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平成19年度 電気・情報関連学会中国支部第58回連合大会

部門: セッション 0301  12. 光・量子エレクトロニクス-(1)
日時: 2007年10月20日(土) 9:00 - 10:05
部屋: 工学部 2階 218講義室 (→地図)
座長: 角屋 豊 (広島大学 大学院先端物質科学研究科)

12-1 (時間: 9:00 - 9:13)
題名プラスティック光ファイバー周波数特性測定における検出器の影響
著者*西垣内 順, 中島 文徳, 深町 真哉, 石田 亮介, 橋爪 信郎 (広島工業大学 工学部)
Pagep. 51
KeywordPOF, 周波数特性測定, APD
Abstractプラスティック光ファイバー(POF)の周波数特性測定においてPOF出射光を検出するアバランシェフォトダイオード(APD)の使用法が特性に及ぼす影響について検討したので報告する。周波数特性はAPDがPOF出射光をすべて受光してはじめて正確に測定できるのであるが、使用したPOFと現在入手可能なAPDの組合せでは全量受光の条件が満たされないことが予測された。

12-2 (時間: 9:13 - 9:26)
題名ニアフィールドパターンで見るプラスティック光ファイバーの不均一性
著者*伊吹 健児, 斉藤 千春, 石浦 朋広, 本田 幸生, 橋爪 信郎 (広島工業大学 工学部)
Pagep. 52
Keywordプラスティック光ファイバー, ニアフィールドパターン, 不均一性
Abstract短いプラスティック光ファイバー(POF)中のニアフィールドパターン(NFP)が不規則に変化することを見出したので報告する。光伝送モード分布の変化をファーフィールドパターン(FFP)を通して調べている課程において見出したものである。不均一性はモード結合、モード変換を通してモード分布への影響を与え、したがってパルス伝送波形、周波数特性に影響を与えると考えられる。

12-3 (時間: 9:26 - 9:39)
題名スピンコート法により作製した2層型有機EL素子の発光スペクトル
著者*岡田 和之, 稲垣 康彦, 江川 竜太朗, 三木 祐太 (近畿大学工学部)
Pagep. 53
Keywordディスプレイ, 有機薄膜, 発光スペクトル

12-4 (時間: 9:39 - 9:52)
題名二層構造非線形光ファイバアレイの光波結合ダイナミクス
著者*吉田 博行, 塚田 紀昭 (広島工業大学)
Pagepp. 54 - 55
KeywordNonlinear Optical Fiber, Evanescent Coupling, Double Layer, Discrete Coupled Wave Equation, Nonlinear Coefficient
AbstractWe investigate coupling dynamics between two optical fiber arrays by use of the discrete coupled wave equations. The calculations are performed with various optical excitation conditions, and by varying the number of coupled fibers between the two arrays and values of the nonlinear coefficients. The results show that when the one array is excited, an efficient power transfer between the two arrays is realized with appropriate coupling conditions. Furthermore, even when the two arrays are equally excited, the all optical power can be localized in one of the arrays by choosing the phase difference of the excited optical fields of the two arrays. The phenomena shown in this report can be used to fabricate optical dividers and optical combiners.

12-5 (時間: 9:52 - 10:05)
題名先球光ファイバからの放射光による微小球体の運動制御の理論解析
著者*高橋 悟, 香川 直己 (福山大学 工学部)
Pagep. 56
Keyword光ファイバ, 光圧, 光アクチュエータ, 微小球体, 運動制御
Abstract我々は先球光ファイバから放出されるレーザを微小物体に照射し、そのレーザの光圧によって微小物体の運動を制御する研究を行っている。これまでの研究で、水中で3本の先球光ファイバからのビームを交差させ、水面と平行な正三角形のビームの経路を造り、ポリスチレンの微小球体を巡回運動させることに成功した。現在この運動系の応用を考えている為、運動制御に必要な光圧の数値解析を行う。