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平成18年度 電気・情報関連学会中国支部第57回連合大会

部門: 25. 情報処理 I
日時: 2006年10月21日(土) 9:20 - 10:25
部屋: 25号館 4階 22543室 (→地図)
座長: 北川 文夫 (岡山理科大学 情報科学科)

25-1 (時間: 9:20 - 9:33)
題名放送・通信トレンドデータベースの開発
著者*川喜田 裕之 (NHK広島放送局 技術部(視聴者技術))
Pagepp. 231 - 232
Keyword情報収集・共有, トレンド把握, 放送・通信
Abstractインターネットには、放送・通信分野に関する膨大な情報が存在し、日々更新されている。 これらの情報は、渉外業務や事業戦略を立案する上で有益な情報であり、効率的な収集と部内での共有、閲覧を容易にすることが望まれる。 そこで今回、人手を介すことなく、放送・通信分野の最新情報をインターネットから収集して、NHKイントラネットのホームページに公開、さらに、収集した情報をもとに分析したデータを掲載することによりトレンドの把握を支援する「放送・通信トレンドデータベース」を開発したので報告する。

25-2 (時間: 9:33 - 9:46)
題名アクセスベクタパーミッションと脅威の関係に関する調査
著者*山口 拓人, 田端 利宏 (岡山大学 大学院自然科学研究科)
Pagepp. 233 - 234
KeywordSELinux, アクセスパーミッション, 脅威
Abstract現在Linux OSは,読み込み,書き込み,実行の3つのファイルアクセスパーミッションを持っている.しかし,1つのアクセスパーミッションに対して様々な脅威が存在し,最小限の権限を与えることができないため,最小特権の原理を実現することが難しく,安全性が低い.これに対して,SELinuxはアクセスパーミッションという細分化されたアクセスパーミッションにより,サービスが必要とする必要最小限の権限のみを与えることができる.本稿では,我々の提案する統合したアクセスベクタパーミッションの安全性を検証するための調査の1つとして,アクセスベクタパーミッションと脅威の関係を調査した.

25-3 (時間: 9:46 - 9:59)
題名テキスト教材の再利用を目指した部品化の試み
著者*横本 哲志 (広島市立大学情報科学研究科), 岩根 典之, 松原 行宏 (広島市立大学情報科学部)
Pagep. 235
Keyword教材, 再利用, 部品化

25-4 (時間: 9:59 - 10:12)
題名連想語辞書を用いた文例検索機能の実現に関する研究
著者*渡邊 陽子 (山口大学大学院教育学研究科), 中田 充, 葛 崎偉, 吉村 誠 (山口大学教育学部)
Pagepp. 236 - 237
Keyword刺激語, 連想語, 文例データベース, 連想語辞書, 概念階層
Abstract日本語で文章を作成する際に,頭に浮かんだイメージを的確な文章で表現することに苦慮した経験は誰しも持っている.この問題を解決するために,筆者らは日本語文章作成支援システムを提案している.このシステムの処理手順は,(A)キーワードを連想語から導き出す,(B)キーワードと連想語を含む文例を導き出す,(C)得られた文例を基にして適切な文章作成を支援する,という三つのプロセスに分けられる. 本論文では,三つのプロセスのうち,連想語を求めるための連想語辞書と文例を管理する文例データベースの構造と,それらを利用した文例検索機能と文例のスコアについて述べる.

25-5 (時間: 10:12 - 10:25)
題名日本語によるデータベース検索システム
著者*藤井 秀徳 (徳山工業高等専門学校専攻科/情報電子工学専攻), 江口 賢和 (徳山工業高等専門学校)
Pagepp. 238 - 239
Keywordデータベース
Abstract本研究では、「日本語によるデータベース検索システム」というテーマの下、研究を行った。普段使っている日本語を直接データベース検索に用いることによって、初心者ユーザにも分かりやすく使いやすい検索システムを作ろうというものである。その名の通り、ユーザから与えられた日本語質問文を解析し、データベース問い合わせ言語であるSQL文に変換するというシステムであり、処理の流れとしては、形態素解析、ブロック特定、ブロック結合・分割、未知ブロック推測、結合ルート計算、SQL実行といった流れで行われる。開発環境はBorland JBuilder 9 Personal。開発言語はjavaである。