題名 | Four-Dimensional Probabilistic Finite Automata |
著者 | *内田 保雄 (宇部工業高等専門学校経営情報学科), 坂本 眞人 (宮崎大学工学部), 松川 友哉 (宮崎大学大学院工学研究科), 伊藤 孝夫 (宇部工業高等専門学校経営情報学科), 義永 常宏 (徳山工業高等専門学校情報電子工学科), 古谷 博史 (宮崎大学工学部) |
Page | p. 359 |
Keyword | four-Dimensional, probabilistic, automata |
Abstract | The recent advances in motion image processing, computer animation, and so on prompted us to analyze computational complexity of multi-dimensional information processing to explicate the properties of four-dimensional automata. From this point of view, we have investigated many properties of three-dimensional automata and computational complexity. On the other hand, the classes of sets accepted by probabilistic machines have been studied extensively. As far as we know, however, there is no results concerned with three-dimensional probabilistic machines. In this paper, we introduce three-dimensional probabilistic finite automata, and investigate some accepting powers of them. |
題名 | Cooperating Systems of Four-Dimensional Finite Automata |
著者 | *Tomoya Matsukawa, Makoto Sakamoto (University of Miyazaki), Tsunehiro Yoshinaga (Tokuyama National College of Technology), Yasuo Uchida, Takao Ito (Ube National College of Technology) |
Page | p. 360 |
Keyword | miyadai |
Abstract | We think that recently, due to the advances in many application areas such as computer animation, moving image processing, and so forth, it is useful for analyzing computation of four-dimensional information processing to explicate the properties of four-dimensional automata. From this point of view, we have investigated many properties of four-dimensional automata and computational complexity. In this paper, we deal with cooperating systems of four-dimensional finite automata. |
題名 | Cooperating Systems of One-Way Alternating Finite Automata with Only Universal States |
著者 | *藤本 竜也, 義永 常宏 (徳山工業高等専門学校), 坂本 眞人 (宮崎大学), 徐 建良 (中国海洋大学) |
Page | pp. 361 - 362 |
Keyword | コオペレーティングオートマトンシステム, 交代性計算, 全称状態, 非決定性の計算, 計算の複雑さ |
Abstract | コオペレーティング有限オートマトンシステム(CSFA)は複数個の有限オートマトン(FA)より構成されるシステムである。各FAはそれぞれ独立に入力テープ上でヘッドを動かし、記号を読むことができる。さらに、テープ上の同じセルにヘッドを置く場合、お互いに情報交換することができる。 CSFAの言語受理機械としての性質は、これまでに王らの決定性および非決定性に関する考察がなされているだけである。そこで我々は、交代性の場合について考察し、全称状態のみの交代性CSFAにおけるFAの数に基づく受理能力の階層性が存在することなどを報告する。 |
題名 | LDGM符号を用いた有歪圧縮の主成分分析 |
著者 | *酒井 康裕, 三村 和史 (広島市立大学情報科学部) |
Page | p. 363 |
Keyword | 主成分分析, LDGM符号, 有歪圧縮 |
題名 | 単語間木構造パターンを用いたTTSPグラフの頻出部分グラフ枚挙手法 |
著者 | *河野 達哉, 鈴木 祐介, 内田 智之 (広島市立大学情報科学研究科) |
Page | pp. 364 - 365 |
Keyword | データマイニング, TTSPグラフ, グラフ構造 |
Abstract | TTSPグラフは、電気ネットワークやスケジューリングをコンピュータで扱う際にデータモデルとして用いられることが多い.高味らは,TTSPグラフに対するパターン照合問題が多項式時間で解けることを示した.また,福山らは木構造文書からのマイニング手法として,単語間木構造パターン(TAP)を提案し,木構造文書の集合から特徴的な単語間木構造パターンを効率的に枚挙するアルゴリズムを提案した. そこで,本研究では,これらの研究成果に基づきTTSPグラフの構文木に対して,単語間木構造パターンを用いてTTSPグラフに頻出する部分グラフの枚挙手法の提案を行う. |
題名 | UPPAALを用いたGALSシステムの形式的検証 |
著者 | *桐田 和明, 横川 智教, 宮崎 仁, 佐藤 洋一郎, 早瀬 道芳 (岡山県立大学大学院/情報系工学研究科) |
Page | p. 366 |
Keyword | GALSシステム, STPN, UPPAAL, モデル検査, 時間オートマトン |
Abstract | Globally Asynchronous Locally Synchronous (GALS)システムの設計では,設計したシステムが意図した通りに動作することを検証する必要がある.GALSシステムは非同期通信を行うため,検証を行うには連続時間性を考慮してモデル化しなければならない.しかし,従来の検証手法ではこの点が十分に考慮されていなかった.本研究では,連続時間に基づく検証ツールUPPAALを用いて,GALSシステムの設計を形式的に検証する手法を提案している.Stochastic Timed Petri Nets (STPN)でモデル化されたGALSシステムを,UPPAALで扱う拡張時間オートマトンに変換する手法を提案し,ツールとして実装している.適用例として,STPNで記述されたGALSシステムに提案法を適用して検証を行い,手法の有効性を確認している. |
題名 | ワイヤレスセンサネットワークにおける柔軟な鍵共有プロトコルの検討 |
著者 | *村上 大樹, 双紙 正和 (広島市立大学) |
Page | pp. 367 - 368 |
Keyword | WSN, security |
Abstract | ワイヤレスセンサネットワーク(Wireless Sensor Net- works : WSNs) とは,計算機能と無線通信機能を持つ 小さなノードと呼ばれるものを多数配置し,それらが 相互通信することによって構成されるネットワークで ある.WSNs のノードは限られた資源しか持たないた め,一般の鍵共有方法を使うことは難しい.そのため, Eschenauer 等によって事前に鍵を無作為に分配する手 法が考案された.しかしノードが物理的に保護され ていないため,ノードが捕縛され解析された場合鍵が 流出してしまう可能性がある. そこで本論文では,多項式を用いてノード間で独自 に鍵を生成できる方法を提案し検討する.提案方式で は鍵を後から生成するため,異なる通信経路で同じ鍵 が使われることは無く,ノード捕縛攻撃に対し従来よ り高い耐性を持つことができると考える. |