題名 | 音源分離の周波数解析に用いる一般調和解析の高速化の検討 |
著者 | *小川 慎 (鳥取大学 大学院 工学研究科), 田中 美栄子, 清水 忠昭 (鳥取大学 工学部 知能情報工学科) |
Page | p. 115 |
Keyword | 音源分離, 一般調和解析, 高速化 |
題名 | 歌唱の特徴を考慮した自動採譜システムの開発 |
著者 | *尾崎 翔吾, 清水 忠昭, 田中 美栄子 (鳥取大学 工学研究科 知能情報工学専攻) |
Page | p. 116 |
Keyword | 自動採譜 |
題名 | 車内雑音に対する2入力スペクトル・サブトラクション法の改良 |
著者 | *國島 寛史 (鳥取大学大学院工学研究科知能情報工学専攻), 清水 忠昭, 田中 美栄子 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 117 |
Keyword | 2入力, SS法, 改良 |
Abstract | 近年,カーナビゲーションを始めゲームや文書作成 等に音声認識が実用されている.音声認識は端末を目 で見て手で操作するユーザインタフェース(UI) に対し て,音声のみで操作が可能になる.その点,カーナビ ゲーションシステムのような運転で視覚や手足の自由 を奪われている状況下での入力方法として非常に効率 的である.また,音声のみで操作ができる点でユーザ に優しいUI であるといえる.しかし音声認識は雑音の 影響を大きく受ける.そのため,音声認識を行う前処 理として雑音除去が重要である. 本研究では,カーナビゲーションシステムでの音声 認識の前処理として,車内の非定常な雑音の低減を実 現するため,従来の2 入力スペクトル・サブトラクショ ン法(2 入力SS 法)[1] の改良を行った. |
題名 | 適応フィルタを用いた広帯域及び正弦波騒音抑圧法の相関推定による可変ステップサイズに関する一検討 |
著者 | 島田 康二 (鳥取大学大学院 工学研究科 博士前期課程 情報エレクトロニクス専攻 電気電子コース), *園延 昇太 (鳥取大学 工学部 電気電子工学科), 笹岡 直人, 伊藤 良生 (鳥取大学 工学部) |
Page | p. 118 |
Keyword | 騒音抑圧, NLMSアルゴリズム, 逆フィルタ, 可変ステップサイズ |
Abstract | 広帯域騒音及び正弦波騒音の重畳する音声から騒音を抑圧する手法としてALE(Adaptive Line Enhancer)及びNEF(Noise Estimation Filter)を用いた手法について検討を行ってきた.しかしこの手法ではNEFのタップ係数更新のためのNLMS(Normalized Least Mean Square)アルゴリズムのステップサイズを固定値としているため,騒音抑圧性能と強調音声の音質維持を両立させることは困難であった.そこで本研究では,NEFの可変ステップサイズ法ついて検討を行う.本手法はNEFの外乱である音声が入力される音声区間ではステップサイズを小さく,無音声区間においてはステップサイズを大きく設定するものである. |
題名 | 相関関数を用いた方程式誤差モデルに関する一検討 |
著者 | 金川 龍一, *樋口 達也, 笹岡 直人, 伊藤 良生 (鳥取大学工学部) |
Page | p. 119 |
Keyword | 方程式誤差モデル, 相関関数, 適応フィルタ, システム同定, バイアス |
Abstract | 方程式誤差モデルを用いた適応フィルタによるシステム同定において未知システムを推定する際,外乱により推定パラメータにバイアスが発生する.この問題を解決するために,実環境において外乱と入力信号が統計的に独立であることを利用した方程式誤差モデルについて提案を行う.本提案法では,所望信号と未知システムの入力信号の相関関数を推定し,タップ入力として用いる.これにより入力信号と外乱が無相関であるため,タップ入力に含まれる外乱成分が抑圧され,バイアスの影響を低減した未知システムの推定が可能となる. |
題名 | 到来時間遅れによる音源方向推定における周波数上限 |
著者 | *田中 諭 (広島工業大学大学院 工学研究科 電子工学専攻), 玉野 和保 (広島工業大学 工学部 電子情報学科), 武村 正則 (ヒロコン株式会社), 中村 正孝 (広島工業大学 名誉教授) |
Page | pp. 120 - 121 |
Keyword | 音源方向推定, マイクロホンアレー, ハンズフリー, 到来時間差 |
Abstract | 本報告は、マイクロホン対を用いての音源方向推定における、対象の音源周波数の上限に関するものである。ここでは、(到来角θi / 周波数ω)のそれぞれについてマイクロホンの受音の時間波形を示し、その様相から推定可能の周波数上限を明らかにしている。 |