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平成21年度 電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会

部門: セッション 1703  25. ニューラルネット-(2)
日時: 2009年10月17日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 講義棟 602室 (→地図)
座長: 井上 浩孝 (呉工業高等専門学校)

25-6 (時間: 13:00 - 13:13)
題名自己組織化マップ(SOM)を用いた株価の予測
著者*坂本 尚幸, 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 565 - 566
KeywordSOM, 株式市場, 日経平均, パターン分析, リスク回避
Abstract本研究では、日本の株式市場の主だった項目として日経平均の予測を自己組織化マップ(SOM: Self- Organizing Map)[1]を用いて行い、株価下落によるリスクを事前に察知して投資の判断材料のひとつになるシステムの検討を行う。

25-7 (時間: 13:13 - 13:26)
題名SOMによる動物マップの表示位置の固定化の研究
著者*池本 雄治 (鳥取環境大学 鷲見研究室), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 藪木 登 (津山工業高等専門学校), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 567 - 568
Keyword自己組織化マップ, 動物マップ, 位置の固定化
Abstract作成した動物マップ作成プログラムには,実行毎に動物マップの表示配置が変わるという現象が存在する.本研究では表示位置が変わる原因を特定し,表示位置の固定化に向けての検討を行い,その対策について述べる.

25-8 (時間: 13:26 - 13:39)
題名リカレント型神経回路網におけるカオスの身体運動制御応用への試み -手・肘系による目標点への到達-
著者*平賀 智 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 569
Keywordカオス, 腕, オイラーアングル, 平賀智, 身体制御
Abstract脳内で観測され重要な働きをしているといわれているカオスは,生体運動においてどのような役割を果たしているのか.神経回路網モデルを用いて運動制御の計算機実験を行うことにより,発見論的にその仕組みや運動との関わりを調べることを目的としている。

25-9 (時間: 13:39 - 13:52)
題名リカレント型神経回路網に発生するカオスの制御応用-アームロボット制御のための予備実験-
著者*鷹村 優太 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 570
Keywordカオス, ロボット
Abstractカオスが生体の脳内で発見されて以来,そのカオスが 生体制御機能において大きな役割を担っているのではな いかと考えられている.そこで,このカオスを用いた身 体制御を実機で実験し,カオスの有用性の考察を行うこ とを目標として,アームロボットを含めた実験用システ ムを製作した.神経回路網で発生させたカオスを用いて アームロボットに対応するカオス運動を再現し,将来の 生体的制御の実現への予備実験の結果を報告する.

25-10 (時間: 13:52 - 14:05)
題名リカレント型神経回路網におけるカオス的ダイナミクスの時空間相関解析
著者*佐藤 龍一 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻能動デバイス学研究室), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻能動デバイス学研究室)
Pagep. 571
Keywordカオス, 相関
Abstract人間の脳においてカオスが柔軟な情報処理能力に重要な役割を果たしていると考え, リカレント型神経回路網モデルを構成し,研究が行われてきた. デバイス化する上で,1つの素子が他の素子全てと結合させるのは技術的に困難であるという観点から,新たにO-junction型神経回路網モデルを構成し, 時空間相関を計算機実験で観測し,脳内情報伝達に関するカオスの役割の手がかりを掴むことが研究の目的である.