題名 | 非線形動的光電子素子拡散結合系に生じるカオス中での信号伝搬解析 |
著者 | *川嶋 理人 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻) |
Page | p. 433 |
Keyword | SEED, 神経細胞, 情報伝達, カオス, 非線形 |
Abstract | 脳内のカオス現象は情報伝達を担っていると考えられている.脳内には10の11乗から12乗もの神経細胞が複雑なネットワークを形成しており,情報伝達メカニズムの解析は非常に困難である.本研究では,動的自己電気光学効果素子(Dynamic Self Electro-Optic Effect Device:D-SEED)を擬似神経細胞と考え,脳内の情報伝達のメカニズムを発見論的にアプローチすることを目標とする. |
題名 | 直線状三原子クラスターにおける少数原子系の構造解析と水素結合性の評価 |
著者 | *石亀 優介 (岡山大学 大学院自然科学研究科 電子情報システム工学専攻 能動デバイス学研究室所属), 奈良 重俊 (岡山大学 大学院自然科学研究科 産業創生工学専攻) |
Page | p. 434 |
Keyword | 生体機能, BioStation, 構造解析, タンパク質, 能動 |
Abstract | 生体機能においてタンパク質は非常に重要な役割持っている.タンパク質は常温における全体の構造変化と共に機能を発揮することができるため,タンパク質の構造転移の研究を行なうことで,ナノスケールで発熱の極端に少ない素子開発の可能性もある.水素結合を重要としつつも従来型モデルでは構造転移について未解明な部分が多い.我々は従来型モデルでは取り入れられてない電子相関効果を考えたい.その足がかりとして水素原子を含む少数原子系において構造解析ソフトウェアBioStation,及び電子相関効果を取り入れ得る手計算の手法による構造転移の研究に進みたい. |
題名 | 直線状異種三原子クラスター系の構造解析の考察 |
著者 | *浅井 信貴, 石亀 優介 (岡山大学 大学院自然科学研究科 電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学 大学院自然科学研究科 産業創成工学専攻) |
Page | p. 435 |
Keyword | 水素結合, BIOSTATION, 構造転移 |
Abstract | タンパク質のつくりはわずか20種類のアミノ酸がつながった高分子化合物であり,生命を支えるあらゆる機能を受け持つ.水素結合は常温において,タンパク質の形状や構造を変化させることが知られている.本研究ではタンパク質などの生体高分子における水素結合を含む構造転移に着目し,研究を行う.異なる電気陰性度を持つ水素とリチウムについて簡単なモデルを用いBIOSTATIONで解析した.それにより,ナノスケールで発熱の少ないスイッチング素子の可能性も期待できる. |
題名 | RL-非線形GICキャパシタ直列接続単相交流駆動カオス発生回路の最大リャプノフ指数 |
著者 | *徳山 貢 (徳山電気技術研究所), 太田垣 博一 (岡山理科大学) |
Page | p. 436 |
Keyword | RL-非線形GICキャパシタ, カオス発生回路, 最大リャプノフ指数 |
Abstract | システムの非線形特性を評価することは,システムの安全設計などできわめて重要である。とくに,特にリャプノフ指数はシステムの振動の特性を評価するために有用である。 本研究では,RL-非線形GICキャパシタを用いた 単相交流駆動カオス発生回路の最大リャプノフ指数についての数値実験結果を報告する。 |
題名 | パラメーター振動の視点に立った分子振動ダイナミクスの考察― 伸縮モード間相互作用の振動数依存性の検討 ― |
著者 | 為重 佑太郎, 久野 智弘, *田吹 祐一, 福島 勝, 石渡 孝, 藤坂 尚登 (広島市立大学) |
Page | pp. 437 - 438 |
Keyword | パラメータ振動, 分子振動ダイナミクス |
Abstract | 本研究では、相互作用をもつ2つの伸縮振動モードからなる振動システムの運動が、各々のモードの固有周波数により、どのような影響を受けるかを、数値計算により検討した。2つの伸縮モードを固有振動数ωの調和振動子とし、相互作用項をεxcosωtと仮定し計算した。 |
題名 | 多変量位相型分布を用いたMRSPNの近似解析 |
著者 | *藤本 隆太郎, 岡村 寛之, 土肥 正 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻) |
Page | p. 439 |
Keyword | 多変量位相型分布, 競合, MRSPN, 近似解析 |
Abstract | PN(Petri Net)は,離散事象を効率よくモデル化するためのモデリング言語である. PN はトランジションの発火タイミングによって分類される. 特に,指数発火と一般発火を持つPN はMRSPN (Markov Regenerative SPN)と呼ばれ,解析可能なPNの中で最も広いクラスとなる. MRSPNの過渡解析の代表的な手法である位相型近似は,MRSPNの状態数が大きくなるという欠点を持ち,複数の一般発火が同時に発火可能となる競合状態を持つMRSPNの場合,さらに大きくなる. そこで,競合を持つMRSPNに対して効率のよい近似を行うため, 多変量位相型分布を用いたMRSPN過渡解析を提案する. |
題名 | 2次ふるい法による因数分解の高速化について |
著者 | *大和 秀彰, 伊藤 浩行, 高藤 大介, 渡邉 敏正 (広島大学大学院工学研究科) |
Page | pp. 440 - 441 |
Keyword | 2次ふるい法 |