題名 | 広域パノラマ仮想空間によるドライビングシミュレーション |
著者 | *岡本 辰夫 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 小山 嘉紀 (両備ホールディングス株式会社), 松田 敏之 (株式会社両備システムズ), 横田 一正 (岡山県立大学 情報工学部) |
Page | pp. 173 - 174 |
Keyword | 仮想空間, パノラマ, ドライビングシミュレーション |
題名 | 楽曲推薦システムの構築のための歌詞情報の分析 |
著者 | *藤井 裕大 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻知能情報工学科コース), 清水 忠昭, 吉村 宏紀, 田中 美栄子 (鳥取大学工学部知能情報工学科) |
Page | p. 175 |
Keyword | 楽曲推薦システム, 歌詞情報, 曲間距離, 単語ネットワーク, tf-idf値 |
Abstract | 現在、有料デジタル音楽配信サービスが飛躍的な進化を遂げており、利用者は自由に聴きたい音楽ダウンロード出来るようになってきた。しかし、大量の音楽の中から聴きたい曲を即座に探し出すことは、大変困難になってきている。 聴きたい曲を即座に探し出してくれるシステムやソフトウェアの開発が求められているが、本格的な実用化には至っていない。 そこで、歌詞情報を分析することにより楽曲推薦システムを構築するための一手法を提案する。提案した手法では、歌詞を単語節に分けて取り出し、取り出した単語から前置詞や冠詞等のどの曲にも均等に現れるような品詞を取り除く。次に動詞の活用形を原形に、名詞の複数形を単数形にするレンマ処理を施し、tf-idf値を用いて単語の選定を行う。単語の選定を行った結果から単語の組合せの出現頻度を表した共起表を作成し、単語のネットワークを構築する。構築したネットワーク上で曲に含まれる単語間の最短パスを求め、それを利用して算出した曲間距離によって曲同士の類似度を測定する。 また、提案した曲間距離の妥当性を調べるため、曲の聴き取りによる被験者実験を行った。 |
題名 | プロセス監視データに基づくソフトウェアプロジェクトの定量的分析 |
著者 | *河原 章浩, 山田 茂 (鳥取大学大学院) |
Page | pp. 176 - 177 |
Keyword | ソフトウェアプロセス監視, 品質予測, 正準相関分析, 主成分分析, 重回帰分析 |
Abstract | 近年,ソフトウェア開発は大規模化・複雑化・多様化しており,プロジェクトマネージャに要求される役割,知識,技術,能力は多岐に及び,プロジェクトを1人で受け止めて遂行することは困難である.よって,プロジェクトを成功へと導くために,第3者によるプロジェクトにおける課題の早期発見と,その課題に対する対策状況を監視する「ソフトウェアプロセス監視活動」が行われている.本研究では,ソフトウェアモデルの導出手順に従い,実際のプロセス監視データに多変量解析法を適用する.さらに,得られたソフトウェアモデルから品質・コスト・納期に関する予測モデルに基づいて,プロセス監視の諸要因の影響を明らかにする. |
題名 | チェンジポイント前後におけるソフトウェア故障発生時間間隔の関係によるソフトウェア信頼性評価 |
著者 | *桑田 裕文, 井上 真二, 山田 茂 (鳥取大学大学院) |
Page | pp. 178 - 179 |
Keyword | チェンジポイント, ソフトウェア信頼度成長モデル, 平均値関数, ハザードレート, ソフトウェア信頼性評価 |
Abstract | これまでに提案されているソフトウェア信頼度成長モデルのほとんどは,ソフトウェア故障発生現象の確率および統計的性質がテスト期間を通じて基本的に同一であるという仮定に基づいて構築されている.実際のソフトウェア開発のテスト工程では,ソフトウェア故障発生現象の確率および統計的性質が著しく変化する現象がしばしば観測される.このような現象が発生するテスト時刻はチェンジポイントと呼ばれ,ソフトウェア信頼度成長モデルに基づいた信頼性評価の精度に影響を与える要因の1つとして考えられる.本研究では,テスト工程におけるチェンジポイントを考慮したソフトウェア信頼性モデルを構築して,実測データを用いた提案モデルの適用例を示す. |
題名 | テスト労力を考慮したソフトウェア信頼性評価のためのマルコフモデル |
著者 | *前橋 健太, 得能 貢一, 山田 茂 (鳥取大学大学院) |
Page | pp. 180 - 181 |
Keyword | ソフトウェア信頼性モデル, テスト労力, 比例ハザードモデル, マルコフ過程 |
Abstract | 従来のソフトウェア信頼性評価法の多くは,動的テストにおいて観測されるソフトウェア故障発生時間データあるいはフォールト発見数データのみを用いて,統計的にデバッギング過程の振舞いを推定してきた.しかし,実際のテスト工程においては,それら以外にテストの特性や性能を特徴づけるテスト労力データを種々採取することが可能である.そこで本稿では,マルコフ型ソフトウェア信頼性モデル(Markovian software reliability model,以下MSRMと略す)に,比例ハザードモデル(proportional hazard model,以下PHMと略す)を適用し,テスト労力を考慮したソフトウェア信頼性モデルを構築する. |
題名 | OSS信頼性評価のための一般化確率微分方程式モデルによるコンポーネント重要度の推定に関する一考察 |
著者 | *田中 智朗 (鳥取大学大学院), 田村 慶信 (広島工業大学情報学部), 山田 茂 (鳥取大学大学院) |
Page | pp. 182 - 183 |
Keyword | OSS, ソフトウェア信頼度成長モデル, Ito型の確率微分方程式 |
Abstract | ネットワーク環境を利用して開発されたオープンソー スソフトウェア(Open Source Software,以下OSS と 略す)は,世界中の誰もが開発に参加でき,ソースコー ドが公開され,誰でも自由に改変することが可能なソ フトウェアであることから,組込みシステムやサーバ用 途として広く採用されている.一方,サポートや品質上 の問題が,OSS の普及を妨げる大きな要因として考え られている. 本論文では,これまでに提案されたOSS に対する確 率微分方程式モデルに基づいたコンポーネント重要度 の推定法を提案する.さらに,実測データによる信頼性 評価例を示す. |