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平成21年度 電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会

部門: セッション 1302  16. 計測-(1)
日時: 2009年10月17日(土) 10:40 - 11:45
部屋: 講義棟 501室 (→地図)
座長: 古津 年章 (島根大学)

16-1 (時間: 10:40 - 10:53)
題名耐シンチレーション性を有する温室効果ガス濃度測定システムの運用評価
著者*景山 伸一 (福山大学大学院), 周藤 正樹 (マツダ), 香川 直己 (福山大学 工学部)
Pagepp. 442 - 443
Keyword温室効果ガス, ガス計測, レーザ光線, シンチレーション, メタン
Abstract温室効果ガス計測法の一つに、大気中にレーザ光線を伝搬させて測定する開放光路型がある。この方法は、空間中を伝搬したレーザ光のパワがガスの共振吸収現象によって減衰した量からガス濃度を測定する方法である。しかし、大気の揺らぎによって生じる受信光強度揺らぎ(シンチレーションノイズ)によって測定誤差が生じる。我々は、耐受信光強度揺らぎ性を有するガスモニタの開発を行っており、本稿では揺らぎの抑圧性能の評価を行いその後、実際の環境下でメタンガスの測定を行った。

16-2 (時間: 10:53 - 11:06)
題名芝の生育状況の光学的簡易計測箱の試験運用
著者香川 直己 (福山大学/工学部 電子・ロボット工学科), *沖 慎之介 (福山大学/工学部 電子・電気工学科), 田辺 和康 (福山大学/工学部 建築・建設学科)
Pagep. 444
Keyword植生, 光学計測, 芝, 緑化基盤材, 簡易計測
Abstract土木工学の分野において土壌の土砂流出の防止や,景観整備のために芝等の植物が用いられている.荒廃した土地においても植物の育成を可能にする緑化基盤材の研究が行われており,著者の一人(田辺)は産業廃棄物のリサイクルによる緑化基盤材の開発を行っている1).そこで本研究では緑化基盤材の特性や効果を芝の植生状態から評価できる光学的簡易計測システムの開発を目指す. このたび,提案する計測原理を基に光学的計測箱を製作し,室外実環境の芝生地において試験運用を行ったのでその結果を報告する.

16-3 (時間: 11:06 - 11:19)
題名ミリ波帯における銅張誘電体基板の実効導電率測定
著者松田 直也, *表 祐介, 黒木 太司 (呉工業高等専門学校)
Pagep. 445
Keywordマイクロ波, ミリ波, 銅張誘電体基板

16-4 (時間: 11:19 - 11:32)
題名超音波エコーを用いた視覚障害者用歩行支援器の試作
著者*加藤 紀之 (呉工業高等専門学校 専攻科 機械電気工学専攻), 横沼 実雄 (呉工業高等専門学校 電気情報工学分野)
Pagep. 446
Keyword視覚障害者, 歩行支援, 超音波エコー, エコーロケーション
Abstract視覚障害者にはエコーロケーション(自らが発する音の反響を聞き分けることで周囲の状況を判断できる能力)を行うことで常人と変わらず歩行できる者がいるが,実際に行うには相当の経験と訓練を要する。今回エコーロケーションを容易にすることを目指し,超音波エコーを用いた視覚障害者用歩行支援器の試作を行った。 試作した歩行支援器は,発振器から超音波を出力し,エコーを受信器のセンサで受信した後,可聴音に変換して聞き分け,周囲の情報を得る。被験者が試用した結果,完全なエコーロケーション程ではないが,歩行支援を行える可能性が確認できた

16-5 (時間: 11:32 - 11:45)
題名2値化差分画像のドット数判別による電気トリー進展の時間的特性
著者*佐々木 陽平, 横山 正春, 光本 真一 (宇部工業高等専門学校/電気工学科)
Pagep. 447
Keywordドット数判別, 2値化差分画像