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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 0803  21. コンピュータネットワーク-(3)
日時: 2008年10月25日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 共通教育棟 D31教室 (→地図)
座長: 河野 圭太 (岡山大学)

21-13 (時間: 13:00 - 13:13)
題名AGURIによるネットワークトラフィック視覚化ツールの提案
著者*田中 淳史, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 279
Keyword視覚化, トラフィック, IDS, 侵入検知
Abstract近年,不正アクセスやP2Pソフトウェアの利用増加に伴い,ネットワーク状態の監視が重要になっている.そこで本研究では,オープンソースであるネットワークモニタリングソフトAGURIを用いて,ネットワークのトラフィック情報を集計し,ネットワークトラフィックの状態を一元的に視覚化するインターフェースを構築する.また,オープンソースの侵入検知システムであるsnortを連携させ,P2P通信やウイルス,DoS攻撃などのネットワークの異常な状態を自動的に検知して,管理者に通知する手法を提案する.

21-14 (時間: 13:13 - 13:26)
題名KerberosによるSSO型ネットワーク認証システムの提案
著者*中島 麻衣子, 原 元司 (松江工業高等専門学校)
Pagep. 280
KeywordKerberos

21-15 (時間: 13:26 - 13:39)
題名地域医療連携におけるKerberos認証の利用
著者*奥田 佳子 (鳥取大学医学部付属病院医療情報部)
Pagepp. 281 - 282
KeywordKerberos, 医療情報システム, IHE
Abstract医療情報の地域ネットワークを構築する際のシステム連携のために1999年からIHE(Integrating the Healthcare Enterprise)による診療情報連携の標準化の取り組みが進んでいる。医療機関で行われる業務ごとにワークフローを定義し、実装部分はHL7、DICOMなどの既存の医療情報の国際的標準規約、KerberosなどのIETFで定められた標準規格で構成される。多くのソフトウェアベンダーがIHEに準拠したシステムを提供しており、また、オープンソースソフトウェア(OSS)による開発プロジェクトも存在する。 本研究では、IHEがシステム連携の認証基盤に採用するKerberos 5の実装と地域医療連携における運用方法の調査を行った。

21-16 (時間: 13:39 - 13:52)
題名分散型e-Learningシステムにおける学習履歴の管理
著者*倉持 一生 (鳥取大学 大学院 工学研究科), 平田 崇 (鳥取大学 工学部), 本村 真一 (鳥取大学 総合メディア基盤センター), 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学 大学院 工学研究科)
Pagep. 283
Keyword分散システム, P2P, モバイルエージェント, e-Learning
Abstract我々は,一般的なe-Learningシステムにおける負荷集中による応答性や安定性の低下を解消すべく,分散型e-Learningシステムを開発している.提案システムでは,データと機能の提供による負荷を分散させるため,学習コンテンツをエージェントとして各ノードに分散させていた.これに加え,学習履歴もエージェントによって分散管理させ,必要に応じてユーザのノードへ移動することで,学習履歴の収集や提供を行う.

21-17 (時間: 13:52 - 14:05)
題名耐震強度と収容可能人数を考慮した避難所間ネットワーク構築法の提案とその評価
著者*大瀧 龍 (山口大学大学院 理工学研究科), 重安 哲也 (広島国際大学 工学部), 浦上 美佐子 (大島商船高等専門学校), 松野 浩嗣 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagepp. 284 - 285
Keyword防災, ネットワーク, アルゴリズム
Abstract近年,地震や津波をはじめとした大規模自然災害が世界各地で発生している.これらの大規模災害が発生すると,既存の通信システムでは被災状況を把握するために必要な情報を十分に収集できない. 本稿では,余震や二次,三次災害の影響を受けにくいより強固な避難所間ネットワークを構築するアルゴリズムについて検討を行う.具体的には,被災地域に点在する避難所の中から,耐震強度の高い建物を通信設備を設置すべき重要な避難所として選択する.また,これらの避難所の中から特に耐震強度の高い建物をデータ中継機能を担う中核的な避難所として選択し,基幹回線を構築する自動生成アルゴリズムを提案する.