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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会
プログラム

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セッション表

表内のセッション名はそのセッション情報にリンクしています.

2008年10月25日(土)

会場名部屋午前 前半
(部門, 時間, 座長)
午前 後半
(部門, 時間, 座長)
午後 前半
(部門, 時間, 座長)
午後 後半
(部門, 時間, 座長)


第1会場 共通教育棟 A31教室
16. 計測-(1)
9:26 - 10:18
小林 康秀 (広島市立大)
16. 計測-(2)
10:30 - 11:35
久間 英樹 (松江高専)
17. 制御-(1)
13:00 - 14:05
竹本 史暁 (鳥取大)
17. 制御-(2)
14:40 - 15:58
奈良 重俊 (岡山大)
特別講演

共通教育棟 A20教室
16:30 - 17:30
山田 茂 (鳥取大)
懇親会

鳥取大学大学会館1Fカフェテリア マーレ
18:00 - 20:00

第2会場 共通教育棟 B21教室
12. 光・量子エレクトロニクス-(1)
9:00 - 10:18
恒次 秀起 (松江高専)
12. 光・量子エレクトロニクス-(2)
10:30 - 11:48
塚田 紀昭 (広島工大)
10. 通信システム-(1)
13:00 - 14:31
冨里 繁 (岡山大)
10. 通信システム-(2)
14:40 - 15:58
榊原 勝己 (岡山県立大)
第3会場 共通教育棟 C21教室
19. 情報数理-(1)
9:00 - 10:18
大木 誠 (鳥取大)
19. 情報数理-(2)
10:30 - 12:01
山内 雅弘 (近大)
19. 情報数理-(3)
13:00 - 14:18
森田 憲一 (広島大)
19. 情報数理-(4)
14:40 - 15:58
田岡 智志 (広島大)
第4会場 共通教育棟 C22教室
18/9. 信号処理-(1)/弾性振動・音響・オーディオ
9:00 - 10:18
森川 良孝 (岡山大)
18/14. 信号処理-(2)/放送
10:30 - 12:01
笹岡 直人 (鳥取大)
7. 電力系統I
13:00 - 14:31
造賀 芳文 (広島大)
8. 電力系統II, 発送配電・新エネルギー
14:40 - 16:11
川原 耕治 (広島工大)
第5会場 共通教育棟 C31教室
25. 情報処理-(1)
9:13 - 10:18
藤井 諭 (松江高専)
25. 情報処理-(2)
10:30 - 12:01
椎名 広光 (岡山理大)
25. 情報処理-(3)
13:00 - 14:18
堀内 匡 (松江高専)
25. 情報処理-(4)
14:40 - 15:45
國島 丈生 (岡山県立大)
第6会場 共通教育棟 C32教室
1. 基礎理論
9:00 - 10:18
岸田 悟 (鳥取大)
4. 電気機器・電気応用-(1)
10:30 - 11:35
安藤 詔生 (福山大)
4. 電気機器・電気応用-(2)
13:00 - 14:05
高橋 則雄 (岡山大)
4. 電気機器・電気応用-(3)
14:40 - 15:45
村瀬 暁 (岡山大)
第7会場 共通教育棟 D21教室
15. 医療電子・生体工学-(1)
9:00 - 10:18
清水 忠昭 (鳥取大)
15. 医療電子・生体工学-(2)
10:30 - 12:01
米澤 良治 (広島工大)
15. 医療電子・生体工学-(3)
13:00 - 14:05
香川 直己 (福山大)
15. 医療電子・生体工学-(4)
14:40 - 15:45
櫛田 大輔 (鳥取大)
第8会場 共通教育棟 D31教室
21. コンピュータネットワーク-(1)
9:00 - 10:18
重安 哲也 (広島国際大)
21. コンピュータネットワーク-(2)
10:30 - 11:48
甲本 卓也 (岡山大)
21. コンピュータネットワーク-(3)
13:00 - 14:05
河野 圭太 (岡山大)
21. コンピュータネットワーク-(4)
14:40 - 15:58
本村 真一 (鳥取大)
第9会場 共通教育棟 D33教室
5. パワーエレクトロニクス-(1)
10:30 - 11:48
西村 亮 (鳥取大)
5. パワーエレクトロニクス-(2)
13:00 - 14:05
平木 英治 (山口大)
5. パワーエレクトロニクス-(3)
14:40 - 15:45
三島 智和 (呉高専)
第10会場 共通教育棟 D41教室
24. ニューラルネット-(1)
9:00 - 10:18
藤村 喜久郎 (鳥取大)
24. ニューラルネット-(2)
10:30 - 12:01
宮田 仁志 (米子高専)
2. プラズマ・放電・高電圧-(1)
13:00 - 14:18
内藤 裕志 (山口大)
2. プラズマ・放電・高電圧-(2)
14:40 - 16:11
光本 真一 (宇部高専)
第11会場 共通教育棟 D42教室
3. 電気・電子材料-(1)
9:00 - 10:18
寺田 和夫 (広島市立大)
3. 電気・電子材料-(2)
10:30 - 11:48
原田 寛治 (津山高専)
3. 電気・電子材料-(3)
13:13 - 14:18
浅田 裕法 (山口大)
3. 電気・電子材料-(4)
14:40 - 15:32
川畑 敬志 (広島工大)
第12会場 共通教育棟 D43教室
23. ファジィ・AI・GA-(1)
9:00 - 10:18
片山 謙吾 (岡山理大)
23. ファジィ・AI・GA-(2)
10:30 - 11:35
幸田 憲明 (松江高専)
23. ファジィ・AI・GA-(3)
13:00 - 14:05
加藤 聡 (松江高専)
3. 電気・電子材料-(5)
14:40 - 15:45
松本 浩介 (松江高専)
第13会場 共通教育棟 E31教室
22. パターン認識・画像処理-(1)
9:00 - 10:18
薮木 登 (津山高専)
22. パターン認識・画像処理-(2)
10:30 - 12:01
齊藤 剛史 (鳥取大)
22. パターン認識・画像処理-(3)
13:00 - 14:31
李 仕剛 (鳥取大)
22. パターン認識・画像処理-(4)
14:40 - 15:58
會澤 邦夫 (島根大)
第14会場 共通教育棟 E32教室
22. パターン認識・画像処理-(5)
9:00 - 10:18
鷲見 育亮 (鳥取環境大)
22. パターン認識・画像処理-(6)
10:30 - 11:48
山内 仁 (岡山県立大)
22. パターン認識・画像処理-(7)
13:00 - 14:31
内野 英治 (山口大)
22. パターン認識・画像処理-(8)
14:40 - 15:58
玉木 徹 (広島大)
第15会場 共通教育棟 E41教室
26. 計算機応用-(1)
9:26 - 10:18
佐藤 洋一郎 (岡山県立大)
26. 計算機応用-(2)
10:30 - 11:48
山下 英生 (広島工大)
27. 教育・研究-(1)
13:00 - 14:18
福岡 久雄 (松江高専)
27. 教育・研究-(2)
14:40 - 15:45
杉山 裕二 (岡山大)
第16会場 共通教育棟 E43教室
20. 計算機工学-(1)
9:00 - 10:18
中西 功 (鳥取大)
20. 計算機工学-(2)
10:30 - 11:48
谷口 秀夫 (岡山大)
20. 計算機工学-(3)
13:00 - 14:05
伊藤 靖朗 (広島大)
6. 照明デザイン・視覚・光源・点灯回路
14:40 - 15:58
大観 光徳 (鳥取大)
第17会場 共通教育棟 E53教室
11. アンテナ・電磁波-(1)
9:00 - 10:18
久保 洋 (山口大)
11. アンテナ・電磁波-(2)
10:30 - 11:48
藤森 和博 (岡山大)
11. アンテナ・電磁波-(3)
13:00 - 14:05
大久保 賢祐 (岡山県立大)
13. 電子回路
14:40 - 16:11
西尾 公裕 (津山高専)



論文一覧

(「*」印は講演予定者を表す)

2008年10月25日(土)

部門: セッション 0101  16. 計測-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:26 - 10:18
部屋: 共通教育棟 A31教室 (→地図)
座長: 小林 康秀 (広島市立大学)

16-1 (時間: 9:26 - 9:39)
題名BGAはんだ印刷不良検出技術の開発
著者*住本 哲宏 (スミモト技術研究所), 古川 昇 (広島県立総合技術研究所), 丸山 敏則, 東 義晴, 後藤 佐知子 (岡山大学)
Pagep. 1
KeywordBGA, はんだ印刷, 不良検出

16-2 (時間: 9:39 - 9:52)
題名世界遺産「石見銀山」の間歩形状計測
著者*皆尾 登志美 (松江工業高等専門学校 電子・情報システム工学専攻科), 久間 英樹 (松江工業高等専門学校 電子制御工学科), 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校 情報工学科), 齊藤 陽平 (松江工業高等専門学校 機械工学科)
Pagepp. 2 - 3
KeywordIwami Ginzan Silver Mine, Investigation, Shafts, Pits, World Heritage

16-3 (時間: 9:52 - 10:05)
題名中性子センシングシステムの小形軽量化に関する研究
著者*久保 佳央, 楠見 洋平 (福山大学 工学部 電子電気工学科), 占部 逸正 (福山大学 工学部)
Pagep. 4
Keyword中性子, 測定

16-4 (時間: 10:05 - 10:18)
題名放射線空間分布の可視化の基礎的検討
著者*楠見 洋平, 久保 佳央 (福山大学工学部電子・電気工学科), 占部 逸正 (福山大学工学部)
Pagep. 5
Keyword放射線, 可視化


部門: セッション 0102  16. 計測-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:35
部屋: 共通教育棟 A31教室 (→地図)
座長: 久間 英樹 (松江工業高等専門学校)

16-5 (時間: 10:30 - 10:43)
題名ばらつき測定に対する測定器の影響
著者*河津 翔吾, 寺田 和夫 (広島市立大学大学院 情報科学研究科 創造科学専攻)
Pagep. 7
Keywordばらつき, ノイズ, 測定器
AbstractDMAを測定し単体MOSFETのばらつきを評価している。この測定には素子以外のばらつき要因を除き、高速に測定できることが重要である。そこで、測定に使用する測定器のばらつき測定に対する影響と、高速測定性の関係を調べてみた。 ノイズの平均化のための積分時間を変動させ、出力電圧の過渡的な変動を安定させるために待ち時間を設け、MOSFETの電流電圧特性を繰り返し測定し、その電流値と、抽出しきい値電圧の変動を調べた。しかし、高速測定可能なSHORTの測定では満足な結果が得られなかった。 DMAの測定には測定器のほかに、アドレス発生器、周辺回路用電源等が必要になり、それらから発生するノイズと電源ノイズ等の影響により、SHORTはMEDIUMと比べ数倍〜数十倍もばらついていた。

16-6 (時間: 10:43 - 10:56)
題名レーザセンサによる三次元観測と自動縦列駐車システムの開発
著者*位田 耕基 (広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻), 小林 康秀, 小野 貴彦, 疋田 真一, 齊藤 充行 (広島市立大学大学院情報科学研究科), 宮原 陽洋 (広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻)
Pagepp. 8 - 9
Keyword駐車支援, 縦列駐車, レーザセンサ, 自動駐車, クロソイド曲線
Abstract縦列駐車は,不慣れなドライバの場合,多くの時間を要し,また,正確な車両感覚と,車両動作が必要なことから苦手と感じる人が多い.そこで本研究では自動縦列駐車システムの開発を行う. 従来のレーザセンサによる自動並列駐車システムでは,使用するレーザセンサの特徴により,平面的なデータしか得られず,駐車スペースの探索の精度が必ずしも十分とは言えなかった.そこで,二次元のレーザセンサを上下に回転させることで,三次元の測定を可能にし,縦列駐車の状況において駐車スペースを探索,駐車軌道を生成するようなシステムを開発した.これにより,駐車スペース探索の精度が向上し,縦列駐車を正確に行うことができるようになった.

16-7 (時間: 10:56 - 11:09)
題名メタンガス濃度計測を目的とした開放光路型ガスモニタの耐受信光強度揺らぎ性能の検証
著者*周藤 正樹, 香川 直己 (福山大学/工学部)
Pagep. 10
Keywordガス計測, レーザ, 大気, 温室効果, シンチレーション
Abstract温室効果ガス計測法として、レーザ光線を大気伝播させる開放光路型がある。これは局所的に分布するガスの全体的な濃度を無侵襲かつ実時間測定することが可能である。しかし、大気擾乱を起因とする受信光強度揺らぎ(Scintillation Noise)が測定精度の劣化を招く。我々は耐受信光強度揺らぎ性能を有するガスモニタの開発を行なっており、本稿では揺らぎの抑圧性能の評価を行い、その結果からメタンガスの実環境測定において予想される受光揺らぎとガス濃度に相当する絶対吸収量のパワスペクトル密度関数(PSDF)の比較を行い、抑圧手法の有効性を検証した。

16-8 (時間: 11:09 - 11:22)
題名衛星からの電波が遮蔽されるときのキネマティックGPS/GLONASSの測位精度について
著者奧田 邦晴, *堀 真知子, 川崎 潤二, 酒出 昌寿 (水産大学校)
Pagepp. 11 - 12
Keywordキネマティック, GPS, GLONASS, 電波の遮蔽, 測位精度
Abstract漁船など小型船舶の挙動情報をキネマティックGPSで得る場合、船上構造物や多数のアンテナが設置してあるため、衛星からの電波が遮られない場所に新たなGPSアンテナ4本を設置することは難しい。そこで、GLONASSを併用することによって衛星の数を増やし、電波が遮蔽される仰角を設定して測位の有効性を解析した。その結果、GLONASSを併用するとGPSだけによる測位と比較して、受信率の向上や若干の精度の向上が見られた。

16-9 (時間: 11:22 - 11:35)
題名電動車いすのための超音波を用いた屋内測位に関する検討
著者*倉田 将史, 福安 真之, 白川 浩章, 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 13
Keyword位置推定, 測位, 超音波
Abstract近年、高齢者人口の増加により、老人介護施設などの屋内における自律移動型の電動車いすの需要が増加している。このような車いすが自律移動を行うためには、屋内での現在位置を正確に把握する必要がある。現在位置を取得する方法としてGPSがあるが、屋内ではGPS電波が届きにくいため、測位が困難である。これに対して、本研究では超音波の伝播時間を用いた屋内測位手法を提案し、測位実験を行った。


部門: セッション 0103  17. 制御-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 A31教室 (→地図)
座長: 竹本 史暁 (鳥取大学)

17-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名光多安定素子の多重拡散結合系における非線形ダイナミクスを用いた制御応用
著者*鍋田 敬一郎 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻能動デバイス学研究室), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 15
KeywordD-SEED, カオス, 制御

17-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名光電子能動デバイスの多重拡散結合系の制御への応用
著者*鈴木 肇, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 16
Keyword光, 電子, 能動, デバイス, カオス
AbstractSEEDと呼ばれる光電子双安定素子を用いた神経細胞の疑似モデルを複数個拡散結合させたものを脳模倣型デバイスと考え、従来の情報処理方式とは異なる新規のデバイスとして用いるべく、その機能実験シミュレーションを行った。

17-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名準階層型リカレント型神経回路網を用いたカオス制御とその機能応用
著者*鞍田 修平 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 17
Keywordカオス, ニューラルネット, 制御
Abstract脳内で観測されているカオス現象が生体の柔軟な情報処理に重要な役割を果たしているのではないかと考えた$Nara&Davis$は,神経回路網モデルにカオス的ダイナミクスを導入しカオスの機能的側面について研究を行ってきた. その応用の一つとして,従来型とは異なる方式に基づくカオスの制御機能に注目し,二次元移動体の適応的な制御を行ってきた. リカレント型神経回路網モデルに準階層構造を導入し,センサ系及び駆動系を有する移動体制御を実現し,さらに,障害物センサからの入力をシナプスオンシナプスの効果を導入し,より生体的な機能を実現することを目指した.

17-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名RBFNによる非線形PIパラメータ調整法
著者*内方 章雅, 大西 義浩 (呉工業高等専門学校)
Pagepp. 18 - 19
KeywordRBFN, PID制御, 非線形制御
Abstract関数近似の方法のひとつとしてラジアル基底関数ネットワーク(Radial Bases Function Network:RBFN)がある.この方法は,階層型ニューラルネットワークの1つであるが、中間層にラジアル基底関数と呼ばれる釣鐘型の関数をもち,学習データの近傍で大きな出力が得られるという特徴がある. そこで,本稿では,非線形特性を持つシステムに対して,PIパラメータを1つのパラメータで決定するλチューニングを用い,λを調整するためにRBFNを用いる手法を提案する.まず,複数の局所線形モデルを用意し,これに対して適切なλを求める.RBFNによりこれらの関係を学習し,制御系の特性に応じたλを抽出する.最後に,数値例により, 有効性を検証する.

17-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名DC-DCコンバータのセルフチューニングPID制御
著者*池本 高浩, 大西 義浩 (呉工業高等専門学校)
Pagepp. 20 - 21
Keywordセルフチューニング, DC-DCコンバータ, PID
Abstract化学プロセスなどプロセス制御系においては,PID制御法が主として用いられている.一方,プロセス制御の現場では,操業条件や原料品質の変更,および周囲の環境の変化などに起因する,制御対象の特性変化という問題がある. このようなシステムに対して適応的にPIDパラメータを調整するセルフチューニングPID制御則が提案されている. また,近年プロセス制御の分野では制御系の性能を定量的に評価する制御性能評価の考え方が重要となっている.そこで,本研究では,セルフチューニングPID制御系を設計し,制御性能を高く保つ方法を考察する.最後に実際にDC-DCコンバータ回路を用いて,有効性の検証を行う.


部門: セッション 0104  17. 制御-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 A31教室 (→地図)
座長: 奈良 重俊 (岡山大学)

17-6 (時間: 14:40 - 14:53)
題名広島市内幹線道路における信号制御システムの開発
著者*藤井 温子 (弓削商船高等専門学校/情報工学科), 清水 光 (福山大学/工学部)
Pagepp. 23 - 24
Keyword信号制御システム, 信号制御法, シミュレーション
Abstract本稿では,サイクル長単位,車線単位の交通量収支に基づき,渋滞長の総和を最小にする観点から幹線道路の信号制御システムを開発する.まず,信号制御システムで重要な役割を果たす捌け交通量を決定する交通処理量について,車線単位,サイクル長単位で解析する.次に,渋滞長の信号制御システムと信号制御法を提案する.最後に,提案した信号制御システムを用いて広島市内国道2号線上の3つの信号交差点(住吉町,広島市役所前,国泰寺)を対象にシミュレーションを行い,その結果について考察する.

17-7 (時間: 14:53 - 15:06)
題名交通情報システムの開発
著者*清水 光, 小林 正明 (福山大学/工学部), 藤井 温子 (弓削商船高等専門学校/情報工学科), 川久保 和雄 (福山大学/工学部)
Pagepp. 25 - 26
Keyword信号制御システム, 信号制御法, パラメータ最適化, 交通情報システム
Abstract本稿では、現代社会の課題であるCO2排出量の削減やガソリン消費量の削減に有効な、交通流の円滑化と安全化を図る交通情報システムの開発について提案する。主な内容は、道路解析に始まり、交通解析、信号制御システム、動的経路誘導システム、交通情報システムなどから構成され、交通流ダイナミクスの制御の観点から一貫性をもって記述する。本研究の特長は、信号制御システムの記述の一貫性や信号制御法の拡張性、パラメータ最適化手法、リンク旅行時間の解析などであると考えられる。

17-8 (時間: 15:06 - 15:19)
題名皮膚弾性特性に基づく知的マッサージシステム〜筋電位を用いたマッサージ効果の評価〜
著者*寺前 達也, 櫛田 大輔, 竹森 史暁, 北村 章 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagepp. 27 - 28
Keyword筋電位, マッサージ

17-9 (時間: 15:19 - 15:32)
題名筋音を用いた人間運動意図の推定とパワーアシスト装具への応用
著者*西本 佳晃, 竹森 史暁, 櫛田 大輔, 北村 章 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 29
Keywordパワーアシスト, 筋音
Abstract我々は, 起立や着座動作, 歩行動作など下肢の運動を支援するパワーアシスト装具の開発を行っている. パワーアシスト装具は, 人の動作を補助する目的に使用される装置で, 脳卒中などを原因とする片麻痺患者の運動機能回復のためのリハビリテーションや, 運動機能の衰えた人の運動能力の補助など様々な分野での利用が期待されており, 現在, 多くの大学や企業で研究が行われている. パワーアシスト装具には, 筋肉の硬さや, 補助部位の筋電位信号を測定することで, 人間の行動意図を読み取り制御を行っているものがある. どちらの方法も人によって信号に違いが大きいという問題があり, 使用にはチューニングが必要である. また筋電位を用いる方法は電気的なノイズの影響を受けやすい. そこで本研究では, 筋音と関節角度情報により装具を操作する方法を提案する.

17-10 (時間: 15:32 - 15:45)
題名衝突回避機能による音声操作型電動車椅子の操作性向上に関する研究
著者*水口 正治, 西森 雅人, 村井 彰, 齊藤 剛史, 尾崎 知幸, 小西 亮介 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 30
Keyword音声操作, 衝突回避, 車椅子, センサ
Abstract高齢化社会の到来により,車椅子の需要が高まると思われる.しかし,従来は音声操作に関する言及が多く,安全性に関する議論が少ない.本研究では音声操作型電動車椅子にユーザの指示がなくとも状況に応じて減速や停止,回避動作を行う衝突回避システムを組み込むことにより安全性の高いシステムの開発を試みる.本稿では2個の超音波センサと8個の赤外線センサ,17個の音声命令を用い,二つのコースにおいて走行実験を行った.その結果,システムは障害物に衝突することなく走行することを確認した.

17-11 (時間: 15:45 - 15:58)
題名音声操作型電動車椅子のファジィ制御を用いた走行補助に関する研究
著者*西森 雅人, 水口 正治, 村井 彰, 尾崎 知幸, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 31
Keyword音声操作, ファジィ, 車椅子
Abstract本研究では音声操作型電動車椅子の開発に取り組んでいる.しかし,音声操作では音声を発声するタイミングの難しさや障害物回避のために発声回数が多くなる問題がある.これらを解決するためにセンサを搭載し,センサ情報にファジィ制御を適応する.ファジィ制御とは曖昧さを取り扱う制御である.本稿ではファジィ制御の有効性を検証するため,音声操作型電動車椅子によるシミュレーションを行う.走行条件として,初期角度,初期位置,左右旋回の動作位置を変更してシミュレーションを行った.その結果,センサが障害物を検知することでスムーズな走行やファジィ制御の有効性が確認できた.


部門: セッション 0201  12. 光・量子エレクトロニクス-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 B21教室 (→地図)
座長: 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校)

12-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名二重円形光ファイバアレイにおけるらせんモードの発生
著者*田中 淳也, 櫻井 貴英, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 33 - 34
Keyword光導波路, エバネッセント効果, 結合ダイナミクス, 円形光ファイバアレイ, らせんモード
Abstract光導波路の間隔を小さくしていくとエバネッセント効果により,光が隣の導波路に伝搬するようになる.本研究で同心円状に2重にした光ファイバアレイの結合ダイナミクスをMathematicaを用いて解析し,円形光ファイバ間の結合によりらせんモードが発生することを報告する.

12-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名光導波路アレイにおける光波の時間反転操作
著者*吉田 博行, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 35 - 36
Keyword光導波路アレイ, 時間反転操作, 結合係数, 位相
Abstract光導波路アレイにおける光波伝搬ダイナミクスの時間反転操作について新しい方法を提案する.これは光導波路アレイを構成する導波路一本置きに位相を変化させる方法である.位相を変える位置を入射端からz=Lとすると,z=2Lで時間反転効果が得られる.光導波路が非線形性を有する場合には,この時間反転操作の効果は低下するが反転操作を2回行なうことで反転特性は改善する.

12-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名量子効果消しゴム
著者*木村 智明, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 37 - 38
Keywordヤングの干渉実験, 干渉縞, 直線偏光板, 量子効果消しゴム
Abstractヤングの干渉実験のように光を2つのスリットによって分割しスクリーンに映し出すと、光が互いに干渉しスクリーンには干渉縞ができる。本研究では、分割した2つの光のそれぞれに偏光方向が直交する直線偏光板を配置し量子効果消しゴムについて実験した。

12-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名非線形光導波路アレイ境界における光波伝搬ダイナミクス
著者*若原 康成, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 39 - 40
Keywordエバネッセント効果, 光導波路, 結合係数, アレイ
Abstract光導波路の間隔を小さくしていくとエバネッセント効果により,隣の導波路に光波が伝搬するようになる.本研究では導波路を100本並べ,50本目までと51本目からの結合係数を変えて境界面におこる光の反射,透過の光伝搬ダイナミクスを線形および非線形光導波路アレイに対して数値解析した.

12-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名多モード光ファイバにおける伝搬モードの観察
著者*西 宏明, 吉川 学 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagep. 41
Keyword多モード光ファイバ, モードパターン, ホログラム

12-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名三層方形埋め込み光導波路の擬円形モード特性
著者*岡村 昭宏, 藤田 雅也, 中川 紀美雄, 信吉 輝己 (岡山理科大学/工学部)
Pagep. 42
Keyword方形光導波路, 埋め込み光導波路, アスペクト比, スポットサイズ, 光インターコネクション
Abstractアスペクト比が与えられた三層方形埋め込み導波路のモード形状について検討している。光ファイバとの結合や出射光のビームスポットの利用を考慮した場合、ビーム形状としては円形が望ましい。方形導波路の場合、軸対称な円形モードを構成することは困難であるが、擬円形モードを定義することにより、導波層での屈折率分布に対し、その構成条件を明らかにした。


部門: セッション 0202  12. 光・量子エレクトロニクス-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 B21教室 (→地図)
座長: 塚田 紀昭 (広島工業大学)

12-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名4対形プラスチックキャピラリを用いたPOFの永久接続法の検討
著者*春日 健太郎 (松江工業高等専門学校専攻科), 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校電気工学科)
Pagep. 43
KeywordPOF, 永久接続法, プラスチックキャピラリ
AbstractPOFの永久接続法に関する検討である。

12-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名小型キャピラリを用いたPOFの光接続に関する検討
著者*小倉 佳典, 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校電気工学科)
Pagep. 44
KeywordPOF, プラスチックキャピラリ, 光接続
Abstract小型キャピラリを用いたPOFの永久接続技術

12-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名プラスティック光ファイバーの周波数特性測定法―2つの測定法の比較―
著者*石田 亮介, 岡崎 純, 高井 恭平, 内藤 和優, 橋爪 信郎 (広島工業大学 電子・光システム工学科)
Pagepp. 45 - 46
KeywordPOF, 周波数特性測定法, インパルス光, ネットワークアナライザ
Abstractプラスティック光ファイバーの周波数特性測定法としてインパルス応答波形にFFTをかける方法を用い、通常のネットワークアナライザと光電変換器を使う方法と比較した。2つの測定法による結果には多少の差異があり、測定器の周波数特性を補正する方法などに課題が残ることが分かった。

12-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名2次元半導体レーザとマルチモード光ファイバの光結合系における光ファイバの種類と結合効率の関係
著者*中田 直樹, 半田 義幸, 福嶋 丈浩 (岡山県立大学大学院/情報系工学研究科)
Pagepp. 47 - 48
Keyword2次元半導体レーザ, マルチモード光ファイバ, 光結合系, 結合効率
Abstract2次元半導体レーザは,ストライプ構造の半導体レーザに比べて多彩な発振モードを示すことが知られている.本研究では,2次元半導体レーザを光ファイバデバイスへ応用することを目的として,擬似スタジアム型2次元半導体レーザとマルチモード光ファイバの光結合系におけるファイバの種類と結合効率の関係について調べた.その結果,グレーデッドインデックス型光ファイバを用いる場合には,ステップインデックス型光ファイバを用いる場合に比べて屈折率分布型レンズのレンズピッチに対するトレランスが小さくなるため,レンズピッチの正確な制御が必要であることを示した.

12-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名光電子多安定素子直列結合系のフィードバックに時間遅延を適用したモデルの解析
著者*井上 交一朗, 奈良 重俊 (岡山大学大学院 自然科学研究科 電子情報システム工学専攻)
Pagep. 49
Keyword光半導体, SEED, 双安定性
Abstract光電子双安定素子であるSEEDを用いた擬似神経デバイスの作成を行うことで、人間の脳が行う複雑なダイナミクスとその高度な機能へのアプローチを目指す。SEEDを直列結合し、入射光にフィードバックを持たせたDynamic-SEED(D-SEED)のフォトキャリア密度の時間変化を観測し、フォトキャリア密度が周期的にパルス発振することがわかっている。そしてD-SEEDのフィードバックに時間遅延を導入したモデルを考案した。このモデルにおいて遅延時間が増大させていくと、パルス発振の周期性に変化が見られることがわかった。

12-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名有機EL素子のキャリア移動剤による発光過程の検討
著者*三木 祐太 (近畿大学大学院), 岡田 和之 (近畿大学工学部)
Pagep. 50
Keywordディスプレイ, 有機薄膜, 発光スペクトル


部門: セッション 0203  10. 通信システム-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:31
部屋: 共通教育棟 B21教室 (→地図)
座長: 冨里 繁 (岡山大学)

10-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名土石流画像監視システムの構築
著者山本 竜男 (中電技術コンサルタント株式会社/電気通信部), 伊藤 忠衛 (中電技術コンサルタント株式会社/情報通信部), *岡村 幸壽 (中電技術コンサルタント株式会社/電気通信部)
Pagepp. 51 - 52
Keyword監視, カメラ, 土石流, 画像, 画像伝送
Abstract現地カメラ画像を遠方の監視所の画像サーバに取り込んで土石流の危険性のある渓流の状況を監視するシステムを構築した。本システムを宮島の白糸川に設置し、平成17年9月の台風14号による斜面崩壊で発生した不安定土砂が更なる災害を引起す原因となることが懸念されることから、その挙動を遠方の監視所より画像監視した。固定カメラの固定画像により、現地の測点に目印を置いて撮影した画像を基に目印を記載した枠を作成し、監視画面上の本枠に最新画像を重ね合わせて更新、また同様の形態で過去画像を並べて表示させることで状況変化を判断できるものとした。

10-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名高精度位置検知システムを適用した子ども見守りシステムの開発
著者*武内 保憲 (中国電力株式会社 エネルギア総合研究所)
Pagepp. 53 - 54
Keyword高精度位置検知, IEEE802.15.4, 子ども見守り
Abstract近年,事件・事故から子どもを守るため,携帯電話などの既存システムや新たなユビキタスネットワーク技術を活用した子どもの安心・安全システム構築に関する動きが活発化している。 当社ではこれまでに,2.4GHz帯無線のIEEE802.15.4を用いて位置を±30cm程度,向きを±1°程度の精度で検知できる(基地局を7m間隔で設置した場合)高精度位置検知システムを開発しており(1)〜(5),今回,このシステムを適用した子ども見守りシステムを日本電気株式会社,有限会社アール・シー・エスと共同で開発したので,その概要を紹介する。

10-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名無線アドホックネットワークにアダプティブアレーアンテナを用いた場合における隠れ端末の場所的な発生分布に関する検討
著者*坂本 圭司, 山中 仁昭, 森永 規彦 (広島国際大学)
Pagepp. 55 - 56
Keyword無線アドホックネットワーク, アダプティブアレーアンテナ, 隠れ端末
Abstract無線アドホックネットワークでは,消費電力を抑えつつ,安定した通信を可能とすることが課題である.この課題に対して,アダプティブアレーアンテナ(AAA)が有効であるが,端末局にAAAを用いた場合に隠れ端末の存在が問題となる.このような隠れ端末問題に対して,場所的な隠れ端末の発生分布を物理的な伝搬路モデルを考慮して定量的に評価した.計算機シミュレーションの結果,端末局にAAAを用いた場合,目標受信レベルが高くなるほど隠れ端末の発生エリアは少なくなるが,放射方向によっては距離に関係なく隠れ端末が発生することを明らかにした.

10-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名方位角情報をもとに制御を行うアダプティブアレーアンテナの3次元指向性特性の検討
著者*石田 国紘, 山中 仁昭, 森永 規彦 (広島国際大学)
Pagepp. 57 - 58
Keywordアダプティブアレーアンテナ, 3次元指向性特性, 干渉抑圧
Abstract近年,屋内での比較的通信距離が近い無線通信が注目されている.このような通信システムでは,不必要に電波が放射されることによる干渉問題や,セキュリティ問題が大きな問題となっている.このような状況においてアダプティブアレーアンテナによるディジタルビームフォーミングが有効である.本稿では,室内環境の近距離通信を想定し,電波放射を抑圧する必要のあるエリアが3次元的な広がりを有する場合において,方位角情報をもとにした指向性制御の有効性を検討する.計算機シミュレーションによる検討の結果,天頂角が90度となる方向に対しては優れた電波放射抑圧特性を示す場合においても,天頂角が小さくなるに従って,同一方向への電波放射抑圧特性は劣化することを明らかにした.

10-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名バックオフ期間における搬送波検出機能を利用した IEEE 802.11 DCFの解析
著者*小林 洋平 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科電子情報通信工学専攻), 榊原 勝己, 武次 潤平 (岡山県立大学情報工学部情報通信工学科)
Pagep. 59
KeywordIEEE 802.11 DCF, バックオフアルゴリズム, CSMA/CA
AbstractIEEE 802.11のMAC層では,CSMA/CAと2進指数バックオフを特徴とするDCFが規定されている.各端末はフレーム送信の前に,競合ウィンドウ(CW)に基づくランダムなバックオフ期間を発生するとともに,他局のフレーム送信中はバックオフカウンタ減少を一時的に停止しなければならない.筆者等は,この一時停止の回数をCWの更新に利用することにより,スループットを改善できることを示した. 本稿では,バックオフ期間における搬送波検出回数を利用する方式に対するMarkovモデルを構築し,性能解析を行う.そして,IEEE 802.11bの規格に準拠する数値例を用いた計算機シミュレーションにより,モデルの妥当性を示す.

10-6 (時間: 14:05 - 14:18)
題名MDS符号を用いたメッセージ分割同報型ARQ方式の性能評価
著者*久岡 敬典 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 電子情報通信工学専攻), 榊原 勝己, 武次 潤平 (岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科)
Pagep. 60
KeywordMDS符号, 同報通信, ARQ方式
Abstract同報通信システムに対するARQシステムとして,IRを利用した方式等が報告されている.本稿では,それらの方式において,固定長メッセージを短いフレームに分割伝送する場合,各フレームに付与されるヘッダがスループット特性に与える影響を,計算機シミュレーションにより評価する.

10-7 (時間: 14:18 - 14:31)
題名CSK変調を用いた双方向型スペクトル拡散ブーメラン方式の性能評価
著者*杉本 徹, 荒井 剛, 稲井 寛 (岡山県立大学情報工学部)
Pagepp. 61 - 62
Keywordコードシフトキーイング, スペクトル拡散通信方式, SSブーメラン方式, ITS
Abstract近年,安全で効率的な交通システムの構築を目指すITSの研究が行われている.その中でスペクトル拡散(SS)ブーメラン方式はITSに適した方式として検討されている.本稿では,符号多値変調方式のひとつであるCSK変調を双方向型SSブーメラン方式に適用した場合の性能について検討している.従来方式では,単一の拡散系列で1ビット毎に情報を拡散するため,伝送できる情報量は符号系列のビット分のみであったが,CSK変調を利用することで伝送される1つの符号系列が持つ情報量を増やすことができ,より効率的な情報伝送が行える.シミュレーションによる性能評価の結果,提案方式は従来方式よりも優れた特性を得られることが確認された.


部門: セッション 0204  10. 通信システム-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 B21教室 (→地図)
座長: 榊原 勝己 (岡山県立大学)

10-8 (時間: 14:40 - 14:53)
題名IEEE802.11無線LANにおけるバックオフ方式
著者*齊藤 智也 (島根大学総合理工学部), 稲井 寛 (岡山県立大学情報工学部)
Pagepp. 63 - 64
Keywordバックオフ方式, ランダムアクセス, IEEE802.11無線LAN
AbstractIEEE802.11無線LANでは,バックオフ方式として2進指数バックオフ方式が採用されおり,これに関する性能評価や改善策の研究が行われている.しかし,従来の性能評価では,ステーションに複数のパケットが蓄積されることは考慮されていない.これに対し,一般的な通信網では,ステーションに複数のパケットが蓄積され得る場合がある.このため,より現実的なモデルにおいては,従来の方式では,競合を十分に解決することはできない.そこで本稿では,トラヒック負荷に応じてバックオフウィンドウの大きさを調節するための新しいバックオフ方式を提案する.計算機シミュレーションの結果,提案方式は従来の方式に比べ,スループットを向上させられること,ステーション数の影響を受けにくいことが示された.

10-9 (時間: 14:53 - 15:06)
題名無線メッシュネットワークにおける通信量を考慮した優先度制御方式
著者*関谷 章仁 (岡山大学大学院自然科学研究科), 河野 圭太, 山井 成良 (岡山大学総合情報基盤センター)
Pagepp. 65 - 66
Keyword無線メッシュネットワーク, 優先度制御, EDCF
Abstract近年,アクセスポイントを無線LANで接続する無線メッシュネットワークが注目されているが,ネットワークで通信を行う際には,特定の通信品質を保証するために優先度制御を行う必要がある.無線LAN通信において優先度制御を行う方式としてEDCF(Enhanced Distributed Coordination Function)があるが,無線メッシュネットワーク環境でEDCFを使用すると適切な優先度制御が行えない可能性がある.そこで,本論文では,無線メッシュネットワークにおける優先度制御方式を提案し,その有効性を検証するため,ネットワークシミュレータns-2を用いた評価実験を行う.

10-10 (時間: 15:06 - 15:19)
題名CI符号化OFDM伝送におけるスペクトラム整形の効果
著者*守 由圭里, 冨里 繁, 秦 正治 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 67
KeywordOFDM伝送方式, ピーク電力低減, CI符号化, スペクトラム整形
Abstract近年,モバイル通信環境において高速かつ大容量な通信を実現するためにOFDM伝送方式が検討されている.しかしながら,OFDM伝送方式には非常に大きなピーク電力が発生するという欠点がある.そこで,このピーク電力を効率的に低減するため,CI符号化OFDM信号を周波数領域で波形整形する手法を提案し,ピーク電力低減効果,スペクトラム特性,及びBER特性を明らかにする.

10-11 (時間: 15:19 - 15:32)
題名歪電力制御手法を用いた低ピークOFDM送信信号生成法の検討
著者*藤原 稔久, 冨里 繁, 秦 正治 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 68
KeywordOFDM, 歪電力制御, 無線通信, スペクトラムマスク, フィルタ
Abstract将来の高速無線通信方式用にOFDM伝送が検討されているが,ピーク電力が非常に大きいため電力増幅器の非線形性により帯域外輻射が発生する.本検討では,OFDM信号用の繰り返しピーク電力低減手法において,フィルタ特性を無線システムで規定されているスペクトラムマスクに合わせて設定する歪電力制御手法について提案し,その伝送特性を明らかにする.

10-12 (時間: 15:32 - 15:45)
題名市街地キャンパスにおけるセルラCDMA方式の電波伝搬特性
著者*高橋 倫理, 冨里 繁, 秦 正治 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 69
KeywordCDMA, 市街地キャンパス, RAKE受信
Abstract近年,CDMA方式のサービスエリア拡大が精力的に進められており,建物が密集する場所では複数の基地局でサービスエリアをカバーする方法もとられている.この場合,各基地局のエリアがオーバラップすることから,エリア設計には工夫が必要と考えられる.そこで本検討では,市街地におけるサービスエリアの例として岡山大学鹿田キャンパスを取り上げ,受信レベル分布,パス数分布,遅延時間分布に関する測定を行い,エリア設計上の課題について検討したので報告する.

10-13 (時間: 15:45 - 15:58)
題名位置推定アルゴリズムのZigBeeへの実装
著者*川崎 政志 (広島大学工学研究科情報工学専攻)
Pagep. 70
KeywordZigbee, LQI, 位置推定
AbstractZigBeeとは短距離無線通信規格の一つで,低速で伝送距離も短い代わりに省電力で低コストという利点がある. 特に,センサネットワーク,ホームオートメーション,ファクトリーオートメーション等への応用が期待される. 本研究では,リンク品質通知(LQI:Link Quality Indicator)を用いることで,端末間の距離を計算し,位置推定アルゴリズムをZigBee上で実装することを目的とする.


部門: セッション 0301  19. 情報数理-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 C21教室 (→地図)
座長: 大木 誠 (鳥取大学)

19-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名隠れ警備員配置問題における上下限
著者*山本 裕嗣, 岩本 宙造, 森田 憲一, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 71 - 72
Keyword警備問題, 隠れ警備員配置問題, 警備員数の上下限
Abstract警備問題とは,空間に警備員を配置して監視する問題のことであり,この問題の種々の変形版に関する研究論文は数百篇にものぼり,計算幾何学の中の重要な一角を占めている.本論文では,警備問題の一種である隠れ警備員配置問題を取り扱う.隠れ警備員配置問題とは,警備員を互いに見えない位置に配置し,多角形の内部を監視する問題である.まず,警備員数の下限の定理1を与える.次に,間仕切りを用いることで警備員数を減らせることから,間仕切りを用いた隠れ警備員配置問題の警備員数の上限の定理2と下限の定理3を与える.さらに,間仕切りの数も考慮することで定理3を改善した定理4を与える.最後に,定理1,4の証明をし,定理2の配置アルゴリズムを紹介する.

19-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名非決定性チューリング機械の厳密な領域階層定理
著者*立花 大輔, 岩本 宙造, 森田 憲一, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 73 - 74
Keywordチューリング機械, 計算複雑さ, 領域階層定理, 非決定性
Abstractテープ記号が0と1に制限された1テープ非決定性チューリング機械の厳密な領域階層定理を導出する.s_1(n),s_2(n)を領域構成可能関数とし,s_2(n)-s_1(n+2)-nがO(1)に含まれないとき,s_1(n)領域の1テープ2記号1ヘッド非決定性チューリング機械に受理される言語のクラスは,s_2(n)領域の同機械のクラスに真に包含されることを証明する.領域関数s_1(n+2)の変数nに加えられた2は,再帰詰込み論法における万能チューリング機械のテープの「2トラック化」に由来している.また,s_2(n)とs_1(n+2)の「差」は,nより大きい必要があるが,これは,万能TM を再帰的に呼び出すときに必要となる入力列を保存するための領域である.

19-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名4記号万能可逆チューリングマシンの構築
著者*三上 敦志 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻), 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 75 - 76
Keywordチューリングマシン, 可逆性, サイクリックタグシステム, Turing Machine, TM
Abstract現在の論理素子は小型化が進んでいるが,既存の技術の延長だけでは近い将来に限界を迎えるものと推測される.その解決策の1つとして研究されているのが可逆性である。これは物質のミクロな性質を反映しており,さらなる小型化の鍵と考えられている。この可逆性を理論的な方向から研究するためのアプローチとして,基本的な計算機モデルであるチューリングマシンを題材とし,可逆性を備えた万能チューリングマシンを構築するというものがある.過去にもサイズ(状態数と記号数)の小さい複数の万能可逆チューリングマシンが発表されている.本研究ではこれらを継続し,これまでに構築されていない4記号万能可逆チューリングマシンを構築した.

19-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名非決定性チューリング機械をシミュレートする非決定性論理回路の設計
著者*小野 優介 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻), 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 77 - 78
Keywordチューリングマシン, 論理回路, 非決定性, Turing Machine, TM
Abstract直列計算および並列計算の基本モデルは,チューリング機械と論理回路である. 本研究では,非決定性チューリング機械と非決定性論理回路,これら2つのモデル間のシミュレーションについて考え,以下のような結果を得た. T(n)時間S(n)領域で動作し,G(n)回の非決定的動作をする任意のTM Mに対して,MをシミュレートできるサイズO(S 2(n)T(n)),段数O(log T(n)),非決定性入力ビット数T2(n)の論理回路と,サイズO(S(n)T(n)), 段数O(T(n)log S(n)),非決定性入力ビット数G(n)の論理回路を構成した.また,サイズを増やせば段数はO(T(n))に改善できる.

19-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名4入出力2状態可逆論理素子の万能性
著者*谷澤 強, 藤井 洋一, 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 79 - 80
Keyword可逆, ロータリー素子, 万能性, RE, 可逆論理素子
Abstract現在の計算機には半導体素子が用いられ,その微細化が進められているが,それはあと十数年で限界に達すると言われている.それ以降は原子,分子などミクロレベルの物質を直接論理演算に用いるような手法へ移行すると予測される.このような手法の研究の有力なアプローチとして可逆コンピューティングが挙げられる.本研究では可逆コンピューティングを構成するための可逆論理素子について,特に4入出力2状態可逆論理素子の万能性を考察する.

19-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名反応拡散セルオートマトンを用いた結線構築法
著者*雪田 恭兵 (広島大学大学院 工学研究科 情報工学専攻), 今井 克暢, 森田 憲一 (広島大学大学院 工学研究科), 岩本 宙造 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 81 - 82
Keywordセルオートマトン, 反応拡散系, 化学反応波
Abstract反応拡散現象は生物の体模様やBZ反応(Belousov, Zhabotinsky反応)などに見られ, 特徴として時間的振動や, 動的で多様なパターン形成があげられる. この反応系では化学反応により物質の濃度が空間的に変動する現象が起こり, その現象は化学反応波と呼ばれている. 過去の研究としてセルオートマトンを用いて反応拡散現象をシミュレーションする試みは数多く示されている. 具体的なものとしては, 貝殻の模様に見られるチューリングパターンの形成手法があげられる. 本研究では反応拡散現象で見られる化学反応波を2次元のセルオートマトンを用いて表現する. それらを互いに衝突させることでセル空間内に結線構造を構築するとともに, 論理回路を構築できる可能性を示す.


部門: セッション 0302  19. 情報数理-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 C21教室 (→地図)
座長: 山内 雅弘 (近畿大学)

19-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名キャストパズルの計算複雑さ
著者*西尾 研二 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻), 岩本 宙造, 森田 憲一, 今井 克暢 (広島大学)
Pagepp. 83 - 84
Keywordキャストパズル, 計算複雑さ, NP困難
Abstract知恵の輪とは,つなげられた2つ以上の部品を外したりつないだりす るパズルの一種である.知恵の輪には,部品が針金から作られた,いわゆる狭義の「知恵の輪」(ワイヤーパズル)と,金型に炉で溶かした亜鉛合金を流し込んで,鋳造して作られた「キャスト系パズル」がある.本論文では,n個の部品(ピース)からなるキャストパズルの難しさを理論的に解明する.各ピースは単純多面体とし,n個のピースが,ある空間内に(組み合わされた状態で)与えられるとする.キャストパズルは指定されたピースを外して,そのピースだけをその空間内から外に移動させることが可能か否かを問う問題とする.その結果,キャストパズルがNP困難になることを証明した.

19-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名計算万能性を有する単純な有限状相1次元可逆セルオートマトン
著者*石井 芳 (広島大学大学院工学研究科情報専攻), 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学)
Pagepp. 85 - 86
Keywordセル・オートマトン, 可逆
Abstractセルオートマトン(CA)の理論において計算万能性は非常に重要な 問題である. 1次元の場合,わずか2状態の計算万能CAが存在することが Cookによって証明されている. 彼はサイクリックタグシステム(CTAG) と呼ぶ計算万能な システムを2状態CAで模倣する方法を与えた. ついて述べる. 可逆CA(RCA)に関しては,Morita, Haraoにより, 任意の可逆Turing機械に対し, それを模倣する1次元RCAが構成できることが示されており, それから計算万能なRCAの存在が導かれる. その後,任意のCTAGを有限状相で模倣できる98状態の計算万能な 1次元RCAがMoritaによって設計された. ここでは, 96状態で任意のCTAGを有限状相で模倣できる1次元RCAを示す.

19-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名A Note on One-Way Turing Machines with Sublinear Space
著者*義永 常宏 (徳山工業高等専門学校), 徐 建良 (Ocean University of China)
Pagep. 87
KeywordTuring machines, sublinear space, self-verifying nondeterminism, alternation, closure property
Abstract入力の長さの線形以下の領域量をもつ1方向チューリングマシン の基本的な性質を示している.特に,全称状態のみの交代性, 自己検証非決定性および決定性の同マシンの各受理言語のクラス は正規言語との連結や長さ保存準同型の演算に関して閉じていな いこと,また,自己検証非決定性の同クラスは補集合演算に関し て閉じていることを示している.

19-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名TTSPグラフに対する簡潔表現とパス探索問題への応用
著者*和田 将信, 三吉 純平 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 糸川 裕子 (広島国際大学 心理科学部), 内田 智之 (広島市立大学大学院 情報科学研究科)
Pagepp. 88 - 89
Keyword簡潔データ構造, グラフアルゴリズム, TTSPグラフ, パス探索問題
Abstractグラフデータを有効活用するには,サイズを最小限にし,かつ高速に検索する必要がある.近年,木構造データに対する簡潔データ構造に関する研究が盛んである.Ferraginaらは,辺ラベル付き木に対し,そのデータサイズを小さくする変換法としてxbwを提案するとともに,高速なパス探索アルゴリズムも与えている. 電気ネットワークなどのグラフ構造データの多くはTTSPグラフでモデル化することができる.そこで,本論文では,辺ラベル付き木に対するxbwを辺ラベル付きTTSPグラフに拡張し,変換xbwを適応されたTTSPグラフ上でパス探索を高速に行うアルゴリズムを提案し,その優位性を示す.

19-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名パターン表現の計算複雑さについて
著者*重安 芳謙, 伊藤 暁 (山口大学理工学研究科)
Pagepp. 90 - 91
Keywordパターン表現, 領域計算量, 多ヘッドオートマトン
Abstract“パターーン表現”とは一般化された正規表現の一種であり, それらが表現する言語は線形領域限定非決定性チューリング機械で受理されることが知られている。本稿では,それらが対数領域限定非決定性チューリング機械で受理されることを示す。

19-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名スーパーパズにおける成功可能な局面の割合
著者*新谷 敏朗 (福山大学工学部)
Pagep. 92
Keywordスーパーパズ, ゲーム木, 深さ優先探索
Abstractスーパーパズはトランプの一人遊びである。このゲームでは52枚のカードをシャッフルしてすべて表向きに並べた4行13列の初期局面からルールに従ってカードを移動していき,所定の成功局面に至ることが目的である。ゲーム木の節点数が非常に多くなるため,成功可能と予想されるがまだ解が得られていない局面が存在する。ルール上列数を減らしてもプレイが可能なので,ここでは4〜6列の場合にゲーム木の節点のうち成功局面に至る可能性があるものがどの程度存在するかを調べた。その結果ゲーム木全体では成功可能な局面の割合はかなり低いが,最初の成功局面までに限ると,成功不可能な局面数の割合はそれほど高くないことが明らかになった。

19-13 (時間: 11:48 - 12:01)
題名High Speed Rendering Method for Complex Scenes
著者*Matthew Johnson, 玉木 徹, 金田 和文 (広島大学 大学院工学研究科), 水上 嘉樹, 多田村 克己 (山口大学 大学院理工学研究科)
Pagep. 93
KeywordRaindrop, Ray tracing, Real time Rendering, Rainy weather
AbstractA method which allows an application to render a large number of drops through interpolation during preprocessing. This method makes use of a unique type of ray tracing to allow for accurate interpolation. This will allow numerous accurate raindrops to be rendered at real time speeds making it useful for simulations.


部門: セッション 0303  19. 情報数理-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 共通教育棟 C21教室 (→地図)
座長: 森田 憲一 (広島大学)

19-14 (時間: 13:00 - 13:13)
題名グラフ点彩色問題に対する厳密解法の上界値の改良による高速化
著者*道後 幸寛 (広島大学工学部第2類情報工学課程), 田岡 智志, 渡邊 敏正 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 95 - 96
Keyword点彩色, VNS, BSC
Abstractグラフの点彩色とは,与えられたグラフGにおいて隣接する(辺で結ばれている)頂点が異なる色となるようにすべての頂点に色を塗ることである.点彩色問題は最小色数及びそのときの点彩色を求めることが目的であるが,一般にNP困難であることが知られている.その解法として必ず最小色数を求められるが,入力によっては計算に長時間かかってしまう厳密解法が存在する.本研究では厳密解法の上界値の改良による高速化を中心に報告する.

19-15 (時間: 13:13 - 13:26)
題名グラフの最大供給分割問題における発見的解法族クラスSIMPLEの辺次数に基づく性能強化
著者*上田 裕之, 田岡 智志, 渡邉 敏正 (広島大学大学院 工学研究科)
Pagepp. 97 - 98
Keywordグラフ, 最大供給分割問題, 近似解法
Abstractグラフの最大供給分割問題は,グラフが木であってもNP困難であることが知られており,発見的解法がいくつか提案されている.また,グラフが木でありかつ各点の需要量・供給量が全て整数の場合,擬多項式時間で最適解を求めるアルゴリズムが提案されている.本稿では,グラフの最大供給分割問題に対する発見的解法の中で,もっとも計算が早く受給率もよいクラスSIMPLE(およびその派生手法を合わせた手法の族)に注目し,改良手法の提案と計算機実験による性能評価を行った.

19-16 (時間: 13:26 - 13:39)
題名実験データに基づくシグナル伝達経路ペトリネットモデルの遅延時間推定手法
著者*三輪 良雅, 樋岡 幹司 (山口大学大学院 理工学研究科), Chen Li (東京大学 医科学研究所ヒトゲノム解析センター), Qi-Wei Ge (山口大学 教育学部), 松野 浩嗣 (山口大学大学院 理工学研究科), 宮野 悟 (東京大学 医科学研究所ヒトゲノム解析センター)
Pagepp. 99 - 100
Keywordシグナル伝達経路, ペトリネット, モデル分解, 遅延時間推定, アルゴリズム
Abstract本稿では,シグナル伝達経路ペトリネットモデルの実験データに基づく遅延時間の推定方法を提案する.我々はまず,李らにより提案されたモデル化手法に基づき,ErbB4レセプタシグナル伝達経路を離散ペトリネットモデルで表現した.さらに,計算時間の短縮のためにモデルの分解を行なった上で,提案するアルゴリズムを用いて実験データに基づく時間ペトリネットモデルを構成した.最後に,提案するアルゴリズムの有効性を確認するために,構成した時間ペトリネットモデルのシミュレーションを行ない,実験データとの比較を行った.

19-17 (時間: 13:39 - 13:52)
題名時間ペトリネットによるシグナル伝達経路モデルの反応時間決定のアルゴリズムの提案
著者*樋岡 幹司, 三輪 良雅 (山口大学大学院 理工学研究科), 李 晨 (東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター), 葛 崎偉 (山口大学 教育学部), 松野 浩嗣 (山口大学大学院 理工学研究科), 宮野 悟 (東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター)
Pagepp. 101 - 102
Keywordアルゴリズム, ペトリネット, シグナル伝達経路
Abstractシグナル伝達経路とは,細胞外からリガンド等の物質が細胞膜上の受容体と結合することで細胞内に刺激が伝わり,酵素反応等によりシグナルが下流に伝わる一連の経路である.李らにより,離散ペトリネットを使ってシグナル伝達経路をモデル化する手法が提案されている.さらに,李らの時間ペトリネットを用いたトランジションの発火頻度を決定する手法により,ペトリネットモデルの上流から下流へトークンがプレースに滞留せずに流すことできる.しかし,この手法では発火頻度の決定に対する制約が厳しいという問題点が挙げられる.本稿では,ペトリネットモデルで多く見られるマークグラフを用い,李らの手法に比べ緩い制約の条件式を導出し,アルゴリズムを提案する.

19-18 (時間: 13:52 - 14:05)
題名カンファレンスにおけるセッション編成法の実装
著者*畑 守之 (広島大学大学院 工学研究科 情報工学専攻), 田岡 智志, 渡邉 敏正 (広島大学大学院 工学研究科)
Pagepp. 103 - 104
Keyword時間割編成
Abstract本稿では,カンファレンスにおける時間割編成問題を扱う。カンファレンスとは学術的な研究会や国際会議などのことを指し,実施までに多くのプロセスを経る。その際,数十件から数百件の投稿論文を扱うため,セッションの編成にも多くの労力と時間がかかる。セッション編成は,組合せ的な制約条件(同じ時間帯での教師・クラスの重複の禁止等)を満たしつつ評価値を最適化する組合せ最適化問題の一種であり,一般的な大学等の時間割編成に対してもNP- 完全であることが知られている。 本研究室で実用化されているカンファレンス運営システムでは多くのプロセスを自動化しているが,セッション編成については自動化されていない。この部分を実装し,計算機実験を行いその有用性を示す。

19-19 (時間: 14:05 - 14:18)
題名時間付きペトリネットにおけるトランジション選択指標の改良による発火系列探索法の強化
著者*佐々木 浩晶, 田岡 智志, 渡邉 敏正 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 105 - 106
Keyword時間付きペトリネット, 発火スケジューリング問題, increase値, 拡張疑似ボトルネック, 発見的解法
Abstract本論分では、時間付きペトリネットの最大発火スケジューリング問題(MAX TPSと略記)に対して、ペトリネットの最大発火系列問題(MAX LFSと略記)の解法で用いられているアルゴリズムを適用させた発見的解法を提案し、その性能を実験的に評価する。新たな解法はDBSR_inc、DBSR_eq、DBSR_eqiの三種類であり、DBSR_incは既存解法DBSR_ra+にincrease値と呼ばれるトランジション選択指標を、DBSR_eqは拡張疑似ボトルネック禁子則を、DBSR_eqiはその両方を組み込んだものである。その結果、いずれの解法も求解率を保ったまま計算時間を最大で約30%減少させることに成功した。


部門: セッション 0304  19. 情報数理-(4)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 C21教室 (→地図)
座長: 田岡 智志 (広島大学大学院 工学研究科 情報工学専攻)

19-20 (時間: 14:40 - 14:53)
題名トランジションの発火回数制約に自由度を持つペトリネットの発火系列探索に対する一考察
著者*中野 雅章 (近畿大学 大学院 システム工学研究科), 山内 雅弘 (近畿大学 工学部 電子情報工学科)
Pagepp. 107 - 108
Keywordペトリネット, 発火系列探索, スケジューリング, 緩和問題, 近似アルゴリズム
Abstractスケジューリング等の組合せ最適化問題をペトリネットを用いてモデル化し解法設計を行なう際には,一般的に,発火系列問題(LFSと略記)と呼ばれる本質的な問題を避けて通ることはできない.LFSは,初期マーキングから始めて,各トランジションの発火回数が予め指定された発火回数に丁度等しくなるような発火系列を求める問題である.スケジューリング問題においては,各トランジションの発火回数が一意に定まらない場合もあるため,LFSにおける発火回数制約に自由度を持たせた緩和問題eLFSを新たに定義・導入し,この解法設計として,従来のLFS解法で提案されている幾つかの指標の有用性を実験的に評価することを目的とする.

19-21 (時間: 14:53 - 15:06)
題名Type I AOPFにおける二乗算の高速化
著者*竹内 翔一 (岡山大学工学部通信ネットワーク工学科), 加藤 英洋, 野上 保之, 森川 良孝 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 109 - 110
Keyword拡大体, Type I AOPF, CVMA, 二乗算
Abstract本稿では, AOPFにおける高速な二乗算の改良を行う. pに256-bitの素数, 拡大次数mに2, 4, 6, 10, 12をそれぞれ用い, Pentium4(2.6GHz)上でC言語を用いて実装した結果, 提案法は従来法と比較してFp2のときに約30%, Fp4のときに約12%, そしてFp6のときに約6%高速になった. これにより, 改良法は拡大次数の小さい方が効果的であると言える.

19-22 (時間: 15:06 - 15:19)
題名DNA計算におけるAINSの計算能力について
著者*賈 凡 (島根大学大学院 総合理工学研究科), 會澤 邦夫 (島根大学総合理工学部), 桑原 佳世 (日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社)
Pagep. 111
KeywordDNAコンピュータ, AINS
Abstract現代の計算機にはハミルトン経路を始めとするNP問題に対して,最悪の場合は指数時間がかかってしまい,計算量的に手に負えない問題と言える.この計算機を補完することが期待されているのがDNA計算である.現在,様々なDNA計算モデルが研究されているが,ここではInsertion-Deletion SystemにAdjoining Insertion(同期書き込み)というTAG の接合規則を加えたAINS に注目した.AINSは挿入規則のみを使用するSystemで文脈自由言語のクラスを真に含んでいる.しかし,チョムスキー階層において文脈自由言語より上に属する言語との包含関係は示されていない.一方,TAGは文脈自由言語と文脈依存言語の二つのクラスの中間に当てはまるクラスを持ち,TAGを制限したシステムとしてSLTAGとESLTAGが提案されている .これはRNAの2次構造解析として分子生物学上,癌研究に応用され,重要な役割を担っている.本研究では,AINSとSLTAGの包含関係を示す.

19-23 (時間: 15:19 - 15:32)
題名眼球運動を考慮したOCT 断面画像の位置合わせ手法
著者*岡林 慶, 玉木 徹, 金田 和文 (広島大学 大学院工学研究科), 曽根 隆志, 木内 良明 (広島大学 大学院医歯薬学総合研究科)
Pagep. 112
KeywordOCT断面画像, 位置合わせ, 眼球運動
Abstract医学の分野において、緑内障の早期発見および経過観察のために、眼底の3 次元形状の詳細な観察が望まれている。眼底形状を観察できる装置としてOptical Coherence Tomography (OCT)がある。しかし、OCTを用いて3 次元眼底形状を再構成するためには 断面画像を位置合わせする必要がある。本研究では、眼球モデルを想定し、、眼球運動によるずれを直接考慮した位置合わせ手法を提案する。

19-24 (時間: 15:32 - 15:45)
題名3チャンネルIIR 型インタリーブ・フィルタ
著者*友安 直人, 安井 崇, 神宮寺 要 (島根大学大学院)
Pagep. 113
KeywordIIR, インタリーブフィルタ

19-25 (時間: 15:45 - 15:58)
題名複数の計算機を用いた看護師勤務表最適化
著者*河野 光, 采女 真也 (鳥取大学大学院情報エレクトロニクス専攻), 濱本 祐輔, 安藤 正貴 (鳥取大学電気電子工学科), 小鉄 和広 (鳥取大学大学院情報エレクトロニクス専攻), 藤澤 大樹 (鳥取大学電気電子工学科), 大木 誠 (鳥取大学大学院情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 114
Keyword遺伝的アルゴリズム, 並列処理, アルゴリズム
Abstract病院で働く看護師の勤務表作成には考慮すべき事 項が多数ある.医療現場では看護師勤務表の作成に 多大な時間とコストを費やされている.これに対し, 計算機を用いた看護師勤務表の自動作成の研究が行 われている.我々は勤務表を自動作成する際に共存 型GA を用いて最適化する手法を提案した[1][2].勤 務表内におけるペナルティ値の大きい箇所を特定し, 同一勤務日内の他の看護師の勤務内容と入れ替えを 行う多重分岐型突然変異オペレータ(MBM: Multi-Blanch-Mutation)を提案した.本研究では複数 の計算機を用いてMBM を用いる手法を提案する.


部門: セッション 0401  18/9. 信号処理-(1)/弾性振動・音響・オーディオ
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 C22教室 (→地図)
座長: 森川 良孝 (岡山大学)

18/9-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名音源分離の周波数解析に用いる一般調和解析の高速化の検討
著者*小川 慎 (鳥取大学 大学院 工学研究科), 田中 美栄子, 清水 忠昭 (鳥取大学 工学部 知能情報工学科)
Pagep. 115
Keyword音源分離, 一般調和解析, 高速化

18/9-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名歌唱の特徴を考慮した自動採譜システムの開発
著者*尾崎 翔吾, 清水 忠昭, 田中 美栄子 (鳥取大学 工学研究科 知能情報工学専攻)
Pagep. 116
Keyword自動採譜

18/9-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名車内雑音に対する2入力スペクトル・サブトラクション法の改良
著者*國島 寛史 (鳥取大学大学院工学研究科知能情報工学専攻), 清水 忠昭, 田中 美栄子 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 117
Keyword2入力, SS法, 改良
Abstract近年,カーナビゲーションを始めゲームや文書作成 等に音声認識が実用されている.音声認識は端末を目 で見て手で操作するユーザインタフェース(UI) に対し て,音声のみで操作が可能になる.その点,カーナビ ゲーションシステムのような運転で視覚や手足の自由 を奪われている状況下での入力方法として非常に効率 的である.また,音声のみで操作ができる点でユーザ に優しいUI であるといえる.しかし音声認識は雑音の 影響を大きく受ける.そのため,音声認識を行う前処 理として雑音除去が重要である. 本研究では,カーナビゲーションシステムでの音声 認識の前処理として,車内の非定常な雑音の低減を実 現するため,従来の2 入力スペクトル・サブトラクショ ン法(2 入力SS 法)[1] の改良を行った.

18/9-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名適応フィルタを用いた広帯域及び正弦波騒音抑圧法の相関推定による可変ステップサイズに関する一検討
著者島田 康二 (鳥取大学大学院 工学研究科 博士前期課程 情報エレクトロニクス専攻 電気電子コース), *園延 昇太 (鳥取大学 工学部 電気電子工学科), 笹岡 直人, 伊藤 良生 (鳥取大学 工学部)
Pagep. 118
Keyword騒音抑圧, NLMSアルゴリズム, 逆フィルタ, 可変ステップサイズ
Abstract広帯域騒音及び正弦波騒音の重畳する音声から騒音を抑圧する手法としてALE(Adaptive Line Enhancer)及びNEF(Noise Estimation Filter)を用いた手法について検討を行ってきた.しかしこの手法ではNEFのタップ係数更新のためのNLMS(Normalized Least Mean Square)アルゴリズムのステップサイズを固定値としているため,騒音抑圧性能と強調音声の音質維持を両立させることは困難であった.そこで本研究では,NEFの可変ステップサイズ法ついて検討を行う.本手法はNEFの外乱である音声が入力される音声区間ではステップサイズを小さく,無音声区間においてはステップサイズを大きく設定するものである.

18/9-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名相関関数を用いた方程式誤差モデルに関する一検討
著者金川 龍一, *樋口 達也, 笹岡 直人, 伊藤 良生 (鳥取大学工学部)
Pagep. 119
Keyword方程式誤差モデル, 相関関数, 適応フィルタ, システム同定, バイアス
Abstract方程式誤差モデルを用いた適応フィルタによるシステム同定において未知システムを推定する際,外乱により推定パラメータにバイアスが発生する.この問題を解決するために,実環境において外乱と入力信号が統計的に独立であることを利用した方程式誤差モデルについて提案を行う.本提案法では,所望信号と未知システムの入力信号の相関関数を推定し,タップ入力として用いる.これにより入力信号と外乱が無相関であるため,タップ入力に含まれる外乱成分が抑圧され,バイアスの影響を低減した未知システムの推定が可能となる.

18/9-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名到来時間遅れによる音源方向推定における周波数上限
著者*田中 諭 (広島工業大学大学院 工学研究科 電子工学専攻), 玉野 和保 (広島工業大学 工学部 電子情報学科), 武村 正則 (ヒロコン株式会社), 中村 正孝 (広島工業大学 名誉教授)
Pagepp. 120 - 121
Keyword音源方向推定, マイクロホンアレー, ハンズフリー, 到来時間差
Abstract本報告は、マイクロホン対を用いての音源方向推定における、対象の音源周波数の上限に関するものである。ここでは、(到来角θi / 周波数ω)のそれぞれについてマイクロホンの受音の時間波形を示し、その様相から推定可能の周波数上限を明らかにしている。


部門: セッション 0402  18/14. 信号処理-(2)/放送
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 C22教室 (→地図)
座長: 笹岡 直人 (鳥取大学)

18/14-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名FPGAによる変形離散フーリエ変換対の実現
著者早 惇一 (鳥取大学工学部,現在島精機), *中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 123
Keyword離散フーリエ変換, FPGA, ハードウェア実現
Abstract離散フーリエ変換(DFT)対を簡易化したものに変形離散フーリエ変換(MDFT)対がある.振幅スペクトルだけを制御し,逆変換を伴う音声雑音除去のような応用に適するがこれまでハードウェアでは実現されなかった.今回,MDFT対をFPGAにより実装を試みた.結果として,実用化にはより多くの乗算器を有するFPGAを必要とする反面,MDFT対がハードウェア実現に向いていることが確認できた.

18/14-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名周波数領域ALEによる音声重畳雑音除去〜相関分離パラメータの周波数領域適応的制御〜
著者*難波 宏徳, 中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 124
Keyword周波数領域ALE, 相関分離パラメータ
Abstract周波数領域ALEを用いた音声重畳雑音除去に関する研究を行っている.一般にALEにおいては相関分離パラメータと呼ばれる遅延量を入力信号と所望信号との間に挿入することで,それぞれの信号に含まれる雑音の相関性が除去される.特に,本システムでは周波数毎に相関分離パラメータを設定することが可能である.また,設定については雑音抑圧に有効な設定,音声強調に有効な設定,音声強調と雑音除去の折衷的な設定が考えられる.今回は周波数帯を基本周波数により4つに分け,それぞれ適した設定とすることで,周波数帯を個人ごとに異なる音声周波数帯域へ対応させることの有効性を確かめた.

18/14-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名周波数領域信号・雑音レベル検出器を用いた音声重畳雑音除去システム−雑音減算係数の自動設定−
著者*湊 勇気, 中西 功 (鳥取大学大学院 工学研究科)
Pagep. 125
Keyword雑音除去, 信号レベル検出器, 雑音レベル検出器, 雑音減算係数
Abstract我々は周波数領域信号・雑音レベル検出器を用いた音声重畳雑音除去システムの提案を行ってきた.提案システムでは,周波数領域での信号ならびに雑音スペクトル量を実時間的に検出し,信号スペクトル量から雑音スペクトル量を減算することにより雑音除去を行う.その際,減算量を調節するために雑音減算係数を乗じている.従来,この雑音減算係数は事前実験により求められた値を用いていた.本稿では,雑音減算係数の定式化による自動設定を提案し,シミュレーションによってその有効性を確認する.

18/14-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名分枝限定法を用いた有限語長ディジタルフィルタの重み付き修正最小2乗設計
著者*中本 昌由, 早川 裕貴, 車地 豊, 雛元 孝夫 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 126 - 127
Keywordディジタルフィルタ, 重み付き修正最小2乗法, 有限語長, 分枝限定法, Lagrangeの未定乗数法
Abstract本論文では,低域通過特性を有するIIRディジタルフィルタに対し,周波数領域における重み付き修正最小2乗法を用いて,与えられた周波数特性を近似するようなフィルタ係数を有限語長で設計する方法を示す.ここでは,2次形式の行列を用いて緩和解を計算することにより,離散空間におけるフィルタ係数の設計を効率的に行うことができる.緩和解は,Lagrangeの未定乗数法によって計算され,下界値評価によって良好な解が含まれる領域のみが探索される.最適化された分母係数は,分母多項式の極が単位円内にあるもののみが採用されているので,常に安定なディジタルフィルタが得られる.最後に,提案手法の有効性を示すために10次の低域通過IIRフィルタの有限語長設計を行っている.

18/14-5 (時間: 11:22 - 11:35)
題名地上デジタル放送「全チャンネル同時チェッカー」の開発
著者*矢田 峻一 (NHK松江放送局/技術部)
Pagepp. 128 - 129
Keyword地上デジタル放送

18/14-6 (時間: 11:35 - 11:48)
題名住所検索によるロボカメ自動制御システム“U4−MAP”の開発
著者*高砂 幸代, 野村 卓司 (日本放送協会広島放送局技術部)
Pagepp. 130 - 131
Keyword緊急報道, ロボカメ, ASP

18/14-7 (時間: 11:48 - 12:01)
題名地上デジタル放送 遠隔測定システムの開発
著者*熊谷 崇 (NHK山口放送局(技術))
Pagepp. 132 - 133
Keyword地上デジタル放送, 遠隔測定
Abstract山口県では2006年10月に地上デジタル放送を開始した.その中で,電波伝搬上の問題による中継局の親局受信異常や視聴者宅の受信障害等が発生しており,今後も中継局の増加に伴って件数が増える可能性がある.特に,フェージングや混信の原因究明には電波の長期測定を行うことが最も効果的であるが,現状では現地測定のみ可能であり,データ取得には出向を伴うため,迅速な対応が取れない. 今回は,新規に考案したカラータイルスーパーを用い,任意の場所で遠隔長期測定が可能なシステムを開発した.本システムは,汎用的な映像伝送装置を利用してFOMA・IP伝送を行うことにより,専用解析ソフトウェアを実装したPC等を用いて,任意の場所において受信映像からスーパーを抽出・解析できる.


部門: セッション 0403  7. 電力系統I
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:31
部屋: 共通教育棟 C22教室 (→地図)
座長: 造賀 芳文 (広島大学)

7-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名2発電機系統の負荷周波数制御における最適レギュレータ理論を用いた安定性の解析
著者*上治 雄平, 西守 克己, 西村 亮, 石原 永伯, Imam Robandi (鳥取大学 工学部)
Pagep. 135
Keyword電力系統, 安定性, 負荷周波数制御, 最適レギュレータ理論, 遺伝的アルゴリズム(GA)
Abstract近年、電力自由化の進展や自然エネルギー志向の高まりにより,電力系統は複雑化してきている.また,今後の電力系統においては,コスト低減のため既存の設備を最大限に活用される事が予想されるため,系統の非線形性が増大し,安定性が失われる可能性がある.そこで本研究では,2領域における負荷周波数制御(LFC)の安定化モデルに対し、最適レギュレータ理論に基づく制御を適用し,Matlabを用いて安定性の解析を行った.なお、最適レギュレータ理論における重み付け行列Q,Rの決定においては、3種類の方法を用い解析を行った。その結果、最適化という観点から,Q,R等の決定方法としてGAが有効であるということが分かった.

7-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名マイクログリッド(PV+補償装置)連系運転時の需給制御シミュレーション
著者*江崎 博俊, 杉原 弘章 (中国電力株式会社 エネルギア総合研究所), 鈴木 茂之, 前平 三郎 (株式会社明電舎 社会システム事業本部 電力・施設事業部), 下田 英介, 森野 仁夫 (清水建設株式会社 技術研究所)
Pagepp. 136 - 137
Keywordマイクログリッド, 需給制御, 負荷追従制御, 連系点潮流一定制御, 太陽光発電システム
Abstract太陽光発電(PV)を始めとする新エネルギーの大量導入に備えるために,分散型電源をネットワーク化して電力供給を行う小規模の電力網(マイクログリッド)で,安定的な電力供給を行うことが可能な技術が求められている。 現在,我々は全電源構成の50%を占めるPVを導入したマイクログリッドを構築し,電力系統との連系運転時および自立運転時における電力供給の安定性等について実証・評価の研究を進めている。 本論文では,連系運転時のマイクログリッドの需給制御およびシミュレーションについて報告する。

7-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名マイクログリッドの発電機運用に関する一考察
著者*田中 政行, 永田 武 (広島工業大学), 歌谷 昌弘 (広島国際学院大学), 舟橋 俊久, 奥野 義道 (株式会社明電舎)
Pagep. 138
Keyword2008, rentai, tyuusi, nagata-l
Abstract近年の環境保護への関心の高まりや関連法の施行により,今後,新エネルギー電源の導入がますます加速することが予想される。電力系統へ多数の分散電源が連携されると,電力系統全体の安定性への影響が懸念される。そのため,近年マイクログリッドが注目されている。 マイクログリッドとは,特定エリアの分散電源や需要設備をまとめて,小規模電力系統としてコントロールすることで電力の自給を行い,電力系統全体の安定性への影響を少なくする運用形態である。マイクログリッドは,グリッド内の需給制御や系統連系の制御が重要であるが,新しい運用方式であるため,その研究も始まったばかりである。 本稿の目的は,マルチエージェント技術を用いて,マイクログリッドにおける発電機起動停止計画の一手法を提案することである。

7-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名GAによる停電作業計画立案に関する一考察
著者*吉本 真也 (広島工業大学大学院工学系研究科電気電子工学専攻), 川原 耕治 (広島工業大学工学部電気デジタルシステム工学科)
Pagep. 139
Keyword停電作業停止計画, GA, rotation
Abstract系統構成の複雑化により、膨大な組み合わせ数が存在する停電作業を最適にスケジューリングする事が重要な課題になっている。そこで本研究室では、このスケジューリングを組み合わせ最適化問題として、GAを用いた研究を行っている。しかしながら、遺伝操作が交叉、突然変異のみのSimple GAで得られた解の品質は満足いく結果でなかったため、遺伝子の操作方法に改良を加え、より良い準最適解を得るため工夫を行った。それについて報告を行う。

7-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名Particle Swarm Optimizationを用いた停電作業計画の策定に関する一考察
著者*弘中 弘 (広島工業大学大学院工学系研究科博士前期課程電気電子工学専攻), 川原 耕治 (広島工業大学工学部電気・デジタルシステム工学科)
Pagep. 140
Keyword停電作業計画, PSO
Abstract停電作業計画とは作業時の供給信頼度低下を極力避け、要求された作業を種々の制約を考慮しながら適切に系統構成と作業日時を決定するものである。本研究では、常時系統周辺の作業系統候補に対して、Particle Swarm Optimizationを用いた停電作業計画の策定に関する考察を行ったので、これについて報告する。

7-6 (時間: 14:05 - 14:18)
題名分散遺伝的アルゴリズムを用いた電力設備停止計画の一解法
著者*桝中 義智 (広島工業大学大学院工学研究科博士前期課程電子工学専攻), 川原 耕治 (広島工業大学工学部電気デジタルシステム工学科)
Pagep. 141
Keyword電力設備停止計画, DGA
Abstract安全かつ安定した電力を絶えることなく供給するために、日々電力設備の補修・点検が行われている。これらの作業は、供給支障を発生させることなく系統を運用しながら行うため、系統の需要バランスを考え、計画的に行う必要がある。その作業日時と系統構成を決めることを電力設備停止計画という。筆者らはこれまでにこの問題を組合せ最適化問題として定式化を行い、GAを用いて解を得た。しかしながら、この問題は、複数案が必要とされるので最適解以外にも多様性のある解を求める必要がある。そのためGAよりも多様性を得やすいDGAを用いて解を得てきた。本研究では、更なる多様性を得るためDGAの移住操作に着目し、シミュレーションを行った。

7-7 (時間: 14:18 - 14:31)
題名太陽光発電測定データを用いた性能評価に関する一考察
著者*和泉 大理 (広島工業大学大学院工学系研究科電気電子工学専攻), 川原 耕治 (広島工業大学工学部電気・デジタルシステム工学科)
Pagep. 142
Keyword太陽光発電, システム出力係数, 温度損失
Abstract太陽光発電は、電力規制緩和や環境への配慮から一般家庭への普及が期待されているが、導入コストは量産効果で低下しているとはいえ、1kWあたり60万円前後と高価である。また、簡易発電量シミュレーションにより費用対効果を予め知ることはできるが、都市部など設置場所によっては日影が生じる場合もあり、正確に推定することは難しい。そこで本研究では、設置された太陽電池パネルの実測データを用いて、建物の影による発電量低下の影響や、システム出力係数から季節による温度損失の変化について考察を行ったので、これについて報告する。


部門: セッション 0404  8. 電力系統II, 発送配電・新エネルギー
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 16:11
部屋: 共通教育棟 C22教室 (→地図)
座長: 川原 耕治 (広島工業大学)

8-1 (時間: 14:40 - 14:53)
題名小規模電力系統における三相不平衡改善手法の検討
著者*石上 明賢, 造賀 芳文, 餘利野 直人, 佐々木 豊 (広島大学), 杉原 弘章 (中国電力)
Pagep. 143
Keyword三相不平衡, 小規模電力系統
Abstract近年、電力の自由化や環境問題への配慮から分散型電源に対する関心が高まっている。分散型電源は多くの利点を持つ一方、導入に関して系統に直接設置することで既存の系統に様々な問題を引き起こす恐れがあると懸念されている。その対策としてマイクログリッドに代表される小規模電力系統の実用化についての研究が進められている。しかし、実用化には課題も多い。その課題の一つとして自立運転制御時の系統規模の縮小により顕在化する系統問題の一つである三相不平衡が挙げられる。 そこで、本研究ではこの課題の基礎的な研究として、小規模電力系統における三相不平衡の改善手法のシミュレーションを行い、その検討を行った。

8-2 (時間: 14:53 - 15:06)
題名小規模電力系統用需給制御システムの開発
著者*真木 一成, 武内 保憲, 杉原 弘章 (中国電力株式会社 エネルギア総合研究所)
Pagepp. 144 - 145
Keywordマイクログリッド, 需給制御
Abstract近年の電力系統は,分散型電源の普及により,小規模オンサイト化が進んでいる。これにより発電機数が増え,中央給電指令所での集中制御が困難となる。そこで,電力系統を細かく区切り,その中の発電機と負荷を制御する「マイクログリッド」という概念が近年注目されている。当社では,小規模電力系統における需給制御システムを試作し,有効性をリアルタイムデジタルシミュレータを用いて検証したので,その概要を報告する。

8-3 (時間: 15:06 - 15:19)
題名太陽電池と燃料電池を組み合わせた分散型電源システムの自動制御
著者*飯塚 慶幸, 片山 昇, 工藤 祐輔, 小越 澄雄 (東京理科大学 理工学研究科)
Pagep. 146
Keyword水素吸蔵合金, 水素エネルギー, 分散型電源, 燃料電池, 太陽電池
Abstract近年、世界共通の課題の一つとして環境問題の深刻化がクローズアップされている。一方、 エネルギー産業にも規制緩和の波が打ち寄せ、小売自由化が制度化され、電力ニーズの多様化が予想される。このような中、自然エネルギーとの親和性が高く、エネルギー効率の向上が見込まれる分散型電源が注目されている。 本研究では、太陽電池と燃料電池を組み合わせたシステムを構築し、自動制御するにあたり鍵になる水素の貯蔵方法とその制御方法、特にスムースなシステムの切り替えについて検討した。 実験からメイン電源から負荷に電力供給が追いつかなくなったときに予備電源に切り替える際には、電気二重層キャパシタや鉛蓄電池のようなもので2分間ほどアシストすれば、スムースにシステムが動作できることがわかった。

8-4 (時間: 15:19 - 15:32)
題名直接メタノール型燃料電池の可視化によるCO2気泡の観測とその動作特性への影響
著者*原 徹也, 片山 昇, 工藤 祐輔, 小越 澄雄 (東京理科大学理工学研究科)
Pagep. 147
KeywordDMFC, CO2, 可視化セル
Abstract直接メタノール型燃料電池は、燃料としてメタノールを使用するため改質器などの装置を必要としないため小型化が実現可能とされている。DMFCの問題点の1つとして、発電時、アノード側にCO2気泡が発生し、反応を阻害するということが挙げられる。そこで本研究では、まずCO2気泡を観測するために可視化セルを作製した。その可視化セルを用いてCO2気泡と時間変化に伴う発電性能との関係について測定した。セルを可視化したことで、CO2気泡と時間変化に伴う発電性能との関連を調査することが出来た。流速が大きい場合、時間が経ってもCO2気泡の量は流路内でほとんど変わらないため出力が安定しているが、流速が小さい場合は、CO2気泡が流路内全体を占めてしまうことが分かった。

8-5 (時間: 15:32 - 15:45)
題名“Plug & Play”を考慮したMicrogridの周波数制御に関する一考察
著者*大丸 友也, 造賀 芳文, 餘利野 直人, 佐々木 豊 (広島大学)
Pagep. 148
KeywordMicrogrid, 周波数制御, 発電機解列
Abstract近年、分散型電源(DG)の利用促進のためDGを一箇所に統合、制御するという考え方が提案されている。その一つにMicrogridがある。Microgridでは、その特性から内在するDGの連系・解列や急な運転条件変更にも対応することが望まれる。いつでもDGを自由に連系・解列できるような機能を有していれば大変柔軟なシステムとすることができる。これは“Plug & Play”機能と呼ばれ実現が期待されている技術である。 しかし、この“Plug & Play”の実現には様々な課題がある。本稿では、この“Plug & Play”を考慮したMicrogridの周波数制御に焦点を当てて課題の整理、考察を行う。

8-6 (時間: 15:45 - 15:58)
題名帰還雷撃に伴う電荷量変化推定手法の提案
著者道下 幸志 (静岡大学 工学部), *河本 伸二 (中国電力株式会社 エネルギア総合研究所), 前田 広治 (中国電力株式会社 流通事業本部)
Pagep. 149
Keyword雷, 電荷量, 帰還雷撃, 静電界
Abstract近年の電力設備の雷害対策の進歩によって、電力システムにとっては、峻度が高い雷電流やエネルギーが大きい雷の重要性が相対的に増しつつある。雷のエネルギーによって電力線に発生する被害としては、送電線の架空地線等の素線切れ、高圧配電線における避雷器の焼損などが知られており、その対策が進められている。 本報告では、電界測定結果に基づいて、帰還雷撃に伴う電荷量変化の推定手法を提案する。この手法を2005年度に山陽地区の観測点で得られた電界波形に適用し、帰還雷撃に伴う電荷量変化を推定した結果について述べる。

8-7 (時間: 15:58 - 16:11)
題名風力発電量波形にスペクトル解析を用いることによる風力波形の生成
著者*土井 淳, 餘利野 直人, 造賀 芳文, 廣光 則昭 (広島大学)
Pagep. 150
Keyword風力発電, 信号処理, 周波数制御
Abstract近年,地球の温暖化問題を始めとして各種の環境問題への対応から、我が国において風力発電設備も電源構成に占める割合が増大してきた。 一方で,電力系統の観点から見ると,風力発電は出力変動が大きいことから,電圧や周波数など電力品質に影響を及ぼすことが懸念される。よって,本研究ではその影響を検討するために統合的な解析手法を開発している。しかし,風力データは地域ごとのデータの性質が異なるため,その特徴も考慮して解析する必要がある。よって,解析手法の一部であるLFCシミュレータにおいて利用可能な風力波形生成モデルを作ることを目標として,信号生成に関する研究を行った。


部門: セッション 0501  25. 情報処理-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:13 - 10:18
部屋: 共通教育棟 C31教室 (→地図)
座長: 藤井 諭 (松江工業高等専門学校)

25-1 (時間: 9:13 - 9:26)
題名説明文を付したアニメーションに対する文間の調和平均による類似度を用いた検索
著者*白井 宏一, 椎名 広光 (岡山理科大学 総合情報学部)
Pagepp. 151 - 152
Keyword動画検索
AbstractWeb上における情報検索では,画像や動画検索においても画像が保存されているWeb ページの単語を手がかりに検索結果を提示している.しかし検索対象の言語情報と検索語の間の大きさが不均衡で動画や画像の検索に用いるのは難いと考えられる. 本研究では,動画にその動作の説明文を付与してあるデータベースを想定し,検索にその説明文を利用するものである.また,検索には,動作を効率よく抽出するために動作を表す説明文を検索で利用する. また,本研究では動画説明文と検索文の類似度の計算については,係り受け構造による類似度に対して,同じ格ごとに一致度を求め,それを用いて調和平均を用いる方法を提案する.

25-2 (時間: 9:26 - 9:39)
題名協調的創造活動支援のためのWebサービスシステム
著者*井上 剛志, 小嶋 弘行 (広島工業大学 環境学部 環境情報学科 小嶋研究室)
Pagepp. 153 - 154
KeywordWebサービス, 知識共有, 文書検索, 協調作業支援, ナレッジマネジメント
Abstractソフトウェアをサービスとして組み合わせて遠隔利用するオープンな標準仕様としてWebサービスが進展している.従来ビジネス分野で利用されているこのWebサービス方式を知識創造活動の場に適用し,Web上の情報や組織内の業務関連文書などの知識を非定型の協調作業に提供し得るWebサービス実現方式について検討する.非定型の協調作業事例として,「研究における文献調査」という業務および知識創造活動を行う場を適用対象として採りあげた.文献調査という業務に関わる知識提供を様々なリソースから動的に探索,検索できる環境をWebサービスとして提供することで業務の効率化を図ることが期待される.

25-3 (時間: 9:39 - 9:52)
題名情報弱者のための携帯電話配置型ソフトウェアキーボードの提案
著者*白根 恵 (松江工業高等専門学校 電子情報システム工学専攻), 田邊 喜一 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 155 - 156
Keyword情報弱者, 文字入力, ソフトウェアキーボード
Abstract高齢者などの情報弱者と情報技術を使いこなしている情報強者との間に社会的・経済的格差が生じる現象である「デジタルデバイド」が深刻な問題となっている. 情報弱者のパソコン利用を困難にしている理由のひとつとしてフルキーボードの使用があげられる1).最も普及しているQWERTY配列のキーボードはボタン数が多く,一見無秩序に並んでいるため配置を覚えるのは困難であり,情報弱者にとって大きな障壁となる.そこで,できるだけ負担の少ないフルキーボードを使用しない入力方式を提案する.

25-4 (時間: 9:52 - 10:05)
題名ユビキタス観光支援システムの通信機能の試作
著者*下山 祐介 (津山工業高等専門学校専攻科 電子・情報システム工学専攻), 井上 昌樹, 大平 栄二 (津山工業高等専門学校 情報工学科)
Pagepp. 157 - 158
Keywordユビキタス, 観光支援システム, Bluetooth, 赤外線, 無線通信
Abstract現在、無線通信の発展やコンピュータの小型高性能化に伴い、ユビキタス社会が実現可能のものとなってきた。そして、この技術を用いた観光支援システムの開発が全国各地で進められている。津山などの観光資源があまり多くない地域では提供できる情報も限られている問題がある。このため、単に情報を提供するだけでは観光客は一度きりで飽きてしまい、システムが利用されなくなってしまう可能性がある。 本研究の目的は、利用者が何度も利用したくなる観光地における情報提供を実現することである。この目的を達するため、異なる無線通信技術の融合による情報提供法を提案した。本報告では、提案した方式に基づいた試作システムの設計とその評価について報告する。

25-5 (時間: 10:05 - 10:18)
題名統計解析プログラム及び解釈支援文の自動作成
著者*三浦 博美 (島根大学総合理工学研究科), 小林 康幸 (島根大学総合理工学部)
Pagepp. 159 - 160
Keyword統計
Abstract近年の統計パッケージは、統計解析手法に対応した統計解析プログラムを持ち、多くの人々に利用されている。しかし、パッケージ内で計算されない統計量を計算させたりするためには、統計解析プログラムを追加・修正する必要があり、プログラミングの能力が要求される。 また、統計の知識をあまり持たない解析者にとって、得られた結果が持つ意味を正しく理解することは非常に困難なことである。 本研究では、1)統計文献を利用し、各手法に対応した統計解析プログラムを自動作成する。2)統計の知識をあまり持たない解析者を支援するための解釈支援文章を自動作成する。この二つを目標としてシステムを提案する。


部門: セッション 0502  25. 情報処理-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 C31教室 (→地図)
座長: 椎名 広光 (岡山理科大学)

25-6 (時間: 10:30 - 10:43)
題名拡張現実感を利用した3Dマップ作成システム
著者*小柴 隆司, 浅山 泰祐, 木村 宏 (岡山理科大学 総合情報学部)
Pagep. 161
Keyword3Dマップ, 拡張現実感, ARToolKit
Abstract本研究で述べる3Dマップとは,コンピュータ・ゲームで使用されるような,3D CGで描かれる簡略化されたマップのことをいう. 3Dマップの作成には,通常,3D CGソフトウェアが使われるが,操作には熟達が必要であり,これを初心者がいきなり使用することは難しい.初心者でも容易に3Dマップが作成できるようにするためには,その作成過程をより身近な現実環境での操作に近づけることが必要である. そこで本研究では,拡張現実感(Augmented Reality)を利用することにより,その操作性を高めることにした.また,その効果の検証を行うため,拡張現実感を利用した3Dマップ作成システムの開発を行った.

25-7 (時間: 10:43 - 10:56)
題名ファジィ推論制約充足問題に基づく履修登録支援ツール
著者*上田 征治, 田中 稔 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagepp. 162 - 163
Keyword履修登録支援, ファジィ推論, 制約充足問題
Abstract学生の好みに合った履修登録を支援するツールを作成した.大学の履修登録において様々な制約があり,自分の好みに合った科目を選択するのは容易ではない.制約下で,最適な解を求める問題として,CSPがあるが,人の嗜好のような曖昧さを考慮することはできない.そこで,曖昧さを扱うファジィ推論を応用したCSPを提案する.これは,一般のCSPにファジィルールにより構成された制約を拡張したものであり,各ファジィルールにより得られた結論値の総和が最も高いものを最適解とする.本稿では,ファジィ制約を学生の好みとし,支援ツールを作成し,実験を行った.その結果,学生の好みという曖昧な制約を満たしながら時間割の作成が行え,本ツールの有用性が示せた.

25-8 (時間: 10:56 - 11:09)
題名メディエーションに基づくREST型Webサービスの統合手法に関する考察
著者*崔 景娜 (岡山県立大学大学院), 国島 丈生, 横田 一正 (岡山県立大学)
Pagepp. 164 - 165
Keyword情報統合, Webサービス, メディエータ, REST
AbstractGoogleやYahooに代表されるWebサービスに関して現在注目を集めている技術にマッシュアップがある。これは、APIを通して複数のWebサービスからデータを取得して統合することで新たなWebサービスを提供するというものである。我々は、データ工学分野で研究されている情報統合(メディエーション)技術を応用することでマッシュアップWebサービスを自動生成することを目指している。本発表では、メディエーションに基づくREST型Webサービスの統合について、具体例による考察を行う。

25-9 (時間: 11:09 - 11:22)
題名ユーザオントロジーに基づく適応的な解説文書表示手法
著者*井下 雄樹, 亀井 清華, 藤田 聡 (広島大学大学院工学研究科)
Pagep. 166
Keywordユーザ適応
Abstractインターネットの発展に伴い,ネットワーク上から得られる情報の量はここ数年間で著しく増加した.しかしその一方でこのことは、ユーザにとって真に有益な情報の発見を困難なものにしつつある.このような背景のもと,ユーザの興味に応じて適切な情報の選択を行うことのできるユーザ適応技術に対する期待が高まってきている.本研究ではユーザオントロジーを用いたユーザ適応を実現するためのフレームワークA3 (Adaptation Anywhere & Anytime)に着目し,そのアイデアを解説文書の表示に応用する方法について提案する.

25-10 (時間: 11:22 - 11:35)
題名実地学習における史跡学習システムの開発
著者*景山 久義 (松江工業高等専門学校/専攻科電子情報システム工学専攻), 島 孝浩 (松江工業高等専門学校/情報工学科), 高橋 勇佑 (九州工業大学大学院), 藤井 諭 (松江工業高等専門学校/情報工学科)
Pagepp. 167 - 168
Keywordユビキタス, 実地学習, モバイル, e−ラーニング
Abstract全国には数多くの史跡が存在し、それらを観光の名所として紹介する自治体も多く存在する。それらの多くは、インターネットや本などを利用してその名所についての紹介を行っているが、実際に現地を訪れたユーザに対し、見学記録の作成やリアルタイムで情報を提供するなどのサービスはほとんど行われていない.そこで松江城とその周辺の史跡を例にして,現地を訪れたユーザをサポートする実地学習システムの実装と評価を行う.

25-11 (時間: 11:35 - 11:48)
題名宍道湖環境を題材とした環境学習システムの研究
著者*祖田 将 (松江工業高等専門学校/専攻科電子情報システム工学専攻), 永塚 学, 藤井 諭 (松江工業高等専門学校/情報工学科)
Pagepp. 169 - 170
Keyword環境学習, XML, 3Dグラフィックス, インターネット
Abstract地元の宍道湖の水と生物を題材とした環境学習支援システムの改良開発を行っている.システムは3Dグラフィックスを用いた水中のシミュレーションと,XMLで作成した環境学習データベースの検索機能から構成している.宍道湖の湖中を3D仮想空間として表現し,水質パラメータを変化させることにより,湖中の水質や生物の生息への影響など,環境汚染について視覚的に学習できるようにしている.また,環境学習データベースをマルチメディア図鑑として構成し,宍道湖に生息する生物に関する知識や,水質環境に影響する専門用語の知識をわかりやすく表現している.ここではこれまでの取組み成果,および今後のシステム改良における課題について述べる.

25-12 (時間: 11:48 - 12:01)
題名携帯端末を用いた授業演習支援システムの開発と評価
著者*藤井 諭, 大西 祥生 (松江工業高等専門学校/情報工学科), 青山 博一 ((株)ネットワーク応用通信研究所)
Pagepp. 171 - 172
Keyword授業演習支援, 携帯端末, 無線LAN, ホワイトボード, 答案共有
Abstract教室での授業では,ノートを使って演習を行なうことがしばしばある.しかし教員が多数の学生の演習内容を,教室内を巡回して確認するのは容易ではなく,個々の学生にアドバイスをする十分な時間もない.学生の代表的な答案を使って全員で議論する場合,黒板に写すのに余分な時間を費やしてしまい効率が悪い.この問題を解決するため我々は,携帯端末のPDAとPCを組合せた授業演習支援システムを開発した.演習は教室で行ない,教室の四隅に無線LANのアクセスポイントを置く.教員は無線LANで接続されたPCを使用し,その画面をプロジェクタでスクリーンに映し出す.実際に40人の学生を対象に試用してもらい,ソフトウェア設計の演習を行った.そして参加者にアンケートで答えてもらい,評価を行なった結果について述べる.


部門: セッション 0503  25. 情報処理-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 共通教育棟 C31教室 (→地図)
座長: 堀内 匡 (松江工業高等専門学校)

25-13 (時間: 13:00 - 13:13)
題名広域パノラマ仮想空間によるドライビングシミュレーション
著者*岡本 辰夫 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 小山 嘉紀 (両備ホールディングス株式会社), 松田 敏之 (株式会社両備システムズ), 横田 一正 (岡山県立大学 情報工学部)
Pagepp. 173 - 174
Keyword仮想空間, パノラマ, ドライビングシミュレーション

25-14 (時間: 13:13 - 13:26)
題名楽曲推薦システムの構築のための歌詞情報の分析
著者*藤井 裕大 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻知能情報工学科コース), 清水 忠昭, 吉村 宏紀, 田中 美栄子 (鳥取大学工学部知能情報工学科)
Pagep. 175
Keyword楽曲推薦システム, 歌詞情報, 曲間距離, 単語ネットワーク, tf-idf値
Abstract現在、有料デジタル音楽配信サービスが飛躍的な進化を遂げており、利用者は自由に聴きたい音楽ダウンロード出来るようになってきた。しかし、大量の音楽の中から聴きたい曲を即座に探し出すことは、大変困難になってきている。 聴きたい曲を即座に探し出してくれるシステムやソフトウェアの開発が求められているが、本格的な実用化には至っていない。 そこで、歌詞情報を分析することにより楽曲推薦システムを構築するための一手法を提案する。提案した手法では、歌詞を単語節に分けて取り出し、取り出した単語から前置詞や冠詞等のどの曲にも均等に現れるような品詞を取り除く。次に動詞の活用形を原形に、名詞の複数形を単数形にするレンマ処理を施し、tf-idf値を用いて単語の選定を行う。単語の選定を行った結果から単語の組合せの出現頻度を表した共起表を作成し、単語のネットワークを構築する。構築したネットワーク上で曲に含まれる単語間の最短パスを求め、それを利用して算出した曲間距離によって曲同士の類似度を測定する。 また、提案した曲間距離の妥当性を調べるため、曲の聴き取りによる被験者実験を行った。

25-15 (時間: 13:26 - 13:39)
題名プロセス監視データに基づくソフトウェアプロジェクトの定量的分析
著者*河原 章浩, 山田 茂 (鳥取大学大学院)
Pagepp. 176 - 177
Keywordソフトウェアプロセス監視, 品質予測, 正準相関分析, 主成分分析, 重回帰分析
Abstract近年,ソフトウェア開発は大規模化・複雑化・多様化しており,プロジェクトマネージャに要求される役割,知識,技術,能力は多岐に及び,プロジェクトを1人で受け止めて遂行することは困難である.よって,プロジェクトを成功へと導くために,第3者によるプロジェクトにおける課題の早期発見と,その課題に対する対策状況を監視する「ソフトウェアプロセス監視活動」が行われている.本研究では,ソフトウェアモデルの導出手順に従い,実際のプロセス監視データに多変量解析法を適用する.さらに,得られたソフトウェアモデルから品質・コスト・納期に関する予測モデルに基づいて,プロセス監視の諸要因の影響を明らかにする.

25-16 (時間: 13:39 - 13:52)
題名チェンジポイント前後におけるソフトウェア故障発生時間間隔の関係によるソフトウェア信頼性評価
著者*桑田 裕文, 井上 真二, 山田 茂 (鳥取大学大学院)
Pagepp. 178 - 179
Keywordチェンジポイント, ソフトウェア信頼度成長モデル, 平均値関数, ハザードレート, ソフトウェア信頼性評価
Abstractこれまでに提案されているソフトウェア信頼度成長モデルのほとんどは,ソフトウェア故障発生現象の確率および統計的性質がテスト期間を通じて基本的に同一であるという仮定に基づいて構築されている.実際のソフトウェア開発のテスト工程では,ソフトウェア故障発生現象の確率および統計的性質が著しく変化する現象がしばしば観測される.このような現象が発生するテスト時刻はチェンジポイントと呼ばれ,ソフトウェア信頼度成長モデルに基づいた信頼性評価の精度に影響を与える要因の1つとして考えられる.本研究では,テスト工程におけるチェンジポイントを考慮したソフトウェア信頼性モデルを構築して,実測データを用いた提案モデルの適用例を示す.

25-17 (時間: 13:52 - 14:05)
題名テスト労力を考慮したソフトウェア信頼性評価のためのマルコフモデル
著者*前橋 健太, 得能 貢一, 山田 茂 (鳥取大学大学院)
Pagepp. 180 - 181
Keywordソフトウェア信頼性モデル, テスト労力, 比例ハザードモデル, マルコフ過程
Abstract従来のソフトウェア信頼性評価法の多くは,動的テストにおいて観測されるソフトウェア故障発生時間データあるいはフォールト発見数データのみを用いて,統計的にデバッギング過程の振舞いを推定してきた.しかし,実際のテスト工程においては,それら以外にテストの特性や性能を特徴づけるテスト労力データを種々採取することが可能である.そこで本稿では,マルコフ型ソフトウェア信頼性モデル(Markovian software reliability model,以下MSRMと略す)に,比例ハザードモデル(proportional hazard model,以下PHMと略す)を適用し,テスト労力を考慮したソフトウェア信頼性モデルを構築する.

25-18 (時間: 14:05 - 14:18)
題名OSS信頼性評価のための一般化確率微分方程式モデルによるコンポーネント重要度の推定に関する一考察
著者*田中 智朗 (鳥取大学大学院), 田村 慶信 (広島工業大学情報学部), 山田 茂 (鳥取大学大学院)
Pagepp. 182 - 183
KeywordOSS, ソフトウェア信頼度成長モデル, Ito型の確率微分方程式
Abstractネットワーク環境を利用して開発されたオープンソー スソフトウェア(Open Source Software,以下OSS と 略す)は,世界中の誰もが開発に参加でき,ソースコー ドが公開され,誰でも自由に改変することが可能なソ フトウェアであることから,組込みシステムやサーバ用 途として広く採用されている.一方,サポートや品質上 の問題が,OSS の普及を妨げる大きな要因として考え られている. 本論文では,これまでに提案されたOSS に対する確 率微分方程式モデルに基づいたコンポーネント重要度 の推定法を提案する.さらに,実測データによる信頼性 評価例を示す.


部門: セッション 0504  25. 情報処理-(4)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:45
部屋: 共通教育棟 C31教室 (→地図)
座長: 國島 丈生 (岡山県立大学)

25-19 (時間: 14:40 - 14:53)
題名言語同定のためのEthnologue15th言語系統データの生成について
著者*呉 靭 (山口大学大学院理工学研究科), 乾 秀行 (山口大学人文学部), 杉井 学 (山口大学メディア基盤センター), 松野 浩嗣 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagepp. 185 - 186
Keyword言語同定, 言語系統, 語族, ツリー構造, HTMLタグ
AbstractEthnologue GISデータを言語特徴の地図化に用いるために、世界諸言語に関し言語を同定する必要がある。我々はこれまで言語を表わす言語名や別名等の属性情報に加え、言語の系統分類も考慮した言語同定の手法を提案した。本研究ではその手法で必要とされるEthnologue15thに準拠した言語系統(語族)データの生成を目的とし、数多くのWebページに渡るツリー構造の言語系統データをWebサイトから自動的に取得し、変換する手法を提案する。さらに生成されたデータの正当性を確認するためのチェック処理についても示す。

25-20 (時間: 14:53 - 15:06)
題名モバイルエージェントフレームワークにおけるSQLデータベースを用いた移動予測
著者*大森 章充, 坂井 勇介 (岡山大学大学院自然科学研究科), 岡山 聖彦 (岡山大学総合情報基盤センター), 横平 徳美 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 187 - 188
Keywordモバイルエージェント, データベース, XML, 地図情報, SQL
Abstract我々の研究チームでは,ユーザの移動に対してエージェントが先行的に移動することのできるユーザ先行・追随型モバイルエージェントシステムの構築をするためのフレームワークを提案している. 従来のフレームワークでは,市販の地図データをSQLデータベースに変換し,さらに独自フォーマットのデータベースに変換を行い,これを参照して移動予測を行っていた. しかし,この方法では移動予測のために2回のデータベース変換を行わなければならないという問題点があった. そこで,本報告では,SQLデータベースのみを参照して移動予測を行う方法を提案する.

25-21 (時間: 15:06 - 15:19)
題名ブログ注目情報と株価変動の相関分析システムの構築
著者*原 慎司 (松江工業高等専門学校), 灘本 裕紀 (京都大学大学院), 堀内 匡 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 189 - 190
Keywordブログ, 注目情報, 相関分析, 株価変動, テキスト分類
Abstract近年,Web上で一般の人々が容易に情報を発信する手段としてblogが注目されている.新たな情報源としても注目されているblogを大量に収集・分析することで,一般の人々の「生の声」を抽出しようという試みであるblogマイニングと呼ばれる新しい研究が始まっている.本研究では,blogマイニングに注目し,実世界の動向との相関分析の一つとして,株価の変動と相関が高いキーワード群を大量のblogから抽出するシステムの構築とそれを利用した株価予測について検討する.提案手法の有効性を検証するために,大規模データを用いた分類実験を行った.今回,その実験結果の考察・検討結果について報告する.

25-22 (時間: 15:19 - 15:32)
題名データベースアウトソーシングでの索引付与による暗号化データの効率的な問い合わせ
著者*田中 直幸, 森本 康彦 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 191 - 192
Keywordデータベースセキュリティ, プライバシ保護
Abstractデータベースの管理運用を外部のサービスプロバイダに委託することをデータベースアウトソーシングと呼ぶ。そのような環境下でデータのセキュリティを守る研究事例も多く,[2]ではクライアント側で暗号化されたデータとchecksumの二つ組をサーバに格納し、checksum を利用した問い合わせ法が提案された。 この暗号化にもとづく手法はセキュリティ面では優れているが, データの機密性が高いためにユーザーからの一致検索や結合演算を含む問い合わせに対し計算コストがかかるという問題点もある。そこで本稿では, ユーザーからの問い合わせを効率的に行うために暗号化データに対して付加情報である索引を付与し, その索引を利用した一致検索の方法を提案する。

25-23 (時間: 15:32 - 15:45)
題名段階的詳細化の実践を支援するエディタの設計と実装
著者*沖 麻里, 川端 英之, 北村 俊明 (広島市立大学 大学院情報科学研究科)
Pagepp. 193 - 194
Keyword開発支援環境


部門: セッション 0601  1. 基礎理論
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 C32教室 (→地図)
座長: 岸田 悟 (鳥取大学 大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)

1-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名自動車用ゴム部材による製品品質の信頼性向上に関する研究
著者*高木 竜馬, 山田 茂 (鳥取大学大学院)
Pagepp. 195 - 196
Keyword実験計画法, 直行表, 分散分析, 精密累積法
Abstract本研究の対象である樹脂摺動材は,自動車の窓に取り付けられるグラスランチャンネルなどに活用されている.要求される品質が日々向上しているため,この製品を製造しているR社においても耐摩耗性の規格が厳しくなり,対応を迫られている.本研究では,R社の協力により行われた耐摩耗性試験で得られたデータを基に,実験計画法による分析を行い,樹脂摺動材の耐摩耗性に関係する要因を導出する.さらに,このデータを時系列データとみなし,耐摩耗性の時間的挙動を精密累積法により分析することで製品品質向上を図ることを目的とする.

1-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名直線状三原子クラスター(H3+)における断熱ポテンシャルの近似的評価
著者*永井 佑樹 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 197
Keyword量子力学, 水素結合, 分子軌道法, 断熱ポテンシャル
Abstract生体内のタンパク質において,水素結合はその構造の重要な鍵となることが知られている.そこで生体内における水素結合解析の予備的な研究として,水素原子が横一列に三個並び,電子が2個存在する場合のクラスター系を考え,分子軌道法を適用して断熱ポテンシャルの近似的解析を行った.さらに分子軌道法における電子相関効果を一部含める試みを行った.

1-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名量子力学に基づく高分子計算ソフトウェアによる少数原子系の構造評価
著者*石亀 優介 (岡山大学 大学院自然科学研究科 電子情報システム工学専攻 能動デバイス学研究室所属), 奈良 重俊 (岡山大学 大学院自然科学研究科 産業創生工学専攻)
Pagep. 198
Keyword岡山大学, 能動, 量子, BioStation, 構造最適化
Abstract生体機能においてタンパク質は非常に重要な役割を持っていることが知られている.そのためタンパク質の構造解析を行なうことで生体機能の解明を目的とし研究を行なっている.その足がかりとして水素原子を含む少数原子系における構造評価を行なった.まずは手計算と高分子計算ソフトウェアの精度を実測値と比較する.その結果,どちらも実測値には及ばないが,ある程度の信頼性があることはわかった.続いて異種二原子間の断熱ポテンシャルを求めた.その結果として電子配置によって安定な構造があることがわかった.以上の結果を踏まえて異種三原子系における仮想分子の構造最適化を行いその考察を行なった.

1-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名光電子多安定素子多重拡散結合系の制御応用における動力学的解析
著者*川嶋 理人 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 199
KeywordSEED, カオス, 岡山大学, 神経細胞, 移動制御
Abstract光電子半導体デバイス(SEED)を工夫を加えて転用して擬似神経細胞モデル(D-SEED)を作り、脳機能の謎をハードウェアの実現をもとに発見論的にアプローチすることを目標としており、脳内で見られるカオス現象が大きな役割を担っているのではないかと考えています。生体の神経細胞は互いに影響を及ぼすことから、先程のD-SEEDにおいて格子状の多重拡散結合ネットワークを考え、動作解析を行った。このネットワークを用いることで、人為的にカオス状態と同期状態の切り替えが可能であり、この状態を用いて制御応用の一例として不良設定問題である二次元迷路求解を考えた。適切な制御方法を用いることで、不良設定問題を解くことができた。

1-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名RL-Double Diodeを用いたカオス発生回路の数値実験
著者*徳山 貢 (徳山電気技術研究所), 太田垣 博一 (岡山理科大学)
Pagep. 200
KeywordRL-Double Diode, カオス発生回路, 数値実験
Abstractカオス現象の研究は1975年以来盛んになされてきており, 近年ではその応用の研究もなされている。 本研究では,仮想ダイオードを用いた RL-Double Diodeカオス回路を提案する。 ここでの仮想ダイオードはゲルマニウムダイオードを原形とし, 2組のダイオードの正方向キャパシタンス並びに逆方向 キャパシタンスには別個のパラメータを用いた。 2章で提案回路とその数値実験結果とを示す。3章で まとめを示す。

1-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名モデル検査ツールNuSMVによるワークフローネットの健全性判定について
著者*山口 宗師, 山口 真悟, 田中 稔 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagepp. 201 - 202
Keywordモデル検査, ワークフロー, 非対称選択, NuSMV, Woflan
Abstractワークフロー(WF)ネットはワークフローをモデル化するためのペトリネットであり,ワークフローの解析や性能評価に活用されている.WFネットが満たすべき性質として,健全性がある.健全性はワークフローの論理的な正しさを保証する基準である.組織をまたがるワークフローは非対称選択WFネットとしてモデル化される場合がある.非対称選択WFネットに対しては健全性を多項式時間で判定する方法は知られておらず,効率の良い方法が求められている.本稿ではWFネットの健全性をモデル検査ツールNuSMVを用いて判定する方法を提案する.さらに非対称選択WFネットに対する健全性の判定時間を評価尺度として,既存のWFネット解析ツールWoflanと比較することによって,提案方法の有効性を示す.


部門: セッション 0602  4. 電気機器・電気応用-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:35
部屋: 共通教育棟 C32教室 (→地図)
座長: 安藤 詔生 (福山大学)

4-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名電力平準化システムのSimE・GA最適化手法における実行世代数の影響
著者*伊藤 純平, 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学 総合理工学部 電子制御システム工学科 電気エネルギー制御研究室)
Pagepp. 203 - 204
KeywordSimE, GA, ハイブリッドアルゴリズム
AbstractSMESを用いた電力平準化システムを最適化する新しい手法を提案した。それは,SimEとGAを組み合わせたハイブリッドアルゴリズムであり,両手法の利点を活かし,最適解を探索する手法である。 本文では,ハイブリッドアルゴリズムにおける,SimEとGAの実行世代数に対する最適化結果の比較,検討を行った。今回得られた結果から,提案した,SimEを用いて局所解を回避し,GAを用いて個体を進化させるというハイブリッドアルゴリズムが有効であることが実証された。

4-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名PV・FC併用家庭用分散型電源システム―EDLC容量と平滑化の検討―
著者*荒金 佑哉 (島根大学大学院 総合理工学研究科 電気電子システム工学専攻 電気エネルギー制御研究室), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学 総合理工学部 電子制御システム工学科 電気エネルギー制御研究室)
Pagepp. 205 - 206
Keyword太陽光発電, 燃料電池, 家庭用分散型電源, 平滑化, EDLC
Abstract太陽光発電システムは,天候による日射変動や温度変化に伴い,出力電力が秒オーダーで急峻に変化する。この出力電力を平滑化するため,PVと燃料電池を併用した分散型電源システムの検討が望まれる。 本報告では,電力平滑化制御法を提案し,前に提出した制御法と比較する。

4-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名太陽光発電電力のカオスを用いた変動予測
著者*松田 芳一 (島根大学大学院総合理工研究科電子制御システム専攻), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学)
Pagepp. 207 - 208
Keywordカオス, 予測, 太陽光発電, 局所ファジィ再構成法
Abstract太陽光発電電力は,気象変動(雲の動き)により電力は急峻に変動してしまう。この急峻な変動が,系統電圧等の品質に悪影響を及ぼす可能性があり,変動する発電電力の平準化を行う必要がある。電力平準化に使用される電気二重層コンデンサは,高価であり容量低減が必要である。従来の電力平準化制御法である移動平均法の代わりに予測モデルを使用した電力平準化制御にすることで,従来方法のデメリットである時間遅れを減少でき,EDLCの容量低減することが期待できる。本論文の予測方法は,カオス理論を用いており,短期間予測に優れている局所再構成法は,急峻な変動も考慮することができる。その結果,高い予測精度を得ることができた。

4-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名高速鉄道変電所における電力平滑化制御 ―負荷電力変動を予測した蓄積エネルギー制御―
著者*椙尾 哲也 (島根大学大学院総合理工学研究科), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学総合理工学部)
Pagepp. 209 - 210
Keywordカオス, SMES容量低減, 電力平滑化, 鉄道変電所
Abstract高速鉄道変電所には系統側への影響低減や,変電所設備容量の低減が求められる。これまでに提案されている高速鉄道変電所の電力平滑化制御では,電力指令値と負荷電力の差をSMESからエネルギーを吸放出することで補償している。従って,負荷電力変動を予測して電力指令値を制御すると, SMESの必要量が低減できると考えられる。電力変動の予測にはカオスによる予測を用いた。シミュレーションの結果,電力変動を予測した蓄積エネルギー制御が行えていることを確認した。最適な予測ステップ数を用いることで,SMES容量を低減できると考えられる。

4-5 (時間: 11:22 - 11:35)
題名鉄ヨークとネオジム磁石を用いたロープレスエレベータ用リニアモータの推力の検討
著者*山田 敬也, 高橋 則雄, 宮城 大輔 (岡山大学工学部), Sandor Markon (フジテック), Ahmet Onat (サバンチ大学)
Pagep. 211
Keyword鉄ヨーク, 連結と分離


部門: セッション 0603  4. 電気機器・電気応用-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 C32教室 (→地図)
座長: 高橋 則雄 (岡山大学)

4-6 (時間: 13:00 - 13:13)
題名集中巻励磁方式による小型リニア誘導モータの特性解析
著者*峯廻 和幸, 脇坂 和也, 安藤 詔生 (福山大学 工学部)
Pagep. 213
Keyword誘導型リニアモータ, 電磁界解析
AbstractEコアを利用して、小型の誘導型リニアモータを作成、二次元の電磁界解析により、磁界分布やうず電流分布を求めている。また、励磁周波数を変化させた場合の特性変化も解析している。とくに、周波数変化についての駆動力の変化を計算によって求めている。

4-7 (時間: 13:13 - 13:26)
題名リング型高温超電導バルク体を用いた小型NMR開発のための基礎研究(その2)
著者*今井 諒, 高野 力, 中野 敏也 (岡山大学 工学部), 金 錫範, 村瀬 暁 (岡山大学 自然科学研究科)
Pagep. 214
KeywordNMR, 超電導バルク体, 捕捉磁場
Abstract核磁気共鳴法(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)分光法は,タンパク質の機能・構造解析に有効なツールとして注目されている.しかし,装置が大容量,高コストであるため容易に使うことができない.そこで,我々はNMR装置のコンパクト化,低コスト化を目的として酸化物超電導バルク体を用いる新しい概念のNMR装置開発を目指した研究を行っている.これまで液体窒素温度中(77K)において単一リング型バルク体および複数のバルク体を積層した際の捕捉磁場による内部磁場分布について実験を行ってきた.しかし,今まで実験に使用してきた超電導バルク体は機械的劣化による臨界電流密度の低下とクラックが多かったため,定量的議論が不可能であった。そこで,本研究では,より高く均一な捕捉磁場を得ることを目的として,新しく購入した超電導バルクを用いて実験的に検討を行ったので,その結果について報告する.

4-8 (時間: 13:26 - 13:39)
題名磁気クロマトグラフィー法による微細粒子の分離に関する検討
著者*片岡 克仁, 岩本 竜一, 沖本 裕一 (岡山大学工学部), 金 錫範, 村瀬 暁 (岡山大学自然科学研究科)
Pagep. 215
Keyword磁気分離, クロマト, イオン, 微細粒子
Abstract現在,磁気分離法の一つとして超電導マグネットを利用した高勾配磁気分離(HGMS;High Gradient Magnetic Separation) 法が用いられているものの,微粒子やイオンなどに関しては分離が難しいと思われている.一方,化学分野で利用されている液体クロマトグラフィー法の応用技術の一つとして超電導マグネットを利用した磁気クロマトグラフィー(MC; Magnetic Chromatography) 法が微粒子やイオン分離に有効であると考えている.そこで,我々はMC 法による微粒子およびイオン分離を目的とした基礎研究として,流体力学と電磁気学に基づいた数値解析用プログラムおよび分離装置の開発を行っている.本研究では,MC法を用いてイオンまたは微粒子の分離において流速と粘性の関係から実験を行い,その結果について報告する.

4-9 (時間: 13:39 - 13:52)
題名複数高温超電導バルク体を用いた3次元超電導アクチュエータの開発
著者*井上 大嗣 (岡山大学工学部), 奥川 恵介, 川上 耕平, 金 錫範, 村瀬 暁 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 216
Keyword超電導, バルク, 搬送装置
Abstract超電導バルク体の臨界電流密度や機械的強度の向上により,磁気ベアリング,フライホイール,搬送装置,モータなどへの応用が期待されている.我々は,空間的に隔てた環境における遠隔操作が可能な超電導アクチュエータの開発を行ってきた.開発する超電導アクチュエータは,移動子である超電導バルク体と固定子である平面配列された電磁石群で構成されている.固定子から3次元的な磁場分布を発生させ,特定の磁場分布が捕捉されている移動子に,鉛直方向・水平方向への移動及び回転を可能としている.超電導バルク体を用いた実際の超電導アクチュエータを実現させるためには,さらに高い浮上力が必要になる.そこで,本研究では,浮上力向上を図るために,今までとは違って移動子として4個の超電導バルク体を用いることにした。また,実用化時の構造を考慮して鉄心を電磁石の上部に出すことによる浮上特性の変化を含めて最適な浮上条件について検討を行った.

4-10 (時間: 13:52 - 14:05)
題名DAQシステムを用いる高温超電導線材のクエンチ検出方法開発
著者*門田 貴昌 (岡山大学工学部), 朱 鎮弘, 佐野 勇人, 金 錫範, 村瀬 暁 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 217
Keyword高温超電導線材, クエンチ検出, DAQシステム
Abstract高温超電導コイルにおいて擾乱による局所的な温度上昇に伴う局所的な常電導部が発生した場合、その常電導部に生じる急激な発熱によってクエンチが発生し、コイルに致命的な永久損傷を与える可能性がある。従って、超電導コイルの安全運転を図るためには、クエンチの検出や保護対策が不可欠となる。液体窒素など比較的に高温領域で運転される高温超電導コイルの場合、液体ヘリウム温度で運転される低温超電導コイルに比べて熱容量や熱はけ特性などがかなり異なるため正確なクエンチ検出が比較的に難しい。そこで、本研究では、高温超電導コイルの安定性向上に繋がる正確なクエンチ検出について新しい検出方法を提案する。新しく提案するクエンチ検出システムは、リアルタイムでデータ収録が可能なDAQ(Data Acquisition)システムとLabVIEWを用いており、短尺高温超電導線材を試料として提案する検出システムの性能と信頼性について検討を行ったのでその結果について報告する


部門: セッション 0604  4. 電気機器・電気応用-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:45
部屋: 共通教育棟 C32教室 (→地図)
座長: 村瀬 暁 (岡山大学)

4-11 (時間: 14:40 - 14:53)
題名超電導磁気浮上移動装置の作製
著者*高橋 咲貴子, 中島 雄希, 青木 崇浩, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 219
Keyword完全反磁性, 磁気浮上, 移動装置
Abstract本研究では、軌道に超電導体、走行体に磁石を用いた磁気浮上移動装置の作製を目指した。2列に並べた超電導体の下にはコイルを置き、3相のパルス電流を流すことで進行方向に向かって移動磁界を発生させることで誘導した。コイル電流を0.6Aから0.7Aの範囲に設定することにより走行体の安定した浮上と、誘導が出来ることが確認された。

4-12 (時間: 14:53 - 15:06)
題名アダプティブ二次元有限要素磁界解析のための磁束線を用いた一手法の提案
著者*佐々木 雄太 (広島工業大学大学院 工学系研究科), 山下 英生 (広島工業大学 情報学部)
Pagep. 220
Keyword磁界解析, 有限要素法, アダプティブ法
Abstract有限要素法は、場の数値解析手法として電磁解析をはじめ広く工学分野で利用されている。汎用の有限要素解析ソフトでは解析者が解析領域を要素分割し、そのデータを入力すれば解析結果が得られるが、その解の精度は不明であり保障されていない。精度の高い解を得るためには物理量分布を考慮して要素の粗密分布を与えれば良い。そのためには、十分な経験と専門知識が必要となる。そこで、経験に頼らずに希望許容誤差を満足し物理量分布を考慮した要素の粗密分布を自動的に得ることができるアダプティブ法が近年盛んに研究されている。 本論文では、アダプティブに要素の分割を大域的に行うアダプティブ要素分割法を提案する。ここでは、二次元磁場解析を対象とする。

4-13 (時間: 15:06 - 15:19)
題名二相誘導電動機の制振トルク特性の検討
著者*小川 大介, 岡田 昌丈, 大澤 善次郎 (足利工業大学)
Pagepp. 221 - 222
Keyword二相誘導電動機, 制振トルク, トルク算定式
Abstract本研究では、二相誘導電動機の等価回路定数比表示した制振トルク算定式に基づき、等価回路定数比と制振トルク特性との関係を検討し、等価回路定数比の制振トルク特性に与える影響度とその傾向を明らかにした。ついで、より大きな制振トルクを発生する二相誘導電動機を設計・製作するための一設計指針を等価回路定数比を用いて提示した。すなわち、可能な限りr2/XmおよびX2/Xm小さくなるように留意して(具体的には、可能な限りr2およびX2を小さくXmを大きく)、電動機を設計・製作すれば、より大きな制振トルクを発生する二相誘導電動機が得られることを明らかにした。また、今回は提示した設計指針の電動機設計への具体的な適用法についても言及した。

4-14 (時間: 15:19 - 15:32)
題名電撃害虫駆除装置の電極試作ついて
著者横山 正春, *真鳥 龍太, 光本 真一 (宇部工業高等専門学校)
Pagep. 223
Keyword害虫駆除装置, 電極

4-15 (時間: 15:32 - 15:45)
題名コンセントの多機能化による待機電力の削減
著者*明山 寛史, 川村 尚生, 菅原 一孔, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 224
Keywordコンセント, 待機電力, CO2削減
Abstract我々は,電源を取るコンセントに着目し,様々な機能を持たせた「多機能コンセント」を開発している.この多機能コンセントの持つ電力供給ON/OFF機能を用いて待機電力の削減実験を行った.電源をOFFにした5台のPCと多機能コンセントの消費電力の合計は18[W]であった.電力供給をOFFにすると消費電力は2[W]に減少した.夜間に待機電力16[W]を削減すると考えた場合,多機能コンセントの消費電力の2[W]を考慮しても,十分エネルギー資源の節約が期待できる.


部門: セッション 0701  15. 医療電子・生体工学-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 D21教室 (→地図)
座長: 清水 忠昭 (鳥取大学)

15-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名RFIDタグを用いた服管理システム
著者*大島 一樹, 小川 英邦, 米澤 良治, 槇 弘倫 (広島工業大学)
Pagep. 225
Keywordホームヘルパー, 服の管理, RFIDタグ, 携帯電話

15-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名自動ループ式イベント心電計
著者*岩本 純一 (フューチャーテクニカ), 米沢 良治, 小川 英邦, 槇 弘倫 (広島工業大学), 二宮 石雄 (広島国際大学), 佐田 孝治, 濱田 眞悟 (下関厚生病院)
Pagep. 226
Keyword心電図, 不整脈, R-Rインターバル, ループ式, 行動

15-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名光学センサを用いた呼吸機能測定システム
著者*峠 博貴, 米沢 良治, 小川 英邦, 槇 弘倫 (広島工業大学), 岩本 純一 (フューチャーテクニカ), 二宮 石雄 (広島国際大学), 佐田 孝治, 濱田 眞悟 (下関厚生病院)
Pagep. 227
Keyword呼吸測定, 光学センサ, 呼吸疾患, 腹式呼吸, 胸式呼吸

15-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名ウェアラブル生体情報記録システム
著者*槇 弘倫, 米沢 良治, 小川 英邦 (広島工業大学), 岩本 純一 (フューチャーテクニカ), 松岡 伸吾 (トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校), 二宮 石雄 (広島国際大学), 佐田 孝治, 濱田 眞悟 (下関厚生病院)
Pagep. 228
Keyword呼吸, 心音図, 姿勢, ウェアラブル, 記録装置

15-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名超音波を用いたベッドにおける生体情報測定システム
著者*向井 幸治, 米沢 良治, 小川 英邦, 槇 弘倫 (広島工業大学), 二宮 石雄 (広島国際大学), 佐田 孝治, 濱田 眞悟 (下関厚生病院)
Pagep. 229
Keyword超音波, 生体情報, C型レール, ポケットコイルスプリング式ベッドマットレス, 広範囲

15-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名コンパス型歩行モデルを用いた平地歩行とトレッドミル歩行の比較
著者*長田 陽祐, 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学大総合理工学部電子制御システム工学科電気エネルギー制御研究室)
Pagepp. 230 - 231
Keyword平地歩行, トレッドミル歩行, コンパス型歩行モデル
Abstractトレッドミルは,歩行スペースを必要とせず,かつ連続した歩行の診断,評価及び訓練が可能であることから,歩行分析及び歩行訓練の中核を担い得る手段として注目されている。しかし,トレッドミル歩行と平地歩行との間のいくつかの相違点のために,トレッドミルによる歩行訓練直後にふらつきや転倒などが起こる問題が報告されている。この問題に関して様々な観点からの議論が行われているが,両歩行の解析的な比較,検討は見受けられない。本研究では構造が簡単なコンパス型歩行モデルを用い,人の平地歩行とトレッドミル歩行を力学的観点から比較,評価することを目的とする。本発表では実験データに基づいたシミュレーションの作成, 及び両歩行の初期角速度に関する比較を行った。


部門: セッション 0702  15. 医療電子・生体工学-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 D21教室 (→地図)
座長: 米澤 良治 (広島工業大学)

15-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名頸髄損傷者のための片手操作マウスの開発と入力デバイスの選択手法
著者*六名 泰彦, 谷本 義雄, 難波 邦治, 濱岡 憲二 (吉備高原医療リハビリテーションセンター), 山本 秀樹 (岡山大学教育学部)
Pagep. 233
Keywordコンピュータ入力デバイス, 頸髄損傷, 片手操作
Abstract当センターでは、頸髄損傷者の在宅就労支援システムにより、頸髄損傷者に合ったコンピュータ入力デバイスを提示している。これまでに、頸髄損傷者が両上肢を使って効率よくコンピュータ操作を行うポインティングデバイスの開発、高位頸髄損傷者が顎の動きによってコンピュータ操作が行えるデバイスの開発を行っている。本研究では、麻痺により把持能力の低い頸髄損傷者が、一般的なマウスと同じ感覚で操作が行える片手操作マウスの開発を行い、頸髄損傷者が手で操作する入力デバイスの選択基準を作成したので報告する。

15-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名左右駆動輪の移動量による車いす旋回半径の算出
著者*難波 邦治, 谷本 義雄, 六名 泰彦, 六名 裕美 (吉備高原医療リハビリテーションセンター), 山本 秀樹 (岡山大学教育学部)
Pagep. 234
Keyword脊髄損傷者, 車いす旋回, 住宅改造
Abstract脊髄損傷者の住宅改造指導では、車いすの移動空間を考慮して平面図の立案を行う必要があり、各脊髄損傷者の車いすの旋回範囲を特定することは重要である。これまでに、立案された居住空間において、車いすが十分に移動できるかどうか視覚的に捉えることを目的とした、車いす移動評価システムを開発し報告している。本研究では、左右駆動輪の移動量によって車いす旋回半径を算出したので報告する。

15-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名脊髄損傷者の移乗動作分析のための車椅子形状計測
著者*谷本 義雄, 難波 邦治, 六名 泰彦 (吉備高原医療リハビリテーションセンター), 山本 秀樹 (岡山大学)
Pagep. 235
Keyword車椅子, 形状計測, 移乗動作, 動作分析, 画像解析
Abstract脊髄損傷者にとって、車いすからベッドや便座などへの移乗動作は基本的な動作の一つである。これまでに我々は、移乗動作時の画像を2台のカメラで、左手、両足、臀部にかかる力をForce Plateで同時に計測する、移乗動作計測装置を開発し、脊髄損傷者と健常者の移乗動作計測結果を比較することにより、脊髄損傷者の特徴を明らかにしている。昨年度本学会で、得られた画像から車椅子の位置を特定する手法について報告した。今回は、車椅子の形状を画像計測し、昨年度の手法により得られた車椅子の位置の結果をもとに、移乗動作時の画像に車椅子を表示することができたので報告する。

15-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名シミュレーションによる時計遺伝子Bmal、Clockの役割の検証
著者*松井 明生 (山口大学大学院理工学研究科), 三藤 なつ美 (九電ビジネスソリューションズ), 松野 浩嗣 (山口大学大学院理工学研究科), 井上 愼一 (山口大学時間学研究所)
Pagepp. 236 - 237
Keyword生物時計, シミュレーション, 遺伝子ネットワーク
Abstract生体の概日振動リズムを司る時計遺伝子であるBmal、Clockのタンパク質は複合体BMAL/CLOCKを成して他の時計遺伝子の転写を促進する。その際、BMAL/CLOCK濃度は常に一定値以上を保ち恒常的に転写促進作用が働いているというのが従来のモデルである。今回の研究ではハイブリッド関数ペトリネットを用いたシミュレーションによって、BMAL/CLOCKが「転写調節因子」となった場合に、「遺伝子モデルの安定性」および「振動リズムの伸張」という点において 従来のモデルと比較して優位性があるため、BMAL/CLOCKが転写調節因子として働くと考えるのが妥当であることを示した。

15-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名哺乳類生物時計における遺伝子転写調節のペトリネットモデル
著者*宮本 賢志, 松野 浩嗣 (山口大学大学院理工学研究科), 井上 愼一 (山口大学時間学研究所)
Pagepp. 238 - 239
Keyword時間生物学, ペトリネット
Abstract遺伝子はプロモータ領域での遺伝子調節タンパクによるスイッチ機構によって制御されている。 これまでに、マウス時計遺伝子機構のハイブリッド関数ペトリネット(Hybrid Functional Petri Net:HFPN) を 用いたモデルが提案されているが、これらのモデルではプロモータの転写スイッチ機構が表現されていない。そこで、本研究では従来のHFPNモデルにプロモータを導入することで、より生物学的事実に基づいたモデルを作成した。そのシミュレーション結果から、時計遺伝子Bmalの転写調節プロモータ(RORE)での転写調節タンパクの働きに関する示唆について報告する。

15-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名大腸菌代謝機構モデル化のための代謝パスウェイ整理システムの作成
著者*山本屋 智章 (山口大学大学院 理工学研究科), 松野 浩嗣 (山口大学 理工学研究科), 森 浩禎 (奈良先端科学技術大学院大学), 宮野 悟 (東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター)
Pagepp. 240 - 241
Keywordパスウェイ抽出, EcoCyc, Cell Illustrator
Abstract生命活動は代謝と呼ばれる酵素反応系により維持されており、それらは複雑なネットワークを構成している。これまでに大腸菌を用いて代謝に関する遺伝子やタンパク質などの研究が行われてきたが、これらの組み合わせによる生命現象についてはほとんど調べられていない。 本研究では、シミュレーション用ソフトウェアCell Illustratorを用いて大腸菌代謝経路の解析を行っている。 本稿では、複雑な大腸菌代謝経路をシステム的に扱う環境作りの第一ステップとして経路ごとに扱うシステムを構築し、その有効性を検証した。

15-13 (時間: 11:48 - 12:01)
題名システム生物学的アプローチによる大腸菌代謝酵素発現パターンの解析
著者*池上 雄人 (山口大学大学院理工学研究科), 道瀬 ひとみ (奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科), 加藤 玲子 (山口大学大学院理工学研究科), 森 浩禎 (奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科), 松野 浩嗣 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagepp. 242 - 243
Keyword代謝, シミュレーション, 大腸菌
Abstract近年、大腸菌のようなモデル生物を扱うことで生命システム全体を理解しようとするシステム生物学の研究の流れが大きくなっている。大腸菌代謝システムの解明には生育過程における細胞内の遺伝子や酵素の時系列的な振る舞いを理解する必要がある。本稿では生物実験による定量とシミュレーションによるアプローチから細胞内の酵素発現を解析した。その結果、シミュレーションによって酵素の発現量は細胞分裂による希釈の影響が大きいことを示すことができた。また、実験とシミュレーション結果の違いから生育段階による酵素生産量の変化、代謝パスウェイによる制御の違いを示唆することができた。


部門: セッション 0703  15. 医療電子・生体工学-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 D21教室 (→地図)
座長: 香川 直己 (福山大学)

15-14 (時間: 13:00 - 13:13)
題名リカレント型神経回路網におけるカオスの制御応用 -身体運動制御の試み-
著者*平賀 智, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻)
Pagep. 245
Keyword平賀智, カオス, 身体制御
Abstract脳内で観測され重要な働きをしているといわれているカオスは,どのような役割を果たしているのか.神経回路網モデルを用いて運動制御の計算機実験を行うことにより,発見論的にその仕組みや運動との関わりを調べることを目的とし,本発表ではその準備段階を報告する.

15-15 (時間: 13:13 - 13:26)
題名Simulation and Hardware Implementation of An Autonomous Robot With Installing of Chaotic Dynamics in A Quasi-layered RNNM
著者*Yongtao Li, Shigetoshi Nara (岡山大学 自然科学研究科 産業創成工学専攻)
Pagep. 246
Keywordchaotic dynamics, quasi-layered RNNM, autonomous robot, hardware implementation
AbstractIn this study, a quasi-layered RNNM consisting of sensing neurons(upper layer) and driving neurons(lower layer) is proposed. In both layers, two properties of chaotic dynamics are used. One is sensitive response, which is utilized in both sensing neurons and driving neurons. The other is to generate complex motions using chaotic dynamics. These properties are applied to solving two-dimensional mazes and hardware implementation into a roving robot is shown.

15-16 (時間: 13:26 - 13:39)
題名疲労による音声の変化の分析を行うための実験用プログラムの開発
著者*平井 覚, 吉村 宏紀 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻), 松村 寿枝 (奈良工業高等専門学校 情報工学科), 清水 忠昭 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 247
Keywordソフトウェア, 疲労度, 判定, 音声
Abstract現代人は日常的に疲労を感じているといわれている.疲労は精神的な影響や肉体的な影響を与え,過度の疲労は病気や死を招く場合もある.しかし,自身がどれだけ疲労しているのかを知ることや自覚するのは難しい. 疲労度を判定する方法として,フリッカー測定器(視覚を使って疲労度を判定)が良く使われる.本研究では,そのような機器を使わず,パソコン上で手軽に疲労度を判定する方法として,音声による疲労度判定システムの開発を目指す.本稿では,システム開発の前段階として,音声分析を行うために,非疲労状態と疲労状態の音声資料を採取する実験用プログラムを開発することを目的とする.

15-17 (時間: 13:39 - 13:52)
題名身体的特徴を用いたEMGに基づく負荷推定
著者*金澤 智宏, 櫛田 大輔, 北村 章 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagepp. 248 - 249
KeywordEMG, リハビリテーション, 負荷推定

15-18 (時間: 13:52 - 14:05)
題名注意の度合が瞬目波形に及ぼす影響について
著者*安井 淳美 (松江工業高等専門学校 電子情報システム工学専攻), 田邊 喜一 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 250 - 251
Keyword瞬目波形, 注意
Abstract瞬目は、視覚的注意に関係する生体反応であり、また容易に観測が可能な利点を有している。本研究は瞬目波形から抽出した形状特徴が瞬目と人間の注意状態を関連付けるパラメータとして利用できるかどうかの検証を目的とする。そこで本稿ではハイフレームレートのビデオカメラで5名の被験者の瞬目波形を取得し、3つの注意条件下における瞬目波形の形状特徴を比較する実験を行った。その結果、注意の度合が高まるとよりゆっくりまぶたを閉じる傾向を確認することができた。


部門: セッション 0704  15. 医療電子・生体工学-(4)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:45
部屋: 共通教育棟 D21教室 (→地図)
座長: 櫛田 大輔 (鳥取大学)

15-19 (時間: 14:40 - 14:53)
題名簡易携帯型の足指反力測定装置の開発
著者*岡田 秀希 (山口大学工学部電気電子工学科)
Pagep. 253
Keyword介護予防, 床反力, 足指
Abstract寝たきり生活のきっかけとなる転倒事故を減少させるため,介護予防の現場で高齢者を対象とする運動教室をはじめとする新たな取り組みが始まっている.安定した歩行動作にとりわけ重要なのは足指の運動機能であるが,これを定量評価するための客観的な指標を与える手軽な計測法はファンクショナルリーチ(FR)しかない.本研究では,介護の現場への可搬性を考慮し乾電池で動作する安価な片足用の足指反力計測装置を開発した.本装置はFRとは異なり,足指の運動機能を直接測る方式である. 歩行時と同様に直立状態で測定し,少ない試行回数でも安定した値の得られる測定方法,およびFRとの比較について報告する.

15-20 (時間: 14:53 - 15:06)
題名液槽式回転型定量PCR装置の性能評価
著者香川 直己, *村上 竜二 (福山大学/工学部), 臼居 美佳, 徳地 千佳, 山口 泰典 (福山大学/生命工学部)
Pagep. 254
KeywordPCR, 定量, DNA, 液層式, 増幅曲線
Abstractポリメラーゼ連鎖反応(PCR: Polymerase Chain Reaction)法はDNAを複製させる酵素ポリメラーゼを用いて、人工的にDNAの目的の部分を増幅させるものである。この手法は有害なウイルスの同定や、病原菌に対する治療効果などの定量に用いられ、DNAを扱う分野全般で極めて重要な役割を担っている。しかし、既存の装置は多検体を一斉処理する方式であるため利便性が悪い。そこで利便性を向上させるために、液槽式回転型定量PCR装置を開発した。本稿では開発した装置の計測確度評価を行い、増幅曲線の再現性、増幅効率を既存の装置と比較したのでその結果を報告する。

15-21 (時間: 15:06 - 15:19)
題名超音波による電力伝送システムの基礎実験系の開発
著者*繁田 裕介 (岡山大学大学院 自然科学研究科), 藤森 和博, 佐薙 稔, 野木 茂次 (岡山大学)
Pagep. 255
Keyword超音波, 電力伝送, 圧電素子, 生体内システム
Abstract現在, 心臓ペースメーカなどの生体内システムに電力を供給する方法は内蔵電池によるものが主であり,バッテリー交換には体力的負担を伴う. これに対し, 生体外から皮膚を介して電力を供給する手法として経皮トランスやマイクロ波を利用する方式が研究されているが,人体に電磁エネルギーを照射する必要があることから, 精神的負担が増大することが予測される. 本研究では電子機器への影響が少なく, また医学的観点から電磁波よりも安全と思われる超音波を利用する方式を提案しており, 今回はシステムの高効率化を検討するための基礎実験の結果について報告する.

15-22 (時間: 15:19 - 15:32)
題名植物生葉の光応答特性
著者*石津 哲, 井野上 貴弘, 岩城 弘和 (広島工業大学 工学部 電気・デジタルシステム工学科)
Pagepp. 256 - 257
Keyword植物生葉, 光応答, 光合成, 吸収スペクトル
Abstract植物生葉の光吸収率は光照射波長450~700nm付近で大きいことがわかった。この波長範囲で時間応答特性を測定した結果、照射波長によって生葉の吸収率がダイナミックに変化すること、および照射波長によってその応答が異なることがわかった。今後、初期応答特性および長時間応答特性の波長依存性など詳しく測定し、生きたままの状態の植物の光合成メカニズムの解明およびこれらの現象や新しい原理の太陽電池に結びつく現象の探索を行っていく予定である。

15-23 (時間: 15:32 - 15:45)
題名病院用待ち時間予測システムの開発
著者*小川 明宏, 江角 宣行, 朝原 春海, 河内 清次, 武内 保憲 (中国電力株式会社)
Pagepp. 258 - 259
Keyword待ち時間, 予測, 病院
Abstract病院における長い待ち時間は患者にとって大きなストレスとなり,顧客不満足の大きな要因となっている。待ち時間を予測でき,それを患者に知らせることができれば,医療サービスの向上に有効と考えられる。そこで,病院で発生する待ち時間を診察状況に応じてリアルタイムに予測するシステムを開発し,病院で試験的に使用して予測精度を評価するとともに,患者へのインタビュー調査を行ったので,その概要について紹介する。


部門: セッション 0801  21. コンピュータネットワーク-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 D31教室 (→地図)
座長: 重安 哲也 (広島国際大学)

21-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名無線LANにおける検索遅延削減のためのハンドオフ手法の提案
著者*立野 哲也, 稲井 寛 (岡山県立大学情報工学部)
Pagepp. 261 - 262
Keyword無線LAN, ハンドオフ, 検索, キャリアセンス
Abstract無線LANでは,移動端末がハンドオフを行っている間の通信不能な時間(遅延)が比較的大きくなることが問題になっている.ハンドオフは検索,認証,接続の3つの手順によって構成されている.ハンドオフにおける遅延の大半は新たなアクセスポイントを検索するのに要する時間(検索遅延)であることが分かっている.そこで,本論文では,検索遅延の削減に焦点を当てる.キャリアセンスによってチャネルの使用状況を推測し,無駄な待ち時間を削減する手法を提案した.シミュレーションによる性能評価の結果,検索遅延の削減が可能となることが示された.また,既存方式との組合せによって,更に検索遅延の削減が可能となることが示された.

21-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名Webサービスにおけるクライアント側からのコネクション切断方式の提案
著者*佐藤 彰洋, 佐竹 伸介, 稲井 寛 (岡山県立大学 情報工学部)
Pagepp. 263 - 264
KeywordWWW, Webサーバ, TCP connection

21-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名Firewallを考慮したストリーミング向けALMの考案
著者*小林 明日美 (岡山大学工学部), 安原 健介, 甲本 卓也 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 265
Keywordアプリケーションレベルマルチキャスト, Firewall
Abstract近年,インターネットの普及やコンピュータの性能向上に伴い,マルチキャストを用いた動画や音声のストリーミング配信の需要が増加している.また,マルチキャストを実現する技術として,利用者にとって自由度の高いアプリケーションレベルマルチキャスト(ALM)が注目されている.しかし,既存のALMではFirewallやNATルータにより保護されているクライアントが存在する場合,それらは中継ノードになれず,経路木に参加可能なクライアント数が制限されるという問題点がある.そこで本稿では,保護されているクライアントが存在する場合に,経路木を構築する際のセッション確立手順を工夫することにより,経路木に参加可能なクライアント数を効率的に増やすことを目的として,Firewallを考慮したALMの設計を行う.

21-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名3-D空間上のセンサネットワークにおける適応ルーティングプロトコルについての研究
著者*岩田 歩, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 266
Keywordセンサネットワーク, ルーティング
Abstract近年, ユビキタスネットワークを実現する手段としてセンサネットワークについて盛んに研究が行われている. とくに, センサノード間のルーティングに関する研究が多く行われているものの, 3次元空間に配置されたセンサネットワークに適用可能な方法は極めて少ない. 本研究では3次元空間上で適用可能な既存の位置情報利用型ルーティングプロトコルに着目し,ルーティング成功率・到達時間等を改善する方法について考察する.

21-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名TAP対応型ゲートウェイに関する研究
著者*立石 直樹, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 267
Keywordネットワーク認証システム, TAP, Kerberos
Abstract近年,大学や会社などのネットワーク環境の多くでは組織内のユーザによるネットワークの活動記録や不正利用の監視のため,ネットワーク認証システムが導入されている. しかし,現在のTCP/IPプロトコルには,ユーザ認証の概念が組み込まれていないため厳密なユーザ認証を行うことができないという問題点がある. そこで,本研究では第三者認証システムとTAP認証を用いたゲートウェイを構築することで厳密なユーザ認証を実現させることを提案する.

21-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名Webブラウジングを基盤としたネットワーク認証システムの提案
著者*玉村 尊明, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 268
Keywordネットワーク認証システム, シングルサインオン, OpenID, OAuth
Abstractネットワーク認証システムは,ネットワーク資源を利用するユーザが正しい人であることを証明するためのシステムである. 近年,多くのネットワーク認証システムが提案されているが,シングルサイオン(SSO)の観点,Webサーバへのアクセス制御の双方に対応したものはほとんどない. そこで,本研究ではWebブラウジングを基盤とした認証・認可システム(OpenID,OAuth)によるネットワーク認証システムを提案する.


部門: セッション 0802  21. コンピュータネットワーク-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 D31教室 (→地図)
座長: 甲本 卓也 (岡山大学)

21-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名自律送信制御型無線LANにおけるさらし端末との同期並行送信方式の検討
著者*清水 飛悠 (広島国際大学/情報通信学科), 重安 哲也 (広島国際大学/工学部), 松野 浩嗣 (山口大学大学院/理工学研究科), 森永 規彦 (広島国際大学/工学部)
Pagepp. 269 - 270
Keyword無線LAN, RTS/CTS, さらし端末
Abstract無線LAN(Local Area Network)の代表的な規格であるIEEE802.11DCFは,衝突防止対策のオプションとしてRTSCTS(Request To Send/Clear To Send)を採用している. 本稿では,RTS/CTS交換によって生じるさらし端末問題を解消する為に,自端末が先行する送信にさらされていると判断した場合は,先行する送信端末と,さらし端末とが同時並行的に送信する手法について検討する.次に提案手法を計算機シミュレータに実装し,提案手法の有効性について評価を行ったのでこれらの結果について報告する.

21-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名無線LANにおけるブロードキャスト時の隠れ端末抑制性能の改善に関する一検討
著者*角田 千広, 重安 哲也, 森永 規彦 (広島国際大学/情報通信学科)
Pagepp. 271 - 272
Keyword無線LAN, IEEE802.11, ブロードキャスト, 隠れ端末
AbstractIEEE802.11DCFに規定されるRTS/CTS交換はユニキャスト送信において隠れ端末の影響軽減に対して効果を発揮するが,ブロードキャスト送信には用いることが出来ない.そこで,これまで我々は,隣接端末毎に危険度減少値を設定し,危険度減少値の最も高い端末と一度だけRTS/CTS交換を行うことで,隠れ端末との衝突を抑制するという方法を提案した.しかしながら,この方式では,危険度減少値の高い端末周辺の衝突は抑制できるが,その他のエリアの衝突を抑制することはできない.そこで本稿では,危険度の高いエリアに対するRTS/CTS交換の後に,その他のエリアに向けてRTSをブロードキャストする方式を提案する.

21-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名普及型無線LANと回線共有可能なリアルタイムデータ伝送システムの開発
著者*秋元 誠, 重安 哲也, 森永 規彦 (広島国際大学/情報通信学科)
Pagep. 273
Keyword無線LAN, リアルタイムデータ
Abstract近年のICT技術の進歩に伴い,高品質かつ高画質なオ-ディオビジュアル機器が多く開発されている. そのため,これらの機器をコンサートや講演会に用いれば,聴衆に高い満足度を与えることが期待できる. そこで,本研究では,高品質かつ高画質なデジタルデータをリアルタイム伝送するためのシステムについて検討を行う.具体的には,広帯域なデジタルデータをリアルタイム伝送するために,既に広く普及する高速無線LANと通信チャネルを共有するシステムを提案する.またさらに,既存の無線端末からの干渉の影響を軽減するために,時間ならびにチャネルダイバーシチを用いる方式について検討したのでこれらについて報告する.

21-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名IPv6エニーキャストを活用したアプリケーションの開発
著者*崔 光鶴, 李 胥峰, 趙 悦 (広島国際学院大学大学院工学研究科)
Pagep. 274
KeywordIPv6, Anycast
AbstractIPv6のエニーキャストアドレスが新しいアドレス体系である。特定の機能に対して同じIPアドレスを割り当てることによって、複数のサーバによってサービスを提供することが可能となる。この新しい考え方の実用化につながるものとして、エニーキャストの実装に関する研究が注目されており、若干の成果が上げられている。本稿はアプリケーションの開発の視点から、エニーキャストアドレスをサーバ探索に活用した方法を提案し、データ転送の例を用いてその有効性を示す。

21-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名仮想座標によるGreedy ルーティングの性能向上
著者*中務 和視 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 275 - 276
Keywordアドホックネットワーク, ルーティング, 仮想座標
Abstractアドホックネットワークの研究において位置情報に 基づいたルーティングはネットワークの規模に依存し ないので大きな注目を集めてきた.そのような研究の 中で近年本物の位置情報を使用せずに,仮想座標を与 えることでルーティングの性能を向上させることを目 的としたものがある.このような手法は,本 物の位置情報を得るためにはGPS などの付加的な装 置が必要となる問題に対しても有効であり,低コスト で高性能なルーティングを得るのに役に立つと考えら れる. 本研究ではそのような仮想座標割り当ての研究の1 つであるVCapを改良し,Greedy ルーティングの 性能を向上させる仮想座標の割り当て法を提案する. この手法により割り当てられる仮想座標はネットワー クの状況によっては本物の位置座標を用いるよりも高 い性能を示した.

21-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名アドホックネットワークにおけるバネモデルを用いた端末位置推定手法
著者*門田 達也 (広島大学大学院 工学研究科)
Pagepp. 277 - 278
Keywordアドホックネットワーク, 端末位置推定, バネモデル
Abstractアドホック環境においてはサービス向上や通信の効率化のために端末の位置情報が重要な情報となる.位 置情報がGPS により取得できない場合,絶対位置を取得可能な端末から位置情報を取得し,位置を 推定する必要がある.その推定手法の一つにバネモデルを用いた手法がある.しかし,従来のバネモデルを用いた位置推定手法では,局所的最適値に陥る可能性が非常に高いという問題がある. 本稿では,バネモデルに反発力という概念を付け加えることにより,精度の高い推定手法を提案する.


部門: セッション 0803  21. コンピュータネットワーク-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 D31教室 (→地図)
座長: 河野 圭太 (岡山大学)

21-13 (時間: 13:00 - 13:13)
題名AGURIによるネットワークトラフィック視覚化ツールの提案
著者*田中 淳史, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 279
Keyword視覚化, トラフィック, IDS, 侵入検知
Abstract近年,不正アクセスやP2Pソフトウェアの利用増加に伴い,ネットワーク状態の監視が重要になっている.そこで本研究では,オープンソースであるネットワークモニタリングソフトAGURIを用いて,ネットワークのトラフィック情報を集計し,ネットワークトラフィックの状態を一元的に視覚化するインターフェースを構築する.また,オープンソースの侵入検知システムであるsnortを連携させ,P2P通信やウイルス,DoS攻撃などのネットワークの異常な状態を自動的に検知して,管理者に通知する手法を提案する.

21-14 (時間: 13:13 - 13:26)
題名KerberosによるSSO型ネットワーク認証システムの提案
著者*中島 麻衣子, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 280
KeywordKerberos

21-15 (時間: 13:26 - 13:39)
題名地域医療連携におけるKerberos認証の利用
著者*奥田 佳子 (鳥取大学医学部付属病院医療情報部)
Pagepp. 281 - 282
KeywordKerberos, 医療情報システム, IHE
Abstract医療情報の地域ネットワークを構築する際のシステム連携のために1999年からIHE(Integrating the Healthcare Enterprise)による診療情報連携の標準化の取り組みが進んでいる。医療機関で行われる業務ごとにワークフローを定義し、実装部分はHL7、DICOMなどの既存の医療情報の国際的標準規約、KerberosなどのIETFで定められた標準規格で構成される。多くのソフトウェアベンダーがIHEに準拠したシステムを提供しており、また、オープンソースソフトウェア(OSS)による開発プロジェクトも存在する。 本研究では、IHEがシステム連携の認証基盤に採用するKerberos 5の実装と地域医療連携における運用方法の調査を行った。

21-16 (時間: 13:39 - 13:52)
題名分散型e-Learningシステムにおける学習履歴の管理
著者*倉持 一生 (鳥取大学 大学院 工学研究科), 平田 崇 (鳥取大学 工学部), 本村 真一 (鳥取大学 総合メディア基盤センター), 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagep. 283
Keyword分散システム, P2P, モバイルエージェント, e-Learning
Abstract我々は,一般的なe-Learningシステムにおける負荷集中による応答性や安定性の低下を解消すべく,分散型e-Learningシステムを開発している.提案システムでは,データと機能の提供による負荷を分散させるため,学習コンテンツをエージェントとして各ノードに分散させていた.これに加え,学習履歴もエージェントによって分散管理させ,必要に応じてユーザのノードへ移動することで,学習履歴の収集や提供を行う.

21-17 (時間: 13:52 - 14:05)
題名耐震強度と収容可能人数を考慮した避難所間ネットワーク構築法の提案とその評価
著者*大瀧 龍 (山口大学大学院 理工学研究科), 重安 哲也 (広島国際大学 工学部), 浦上 美佐子 (大島商船高等専門学校), 松野 浩嗣 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagepp. 284 - 285
Keyword防災, ネットワーク, アルゴリズム
Abstract近年,地震や津波をはじめとした大規模自然災害が世界各地で発生している.これらの大規模災害が発生すると,既存の通信システムでは被災状況を把握するために必要な情報を十分に収集できない. 本稿では,余震や二次,三次災害の影響を受けにくいより強固な避難所間ネットワークを構築するアルゴリズムについて検討を行う.具体的には,被災地域に点在する避難所の中から,耐震強度の高い建物を通信設備を設置すべき重要な避難所として選択する.また,これらの避難所の中から特に耐震強度の高い建物をデータ中継機能を担う中核的な避難所として選択し,基幹回線を構築する自動生成アルゴリズムを提案する.


部門: セッション 0804  21. コンピュータネットワーク-(4)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 D31教室 (→地図)
座長: 本村 真一 (鳥取大学 総合メディア基盤センター)

21-18 (時間: 14:40 - 14:53)
題名Zigbeeを用いた出会い頭衝突事故防止システムの提案
著者*千葉 達哉, 長坂 康史 (広島工業大学 工学系研究科)
Pagep. 287
KeywordZigbee, 出会い頭事故, 重量センサ
Abstract現在、自動車による事故は深刻な社会問題の一つとなっている。その中でも、出会い頭衝突事故は追突事故の次に発生件数が多い事故であり[1]、この事故を防止するための対応策が必要とされている。 出会い頭衝突事故は、見通しの悪い交差点でもっとも多く発生しており、その主な原因は、互いの接近を察知できないことである。そのため、この事故を防止するためには、交差点に接近する前に相手車両の接近を知らせることがもっとも良い手段であると考えられる。 そこで、本研究では、地面に設置した複数の重量センサを用いて物体の移動を予測し、それを周辺のドライバーに通知する出会い頭衝突事故防止システムを提案する。また、本システムは電源に制約のある環境での運用を想定している。そのため、システム内の通信に短距離無線通信規格であるZigbee[2]を使用する。なぜなら、Zigbeeは低速で転送距離が短いが、低コストかつ低消費電力であるという特徴をもつためである。そして、このZigbeeを使用することで、本システムが持つ電源の制約を解消することができると考えられる。

21-19 (時間: 14:53 - 15:06)
題名Bluetoothを用いたモバイルコンピュータ間の位置推定アルゴリズムの研究
著者*福本 剛, 長坂 康史 (広島工業大学 工学研究科)
Pagep. 288
Keyword位置推定, Bluetooth, 遺伝的アルゴリズム
Abstract近年、その携帯性と利便性の高さから、多くの人が携帯端末を持ち歩くようになってきた。ユビキタス社会の実現には、それら端末の位置の把握が必要不可欠であると考えている。位置検出には多くの場合GPSを利用する方法[1]が取られるが、屋内などの電波の届かない場所ではその利用が困難である。 そこで本研究では、近年多くの携帯端末に組み込まれるようになってきたBluetooth技術を利用することで、屋内でもそれぞれの携帯端末の位置の把握を行うことが出来るシステムを提案する。

21-20 (時間: 15:06 - 15:19)
題名A Distributed System for WWW Real-Time Search
著者*Qi Cao, 亀井 清華, 藤田 聡 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagep. 289
KeywordReal-time search, Search engine, Distributed system, Information gathering
AbstractThis paper proposes a new method towards a real-time search in the World Wide Web. The objective of the proposed method is to reflect the dynamic change of the contents to the search result as quickly as possible. The main idea is that the search engines in different places can cooperate each other on information gathering and renewing. The proposed model localizes information gathering and indexing, thereby scattering the central server workload and shortening the periods of updating index. Each sub server in the model stores a whole index to improve the efficiency of information retrieval.

21-21 (時間: 15:19 - 15:32)
題名センサネットワークにおける汎用性の高い時刻同期機構の研究
著者*岩田 健 (松江工業高等専門学校専攻科 電子情報システム工学専攻), 幸田 憲明 (松江工業高等専門学校 電子制御工学科)
Pagepp. 290 - 291
Keywordセンサネットワーク, 同期
Abstract近年注目されている無線センサネットワーク技術では、環境内に配置された端末の電池の交換を省略化する場合があり、センサネットワークによる長時間の観測のためには電力効率が良く、また電力低下によるノードの停止やノードの追加、移動に際してもセンサネットワークでの測定を維持するための調整を自動的に行うことが求められる。また検知した情報の時間を正確に把握するために各端末が同期していることは求められる要素の一つである。本研究では汎用性の高い時刻同期手法の構築のためにパルス結合振動子PCO(Pulse Coupled Oscillator)について着目し、その問題点と解決方法を提案する。

21-22 (時間: 15:32 - 15:45)
題名センサネットワークにおける位置測定システムの研究
著者*高橋 慶多 (松江工業高等専門学校専攻科), 幸田 憲明 (松江工業高等専門学校電子制御工学科)
Pagepp. 292 - 293
Keywordセンサネットワーク, 位置測定
Abstractセンサネットワークでは各センサノードは自律分散的に動作し,温度や湿度のなどのセンシングを行う.取得されたデータはデータ収集を目的としたシンクノードへ送信され,外部システムに提供される.また,センサノードからシンクノードに直接通信するだけでなく,他のノードによる中継を行うことでより広い範囲での通信が可能になる.以上の特徴を持つセンサネットワークでは,各センサノードの位置が必要な情報である.位置検出を行う方法として,屋外であればGPSが利用できる.しかし,屋内を想定した場合は,電波を受信できないため利用することが難しい.そこで,本研究では超音波を利用した位置測定システムDOLPHINに着目し,その性能評価を行う.

21-23 (時間: 15:45 - 15:58)
題名大規模移動ネットワークのための経路制御メッセージ送信待ち時間制御手法
著者*浜口 航 (岡山大学大学院自然科学研究科), 河野 圭太 (岡山大学総合情報基盤センター), 木下 和彦 (大阪大学大学院情報科学研究科), 山井 成良 (岡山大学総合情報基盤センター)
Pagepp. 294 - 295
Keywordネットワークモビリティ, 階層化モバイルIPv6, MAP, モビリティ制御
Abstract移動端末(Mobile Node:MN)が接続するネットワーク自体が移動する環境におけるモビリティ制御のために,Mobility Anchor Point(MAP)と呼ばれるルータを用いたネットワークモビリティ制御方式である,NEMO-HMIPv6(従来方式)が提案されている. しかし,従来方式では特に多数のMNが接続されたネットワークが,MAP間ハンドオーバを行う際には,多数のMNが制御メッセージを同時に送信することにより,各MNが通信を再開できるまでの平均時間に遅延が生じるという問題がある. 本稿では,この問題を解決するために,MN毎の通信量に着目した制御メッセージ送信待ち時間制御手法を提案し,その有効性をコンピュータシミュレーションによる性能評価によって確認した.


部門: セッション 0902  5. パワーエレクトロニクス-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 D33教室 (→地図)
座長: 西村 亮 (鳥取大学)

5-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名ハーフブリッジインバータを用いた電気鉄道用パワーラインコンディショナ
著者*石橋 圭介 (山口大学電気電子工学科), 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagepp. 297 - 298
Keywordハーフブリッジインバータ, 電気鉄道用パワーラインコンディショナ, 直流キャパシタ電圧一定制御
Abstract3レグインバータ構成を用いた電気鉄道用パワーラインコンディショナが提案されている。著者らは先に,パワーラインコンディショナの制御法として,直流キャパシタ電圧一定制御を用いた簡易な制御法を提案した。 本論文では,ハーフブリッジインバータを用いた電気鉄道用パワーラインコンディショナを提案する。これは,4個のスイッチと2個の直流キャパシタから構成される。負荷変動時の補償特性を計算機シミュレーションにより確認し,提案したパワーラインコンディショナの有効性を明らかにする。

5-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名ハーフブリッジインバータを用いた単相三線式配電系統用電流バランサ‐直流キャパシタ容量の検討‐
著者*菅原 和也, 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院 理工学研究科 電子情報システム工学専攻)
Pagepp. 299 - 300
Keyword電流バランサ, 直流キャパシタ容量, ハーフブリッジ, 単相三線式配電
Abstract家庭などの低圧配電方式として単相三線式配電方式が多く使用されている。しかしながら,この単相三線式配電方式において負荷状態がアンバランスとなると電流が不平衡となる。この電流の不平衡により各フィーダの電圧不平衡を生じる。この対策としてハーフブリッジインバータを用いた電流バランサが提案されている。 本論文では,ハーフブリッジインバータを用いた電流バランサの直流キャパシタ容量について検討する。計算機シミュレーションの結果から,先に報告された文献と比較し,直流キャパシタ容量を1/10程度に低減できることを明らかにする。

5-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名中性点クランプ(NPC)3レベル位相シフトPWM部分共振ソフトスイッチング高周波リンクDC-DCコンバータ
著者*杉村 央生 (Kyungnam University), 衛藤 哲弥, 土井 敏光, 森本 慶樹 (株式会社ダイヘン), 三島 智和 (呉工業高等専門学校), Sang-Pil Mun, 中岡 睦雄 (Kyungnam University)
Pagepp. 301 - 302
Keyword3レベルNPC HB DC-DCコンバータ, 位相シフトPWM, ソフトスイッチング, 低電圧大電流直流出力
Abstract本論文は低電圧・大電流DC出力用BUSコンバータとして適している高周波絶縁型3レベル位相シフトPWM制御ソフトスイッチング(S-SW)HB DC-DCコンバータについて述べている。先に開発したHB-S-SW PWM-DC-DCコンバータは低出力設定領域ではハードスイッチング(H-SW)動作し,IGBTの電圧ピーク値が上昇するために,電圧定格の高いIGBTを使用しなければならない。本提案DC-DCコンバータトポロジーは低出力設定領域でもIGBTの電圧ピーク値が変わらないNPC回路トポロジーであるために,低い電圧定格のIGBTを使用できる。本論文ではNPC 3レベル位相シフトPWM S-SW/HB高周波絶縁型DC-DCコンバータの回路動作と特徴を述べ,特性評価を試作実験(300A大電流出力)により検討している。

5-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名Single Stage Soft-Switching PWM High Frequency Load Resonant Inverter with One Bridge-Arm Diode Conducting and Boosting Mode Passive PFC Rectifier for Consumer IH Appliances
著者*Hisayuki Sugimura, Sang-Pil Mun, Soon-Kurl Kwon (Kyungnam University), Shinichiro Sumiyoshi, Hideki Omori (Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd.), Mutsuo Nakaoka (Kyungnam University)
Pagepp. 303 - 304
KeywordDomestic induction heating, High frequency series load resonant inverter, Asymmetrical PWM control, UFAC-HFAC direct conversionOne diode conducting passive PFC, Consumer power electronics
AbstractThis paper presents a high-efficiency one stage ZVS-PWM single-ended push-pull (SEPP) high frequency inverter with new passive PFC functional scheme. This one stage utility frequency AC (UFAC) to high frequency AC (HFAC) converter has only one diode conducting and boosting mode in the diode bridge PFC rectifier. The operating principle of the one stage high frequency series resonant inverter is described by using the switching mode equivalent circuits in addition to the simulated operating voltage and current waveforms. The operating performances of this high frequency resonant inverter with lossless snubbing capacitors are illustrated on the basis of simulation, which includes HFAC power regulation, soft switching operating range, UFAC side power factor and UFAC side line current harmonics characteristics by FFT analysis. In principle, the effectiveness of this power frequency converter for high-frequency IH appliances is evaluated on the basis of simulation results.

5-5 (時間: 11:22 - 11:35)
題名EDLCを用いた電動機の回生エネルギー回収システムの充放電効率評価
著者*高橋 圭介 (山口大学 工学部 電気電子工学科), 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagepp. 305 - 306
Keyword回生エネルギー, 充放電効率
Abstract産業応用機器で用いられるモータ駆動システムの多くは,回生エネルギーを抵抗で消費している。この方式は系統へ電力回生させる方式と比べ,回路が簡単で信頼性が高いという利点がある一方,システム効率の低下や熱環境の悪化という欠点がある。そのため,現在エネルギー蓄積デバイスを用いた回生エネルギー回収システムの検討が盛んに行われている。電気二重層キャパシタ(EDLC)は,内部抵抗が比較的大きいものの,急速充放電が可能で安全かつ環境に優しいデバイスである。本報告では,急加減速を頻繁に行うモータ駆動システムにEDLCを用いた回生エネルギー回収システムを導入した場合の回生エネルギー利用効率を計算機シミュレーションにより算出し,システムの有効性を検証する

5-6 (時間: 11:35 - 11:48)
題名DCマイクログリッド用単相3線式インバータの一構成法
著者*末岡 翔太 (山口大学 工学部 電気電子工学科), 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagep. 307
KeywordDCマイクログリッド, ハーフブリッジインバータ, 単相3線式インバータ
AbstractDCマイクログリッドにおいて,中性点が接地されるため直流を単相100Vに変換する単相ハーフブリッジインバータが提案されている。 本論文では,2台のハーフブリッジを用いた単相3線式インバータを提案する。負荷変動時のシミュレーション結果から直流電圧変動を抑制可能であり,直流キャパシタ容量が低減できることを確認した。


部門: セッション 0903  5. パワーエレクトロニクス-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 D33教室 (→地図)
座長: 平木 英治 (山口大学)

5-7 (時間: 13:00 - 13:13)
題名ゼロ電流スイッチングコンバータのスライディングモード制御
著者*小林 正典, 笠 展幸, 飯田 隆彦 (岡山理科大学)
Pagep. 309
Keywordソフトスイッチングコンバータ, DSP, FPGA, ZCT
Abstract昇圧コンバータの電流モード制御においては,サブハーモニック発振を避けるために鋸歯状ランプ回路を使用している。本報告では,ゼロ電流スイッチング昇圧コンバータのスライディングモード制御を提案する。スライディングモード制御は,システムを低次元化することが可能で,コンバータ制御における電流モード制御に対応すると考えられる。

5-8 (時間: 13:13 - 13:26)
題名単相トランスリンク方式PFC コンバータ
著者*堀井 浩幸, 山本 真義, 船曳 繁之 (島根大学総合理工学部電子制御システム工学科), 落合 政司, 大坂 昇平 (サンケン電気株式会社)
Pagepp. 310 - 311
Keywordトランスリンク, PFCコンバータ, 昇圧チョッパ回路, 電流臨界モード, インターリーブ
Abstract本研究ではマルチフェーズ方式トランスリンク形昇圧チョッパ回路をアクティブフィルタ回路に応用した単相トランスリンク方式PFCコンバータを提案することが目的である。提案回路はインターリーブ方式昇圧チョッパ回路の2つのインダクタをトランスに置き換えることでインダクタコアの小型化を実現している。しかしトランスによる磁気的な結合の影響により1相目と2相目の電流波形はほぼ等しいものとなり,入力側から見た電流波形は従来のPFCコンバータのそれとほぼ同じものとなる。

5-9 (時間: 13:26 - 13:39)
題名平滑キャパシタレスARCP方式三相電圧形 ソフトスイッチングインバータ
著者*森井 尚典, 橋坂 明, 山本 真義, 舩曳 繁之 (島根大学総合理工学部電子制御システム工学科電気エネルギー制御研究室)
Pagepp. 312 - 313
Keywordインバータ, ARCP, ソフトスイッチング
Abstract電気自動車(EV),ハイブリッドカー(HEV),燃料電池車(FC-EV)に搭載されるACモータ駆動には三相電圧形インバータの採用が一般的である。しかしながら,車載用の電力変換器に求められる性能として高効率化,低ノイズ化が求められるが,従来の半導体スイッチング技術では限界がある。これらの解決法の一助として、ソフトスイッチング技術が存在する。三相電圧形インバータのソフトスイッチング方式として,DCリンク方式,ACリンク方式,補助共振転流ポール方式が挙げられる。これらの中でACモータ駆動用として最も優れているのは各相をスイッチングバターンの制限が無く独立してソフトスイッチング動作可能な補助共振転流ポール方式である。しかしながら,分割された直流側平滑キャパシタの中性点電圧が一定値にならないことにより平滑キャパシタの寿命が短くなる問題がある。 本研究では,上記の問題を払拭するために,補助共振転流ポール方式三相インバータの平滑キャパシタをトランスにより置き換えるという手法を提案する。

5-10 (時間: 13:39 - 13:52)
題名新方式部分共振スナバセルを用いたソフトスイッチング昇圧型DC-DCコンバータ
著者*三島 智和 (呉工業高等専門学校 電気情報工学科), 中岡 睦雄 (慶南大学大学院)
Pagep. 314
Keywordソフトスイッチング, 昇圧型DC-DCコンバータ, ZVS, ZCS, 高効率

5-11 (時間: 13:52 - 14:05)
題名IH用高効率ワンステージソフトスイッチング高周波フルブリッジインバータの検討
著者*吉村 悠, 三島 智和 (呉工業高等専門学校 電気情報工学科), 住吉 眞一郎 (松下電器産業ホームアプライアンス), 中岡 睦雄 (慶南大学大学院)
Pagep. 315
KeywordIH応用, 高周波インバータ, ソフトスイッチング, 高効率電力変換, 高周波
AbstractIH用高周波インバータとして,PFCコンバータとFB/HB高周波インバータによる2段電力処理方式回路トポロジーが現在の主流であるが,2つの電力変換ステージを要するため導通素子数が増え変換効率が低下し,冷却系を含む装置サイズの増大が問題なる(1)。そこで,本研究では商用交流電源から直流変換,さらに直流から高周波交流変換までの電力変換プロセスを一括して行う新方式高効率ワンステージソフトスイッチング高周波フルブリッジインバータを提案し,その有効性を検証する。


部門: セッション 0904  5. パワーエレクトロニクス-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:45
部屋: 共通教育棟 D33教室 (→地図)
座長: 三島 智和 (呉工業高等専門学校)

5-12 (時間: 14:40 - 14:53)
題名電力回生可能な車載用リカバリレス昇圧チョッパ回路の設計法
著者*原 寛高 (島根大学大学院総合理工学研究科), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学), 金澤 正喜, 足助 英樹, 高野 秀治 (サンケン電気株式会社)
Pagepp. 317 - 318
Keyword電力回生, リカバリ現象, ソフトスイッチング動作, 電気自動車, DC/DCコンバータ
Abstract近年,地球温暖化や化石燃料枯渇問題の観点から温暖効果ガス排出削減を目的とした電気自動車の開発が急務とされている。現行のハイブリッドカーでは高効率駆動のために車両減速時において発生する余剰エネルギーを電気エネルギーに変換し,再利用する電力回生技術が使用されている。しかしながら,回生される電力はパワー半導体素子のリカバリ現象などのスイッチング損失による効率の低下が問題となっている。これらのスイッチング損失を抑制する電力回生可能な車載用リカバリレス昇圧チョッパ回路を提案している。この提案回路について最適設計を行う。

5-13 (時間: 14:53 - 15:06)
題名トランスリンク方式三相SMZ降圧コンバータ
著者*平尾 和明, 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学総合理工学部電子制御システム工学科電気エネルギー制御研究室), 金澤 正喜, 足助 英樹, 高野 秀治 (サンケン電気株式会社)
Pagepp. 319 - 320
Keyword降圧コンバータ, トランスリンク, SMZ, ソフトスイッチング, 小型軽量化
Abstractモータ駆動ベースの電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV),燃料電池自動車(FC-EV)は駆動力エネルギー源として200V程度の高電圧バッテリーを搭載する。駆動用パワーラインは,電圧安定化,高出力化のための昇圧チョッパ回路とその後段のモータ駆動用インバータシステムから構成されている。一方,パワーステアリング等,低電圧アクセサリアプリケーションに対する電力供給には,高電圧バッテリーに対して降圧比の高い絶縁形DC-DCコンバータを利用するのが一般的である。しかしながら,従来の内燃式車両と比較して新たに追加しなければならない部品であり,その小型軽量化,高効率化が望まれる。 本報告では,降圧用DC-DCコンバータの小型軽量化,高効率化を実現可能なトランスリンク方式 SMZ (Soft-switched Multi-resonant Zero-current-swi-tching)降圧コンバータを提案する。

5-14 (時間: 15:06 - 15:19)
題名フォワードコンバータのソフトスイッチング化に関する研究
著者*香川 周平 (松江工業高等専門学校 専攻科 電子情報システム工学専攻), 渡邉 修治 (松江工業高等専門学校), 山本 真義 (島根大学)
Pagepp. 321 - 322
Keywordフォワードコンバータ, ソフトスイッチング, スイッチング損失
Abstract近年,パワー半導体デバイスの性能向上によって 高いスイッチング周波数動作が実現可能になり,電 力変換回路の小型軽量化が可能になった。しかし, スイッチング損失やサージ電圧・電流の増大といっ た問題が発生している。 スイッチング損失の増 大は電力変換器の変換効率を下げ,サージ電圧・電 流が急峻で過大であれば,パワー半導体デバイスの 電力許容量を超え破損の原因となる。 本研究では,電子機器用電源などの電力変換に用 いられるフォワードコンバータを研究対象としてソ フトスイッチング化について検討する。

5-15 (時間: 15:19 - 15:32)
題名結合インダクタを用いた低損失昇圧チョッパに関する研究
著者*向井 経介, 渡邉 修治 (松江工業高等専門学校), 山本 真義 (島根大学)
Pagepp. 323 - 324
Keyword昇圧チョッパ, ダイオード, リカバリ現象
Abstract直流チョッパは様々な装置の直流電源や,直流電動機の可変速駆動用電源などに広く用いられている。スイッチング動作によって理論上無損失で電力制御が可能である反面,実用上は各スイッチデバイス等の固有の特性から電力損失が生じてしまう。本研究では,昇圧形直流チョッパの低損失化について検討を行う。

5-16 (時間: 15:32 - 15:45)
題名マルチフェーズ方式トランスリンク形リカバリレス昇圧チョッパ回路の補助インダクタ設計法
著者*川島 崇宏, 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学), 足助 英樹, 高野 秀治, 金澤 正喜 (サンケン電気株式会社)
Pagepp. 325 - 326
Keyword昇圧チョッパ回路, マルチフェーズ方式, トランスリンク, リカバリレス, 設計
Abstract本論文では電気自動車のモータの高電圧駆動による高効率,高出力化を目的として搭載される電圧昇圧コンバータとして提案している,ダイオードのリカバリ現象の抑制とスイッチのターンオン時のスイッチング損失の低減が可能なマルチフェーズ方式トランスリンク形リカバリレス昇圧チョッパ回路について,正しい動作を実現するために必要となるトランス巻き数比と補助インダクタの最適設計の手法について検討を行う。従来の設計手法は荒い近似を用いており誤差が大きかったが,理論的に算出したダイオード電流の値を用いることにより厳密な設計を行うことが可能となった。


部門: セッション 1001  24. ニューラルネット-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 D41教室 (→地図)
座長: 藤村 喜久郎 (鳥取大学)

24-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名クラスタ間のデータ数の偏りに頑健な自己組織化マップの構成法
著者*小鉄 和広 (鳥取大学大学院工学研究科), 藤澤 大樹 (鳥取大学工学部), 采女 真也, 河野 光 (鳥取大学大学院工学研究科), 大木 誠 (鳥取大学工学部)
Pagep. 327
Keyword自己組織化マップ, クラスタ分析, クラスタの推定, 偏ったデータ
Abstract自己組織化マップ(Self Organizing Map:SOM)はニューラルネットワークの一種であり,強力なクラスタリング能力をもつ.しかし各クラスタに属するデータの個数に偏りがある場合,必ずしも良好なクラスタ分類が行えない.この問題は,提示したデータに対する勝者ユニットの参照ベクトルを予測結果として利用するような予測問題においては,予測結果の成否を大きく左右する.そこで本研究では,SOM2を用いてクラスタに属するデータ数の偏りにおける影響を軽減するクラスタ分析手法を提案し,提案手法と通常のSOMとのクラスタリング性能について比較および検討を行った.

24-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名クラスタ間のデータ数の偏りに頑健な自己組織化マップの予測問題への応用
著者*藤澤 大樹 (鳥取大学工学部), 小鉄 和広, 采女 真也, 河野 光 (鳥取大学大学院工学研究科), 大木 誠 (鳥取大学工学部)
Pagep. 328
Keyword自己組織化マップ, データの予測, クラスタ分析, クラスタの推定, 偏ったデータ
Abstract自己組織化マップ(Self Organizing Map:SOM)の応用のひとつに,提示したデータに対する勝者ユニットの参照ベクトルを予測結果として利用する手法がある.この予測の手法では,事前に入力データ集合をSOMに学習させておく必要がある.しかし,入力データに含まれるクラスタごとのデータ数が偏っている場合,各クラスタが学習によってSOMに反映される比率がデータ数の比率とほぼ同じであるため,データ数の少ないクラスタに対する予測の性能が他のクラスタの予測と比較して低下すると考えられる.本研究では,クラスタ間でデータ数に偏りがあるようなデータ予測問題に対して,SOM2による手法を適用し,その有効性を検討する.

24-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名SOMによる電動車いすの走行補助に関する検討
著者*福安 真之 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻), 白川 浩章 (鳥取大学大学院工学研究科電気電子工学専攻), 倉田 将史, 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 329
KeywordSOM, 自己組織化マップ, 走行補助, 電動車いす, ロボット
Abstract我々は高齢者の自立支援と介護者の負担軽減を目的とし、半自動車椅子型ロボットDREAM号の研究開発を行っている。DREAM号は搭乗者がジョイスティックによって操縦を行う。DREAM号は障害物などの危険を感知し、自動的に徐行し回避行動をとる。本研究では自己組織化マップの特徴を生かし、周辺環境の分類および走行補助を行う手法を提案する。これにより、搭乗者によって異なる運転操作に対応した走行補助が期待できる。

24-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名セルラニューラルネットワークを用いた古文書文字認識の試み
著者*堀内 匡 (松江工業高等専門学校), 小須賀 祐介 ((株)プロビズモ), 高橋 朋之 (松江工業高等専門学校), 章 忠, 今村 孝 (豊橋技術科学大学)
Pagepp. 330 - 331
Keywordセルラニューラルネットワーク, 古文書文字認識, 方向線素特徴量, 正準判別分析, 次元圧縮
Abstract近年,既存の知識を用いた連想記憶による判別を行う方法として,セルラニューラルネットワーク(Cellular Neural Networks: CNN)が注目されている.CNNは連想記憶媒体として有効であり,テクスチャの分類問題や簡単な文字認識などの分類問題に応用されつつある.本研究では,より難しい文字認識である古文書文字認識に対して,特徴量として方向線素特徴量を採用し,認識手法としてCNNを適用することを試みた.その結果,高次元の特徴量ベクトルを正準判別分析により次元圧縮した後にCNNを適用することで,高い精度と短い想起時間を実現できることを明らかにした.

24-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名自己組織化マップを用いた電気二重層キャパシタの等価回路定数の推定
著者*伊藤 達也, 金川 照幸, 宮田 仁志, 権田 英功 (米子工業高等専門学校)
Pagep. 332
Keyword自己組織化マップ, 電気二重層キャパシタ, 等価回路定数
Abstract一般に電気自動車(EV : Electric Vehicle)の電源としては鉛蓄電池が使用されているが,よりエネルギー回生を効率良く行うことのできる電気二重層キャパシタ(EDLC : Electric Double Layer Capacitor)を用いることが注目されている.しかし,EDLCは自己放電や内部抵抗が大きいうえ,電圧値により静電容量が変化するため,解析が困難である.そこで本稿では,EDLC解析用の等価回路定数を自己組織化マップ(SOM : Self Organizing Map)を用いて効率良く推定する方法を提案する.具体的には,EDLCの充電特性の測定値と,カーブフィットと呼ばれる手法で同定した回路定数を入力データとしてSOMの学習を行う.学習済みのSOMには,既知の測定値と回路定数の他にそれと類似した大量のデータが含まれているので,その中から所望の等価回路定数を抽出する.

24-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名声紋による個人認証システムの構築
著者*小林 光, 田中 章浩, 木下 健太郎, 岸田 悟 (鳥取大学大学院)
Pagep. 333
Keyword階層型ニューラルネットワーク, 声紋, 高速フーリエ変換
Abstract本研究では,バックプロパゲーション法による3層階層型ニューラルネットワークを用いて声紋認証システムを構築した.音声を高速フーリエ変換によって前処理を行い,これらをニューラルネットワークへの入力データとして用いた.結果より,3層階層型ニューラルネットワークが個人認証システムに有効であることを示した.


部門: セッション 1002  24. ニューラルネット-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 D41教室 (→地図)
座長: 宮田 仁志 (米子工業高等専門学校)

24-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名リカレント型神経回路網におけるカオス搭載二輪自走ロボットでの移動ターゲットの捕捉
著者*鷹村 優太, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻)
Pagep. 335
Keywordリカレント型神経回路網, ロボット, カオス
Abstract本研究室では計算機でカオスを用いた移動制御による 移動ターゲットの追尾・補捉のシミュレーションを行っ てきた.そこで本研究では実機にて移動制御にカオスを 用いて移動ターゲットの追尾・補捉を行い,その有用性 を示すため2輪自走ロボットを製作した.

24-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名GABA効果を導入したリカレント型神経回路網モデルにおけるカオスの制御応用-不良設定問題(二次元迷路)求解-
著者*永田 智紀, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻)
Pagep. 336
Keywordカオス, GABA, 不良設定問題, 制御応用, リカレント型神経回路網
Abstract脳内で観測されているカオス現象に注目し,リカレント型神経回路網モデルを導入しカオスを発生させるという研究がなされている.本研究では抑制性ニューロン効果に注目しGABA効果を導入したリカレント型神経回路網モデルにおけるカオスの機能性について調べる.カオスの機能性を調べるうえで,解の存在や解の一意性が保障されていない不良設定問題である迷路求解を行う.

24-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名O-junction型神経回路網モデルにおける神経発火時空間相関
著者*古米 範行 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 337
KeywordO-junction
Abstract生体や脳内でカオス現象は生理学的にも観測されている.そこで,カオス現象が柔軟な情報処理に何か機能的な役割を果たしているのではないかという仮説のもとに,計算機上に構築したO-junction型神経回路網モデルでの信号伝搬の様子を研究し,多チャンネル同時情報通信モデルを実現することが本研究の目的である.

24-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名リカレント型神経回路網におけるカオスを用いた制御応用(移動体捕捉)
著者*森田 将伍, 李 永涛 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 338
Keywordカオス, ニューラルネット, 制御
Abstract本研究では,神経回路網モデルから発生するカオスの機能性・有用性を検証するために,離散時間ごとに変化する神経回路網の状態から2次元移動量に変換する符号化を考案し,それを移動体に適用した.この移動体制御法を用い,2次元平面内を移動するターゲットを追尾体が追尾して捕捉するという不良設定問題を計算機実験により研究した.

24-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名連想記憶モデルのハードウェア化に関する考察
著者*川本 和正, 池田 信彦 (徳山工業高等専門学校)
Pagep. 339
Keyword2段階並列ハミング連想記憶, ハードウェア化

24-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名バスケットボール競技におけるディフェンスモデル化手法に関する研究
著者*秋本 晋吾, 原田 徳彦 (徳山工業高等専門学校)
Pagep. 340
KeywordBP, モデル化

24-13 (時間: 11:48 - 12:01)
題名脈波解析システムの解析結果を用いた総合的な脈波判定システムの構築
著者*柿原 俊幸 (鳥取大学大学院工学研究科), 徳高 平蔵 ((有)SOM ジャパン), 藤村 喜久郎, 倉田 将史 (鳥取大学大学院工学研究科), 権田 英功 (米子工業高等専門学校), 馬庭 芳朗 (養父市立南谷診療所), 大北 正昭 ((有)SOM ジャパン)
Pagep. 341
Keyword加速度指先脈波解析, 自己組織化マップ(SOM), 総合解析
Abstract指先に近赤外光を当て,その透過光,または反射光の強度変化から血流の容積変化を計測する.加速度脈波はそれを2階微分して得られる波形である。この波形を自己組織化マップ(SOM)で分類し血管硬化度の分類に成功した。さらに同時に得られたマップ上での波形位置のばらつき,脈拍,脈拍周期の安定性を加えて4要素のSOMマップを作成し,得られた加速度脈波波形の総合解析に成功した.


部門: セッション 1003  2. プラズマ・放電・高電圧-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 共通教育棟 D41教室 (→地図)
座長: 内藤 裕志 (山口大学)

2-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名大気圧グロー放電の気体温度と電子密度の測定
著者*山崎 勉 (呉工業高等専門学校)
Pagep. 343
Keywordグロー放電, 大気圧, 気体温度, 電子密度, マイクロホロー陰極
Abstract大気圧グロー放電は生成されるプラズマの非平衡性から気体改質や表面処理などへの開発が進められている。ホロー陰極放電はそのような放電を得る一つ方法で、ヘリウムを用いると高気圧グロー放電が安定して得られる。生成されたプラズマの計測もいくつか報告されているが、放電機構の明確までには至っていない。そこで、直径0.5mmの円筒ホロー陰極を用い、ヘリウムホロー陰極放電で生成されるプラズマの気体温度と電子密度をスペクトル線広がりの解析から求めた。また、気体温度や電子密度の気圧依存性を数kPaから大気圧に至る範囲で測定し、ホロー陰極放電生成プラズマと気圧の関係について検討したのでここに報告する。

2-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名部分放電信号と電気トリー発生に対する印加電圧周波数の影響
著者*橋本 侑亮, 光本 真一 (宇部工業高等専門学校)
Pagep. 344
Keyword部分放電

2-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名2陽極-1陰極型プラズマジェットを用いたイットリア溶射膜の作製
著者*崎山 智司, 福政 修 (山口大学 理工学研究科)
Pagep. 345
Keyword熱プラズマ, プラズマジェット, 溶射, イットリア, 半導体

2-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名溶射粒子の振る舞いにおけるプラズマ種による影響について
著者*穐本 和樹, 藤本 聡, 大原 渡, 福政 修 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagep. 346
Keyword熱プラズマ, プラズマプロセス, 粒子測定, 温度測定
Abstract熱プラズマプロセスは、高温で高い反応率を有することから高融点材料の溶射や微粒子化など幅広い分野に応用されている。我々はHAP-Ti傾斜構造膜の製作を試みており、作成される膜質はプラズマジェットにより加熱、加速された注入粒子が基板に入射する直前の溶融状態や速度に依存していると考えている。このため、粒子の温度や速度パラメータを診断することが重要となり、その情報を基にプロセス機構を解明し、最適な制御を行うことが必要だと考えられる。本稿では、材料プロセスにおいて、プラズマ源として広く用いられている直流熱プラズマとRF熱プラズマを対象注入粒子のパラメータ測定を実施し、プラズマ流と注入粒子との相互関係を検討する。

2-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名高次制御熱プラズマによるカーボンナノクラスタの合成物質の特性
著者*吉原 雄一, 穐本 和樹, 福政 修 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 347
Keywordカーボン, プラズマ
Abstractプラズマジェットを用いた熱プラズマプロセス法は合成物を生成させる上で有効な手段の内の一つである。我々は強制伸長型プラズマジェット発生器を用いた高次制御熱プラズマプロセス装置を用いる。カーボンナノクラスタ(CNC)は現在注目されている分野のうちの一つであるが低コストでの大量合成が困難であり、いかにそのことを解決できるかが今現在の課題となっている。そこで我々は高次制御熱プラズマプロセス装置を用いてCNCの合成を試みる。今回は基板上に付着している触媒粉末の効果、さらにそのときのプラズマジェット中のCH4のラジカル状態を調べ、基板表面上とジェット中との両方の観点からCNCの合成プロセスを考える

2-6 (時間: 14:05 - 14:18)
題名高次制御熱プラズマによる高品質Ti/HAP傾斜構造膜の作製
著者*戸田 剛史, 神 昌宏, 藤本 聡, 福政 修 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 348
KeywordHAP, プラズマ溶射


部門: セッション 1004  2. プラズマ・放電・高電圧-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 16:11
部屋: 共通教育棟 D41教室 (→地図)
座長: 光本 真一 (宇部工業高等専門学校)

2-7 (時間: 14:40 - 14:53)
題名ポロイダルシア流がある場合の運動論的内部キンクモードの安定性解析
著者*安達 貴久, 内藤 裕志 (山口大学), 矢木 雅敏 (九州大学), 徳田 伸二 (JAEA)
Pagep. 349
Keywordプラズマ, シミュレーション, シア率

2-8 (時間: 14:53 - 15:06)
題名ジャイロ運動論的粒子コードの並列化
著者*橋本 啓樹, 内藤 裕志 (山口大学), 徳田 伸二 (JAEA), 矢木 雅敏 (九州大学)
Pagepp. 350 - 351
Keywordトカマク, プラズマ, 粒子シミュレーション

2-9 (時間: 15:06 - 15:19)
題名MHD解析用ジャイロ運動論的粒子コードにおける新しいアルゴリズムの検討
著者*小林 健一, 内藤 裕志 (山口大学), 徳田 伸二 (JAEA), 矢木 雅敏 (九州大学)
Pagepp. 352 - 353
Keywordプラズマ, 核融合, トカマク

2-10 (時間: 15:19 - 15:32)
題名GPUを用いた高速粒子シミュレーション手法の開発
著者*今石 直之, 内藤 裕志, 田内 康, 福政 修 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 354
KeywordGPU, CUDA, シミュレーション

2-11 (時間: 15:32 - 15:45)
題名体積生成型DC負イオン源における引き出し領域のプラズマ状態と引き出し負イオン電流の関係
著者*中野 貴裕, 田内 康, 大原 渡, 福政 修 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 355
Keyword負イオン, 重水素, プラズマ, 直流放電
Abstract核融合反応を起こすためには、外部から加熱する必要があり、その方法の一つとして 中性粒子ビーム入射(NBI)加熱装置がある。これは負イオン生成、負イオン加速、中性粒子化の 3つの部分に分けられ、本研究は核の部分である負イオン生成部分である負イオン源の研究を行っている。 研究目的として純粋重水素放電での負イオン生成の高効率化を目指している。 実験では水素と重水素でのプラズマパラメータの測定、 レーザー光脱離法による負イオン密度の測定、 引き出し負イオン電流の測定を行い、負イオン生成のメカニズムの解明、 水素と重水素の同位体効果を見ることにより、負イオン生成の高効率化を行っている。

2-12 (時間: 15:45 - 15:58)
題名定在波重畳法によるVHFプラズマの制御及び大面積化に向けて
著者*好岡 利樹, 田内 康, 福政 修 (山口大学大学院 理工学研究科), 村田 正義 (Advanced Plasma Technologies)
Pagep. 356
KeywordVHF, 定在波重畳法
AbstractVHF帯域(30MHz〜300MHz)の放電プラズマは、電極サイズの増大に伴い電極に定在波が発生することにより、電極間の電界分布が一様にならず不均一になる。よって大面積かつ均一なVHFプラズマを生成することは困難だと考えられている。そこで問題を解決する方法の一つとして、複数の定在波を電極間に生成し、その定在波の腹の位置を制御し、重ね合わせることで均一なVHFプラズマを生成する定在波重畳法という方法が挙げられる。 本研究では、大面積なVHFプラズマ源への応用に向けて、棒電極を増やし、定在波重畳法で生成したVHFプラズマの特性を調べ、検討した。

2-13 (時間: 15:58 - 16:11)
題名グリッドバイアス法によるRF負イオン源の高効率化(�供�
著者岡田 純一, *福政 修, 田内 康, 大原 渡 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 357
KeywordRF負イオン源, 負イオン体積生成, グリッドバイアス法
AbstractNBI用RF負イオン源の高効率化について検討している。セシウムフリーの長寿命負イオン源の開発を目標として、前回は従来の磁気フィルター法と比較してグリッドバイアス法を用いたプラズマ制御の有効性を示した。引き続き、重水素負イオン生成の高効率化、メッシュグリッド材質の影響等、RF負イオン源の諸特性について実験的に検討したので報告する。


部門: セッション 1101  3. 電気・電子材料-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 D42教室 (→地図)
座長: 寺田 和夫 (広島市立大学)

3-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名アモルファス薄膜における磁壁構造とピンニング特性に関する3次元シミュレーション
著者*久保 英則 (山口大学大学院理工学研究科), 浅田 裕法 (山口大学), 山崎 二郎, 竹澤 昌晃 (九州工業大学), 小柳 剛 (山口大学)
Pagep. 359
Keywordアモルファス薄膜, マイクロマグネティックシミュレーション, 磁壁ピンニング, ピンニング磁界
Abstractアモルファス薄膜は消磁状態で熱処理を施すとヘリカル状磁気異方性が誘導され、そこに磁壁がピンニングされる。この磁壁がピンニングサイトから外れることで大バルクハウゼン跳躍を示す。面内磁化薄膜においては非対称ブロッホ磁壁のNeel CapやVortexの方向の組み合わせによる様々な磁壁構造が観察されている。本研究では3次元のマイクロマグネティックシミュレーションにより各磁壁構造の誘導磁気異方性によるピンニング磁界を検討した。シミュレーションでは共役勾配法によるエネルギーの最小化により磁壁構造を決定した。磁壁構造によるピンニング磁界の差は得られたが、磁壁の移動方向による差に比べ小さいものだった。これより磁壁構造のピンニング磁界への影響はほとんどないことがわかった。

3-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名MBE法によるGeMnTe/ZnTeのエピタキシャル成長
著者*山内 慎也, 浅田 裕法 (山口大学), 福間 康裕 (理化学研究所), 小柳 剛 (山口大学)
Pagep. 360
KeywordZnTe, GeMnTe, MTJ, MBE, エピタキシャル
Abstract本研究ではZnTeを障壁層としたGeMnTeベースMTJの作製を目的とし,MBE法を用いてZnTeとGeMnTeの積層膜の成長を試みた.MBE法により、ますZnTe単層膜について検討し、その結果を基にGeTe/GeMnTe/ZnTe/GeMnTe積層膜の成長を行った.ZnTeは150℃〜300℃まで基盤温度を変えて成長し,半値幅を比較すると250℃で最少となった.GeTe/GeMnTe/ZnTe/GeMnTe積層膜は,すべての層のRHEED像でストリークパターンを確認できた.ヒステリシス曲線はわずかに歪んでおり上下の強磁性層に保磁力差が得られた.次に微細加工を施しI-V特性と磁気輸送特製の評価を行ったが,明確なTMR効果を確認することはできなかった.

3-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名低密度ポリエチレンの空間電荷密度に及ぼす吸水の影響
著者*中村 康介, 光本 真一 (宇部工業高等専門学校)
Pagep. 361
Keyword空間電荷

3-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名ナノコンポジット絶縁材料の破壊特性
著者*高尾 佳史, 箕田 充志 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 362
Keywordナノコンポジット, 超伝導, 絶縁破壊
Abstract電力消費の増大に伴い電力の安定供給が要求さる。その問題解決の一つとして送電効率の向上が考えられる。現在、将来の送電システムとして超伝導を用いた電力機器などが検討されているが、超伝導電力機器の絶縁システムに関する検討は少ない。超伝導電力機器の動作温度は極低温となることから、極低温領域における電気絶縁材料の開発が重要となる。そこで本研究では、ガラス転移温度が高いポリイミドに着目し、ポリイミドにナノ粒子を配合することで、さらなる電気的特性や機械的特性の向上を検討する。今回は、研究の手始めとして、極低温におけるポリイミドフィルムの絶縁破壊特性について検討したので報告する。

3-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名高温超電導体を用いた磁性微粒子および磁性ワイヤの位置制御に関する基礎研究
著者*下村 哲也, 石川 雅友, 金 錫範, 村瀬 暁 (岡山大学)
Pagep. 363
Keyword磁性微粒子, 磁性ワイヤ, 電磁場解析, 位置制御
Abstract近年,高齢者に多いとされる脳疾患患者数の増大が懸念されており、脳神経や脊髄といった中枢神経系に対する治療法が必要とされている.しかし,現代の医学にはそれらの決定的治療法は未だ存在しないと言われており,また,神経連絡が遮断された場合,通常はその連絡が回復および再生することはほとんどない.そのため,脳疾患により失った脳神経連絡、脊椎損傷により失った脊髄を含む中枢神経を回復させることのできる新たな治療法の開発が望まれている.そこで,微細磁性ワイヤに神経進展因子や神経反発因子,あるいはこれらの因子の機能を阻害する抗体や薬物を表面処理し,磁場を用いて移動・整列させた後,その微細磁性ワイヤを道標として神経を誘導させて神経回路の回復を目指す研究を行っている.本研究は,その実現に向けた電磁場解析と基礎実験を行うことによる基礎研究である.

3-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名高温超伝導バルクの密度と磁石浮上特性
著者*松本 洋明 (津山工業高等専門学校 専攻科), 原田 寛治 (津山工業高等専門学校 電気電子工学科)
Pagep. 364
Keyword超伝導, バルク, 磁石浮上特性
Abstract本研究ではY123バルクの密度に着目し、マイスナー効果による磁石浮上時間を測定して密度と冷却効果の関係を調査した。その結果、低密度化することにより液体窒素による冷却効果が高まり浮上時間が向上することがわかったので報告する。


部門: セッション 1102  3. 電気・電子材料-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 D42教室 (→地図)
座長: 原田 寛治 (津山工業高等専門学校)

3-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名部分溶融法によるSm系超電導体の大電流化
著者*寺本 晃大, 青木 崇浩, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 365
KeywordSm, 部分溶融法, 大電流, 超電導
Abstract本研究では部分溶融法によりSmBa2Cu3Ox(Sm-123)相超電導体内部にピンニングセンタとして絶縁相のSm2BaCuOx (Sm-211)相を微細分散させる方法について検討し、超電導体の磁気特性の向上と大電流化を目指した。試料はSm-123のみのもの、仮焼前にSm-123とSm-211を混合したもの、それらを仮焼したのち混合したもの、部分溶融工程における溶融時間を変更したものとした。特性の測定は、4端子法によりTcとIcの測定を行った。また、釣上げ高さや釣上げ時間の測定も行った。その結果、Sm-211を20%添加することが最適であることが明らかになった。

3-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名超電導磁力測定装置の作製と磁気特性の測定
著者*中島 雄希, 高橋 咲貴子, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 366
Keyword超電導, 完全反磁性, 磁気測定
Abstract完全反磁性により超電導体と磁石の間で発生する反発力を測定するシステムを作製し、それを用いて部分溶融法で作製したSm系超電導体の磁気特性を調べた。作製したシステムで反発力測定を行い今回作製した試料では0.098Nの反発力が得られた。また、磁石と常電導状態の超電導体の間の距離を変化させ、超電導転移させた時の反発力を測定した。磁石の近くで試料を超電導転移させると、超電導体内部に拘束される磁束が増加することにより、反発力が低下することを明らかにした。

3-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名部分溶融Y系超電導体の作製と特性測定
著者*青木 崇浩, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 367
Keyword部分溶融法, Y系超電導体
Abstract本研究では、YBa2Cu3Ox(Y123)相超電導層内部に絶縁体であるY2BaCuOx(Y211)相を微細分散させたY123-211相部分溶融超電導体を作製した。初期粉末の段階で混合するY211相の濃度や、部分溶融プロセスの温度条件を変えた試料の超電導特性を測定した。Y211相の濃度を20%とし、部分溶融プロセスの溶融温度を1050℃、保持温度を980℃として作製した試料の超電導転移温度Tcは約90Kとなった。

3-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名ステップ状人工ピンを導入した超伝導膜のMO磁束観察法による評価
著者*松村 直也, 何 継方, 原田 直幸, 内藤 裕志, 浅田 裕法 (山口大学大学院理工学研究科電子デバイス工学専攻), 石橋 隆幸 (長岡技術科学大学)
Pagep. 368
Keyword超伝導, ピンニングセンター, MO磁束観察法

3-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名しきい値電圧ばらつきに対するHaloの影響
著者*高橋 和也, 寺田 和夫 (広島市立大学情報科学研究科創造科学専攻)
Pagep. 369
KeywordMOSFET, Halo, ばらつき, しきい値電圧
AbstractMOSFETのHalo構造がしきい値電圧のばらつきに与える影響を調べた。Halo部2つとそれ以外のチャネル部の3つの領域を、3つのしきい値電圧の違うMOSFETと仮定し、HSPICEを使用しシミュレーションを行った。そして、異なった寸法のMOSFETに対して、しきい値電圧のばらつきを比較する手法であるペルグロムプロットを使用し、シミュレーションから得られたしきい値電圧のばらつきの比較を行った。その結果、Haloが存在することにより、HaloがないMOSFETよりも、しきい値電圧のばらつきが大きくなることが分かった。

3-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名風力発電用ブレードにおける沿面放電特性に及ぼす水分の影響��
著者*福井 裕幸, 箕田 充志, 高尾 学 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 370
Keyword風力発電, 雷, 雷保護, 沿面放電
Abstract近年,環境を考慮した自然エネルギーの有効的な利用方法の一つとして,温室効果ガスを排出しない風力発電システムの導入が行われている.しかし,落雷によってシステムの導入が妨げられている.このような突発的な事故によるシステムの交換が頻繁に行われた場合,発電コストの上昇や長期間の運転停止を招く可能性が高い.この問題を解決するため,落雷によるブレードの破損メカニズムの解明や,落雷被害の防止法の検討は極めて重要である.本報告では,雷に対応した風車ブレード開発の手始めとして,ブレードを模擬した試料を用い,はっ水性を考慮した場合について報告する.


部門: セッション 1103  3. 電気・電子材料-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:13 - 14:18
部屋: 共通教育棟 D42教室 (→地図)
座長: 浅田 裕法 (山口大学)

3-13 (時間: 13:13 - 13:26)
題名ポリイミドフィルムの絶縁破壊前の短時間間隔での空間電荷分布測定
著者*山田 達也 (松江工業高等専門学校 電気工学科 福間研究室), 福間 眞澄 (松江工業高等専門学校), 長尾 雅行, 村上 義信 (豊橋技術科学大学)
Pagep. 371
Keywordポリイミド, 絶縁破壊, 空間電荷, PEA法
Abstractポリイミドは,耐熱性と機械特性に優れた高分子材料であることから,電子材料および航空宇宙分野で広く利用されている。パルス静電応力(PEA)法は,絶縁材料中の空間電荷分布の測定法として広く利用されている。この方法は,接地されたシールドケース内に計測のためのセンサが収納されているため,絶縁破壊直前までの空間電荷分布測定が可能である。高分子中の空間電荷分布は過渡的に変化することから,短時間間隔で空間電荷分布を測定する技術を開発することは,その高分子の電気特性を測定する上で重要である。ここでは,絶縁破壊を基点に,ポリイミドフィルムの絶縁破壊前の空間電荷分布を測定したので報告する。

3-14 (時間: 13:26 - 13:39)
題名Bi系超電導厚膜の作製と高品質化
著者*難波 佑司, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 372
Keyword化学溶液法, Bi系超電導体, 厚膜
Abstract本研究では、化学溶液法による高品質なBi系超電導厚膜を作製した。試料の作製は、MgO基板に前駆体溶液を塗布し、乾燥・仮焼した後、塗布・乾燥・仮焼のプロセスを3回繰り返した。これにより成膜された基板を半溶融プロセスを経て焼結して試料を作製した。作製した試料は、基板全体にわたって厚膜を形成することができた。また、R-T特性測定により83.8[K]のTcを得ることができたことから、作製された厚膜は2212相Bi系超電導体となっていることが明らかになった。

3-15 (時間: 13:39 - 13:52)
題名Y系酸化物超電導体の磁気浮上力の測定
著者*井上 崇史, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 373
Keyword完全反磁性, Y系超電導体, 浮上力
Abstract完全反磁性によりY系酸化物超電導体を安定して浮上させるため、超電導体の形状、配置が浮上力に与える影響を調べた。超電導体を2列に配置してマグネットの発生する磁束を拘束する。このときの超電導体の縦幅、横幅、2列間の隙間を変化させ、マグネットの磁気浮上力を測定した。φ15mm、1.94g、2.54×10-5Wbのマグネットを使用した場合、横幅6.35mm、縦幅4mmのY系超電導体を4mmの隙間で配置すれば、磁束が充分に排除され安定かつ高い浮上高さが得られることが分かった。超電導体の形状、配置を最適化することで目的とする浮上特性が得られることが重要である。

3-16 (時間: 13:52 - 14:05)
題名人工ピンを導入したBi-2212相超電導単結晶の高Jc化
著者*門脇 有希, 糸賀 勇輔, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 374
Keyword単結晶, ピンニングセンタ, 大電流, 超電導
Abstract本研究ではBi-2212相超電導単結晶にピンニングセンタとして利用できる可能性のあるAl2O3を導入するため、Al2O3の浸透方法と熱処理順序を変えることで、Al2O3のピンニングセンタとしての浸透度を検討し、単結晶自体の大電流化を試みた。Al2O3浸透を行った後にAu電極形成を行うことで、単結晶の深くまでAl2O3が浸透することが明らかとなった。また、浸透したAl2O3がピンニングセンタとして効果的に働き、Bi-2212相超電導単結晶のJcを向上させることが可能であることがわかった。

3-17 (時間: 14:05 - 14:18)
題名誘導結合プラズマ支援型アンバランスマグネトロンスパッタ法によるCu薄膜の基板バイポーラパルス電圧依存性
著者*福井 一生, 森重 史也, 川畑 敬志 (広島工業大学 工学部)
Pagep. 375
Keywordスパッタ法, 薄膜
Abstract近年、実装配線技術分野における電極配線の課題として、低抵抗であることや高エレクトロマイグレーション耐性などが求められている。エネルギー粒子の基板照射は表面拡散による膜質の高密度化、膜表面の平坦化、基板と膜の付着力強化など成膜に重要な役割を果たす。本研究ではターゲット前方にソレノイドコイルを設けた誘導結合プラズマ支援型アンバランスマグネトロンスパッタ法を用いて、熱酸化Si基板上に作製したCu薄膜の表面形状の基板バイポーラパルス電圧依存性について検討した。


部門: セッション 1104  3. 電気・電子材料-(4)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:32
部屋: 共通教育棟 D42教室 (→地図)
座長: 川畑 敬志 (広島工業大学)

3-18 (時間: 14:40 - 14:53)
題名エポキシ樹脂を用いた線−平板電極系での空間電荷分布の極性効果
著者*石原 裕基, 福間 眞澄 (松江工業高等専門学校), 長尾 雅行, 村上 義信 (豊橋技術科学大学), 藤井 雅之 (大島商船高等専門学校)
Pagep. 377
Keyword線−平板電極系, 空間電荷分布, エポキシ樹脂, 極性効果
Abstract実用上の絶縁材料は不平等電界で使用される場合が多いことからPEA法を用いた,線−平板電極系による不平等電界下での空間電荷分布測定方法の検討が行われている。これまでのシリコンゴムを用いた測定試料では,線電極と試料の密着性が不十分となる場合が多く,線電極からの空間電荷信号の検出を難しくする要因の一つになっていた。そこで,密着性を向上させるために,エポキシ樹脂を用いて試料作製を行い,線−平板電極系での印加電圧依存性についての調査が行われている。ここでは,このエポキシ樹脂を用いた試料で,空間電荷信号(PEA信号)の極性効果の測定を行い,電極界面に蓄積する電荷の過渡的変化について調査結果を報告する。

3-19 (時間: 14:53 - 15:06)
題名センサ走査型空間電荷分布測定装置の検討
著者*益田 直弥, 福間 眞澄 (松江工業高等専門学校 電気工学科 福間研究室)
Pagep. 378
Keyword空間電荷, 走査型, 音波, 圧電素子, 半導体スイッチ
Abstract空間電荷分布測定は,材料表面および内部に蓄積する電荷分布を測定する技術であり,電気・電子機器の絶縁材料の性能評価等に利用されている。測定方法は,パルス静電応力(PEA)法が広く利用されている。しかし,絶縁材料中の空間電荷は3次元に分布し,かつ過渡的に変化する可能性が高い。そのため,3次元かつ短時間間隔で測定可能な空間電荷分布測定装置の開発が望まれている。2次元でかつ短時間間隔で測定可能な空間電荷分布測定装置が開発されている。しかし,開発されている装置では,圧電センサを10から11個を複数のオシロスコープを使用して測定するために試料面方向に分解能を高くする場合に装置コストが掛かる問題がある。ここでは,短時間で複数のセンサ信号を走査する装置の基礎検討を行ったので報告する。

3-20 (時間: 15:06 - 15:19)
題名PEA装置の音波吸収体による出力信号への影響
著者*林 紀子, 福間 眞澄 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 379
Keyword空間電荷分布, PEA法, 数値解析モデル, 音波吸収体
Abstractパルス静電応力(PEA)法は空間電荷分布測定に広く利用されている。そして,そのPEA法における音波の発生と伝搬に関する数値解析モデルが提案されている。本研究ではこのモデルを改良し,PEA装置の圧電素子からの信号を解析し,新しい工業用途のPEA装置の設計に利用できる数値解析モデルの構築を目的としている。PEA法では測定する試料の厚さに応じ,分解能や感度の異なる装置が用いられる。その性能の調整は圧電素子の厚さやパルス幅などで行なわれる。今回提案する数値解析モデルでは,センサ厚さ,パルス幅,音波吸収体の材質などをパラメータとして与え,出力信号の解析が可能になるよう改善を行なった。

3-21 (時間: 15:19 - 15:32)
題名音響的性質の異なる多層誘電体の空間電荷分布測定装置の開発
著者*布野 竜二, 福間 眞澄 (松江工業高等専門学校), 長尾 雅行, 村上 義信 (豊橋技術科学大学)
Pagep. 380
Keyword空間電荷, 音響インピーダンス, 超音波顕微鏡
Abstract空間電荷測定は材料内部の電荷の動きを非破壊で測定する技術であり,電気電子機器の絶縁材料等の性能・信頼性評価に利用されている。空間電荷分布測定は,電極に挟まれた試料にパルス電圧を印加することによって,試料内部に存在する電荷に電気的力を働かせて,音波を発生させ,接地電極側背面に取り付けた圧電素子により,その到達する音波の時間変化を計測,信号処理することで試料内部の電荷分布を測定する技術である。このため試料の構造が音響的性質の異なる多層構造となる場合には,音波の反射等により大きな測定誤差が生じる。 本研究の目的は,超音波顕微鏡と空間電荷分布測定装置の技術を組み合わせ,試料の音響的性質の不均一性による誤差を信号処理により除き,プリント基板等の実用的な多層複合絶縁材料の空間電荷分布測定を可能にすることである。ここでは,超音波を利用した構造測定に関する基礎検討の結果を報告する。


部門: セッション 1201  23. ファジィ・AI・GA-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 D43教室 (→地図)
座長: 片山 謙吾 (岡山理科大学)

23-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名遺伝的プログラミングを用いたオプション取引最適化モデル
著者*河元 勝, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 381
Keyword遺伝的プログラム, オプション取引, Moving-Window法, テクニカル指標
Abstractオプションは, 原資産株を将来の一定の日において一定の価格で取引を行うデリバティブの1つで, 魅力ある金融商品として注目されている. オプション取引では, さまざまな権利行使価格のコール, プットの買いと売りを組み合わせることでポートフォリオを作成し, 利益を得る. 本研究では, 多彩な投資スタイルを伴うオプション取引におけるリスクマネジメントおよびレバレッジ効果を実現することを目的として, 遺伝的プログラミング(GP)[1][2] を用いて市場動向を学習し, テクニカル指標に基づいて最適な戦略を作成することを試みる. 同時に,Moving-Window法を使用し,GP の学習期間, テスト期間を動的に設定することで, 日々変化する市場に対応できる戦略を得ることを試みた.

23-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名多目的進化計算手法による株式ポートフォリオの投資戦略最適化
著者*柿木 秀文, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 382
Keyword多目的遺伝的アルゴリズム, ポートフォリオ, パレート最適, 効率的フロンティア
Abstract市場で高い評価を得ることは,社会的信頼度を高め資金調達を容易にするなど,企業の安定経営のために重要なことである.この観点から,リスクマネージメントを十分行うことは市場に関わる企業組織にとって重要な業務になる.そのため,複数の投資対象を選択するポートフォリオを組むことは,リスクを減少させる有効な手段である.しかし, 不確実な投資環境では安全に投資をするポートフォリオを組むことが難しい.そこで本研究では,売買タイミングに関して適切な判断をするための戦略木を作成することを試みる.戦略木による取引行動の最適化には,多目的遺伝的アルゴリズム(多目的GA) を用いた.

23-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名GPによるM&A交渉におけるファジィ意思決定のメンバーシップ関数の最適化
著者*吉野 宏章, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院 工学研究科)
Pagep. 383
KeywordGP, ファジィ意思決定, メンバーシップ関数, M&A, Walsh変換
Abstract交渉では,スムーズに話し合いを進めることができて,しかも交渉者双方が納得のいく,より合理的な譲歩過程や合意点を見つけ出すことが重要となる.ファジィ制御に基づく交渉エージェントでは,メンバーシップ関数とルールはその制御精度を左右する重要な構成要素となる.そこで,より精度の高いファジィ意思決定を目指すため,個別の問題解決に最適なメンバーシップ関数にチューニングすることを試みる.

23-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名GPを用いた英日翻訳パターンの自動生成
著者*爲國 有司, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科知能情報工学専攻)
Pagep. 384
KeywordGP, 遺伝的プログラミング, 翻訳
Abstract英語,日本語は,構造上の相違点が多く存在する.そのため,英日翻訳を行うときに参照する日文-英文の対からなる文型パターンも数多く存在している.そのため,それらのパターンすべてを網羅したコーパスを準備することは困難である. そこで,初期個体群として生成した英文-日文の対からなる基本パターンの構文解析木に対して,遺伝的プログラミング(GP)を用いることで,コーパスに登録されていない様々な文型パターンを新たに生成し,未知な文型パターンについても翻訳を可能にしようとする研究である.また,パターンを自動生成,自動保存することで,より多くの英文の翻訳が可能となる.

23-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名企業のプロモーション活動を考慮したマーケティング戦略に関するエージェントベースシミュレーション分析
著者*大丸 貴裕, 片桐 英樹, 西崎 一郎, 林田 智弘 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 385 - 386
Keywordmarketing, artificial market, genetic algorithm
Abstract本論文では,従来の人工社会モデルに企業のプロモーション活動により消費者の選好が変化するという要素と各企業が市場の動向を踏まえて戦略を決定するという要素を新たに導入したモデルを提案する.また,このモデルを用いて,各企業が利益最大化を目的としてIF-THENルールで表現されたマーケティング・ミックス戦略を進化的計算手法により進化させる人工社会モデルを考え,他企業よりも多くの利益を得られる企業のもつ戦略ルールの特徴および企業のプロモーション活動が与える影響について分析を行う.

23-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名マニピュレータを利用した利益共有法強化学習の評価
著者*苅田 稔之, 幸田 憲明 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 387
Keywordreinforcement learning, Profit Sharing, manipulator


部門: セッション 1202  23. ファジィ・AI・GA-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:35
部屋: 共通教育棟 D43教室 (→地図)
座長: 幸田 憲明 (松江工業高等専門学校)

23-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名共存型GAを用いた看護師勤務表の最適化〜看護師の離職を考慮する場合の検討〜
著者*�靄� 祐輔 (鳥取大学電気電子工学科), 采女 真也, 河野 光, 安藤 正貴, 小鉄 和広, 大木 誠 (鳥取大学大学院情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 389
Keyword勤務表作成, 遺伝的アルゴリズム, 共存型GA
Abstract総合病院で働く看護師の勤務表作成には、多くの考慮すべき事項がある。そのため医療現場では看護師勤務表の作成に多大な時間とコストを費やされている。これに対し、計算機を用いた看護師勤務表の自動作成の研究が数多く行われている。近年、看護師の離職率は増加傾向にある。2003年では11.6%だった離職率が2007年では12.4%に増加している。また月の途中において勤務変更が生じる場合もあり、月の途中での勤務表変更および最適化が必要である。本研究では月の半ばに看護師が離職した場合に、新たな勤務表を再構成する手法を検討する。

23-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名短時間労働者勤務表作成問題の検討
著者*安藤 正貴 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 采女 真也, 河野 光 (鳥取大学大学院工学研究科), 濱本 祐輔 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 小鉄 和広, 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 390
Keyword勤務表作成, 遺伝的アルゴリズム
Abstractホームセンターなどでは多くの短時間労働者が勤務している。短時間労働者の勤務表作成においては、各勤務者の希望時間帯や熟練度、熟練職種などを考慮する必要がある。また曜日や時期、時間帯によって必要人員数が異なる。しかし勤務表は人手によって作成されているため膨大な時間と労力を必要とする。このような短時間労働者の勤務表作成を計算機によりある程度自動化できれば、人的・時間的コストの低減が期待できる。本研究では、短時間労働者の勤務表を、遺伝的アルゴリズムによって最適化する手法について検討する。

23-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名2次割当問題に対する反復k-opt局所探索法の検討
著者*北田 雅享 (岡山理科大学大学院 工学研究科), 片山 謙吾, 南原 英生, 成久 洋之 (岡山理科大学 工学部 情報工学科)
Pagep. 391
Keyword2次割当問題, 反復局所探索法, 組合せ最適化
Abstract2次割当問題(Quadratic Assignment Problem,QAP)は,NP困難な組合せ最適化問題として知られている.本論文では,QAPに対してk-opt局所探索法を提案し,それをメタ戦略の一つである 反復局所探索法の枠組みに導入した反復k-opt局所探索法を提案する. 反復 k-opt局所探索法の性能を評価するために,基本的な2-opt局所探索法(最良移動戦略など)を反復局所探索法の枠組みに導入した反復2-opt局所探索法との比較を通して,IKLSの探索性能を検討する.

23-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名最大クリーク問題に対する反復局所探索法のKick法の比較
著者*幸村 明典, 片山 謙吾 (岡山理科大学 情報工学科 片山研究室), 南原 英生, 成久 洋之 (岡山理科大学)
Pagep. 392
Keyword反復局所探索法, 組合せ最適化, 最大クリーク問題
Abstract反復局所探索法は代表的なメタ戦略アルゴリズムの一つであり,局所探索法と局所最適解から脱出する操作であるKick法から構成される. 本論文では,最大クリーク問題に対して,我々が提案しているk-opt局所探索法(k-opt local search, KLS)にもとづく反復局所探索法(iterated KLS, IKLS)のKick法に関して検討する.Kick法として,3タイプのKick法を示し,DIMACSベンチマーク問題例への適用を通して,それぞれのKick法を有するIKLSの性能を評価する.

23-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名機械学習を用いたタンパク質N-ミリストイル化予測ツールの評価
著者*角 朝香 (山口大学大学院理工学研究科), 岡田 諒 (日立中国ソリューションズ), 杉井 学 (山口大学メディア基盤センター), 松野 浩嗣 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagepp. 393 - 394
Keyword機械学習, N-ミリストイル化, 配列解析, 特徴抽出
Abstractタンパク質N-ミリストイル化は,真核生物およびウイルス由来のタンパク質のN末端に炭素数14の飽和脂肪酸であるミスチリン酸が共有結合するタンパク質脂質修飾の1つである。 ある種のタンパク質は,ミリストイル化が生じる事によって細胞膜との結合が可能になり,細胞情報伝達をはじめとするカスケード反応を進行させることは重要な機能の1つとして挙げられる。 このタンパク質N-ミリストイル化が生じるために重要とされているのがミリストイル化シグナル配列と呼ばれるミリストイル化タンパク質のN末端アミノ酸配列の組み合わせであり,いくつかの特徴が発見されている。 現在,研究者らは,生化学実験により培われた知識をもとに未分類のタンパク質配列に対してミリストイル化が生じるか否かを検討し,実際に生化学実験を行って検証を行っている。 しかしながら,ミリストイル化は非常に特異的な反応であると考えられており,膨大なタンパク質データの中からミリストイル化タンパク質を特定するのは困難である。 このように「ヒトの目」では判別が困難とされる特徴であっても,計算機を応用することによって容易に発見することが可能になる。 我々は先の研究にて,機械学習の手法を応用することによってタンパク質ミリストイル化に共通する特徴を抽出し,ミリストイル化タンパク質を予測するツールの作成を行った。 本研究では,開発したツールの精度の検証と改善を目的とし,生化学的実験により検証されたタンパク質の配列をサンプルデータとして用いて精度評価実験を行った。


部門: セッション 1203  23. ファジィ・AI・GA-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 D43教室 (→地図)
座長: 加藤 聡 (松江工業高等専門学校)

23-12 (時間: 13:00 - 13:13)
題名WordNetの上位-下位関係の体系をブラウジングするためのグラフ表現法
著者*市丸 夏樹 (鳥取環境大学環境情報学部情報システム学科)
Pagepp. 395 - 396
KeywordWordNet, シソーラス, オントロジ, DAG, 木構造描画アルゴリズム
AbstractWordNetは同義語集合(synset)間の様々な意味関係からなる複雑な意味ネットワークである.我々は木構造描画アルゴリズムを用いてsynsetのノード配置を行い,多重継承枝をオーバーラップさせて表示するシソーラスブラウザxthesを開発している.本稿では,xthesを用いてWordNetを表示するために行った,WordNetを有向非周回グラフ(DAG)表現へ変換する方法について説明する.具体的には,WordNetへのトップレベルのオントロジの追加や,上位-下位関係のループの除去などを行った.これにより,ブラウジング時の対話的操作に追随した高速な描画を実現することができた.

23-13 (時間: 13:13 - 13:26)
題名S-systemモデルを用いた遺伝子ネットワーク同定の高速化手法の提案
著者*天野 祐輔, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 397
KeywordGA, 遺伝子ネットワーク, S-system
Abstract近年DNAマイクロアレイ等の発達により大規模な遺伝子発現量の時系列測定が可能となってきた.DNAマイクロアレイの膨大なデータからの情報抽出法の一つとして遺伝子ネットワークの同定に注目が集まっている.遺伝子ネットワークとは,遺伝子間の相互作用のことでありこれを解明することにより,未知の遺伝子の機能特定や創薬ターゲットの発見につながると考えられている. 本研究ではS-systemモデルを用いて,微分方程式を解くことなく,また利用可能な事前知識を用いて同定を行うことによって計算量の削減と精度の向上を目指す.

23-14 (時間: 13:26 - 13:39)
題名サポートベクトルマシンを使った遺伝子ネットワーク同定
著者*中山 智史 (鳥取大学工学部知能情報工学科), 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 398
Keyword遺伝子ネットワーク, サポートベクトルマシン
Abstract生物の生命機能は各遺伝子がお互いに制御し合うことによって維持されている.しかしどの遺伝子がどの遺伝子を制御しているのかについては今現在よく分かっていない.ここではこのような遺伝子の制御関係の推定についての研究を行う.このような推定を遺伝子ネットワーク同定という.本研究では,計測された遺伝子発現量の時系列データから遺伝子ネットワーク同定を行う.従来の遺伝子ネットワーク同定にはS-systemモデルを使ったものがあげられるが計算には時間がかかる.本研究ではサポートベクトルマシン(SVM)を使った,計算時間の短い遺伝子ネットワーク同定法を提案する.

23-15 (時間: 13:39 - 13:52)
題名生化学反応の知識を導入したニューラルネットワークを用いた遺伝子ネットワークの同定
著者*井口 和也, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学院工学研究科)
Pagep. 399
Keywordニューラルネットワーク, 遺伝子ネットワーク
Abstract近年DNAマイクロアレイと呼ばれる技術の進歩で細胞全体レベルでの遺伝子発現量を計測することが可能となっている.遺伝子発現量データから遺伝子間の相互作用を推定する技術の開発に注目が集まっている.遺伝子間の相互作用を表すネットワークを遺伝子ネットワークとよぶ.遺伝子ネットワークの同定ができるとシミュレーションへの応用,創薬ターゲットの発見に役立てることができる. 遺伝子ネットワークを記述するモデルは多く存在するが,本研究では遺伝子発現の動的変化の記述が可能な連立微分方程式モデルを用いる. これまでニューラルネットワーク(以下NN)を用いて同定する手法は提案されているが,その手法は遺伝子ネットワークの同定に多くのデータを必要とした.そこで本研究では連立微分方程式モデルに生化学反応に関する事前知識を導入し,これをNNを用いて近似する.これにより同じ量のデータから従来よりも精度の高い遺伝子ネットワークを得ることを目指す.

23-16 (時間: 13:52 - 14:05)
題名GPを用いた正則化ニューラルネットワークによる顔画像識別
著者*小田 伸也, 木村 周平, 松村 幸輝 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 400
Keyword遺伝的プログラミング, ニューラルネットワーク, 顔認識, 正則化法
Abstract顔画像の識別は,個人認証などのセキュリティの分野などに利用され,今後の需要が見込める分野である.本研究では識別精度をあげることを目的として,ニューラルネットワーク(NN)のパラメータ 調整に遺伝的プログラミング(GP)を用いた顔画像識別のための新しい方法について検討した.また,識別する画像をウォルシュ変換することによって,実際に識別に用いる変数の数を削減する方法を用いている.さらに,NNモデルが複雑になりすぎ過学習になることを避けるために,正則化法を用いている.


部門: セッション 1204  3. 電気・電子材料-(5)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:45
部屋: 共通教育棟 D43教室 (→地図)
座長: 松本 浩介 (松江工業高等専門学校)

3-22 (時間: 14:40 - 14:53)
題名小形単板磁気試験器(SST)による高磁束密度領域における電磁鋼板の磁気特性測定
著者*山崎 琢也, 宮城 大輔, 中野 正典, 高橋 則雄 (岡山大学)
Pagep. 401
Keyword鉄損, 単板磁気試験器, 高磁束密度, 電磁鋼板
Abstract電気機器の小型化を図るためには高磁束密度で動作させるよう設計を行う必要があるが、そのためには高磁束密度領域での電磁鋼板の磁気特性を測定することが必要不可欠である。これまで磁気特性を測定するために用いてきた単板磁気試験器(SST)は高磁束密度領域での測定精度が不十分であった。そこで、高磁束密度領域での磁気特性が精度よく測定できるSSTを製作し、測定を行った。製作したSSTでは30Hz励磁時に磁界の強さの最大値Hmはおよそ56000A/mまで発生させることができ、今回使用した試料(35A360 圧延方向)では2.08Tまでの磁気特性を測定することができた。

3-23 (時間: 14:53 - 15:06)
題名シャッタリング制御によるBi系超伝導薄膜作製
著者*出口 恭平, 花田 明紘, 木下 健太郎, 岸田 悟 (鳥取大学 工学部)
Pagep. 402
Keyword超伝導, Bi-2201, 薄膜
AbstractBi系銅酸化物超伝導体Bi2Sr2Can-1CunOyは高い臨界温度(Tc)をもち, 化学的に安定であることから超伝導デバイスへの適用が期待されている. デバイス作製のためには薄膜の高品質化が必要不可欠である. しかし, 工業的に有利なスパッタ膜の構造制御や超格子の作製は未だ困難な状況である. 本研究では, rfマグネトロンスパッタ法においてBi-SrターゲットとCa-Cuターゲットの2ターゲットを交互に堆積したBi系超伝導薄膜の膜質について報告する.

3-24 (時間: 15:06 - 15:19)
題名ReRAMにおけるユニポーラ動作とバイポーラ動作の関係
著者*奥谷 匠 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 木下 健太郎, 牧野 達也 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻), 土橋 一史 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 岸田 悟 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻), 杉山 芳弘 (富士通研究所)
Pagep. 403
KeywordReRAM, リセット, NiO, メカニズム
Abstract抵抗のスイッチと電圧極性の関係はReRAMの抵抗変化機構と密接な関連を持つため, ユニポーラとバイポーラの関係を明らかにすることは抵抗変化機構の解明に有意義である. 本研究ではPt/NiO/Pt構造及びPt/NiO/Si構造を作製し, I-V特性を評価した. Pt/NiO/Pt構造ではセット, リセット共に極性に依存せずに生じた. 一方, Pt/NiO/Si構造では, セットは極性に依らず生じ, リセットは正極性のみで生じることが確認された. この結果はリセットが電極界面の状態に敏感であることを示唆する.

3-25 (時間: 15:19 - 15:32)
題名NiO-ReRAMの基本メモリ特性とPt基板物性との関係
著者*土橋 一史 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 牧野 達也 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻), 奥谷 匠 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 森口 雅彦 (日本セラミック株式会社), 木下 健太郎, 岸田 悟 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 404
KeywordPt, Ti密着層, ReRAM, リテンション, NiO
AbstractNiOやTiO2等の遷移金属酸化物(TMO)は電圧の印加により可逆的な抵抗変化を示すことが知られており, この性質を利用した次世代不揮発メモリReRAM (Resistive Random Access Memory)の研究開発が進められている. 一般に, TMO-ReRAMの作製にはPt/Ti/SiO2基板が用いられ, TEL/TMO/Pt/Ti/SiO2の構造をとる場合が多い. ここで, TELは上部電極を意味し, TiはPtとSiO2間の密着層の役割を果たす. しかし, Pt/Ti/SiO2基板を加熱(400℃)することによりTi原子がPt中を拡散し, 基板表面まで這い上がることが報告されている[1]. 私たちはPt/NiO/Pt/Ti/SiO2構造において, NiO成膜中にTiがNiO-Pt界面まで拡散し, データ保持特性に影響を及ぼすことを明らかにした[2]. しかし, Ti拡散とデータ保持特性との詳細な関係は未だ解明されていない. 本研究ではPt/Ti/SiO2基板のPt成膜時の基板温度或いは基板作製後の熱処理によるPtの結晶性及びTi拡散の程度について調査し, Pt/Ti/SiO2基板の物性と基本メモリ特性との関係解明を目指す.

3-26 (時間: 15:32 - 15:45)
題名Bi2Sr2CaCu2O8+δ単結晶における超伝導特性の制御に関する研究
著者*中林 竜也, 牧野 達也, 藤原 幹大 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 田中 博美 (米子工業高等専門学校), 木下 健太郎, 岸田 悟 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 405
Keyword高温超伝導, 面間, c軸, Bi2212, ブリッジマン法
AbstractBi-2212超伝導単結晶をN2+H2雰囲気下でアニール処理を行った結果, 強い還元効果を示した. 単結晶表面に絶縁層が形成されたことにより, 試料表面(ab面内)で電気特性の測定を行っているにもかかわらず, c軸方向の特性が得られた.


部門: セッション 1301  22. パターン認識・画像処理-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 E31教室 (→地図)
座長: 薮木 登 (津山工業高等専門学校)

22-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名オンライン署名照合への等閾値設定法の導入
著者小池 將太 (鳥取大学大学院工学研究科), *中谷 信吾 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 中西 功, 伊藤 良生 (鳥取大学工学部)
Pagep. 407
Keywordオンライン署名照合, DWTサブバンド分解, パラメータ融合, 等閾値設定法
Abstract我々のグループでは,オンライン署名を用いた本人認証について研究を行ってきた.タブレットから抽出したデータを直接処理するのでなく,離散ウェーブレット変換に基づくサブバンド分解を用いることにより特徴抽出を抽出し,詐称者が本人署名をなぞって筆記した場合でも高い照合率を実現する.また,ペンの位置パラメータや移動角度パラメータなどを最終判定部分で融合するマルチマッチャー方式の研究も行ってきた.しかしながら,最終判定におけるパラメータ融合においては,署名(ユーザ)毎に最適な閾値設定が異なることが問題となる.本論文ではその解決策として等閾値設定法を提案し,その有効性を確認する.

22-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名脳波を用いた個人認証に関する研究−測定時間の認証精度への影響−
著者*馬場 貞尚, 宮本 千生, 中西 功 (鳥取大学大学院 工学研究科)
Pagep. 408
Keywordバイオメトリクス, 個人認証, 脳波, 測定時間
Abstract近年,指紋や声紋,虹彩などの生体情報を使ったバイオメトリクス認証の技術が注目されている.しかし,大半においては,生体情報が露出,残留するため,秘匿性に対して問題がある.そこで,我々は生体情報の秘匿性が高いと考えられる脳波を用いた認証を研究している.本稿では,より実用的なものを目指すために短時間測定による 認証精度の変化について検討し,測定時間は30秒まで短縮でき,なおかつ,照合率を向上させることを確認したので報告する.

22-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名脳波を用いた個人認証に関する研究-正規化と新しい特徴空間の提案-
著者*宮本 千正, 馬場 貞尚, 中西 功 (鳥取大学 大学院工学研究科)
Pagep. 409
Keyword生体認証, 脳波, 正規化, 偏在性, パワースペクトル
Abstract近年,情報ネットワーク化が進んできており,以前にも増して個人情報の流出が懸念されている.そこで,現在注目されているのが,バイオメトリクスを用いた生体認証である.我々は生体特徴として脳波を用いることを試みている.今回は正規化と新しい特徴空間により認証率の改善を試みる.

22-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名パラメータ化された人体伝播信号による個人認証
著者*友成 永吉 (鳥取大学工学部), 中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 410
Keywordバイオメトリクス, 個人認証, 人体伝播信号, ARモデリング
Abstract近年,人間の生体情報(バイオメトリクス)を用いた個人認証に注目が集まっている.我々は,皮膚の表面に微弱な電磁波を伝搬させ,その伝搬特性の違いから本人であるかどうかを識別する技術の研究を行っている.今回,個人特徴として自己回帰(AR)係数を用いてみた.結果として,識別率は55%であった.

22-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名顔面熱画像を用いた個人認証に関する研究
著者*山平 浩太朗, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagep. 411
Keyword顔面熱画像, 個人認証
Abstract光源環境の変化にロバストな顔面熱画像を用いた個人認証法が提案されている.しかし熱画像中からの顔領域の抽出法は確立されていない.既存の手法として一定環境下で特定人物に対しての顔領域抽出法が提案されている.本稿ではそれをもとに,様々な条件下での不特定人物に対応した顔領域抽出に取り組む.また,抽出した顔領域熱画像から振幅スペクトル画像を算出し,認証実験を行う.15人各50サンプル,合計750枚の熱画像を撮影して実験を行った.その結果,顔左右端点と上下座標の検出率は,許容誤差を15pixelとして100%と95.6%を得た.認証実験の結果,交叉正解率で65.6%を得た.

22-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名スプライン関数による手書き文字の情報圧縮
著者*小林 富士男, 尾関 孝史, 片桐 重和 (福山大学/工学部)
Pagepp. 412 - 413
Keyword手書き文字, 情報圧縮, スプライン関数, あてはめ, アルゴリズム


部門: セッション 1302  22. パターン認識・画像処理-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 E31教室 (→地図)
座長: 齊藤 剛史 (鳥取大学 大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)

22-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名運動情報による全天周画像列と慣性センサーデータの同期
著者*海 鷹 (鳥取大学大学院工学研究科), 水野 友人 (岩手大学大学院工学研究科), 李 仕剛 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 415
Keyword全天周画像, 運動検出
Abstract車が走行している際に、全天周画像カメラ[1]で撮影した画像には振動が生じる。x,y,zの3軸の角速度と回転角度を検知できる慣性センサーをもちいて画像の振動を補正することができる。しかし慣性センサーと全天周画像のデータを独立に読み取るときには非同期の問題が存在する。本論文では、画像間の運動情報を利用して、全天周画像列と慣性センサーデータを同期させる。

22-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名動画像の揺れ補正のための大局的動きの検出
著者*西崎 浩一 (岡山理科大学大学院), 太田 寛志, 道西 博行 (岡山理科大学)
Pagep. 416
Keywordカメラ揺れ補正, 大局的動き検出
Abstract家庭用ビデオカメラや車載カメラなどで動画像を撮影する場合,カメラ振動などによって動画像に揺れが生じることがある.このような動画像の揺れを補正するには,カメラ振動によって画像全体が一様に動く大局的動きと,画像内の物体自身が動く局所的動きとを分離して,大局的動きをアフィン変換パラメータとして検出する必要がある.この手法にはランダムサンプリングを用いた手法が提案されているが,この手法では特徴点のサンプリングとパラメータ算出を多数繰り返すことによって最適解を求めるため,外れ値である局所的動きが多く含まれるほど処理時間が長くなる問題がある.そこで,本稿では大局的動き検出の処理時間を短縮するために,ランダムサンプリングによらない大局的動きの検出手法を提案する.

22-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名高次局所自己相関特徴を用いた人物動作検出の検討
著者*藤田 哲也 (岡山理科大学工学部情報工学科), 是友 佑治 (日本ビジネスデータープロセシングセンター), 上嶋 明 (岡山理科大学工学部情報工学科)
Pagep. 417
Keyword高次局所自己相関特徴, 人物動作検出
Abstract近年,様々な分野でパターン認識の需要が増加している。本研究では,パターン認識の応用の一つとして,人物動作の自動検出を試みた。検出手法には,統計的パターン認識手法の一つである高次局所自己相関特徴を用いた。この方法を用いると,画像中の特定の場所を切り出す必要がなく,また動作検出処理の計算量が一定である特徴を持つ。実験では,「歩く」,「走る」,「躓く」といった行動を正常動作・異常動作として定義し,これらを分類できるかの評価を行った。その結果,40%程度の確率で動作の判別を行うことができた。また,高次局所自己相関特徴の有効性も確認できた。

22-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名モバイルエージェントによる人物追跡システムにおける人物画像抽出法
著者*石橋 直樹, 浜田 裕介 (鳥取大学大学院工学研究科), 柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ株式会社), 清水 忠昭, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 418
Keywordモバイルエージェント, 人物追跡, カメラ画像, ブロックベースクラスタリング, 人物抽出

22-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名パーティクルフィルタを用いた物体の進入退出検出
著者*松村 遼, 岡村 健史郎 (大島商船高等専門学校)
Pagepp. 419 - 420
Keywordパーティクルフィルタ, 単眼視, 進入検出
Abstract近年, 物体追跡システムにおいてパーティクルフィルタを用いた手法が注目されている. パーティクルフィルタを用いた複数物体追跡は, 一つの物体に対して一つのパーティクルの集団を与えることによって行う. そのため物体の進入や退出を精度よく検出することが重要となる. そこで, 本稿では単数のカメラで撮影された単眼動画像を対象に, パーティクルフィルタを用いた3次元空間上での物体追跡における進入物体検出について検討を行った.

22-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名単眼視による距離表示画像の簡易リアルタイム表示法
著者重松 直樹 (広島工業大学大学院 工学研究科 電子工学専攻), *玉野 和保 (広島工業大学 工学部 電子情報工学科)
Pagepp. 421 - 422
Keywordロボット, 単眼視, 画像処理, 距離計測
Abstract移動ロボットの視覚として、対象物の同定や対象物までの距離、形状などを、計算コストを低減させ、映像全体について距離に対応する情報を画像としてリアルタイム表示する距離計測法を提案する。 簡易なWebカメラ1台のみを用いてロボット移動にともない撮影した映像のフレーム間差分画像から、想定した距離表示画像が動画で表示でき、本計測法の実応用性が確かめられた。

22-13 (時間: 11:48 - 12:01)
題名領域成長型画像分割アルゴリズムを用いた画像分割の精度改善
著者*菅原 達也, 岡崎 啓太, 永岡 奈緒美, 小出 哲士, Hans Juergen Mattausch (広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所)
Pagepp. 423 - 424
Keyword画像分割, 領域成長型画像分割アルゴリズム, 色空間, 分割精度
Abstract近年,注目が高まっている物体認識や物体追跡などの前処理として,画像中に存在する物体を抽出する技術である画像分割が重要になってきている.これに対して,我々の研究グループでは領域成長型画像分割アルゴリズムを提案している.これまでにHSV(Hue,Saturation,Volume)色空間を用いて,有彩色領域と無彩色領域の組み合わせで分割の指標を変えることで,光の反射などによりコントラストが大きく変化した画像にも対応する方法を提案している.そこで,HSV色空間を用いた領域成長型画像分割アルゴリズムの画像分割の精度の改善を行う手法を提案し,MATLABによりシミュレーションを行ったところ,精度の向上を確認することができた.


部門: セッション 1303  22. パターン認識・画像処理-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:31
部屋: 共通教育棟 E31教室 (→地図)
座長: 李 仕剛 (鳥取大学)

22-14 (時間: 13:00 - 13:13)
題名視線を用いたコミュニケーションシステムの構築−顔領域の抽出−
著者*青木 星也, 黒崎 正裕, 薮木 登, 井上 浩行 (津山工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 425
Keyword視線, 画像, 視線インターフェース
Abstract本研究はカメラから入力された画像を解析し視線を検出,電化製品を操作するというシステムを構築するものである.従来から視線検出の研究が行われている.しかし装置のコスト等,課題が多く実用にはたえない.よって安価で利用者の負担を軽減するシステムを構築することを目指し,顔領域の抽出とカメラ制御について検討する.視線コミュニケーションシステムを提案し,顔領域の抽出方法の検討を行った.これにより顔領域を抽出し,顔領域の重心座標と面積を求めることができるようになった.

22-15 (時間: 13:13 - 13:26)
題名視線を用いたコミュニケーションシステムの構築 - 非接触方式による視線検出 -
著者*黒崎 正裕, 青木 星也, 薮木 登, 井上 浩行 (津山工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 426
Keyword視線検出

22-16 (時間: 13:26 - 13:39)
題名トラジェクトリ特徴量を用いたリアルタイム単語認識
著者*加藤 友哉, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagepp. 427 - 428
Keyword読唇, 単語認識, リアルタイム, トラジェクトリ特徴量, Active Appearance Model
Abstract本稿では,トラジェクトリ特徴量を用いたリアルタイム単語認識を提案する.トラジェクトリ特徴量とは,フレーム毎に計測される特徴量の時間的変化を軌道として表現したものである.トラジェクトリ特徴量には,動的輪郭モデルの一種であるActive Appearance Modelにより抽出した口内領域の面積とアスペクト比を用いる.認識実験の結果,車椅子制御用14単語(A群)で94.3%,都道府県名47単語(B群)で89.6%の認識率を得た.また,A群では平均認識時間0.45s,B群では2.78sを得た.単語により認識率の差は生じるが,リアルタイムで単語を認識できることを確認した.

22-17 (時間: 13:39 - 13:52)
題名読唇における発話シーンからの音節の自動検出
著者*森下 和敏, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagepp. 429 - 430
Keyword読唇, 単語認識, 音節検出
Abstract本稿では音節ベースの単語認識の前処理として,音節発話フレームの自動検出手法を検討する.音節発話時に唇の動きが小さくなることに注目し,口部形状の時間変化量を解析することで音節の検出を試みる.Active Appearance Modelにより抽出した唇領域から内側唇輪郭内領域の面積とアスペクト比を計測する.それらを特徴量空間上にプロットしたときの各点のフレーム間距離に対して正規分布関数を適用し音節強調波形を定義することにより,波形の極大点から音節発話フレームを求めることができる.日本語5母音のうち異なる2母音を連続で発話するシーンを撮影した動画像を用いて実験を行ったところ,検出成功率81.0%を得た.

22-18 (時間: 13:52 - 14:05)
題名VQによるサブバンド分解フィルタを用いた単母音認識における汎化誤差
著者*塩谷 昌宏, 山根 延元, 森川 良孝 (岡山大学 大学院 自然科学研究科)
Pagepp. 431 - 432
Keyword音声認識, ベクトル量子化, サブバンド分解フィルタ
Abstract一般に音声認識では,音声信号から音声の統計的性質を運ぶ特徴ベクトルを抽出し,特徴ベクトルをクラスタリングして認識を行う.また,現在の音声認識では,音声を単語ごとに区切って認識を行う場合が多い.しかし,これでは事前に学習されずに辞書登録されていない単語の認識は不可能で,これを解決するには膨大な語句が辞書登録されている必要がある.他の解決方法としては,単語ごとではなく,音素ごとの認識を十分な精度 で行うことが考えられる.この方法が実現すれば,辞書登録するのは音素情報だけで,非常に少なくてすみ,音声認識技術の汎用性が非常に増す.また,音素認識結果の情報を付加して単語認識に引き渡すことにより,単語認識の認識率向上も望める.

22-19 (時間: 14:05 - 14:18)
題名画像の可逆符号化におけるMMAE予測器の予測次数と予測誤差分布
著者*上野 浩和, 森川 良孝 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 433 - 434
Keyword可逆符号化, MMAE予測器, 予測次数, 予測誤差分布, 分布整形効果
Abstractこの論文では可逆符号化における平均絶対値誤差を最小とする予測器(MMAE予測器)の予測次数と予測誤差分布の関係について検討 した.MMAE予測器を設計する問題はある線形計画問題に帰着するので,一つの予測器に含まれる係数の数(予測次数)をkとすると,線形計画問題の解の性質により少なくともk個の予測誤差は0となることが分かっている.さらにkは予測の精度にもかかわってくるので,予測次 数kには予測誤差分布の形状を決める分布整形効果があると考えられる.この論文では,kがそのような効果を持つことを計算機シミュレーションを用いて確かめた.

22-20 (時間: 14:18 - 14:31)
題名色の違いを考慮した明度変換による弁別困難色の修正
著者*田中 豪, 末竹 規哲, 内野 英治 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagepp. 435 - 436
Keyword色覚異常, 弁別困難色, カラー画像, 明度変換
Abstract色覚異常者の多くは,三種類の錐体のうちいずれか一つの錐体を欠いており,特定の範囲の色について色の差を感じにくいという色覚特性をもつ.このような色覚特性をもつ人に対して,カラー画像中の弁別困難色を弁別が容易な色に変換し,視認性の良い画像を提供することは非常に重要である.本報告では,弁別困難色を解消する色変換手法を提案する.具体的には,色の違いを反映したモノクロ画像(明度情報)を色覚異常者の感じる明度成分に埋め込むことで,視認性の良いカラー画像を作成する.更に,色変換に際して,原画像のもつ色度を保存する条件を課し,一般色覚者に対する印象を保つようにする.実験により,提案手法の有効性を示す.


部門: セッション 1304  22. パターン認識・画像処理-(4)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 E31教室 (→地図)
座長: 會澤 邦夫 (島根大学)

22-21 (時間: 14:40 - 14:53)
題名Direct Binary Search法による集中型ハーフトニング
著者*仲井 英剛 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagep. 437
Keywordディジタルハーフトニング, Direct Binary Search, クラスタ化
Abstract連続階調画像で表現された画像を印刷する際には,連続階調画像を2 値画像で表現するハーフトニングと呼ばれる手法が必要となる.現在までに様々なハーフトニングの手法が提案されており,用途や計算機の性能等によって,それぞれに適した手法が使用されている. 本研究では,ハーフトニングの手法の中でも最も品質のよい画像を生成するDirect Binary Search(DBS)法に着目し,ドットをクラスタ化(集中)して打つことで,ドットゲインによる影響を減らしたハーフトニングを行うDBS法のアルゴリズムを提案する.

22-22 (時間: 14:53 - 15:06)
題名An Error-Diffusion-Based Algorithm for Hiding an Image in Separated Two Images
著者*Xia Zhuge, Koji Nakano (Graduate School of Engineering, Hiroshima University)
Pagepp. 438 - 439
Keywordimage processing, image hiding, halftoning, error diffusion
AbstractHalftoning is an important process to convert a gray scale image into a binary image which consists of only black pixel and white pixel [1]. This process is necessary when printing a monochrome or color image by a printer with limited number of ink colors. This paper presents an Error-Diffusion-Based halftoning and hiding method for three images of the same size, say, A, B and C. Our halftoning and hiding method generates three binary images A', B' and C' that reproduces original gray scale image A, B and C respectively. Futher, C' is the overlapped image of A' and B'. In other words, a pixel of C' is white if and only if both of the corresponding pixels of A' and B' are white. If one of the corresponding pixels of A' and B' is black, the pixel of C' is black. Thus, if A' and B' are printed in transparent sheets, then we can view C' by overlapping images A' and B' together. Also, we cannot guess image C' if only one of the two images A' and B' is avaliable. Both of images A' and B' are necessary to get the secret image C'.

22-23 (時間: 15:06 - 15:19)
題名4分木を用いたJPEG圧縮法
著者*児玉 尚之 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程前期)
Pagepp. 440 - 441
Keyword画像圧縮, JPEG, 4分木
AbstractJPEGは代表的な画像圧縮技術の一つである.JPEGは画像の高周波成分を切り捨てて圧縮するので,画質が多少劣化するが,その分大幅にデータサイズを減少させることが出来る.既存のJPEGは,画像を8×8のブロックに分割して圧縮を行う.しかし,類似した空間周波数を持つ隣接したブロックは,より大きなブロック単位で圧縮した方がデータサイズが小さくなる.そこで,8×8だけではなく,16×16や32×32などの様々なブロック単位で圧縮して,全体の画質と圧縮率が最適になるようなブロックの組み合わせを求めて,それでエンコードを行うような手法を提案する。数枚の画像で実験を行ったところ,ほとんどの場合で圧縮率と画質の両方が向上するという結果を得た.

22-24 (時間: 15:19 - 15:32)
題名JPEG 圧縮による電子透かしに対する攻撃のモデル化とその考察
著者*升野 哲志, 甲本 卓也 (岡山大学)
Pagep. 442
Keyword電子透かし

22-25 (時間: 15:32 - 15:45)
題名多項式に関連づけたDCT係数外挿による解像度変換
著者境 永, *澤見 英男 (岡山理科大学大学院 総合情報研究科)
Pagep. 443
KeywordDCT, 拡大, 画像

22-26 (時間: 15:45 - 15:58)
題名空間フィルタを用いた画像の復元
著者*玉木 孝典 (広島大学工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 444 - 445
Keyword画像処理, 復元
Abstract画像データの多くはグレースケール画像のような連続階調画像である.一方,プリンタのインクには一般的に中間色は用意されていない.よって,グレースケール画像を印刷する際,画像は二値画像に変換してから印刷される. 本研究では,二値画像中のドットの打たれ方や,その密度といった局所的な情報を頼りに,空間フィルタを用いてグレースケール画像を復元することを試みた.


部門: セッション 1401  22. パターン認識・画像処理-(5)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 E32教室 (→地図)
座長: 鷲見 育亮 (鳥取環境大学)

22-27 (時間: 9:00 - 9:13)
題名ステレオ画像を用いた屋内環境における床面検出の検討
著者*江口 拓 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 伴藤 浩之, 堀場 孝久, 林 重人 (鳥取大学大学院工学研究科), 浅尾 要治 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 447
Keyword画像処理, 障害物検出, ハフ変換, 射影変換
Abstract高度道路交通システムにおける運転支援システムや自律移動型ロボットの安全な走行には、障害物の位置情報を得ることが重要である。このため、画像処理による障害物検出の研究が盛んに行われている。障害物は床面上に存在するため、障害物の位置検出において、床面を検出することにより、誤検出を低減できる。本研究では、画像上における床面を検出する手法の検討を行う。

22-28 (時間: 9:13 - 9:26)
題名ステレオ視を用いた障害物検出手法の検討
著者*堀場 孝久, 伴藤 浩之, 林 重人 (鳥取大学大学院工学研究科), 江口 拓, 浅尾 要治 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 448
Keyword画像処理, 障害物検出, ステレオ視, エッジ抽出
Abstract自律移動ロボットが屋内環境を走行する際、ロボットの前方に存在する障害物の検出など環境認識が必要である。このような環境認識において、超音波センサやレーダなど様々なセンサを用いた手法が研究されている。その中でも比較的広い視野を持ち、視覚的情報を直接用いる画像処理が環境認識に有効である。画像処理を用いた障害物検出の手法として、2台のカメラを用いたステレオ視による障害物検出が盛んに研究されている。本研究では、ステレオ画像のエッジ情報に基づいて障害物候補領域を特定し、対応をとることにより障害物を検出する手法について検討する。

22-29 (時間: 9:26 - 9:39)
題名領域分割画像とエッジ画像に射影変換を用いた障害物検出法の検討
著者*伴藤 浩之, 堀場 孝久 (鳥取大学大学院工学研究科), 江口 拓 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 林 重人 (鳥取大学大学院工学研究科), 浅尾 要治 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科)
Pagep. 449
Keyword画像処理, 障害物検出, 射影変換, 領域分割
Abstract障害物検出は高度道路交通システムや自律移動ロボットの分野において重要な役割を担っている。障害物検出には、ミリ波レーダなどのレーザセンサや画像センサが用いられている。このうち、画像センサは他のセンサと比べて視野が広いという特徴がある。本研究では2台のカメラから得られたステレオ画像に射影変換を用いた障害物検出法について検討する。2枚の画像に対して領域分割を行い、射影変換を適用し床面と障害物候補を検出する。2枚の画像のエッジを抽出し射影変換を適用することにより、障害物候補を絞り込む。以上の手法を様々な画像に対して適応し、有効性を検討した。

22-30 (時間: 9:39 - 9:52)
題名遺伝的アルゴリズムを用いた画像処理による移動体追跡の検討
著者*林 重人 (鳥取大学 大学院 工学研究科), 浅尾 要治, 江口 拓 (鳥取大学 工学部 電気電子工学科), 伴藤 浩之, 堀場 孝久, 大木 誠 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagep. 450
Keyword画像処理, 遺伝的アルゴリズム, 移動体抽出, 移動体追跡, ブロックマッチング法
Abstract近年の計算機の処理能力向上に伴い、画像処理が様々な分野で応用されており、移動体追跡の有効な手段であると考えられている。例として、ビルなどのセキュリティ監視や、ビル内の人物の位置や移動を感知して何らかのサービスを行うような知的ビル管理システムの分野では、移動体の発見および追跡の技術は不可欠である。また、交通量監視システムなどでも画像処理による移動体追跡技術が応用されている。本研究では遺伝的アルゴリズムを用いたブロックマッチング法による移動体追跡を提案し、検討を行う。

22-31 (時間: 9:52 - 10:05)
題名ステレオ画像に対する射影変換行列の推定法の検討
著者*浅尾 要治 (鳥取大学電気電子工学科), 林 重人, 伴藤 浩之, 堀場 孝久 (鳥取大学大学院情報エレクトロニクス専攻), 江口 拓 (鳥取大学電気電子工学科), 大木 誠 (鳥取大学大学院情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 451
Keyword射影変換, 画像処理, ステレオ視, 遺伝的アルゴリズム
Abstractステレオ視を用いた画像処理による物体検出などの研究が行われている。ステレオ視で得られた複数画像の間で、射影変換行列を用いて床面を一致させることで、障害物や移動体を検出する手法がある。射影変換行列を求める手法として、カメラ情報から代数的に求める方法や、両画像において対応する特徴点を数組指定し、連立方程式や最小二乗法により求める方法がある。これらの方法では必ずしも精度の良い射影変換行列が獲得されるわけではない。そこで我々は、正確なカメラ情報や特徴点が得られなくても良好な射影変換行列が得られるよう、遺伝的アルゴリズムを用いて射影変換行列を推定する手法について検討する。

22-32 (時間: 10:05 - 10:18)
題名行動量による牛の発情検知に関する研究
著者*河上 亮祐 (松江工業高等専門学校), 中島 基 (マイメディア), 渡部 徹 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 452
Keyword牛, 発情, 行動量


部門: セッション 1402  22. パターン認識・画像処理-(6)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 E32教室 (→地図)
座長: 山内 仁 (岡山県立大学)

22-33 (時間: 10:30 - 10:43)
題名部品位置同定のための線対称図形マーカーの提案
著者*三田 尚義 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 453 - 454
Keyword画像認識, ハフ変換, ビンピッキング
Abstract近年,工場の自動化が進み,人が行っていた様々な作業はロボットが行うようになっている. 本研究ではロボットの視覚センサとなる画像処理部分において対象部品の位置と姿勢を同定する方法について提案する.そこで,部品を加工する際,プレスなどでつけられるようなマーカーを特定の場所に配置しておくことで,それを目印とした対象部品の位置と姿勢の同定を行えるだろうと考えた.具体的には,線対称形状のマーカーを部品に配置し,マーカーの特徴を組合せハフ変換で抽出することで,部品の位置と姿勢の同定を目指した.

22-34 (時間: 10:43 - 10:56)
題名射影特徴抽出法を利用した2値画像図面の認識方法
著者*西村 隆之 (リコーソフトウエア株式会社)
Pagep. 455
Keyword射影特徴抽出法, 1/fゆらぎ, ピラミッド法, Hough変換
Abstract紙等にコピー又は印刷された図面や図表を、2値画像としてコンピュータに取込み、その射影の大きさと、大きさ別の出現距離を1/fゆらぎで捉えて、領域分割し、更に、領域別の認識技術を組合せて、線分認識、領域認識及び形状認識することによって、図面や図表が本体持っている機能を有機的に活用出来るようにした、画像ノイズやカスレにロバストな画像認識方法。

22-35 (時間: 10:56 - 11:09)
題名表グラフ上での連結成分ラベリングアルゴリズムの実装と検証
著者*本村 光洋, 門脇 亮介 (島根大学大学院 総合理工学研究科), 木村 慎太郎 (北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科), 會澤 邦夫 (島根大学 総合理工学部)
Pagep. 456
KeywordQuadtree, 表グラフ, 画像処理, 連結成分ラベリング, 特徴抽出
Abstractデジタル画像から,連結した画素の集合の情報を取り出す手法の一つとして, 連結成分ラベリング(Conected Component Labeling:CCL)がある. 一般的なデジタル画像上でのCCLのアルゴリズムは画素数をNとしたときO(N)である. この計算量は原理上それ以下にはならないため, 画素を圧縮したデータ構造上での提案されている. そのひとつに,Quadtree(QT)上でCCLのアルゴリズムが挙げられる. しかし,この手法ではQTが木構造であるため余計な処理が生じるという問題がある. 一方,QTの圧縮領域をグラフ構造で記録した表グラフが提案されている. そこで,一般的なデジタル画像上でのCCLアルゴリズムを表グラフ上に実装し比較実験を行った. その結果,TG上でのCCLアルゴリズムの実装は処理の高速化に対して有効であることを示せた.

22-36 (時間: 11:09 - 11:22)
題名Linear Quadtree上での連結成分ラベリングアルゴリズムの高速化の検証
著者*門脇 亮介, 本村 光洋 (島根大学大学院総合理工学研究科), 木村 慎太郎 (北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科), 會澤 邦夫 (島根大学総合理工学部)
Pagep. 457
KeywordQuadtree, Linear Quadtree, 連結成分ラベリング, 画像処理
Abstractディジタル画像中の連結成分を抽出する処理として連結成分ラベリング(CCL)がある.CCLアルゴリズムはディジタル画像の画素全ての走査を必要とする画素配列を用いた場合データ数の線形時間計算量であることが分かっている.しかし,CCLは画像解析において重要な処理であるため処理速度の高速化が求められている.そこで画像中の画素を圧縮することによって処理にかかる時間を短縮することが考えられた.本稿では,画素配列,Quadtree,Linear Quadtreeにおいていくつかの手法によってCCLの処理時間を計測した結果,本稿で提案する手法は画像配列と比較して最大で50%程度高速化することができ,その有効性を示すことができた.

22-37 (時間: 11:22 - 11:35)
題名ショックフィルタと非等方バイラテラルフィルタを用いた流れ模様の生成
著者*下久保 嘉晃, 張 暁華 (広島工業大学)
Pagepp. 458 - 459
Keywordショックフィルタ, 非等方バイラテラルフィルタ, FCT
Abstract本論文では実写画像などから流れ模様を持つ画像を生成する手法を提案する。まずFCT(Flux-Corrected Transport)を用いたショックフィルタについて述べる。次にショックフィルタと非等方バイラテラルフィルタを元画像に適用し、流れ模様を持つ画像生成を説明する。最後にノイズ画像にショックフィルタをかける手法を紹介する。

22-38 (時間: 11:35 - 11:48)
題名古文書文字認識システムにおける認識手法の比較検討
著者*加藤 聡, 堀内 匡 (松江工業高等専門学校 情報工学科)
Pagepp. 460 - 461
Keyword古文書文字認識, マハラノビス距離, マルチテンプレート, 自己組織化マップ, ニューラルネットワーク
Abstract本研究では,古文書の翻刻作業を補助する目的で,古文書文字認識システムの構築を進めている.現代手書き文字認識の場合と同様に,古文書文字の認識においても,その認識器の構成にはさまざまなものを考えることができる.本稿では,古文書文字の認識手法として,改良型マハラノビス距離を用いた最近傍識別法,自己組織化マップによってマルチテンプレート化したk-最近傍識別法,およびモジュール型ニューラルネットワークを取上げる.これらの手法に対して古文書文字データベースを用いた文字認識実験を行い,認識精度や計算量などの比較を行う.


部門: セッション 1403  22. パターン認識・画像処理-(7)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:31
部屋: 共通教育棟 E32教室 (→地図)
座長: 内野 英治 (山口大学)

22-39 (時間: 13:00 - 13:13)
題名癌診断支援のためのSIFT特徴量を用いた大腸拡大内視鏡画像の認識
著者田淵 太一, *玉木 徹, 金田 和文 (広島大学大学院工学研究科), 竹村 嘉人, 吉田 成人, 田中 信治 (広島大学病院光学医療診療部)
Pagep. 463
Keyword大腸拡大内視鏡, pit pattern, SIFT特徴量, 医用画像処理
Abstract平成17年大腸癌の死亡者数は約4万人であり癌による死亡原因の第3位と大きな死亡原因となっている。その検査の方法として大腸拡大内視鏡治療がある。医療の現場では大腸拡大内視鏡を用いた診断法としてpit pattern診断が行われている。pitとは大腸管腔内への腺管の開口部のことであり、その形態をpit patternという。pit patternは�機銑垢泙任侶燭吠�類されている。しかしpit patternから型を推定するには熟練が必要であり、専門医でなければ判断が難しい。そのため病状レベルの推定をする診断支援システムが要望されている。そこで本研究では、内視鏡画像から病状を推定し医師の診断支援をするシステムの作成を目的として、局所特徴量を用いて型の判別を行う。

22-40 (時間: 13:13 - 13:26)
題名多数の消波ブロックを撮影した動画像からの3次元形状の復元
著者*谷川 俊介, 玉木 徹, 一井 康二, 金田 和文 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 464 - 465
Keyword3次元形状復元, 因子分解法, レジストレーション
Abstract日本は海岸線が多く、波浪による被害を消波ブロックで対策をしている。しかし、消波ブロックの配置が変わると、本来波が弱まって被害のない沿岸部においても波による被害が及ぶ。そのため、消波ブロックの維持管理のために各ブロックの配置状況の確認が必要となる。現在の配置状況の確認は多大な労働力がかかっているため、複数の消波ブロックに対する配置確認の自動化が望まれている。本研究では、消波ブロック群の配置状況を確認するため、ビデオカメラを用いて撮影した動画から消波ブロック群の3次元形状の復元を行うことを目的とする。3次元形状の復元手法として因子分解法を用いる。しかし、広範囲を撮影した動画では、通常の因子分解法を適用することができないため、動画を分割して因子分解法を適用し、最後に複数の形状を統合させる手法を提案する。

22-41 (時間: 13:26 - 13:39)
題名医療用X線フィルムにおけるグリッド線除去法
著者*丸山 敏則, 山本 秀樹 (岡山大学)
Pagepp. 466 - 467
KeywordX線グリッド, グリッド線, 微小石灰化, 画像処理
AbstractマンモグラフィにおいてX線撮影装置の機構上フィルムに描出されるグリッド線は診断情報に悪影響を与えるものと考えられる.本研究では,グリッド線が発生する機構に基づいたグリッド線除去法を考え,画質を向上させるためにフィルタ処理を用いたディジタル画像処理技術の開発を試みた.最初にグリッド線の縞模様の濃度プロファイルにもとづいて,リプル成分を検出し,微小石灰化画像からリプル成分画像をサブトラクションした.次にフィルタ処理としてメディアンフィルタとVフィルタとを利用した. Vフィルタ後にメディアンフィルタ処理を施したものはリプル除去と同等に信号対雑音比が向上した.またグリッド線の周期的なノイズを表す周波数でのパワースペクトルの値はフィルタ処理によって減少した.我々の提案するフィルタ処理はX線画像におけるグリッド線除去に有効であることが判明した.

22-42 (時間: 13:39 - 13:52)
題名デジタル画像中の図形の大きさ推定における誤差についての調査
著者*足立 悦三 (広島大学大学院 工学研究科)
Pagepp. 468 - 469
Keyword円, 推定, デジタル画像, 誤差

22-43 (時間: 13:52 - 14:05)
題名画像の学習に基づく姿勢推定手法の学習サンプル数と精度の関係性の検討
著者*奥川 裕之 (広島大学大学院工学研究科), 原田 健吾 (広島大学工学部), 玉木 徹 (広島大学大学院工学研究科), 天野 敏行 (奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科), 金田 和文 (広島大学大学院工学研究科)
Pagep. 470
Keyword姿勢推定, EbC法, 推定精度
Abstract本研究では,ある物体の見え方の違う画像を学習することで,その物体の姿勢を推定する手法の推定精度を検討する.見え方の違う画像を学習サンプルとし,推定したい画像と学習サンプルを比較することで,物体の姿勢を推定する.画像の学習による姿勢推定手法の精度は,学習サンプル数に依存している.よって,推定する際に重要となってくることは,どのくらいの枚数を学習サンプルとするかである.学習サンプルは少なくしたいが,どのくらいまで学習サンプルを減らして,精度良く姿勢推定できるかわかっていない.そこで,学習サンプル数と推定精度の関係を明らかにし,学習サンプル数の基準を作ることを,この研究の目的とする.

22-44 (時間: 14:05 - 14:18)
題名MN符号による2値画像の為の符号化と復号
著者常石 竜太, *増田 修, 相田 敏明 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
Pagep. 471
KeywordMN符号, LDPCC, 画像
Abstractノイズのある通信路において通信を行う際に有効な符号として,1960年代初頭にGallagerにより提案された低密度パリティチェック符号(LDPCC)がある.LDPCCではランダムに構成された非常に疎な検査行列を使って符号が定義される. 疎行列を用いるため,高速かつ高性能なサムプロダムト復号法を適用可能である. 本研究では,LDPCCの中でもMacKayとNealによって提案されたMN符号を2値画像の送受信に適した形へ拡張する.また,復号の際に2値画像の性質を取り入れることにより誤り訂正能力の向上を図る.これらを考慮した符号化とサムプロダムト復号法による復号をシミュレートし,結果を報告する.

22-45 (時間: 14:18 - 14:31)
題名平均場近似とベーテ近似の結合による多値画像修復
著者*大久保 禎之, 三宅 薫, 相田 敏明 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 472
Keyword画像修復, 平均場近似, ベーテ近似
Abstractノイズにより劣化された画像が与えられた時,その画像のみから元の画像を推定するという課題が画像修復問題である.我々の研究では,ベイズ推定の枠組みに従って画像修復モデルを構築するが,画像修復の性能は,その修復モデルが有するハイパーパラメータの推定精度に大きく依存する.ここで,パラメータ推定を高い精度で実現できる近似としてベーテ近似が知られているが,多階調の画像に適用するには計算量が多大であるという問題点がある.そこで我々の提案する方法では,計算量の削減を図るためにベーテ近似と平均場近似を組み合わせた近似方法を用いる.この近似方法による画像修復の為の解析と数値実験結果を報告する.


部門: セッション 1404  22. パターン認識・画像処理-(8)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 E32教室 (→地図)
座長: 玉木 徹 (広島大学)

22-46 (時間: 14:40 - 14:53)
題名追従対象者の足元に着目した自律追従型システムの開発
著者*津田 直樹, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学)
Pagepp. 473 - 474
Keyword自律追従型システム, 領域抽出, 移動ロボット
Abstract本稿では,1台のカメラを用いて追従対象者の足元に着目した自律追従型システムの開発に取り組む.カメラ画像より走行領域の情報を用いて追従対象者領域を抽出する.エッジ及び前フレームでの抽出領域との重なりを考慮することにより影などによる誤抽出を軽減する.抽出した追従対象者領域より追従方向と追従対象者までの距離を算出し,目標値に近づくようにシステムを制御することで追従走行を実現する.本システムを電動車椅子に搭載し,追従対象者を追従走行する実験を行った結果,追従対象者との距離を一定値に保ちながら走行することを確認した.

22-47 (時間: 14:53 - 15:06)
題名危険回避機能をもつ廊下中央走行型移動ロボットの開発
著者*多田 直也, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学)
Pagepp. 475 - 476
Keyword単眼カメラ, 危険回避, 中央走行, 移動ロボット
Abstract本稿では,カメラ画像を用いて廊下の中央位置を自動的に走行する移動ロボットの開発に取り組む.移動ロボットの前方の画像より,区分的Hough変換を用いて廊下領域を抽出する.この領域内で障害物の有無を確認し,障害物が存在するならば危険回避動作,障害物が存在しないならば直進動作を行わせる.様々な走行実験を行った結果,壁や障害物に衝突することなく,廊下中央を走行することを確認した.

22-48 (時間: 15:06 - 15:19)
題名球面SOMを用いた道路標識の識別
著者*解 飛 (岡山県立大学), 小原 拓文 (元岡山県立大学), 山内 仁, 金川 明弘 (岡山県立大学)
Pagep. 477
Keyword球面SOM, 画像処理, 道路標識
Abstract車載カメラより道路情景画像を取得し,それらより運転者へ道路情報を伝える研究が活発に行われている.中でも我々は道路画像から交通標識の部分を抽出し,それを識別する研究を続けてきた.その中で自己組織化マップ(SOM)を用いた標識識別が特に有効であることを示した.しかしながらこのSOMは多次元データを2次元上にマッピツングする従来形式のものである.このSOMに関しては高い識別能力を有してはいるものの,マップの端部において正確な距離を反映していないという問題があった.これに対し近年,マップを3次元の球に写像し,この問題を解決した球面SOMが提案されている.本研究では従来の2次元SOMによる標識分類に対して,球面SOMを用いた場合の標識の識別能力について報告する.

22-49 (時間: 15:19 - 15:32)
題名バッチ学習型SOM アルゴリズムを用いた輪郭抽出手法の検討
著者*鷲見 育亮, 難波 福弥 (鳥取環境大学大学院), 植田 拓也 (株式会社ギャラクシー), 薮木 登 (津山工業高等専門学校), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 478
Keyword画像認識, 輪郭抽出, 自己組織化マップ(SOM), バッチ学習型SOMアルゴリズム
Abstract本研究では,濃淡画像から自己組織化マップを用いて輪郭を抽出するための手法としてバッチ学習型SOM アルゴリズムを用いて実現したバッチ学習型DCDAM(BL-DCDAM)について検討している.バッチ学習型SOM アルゴリズムを用いることで入力ベクトルの提示順序に依存しないため,一般的な逐次学習型SOM アルゴリズムと比較して良好な抽出を行うことができると考えられる.実験の結果,従来のDCDAM と比較して良好な結果を得ることができている.

22-50 (時間: 15:32 - 15:45)
題名自己組織化マップとActive Netを用いた特定領域の抽出
著者*難波 福弥, 鷲見 育亮 (鳥取環境大学大学院), 植田 拓也 (株式会社ギャラクシー), 薮木 登 (津山工業高等専門学校), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 479
Keyword画像認識, 自己組織化マップ(SOM), Active Net
Abstract画像認識・理解において,道路情景画像中から道路標識の抽出など画像枚に抽出対象となる物体の出現位置と数が異なる場合でも安定して対象物体が存在する特定領域を抽出することは重要な問題である.本研究ではそのために,自己組織化マップとActive Net を用いてあらかじめ入力画像中に存在する対象物体の数とおおまかな位置を特定し,抽出する手法を検討する.実験の結果,従来のActive Net を用いる手法と比較して良好な結果を得ることができた.

22-51 (時間: 15:45 - 15:58)
題名動的ネットモデルを用いた画像特徴によるパターン認識における実験的検討
著者*歴舎 朋矢, 薮木 登 (津山工業高等専門学校), 鷲見 育亮 (鳥取環境大学), 築谷 隆雄 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 480
Keyword動的ネットモデル, パターン認識, 画像
Abstract本研究では、動的ネットモデルの捕捉結果における網の格子点密度を特徴として用い,その格子点密度をニューラルネットワークで学習させることでパターン認識を行った結果について報告する。 学習用のデータを増やす事で認識率は上がった.また、拡大・縮小画像に対して、認識を行ったところ、拡大画像の場合は認識率は大きく落ちる事が無かったが、縮小画像の場合は拡大画像より認識率は落ちた.


部門: セッション 1501  26. 計算機応用-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:26 - 10:18
部屋: 共通教育棟 E41教室 (→地図)
座長: 佐藤 洋一郎 (岡山県立大学)

26-1 (時間: 9:26 - 9:39)
題名三次元デジタイザによる立体形状の計測と復元
著者*定森 竜太 (津山工業高等専門学校 電子・情報システム工学専攻1年)
Pagep. 481
Keyword三次元デジタイザ, リバースエンジニアリング, デジタルアーカイブ化
Abstract現在、三次元デジタイザが工業方面に大きく貢献しています。例えば、リバースエンジニアリングや埋蔵物のデジタイルアーカイブ化などに貢献しています。そこで求められる技術は測定するだけではなく短期間で測定を行い、測定の誤差が少ない精度の高い測定が要求されます。 その三次元デジタイザを使用することによって立体物の比較を行う際、手作業でする測定よりもより細かな寸法を測定し比較することが容易になり、また工業製品の図面や他製品との比較・検討を行うことが容易になります。この研究では、非接触式三次元デジタイザを用いた高精度の測定技術の確立とソフトウェアを使用して各種の比較・検討を行うことを目的とします。

26-2 (時間: 9:39 - 9:52)
題名複数枚写真を用いたパノラマ合成の一手法の研究
著者*田中 健太郎 (広島工業大学大学院 工学系研究科), 山下 英生 (広島工業大学 情報学部)
Pagep. 482
Keywordパノラマ画像, 画像合成, 射影変換
Abstractパノラマ画像とは、広範囲なシーンが撮影された画像であり、その特性から様々な応用が期待される。パノラマ画像は、通常2〜3枚の画像を合成することにより作成される。その手法は広く研究されている。現在、圃場の稲穂の生育診断を行うシステムが開発されている。これは、圃場の写真を撮影し、その画像解析により、稲穂の生育状態を診断するものである。画像解析を行う際、複数枚の画像を1枚ずつ処理する場合は解析時間がかかる。そこで、それらの画像をパノラマ合成し、解析時間を短縮することが要求されている。本稿では、複数枚の写真をパノラマ合成する一手法について述べる。

26-3 (時間: 9:52 - 10:05)
題名触覚デバイスを用いたバーチャルギターの開発(2)
著者*田村 真晴 (広島工業大学大学院 工学研究科), 山下 英生 (広島工業大学 情報学部)
Pagep. 483
Keyword触覚デバイス, バーチャルシミュレーション
Abstractコンピュータの出力デバイスの一つに、力を出力する触覚デバイスと呼ばれるデバイスがある。コンピュータ内で模擬された物質に触ると、実際にその物質に触っているような感触を、触覚デバイスを通して得ることができる。本研究では、この触覚デバイスを用いて、入力する力を加減することにより、感触や音の大きさが変化するバーチャルギターシステムの開発を行っている。本稿では、バーチャルギターシステムをより使い易くするために、新しく追加した機能について報告する。

26-4 (時間: 10:05 - 10:18)
題名エピポーラ幾何を用いた3次元顔モデルの構成に関する基礎実験
著者*竹之内 航 (広島工業大学大学院 工学系研究科), 山下 英生 (広島工業大学 情報学部), 池 和弘 (マツダ株式会社), 栃藪 正弥 (広島工業大学 工学部)
Pagep. 484
Keyword3次元復元, エピポーラ幾何, 格子点
Abstract近年コンピュータビジョンの分野では複数の視点から撮影した対象物(ビルなどの建造物や樹木など)の写真から、その形状の復元を行う研究が行われている。また、コンピュータアニメーションの分野では、人間の顔を表現した作品が数多く作られており、その需要も高まってきている。もし、各個人の顔の3次元モデルが容易に構成できれば、各個人の顔のデータベース化が可能となったり、アニメーションの作成などを初めとして応用分野が広がる。 本稿では、エピポーラ幾何を用いて、人の顔の2枚の写真から3次元モデルの構成を行う。


部門: セッション 1502  26. 計算機応用-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 E41教室 (→地図)
座長: 山下 英生 (広島工業大学)

26-5 (時間: 10:30 - 10:43)
題名モバイルエージェントによる人物追跡システムの実現について
著者*柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ(株) 技術統括部ビジネスチーム7), 浜田 裕介, 川村 尚生, 清水 忠昭, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院)
Pagep. 485
Keyword人物追跡, 分散システム, モバイルエージェント

26-6 (時間: 10:43 - 10:56)
題名モバイルエージェントによる人物追跡システムにおける人物の追跡方式について
著者*浜田 裕介 (鳥取大学 大学院 工学研究科), 岩崎 慎弥 (鳥取大学 工学部), 柿内 博人 (メルコ・パワー・システムズ), 川村 尚生, 清水 忠昭, 菅原 一孔 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagep. 486
Keyword人物追跡, 分散システム, モバイルエージェント

26-7 (時間: 10:56 - 11:09)
題名印刷用バス時刻表を生成するWebアプリケーションシステム
著者*年岡 和徳, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科)
Pagep. 487
Keyword公共交通機関, 路線バス, 時刻表, SOM, Webサービス
Abstract路線バスは地方において重要な役割を持つが,その利用者は年々減少している.そこで筆者らは路線バスの利用促進を目的に経路探索機能を中心としたシステムを開発している.本研究では時刻表を利用者に手軽に配布するために,印刷用時刻表を生成するWeb アプリケーションを開発した.バス停は同名のものが道路を挟んで複数基存在するが,バスの運行経路の複雑さにより管理が困難であることから本システムでは1つにまとめて管理している.そこで時刻表を作成するためには,バスを実際に停車するバス停ごとに分類するアルゴリズムが必要となる.本稿では考案したアルゴリズム,鳥取県東部の実験結果について報告する.

26-8 (時間: 11:09 - 11:22)
題名Globally Asynchronous Locally Synchronous Systemの性能評価-ペトリネット入力ツールの開発-
著者*近藤 真史, 横川 智教, 佐藤 洋一郎, 早瀬 道芳 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科)
Pagep. 488
KeywordGALS, ペトリネット, 性能評価, ユーザインタフェース
Abstract論理回路の大規模化,高速化に伴い,Globally Asynchronous Locally Synchronous (GALS)システムが注目されている. 筆者等は,GALSシステムを対象とした性能評価法として性能評価指数の上界の導出法を考案した. 本稿では,Stochastic Timed Petri Nets (STPN)で表現されたGALSシステムの接続行列を生成する入力ツールについて報告する. 特に,GALSシステムを効率的に入力するための,モジュール化による階層化手法について検討している.

26-9 (時間: 11:22 - 11:35)
題名3次元CGによる簡易的なドライビングシミュレータに関する研究
著者*松川 友哉, 坂本 眞人, 古谷 博史 (宮崎大学)
Pagep. 489
Keywordコンピュータグラフィックス, コンピュータシミュレーション, ドライビングシミュレータ, 自動車, Java3D

26-10 (時間: 11:35 - 11:48)
題名制約付き最大誘導部分グラフ抽出問題に対する発見的解法
著者*浦田 洋平 (広島大学工学部), 菅 祐司, 高藤 大介, 渡邉 敏正 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 490 - 491
Keyword発見的解法, 最大誘導部分グラフ抽出問題, 計算機実験
Abstract連結で性質P を満たす最大誘導部分グラフ抽出問題は次のように定義される:“連結なグラ フと性質P が与えられたとき,誘導部分グラフが連結 で,かつ性質P を満たすような頂点集合のうちで,点 数最大なものを求めよ.” 本稿では,性質P を“木であ ること” に制限したMICS (以下,MICST)を扱う.本稿では,MICST に対する,発見的解法を提案し, 計算機実験によりそれらの性能を評価する.


部門: セッション 1503  27. 教育・研究-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 共通教育棟 E41教室 (→地図)
座長: 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校)

27-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名ソフトウェア資産管理のためのWebアプリケーションの設計と開発
著者*戸取 暁俊, 籠谷 裕人, 杉山 裕二 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 493
Keywordソフトウェア資産管理, Webアプリケーション, OpenID

27-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名着席状況把握とリアルタイムな情報交換を可能とした講義管理システム
著者*中原 隆之, 杉山 裕二 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
Pagepp. 494 - 495
Keyword講義管理, Ajax, Webシステム
Abstract近年,インターネット,モバイル端末等の情報コミュニケーション技術を用いた教育が盛んに行われており,本研究グループでも携帯端末を用いた講義の出席管理システムと講義中におけるアンケートシステムの開発に関する研究を行っている. これまでにも,多くの講義管理システムに関する研究が行われているが,これらのシステムには『リアルタイム性に欠ける』『学生にとって利用に手間がかかる』などといった問題点が存在した. そこで本研究では講義管理システムに携帯端末とAjaxを用いることで従来システムの問題点を解決し,講義中における学生-教員間のリアルタイムな情報交換を可能としたWeb型の講義管理システムの提案及び構築を行う.

27-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名PCの仮想化環境によるUNIX系OSの演習環境の構築
著者*甲本 卓也, 籠谷 裕人 (岡山大学大学院自然科学研究科), 岡山 聖彦, 河野 圭太 (岡山大学総合情報基盤センター)
Pagep. 496
Keyword仮想化環境, VMwarePlayer, UNIX系OS, USBポータブルストレージ
Abstract大学の工学部での情報教育におけるUNIX系OSの重要度は高いが、近年のPC環境の変遷により、旧来のUNIX系OS演習環境を提供することは次第に簡単では無くなってきている。今回、岡山大学において、通常のWindowsPCに仮想化ソフトウエアとUSBポータブルストレージを活用したUNIX系OSの演習環境を構築したので、紹介する。

27-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名電子的なホワイトボードとの併用を考慮した音声配信機能の設計
著者*砂野 佳美, 加藤 伸明, 甲本 卓也 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 497
Keyword電子的なホワイトボード, IPマルチキャスト, ストリーミング, NAK
Abstract大学の授業等を広い部屋で実施する場合,聴衆の座席の位置が説明者から遠いと黒板が見えにくく,音声が聞き取りにくくなるという問題がある.そこで説明者や聴衆がネットワークに接続されたPCを利用できる環境において電子的なホワイトボードと呼ばれるJavaアプリケーションを利用することで,視覚的な問題の解決を行うことを考え,このシステムの開発を進めてきた.このシステムに,マイクで取り込んだ音声をネットワーク経由で聴衆に配信し,PCのスピーカやヘッドホン等で再生する機能の概要を解説し,当該機能の設計を行う.

27-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名ネットワークを用いた教育用ラジコン制御システム
著者*小松原 実 (岡山商科大学商学部)
Pagepp. 498 - 499
Keyword科学技術, 理科, 教育, ネットワーク, ラジコン
Abstract筆者は青少年に科学技術に対する興味を持ってもらうための体験講座などの教材として使用することを目的とした、ラジオコントロールカーのPCによる制御システムを開発、運用してきた。今回、これまでの実践の結果を踏まえ、ネットワーク上のサーバーを介して子供たちが作成した制御データを回収、実行する新たなシステムを開発した。これにより旧システムでの運用上の問題点を大きく改善できた。本研究では、旧システムおよび新システムをいくつかの体験講座などで用いてきた実践結果を報告し、新システムの概要について述べる。

27-6 (時間: 14:05 - 14:18)
題名学生の自主的な協調学習活動に基づく課題解決型Cプログラミング演習の実践
著者*舟生 日出男 (広島大学), 吉野 志保 (桜美林大学), 加藤 浩 (メディア教育開発センター)
Pagepp. 500 - 501
Keywordプログラミング, C言語, 協調学習, グループウェア, 自学自習
AbstractCプログラミングの学習は、初学者にとって難易度が高い上に、超えるべきハードルがいくつもある。通常の授業形態では、ドロップアウトする学習者が多く、プログラムの課題を提出する際には、プログラミングが得意な学習者が作成したプログラムを丸写しして提出することも少なくない。本研究では、ドロップアウトする学生を減らし、Cプログラミングの基礎的な能力と継続的な学習態度を育成するために、A)協同学習、B)自学自習形式、a)質問カード、b)SA(Student Assistant)制度を導入した授業実践を計画し、実施した。


部門: セッション 1504  27. 教育・研究-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:45
部屋: 共通教育棟 E41教室 (→地図)
座長: 杉山 裕二 (岡山大学)

27-7 (時間: 14:40 - 14:53)
題名留学生のための日本語アクセント指導教材の開発
著者*Zhenlei Xing, 山本 秀樹 (岡山大学教育学部), 齋藤 美智子 (岡山大学留学生センター), 菊地 章 (鳴門教育大学)
Pagep. 503
Keyword日本語学習, アクセント, フォルマント

27-8 (時間: 14:53 - 15:06)
題名学生による電気乗物製作と科学教室の開催
著者*箕田 充志, 別府 俊幸, 片山 優, 衣笠 保智, 野口 真子 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 504
Keyword教育
Abstract高等専門学校は15歳からの技術者教育を行う高等教育機関であり,筆者らは,エンジニア教育を行う上で環境にやさしい電気乗物を対象とし,学生のものづくりを通じた教育効果について調査を行っている。本報告では,学生の電気乗物の作製と,それを用いた子供達(主に小学生)を対象とした科学教室開催による理工学への興味づけについて調査した。

27-9 (時間: 15:06 - 15:19)
題名プログラミング学習用モバイルラーニングシステムの開発
著者*松下 裕一郎, 橘 理恵 (大島商船高等専門学校)
Pagepp. 505 - 506
Keywordeラーニング, モバイルラーニング
Abstract近年,情報化社会の発達により,携帯端末やインターネットは我々の生活から切っても切り離せない存在になっている.それにより,情報処理に関する仕事も増え,情報系の学校には多くの情報処理技術者を育成する事が求められている.しかし,現状では教育体制などの問題からまだ十分な技術者の育成は行われていない. そこで本研究では,高性能化,多機能化により発達してきた携帯電話を用い,初学者向けのプログラミング学習支援システムを開発し,これを実際に運用する事でシステムの有用性について検討した.

27-10 (時間: 15:19 - 15:32)
題名e-learningにおける受講者の動作及び閲覧状況の把握と理解度の関係に関する検討
著者*荒川 直是, 渡邊 栄治 (甲南大学大学院自然科学研究科情報システム工学専攻)
Pagep. 507
Keyworde-learning, 受講者の動作, 理解度
Abstract近年,教育分野への情報技術の導入に伴い,大学などの教育機関でe-learningが導入されている[1].しかしながら,受講者の学習中の状態(理解度,やる気,興味の有無など)を把握しにくいという欠点がある. したがって,受講者の状態を把握することが必要であり,受講者の動作などから自動的に推定することが重要である.本稿では,受講者の動作とコンテンツに対する理解度の関係及びコンテンツの閲覧状況とその理解度の関係について検討する.

27-11 (時間: 15:32 - 15:45)
題名子供向けコンピュータ科学教育法のe-Learning化
著者*多久和 希美 (松江工業高等専門学校専攻科), 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 508 - 509
KeywordComputer Science Unplugged, e-Learning, Activity, Children
Abstract初等・中等教育過程におけるコンピュータ関連技術の教育では,生徒に数学等の前提知識を大きく期待できないことから,教授法に何らかの工夫が必要である. そのような工夫の一例として,ニュージーランドCanterbury大学のTimothy Bell氏等によって提唱されているComputer Science Unpluggedがあり,我が国でも高校の科目「情報」において,この教授法を試行する動きが見られる. 本研究は,このComputer Science Unpluggedのe-Learning化を行い,実地検証を通して,コンピュータ関連技術の考え方を多くの子供たちに提供することを目的とする.


部門: セッション 1601  20. 計算機工学-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 E43教室 (→地図)
座長: 中西 功 (鳥取大学 大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)

20-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名看護師勤務表最適化の並列実行における通信手法の検討
著者*釆女 真也 (鳥取大学大学院工学研究科電気電子工学専攻), 河野 光 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻), 濱本 祐輔, 安藤 正貴 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 小鉄 和広 (鳥取大学大学院工学研究科電気電子工学専攻), 藤澤 大樹 (鳥取大学工学部電気電子工学科), 大木 誠 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
Pagep. 511
Keywordナーススケジューリング, 遺伝的アルゴリズム, 共存型GA, 最適化アルゴリズム, 並列処理
Abstract看護師勤務表を作成する問題では、考慮すべき事項が多いため、作成が困難である。我々はこれまでに、1ヶ月分の看護師勤務表を共存型GAを用いて効果的に最適化する手法を提案した。また、1ヶ月分の勤務表が与えられており、2週間が経過した時点で勤務変更が生じた場合に、当該月の後半の勤務表を再構成することにより変更によって生じた不都合を解消する問題を扱った。しかし、勤務変更を考慮したことで計算量が増加し、良好な評価を与える勤務表を得るために、膨大な計算時間が必要であった。本研究では、複数のコンピュータを用いて並列的に最適化を行う手法について検討する。

20-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名有界遅延非同期式回路におけるオーバヘッド軽減策の検討
著者*苅田 陽平, 籠谷 裕人, 杉山 裕二 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
Pagep. 512
Keyword非同期式プロセッサ, パイプライン, 依存性グラフ, 有界遅延

20-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名画像処理プロセッサの設計とFPGAへの実装
著者*鎌田 勇紀 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻), 中野 浩嗣 (広島大学工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 513 - 514
KeywordFPGA, 画像処理, フィルタリング
Abstract書き換え可能なハードウェアであるFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて,さまざまな処理をハードウェア化することで処理を高速化することが可能である.特に,多くの計算が必要な画像処理の分野でこの手法が注目されている. 本研究では,画像処理の一つであるフィルタリング処理に着目し, フィルタリング処理を行う命令を実行することができるCPUを設計した.また,USBによりホストCPU,FPGA間でデータを送受信する回路も作成し,設計したCPUを実際にFPGA上にダウンロードし動作確認を行った.

20-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名FPGA上で動作する教育用および小型組み込みシステムのための小型プロセッサ開発環境
著者*川上 賢介, 中野 浩嗣, 重本 耕司, 鎌田 勇紀, 伊藤 靖朗 (広島大学大学院 工学研究科 情報工学専攻)
Pagepp. 515 - 516
KeywordFPGA, プロセッサ
AbstractFPGAは再構成可能なハードウェア素子であり,ハードウェア記述言語によって 記述した回路データをダウンロードすることで,容易に回路の書き換えを行うことができる. 実際にハードウェア的な動作を確認しながら設計を行うことが可能であり, FPGAは教育用として好適なものである. 提案するシステムは,小型CPU,クロスアセンブラ,クロスコンパイラ から構成される.CPUはVerilog HDLで簡潔に記述され,様々なFPGAに実装可能である. 本論文では,本システムの概要について述べ,その後FPGAへの実装と応用例,教育事例 について説明する.

20-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名FPGAを用いたモンゴメリ乗算の高速化
著者*重本 耕司, 川上 賢介, 中野 浩嗣 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagepp. 517 - 518
KeywordFPGA, RSA暗号化器, モンゴメリ乗算
AbstractRSA暗号化はべき乗剰余演算をすることで暗号化を行う。 一般に一般に剰余演算は計算量が多く、特にRSA暗号化器のように大きな数値の演算を行う場合には計算に膨大な時間が必要になる。そのためべき乗剰余演算を高速に計算するための手法としてモンゴメリ乗算が利用されており、現在その高速化が盛んに行われている。 本稿ではモンゴメリ乗算の高速化のための手法として、冗長表現による回路の高速化と、FPGAのブロックRAMを使用した高速なモンゴメリ乗算を提案する。

20-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名共有メモリ並列環境における誤差拡散法の並列化
著者*中河 雅弥 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagep. 519
Keyword並列処理, デジタルハーフトニング
Abstract連続階調画像をプリンタで印刷するためには,2値画像に変換する処理が必要である.このような処理をハーフトニングと呼ぶ.誤差拡散法は広く知られたハーフトニング手法の一つであるが,閾値行列を用いる方法に比べて処理が複雑であるため,処理時間が長くなるという問題がある.よって誤差拡散法の高速化は重要である.この論文では,共有メモリを利用して誤差拡散法を並列に行う手法を提案し,実際にマルチコアプロセッサ上で実装して評価する.


部門: セッション 1602  20. 計算機工学-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 E43教室 (→地図)
座長: 谷口 秀夫 (岡山大学)

20-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名地域ネット結合メタクラスタによる大規模有限要素解析と性能評価
著者*藤井 昭仁, 加藤 隆, 目木 信太郎 (岡山県立大学)
Pagep. 521
Keyword並列処理, グリッドコンピューティング

20-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名地域ネット結合メタクラスタのための大規模有限要素解析に関する実験研究
著者*山本 亮馬, 加藤 隆, 目木 信太郎 (岡山県立大学)
Pagep. 522
Keyword並列処理, グリッドコンピューティング

20-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名グリッド計算システムのための最適構成を考慮した負荷分散に関する基礎研究
著者*妹尾 直紀, 加藤 隆, 目木 信太郎 (岡山県立大学)
Pagep. 523
Keyword並列処理, グリッドコンピューティング

20-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名投機実行方式によるグリッド計算システムのための大規模有限要素解析法の開発
著者*高砂 智彦, 加藤 隆, 目木 信太郎 (岡山県立大学)
Pagep. 524
Keyword並列処理, グリッドコンピューティング

20-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名経時負荷状況の変化を想定した投機実行方式に関する大規模数値計算実験
著者*舟越 政博, 加藤 隆, 目木 信太郎 (岡山県立大学)
Pagep. 525
Keyword並列処理, グリッドコンピューティング

20-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名地域ネットVPN結合グリッドシステムの実運用を想定した複合型投機実行計算法の開発
著者*鉄尾 智史, 加藤 隆, 目木 信太郎 (岡山県立大学)
Pagep. 526
Keyword並列処理, グリッドコンピューティング


部門: セッション 1603  20. 計算機工学-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 E43教室 (→地図)
座長: 伊藤 靖朗 (広島大学)

20-13 (時間: 13:00 - 13:13)
題名再起動時間1秒未満のAnTオペレーティングシステム
著者*谷口 秀夫 (岡山大学)
Pagep. 527
KeywordOS, 再起動時間
Abstractオペレーティングシステムのプログラム処理構成、特に初期化処理を工夫することにより、計算機の再起動時間を1秒未満にできる方式を示し、AnTオペレーティングシステムで実現したことを報告する。

20-14 (時間: 13:13 - 13:26)
題名2しきい値型による単一磁束量子回路の構成法
著者*礒山 隼人, 河合 雅弘 (津山工業高等専門学校)
Pagep. 528
Keyword2しきい値, SFQ回路, 単一磁束量子
Abstract超伝導論理干渉デバイス(SQUID)の2つのしきい値を利用した超伝導論理回路の構成法が提案されており,これにより論理回路の構成に必要な素子数の低減が可能である.一方,単一磁束量子(SFQ)の有無を1ビットに対応させたSFQ回路は超高速かつ低消費電力が実現可能な超高速論理素子として注目されている.SFQ回路にも要素回路としてSQUIDが用いられており,2つのしきい値を利用した2しきい値型の構成が可能と考えられる.本研究では素子数の低減を目的に,2しきい値型の構成法をSFQ回路に適用するもので,3入力論理関数における2しきい値型SFQ回路について検討する.

20-15 (時間: 13:26 - 13:39)
題名マルチコアCPUによるカルマン渦シミュレーションの並列化
著者*湯浅 昇 (岡山理科大学大学院工学研究科情報工学専攻), 上嶋 明 (岡山理科大学工学部情報工学科)
Pagep. 529
Keyword格子ボルツマン法, カルマン渦
Abstract流体の運動を表す偏微分方程式を数値的に解き,流れを解析する流体解析は計算量が膨大であるために長い計算時間を要する。そこで,本研究では流体解析の手法の一つである格子ボルツマン法を用いたカルマン渦のシミュレーションをとりあげ, CPUコアが8個搭載されたコンピュータを用いて並列処理し,高速化を行った。並列化方法は,時間によるループ中の並進,衝突,境界条件の各forループをOpenMPの指示文により並列化した。実験の結果,8スレッドで実行した場合に最大で3.86倍の速度向上を得られた。また,計算領域が大きくなるほど速度向上比が大きくなることがわかった。

20-16 (時間: 13:39 - 13:52)
題名ファイルの格納ディレクトリを考慮したバッファキャッシュ制御法の機能拡充
著者*山田 克泰 (岡山大学工学部), 田端 利宏, 谷口 秀夫, 乃村 能成 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 530 - 531
KeywordOS, バッファキャッシュ, ファイルシステム
Abstract既存の多くのOSがバッファキャッシュ制御に採用しているLRU方式では,優先処理の入出力を優先的に実行したいという要求を満たすことは困難である.そこで,我々は,利用者の利便性向上を考え,ファイルの格納ディレクトリを考慮したバッファキャッシュ制御法(ディレクトリ優先方式)を提案している.しかし,ディレクトリ優先方式には,2つの課題がある.1つ目は,保護プールの最大サイズが決められていないことである.2つ目は,非優先のブロックが保護プール内に混在することである.本稿では,これらの問題に対処するための機能拡充として,保護プールサイズを設定および変更する機能,優先ディレクトリを外す場合の対象ブロックを取り除く機能の2つについて述べる.

20-17 (時間: 13:52 - 14:05)
題名継続の流れを効率的に制御するS/Wスケジュール法
著者*森山 英明, 谷口 秀夫, 乃村 能成 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagepp. 532 - 533
Keyword細粒度マルチスレッド, 継続, スケジュール


部門: セッション 1604  6. 照明デザイン・視覚・光源・点灯回路
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 15:58
部屋: 共通教育棟 E43教室 (→地図)
座長: 大観 光徳 (鳥取大学 大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)

6-1 (時間: 14:40 - 14:53)
題名点灯回路の違いが蛍光ランプの電極スポット位置に及ぼす影響に関する研究
著者*玄馬 勇輝, 植月 唯夫 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科), 神田 隆司 (松下電工株式会社)
Pagep. 535
Keyword蛍光ランプ, 電極スポット, 寿命
Abstract現在、蛍光灯は主照明として様々な場所に使用されている。また、環境問題と言った点でも蛍光灯は非常に重要視されている。そこで、現在一般的に用いられている蛍光灯の寿命に着目し研究を行った。特に現在主流となっている高周波点灯回路(インバータ)での蛍光灯の寿命予測を行うことはとても有意義であると考えられる。研究としては、高周波バラスト点灯後のフィラメントを等価回路で表しそのスポット位置(エミッションポイント)をフィラメント端子とスポット(輝点)までの抵抗から求め、スポット位置がバラストによってどのように変化するかを調べた。その結果、バラストの特性がスポット位置の不安定性に影響を及ぼすことが確認できた。

6-2 (時間: 14:53 - 15:06)
題名ガス圧が冷陰極ランプ特性に及ぼす影響に関する研究
著者*青山 直樹, 植月 唯夫 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科), 武田 雄士, 矢野 英寿 (ハリソン東芝株式会社), 福政 修 (山口大学大学院/理工学研究科/電子デバイス工学専攻), 大平 琢磨 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科)
Pagep. 536
Keyword例陰極蛍光ランプ, 陰極降下電圧, ガス圧
Abstract冷陰極ランプは液晶用のバックライト光源として使用されており、さらなる高出力化が求められている。高出力化するための一つの手段としてガス圧を変化させて電界強度を変化させることが考えられる。本研究では、ガス圧を変化させた冷陰極ランプ特性を測定した。その結果、電極材料の違いによりガス圧の影響が異なることがわかった。その原因はガス圧に対する陰極降下電圧の変化割合の違いによるものと考えられる。陰極降下電圧の変化の仕方が電極材料により異なるのは、そのγ係数の違いにより要求されるイオン電流密度が異なるため、そのことが陰極シース厚に影響を及ぼした結果ではないかと考えている。

6-3 (時間: 15:06 - 15:19)
題名磁気結合型無電極ランプの暗所始動時間に関する研究
著者*藤田 将雄, 植月 唯夫 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科), 齋見 元洋, 掛橋 英典 (松下電工株式会社)
Pagep. 537
Keyword無電極ランプ, 暗所始動, 始動補助
Abstract現在照明用の多くのランプは電極を有しており、電極が損耗してなくなったときが寿命となる。それに比べ、近年発売された磁気結合型無電極ランプは電極を持たないため長寿命である。しかしこのランプは電極を持たない故、放電開始に必要な初期電子を意図的に注入することが難しく、暗所では始動に長い時間がかかる。そこで始動補助を施したランプと施していないランプを比較した。その結果から始動補助が施されたランプの方が早く始動することが確認できた。エージング後の暗所で放置時間が長くなると始動時間も長くなることも確認できた。これはランプ内に初期電子が存在している割合が、放置時間が増加するにつれて低下しているためである。

6-4 (時間: 15:19 - 15:32)
題名音楽の特徴を考慮した照明パターンの生成手法
著者*小長谷 実希, 水上 嘉樹, 多田村 克己 (山口大学大学院理工学研究科)
Pagep. 538
Keyword照明パターン自動生成, 音楽情報処理, MIDI
Abstract本稿では、SMF(Standard MIDI File)形式で記述された楽曲を使用して、音楽の特徴に合わせた照明パターンを生成する手法を提案する。提案手法では、楽曲の調性、テンポ、コード進行、音量の4項目に注目し、これらを照明の光色、光色変化タイミング、光量に変換する。

6-5 (時間: 15:32 - 15:45)
題名カイワレの成長に対するオゾンとLEDの影響(その2)
著者*利川 翔奉, 菊川 祥吉, 光本 真一 (宇部工業高等専門学校)
Pagep. 539
Keywordかいわれ

6-6 (時間: 15:45 - 15:58)
題名観光洞に適したLED照明に関する研究 〜植物生育抑制に対するLED照明の効果〜
著者*阿野 裕司, 吉村 和正, 川村 宗弘 (山口県産業技術センター), 長山 憲範 (長山電機産業)
Pagepp. 540 - 541
KeywordLED, 植物生育抑制, 観光洞用照明
Abstract植物生育抑制に対するLED照明の効果を検証するため,山口県内の観光洞「秋芳洞」において,通路用照明として用いられている蛍光灯の1灯をLED照明装置に置き換え,LED照明と蛍光灯が植物の生育に及ぼす影響を比較した.また,洞内に生育している植物の一部を採取し,実験室内において白色LED照明および蛍光灯による照射実験を行い,植物生育に及ぼす影響を比較した.その結果,植物生育抑制に対するLED照明の効果が確認された.


部門: セッション 1701  11. アンテナ・電磁波-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 E53教室 (→地図)
座長: 久保 洋 (山口大学)

11-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名多段構造を用いた同軸-コニカル-ラジアル-線路変換部
著者*鎌田 裕之, 佐薙 稔, 藤森 和博, 野木 茂次 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 543
Keywordマイクロ波, 電力分配/合成器, コニカル線路, ラジアル線路, 隅切り曲がり
Abstract同軸-コニカル-ラジアル線路変換部において、コニカル線路を二段にし、二段目のコニカル線路を整合線路とし、さらにラジアル線路との接続部に隅切り曲がりを設けることで、広い帯域に渡って低反射の変換部を設計した。

11-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名分配比の可変範囲の広い導波管型可変電力分配器の設計
著者佐薙 稔, *小路 宗博, 藤森 和博, 野木 茂次 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 544
Keyword方形導波管, マイクロ波, 電力分配器, 分配比可変, 機械的制御
Abstract機械的に分配比を可変できる導波管型可変電力分配器において,取り出し電力を4%から95%というより広い範囲で可変できる分配器を設計した.

11-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名遺伝的アルゴリズムの特性を考慮したマルチバンドアンテナの自動設計法
著者*川島 啓, 藤森 和博, 佐薙 稔, 野木 茂次 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 545
Keywordアンテナ, 遺伝的アルゴリズム
Abstract携帯端末の多機能化やデザインの自由度が高い内蔵アンテナの普及,様々な無線アプリケーションの搭載に伴い,小型かつ複数の周波数帯をカバー出来るアンテナ開発が求められている. しかし,電磁界解析や実験によって試行錯誤的に設計を行っていたのでは効率的な設計は難しい. そこで本研究では,最適化アルゴリズムの1つである遺伝的アルゴリズムの特性を考慮した効率的なマルチバンドアンテナの自動設計法を検討した.

11-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名拡張キャビティモード法による寄生素子を有する平面型アンテナの特性解析
著者*陶山 欣一郎, 藤森 和博, 佐薙 稔, 野木 茂次 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
Pagep. 546
Keywordアンテナ, キャビティ法, 寄生素子
Abstract一般に,集積化されたアンテナの設計には,アンテナとその周辺部の構造を考慮する必要があるだけでなく,実装されたディスクリート素子,それらのレイアウトをも考慮する必要がある.現在,EMC問題の支援ツールとして,キャビティ法に基づく多層プリント回路基板の高速EMIシミュレータHISESの開発が行われており,PCBの高速計算手法が提案されている.この手法では,プリント面のパッチとパッチは必ず接合されていることが条件であり,パッチ間が完全に切れている形状は計算することができない.そこで,この方法を応用して寄生素子を含めたアンテナ計算ができれば,形状の制約が少なくなり,集積化されたアンテナの高速計算が期待できる.本稿では,寄生素子を含めたアンテナの計算方法を検討した.

11-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名二次元透明マントの電気的な等価回路表現とその設計パラメータ
著者*今井 翔平, 藤森 和博, 佐薙 稔, 野木 茂次 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
Pagep. 547
Keywordメタマテリアル, 透明マント, EMC, 等価回路
Abstractメタマテリアルを用いることによってマイクロ波領域の電磁波に対する透明マントが実現可能であることが発表された。 その発表では、誘電率と透磁率を用いて設計を行っている。 しかし、誘電率と透磁率はあまり直感的ではなくメタマテリアルの設計に向いているパラメータとは言い難い。 そこで、電磁波伝播を電気的な等価回路で表現し、透明マントをアドミタンスとインピーダンスというパラメータで置き換えることを考えた。 本研究では、電気的な等価回路で表現した透明マントをシミュレーションした結果、透明マントの動作をしていることを確認したので報告する。

11-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名福山大学におけるXバンドレーダによる降雨量観測
著者瀬戸田 健作 (大新電工), 杉原 竜, *田中 聡 (福山大学/工学部)
Pagep. 548
KeywordXバンドレーダ, 降雨, ワイブル分布
Abstract福山大学に設置されているXバンドレーダにおいて、レーダエコーと降雨の関係について観測結果にもとづく観測を行った結果について報告する。


部門: セッション 1702  11. アンテナ・電磁波-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 E53教室 (→地図)
座長: 藤森 和博 (岡山大学)

11-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名人工磁気壁上のUHF帯RFIDタグの小形薄型化について
著者*小西 隆義 (NECトーキン(株)研究開発本部材料開発センター), 三浦 融 (NECトーキン(株)研究開発本部), 佐藤 正一 (NECトーキン(株)研究開発本部材料開発センター), 真田 篤志, 久保 洋 (山口大学 大学院理工学研究科)
Pagep. 549
KeywordEBG, RFID, RFIDタグ
AbstractEBG(electromagnetic bandgap)基板と既存のタグインレットで構成した小形薄型953MHz帯UHF RFIDタグを試作し、その通信距離性能を評価したので報告する。

11-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名メタルパッチを装荷した2層誘電体基板による左手系線路の検討
著者*山本 淳弘, 岸原 充佳, 大久保 賢祐, 山北 次郎 (岡山県立大学), 太田 勲 (兵庫県立大学)
Pagep. 550
Keyword左手系線路, 遮断領域導波管, 誘電体基板
Abstract遮断領域導波管が実効的に負の誘電率となることを利用し,直列に装荷した短絡スタブ導波管と組み合わせることで左手系導波管を構成した例が報告されている.本報告では,メタルパッチを装荷することで負の透磁率となることを利用し,遮断導波管構造を模した誘電体基板にメタルパッチを装荷した左手系線路を考え,伝送特性を明らかにする.遮断周波数16GHzを境に低周波側において左手系,高周波側において右手系の特性を得ることができた.

11-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名フェライト基板を用いた双対型右手・左手系複合伝送線路に関する一考察
著者*池田 明史, 大久保 賢祐, 岸原 充佳, 山北 次郎 (岡山県立大学 情報工学部)
Pagep. 551
Keywordフェライト, 左手系線路, 双対型右手・左手系複合伝送線路, 非可逆回路
Abstract近年,基板にフェライトを用い非可逆特性を示す左手系フェライトマイクロストリップ線路が提案され,新しい構造のアイソレータとして期待されている.最近,右手・左手系複合伝送線路(CRLH-TL)の直列インピーダンスおよび並列アドミタンスをそれぞれ双対な回路で置き換え高域で左手系の動作をする双対型CRLH-TLが提案された. 本研究では双対型CRLH-TLにフェライト基板を用いた双対型左手系フェライトマイクロストリップ線路を提案し,数値計算によってその非可逆特性を明らかにしている.数値計算の結果 2.3GHz〜3.5GHzに-20dB以上の非可逆特性が得られている.

11-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名不等分配特性をもつ誘電体ポスト装荷H面導波管十字形方向性結合器
著者*加納 敬基, 岸原 充佳, 大久保 賢祐, 山北 次郎 (岡山県立大学), 太田 勲 (兵庫県立大学)
Pagep. 552
Keyword方向性結合器, H面導波管, 誘電体ポスト, 平面回路法
Abstract近年, H面方形導波管の十字交差接合部に誘電体ポストを装荷した構造のコンパクトなハイブリッド回路が提案されている.今回,同様の構造で 任意分配比をもつH面導波管十字形方向性結合器が構成できることを報告している.分配比が2〜4で比帯域幅は2.2%〜4.4%の方向性結合器が設計できることを示している.

11-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名遮断領域導波管と誘電体充填スタブで構成される位相定数可変な右手・左手系線路
著者*笹井 雅彦, 久保 洋, 真田 篤志 (山口大学大学院)
Pagep. 553
Keyword左手系線路, 位相定数可変線路, 導波管
Abstract位相定数可変の導波管型右手・左手系線路を提案する. この線路は遮断領域導波管と誘電体が充填されたショートスタブにより構成されており, 構造パラメータを変化させることで位相定数は4.65GHzの周波数で見ると単位セルあたり-30度から+30度まで変化する. 左手系モードと右手系モードの間のバンドギャップが無いとき位相可変範囲が大きくなる. 誘電体下端からスタブ先端の金属壁までの長さを変化させ, バンドギャップを取り除くことで連続的な位相変化が実現できる. 単位セル構造を4セル並べ両端に入出力導波管を接続した右手・左手系線路の透過係数の位相は, 4.65GHz において-108度から+129度まで変化する.

11-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名多層の格子状金属パターンで構成される左手系媒質
著者*山西 正幸, 久保 洋, 真田 篤志 (山口大学大学院)
Pagep. 554
Keyword左手系媒質, 格子状, 多層, メタマテリアル
Abstract近年, マイクロ波及びミリ波の分野において自然界に無い特異な特性をもつメタマテリアルが注目されている.左手系媒質中では波のエネルギーの伝搬方向とは逆方向に波が伝搬する. これまでに平面回路において左手系線路が実現されアンテナ等へ応用されている. 本発表では伝搬軸に対して垂直方向に広がった板状の左手系媒質について検討する. はじめに, 格子状に広がった金属パターンを波の伝搬方向に多層並べた左手系媒質を提案し, シミュレーションにより左手系特性を示すことを確認する. 次に, 左手系モードの周波数帯域内で波の伝搬を確認する.


部門: セッション 1703  11. アンテナ・電磁波-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 E53教室 (→地図)
座長: 大久保 賢祐 (岡山県立大学)

11-13 (時間: 13:00 - 13:13)
題名放射素子を切り換えるビーム角度可変漏れ波アンテナの放射特性
著者*矢本 祥子, 久保 洋, 真田 篤志 (山口大学大学院)
Pagep. 555
Keyword漏れ波アンテナ, 単一周波数, ビームスキャン
Abstract単一周波数でビームスキャンを行う漏れ波アンテナが研究されている. 放射角度可変漏れ波アンテナを作製し, スイッチングダイオードにより放射素子を切り換えることで放射角度が変わることが確認されている. 計算により放射する放射素子の組み合わせを求め, 実験により単一周波数でビーム走査できることを確認した.

11-14 (時間: 13:13 - 13:26)
題名完全バンドギャップを持つ2次元平面マッシュルーム型 六方格子EBG構造の局在モードについて
著者*中野 里美, 真田 篤志, 久保 洋 (山口大学大学院)
Pagep. 556
Keyword電磁界, EBG, バンドギャップ, 局在モード, 格子欠陥
Abstract2次元平面型マッシュルーム構造で完全バンドギャップを持つ六方格子EBG(electromagnetic bandgap) 構造を構成し, その局在モードの存在を数値的に調べた. 構造の中央に1結晶分の格子欠陥を導入することで欠陥に集中する局在モードを電磁界シミュレーションにより確認した. 本局在モードに対して, 金属で遮蔽することで放射を無くした場合の無負荷Q値の計算値は430であった.

11-15 (時間: 13:26 - 13:39)
題名右手/左手系複合導波管の薄型化について
著者*多恵馬 大祐 (山口大学大学院), 真田 篤志, 久保 洋 (山口大学)
Pagep. 557
Keywordメタマテリアル, 左手系, 導波管, 薄型
Abstract群速度と位相速度の符号が異なる左手系特性を持つ導波管は, 左手系を持つ線路の中でも低損失や高耐電力性の点で有利である. 提案する薄型CRLH導波管は, 遮断領域の主導波管とその底面に接続された短絡スタブ導波管からなる単位セルを周期的に配列した構造である. 主導波管の高さを低く, また短絡スタブを折り曲げて構成することで全体の厚みの合計が0.3mmと薄型化を実現している. 左手系伝送モードの伝送帯域は33.8-35.7GHz, 右手系伝送モードの伝送帯域は35.7-48.0GHzである. またブロッホインピーダンスはバランス周波数35.7GHz付近で150と比較的小さい値となった.

11-16 (時間: 13:39 - 13:52)
題名金属球とワイヤにより構成された三次元左手系媒質の等方性伝送モードについて
著者*岩本 晋, 真田 篤志 (山口大学大学院), 久保 洋 (山口大学)
Pagep. 558
Keyword左手系, メタマテリアル, 三次元左手系媒質, 等方性
Abstract金属球とワイヤにより構成される三次元左手系媒質が提案されている。本報告では, 電磁界シミュレーションによりこの媒質が等方的な分散特性を持つ実効媒質として実現可能かどうかについて調べた。金属球とワイヤにより構成される三次元左手系媒質に対して、対角方向のワイヤ径を変化させることにより等方的でかつ単一モード伝送を行う実効媒質が実現可能であることを数値的に示した。

11-17 (時間: 13:52 - 14:05)
題名金属ロッド媒質の左手系伝送特性の実験的検証
著者*吉村 賢司, 真田 篤志, 久保 洋 (山口大学大学院)
Pagep. 559
Keywordメタマテリアル, 二次元左手系媒質, 負屈折媒質
Abstract金属ロッド周期構造左手系媒質は接地導体を持たず自由空間中の波とのインタラクションが容易である. 本報告では金属ロッド媒質を構成しその左手系伝送特性の実証実験を行った. 金属ロッド周期構造左手系媒質は、隣接するロッド間の先端部分では電気的な結合が強くなり, 伝搬波に対して直列の容量を持つ. また, ロッド中央部で細い部分の磁気エネルギーが大きくなるので並列のインダクタンスを持つことになる.金属ロッド左手系媒質を試作し, その近傍電磁界測定を行い, 数値シミュレーションで得られた左手系伝送帯域内の周波数においてバックワード波の伝搬を実験的に確認した.


部門: セッション 1704  13. 電子回路
日時: 2008年10月25日(土) 14:40 - 16:11
部屋: 共通教育棟 E53教室 (→地図)
座長: 西尾 公裕 (津山工業高等専門学校)

13-1 (時間: 14:40 - 14:53)
題名OTA を用いた定抵抗高次フィルタ
著者*片山 健一, 沖根 光夫 (広島工業大学)
Pagep. 561
KeywordOTA, ジャイレータ
Abstract本研究ではジャイレータを用いた定抵抗回路に着目して OTAによる定抵抗高次フィルタ関数の実現について論じて いる.フィルタ関数としては低域,高域フィルタはバターワー ス形と限定し,帯域フィルタは2次ブロックの縦続接続によっ て希望するフィルタ関数を実現している.

13-2 (時間: 14:53 - 15:06)
題名有極形低域フィルタのLCシミュレーション
著者*三宅 宏樹, 沖根 光夫 (広島工業大学)
Pagep. 562
KeywordLCフィルタ, MOS積分器, 有極形
Abstract筆者らは先に,MOSFETを用いてLCフィルタの低感度 性を受け継ぐLCシミュレーション形低域フィルタについて 報告した.しかし,有極形フィルタの回路方程式においては そのまま回路化すると微分器を必要とすることからその構成 は困難であった.そこで,本研究では式の変形により微分器 の使用を避けた有極形低域LCフィルタの一シミュレーショ ン法について提案している.

13-3 (時間: 15:06 - 15:19)
題名整数演算器を用いた浮動小数点数乗算器の動的再構成による実現
著者*竹谷 恵一, 森下 賢幸, 小椋 清孝 (岡山県立大学)
Pagep. 563
Keyword動的再構成, 浮動小数点数演算, 整数乗算器
Abstract科学技術計算や画像処理などに必要とされる浮動小数点数演算装置(FPU:Floating point number Processing Unit)の回路規模を削減するため,仮数部の処理に整数演算器を利用する動的再構成技術を開発している.本研究では,乗算器について構成方法と回路規模について検討した結果を報告する.整数乗算器と浮動小数点数乗算器を別々に用意した非動的再構成型乗算ユニットと仮数部の演算に整数乗算器を利用した動的再構成型乗算ユニットの回路規模を比較・検討した.今後の課題として動作周波数の改善及び浮動小数点数除算器のおいて動的再構成技術を利用することである.

13-4 (時間: 15:19 - 15:32)
題名音源方向を検出するための電流遅延回路の構築
著者*冨部 孝則, 西尾 公裕 (津山工業高等専門学校/電気電子工学科)
Pagepp. 564 - 565
Keywordアナログ回路, 聴覚, 視覚, 遅延線
Abstractこれまでに、生体の視覚機能に学んで物体追跡システムが考案された。しかし、このシステムでは初期状態で視野から外れた対象物を追跡することができないといった問題点があった。生体は視覚だけではなく聴覚でも物体の位置を検出している。このような聴覚機能をこれまでのシステムに導入することにより、より高度な物体追跡システムの実現が可能になる。 本研究では、音源の方向を検出するモデルを電子回路で実現することを目的とした。そのために、そのモデルの主要な部分と考えられる遅延線をアナログ回路で実現することを試みた。考案した電子回路は、SPICEを用いたシミュレーション結果から、良好に動作することがわかった。

13-5 (時間: 15:32 - 15:45)
題名CCIIを用いた電流モード・アルゴリズミックA/D変換器の構成
著者小川 覚美, *足立 大輔, 植田 珠理, 石橋 和幸 (米子工業高等専門学校 電気情報工学科)
Pagep. 566
KeywordA/D変換器, 電流モード, CCII

13-6 (時間: 15:45 - 15:58)
題名スケーリングによる連想メモリの性能向上とばらつき影響の評価
著者*今福 渉, 榊原 尚吾 (広島大学 先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻), Hans Juergen Mattausch, 小出 哲士 (広島大学 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所)
Pagepp. 567 - 568
Keywordスケーリング, ばらつき, 連想メモリ
Abstract我々は,アナログ・ディジタル混載の回路を用いて高速・低消費電力かつ小面積の全並列型連想メモリを実現している. 更なる高性能化に向けて,テクノロジをスケーリングすることによって,低消費電力,小面積及び高速化が期待できるが,微細化に伴う素子ばらつきの影響の増大やリーク電流による消費電力の増加といった問題がある.本研究では,素子ばらつきを含めたスケーリング効果の影響をシミュレーションにより検証した.その結果,テクノロジをスケーリングすることによって,検索時間が最大53%,消費電力が最大82%の削減となった.さらに,チップ間ばらつきを想定しても,従来テクノロジを用いた連想メモリより低消費電力で,検索時間は,回路パラメータの最適化により127 ns以下となった.以上より,微細テクノロジを用いた連想メモリの実現は十分に有効であるということがわかった.

13-7 (時間: 15:58 - 16:11)
題名リングオシレータを用いた90 nm CMOSテクノロジにおける製造ばらつきの解析
著者*賀谷 彰大 (広島大学 先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻), 上口 光 (広島大学 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所), 和泉 伸也 (広島大学 先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻), Hans Juergen Mattausch, 小出 哲士 (広島大学 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所)
Pagepp. 569 - 570
Keyword製造ばらつき, リングオシレータ, 発振周波数, ばらつき要因の切り分け


セッション SPE_INVITE  特別講演
日時: 2008年10月25日(土) 16:30 - 17:30
部屋: 共通教育棟 A20教室 (→地図)
座長: 山田 茂 (鳥取大学)

(時間: 16:30 - 17:30)
題名(特別招待講演) 赤瓦 〜心の糸を織りなすまちづくり〜
著者*森 和美 ((有) サンパック 代表取締役)
Pagep. SP-1