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平成20年度 電気・情報関連学会中国支部第59回連合大会

部門: セッション 0201  12. 光・量子エレクトロニクス-(1)
日時: 2008年10月25日(土) 9:00 - 10:18
部屋: 共通教育棟 B21教室 (→地図)
座長: 恒次 秀起 (松江工業高等専門学校)

12-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名二重円形光ファイバアレイにおけるらせんモードの発生
著者*田中 淳也, 櫻井 貴英, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 33 - 34
Keyword光導波路, エバネッセント効果, 結合ダイナミクス, 円形光ファイバアレイ, らせんモード
Abstract光導波路の間隔を小さくしていくとエバネッセント効果により,光が隣の導波路に伝搬するようになる.本研究で同心円状に2重にした光ファイバアレイの結合ダイナミクスをMathematicaを用いて解析し,円形光ファイバ間の結合によりらせんモードが発生することを報告する.

12-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名光導波路アレイにおける光波の時間反転操作
著者*吉田 博行, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 35 - 36
Keyword光導波路アレイ, 時間反転操作, 結合係数, 位相
Abstract光導波路アレイにおける光波伝搬ダイナミクスの時間反転操作について新しい方法を提案する.これは光導波路アレイを構成する導波路一本置きに位相を変化させる方法である.位相を変える位置を入射端からz=Lとすると,z=2Lで時間反転効果が得られる.光導波路が非線形性を有する場合には,この時間反転操作の効果は低下するが反転操作を2回行なうことで反転特性は改善する.

12-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名量子効果消しゴム
著者*木村 智明, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 37 - 38
Keywordヤングの干渉実験, 干渉縞, 直線偏光板, 量子効果消しゴム
Abstractヤングの干渉実験のように光を2つのスリットによって分割しスクリーンに映し出すと、光が互いに干渉しスクリーンには干渉縞ができる。本研究では、分割した2つの光のそれぞれに偏光方向が直交する直線偏光板を配置し量子効果消しゴムについて実験した。

12-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名非線形光導波路アレイ境界における光波伝搬ダイナミクス
著者*若原 康成, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 39 - 40
Keywordエバネッセント効果, 光導波路, 結合係数, アレイ
Abstract光導波路の間隔を小さくしていくとエバネッセント効果により,隣の導波路に光波が伝搬するようになる.本研究では導波路を100本並べ,50本目までと51本目からの結合係数を変えて境界面におこる光の反射,透過の光伝搬ダイナミクスを線形および非線形光導波路アレイに対して数値解析した.

12-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名多モード光ファイバにおける伝搬モードの観察
著者*西 宏明, 吉川 学 (山口大学大学院 理工学研究科)
Pagep. 41
Keyword多モード光ファイバ, モードパターン, ホログラム

12-6 (時間: 10:05 - 10:18)
題名三層方形埋め込み光導波路の擬円形モード特性
著者*岡村 昭宏, 藤田 雅也, 中川 紀美雄, 信吉 輝己 (岡山理科大学/工学部)
Pagep. 42
Keyword方形光導波路, 埋め込み光導波路, アスペクト比, スポットサイズ, 光インターコネクション
Abstractアスペクト比が与えられた三層方形埋め込み導波路のモード形状について検討している。光ファイバとの結合や出射光のビームスポットの利用を考慮した場合、ビーム形状としては円形が望ましい。方形導波路の場合、軸対称な円形モードを構成することは困難であるが、擬円形モードを定義することにより、導波層での屈折率分布に対し、その構成条件を明らかにした。