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平成18年度 電気・情報関連学会中国支部第57回連合大会

部門: 21. コンピュータネットワーク III
日時: 2006年10月21日(土) 13:00 - 14:05
部屋: 25号館 5階 22553室 (→地図)
座長: 重安 哲也 (広島国際大学 情報通信学科)

21-12 (時間: 13:00 - 13:13)
題名MobileIPv6を用いた位置情報表示システム
著者*稲見 雅之, 藤原 博和, 坂本 昭彦 (近畿大学大学院)
Pagep. 77
KeywordMobileIP, 位置情報

21-13 (時間: 13:13 - 13:26)
題名モバイルエージェントを利用した効率的情報検索システムの開発
著者*福田 宏見, 長坂 康史 (広島工業大学 工学部)
Pagep. 78
Keywordモバイルエージェント, 無線ネットワーク, データ収集
Abstract 近年、様々な分野で無線ネットワークが利用されるようになってきた。また、インターネットを利用した分散環境における協調処理分野では、ユーザの仕事を自律的に代行処理するエージェント技術が注目され、その有用性が指摘されている。また、携帯端末などの移動体で利用され、無線ネットワークを介して端末間を移動するモバイルエージェントという考え方も提案されている。 そこで、本研究ではこのモバイルエージェントを利用した効率の良い情報検索システムの研究を行う。モバイルエージェントを用いることで、回線速度に制約があり、接続中の回線状態が不安定な場合がある無線ネットワーク上でも、効率的に情報検索・収集が行えると考える。

21-14 (時間: 13:26 - 13:39)
題名オブジェクト指向型データ収集システムのための通信フレームワークの開発
著者*元山 裕基 (広島工業大学 工学研究科), 長坂 康史 (広島工業大学 工学部)
Pagep. 79
Keywordデータ収集システム
Abstract高エネルギー物理学実験では、データ収集システムの効率的な開発が常に課題となっている。データ収集システムは各コンポーネントをネットワーク上に分散させて構築される。コンポーネント間に発生する通信のアーキテクチャとその実装はデータ収集システムの性能や拡張性、変更の容易性などの特性に大きく影響を与える重要な要素になっている。本研究ではシステム開発の効率化を目的として、システム内で行われるコンポーネント間通信のフレームワークの設計・開発を行っており、キーに対する操作という形でコンポーネント間通信を行う手法を取り入れた。今後は開発したフレームワークの評価を行っていく。

21-15 (時間: 13:39 - 13:52)
題名VoIP Security - SPIT Preventing for Home User
著者*Md. Sahar Nan, Jun Asatani, Masaharu Komatsu (岡山理科大学工学部情報工学科)
Pagep. 80
KeywordSPIT, VoIP , Spam
AbstractSpam, defined as the transmission of bulk unsolicited messages, has plagued Internet email. Unfortunately, spam is not limited to email. It can affect any system that enables user to user communications. The Session Initiation Protocol (SIP) defines a system for user to user multimedia communications. Therefore, it is susceptible to spam, just as email is. Spam over Internet Telephony also called SPIT. In this paper, we analyze the problem of spam in SIP. We then propose a possible solution that is practical to implement to home user devices. We also examine the drawback of existing SPIT preventing solutions.

21-16 (時間: 13:52 - 14:05)
題名多変量解析に基づいたマルコフ型攻撃検知手法の提案
著者*酒井 悠人, 林坂 弘一郎, 土肥 正 (広島大学大学院工学研究科情報工学専攻)
Pagep. 81
Keyword統計的攻撃検知, 多変量解析, 数量化理論4類, クラスター分析, 離散時間マルコフ連鎖
AbstractYe ら (2002) は離散時間マルコフ連鎖 (DTMC) に基づいた監査データの解析によりホストマシンへの攻撃を検知する枠組みを提案している.しかしながら,DTMC による攻撃検知には攻撃の兆候と通常状態の情報が混在した場合に検知精度が低下する問題点がある.本研究では,監査データに対して数量化理論4類とクラスター分析を用いることで類似したパスを1つのクラスターに集約し,離散時間マルコフ連鎖によって攻撃検知する手法を提案する.これにより,攻撃と通常状態の情報が混在する場合における攻撃検知精度の向上を図る.