題名 | 統計解析における解析結果の解釈文表示システム |
著者 | *中川 純一 (島根大学大学院総合理工学研究科), 小林 康幸 (島根大学総合理工学部) |
Page | pp. 325 - 326 |
Keyword | 1500 |
Abstract | 近年の統計ソフトウェアの発展を背景に、多くの 人が統計解析を比較的手軽に利用できるようになっ てきた。しかし、統計の知識をあまり持たない解析 者にとって、得られた結果が持つ意味を正しく理解 することは困難なことである。 この問題を解決するために、本研究室では過去の 解釈事例から解釈用テンプレートを自動作成するシ ステムを提案している。これにより、システム提供 者が過去の事例を用意するだけで、利用者に解釈文 を提供することができる。本研究ではそのシステム の一部の研究・開発を行った。なお、提案システム は本研究室で開発している統計解析ソフトウェア 「STATEX」の解釈部分として作成している。 |
題名 | Stability Comparison of Feature Selection Algorithms using Normalized Rank Transformation |
著者 | *Taufik Djatna, Yasuhiko Morimoto (Dept. of Information Engineering-Grad.School of Engineering-Hiroshima University) |
Page | pp. 327 - 328 |
Keyword | feature selection, key performance indicators |
Abstract | There are needs for evaluating rank order-based similarity between different classifiers in feature selection. Feature selection maps from data set to give further understanding about the importance of ranking in decision making within feature selection algorithms. The results are ordered rankings of training and testing data. In order to compare stability within each classifier, we deploy normalized rank transformation approach to get the degree of similarity between training and testing data set. The accuracy of the selected features is then evaluated using various classifiers. |
題名 | 増減する点オブジェクトに対する近接クラス集合の集計アルゴリズム |
著者 | *田中 直幸, 森本 康彦 (広島大学大学院工学研究科) |
Page | pp. 329 - 330 |
Keyword | 空間データマイニング |
Abstract | 近年, 空間データを含むデータベースから空間的文脈で頻出するパターンを発見する空間データマイニングの研究が進められている. そこで2次元空間上に分布している点オブジェクトの頻出パターンに対し, 点オブジェクトが追加, 削除される状況を想定し, 頻度指標であるサポート数の計算手法を提案する. この手法は「アプリオリアルゴリズム」に基づいており. 1点オブジェクトの追加, 削除がされたとき1近接クラス集合から始め, 順次, 頻出集合を更新していくものである. これにより点オブジェクトの分布が変化した際, 毎回初めからアプリオリ生成を再実行する操作を回避でき, 計算量を軽減できる. |
題名 | バスケットボールフォーメーションシステムの開発 |
著者 | *松尾 かおり, 原田 徳彦 (徳山工業高等専門学校) |
Page | p. 331 |
Keyword | ソフトウェア開発, GUI, 線形, バスケットボール, フォーメーション |
Abstract | 情報技術はスポーツ技術にいかに貢献できるだろうか.本研究は,バスケットボールが個人の能力だけでなく「チームの能力」が勝敗に大きく影響するスポーツであることに着目し,「チームの能力」を「オフェンスのフォーメーション能力」と位置づけ,情報技術によりその向上を図るものである.具体的には,GUIによる操作でフォーメーションの作成や保存を行うシステムを作成し,その有用性を検討する.また,オフェンスのフォーメーション作成にはディフェンスの動きを考慮することが不可欠である.システムにおいてオフェンスの位置に伴ったディフェンスを自動的に表示するため,本研究では,線形結合を想定したディフェンスのモデル化を行う. |
題名 | 仮想建築システム 「Virtual WallCell」 のユーザ対話方式 |
著者 | *佐藤 ひとみ (松江工業高等専門学校 ), 福岡 久雄 (松江工業高等専門学校) |
Page | pp. 332 - 333 |
Keyword | Java3D |
Abstract | WallCell」とは,新しい建築工法である。木製のブロックを積み上げることにより,素人でも簡単に家を建てられるという特徴を持つ。 VirtualWallCellは,3次元仮想空間内でWallCell工法を疑似体験できるシステムである。WallCell工法に対する理解を深めるとともに,実用的な設計書,見積書などが作成できるようなものを最終目標としている。 本研究では,仮想空間内でのブロック積み上げに関するユーザ対話方式を提案し,その有効性を確認する。まず,最小限のブロック積み上げ機能に限定したユーザ対話方式機能のプロトタイプを作成し,課題抽出を行った。それに基づいて新たな制約を設けたユーザ対話方式を提案し,実装,評価を行う。 |
題名 | モバイルエージェントフレームワークにおける地図情報データベースの作成 |
著者 | *王 建 (岡山大学大学院自然科学研究科), 坂井 勇介, 岡山 聖彦, 横平 徳美 (岡山大学) |
Page | pp. 334 - 335 |
Keyword | モバイル, エージェント, 地図情報, データベース, GIS |
Abstract | モバイルエージェントはホスト間を自律的に移動するソフトウェアであり,移動元ホストで処理を中断して移動先ホストで再開することが可能である. 我々の研究チームでは,ユーザの移動に対してエージェントが先行的に移動できるフレームワークを提案している.先行移動には,ホストの地図情報データベースを利用して,ユーザの地理的な移動を考慮した現実的な予測を実現している. 本研究では,XMLで記述された電子地図から地図情報データベースを作成するシステムの開発を行う.具体的には,電子地図から道路情報と各道路の隣接関係を抽出して中間データベースを作成し,予め用意したホストの位置情報や属性情報を反映した上で,地図情報データベースを生成する. |