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平成19年度 電気・情報関連学会中国支部第58回連合大会

部門: セッション 0603  19. 情報数理-(3)
日時: 2007年10月20日(土) 13:00 - 14:18
部屋: 工学部 1階 107講義室 (→地図)
座長: 山内 雅弘 (近畿大学 工学部 電子情報工学科)

19-12 (時間: 13:00 - 13:13)
題名プログラム構造形式化手法における要素処理の確定法の一提案
著者*吉岡 俊一 (島根大学大学院総合理工学研究科), 會澤 邦夫 (島根大学総合理工学部), 佐藤 匡正 (無所属)
Pagepp. 179 - 180
Keywordwp法, プログラム構造形式化手法
Abstractプログラムを正規表現式によって抽象化する方法として,プログラム構造形式化手法が提案されている.この手法は,プログラムに基づいて,処理上の意味の解釈を行い,意味の解釈を,式の変数で表される要素処理として割り当てている.現在,その割り当ては,恣意的な判断による割り当てのため,異なるプログラム間における要素処理の同一性が保証されていない.この同一性を保証するために,要素処理を定義する必要がある.この定義にプログラム証明法のwp(weakest precondition)法の考えに倣う. 本稿では,要素処理の同一性保証法とその実施例について論じる.

19-13 (時間: 13:13 - 13:26)
題名ロジスティック時系列のエントロピー時系列変換による解析
著者*守谷 信彦 (県立広島大学 大学院 修士課程 総合学術研究科 経営情報学専攻2年), 田中 稔次朗 (県立広島大学), 井上 政義 (鹿児島大学), 石崎 龍一 (福岡県立大学)
Pagepp. 181 - 182
Keywordエントロピー時系列, エントロピー, ロジスティック
Abstract脳波のような複雑な時系列の解析では、膨大な情報を縮約し、いかに有意義な情報だけを取り出すかが重要になる。時系列情報の縮約方法として津田らはエントロピー時系列を開発し、脳波について解析を行ったところ、判定ソフトを用いた結果と強い逆相関があることを発見した。 本研究では、脳波の様な複雑時系列をエントロピー時系列に変換し情報の粗視化を行って、それまで得られなかった有用な情報が得られるかどうかを調べ、エントロピー時系列法の有効性を検証する。

19-14 (時間: 13:26 - 13:39)
題名4状態可逆チューリング機械の構成法
著者*森本 光也 (広島大学情報工学専攻情報認識論), 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科)
Pagepp. 183 - 184
Keyword可逆, チューリング機械

19-15 (時間: 13:39 - 13:52)
題名3入出力2状態可逆論理素子によるロータリー素子の直接的構成
著者*藤井 洋一, 谷澤 強, 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学 工学研究科 情報認識論研究室)
Pagepp. 185 - 186
Keyword可逆性, ロータリー素子
Abstract可逆性とは,出力と内部状態から一時刻前の状態と入力を一意に決定できるという性質である.可逆コンピューティングは計算機のエネルギー問題に対する有力なアプローチであることが知られている.Moritaは,ロータリー素子とよぶ,可逆論理素子を提案し,その万能性を示した.ロータリー素子は,1つの入力信号とメモリに蓄えられた情報とが相互作用するので同期機構が不要となる.このため,ロータリー素子を用いて適切に設計すると回路の構成が非常に単純になる. 本研究ではロータリー素子の単純化を考え,3入出力2状態素子によるロータリー素子の直接構成を試みる.従来の研究により,14種類のうち10種類の素子で,構成できることが明らかにされていた.しかし残りの4種類については未解決であった.今回はその4種類全ての素子について,ロータリー素子を構成できたのでその結果を示す.

19-16 (時間: 13:52 - 14:05)
題名3次元セルオートマトン・シミュレータの開発
著者*松島 充 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻), 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科)
Pagep. 187
Keyword3次元セルオートマトン, シミュレータ, LtL

19-17 (時間: 14:05 - 14:18)
題名Larger than Life セルオートマトンの3次元への拡張
著者*森 崇 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻), 森田 憲一, 岩本 宙造, 今井 克暢 (広島大学大学院工学研究科)
Pagep. 188
Keywordセルオートマトン