題名 | リカレント型神経回路網におけるカオスの制御応用 -身体運動制御の試み- |
著者 | *平賀 智, 奈良 重俊 (岡山大学大学院自然科学研究科電子情報システム工学専攻) |
Page | p. 245 |
Keyword | 平賀智, カオス, 身体制御 |
Abstract | 脳内で観測され重要な働きをしているといわれているカオスは,どのような役割を果たしているのか.神経回路網モデルを用いて運動制御の計算機実験を行うことにより,発見論的にその仕組みや運動との関わりを調べることを目的とし,本発表ではその準備段階を報告する. |
題名 | Simulation and Hardware Implementation of An Autonomous Robot With Installing of Chaotic Dynamics in A Quasi-layered RNNM |
著者 | *Yongtao Li, Shigetoshi Nara (岡山大学 自然科学研究科 産業創成工学専攻) |
Page | p. 246 |
Keyword | chaotic dynamics, quasi-layered RNNM, autonomous robot, hardware implementation |
Abstract | In this study, a quasi-layered RNNM consisting of sensing neurons(upper layer) and driving neurons(lower layer) is proposed. In both layers, two properties of chaotic dynamics are used. One is sensitive response, which is utilized in both sensing neurons and driving neurons. The other is to generate complex motions using chaotic dynamics. These properties are applied to solving two-dimensional mazes and hardware implementation into a roving robot is shown. |
題名 | 疲労による音声の変化の分析を行うための実験用プログラムの開発 |
著者 | *平井 覚, 吉村 宏紀 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻), 松村 寿枝 (奈良工業高等専門学校 情報工学科), 清水 忠昭 (鳥取大学大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻) |
Page | p. 247 |
Keyword | ソフトウェア, 疲労度, 判定, 音声 |
Abstract | 現代人は日常的に疲労を感じているといわれている.疲労は精神的な影響や肉体的な影響を与え,過度の疲労は病気や死を招く場合もある.しかし,自身がどれだけ疲労しているのかを知ることや自覚するのは難しい. 疲労度を判定する方法として,フリッカー測定器(視覚を使って疲労度を判定)が良く使われる.本研究では,そのような機器を使わず,パソコン上で手軽に疲労度を判定する方法として,音声による疲労度判定システムの開発を目指す.本稿では,システム開発の前段階として,音声分析を行うために,非疲労状態と疲労状態の音声資料を採取する実験用プログラムを開発することを目的とする. |
題名 | 身体的特徴を用いたEMGに基づく負荷推定 |
著者 | *金澤 智宏, 櫛田 大輔, 北村 章 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | pp. 248 - 249 |
Keyword | EMG, リハビリテーション, 負荷推定 |
題名 | 注意の度合が瞬目波形に及ぼす影響について |
著者 | *安井 淳美 (松江工業高等専門学校 電子情報システム工学専攻), 田邊 喜一 (松江工業高等専門学校) |
Page | pp. 250 - 251 |
Keyword | 瞬目波形, 注意 |
Abstract | 瞬目は、視覚的注意に関係する生体反応であり、また容易に観測が可能な利点を有している。本研究は瞬目波形から抽出した形状特徴が瞬目と人間の注意状態を関連付けるパラメータとして利用できるかどうかの検証を目的とする。そこで本稿ではハイフレームレートのビデオカメラで5名の被験者の瞬目波形を取得し、3つの注意条件下における瞬目波形の形状特徴を比較する実験を行った。その結果、注意の度合が高まるとよりゆっくりまぶたを閉じる傾向を確認することができた。 |