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平成21年度 電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会

セッション SPE_INVITE  特別講演
日時: 2009年10月17日(土) 16:30 - 17:30
部屋: 講堂 小ホール (→地図)
座長: 若林 真一 (広島市立大学)

SP-1 (時間: 16:30 - 17:30)
題名[特別講演] 世界から見たヒロシマ―海外主要紙が伝えた被爆60周年
著者*井上 泰浩 (広島市立大学国際学部)
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Keyword広島原爆投下, 世界の原爆解釈, 海外主要紙の報道
Abstract広島への原爆投下は、世界では様々な解釈と理解がされています。「戦争終結を早め、アメリカ人ばかりか日本人の命をも救った救世主」、「ホロコースト同様の大虐殺」、「アメリカによる戦後支配のためのソ連に対する牽制策」、「莫大な開発予算を正当化するため」などが典型的な例として挙げられます。こうした時には正反対の原爆理解は、日本との外交関係、各国で異なる歴史観、政府によるプロパガンダ、世論など様々な要因が複雑に入り乱れて形成されていると考えられます。世論形成に大きな影響力を持つ各国の主要紙が広島原爆投下をどのように伝えたのか、また、異なる報道内容はどのような要因によるものでしょうか。