題名 | 燃料電池を用いた家庭用小型分散電源--改質器の応答による電力の余剰・不足電力の発生-- |
著者 | *松本 脩平, 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院理工学研究科) |
Page | pp. 63 - 64 |
Keyword | 燃料電池, 改質器 |
Abstract | 近年,新電力供給法としてエネルギーの利用効率やコスト等の面で燃料電池が注目されている。本論文では,燃料電池を用いた分散電源を提案し,その動作について検討する。負荷の消費電力が急変した場合に改質器の応答遅れにより,供給電力の不足および余剰が発生することを確認したので報告する。改質器の応答遅れは1次送れ系により模擬しシミュレーションを行った。 |
題名 | 家庭向け燃料電池発電システム用フライホイールシミュレータ |
著者 | *西山 祐史, 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院) |
Page | p. 65 |
Keyword | 分散電源, 燃料電池, フライホイール |
Abstract | 現在,家庭用燃料電池発電システムの実証試験が開始されている。燃料電池発電システムでは,一般に改質器を用いて水素を発生するため負荷が急変した場合に不足・余剰電力が発生する。本論文では,改質器応答による不足・余剰電力をフライホイールによって補償することを目的に,フライホイールシミュレータを構成し,その有効性を確認したので報告する。 |
題名 | 直流電圧一定制御を用いた電気鉄道用パワーラインコンディショナの制御法 |
著者 | *石倉 規雄, 福井 博一, 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院) |
Page | pp. 66 - 67 |
Keyword | 電気鉄道, スコット変圧器, 3レグインバータ, パワーラインコンディショナ, 直流電圧一定制御 |
Abstract | 交流電気鉄道では,変電所でスコット結線変圧器により三相交流電力を受電し,上りと下りの各方面に二相の単相電力をき電して相間の不平衡を軽減している。しかしながら,電気鉄道負荷は加減速を頻繁に繰り返すため,三相系統側では電力の不平衡が生じる。そこで,三相電圧形インバータを用いて電力不平衡状態を改善するパワーラインコンディショナが提案され,直流キャパシタ電圧一定制御のみを用いた,簡易なパワーラインコンディショナの制御法が用いられている。本論文では,直流キャパシタ電圧一定制御を行うための制御系について検討する。計算機シミュレーションにより負荷急変時において良好な補償効果が得られることを確認したので報告する。 |
題名 | アモルファスシリコン型太陽電池を用いた太陽光発電システム |
著者 | *加藤 善也, 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学大学院), 谷野 章, 古江 彩, 門脇 正行 (島根大学), 野田 修司 (島根県産業技術センター), 石津 文人 (島根県畜産技術センター) |
Page | pp. 68 - 69 |
Keyword | MPPT制御, アモルファスシリコン太陽電池, 太陽光発電システム |
題名 | 単相AC-ACダイレクトコンバータの回路パラメータ算定法 |
著者 | *田辺 友章, 杉村 央生, 平木 英治, 田中 俊彦 (山口大学) |
Page | pp. 70 - 71 |
Keyword | ダイレクトコンバータ, AC-AC, ソフトスイッチング, IH |
Abstract | 本論文では,高周波電磁誘導加熱(IH)用単相AC-ACダイレクトコンバータについて論じている。従来のIH用電力変換器ではAC-DC-ACという2ステージ方式が主流であったが,本論文は商用周波数から高周波へ1ステージで変換するAC-AC直接変換方式単相ダイレクトコンバータを提案し,その周波数特性に関して論じている。 そこで提案回路において,負荷を固定した場合での出力電力が最大となる各部回路パラメータについて検討を行った。 |
題名 | アクティブ部分共振スナバZCS-PWM DC-DCコンバータの検討 |
著者 | *三島 智和, 福間 輝 (呉工業高等専門学校 電気情報工学科), 平木 英治 (山口大学大学院工学研究科) |
Page | p. 72 |
Keyword | DC-DCコンバータ, ソフトスイッチング, ゼロ電流スイッチング, PWM, アクティブスナバ |
Abstract | 非絶縁形および絶縁形DC-DCコンバータを中心に,変換器の高効率化・高出力密度化さらに低電磁ノイズ化を実現するソフトスイッチングロスレススナバ回路が注目されている。本稿では,非対称ハーフブリッジ(HB)DC-DCコンバータをゼロ電流スイッチング(ZCS)動作するためのスナバとして,アクティブ部分共振スナバ(AERS)を適用した新しいDC-DCコンバータ回路のトポロジーを提案し,その基本動作特性を検証したので報告する。 |
題名 | マルチフェーズ方式トランスリンク形昇圧チョッパ回路の小型化に関する研究 |
著者 | *橋坂 明, 舩曳 繁之, 山本 真義 (島根大学), 鶴谷 守, 金澤 正喜, 足助 英樹, 高野 秀治 (サンケン電気) |
Page | pp. 73 - 74 |
Keyword | マルチフェーズ, 電気自動車, 小型化 |
Abstract | 近年,地球環境問題やエネルギー問題の観点から電気自動車の開発,普及が急務とされている。燃料電池車に配備される燃料電池に用いられる電源は288Vが一般的である。しかし,一度電圧を高くすることによりモーター駆動の高出力化,高効率化が可能となることが分かっている。 電気自動車に配備される電源の昇圧回路として,高出力化高効率化が可能とされるマルチフェーズ方式昇圧チョッパ回路が提案されているが,スケール増大という問題点が懸念される。 本研究では,小型化が実現可能であるマルチフェーズ方式トランスリンク形昇圧チョッパ回路を提案し,小型化原理を示し,実機作製を行い動作確認を行う。 |