題名 | 利用者指向ディジタルミュージアムD-Cubisの機能統合についての提案 |
著者 | *納所 和正 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 國島 丈生, 横田 一正 (岡山県立大学 情報工学部) |
Page | pp. 259 - 260 |
Keyword | ディジタルミュージアム, D-Cubis |
Abstract | 我々の研究室では,3Dの専門的な知識のない人でも簡単にディジタルミュージアムを作成し,閲覧できる利用者指向ディジタルミュージアムD-Cubisの研究を行っている. D-Cubisに関する様々な機能の研究・開発が進んでいるが,各々の機能はそれぞれ独立しており,同時に利用することはできない. そこで,本論文では機能の統合及び,モジュール化について報告する.モジュール化したことで,機能を同時に利用することが可能となり,今後新たな機能を開発する環境が整えられた.また,作成者が提示させたい機能のみを選択することができるようになった. |
題名 | ディジタルミュージアムにおけるコンテンツ演出のための記述言語の拡張 |
著者 | *辻 圭一 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 國島 丈生, 横田 一正 (岡山県立大学 情報工学部) |
Page | pp. 261 - 262 |
Keyword | ディジタルミュージアム, 演出制御, MAGL |
Abstract | 我々の研究室では,ディジタルミュージアムにおけるコンテンツの演出を記述するための言語MAGL(Museum Automatic Guidance Language)の研究開発を行っている.しかし,現在のMAGLでは発話のためのファイルを指定する必要があり,また演出機能の細かい同期制御の記述ができないといった問題がある.これらの問題を解決するために,本稿では拡張MAGLを提案した.これにより,発話内容の直接記述やマクロの記述などが可能となり,演出機能の同期制御を秒単位で指定することが可能となった.また,演出を実行するためのプロトタイプシステムを実装し,有効性の検証を行った. |
題名 | XML文書構造制約間の矛盾検出に関する考察 |
著者 | *小坂 年輝 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 國島 丈生, 横田 一正 (岡山県立大学情報工学部) |
Page | pp. 263 - 264 |
Keyword | XML, スキーマ, 制約, 正則表現 |
Abstract | XMLの制約を記述するスキーマ言語は数多くあるが,それぞれ記述できる制約に制限がある.したがって,スキーマ言語単独で記述できない制約がある時には,スキーマ言語を併用しなければならない.しかし,スキーマ言語を併用すると,異なる制約を記述したつもりでも,共通の制約が内包される場合があり,その際,それら共通の制約間に矛盾が生じる可能性がある.そこで本論文では,DTDとSchematronの2つのスキーマ言語について,それぞれ要素の内容モデルを正則表現で表し,その共通部分をとることで,スキーマ言語を併用した際に生じる制約の矛盾検出の方式を提案する. |
題名 | 大量の美術館所蔵品の仮想空間への提示方式 |
著者 | *栗栖 惇 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 四角 隆二 (岡山市立オリエント美術館), 國島 丈生, 横田 一正 (岡山県立大学 情報工学部) |
Page | pp. 265 - 266 |
Keyword | ディジタルミュージアム, 仮想空間, メタデータ |
Abstract | 美術館の所蔵品をWeb上のホームページや3Dミュージアムなどの仮想空間で広く公開したいというニーズが高まっている。しかし、所蔵品は量が非常に多く、それらすべてを一度に仮想空間に提示するのは困難である。また、実現できたとしても、所蔵品の空間的または、時間的な偏りにより、閲覧しにくい仮想空間になってしまう可能性がある。そこで、本稿では、所蔵品が格納されたデータベースに様々な条件で問合せを行い、その結果を基に所蔵品をHTMLや3Dディジタルミュージアムで提示するシステムの提案を行う。これにより、作者だけでなく年代や、歴史上の出来事などでクループ化した所蔵品を、仮想空間で閲覧することが可能となる。 |
題名 | 近代文学での校異研究支援機能に関する考察 |
著者 | *難波 佐代 (岡山県立大学大学院), 国島 丈夫, 横田 一正 (岡山県立大学), 山根 知子 (ノートルダム清心女子大学), 劉 渤江 (岡山理科大学) |
Page | pp. 267 - 268 |
Keyword | 坪田譲治, 校異, エピソード検索 |
題名 | UMLによる折り紙の操作の詳細化に関する考察 |
著者 | *石川 洋 (福山大学工学部情報処理工学科) |
Page | p. 269 |
Keyword | UML, 折り紙 |
Abstract | 折り紙の生成過程を例に挙げ,UMLによる折り紙の操作について,状況に応じた詳細化の試みを報告する.本稿では,3つの操作の概要と「折る」操作に関する詳細化をアクティビティ図とシナリオを利用して記述している. |