注目されている.Kinectは安価でありながらモーションキャプチャや音声認識が可能でNUIとして有用である. 現在Kinectを用いたジェスチャ認識には,選択時に一定時間同じ場所にとどめる方法や両手を用いる方法などのNUIとして直観的でない操作が存在する.そこで本研究では,手形状と動きを用いて片手でのジェスチャ操作を目指す.本発表では,手形状認識を行うための手領域抽出を行った. |
題名 | Kinectによるプレゼンテーション支援システムの開発 |
著者 | *松澤 朋尚, 清水 忠昭 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻) |
Page | p. 20 |
Keyword | Kinect, モーションキャプチャ, ユーザインタフェイス |
Abstract | 本研究では自然かつ直感的なユーザインタフェイスの実現のため, モーションキャプチャ技術を応用してアプローチを行う. 人間の行う動作とコンピュータ操作を関連付けてスムーズな連携を行えるようにしたいと考える. そのため, 本稿ではKinectを用いて人物動作の特定から認識, コンピュータ操作を行うための基本的な機能を盛り込んだ初歩的なシステムを構築し, 評価, 考察を行い今後の課題等に触れていく. |
題名 | 部分観測マルコフ決定過程によるコンピュータシステムの省電力制御方策に関する考察 |
著者 | *宮田 諭, 岡村 寛之, 土肥 正 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻) |
Page | p. 21 |
Keyword | 部分観測マルコフ決定過程, 省電力方策, 連続時間マルコフ連鎖 |
Abstract | ユーザからのリクエストが到着するサーバ型コンピュータシステムに対して,マルコフ決定過程に基づいた省電力方策の議論がある. 杉原らは,リクエスト到着率が観測可能且つ一定である場合を考え,セミマルコフ決定過程に基づいた省電力方策を議論している. しかしながら,現実のシステムではリクエスト到着率が時間によって変化し,到着率は観測不可能である.そこで本稿では,リクエスト到着率が連続時間マルコフ連鎖で変化する到着過程に従う場合を考え,定常状態における単位消費電力当たりのシステム処理効率を最大にする省電力制御方策を,部分観測マルコフ決定過程により記述し,その最適方策について議論する. |
題名 | 上肢障害者用食事支援ロボットのインタフェース |
著者 | *久坂 哲也, 田中 幹也, 西村 悠樹, 若佐 裕治 (山口大学) |
Page | pp. 22 - 23 |
Keyword | ロボット, インタフェース, 音声, 障害者, 眼球 |
Abstract | 現在、日本の上肢障害者は年々増加傾向にあり、介護者への負担が大きいため、様々な食事支援ロボットが開発されている。しかし、それらの食事支援ロボットのインタフェースの実用性は、障害の程度によって変わってくる。そこで、上肢障害者用食事支援ロボットのインタフェースについて、音声認識を用いて食事支援ロボットに命令を送る音声認識インタフェースを開発した。そして、それまでに開発された、眼球を移動させてPCの画面を選択し、ロボットへ命令を送るアイ・インタフェースとの比較実験を行い、音声認識インタフェースの有用性を確認した。 |
題名 | タッチパネルによるライブ映像への波紋生成 |
著者 | *須々木 健次 (岡山理科大学大学院工学研究科情報工学専攻), 島田 恭宏, 上嶋 明 (岡山理科大学工学部情報工学科) |
Page | p. 24 |
Keyword | インタラクティブアート, 波紋生成, 波動計算, 水面スクリーン, タッチパネル |
Abstract | 近年,情報機器の発達により,その応用分野にも様々な広がりが生まれている。そして,アーティスティックな分野に情報機器を利用する,インタラクティブアートと呼ばれるカテゴリが現れている。本研究では,急速に普及が進むタッチパネルを用い,その操作によりライブ映像へリアルタイムで波紋を生成する「水面スクリーン」を実現する。波紋の計算には,2次元波動方程式を差分法によって解いた式を用いる。テクスチャの座標を計算で得られた水面メッシュの各頂点座標に合わせて貼りつけることで,ライブ映像に波紋を生み出す。実験の結果,タッチパネルに触れた部分に波紋を生成する処理を,約30FPSの速度で実行できることを確認した。 |
題名 | 視覚的に理解できるSQL学習支援Webアプリケーション |
著者 | *藤岡 直弥 (岡山理科大学大学院工学研究科情報工学専攻), 上嶋 明 (岡山理科大学工学部情報工学科) |
Page | p. 25 |
Keyword | 学習支援, SQL, データベース, Webアプリケーション, DHTML |
Abstract | SQLはデータベースを扱う上で欠かせないものであり,ICT技術者にとって非常に重要な言語である。しかし,参考書などを基にSQLを勉強しようとしても,実際の動作を理解することは困難であり,かつSQLが動作する環境を準備するのも容易ではない。そこで,簡単にSQL文を実行でき,さらに,その動作を視覚的に確認できるSQL学習支援Webアプリケーションを作成した。ブラウザ上に提示された問題の解答となるSQL文を学習者が入力すると,その動作をアニメーションによりわかりやすく表示する。また,その結果の正誤判定を行うことや,さまざまなレベルの学習者に対応するため,状況に応じたヒントを表示させることもできる。 |