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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 1102  3. 電気・電子材料-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:48
部屋: 共通教育棟 D42教室 (→地図)
座長: 原田 寛治 (津山工業高等専門学校)

3-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名部分溶融法によるSm系超電導体の大電流化
著者*寺本 晃大, 青木 崇浩, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 365
KeywordSm, 部分溶融法, 大電流, 超電導
Abstract本研究では部分溶融法によりSmBa2Cu3Ox(Sm-123)相超電導体内部にピンニングセンタとして絶縁相のSm2BaCuOx (Sm-211)相を微細分散させる方法について検討し、超電導体の磁気特性の向上と大電流化を目指した。試料はSm-123のみのもの、仮焼前にSm-123とSm-211を混合したもの、それらを仮焼したのち混合したもの、部分溶融工程における溶融時間を変更したものとした。特性の測定は、4端子法によりTcとIcの測定を行った。また、釣上げ高さや釣上げ時間の測定も行った。その結果、Sm-211を20%添加することが最適であることが明らかになった。

3-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名超電導磁力測定装置の作製と磁気特性の測定
著者*中島 雄希, 高橋 咲貴子, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 366
Keyword超電導, 完全反磁性, 磁気測定
Abstract完全反磁性により超電導体と磁石の間で発生する反発力を測定するシステムを作製し、それを用いて部分溶融法で作製したSm系超電導体の磁気特性を調べた。作製したシステムで反発力測定を行い今回作製した試料では0.098Nの反発力が得られた。また、磁石と常電導状態の超電導体の間の距離を変化させ、超電導転移させた時の反発力を測定した。磁石の近くで試料を超電導転移させると、超電導体内部に拘束される磁束が増加することにより、反発力が低下することを明らかにした。

3-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名部分溶融Y系超電導体の作製と特性測定
著者*青木 崇浩, 松本 浩介, 今尾 浩也 (松江工業高等専門学校/電子制御工学科)
Pagep. 367
Keyword部分溶融法, Y系超電導体
Abstract本研究では、YBa2Cu3Ox(Y123)相超電導層内部に絶縁体であるY2BaCuOx(Y211)相を微細分散させたY123-211相部分溶融超電導体を作製した。初期粉末の段階で混合するY211相の濃度や、部分溶融プロセスの温度条件を変えた試料の超電導特性を測定した。Y211相の濃度を20%とし、部分溶融プロセスの溶融温度を1050℃、保持温度を980℃として作製した試料の超電導転移温度Tcは約90Kとなった。

3-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名ステップ状人工ピンを導入した超伝導膜のMO磁束観察法による評価
著者*松村 直也, 何 継方, 原田 直幸, 内藤 裕志, 浅田 裕法 (山口大学大学院理工学研究科電子デバイス工学専攻), 石橋 隆幸 (長岡技術科学大学)
Pagep. 368
Keyword超伝導, ピンニングセンター, MO磁束観察法

3-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名しきい値電圧ばらつきに対するHaloの影響
著者*高橋 和也, 寺田 和夫 (広島市立大学情報科学研究科創造科学専攻)
Pagep. 369
KeywordMOSFET, Halo, ばらつき, しきい値電圧
AbstractMOSFETのHalo構造がしきい値電圧のばらつきに与える影響を調べた。Halo部2つとそれ以外のチャネル部の3つの領域を、3つのしきい値電圧の違うMOSFETと仮定し、HSPICEを使用しシミュレーションを行った。そして、異なった寸法のMOSFETに対して、しきい値電圧のばらつきを比較する手法であるペルグロムプロットを使用し、シミュレーションから得られたしきい値電圧のばらつきの比較を行った。その結果、Haloが存在することにより、HaloがないMOSFETよりも、しきい値電圧のばらつきが大きくなることが分かった。

3-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名風力発電用ブレードにおける沿面放電特性に及ぼす水分の影響��
著者*福井 裕幸, 箕田 充志, 高尾 学 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 370
Keyword風力発電, 雷, 雷保護, 沿面放電
Abstract近年,環境を考慮した自然エネルギーの有効的な利用方法の一つとして,温室効果ガスを排出しない風力発電システムの導入が行われている.しかし,落雷によってシステムの導入が妨げられている.このような突発的な事故によるシステムの交換が頻繁に行われた場合,発電コストの上昇や長期間の運転停止を招く可能性が高い.この問題を解決するため,落雷によるブレードの破損メカニズムの解明や,落雷被害の防止法の検討は極めて重要である.本報告では,雷に対応した風車ブレード開発の手始めとして,ブレードを模擬した試料を用い,はっ水性を考慮した場合について報告する.