題名 | 広島市内幹線道路における信号制御システムの開発 |
著者 | *藤井 温子 (弓削商船高等専門学校/情報工学科), 清水 光 (福山大学/工学部) |
Page | pp. 23 - 24 |
Keyword | 信号制御システム, 信号制御法, シミュレーション |
Abstract | 本稿では,サイクル長単位,車線単位の交通量収支に基づき,渋滞長の総和を最小にする観点から幹線道路の信号制御システムを開発する.まず,信号制御システムで重要な役割を果たす捌け交通量を決定する交通処理量について,車線単位,サイクル長単位で解析する.次に,渋滞長の信号制御システムと信号制御法を提案する.最後に,提案した信号制御システムを用いて広島市内国道2号線上の3つの信号交差点(住吉町,広島市役所前,国泰寺)を対象にシミュレーションを行い,その結果について考察する. |
題名 | 交通情報システムの開発 |
著者 | *清水 光, 小林 正明 (福山大学/工学部), 藤井 温子 (弓削商船高等専門学校/情報工学科), 川久保 和雄 (福山大学/工学部) |
Page | pp. 25 - 26 |
Keyword | 信号制御システム, 信号制御法, パラメータ最適化, 交通情報システム |
Abstract | 本稿では、現代社会の課題であるCO2排出量の削減やガソリン消費量の削減に有効な、交通流の円滑化と安全化を図る交通情報システムの開発について提案する。主な内容は、道路解析に始まり、交通解析、信号制御システム、動的経路誘導システム、交通情報システムなどから構成され、交通流ダイナミクスの制御の観点から一貫性をもって記述する。本研究の特長は、信号制御システムの記述の一貫性や信号制御法の拡張性、パラメータ最適化手法、リンク旅行時間の解析などであると考えられる。 |
題名 | 皮膚弾性特性に基づく知的マッサージシステム〜筋電位を用いたマッサージ効果の評価〜 |
著者 | *寺前 達也, 櫛田 大輔, 竹森 史暁, 北村 章 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | pp. 27 - 28 |
Keyword | 筋電位, マッサージ |
題名 | 筋音を用いた人間運動意図の推定とパワーアシスト装具への応用 |
著者 | *西本 佳晃, 竹森 史暁, 櫛田 大輔, 北村 章 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 29 |
Keyword | パワーアシスト, 筋音 |
Abstract | 我々は, 起立や着座動作, 歩行動作など下肢の運動を支援するパワーアシスト装具の開発を行っている. パワーアシスト装具は, 人の動作を補助する目的に使用される装置で, 脳卒中などを原因とする片麻痺患者の運動機能回復のためのリハビリテーションや, 運動機能の衰えた人の運動能力の補助など様々な分野での利用が期待されており, 現在, 多くの大学や企業で研究が行われている. パワーアシスト装具には, 筋肉の硬さや, 補助部位の筋電位信号を測定することで, 人間の行動意図を読み取り制御を行っているものがある. どちらの方法も人によって信号に違いが大きいという問題があり, 使用にはチューニングが必要である. また筋電位を用いる方法は電気的なノイズの影響を受けやすい. そこで本研究では, 筋音と関節角度情報により装具を操作する方法を提案する. |
題名 | 衝突回避機能による音声操作型電動車椅子の操作性向上に関する研究 |
著者 | *水口 正治, 西森 雅人, 村井 彰, 齊藤 剛史, 尾崎 知幸, 小西 亮介 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 30 |
Keyword | 音声操作, 衝突回避, 車椅子, センサ |
Abstract | 高齢化社会の到来により,車椅子の需要が高まると思われる.しかし,従来は音声操作に関する言及が多く,安全性に関する議論が少ない.本研究では音声操作型電動車椅子にユーザの指示がなくとも状況に応じて減速や停止,回避動作を行う衝突回避システムを組み込むことにより安全性の高いシステムの開発を試みる.本稿では2個の超音波センサと8個の赤外線センサ,17個の音声命令を用い,二つのコースにおいて走行実験を行った.その結果,システムは障害物に衝突することなく走行することを確認した. |
題名 | 音声操作型電動車椅子のファジィ制御を用いた走行補助に関する研究 |
著者 | *西森 雅人, 水口 正治, 村井 彰, 尾崎 知幸, 齊藤 剛史, 小西 亮介 (鳥取大学大学院工学研究科) |
Page | p. 31 |
Keyword | 音声操作, ファジィ, 車椅子 |
Abstract | 本研究では音声操作型電動車椅子の開発に取り組んでいる.しかし,音声操作では音声を発声するタイミングの難しさや障害物回避のために発声回数が多くなる問題がある.これらを解決するためにセンサを搭載し,センサ情報にファジィ制御を適応する.ファジィ制御とは曖昧さを取り扱う制御である.本稿ではファジィ制御の有効性を検証するため,音声操作型電動車椅子によるシミュレーションを行う.走行条件として,初期角度,初期位置,左右旋回の動作位置を変更してシミュレーションを行った.その結果,センサが障害物を検知することでスムーズな走行やファジィ制御の有効性が確認できた. |