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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 0602  4. 電気機器・電気応用-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 10:30 - 11:35
部屋: 共通教育棟 C32教室 (→地図)
座長: 安藤 詔生 (福山大学)

4-1 (時間: 10:30 - 10:43)
題名電力平準化システムのSimE・GA最適化手法における実行世代数の影響
著者*伊藤 純平, 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学 総合理工学部 電子制御システム工学科 電気エネルギー制御研究室)
Pagepp. 203 - 204
KeywordSimE, GA, ハイブリッドアルゴリズム
AbstractSMESを用いた電力平準化システムを最適化する新しい手法を提案した。それは,SimEとGAを組み合わせたハイブリッドアルゴリズムであり,両手法の利点を活かし,最適解を探索する手法である。 本文では,ハイブリッドアルゴリズムにおける,SimEとGAの実行世代数に対する最適化結果の比較,検討を行った。今回得られた結果から,提案した,SimEを用いて局所解を回避し,GAを用いて個体を進化させるというハイブリッドアルゴリズムが有効であることが実証された。

4-2 (時間: 10:43 - 10:56)
題名PV・FC併用家庭用分散型電源システム―EDLC容量と平滑化の検討―
著者*荒金 佑哉 (島根大学大学院 総合理工学研究科 電気電子システム工学専攻 電気エネルギー制御研究室), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学 総合理工学部 電子制御システム工学科 電気エネルギー制御研究室)
Pagepp. 205 - 206
Keyword太陽光発電, 燃料電池, 家庭用分散型電源, 平滑化, EDLC
Abstract太陽光発電システムは,天候による日射変動や温度変化に伴い,出力電力が秒オーダーで急峻に変化する。この出力電力を平滑化するため,PVと燃料電池を併用した分散型電源システムの検討が望まれる。 本報告では,電力平滑化制御法を提案し,前に提出した制御法と比較する。

4-3 (時間: 10:56 - 11:09)
題名太陽光発電電力のカオスを用いた変動予測
著者*松田 芳一 (島根大学大学院総合理工研究科電子制御システム専攻), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学)
Pagepp. 207 - 208
Keywordカオス, 予測, 太陽光発電, 局所ファジィ再構成法
Abstract太陽光発電電力は,気象変動(雲の動き)により電力は急峻に変動してしまう。この急峻な変動が,系統電圧等の品質に悪影響を及ぼす可能性があり,変動する発電電力の平準化を行う必要がある。電力平準化に使用される電気二重層コンデンサは,高価であり容量低減が必要である。従来の電力平準化制御法である移動平均法の代わりに予測モデルを使用した電力平準化制御にすることで,従来方法のデメリットである時間遅れを減少でき,EDLCの容量低減することが期待できる。本論文の予測方法は,カオス理論を用いており,短期間予測に優れている局所再構成法は,急峻な変動も考慮することができる。その結果,高い予測精度を得ることができた。

4-4 (時間: 11:09 - 11:22)
題名高速鉄道変電所における電力平滑化制御 ―負荷電力変動を予測した蓄積エネルギー制御―
著者*椙尾 哲也 (島根大学大学院総合理工学研究科), 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学総合理工学部)
Pagepp. 209 - 210
Keywordカオス, SMES容量低減, 電力平滑化, 鉄道変電所
Abstract高速鉄道変電所には系統側への影響低減や,変電所設備容量の低減が求められる。これまでに提案されている高速鉄道変電所の電力平滑化制御では,電力指令値と負荷電力の差をSMESからエネルギーを吸放出することで補償している。従って,負荷電力変動を予測して電力指令値を制御すると, SMESの必要量が低減できると考えられる。電力変動の予測にはカオスによる予測を用いた。シミュレーションの結果,電力変動を予測した蓄積エネルギー制御が行えていることを確認した。最適な予測ステップ数を用いることで,SMES容量を低減できると考えられる。

4-5 (時間: 11:22 - 11:35)
題名鉄ヨークとネオジム磁石を用いたロープレスエレベータ用リニアモータの推力の検討
著者*山田 敬也, 高橋 則雄, 宮城 大輔 (岡山大学工学部), Sandor Markon (フジテック), Ahmet Onat (サバンチ大学)
Pagep. 211
Keyword鉄ヨーク, 連結と分離