題名 | DPマッチングを用いたDWT領域オンライン署名照合 |
著者 | *中谷 信吾 (鳥取大学工学部), 小池 将太, 中西 功 (鳥取大学大学院 工学研究科) |
Page | p. 154 |
Keyword | バイオメトリクス, オンライン署名照合, DPマッチング, 位置由来パラメータ |
Abstract | 我々のグループでは離散ウェーブレット変換(DWT)領域でのオンライン署名照合の提案を行っている. 今回,照合部分にDPマッチングを導入し,署名データベースを用いて性能を評価したのでその結果を報告する. |
題名 | DPマッチングにおける等閾値設定に関する検討 |
著者 | 小池 将太, *中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 155 |
Keyword | バイオメトリクス, オンライン署名照合, DPマッチング, 等閾値設定 |
Abstract | オンライン署名を用いた本人認証では,たとえ本人(同じ署名)であっても書く度に筆記速度や筆記形状が変動する.DPマッチングはそのようなデータ数が異なる二つの系列間の類似度を評価する際に有効である.評価の基準となるDP距離はデータ間距離の積算で求められ,それが閾値と比較されて識別が行われる.しかし,DP距離はデータ数(署名の複雑性)に比例するため,基本的には署名毎に最適な閾値は異なることになる.そこで,本発表では,DPマッチングに等閾値設定を導入し,評価を行ったので報告する. |
題名 | 人体伝播信号による個人認証 |
著者 | *曾谷 勇太, 友成 永吉 (鳥取大学工学部), 中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 156 |
Keyword | バイオメトリクス, 人体伝播信号 |
Abstract | 人体伝播信号を用いた個人認証において,個人毎に最も高い照合率が得られる周波数帯を見いだし,それを照合に用いることで誤差率として30%が得られたので報告する. |
題名 | エッジの曲率を用いた画像のパターンマッチング |
著者 | *足立 悦三 (広島大学大学院 工学研究科) |
Page | pp. 157 - 158 |
Keyword | エッジの曲率, 特徴抽出, 画像認識 |
Abstract | 本研究では,回転に対し不変なエッジの局所的な曲率を特徴として利用した高速な画像認識手法を提案する.エッジの情報を用いるため,輝度変化が大きい場合であっても安定した検出が期待できる. また,局所的な特徴を組み合わせているため,検出対象の物体の一部が隠れているような場合においても検出が可能である. |
題名 | 組合わせ円マーカーを用いた部品位置および姿勢の同定 |
著者 | *三田 尚義, 中野 浩嗣 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻) |
Page | pp. 159 - 160 |
Keyword | 姿勢推定, 画像認識, 単眼画像, P3P問題, 楕円検出 |
Abstract | 近年,産業用ロボットなどを用いた工場の自動化が盛んに行われる中で,対象物の位置および姿勢を高精度かつ高速に認識する手法が求められている. 本研究では,対象部品の形状を限定することなく,バラ積みされた物体から,対象物体の位置および姿勢を同定することを目的としている.いくつかの円を組合わせたマーカーを提案し,そのマーカーを元にバラ積み部品の中から対象となる部品の位置および姿勢を同定する方法を示している. |
題名 | ヒストグラムを用いたActive Netの複数物体の領域検出に関する一検討 |
著者 | *歴舎 朋矢, 薮木 登 (津山工業高等専門学校), 鷲見 育亮, 難波 福弥 (鳥取環境大学), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校) |
Page | p. 161 |
Keyword | 領域検出 |
Abstract | Active Netの初期位置を求める方法として、ヒストグラムを用いる方法が提案された。しかし、この手法では、物体が斜め方向に隣接する場合はActive Netの初期位置が正しく定められない。 本研究では画像を回転することで、対象物体の隣接方向と画像の座標軸を合わせ、ヒストグラムを用いたActive Netの配置実験を行った。 対象が斜めに隣接する場合でも、Active Netを正しく配置し、物体を検出することができた。 |
題名 | 文章思考における脳波を用いた個人認証 |
著者 | *馬場 貞尚, 宮本 千正, 中西 功 (鳥取大学大学院 工学研究科) |
Page | p. 162 |
Keyword | バイオメトリクス, 脳波, 個人認証, 文章思考 |
Abstract | 近年,情報ネットワーク化が進んできており,以前にも増して個人情報の流出が懸念されている.そこで,現在生体情報を用いたバイオメトリクス認証の技術が注目されている.しかし,大半のバイオメトリクス認証において継続しての認証,無意識的なデータの提示が不可能である. そこで,我々の研究では継続的な認証,無意識なデータ提示が可能なバイオメトリクスとして脳波を取り上げ,その認証性能について検討を行ってきた. 本稿では,文章思考時の脳波を用いた認証性能についての検討を行った |