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平成21年度 電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会

部門: セッション 0603  21. コンピュータネットワーク-(3)
日時: 2009年10月17日(土) 13:00 - 14:31
部屋: 講義棟 404室 (→地図)
座長: 重安 哲也 (広島国際大学)

21-15 (時間: 13:00 - 13:13)
題名Webサーバにおけるリクエスト廃棄方式
著者*黒江 明弘, 稲井 寛 (岡山県立大学)
Pagepp. 214 - 215
Keywordweb, サーバ, リクエスト, 廃棄, ack

21-16 (時間: 13:13 - 13:26)
題名IEEE802.11メッシュネットワークにおいてPPC問題を解決するMACスケジューリング方式
著者*杉垣 文康 (岡山県立大学大学院/情報系工学研究科), 稲井 寛 (岡山県立大学/情報工学部)
Pagepp. 216 - 217
KeywordMRTS, メッシュネットワーク, PPC

21-17 (時間: 13:26 - 13:39)
題名P2PライブストリーミングにおけるAS間トラヒックの低減を目指したピア選択法
著者*銀 桃, 福島 行信, 稲田 和也, 横平 徳美 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 218 - 219
KeywordP2Pライブストリーミング, AS間トラヒック, ピア選択法, AS接続形態, 論理ホップ
Abstract近年,インターネットを介して低コストで動画像をライブ配信するP2Pライブストリーミング方式が注目されている.この方式においては,動画像配信のリアルタイム性を保証しつつ,システムの収入増加をもたらすために参加可能ピア数を増加させること,および,ネットワーク全体の輻輳を減少させるためにAS間トラヒック量を低減することが重要である.従来のピア選択方式はASの接続形態が正確にわかることを仮定した上でピア間の物理ホップ数を利用しているが,この仮定は現実的ではない.本報告では,上述した仮定をおくことなく,各ピアの属するASのみがわかるという仮定の下で参加可能ピア数の増加およびAS間トラヒック量の低減を目的とした2つのピア選択法(MLH2とMPH2)を提案し,シミュレーション評価によりそれらの有効性を示す.

21-18 (時間: 13:39 - 13:52)
題名BitTorrentネットワークにおけるファイル拡散速度の制御
著者*仲島 智, 石田 賢治, 高野 知佐, 舟阪 淳一, 小畑 博靖 (広島市立大学大学院)
Pagepp. 220 - 221
KeywordBitTorrent, ファイル拡散制御

21-19 (時間: 13:52 - 14:05)
題名携帯電話を用いた歩行ルート誤り警告システムに関する研究
著者*谷川 広和 (広島工業大学情報学部情報工学科), 長坂 康史 (広島工業大学)
Pagep. 222
Keyword携帯電話, GSP, 地図, 位置情報
Abstract現在では、GPS受信機が搭載されたものも存在する。しかし、従来のGPS搭載の携帯電話は位置情報を取得した後は地図を表示するなど、その位置情報はその場で使用するのみであるため、その位置情報は破棄される。その位置情報を保存し、それを利用して歩行者に対して支援することができれば便利なシステムとなるだろう。 そこで本研究では、Windows Mobileを搭載し、GPS受信が使用可能な携帯電話を用いてGPSデータを携帯電話内に蓄積し、歩行者が決められたルートを誤った場合に警告を発するシステムの開発を行うことを目的とする。

21-20 (時間: 14:05 - 14:18)
題名暗号化ボックスを用いたセキュリティ向上を目指したデータ分割暗号通信手法の提案
著者*山脇 康世, 長坂 康史 (広島工業大学大学院 工学系研究科)
Pagep. 223
Keyword暗号, AES, アドホック通信
Abstract現在、インターネットを初めとした様々なネットワークサービスが、企業から一般ユーザまで幅広く普及している。このような日々の暮らしの一部となりつつあるネットワークさサービスであるが、データ通信そのものに着目してみると、その安全性の確保という点で大きな問題があると考えられる。現在、その解決策として様々な暗号化の手法が提案され、実用されている。しかし、もしデータのやりとりをするユーザ同士がデータを暗号化する手段を知らなかったとすると、重要なデータをそのままの形で暗号化せずに送受信することになる。このような状況を防ぐためにも、ある特定のユーザと重要なデータをやりとりするために、暗号化の知識がない場合、もしくは、データを暗号化することができない機器と通信する場合において、通信時に自動的にデータを暗号化・復号化するシステムを構築することが必要であると考える。 そこで、本研究では、データを暗号化する暗号化ボックスを構築するとともに、さらに、その暗号化されたデータを複数経路で分割して送る手法を提案する。データの暗号化には「AES(Advanced Encryption Standard)」共通鍵暗号アルゴリズムを用いる。また、データを分割することによって、第三者から盗聴されたとしても一部のデータだけでは読み取りができないようにし、より高度なセキュリティを確保し、安全な通信を行うことを目的とする。

21-21 (時間: 14:18 - 14:31)
題名SunSPOTを用いた老人介護支援システムに関する研究
著者*秦 祐輔 (広島工業大学 情報学部), 長坂 康史 (広島工業大学)
Pagep. 224
Keywordセンサーネットワーク, Zigbee
Abstract現在、団塊世代が定年を迎え、65歳以上の高齢者が21%を上回り、超高齢社会が深刻な社会問題の一つである。その中で、老人介護施設の需要が高まってきているが、施設等で働く介護士の人材不足という問題も浮かび上がっている。その理由の一つとして介護職は、重労働であるということが挙げられている。そこで本研究では、老人介護施設において働く介護士を支援するシステムを提案する。無線センサーネットワークデバイスであるSunSPOTを使用し、搭載されている温度センサと照度センサ、そして、3軸加速度センサを利用する。また、低消費電力であるZigbeeを搭載しており、各センサノード間でのデータの送受信が可能である。このSunSPOTを用いて、老人介護施設で働く介護士を支援する。