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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 1002  24. ニューラルネット-(2)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 12:01
部屋: 共通教育棟 D41教室 (→地図)
座長: 宮田 仁志 (米子工業高等専門学校)

24-7 (時間: 10:30 - 10:43)
題名リカレント型神経回路網におけるカオス搭載二輪自走ロボットでの移動ターゲットの捕捉
著者*鷹村 優太, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻)
Pagep. 335
Keywordリカレント型神経回路網, ロボット, カオス
Abstract本研究室では計算機でカオスを用いた移動制御による 移動ターゲットの追尾・補捉のシミュレーションを行っ てきた.そこで本研究では実機にて移動制御にカオスを 用いて移動ターゲットの追尾・補捉を行い,その有用性 を示すため2輪自走ロボットを製作した.

24-8 (時間: 10:43 - 10:56)
題名GABA効果を導入したリカレント型神経回路網モデルにおけるカオスの制御応用-不良設定問題(二次元迷路)求解-
著者*永田 智紀, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻)
Pagep. 336
Keywordカオス, GABA, 不良設定問題, 制御応用, リカレント型神経回路網
Abstract脳内で観測されているカオス現象に注目し,リカレント型神経回路網モデルを導入しカオスを発生させるという研究がなされている.本研究では抑制性ニューロン効果に注目しGABA効果を導入したリカレント型神経回路網モデルにおけるカオスの機能性について調べる.カオスの機能性を調べるうえで,解の存在や解の一意性が保障されていない不良設定問題である迷路求解を行う.

24-9 (時間: 10:56 - 11:09)
題名O-junction型神経回路網モデルにおける神経発火時空間相関
著者*古米 範行 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 337
KeywordO-junction
Abstract生体や脳内でカオス現象は生理学的にも観測されている.そこで,カオス現象が柔軟な情報処理に何か機能的な役割を果たしているのではないかという仮説のもとに,計算機上に構築したO-junction型神経回路網モデルでの信号伝搬の様子を研究し,多チャンネル同時情報通信モデルを実現することが本研究の目的である.

24-10 (時間: 11:09 - 11:22)
題名リカレント型神経回路網におけるカオスを用いた制御応用(移動体捕捉)
著者*森田 将伍, 李 永涛 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻), 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻)
Pagep. 338
Keywordカオス, ニューラルネット, 制御
Abstract本研究では,神経回路網モデルから発生するカオスの機能性・有用性を検証するために,離散時間ごとに変化する神経回路網の状態から2次元移動量に変換する符号化を考案し,それを移動体に適用した.この移動体制御法を用い,2次元平面内を移動するターゲットを追尾体が追尾して捕捉するという不良設定問題を計算機実験により研究した.

24-11 (時間: 11:22 - 11:35)
題名連想記憶モデルのハードウェア化に関する考察
著者*川本 和正, 池田 信彦 (徳山工業高等専門学校)
Pagep. 339
Keyword2段階並列ハミング連想記憶, ハードウェア化

24-12 (時間: 11:35 - 11:48)
題名バスケットボール競技におけるディフェンスモデル化手法に関する研究
著者*秋本 晋吾, 原田 徳彦 (徳山工業高等専門学校)
Pagep. 340
KeywordBP, モデル化

24-13 (時間: 11:48 - 12:01)
題名脈波解析システムの解析結果を用いた総合的な脈波判定システムの構築
著者*柿原 俊幸 (鳥取大学大学院工学研究科), 徳高 平蔵 ((有)SOM ジャパン), 藤村 喜久郎, 倉田 将史 (鳥取大学大学院工学研究科), 権田 英功 (米子工業高等専門学校), 馬庭 芳朗 (養父市立南谷診療所), 大北 正昭 ((有)SOM ジャパン)
Pagep. 341
Keyword加速度指先脈波解析, 自己組織化マップ(SOM), 総合解析
Abstract指先に近赤外光を当て,その透過光,または反射光の強度変化から血流の容積変化を計測する.加速度脈波はそれを2階微分して得られる波形である。この波形を自己組織化マップ(SOM)で分類し血管硬化度の分類に成功した。さらに同時に得られたマップ上での波形位置のばらつき,脈拍,脈拍周期の安定性を加えて4要素のSOMマップを作成し,得られた加速度脈波波形の総合解析に成功した.