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平成21年度 電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会

部門: セッション 0704  10. 通信システム-(3)
日時: 2009年10月17日(土) 14:40 - 16:11
部屋: 講義棟 410室 (→地図)
座長: 山中 仁昭 (広島国際大学)

10-15 (時間: 14:40 - 14:53)
題名バックオフ期間におけるアイドル/ビジー期間を利用したIEEE 802.11 DCFの性能比較
著者*佐藤 歩美 (岡山県立大学大学院), 榊原 勝己, 武次 潤平 (岡山県立大学)
Pagep. 258
KeywordDCF, CW, バックオフ
Abstract無線LAN規格 IEEE 802.11で規定されているDCFの改善に対して,筆者らは,バックオフ期間におけるビジー期間の頻度に応じて競合ウィンドウ(CW)を更新する方式を提案した.一方,バックオフ期間におけるアイドル時間を各端末が計測し,これに応じてCWを更新する方式も報告されている.本稿では,両方式のスループットを計算機シミュレーションにより性能比較する.

10-16 (時間: 14:53 - 15:06)
題名二値拡散符号を用いた多値CDMAの解析
著者*大和田 暁, 川村 正樹 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagepp. 259 - 260
KeywordCDMA, 情報統計力学, 多値
AbstractCDMAでは、送信信号と拡散符号の値は共に±1の2値である。 送信信号を多値で表現することは、信効率の観点から有効であると考えられる。そこで、送信情報を多値で表現した場合のCDMAモデルを考え、その性能を評価した。 拡散符号を送信信号と同様に多値化する必要は無いと考えられるので、送信信号をQ値、拡散符号を2値としたモデルと、拡散符号と送信信号を共に多値化したモデルを考えた。 これらの多値CDMAモデルについて、情報統計力学を用いて理論値を求め、性能を比較した。 その結果、送信信号の多値化を行った場合には拡散符号を2値とした方が性能が良いことが分かった。

10-17 (時間: 15:06 - 15:19)
題名多数決判定を用いた双方向型DS/SSブーメラン方式の性能評価
著者*杉本 徹, 荒井 剛, 稲井 寛 (岡山県立大学情報工学部)
Pagepp. 261 - 262
KeywordSSブーメラン方式, スペクトル拡散通信方式, 多数決判定
Abstract近年,安全で効率的な交通システムの構築を目指すITSに関する研究・開発が盛んに行われている.その中でスペクトル拡散(SS)ブーメラン方式は, ITSにおける車車間通信に適した方式として検討されている.本稿では,PN信号伝送フェーズにおけるチップ誤りを低減させることを目的とし,多数決判定を双方向型DS/SSブーメラン方式に適用した場合の性能について検討している.シミュレーションによる性能評価の結果,AWGN環境下において提案方式は従来方式よりも優れた特性を示すことが確認された.

10-18 (時間: 15:19 - 15:32)
題名IEEE 802.11 DCFとトークンパッシング方式の融合に関する検討
著者*勝間田 健, 榊原 勝己, 武次 潤平 (岡山県立大学)
Pagep. 263
KeywordDCF, Token, wireless

10-19 (時間: 15:32 - 15:45)
題名Reed-Solomon符号を適用した協力マルチホップ通信の性能
著者*伊藤 大地, 榊原 勝己, 武次 潤平 (岡山県立大学)
Pagep. 264
KeywordCooperative, Multi-Hop, Relaying

10-20 (時間: 15:45 - 15:58)
題名隣接端末数を用いた適応型確率的ブロードキャスト手法の検討
著者*花岡 遼, 武次 潤平, 榊原 勝己 (岡山県立大学)
Pagepp. 265 - 266
Keywordアドホックネットワーク, ブロードキャストストーム, ブロードキャスト
Abstract無線通信端末のみで自律的に構成されるアドホックネットワークでは,データの転送経路探索などの際にブロードキャストが用いられる.しかし,ブロードキャストが頻繁に発生するとネットワーク中のトラフィックが膨大となるブロードキャストストームが発生してしまう.そのため,ブロードキャストストームを低減する手法についての研究が行われており,中でもパケットを転送するか否かを確率的に決定する手法は,予め定めた固定の確率値を用いるため端末密度等の環境に左右されやすく,常に最適な動作を行うとは限らない. そこで,本稿では,端末密度が異なる環境においても良好な動作をするように,隣接端末数を用いた確率的ブロードキャスト手法を提案し,転送端末数とブロードキャスト効率の関係について計算機シミュレーションにより検証する.

10-21 (時間: 15:58 - 16:11)
題名近隣の複数センサノードと最尤法を利用したターゲット位置推定法の検討
著者*戸野 桂詩 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 電子情報通信工学専攻), 武次 潤平, 榊原 勝己 (岡山県立大学)
Pagepp. 267 - 268
Keywordセ, ン, サ