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平成19年度 電気・情報関連学会中国支部第58回連合大会

部門: セッション 0704  22. パターン認識・画像処理-(4)
日時: 2007年10月20日(土) 14:30 - 15:48
部屋: 工学部 2階 219講義室 (→地図)
座長: 會澤 邦夫 (島根大学総合理工学部数理・情報システム学科)

22-19 (時間: 14:30 - 14:43)
題名イメージスキャン画像分割アーキテクチャのLSI設計
著者*粟根 和俊, 岡崎 啓太, 永岡 奈緒美, 菅原 達也, 小出 哲士, Hans Juergen Mattausch (広島大学/ナノデバイスシステム研究センター)
Pagepp. 229 - 230
Keyword画像分割, イメージスキャン, 領域成長, ASIC
Abstract画像認識処理技術,特にリアルタイムでの動物体検出には,膨大な視覚情報を処理する必要がある.画像分割処理は画像中に存在する物体を抽出する処理で,オブジェクトベースの画像認識などには欠かせない前処理である.これまでに我々は領域成長に基づくイメージスキャン画像分割アーキテクチャを提案した.同アーキテクチャは処理回路 (以下ISE) のサイズとメモリの構成を変えることで,アプリケーションに応じて処理速度と処理回路サイズの最適化が可能な柔軟性を有する.本研究では,同アーキテクチャのボトルネックとなるリーダセル検索を非同期化を行い,180 nm CMOS プロセスでASIC設計を行った.

22-20 (時間: 14:43 - 14:56)
題名指先による立方体操作インタフェースの検討
著者*関東 雄太 (岡山理科大学大学院工学研究科情報工学専攻), 島田 英之, 島田 恭宏, 大倉 充 (岡山理科大学工学部情報工学科)
Pagep. 231
Keyword複合現実感, Mixed Reality

22-21 (時間: 14:56 - 15:09)
題名特定環境下における動画像の高圧縮に関する研究
著者*坂本 雅人 (津山工業高等専門学校専攻科 電子・情報システム工学専攻), 寺元 貴幸, 岡田 正 (津山工業高等専門学校 情報工学科)
Pagepp. 232 - 233
Keyword動画像圧縮, コーデック, 監視カメラ
Abstract現在、犯罪や盗難事件を防ぐために、防犯カメラや監視カメラの需要が増えてきている。しかし、これらのカメラはVHS程度の画質であるため、細部の確認がしにくくなっている。そこで最近普及してきた、ハイビジョンカメラに注目した。ハイビジョンカメラは高精細だが、ファイルが大きくなってしまう。今の圧縮技術では、数週間も撮らなければならない監視カメラには向いていない。本研究では、室内の監視カメラのように固定され同じような場面が続くような動画像を特定環境下とし、それに対応した新しい動画像圧縮コーデック方式を提案する。

22-22 (時間: 15:09 - 15:22)
題名GAによるDWT利用型画像電子透かし法における鍵の最適化
著者*中本 昌由, 藤本 卓 (広島大学), 土井 章充 (広島工業大学), 雛元 孝夫 (広島大学)
Pagepp. 234 - 235
Keyword画像電子透かし, DWT, GA, 耐性, 著作権保護

22-23 (時間: 15:22 - 15:35)
題名直交変換を利用した電子透かしにおける耐性実験
著者*西堀 美夏, 高橋 健一, 上田 祐彰, 宮原 哲浩 (広島市立大学)
Pagepp. 236 - 237
Keyword電子透かし, 直交変換

22-24 (時間: 15:35 - 15:48)
題名単語HMMのパラメータ制御による音声認識の耐雑音性の改善
著者*新宮 正人 (鳥取大学/工学部), 加藤 聡 (松江工業高等専門学校/情報工学科), 伊藤 良生 (鳥取大学/工学部)
Pagep. 238
KeywordHMM, 耐雑音性, 音声認識, 分散拡大
Abstract音声認識において隠れマルコフモデル(HMM)の重畳雑音に対する頑健さを向上させることは,最新の音声認識技術で最も重要な課題のうちの一つである.そこで本稿では, HMMにおける平均ベクトルの雑音適応をニューラルネットワークのマッピング機能を用いて行うことと,HMMの分散拡大を組み合わせることにより,雑音環境下での認識性能を改善する手法について検討する.音声資料は男性話者10名が50種類の単語を静環境で発声したデータを使用する. HMMの確率分布を雑音に適応させる前と適応後での認識率を比較した結果,HMMのパラメータ制御により雑音環境下での認識率が向上することが確認された.