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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 1503  27. 教育・研究-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 共通教育棟 E41教室 (→地図)
座長: 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校)

27-1 (時間: 13:00 - 13:13)
題名ソフトウェア資産管理のためのWebアプリケーションの設計と開発
著者*戸取 暁俊, 籠谷 裕人, 杉山 裕二 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 493
Keywordソフトウェア資産管理, Webアプリケーション, OpenID

27-2 (時間: 13:13 - 13:26)
題名着席状況把握とリアルタイムな情報交換を可能とした講義管理システム
著者*中原 隆之, 杉山 裕二 (岡山大学大学院 自然科学研究科)
Pagepp. 494 - 495
Keyword講義管理, Ajax, Webシステム
Abstract近年,インターネット,モバイル端末等の情報コミュニケーション技術を用いた教育が盛んに行われており,本研究グループでも携帯端末を用いた講義の出席管理システムと講義中におけるアンケートシステムの開発に関する研究を行っている. これまでにも,多くの講義管理システムに関する研究が行われているが,これらのシステムには『リアルタイム性に欠ける』『学生にとって利用に手間がかかる』などといった問題点が存在した. そこで本研究では講義管理システムに携帯端末とAjaxを用いることで従来システムの問題点を解決し,講義中における学生-教員間のリアルタイムな情報交換を可能としたWeb型の講義管理システムの提案及び構築を行う.

27-3 (時間: 13:26 - 13:39)
題名PCの仮想化環境によるUNIX系OSの演習環境の構築
著者*甲本 卓也, 籠谷 裕人 (岡山大学大学院自然科学研究科), 岡山 聖彦, 河野 圭太 (岡山大学総合情報基盤センター)
Pagep. 496
Keyword仮想化環境, VMwarePlayer, UNIX系OS, USBポータブルストレージ
Abstract大学の工学部での情報教育におけるUNIX系OSの重要度は高いが、近年のPC環境の変遷により、旧来のUNIX系OS演習環境を提供することは次第に簡単では無くなってきている。今回、岡山大学において、通常のWindowsPCに仮想化ソフトウエアとUSBポータブルストレージを活用したUNIX系OSの演習環境を構築したので、紹介する。

27-4 (時間: 13:39 - 13:52)
題名電子的なホワイトボードとの併用を考慮した音声配信機能の設計
著者*砂野 佳美, 加藤 伸明, 甲本 卓也 (岡山大学大学院自然科学研究科)
Pagep. 497
Keyword電子的なホワイトボード, IPマルチキャスト, ストリーミング, NAK
Abstract大学の授業等を広い部屋で実施する場合,聴衆の座席の位置が説明者から遠いと黒板が見えにくく,音声が聞き取りにくくなるという問題がある.そこで説明者や聴衆がネットワークに接続されたPCを利用できる環境において電子的なホワイトボードと呼ばれるJavaアプリケーションを利用することで,視覚的な問題の解決を行うことを考え,このシステムの開発を進めてきた.このシステムに,マイクで取り込んだ音声をネットワーク経由で聴衆に配信し,PCのスピーカやヘッドホン等で再生する機能の概要を解説し,当該機能の設計を行う.

27-5 (時間: 13:52 - 14:05)
題名ネットワークを用いた教育用ラジコン制御システム
著者*小松原 実 (岡山商科大学商学部)
Pagepp. 498 - 499
Keyword科学技術, 理科, 教育, ネットワーク, ラジコン
Abstract筆者は青少年に科学技術に対する興味を持ってもらうための体験講座などの教材として使用することを目的とした、ラジオコントロールカーのPCによる制御システムを開発、運用してきた。今回、これまでの実践の結果を踏まえ、ネットワーク上のサーバーを介して子供たちが作成した制御データを回収、実行する新たなシステムを開発した。これにより旧システムでの運用上の問題点を大きく改善できた。本研究では、旧システムおよび新システムをいくつかの体験講座などで用いてきた実践結果を報告し、新システムの概要について述べる。

27-6 (時間: 14:05 - 14:18)
題名学生の自主的な協調学習活動に基づく課題解決型Cプログラミング演習の実践
著者*舟生 日出男 (広島大学), 吉野 志保 (桜美林大学), 加藤 浩 (メディア教育開発センター)
Pagepp. 500 - 501
Keywordプログラミング, C言語, 協調学習, グループウェア, 自学自習
AbstractCプログラミングの学習は、初学者にとって難易度が高い上に、超えるべきハードルがいくつもある。通常の授業形態では、ドロップアウトする学習者が多く、プログラムの課題を提出する際には、プログラミングが得意な学習者が作成したプログラムを丸写しして提出することも少なくない。本研究では、ドロップアウトする学生を減らし、Cプログラミングの基礎的な能力と継続的な学習態度を育成するために、A)協同学習、B)自学自習形式、a)質問カード、b)SA(Student Assistant)制度を導入した授業実践を計画し、実施した。