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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 0501  25. 情報処理-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:13 - 10:18
部屋: 共通教育棟 C31教室 (→地図)
座長: 藤井 諭 (松江工業高等専門学校)

25-1 (時間: 9:13 - 9:26)
題名説明文を付したアニメーションに対する文間の調和平均による類似度を用いた検索
著者*白井 宏一, 椎名 広光 (岡山理科大学 総合情報学部)
Pagepp. 151 - 152
Keyword動画検索
AbstractWeb上における情報検索では,画像や動画検索においても画像が保存されているWeb ページの単語を手がかりに検索結果を提示している.しかし検索対象の言語情報と検索語の間の大きさが不均衡で動画や画像の検索に用いるのは難いと考えられる. 本研究では,動画にその動作の説明文を付与してあるデータベースを想定し,検索にその説明文を利用するものである.また,検索には,動作を効率よく抽出するために動作を表す説明文を検索で利用する. また,本研究では動画説明文と検索文の類似度の計算については,係り受け構造による類似度に対して,同じ格ごとに一致度を求め,それを用いて調和平均を用いる方法を提案する.

25-2 (時間: 9:26 - 9:39)
題名協調的創造活動支援のためのWebサービスシステム
著者*井上 剛志, 小嶋 弘行 (広島工業大学 環境学部 環境情報学科 小嶋研究室)
Pagepp. 153 - 154
KeywordWebサービス, 知識共有, 文書検索, 協調作業支援, ナレッジマネジメント
Abstractソフトウェアをサービスとして組み合わせて遠隔利用するオープンな標準仕様としてWebサービスが進展している.従来ビジネス分野で利用されているこのWebサービス方式を知識創造活動の場に適用し,Web上の情報や組織内の業務関連文書などの知識を非定型の協調作業に提供し得るWebサービス実現方式について検討する.非定型の協調作業事例として,「研究における文献調査」という業務および知識創造活動を行う場を適用対象として採りあげた.文献調査という業務に関わる知識提供を様々なリソースから動的に探索,検索できる環境をWebサービスとして提供することで業務の効率化を図ることが期待される.

25-3 (時間: 9:39 - 9:52)
題名情報弱者のための携帯電話配置型ソフトウェアキーボードの提案
著者*白根 恵 (松江工業高等専門学校 電子情報システム工学専攻), 田邊 喜一 (松江工業高等専門学校)
Pagepp. 155 - 156
Keyword情報弱者, 文字入力, ソフトウェアキーボード
Abstract高齢者などの情報弱者と情報技術を使いこなしている情報強者との間に社会的・経済的格差が生じる現象である「デジタルデバイド」が深刻な問題となっている. 情報弱者のパソコン利用を困難にしている理由のひとつとしてフルキーボードの使用があげられる1).最も普及しているQWERTY配列のキーボードはボタン数が多く,一見無秩序に並んでいるため配置を覚えるのは困難であり,情報弱者にとって大きな障壁となる.そこで,できるだけ負担の少ないフルキーボードを使用しない入力方式を提案する.

25-4 (時間: 9:52 - 10:05)
題名ユビキタス観光支援システムの通信機能の試作
著者*下山 祐介 (津山工業高等専門学校専攻科 電子・情報システム工学専攻), 井上 昌樹, 大平 栄二 (津山工業高等専門学校 情報工学科)
Pagepp. 157 - 158
Keywordユビキタス, 観光支援システム, Bluetooth, 赤外線, 無線通信
Abstract現在、無線通信の発展やコンピュータの小型高性能化に伴い、ユビキタス社会が実現可能のものとなってきた。そして、この技術を用いた観光支援システムの開発が全国各地で進められている。津山などの観光資源があまり多くない地域では提供できる情報も限られている問題がある。このため、単に情報を提供するだけでは観光客は一度きりで飽きてしまい、システムが利用されなくなってしまう可能性がある。 本研究の目的は、利用者が何度も利用したくなる観光地における情報提供を実現することである。この目的を達するため、異なる無線通信技術の融合による情報提供法を提案した。本報告では、提案した方式に基づいた試作システムの設計とその評価について報告する。

25-5 (時間: 10:05 - 10:18)
題名統計解析プログラム及び解釈支援文の自動作成
著者*三浦 博美 (島根大学総合理工学研究科), 小林 康幸 (島根大学総合理工学部)
Pagepp. 159 - 160
Keyword統計
Abstract近年の統計パッケージは、統計解析手法に対応した統計解析プログラムを持ち、多くの人々に利用されている。しかし、パッケージ内で計算されない統計量を計算させたりするためには、統計解析プログラムを追加・修正する必要があり、プログラミングの能力が要求される。 また、統計の知識をあまり持たない解析者にとって、得られた結果が持つ意味を正しく理解することは非常に困難なことである。 本研究では、1)統計文献を利用し、各手法に対応した統計解析プログラムを自動作成する。2)統計の知識をあまり持たない解析者を支援するための解釈支援文章を自動作成する。この二つを目標としてシステムを提案する。