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| 題名 | (基調講演) 定量化で変える医療福祉システム |
| 著者 | 櫛田 大輔 (鳥取大学大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻) |
| アブストラクト | 我が国では、医師、看護師、療法士といった医療従事者の日々の努力により世界の中でも最高水準の医療福祉システムが築かれている。そのため、医療技術を受容する人々、いわゆる患者は、医療従事者の持つ深い知識と多くの経験に基づく診断や処方をそのまま受け入れることに従順であった。一方で1997年に医療法が改正され、医療従事者は患者に対してインフォームド・コンセントを行うことが義務付けられ、20年経過した現在、それは多くの患者にも認知されるに至っている。また、情報化社会の到来に伴い、我々は手軽に膨大な量の情報を入手することが可能となり、専門性の高い分野においても、いとも簡単に知識を得ることができるようになった。これら社会的背景がもたらした結果は、医療福祉の現場を支えてきた医療従事者の知識や経験則といった漠然としたものから、定量的評価といった確実な情報を医療従事者と患者の相互が求めるといった価値観の変革である。本講演では、データに基づく定量化の時代における医療福祉システムのあり方について、演者の研究活動を通して述べる。 |
| 題名 | DC/ACインバータのためのデルタシグマ変調器の設計 |
| 著者 | *塚本 紘士 (広島大学 大学院工学研究科修士課程2年), 大野 修一 (広島大学 大学院工学研究科) |
| ページ | pp. 1 - 2 |
| キーワード | インバータ, デルタシグマ変調器, 量子化, PWM |
| アブストラクト | デルタシグマ変調器をスイッチング回路と平滑化回路に接続することで,直流から交流に変換することができる.本稿では,与えられたスイッチング回路とローパスフィルタに対し,DC/ACインバータの誤差が小さくなるようデルタシグマ変調器を設計する. |
| 題名 | デッドタイム補償回路を用いた磁場電流フィードバック制御 |
| 著者 | *土江 拓磨 (松江工業高等専門学校専攻科), 渡邉 修治 (松江工業高等専門学校 電気情報工学) |
| ページ | pp. 3 - 4 |
| キーワード | 磁場電流, デッドタイム補償, PI制御, 双方向チョッパ回路 |
| アブストラクト | MRI(Magnetic Resonance Image)装置において,傾斜磁場発生用の空心コイルに流す磁場電流(Igc)は,矩形波や正弦波などの任意波形に精度良く制御されることが求められている.この要求を満たす電源回路を対象にした研究では,Igcのフィードバック制御をおこなう際にPICマイコンから出力されるデッドタイム生成機能付きPWMゲート信号によって電源回路を制御した結果,Igcの波形にひずみを生じる問題があった.本論文では,デッドタイムによるひずみを低減するために,先行研究で考案されたデッドタイム補償を導入したIgcのフィードバック制御の有効性について,計算機シミュレーションによって検討した結果を報告する. |
| 題名 | 非常電源機能を有する薄膜太陽電池を用いた LED 照明駆動用独立型電源 |
| 著者 | *大西 悠介 (山口大学 大学院 創成科学研究科 電気電子情報系専攻 電子システム工学コース), 山田 洋明 (山口大学) |
| ページ | pp. 5 - 8 |
| キーワード | 太陽電池, 絶縁型SEPIC, 独立型電源 |
| アブストラクト | 2011 年の東北大震災を契機として,蓄電池を用いた 非常用電源の重要性が高まっている. また,原子力発電所の全停止に伴って安全でCO2 を排出しない自然エネルギーを用いた発電が注目されることとなった. 特に太陽電池を用いた発電は大きな注目を集めている. 本研究では,公共施設などに設置する非常電源機能を有する薄膜太陽電池を用いた独立型電源を検討する. |
| 題名 | インホイール駆動方式を用いた狭小水平坑探査ロボットの開発 |
| 著者 | *矢田 雅人, 久間 英樹 (国立松江工業高等専門学校 電子制御工学科) |
| ページ | pp. 9 - 10 |
| キーワード | 3Dレーザスキャナ, インホイール, 不整地, 鉱山坑道跡 |
| アブストラクト | 本研究では遠隔操作型ロボットを開発し,全国の様々な年代の鉱山坑道跡の調査を行ってきた.ロボットには3Dレーザスキャナを搭載することで,水平坑道内部を定量的に測定することが可能となった.更に,モータをホイールで覆ったインホイール駆動ユニットを採用することで不整地でも安定した走行を実現できた.今回、構成部品の再構築を行うことにより約30%小型化することが可能となった。またユニット間に板バネを使用することにより,ロボットの操作性が向上した. 本ロボットを用いて世界遺産登録を目指している佐渡金銀山の狭小坑道跡を調査したので報告する. |
| 題名 | SQUID磁気免疫検査装置を用いた血清中でのC反応性タンパク高感度検出 |
| 著者 | *綱島 健太, 神野 克也, 竹内 駿, 福田 行治郎, 藤元 佳与, 柴倉 美砂子, 堺 健司, 紀和 利彦 (岡山大学), 圓福 敬二 (九州大学), 塚田 啓二 (岡山大学) |
| ページ | pp. 11 - 13 |
| キーワード | 免疫検査, 超伝導量子干渉計, 磁気ナノ粒子, 高調波計測, C反応性タンパク |
| アブストラクト | 免疫検査は抗原抗体反応を利用した検査法であり,医療分野で病気の診断に広く用いられている.近年新しい手法として,検査抗体を標識した磁気ナノ粒子を磁気マーカーとして用いた磁気免疫検査法が研究され,従来法に比べて迅速かつ高感度な液相測定が期待されている.本研究では炎症反応の指標となるC反応性タンパク(CRP)を測定対象とし,超伝導量子干渉計(SQUID)を用いた磁気免疫検査装置により,血清を含む液体中でのCRPの高感度検出を評価した.測定の結果,10 ng/mLから240 ng/mLの広い濃度範囲にわたり信号強度の濃度依存性が得られ,検出限界10 ng/mLの高感度検出ができた. |
| 題名 | ディジタルホログラフィと分光計測を用いたUV硬化型接着剤の硬化評価 |
| 著者 | *松浦 孝 (島根大学 総合理工学部), Aziz Haidar (島根大学 自然科学研究科), 横田 正幸 (島根大学 総合理工学研究科) |
| ページ | pp. 14 - 17 |
| キーワード | ディジタルホログラフィ, 分光計測, UV硬化型接着剤, 硬化評価 |
| 題名 | 道路トンネル内のドローン自動操縦システムの開発 |
| 著者 | *大坪 翼, 多々納 大輝 (松江工業高等専門学校電子情報システム工学専攻), 片山 優 (松江工業高等専門学校電気情報工学科) |
| ページ | pp. 18 - 20 |
| キーワード | トンネル検査, ドローン, 自動操縦, PID制御 |
| アブストラクト | ドローンと測域センサ,カメラを用いてトンネルの検査をするため測域センサで測定したトンネルにおけるドローンの位置情報を基に,目標地点でホバリングし続けるよう手動操縦の代わりに操縦指令を出すドローンの自動操縦システムを開発する. 現在,非GPS環境下で自律飛行が可能なドローンの開発がなされている.そのほとんどはミニサーベイヤーというSLAMを実装したドローンである.そしてミニサーベイヤーは非常に高価である.開発する自動操縦システムは,ドローンのコントローラーに接続するため一般的なドローンに使用可能であり,安価である.また,完全に自動化するのではなく,いつでも手動操縦に切り替えることが可能である. |
| 題名 | FMCW法を用いたディジタルホログラフィにおける2物体分離度の数値計算による検討 |
| 著者 | *青木 善伸, 石川 達也, 内田 研, 横田 正幸 (島根大学 総合理工学部) |
| ページ | pp. 21 - 24 |
| キーワード | ディジタルホログラフィ, FMCW |
| アブストラクト | 我々はディジタルホログラフィ(DH)による選択的像再生の手段として,FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)技術を応用したFMCW-DHの研究を行ってきた.しかし,実験では距離分解能以上の距離を隔て2物体を配置したが,物体の情報を分離して取得できなかった.そこで数値計算を用いて,分離できない要因である周波数変調幅と物体の位置を変更し,2物体分離度を評価した.その結果,物体を参照光路長に対して距離分解能の整数倍に配置しなければならないことが数値計算でも示された.また,物体位置の許容誤差は周波数変調幅が20.0 GHzの場合,距離分解能の0.47 %であることがわかった.これより,FMCW-DHによる選択的像再生には,4.3 THzなどの広帯域に周波数変調できる光源や機構が必要だと考えられる. |
| 題名 | 道路トンネル内におけるドローンの自己位置推定 |
| 著者 | *多々納 大輝 (松江工業高等専門学校/電子情報システム工学専攻), 片山 優 (松江工業高等専門学校/電気情報工学科) |
| ページ | pp. 25 - 27 |
| キーワード | 道路トンネル, ドローン, 測域センサ, 計測 |
| アブストラクト | 道路トンネルの点検は,近接目視により行うことを基本とする.この作業は人手と時間を必要とする.また高所で行うため,作業員には落下の危険が伴う. そこで,人や大型車両の代わりにUAV (Unmanned Aerial Vehicle) にカメラを取り付けて,道路トンネルを点検できるシステムを開発する.そうすることで点検に要する人員の削減,時間の短縮を図り,作業員の安全を確保する. 本研究ではUAVとしてドローンを用い,GPS信号を受信できない道路トンネル内で壁面に衝突しないよう,道路トンネル断面の2次元平面でドローンの自己位置推定をするシステムの開発を目的とする. |
| 題名 | 左手系フェライトマイクロストリップ線路の設計に関する一考察 |
| 著者 | *小松原 拓矢, 大久保 賢祐, 岸原 充佳, 滝本 裕則 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 28 - 30 |
| キーワード | メタマテリアル, 左手系モード, フェライト, 分散曲線, ブロッホインピーダンス |
| アブストラクト | フェライトの負の透磁率特性を利用して短絡スタブの負の実効誘電率特性と組合せた非可逆左手系フェライトマイクロストリップ線路(LHF-MSL)が提案され,非可逆伝送特性が報告されている.筆者らは入出力面とフェライトの間に薄い誘電体基板を挟んだ近似的な単位セルを仮定し,有限要素法を用いて単位セルのF行列を算出する手法を提案し,分散曲線を近似的に導出できることを示した.本稿ではこの手法を用いて,所望の周波数において入出力MSLとの整合を考慮したLHF-MSLの設計を行っている.従来は数値計算・実験共に |S11|≒|S22|は-15 dB内外と反射を抑えることが難しかったが,本手法によって入出力MSLとのインピーダンスマッチングが可能となり-26 dB 程度に改善できた. |
| 題名 | 導波管モデルを用いたハーフモードSIW横断回路の設計 |
| 著者 | *中村 匠吾, 岸原 充佳, 大久保 賢祐, 滝本 裕則 (岡山県立大学情報工学部), 太田 勲 (兵庫県立大学) |
| ページ | pp. 31 - 34 |
| キーワード | マイクロ波, 横断回路, HMSIW, 導波管モデル |
| アブストラクト | 一般にHMSIW回路の設計は金属ポストの配置やストリップ導体のパターン決定などが必要であり,それらを決定する周波数特性の3次元解析にも時間がかかる.本報告では, HMSIWと等価な伝搬特性を持つハーフモード導波管を導き出し,導波管モデルを用いたHMSIW横断回路の設計を行っている. |
| 題名 | Bi-2223テープ線材を用いた超伝導ソレノイドコイルの設計検討(��) |
| 著者 | *野田 優利奈, 原田 直幸 (山口大学大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 35 - 38 |
| キーワード | 超伝導コイル, 酸化物超伝導テープ線材 |
| アブストラクト | Bi系酸化物超伝導テープ線材には、線材の幅広面に対して垂直方向の磁場が臨界電流を著しく低下させる性質があり、コイルを作製する場合には線材の臨界電流の磁場依存性を考慮する必要がある。本研究では、Bi系酸化物超伝導テープ線材を用いたソレノイドコイルの垂直磁場を低減させてコイルを設計する方法として、ソレノイドコイルを分割して電流密度を変化させる方法と外側にコイルを配置する方法の2通りで検討を行った。 |
| 題名 | 比例計数管のシミュレーション |
| 著者 | *植田 拓真, 田中 公一, 藤原 真, 八方 直久, 高橋 賢 (広島市立大学) |
| ページ | pp. 39 - 42 |
| キーワード | 比例計数管, 宇宙放射線 |
| アブストラクト | 放射線測定はいろいろな分野で応用され,低い攻撃性と非破壊という特徴をもっている.また自然界に存在する宇宙放射線を用いて,火山の内部やピラミッドの内部構造を調査するミュオグラフィーなどの技術も進歩している.このためには放射線計測の高い分解能や感度が要求される.本論分では,宇宙放射線の測定精度を向上させる目的として,比例計数管の時間分布をシミュレーションにより考察した.ミューオンが比例計数管内を通過し,電離させた電子がタングステン線に到達する時間の分布をシミュレーションにより調査した結果,電場と加速度の関係で,ピークははじめの方になる.またミューオンを測り終えるまで,11 ns かかる. |
| 題名 | P-MP型無線リンクに基づく920MHz帯ヒト検知システムの検討 |
| 著者 | *松田 理宏, 新 浩一, 西 正博 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 43 - 45 |
| キーワード | ヒト検知, 920MHz帯, Point-to-Multipoint |
| アブストラクト | 近年IoT (Internet of Things)の実現に向けて様々な取り組みが行われており,そこで用いられる周波数帯のひとつとして920MHz帯が注目されている.そこで本研究では,複数の部屋でヒトの動きを検知することを目的として,Point-to-Multipoint型無線リンクに基づく920MHz帯電波を用いたヒト検知システムを構築した.また,構成が異なる2種類のシステムの比較を行ったのち,ヒトの検知が可能であるかについて実測に基づき検証した.測定結果より,ヒト検知に有効なシステムを示すとともに,提案システムを用いることにより,ヒト検知が可能であることを確認した. |
| 題名 | V-Low帯におけるオーバーリーチ伝搬の評価のためのスポラディックE層および大気ダクト伝搬の判別手法 |
| 著者 | *金倉 光希, 新 浩一, 西 正博 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 46 - 47 |
| キーワード | オーバーリーチ伝搬, 大気ダクト, スポラディックE層, V-Low帯周波数 |
| アブストラクト | 西日本では,韓国で放送されるFM放送波が大気ダクトの発生に伴うオーバーリーチ伝搬(以下,ダクト伝搬)により到来するため[1],V-Low帯周波数における電波干渉が懸念される. 我々は,V-Low帯周波数での電波干渉の影響を把握するため,九州工業大学(以下,KIT)にて韓国からのFM放送波の測定を行い,ダクト伝搬の伝搬特性を評価してきた[2].しかし,測定する中で,スポラディックE層の発生に伴うオーバーリーチ伝搬(以下,Es伝搬)による,中国からのV-Low帯放送波の到来を確認しており,ダクト伝搬の評価が困難となる場合があった. 本研究では,測定データからEs伝搬を除去することを目的とし,ダクト伝搬とEs伝搬を判別する手法を考案した.本手法を適用した結果,Es伝搬の除去が可能となり,ダクト伝搬のみの評価を行うことを可能とした. |
| 題名 | 周波数共用を行うマルチバンド方式の帯域幅制御による場所率評価 |
| 著者 | *犬束 欣生 (岡山大学 大学院 自然科学研究科 モバイル通信学研究室), 冨里 繁, 上原 一浩 (岡山大学 大学院 自然科学研究科 情報通信システム学講座) |
| ページ | pp. 48 - 51 |
| キーワード | 通信, マルチバンド, OFDM, ヘテロジーニアスネットワーク |
| アブストラクト | マルチバンド方式直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing: OFDM)伝送を用いて既存の他システムと周波数帯を共用する場合には,電力増幅器の非線形性により生じる帯域外輻射が既存システムへの干渉となる.本研究では,マルチバンド方式を用いる非優先システムのサービスエリア内に既存の優先システムのサービスエリアが存在する場合に,優先システムの全サービスエリアで所要信号対干渉電力比(Signal-to-Interference power Ratio: SIR)を満たせる非優先システムの場所率を計算機シミュレーションにより評価した.評価では,優先システムへの干渉となる非優先システムの帯域外輻射について,繰り返しクリップとフィルタリング手法(Clipping And Filtering: CAF)を用いる帯域幅制御手法により低減し,このときの場所率改善効果を明らかにした. |
| 題名 | DCF端末混在環境におけるキャプチャ効果を用いたメディアアクセス制御のスループット特性評価 |
| 著者 | *三浦 圭輝, 泉川 洋介, 小畑 博靖, 高野 知佐, 石田 賢治 (広島市立大学情報科学研究科) |
| ページ | pp. 52 - 55 |
| キーワード | 無線LAN, キャプチャ効果, MAC制御 |
| アブストラクト | モバイルAP(Access Point)などを用いたポータブルな無線LAN(WLAN)システムが増加している. 複数のWLANシステムが密集する環境では, キャプチャ効果によるフレームの同時送信によりWLANシステム全体のスループットが向上する場合がある. これまで, キャプチャ効果を考慮したメディアアクセス制御として, 適応的CWmin変更制御とSRB(Semi-Random Backoff)方式のハイブリット型のSACA(Semi-Active CW Adaptation)方式が提案されている. これまで, 2つの隣接するWLANに対してSACA方式を適用した場合, 既存方式 CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)制御を適用した場合と比べて大幅にスループットが向上することが確認されているが, CSMA/CAとSACA方式を混在して適用した場合の特性評価についてはまだ未検討である. そこで, 本稿では, 2つの隣接するWLANに対して一方は既存方式のCSMA/CA, もう一方はSACA方式を適用した既存方式環境混在でのスループット特性を評価する. |
| 題名 | MANETにおける輻輳の抑制を目的としたトークンによる通信制御法 |
| 著者 | *平田 哲也, 井上 伸二, 角田 良明 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 56 - 58 |
| キーワード | MANET, 自律分散クラスタリング, 輻輳, トークン |
| アブストラクト | MANET(Mobile Ad hoc Network)とは,固定インフラストラクチャに依存せず,モバイル端末のみの相互通信で構成するネットワークである.大規模なMANETを構築する際,端末の管理にコストがかかる.そこで,我々は,効率的に端末を管理するために,MANETを階層的に管理する自律分散クラスタリングを用いることにした.さらに,MANETは端末が密集している中で多数の端末が同時に通信を行うと輻輳により電波干渉によるパケットロスが発生する.そのため,輻輳制御が必要である.本研究では,パケットロスを抑制するために,データグラムネットワーク上の輻輳を制御するトークンを用いたisarithmic制御を自律分散クラスタリングに適用したMANETにおける輻輳を制御する手法を提案する. |
| 題名 | 無線マルチホップネットワークのためのRaspberry Piを用いたデータ転送方式の開発 |
| 著者 | *村上 慎之介 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 野上 拓雅 (広島市立大学 情報科学部 情報工学科), 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 59 - 61 |
| キーワード | アドホックネットワーク, Raspberry Pi, 無線マルチホップネットワーク |
| アブストラクト | 近年,スマートフォンのような無線インフラストラクチャ通信と近接無線通信を搭載したモバイル通信機器が普及している. これらの端末は基地局を介する通信が多い. そのため,基地局に接続する端末数が膨大となった場合,基地局の負荷が増大する問題が懸念される. 一方,基地局に依存しないネットワークとして,アドホックネットワークが存在する. アドホックネットワークで通信することが可能な部分はアドホックネットワークを使用することで,基地局の負荷を軽減することが可能である. 本研究では,無線端末上に無線マルチホップネットワークでデータ転送を行うためのデータ転送方式の開発をして,実験を行った. |
| 題名 | 無線マルチホップネットワークにおけるネットワーク可視化システムの設計 |
| 著者 | *向井 亮一, 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学 大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 62 - 64 |
| キーワード | 無線マルチホップネットワーク, 可視化, AR |
| アブストラクト | 現在,モバイル端末などはセルラ通信と近距離無線通信の通信装置を備えている.さらに,固定の無線インフラストラクチャに依存しない,無線マルチホップネットワークが注目され,当該のネットワーク上のモバイル端末で動作するモバイルアプリケーションの開発が進められている.しかし,アプリケーションの開発・動作確認において,ノード間の接続関係等のネットワークの状況を把握することは容易ではない.そこで本研究では,無線ノードにより構築されるネットワークのノード情報の確認を目的とし,拡張現実(AR)技術を用いたモバイル端末のノード情報とネットワークトポロジの可視化を行うノード可視化システムを開発し動作確認を行った. |
| 題名 | クレーン振れ止め制御系における音響ソフトセンサの改良 |
| 著者 | *松永 美樹, 中本 昌由, 山本 透 (広島大学) |
| ページ | pp. 65 - 69 |
| キーワード | 音響ソフトセンサ, 天井クレーン, 相関関数, ニュートン法, メジアンフィルタ |
| アブストラクト | 多フィールドに渡り活躍するクレーンは,操作の難しさから熟練された技術が必要とされる.しかしクレーンの操縦を練習できる場は少なく,熟練技術をもつオペレータの人数が少ないのが現状である.そのため,クレーンを扱いなれていないオペレータでも荷の振れをとめることができるよう,コンピュータによる制御が必要とされる.そこで,その振れ止め制御を行なうために必須となる,振れ角の検出についての一手法について提案していく. 今回,天井クレーンなる種類のクレーンに対して,非接触で振れ角を検出可能な音響ソフトセンサというものを提案する.またより正確な検出を行うために,フィルタの適用を行う. |
| 題名 | p-persisntent CSMA/CAのスループットの改善 |
| 著者 | *夫津木 康平 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 稲井 寛 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 70 - 72 |
| キーワード | 無線通信, アクセス方式 |
| 題名 | An Informative Test Code Approach to Studying Collections Framework by Code Writing Problems in Java Programming Learning Assistant System |
| 著者 | *Ei Ei Mon (Department of Electrical and Communication Engineering Okayama University), 舩曵 信生 (岡山大学大学院自然科学研究科 教授), 栗林 稔 (岡山大学大学院自然科学研究科 准教授) |
| ページ | pp. 73 - 76 |
| キーワード | Java programming, JPLAS, collections framework, informative test code, JUnit |
| アブストラクト | To enhance Java programming educations, we have developed the web-based Java programming learning assistant system (JPLAS). JPLAS offers the code writing problem that asks a student to implement a source code that passes the given test code on JUnit, where the detailed information for the implementation is described in the test code. Previously, we confirmed the effectiveness of this informative test code approach in studying three object-oriented programming concepts for Java. In this paper, we present its application to studying Java collections Framework (JCF). JCF enables us to handle a group of objects by offering appropriate libraries, which must be mastered by the students. For evaluations, we generated five informative test codes for JCF and asked 15 students to implement the source codes. Then, it was found that some students did not use JCF libraries properly, although their codes can pass the test codes. |
| 題名 | 人物追跡システムにおける位置推定精度の向上 |
| 著者 | *牧田 岳大 (鳥取大学 大学院 持続性社会創生科学研究科 工学専攻 情報エレクトロニクスコース), 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学 大学院 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻) |
| ページ | pp. 77 - 80 |
| キーワード | 見守りシステム, 位置推定, 電波強度 |
| アブストラクト | 障害者支援施設における入居者の見守りを目的とした人物追跡システムが研究されている.システムにおける位置推定手法としてビーコンの電波強度を利用した手法が検討されているが,本手法は電波強度の不安定性の影響により位置推定精度が低いという問題がある.本研究では実験により電波強度の不安定性の位置推定に対する影響を調査し,その調査結果をもとに位置推定手法に改良を加えることで,人物追跡システムの位置推定精度の向上を試みる.改良を施した位置推定手法と従来手法の位置推定精度を実験により比較・評価し,施した改良により位置推定精度が向上できていることを示す. |
| 題名 | 交通流シミュレーションを用いた渋滞メカニズムの解析 |
| 著者 | 近藤 慶生 (広島県立広島高等学校) |
| ページ | pp. 81 - 84 |
| アブストラクト | 交通渋滞は現代社会の重要な課題である。交通インフラの改善が求められているが,高額な費用,長い工期,土地買収といった問題があるため,すぐに解消できるものではない。本研究では現状のインフラをそのまま活用した交通渋滞の改善法を検討し,セルオートマトンを用いて実際の交通流を再現できるシミュレーションモデルを製作した。また,感度解析によりある特定の箇所で渋滞が発生しやすいことを確認し,その特徴として渋滞箇所の区間上にある信号の点灯時間の周期が異なり,信号同士の距離が近く,また交通量が多いことが分かった。さらに,信号の点灯時間の周期を一致させることにより,ある程度の渋滞解消の効果が得られることが分かった。 |
| 題名 | マイクロプラスチックが貝類に与える影響 |
| 著者 | 岸木 克将 (広島県立広島高等学校) |
| ページ | pp. 85 - 86 |
| キーワード | マイクロプラスチック, 貝類, 生態系 |
| アブストラクト | 現在,51兆個ものマイクロプラスチックが世界中の海に漂っているといわれている。これまでカタクチイワシや海鳥など多くの生物からマイクロプラスチックが検出されており,東京湾では30万個/m2ものマイクロプラスチックが含まれているとの報告もある。私は海水中よりも砂の中の方がより多くのプラスチックが存在していると考え,貝類がマイクロプラスチックからどのような影響を受けているのかということに興味を持った。貝類は魚類に比べて行動範囲が狭く,生息している環境の影響を受けやすい可能性があるため,本研究では,マイクロプラスチックが貝類に与えている影響について調べ,また身近な海におけるマイクロプラスチックの蓄積濃度を調査する。 |
| 題名 | 衝撃吸収の観点から考えるミルククラウン |
| 著者 | 焼廣 翼, 堂元 亮太 (広島県立広島高等学校) |
| ページ | pp. 87 - 88 |
| キーワード | ミルククラウン, 形状, 粘性 |
| アブストラクト | 本研究は、粘性のある液体に一粒の物体を落とした際に王冠の形が形成される現象ミルククラウンについて、落下させる物質の形状や液体の種類などの様々な組み合わせで観察されるミルククラウンの形状を調べる研究である。 |
| 題名 | 2変量ソフトウェア信頼度成長モデリングとその応用に関する研究 |
| 著者 | *坂口 峻一 (鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科), 南野 友香 (鳥取大学大学院 工学研究科), 井上 真二 (関西大学 総合情報学部), 山田 茂 (鳥取大学大学院 工学研究科) |
| ページ | pp. 89 - 92 |
| キーワード | ソフトウェア信頼度成長モデル(SRGM), 非同次ポアソン過程(NHPP), コブ・ダグラス型時間関数, ソフトウェア最適リリース問題 |
| アブストラクト | 従来のソフトウェア信頼度成長モデル(SRGM:software reliability growth model)における検出フォールト数は,テスト時間のみに依存すると仮定されており,CPU時間や実行されたテストケース数といったテスト労力が考慮されていない.本研究では,コブ・ダグラス型関数に基づきながら,信頼度成長要因としてのテスト時間を,テスト時間要因とテスト労力要因に大別し,2変量SRGMを開発する.そして従来モデルと提案モデルとの適合性比較を行い,有効性を確認する.最後に,開発管理面の応用問題として,提案モデルに基づくソフトウェア最適リリース問題を議論し,最適リリース時刻および最適テスト労力量を解析的に導出する. |
| 題名 | 割り込み処理機構付き小規模プロセッサTemple の設計 |
| 著者 | *藤石 秀仁, 宮内 亮太 (広島市立大学 情報科学部), 寺本 圭吾, 山下 裕司, 弘中 哲夫 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 93 - 97 |
| キーワード | プロセッサ, 割り込み, レジスタ, Temple, Pilaf |
| 題名 | MPLDアーキテクチャにおける論理構成能力の違いによるトランジスタ数の評価 |
| 著者 | *山下 裕司, 窪田 昌史, 谷川 一哉, 弘中 哲夫 (広島市立大学) |
| ページ | pp. 98 - 101 |
| キーワード | 再構成可能デバイス, MPLD, LUT |
| アブストラクト | 再構成可能デバイスの一種としてMPLDが存在する. MPLDは論理の構成とルーティングを1つのブロックで行い,それらのブロックをAD対により相互接続することで構成される. MPLDのブロック内で論理を構成する部分は,k入力m出力LUTが使用されている. 入力数kや出力数mに依存して,配置配線できる最小のアレイサイズや配線資源が変化するため,配置配線される回路面積に大きな影響を及ぼす. よって適切なk,mの選択がMPLDの開発において重要になる. そこで本研究では,k,mの変化に伴うアレイサイズの変化,配線資源数の変化に注目しトランジスタ数による面積評価を行った. その結果,k=5,m=1が最もトランジスタ数が少なくなる構成であるとわかった. |
| 題名 | 深層学習による昼夜画像における土砂災害危険度判定の検討 |
| 著者 | *太田 裕亮, 新 浩一, 西 正博 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 102 - 104 |
| キーワード | 機械学習, 土砂災害監視システム |
| アブストラクト | 我々の研究グループでは,住民に避難を促すことを目的とした電源自立型の土砂災害監視システムを設置し, 赤外線カメラにて24時間モニタリングを実施している.撮影画像は,Webページ上で公開し,住民はページを閲覧することで避難判断に利用できる。しかし,現行システムでは,危険を察知するためには目視による監視が必要であり,非効率である. 本研究では,深層学習の教師あり学習を行い,撮影画像を水位の変化による危険度別に分類することで危険度判定の正答率を評価した. |
| 題名 | 深層学習に基づく動画像からの病害虫の検出 |
| 著者 | *葛原 宏章 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科システム工学専攻), 滝本 裕則 (岡山県立大学 情報工学部), 佐藤 安弘 (龍谷大学科学技術振興機構さきがけ専任研究), 金川 明弘 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 105 - 107 |
| キーワード | 物体検出, 画像処理, 深層学習 |
| アブストラクト | 近年,農業の現場では農業の高齢化と後継者不足が深刻さを増している.特に農業経営の一大リスクとして病害虫の被害が挙げられる.この課題に対する対策のひとつにICTに基づくス マートアグリ(スマート農業)が注目されており,高齢化する農業従事者や新規農業者を支援する技術の実現 が期待されている.そこで,本研究では,農業における病害虫駆除を支援する基盤の技術の実現をめざし,深層学習に基づく動画像からの病害虫の検出に向けた第一歩としてCNN(Convolutional Nueral Network)ベースの物体検出法であるYOLO v2を用い,病害虫の検出可能性について実験的に検証した. |
| 題名 | 複数の単眼カメラを用いた広角度の顔方向推定 |
| 著者 | *山下 和也 (島根大学自然科学研究科), 平川 正人 (島根大学学術研究院理工学系) |
| ページ | pp. 108 - 110 |
| キーワード | 特徴点検出, 顔方向追跡, PoseNet, 視線追跡, 単眼カメラ |
| アブストラクト | 本提案では単眼のカメラを複数用いた顔の方向追跡を行い、応用として視線追跡を考えるシステムの提案を行う。既存の視線追跡には専用のハードウェアを用いた赤外線の角膜反射を用いる方法が多いが、この手法には距離や角度の限界による制約も大きい。そこで単眼のカメラから取得した画像を用いて特徴点を検出し、顔方向の算出を行うことで距離制約を緩和し、複数台のカメラを用いて適切な角度から画像を得ることで範囲の拡大を行う。 |
| 題名 | 将棋の盤面状況の可視化に関する研究 |
| 著者 | *今村 奨 (岡山大学大学院自然科学研究科) |
| ページ | pp. 111 - 115 |
| キーワード | 将棋, 可視化 |
| アブストラクト | 近年,コンピュータを用いた将棋を題材とする研究は幅広く行われている.本研究では将棋の経験者とあまり将棋に詳しくない初心者の両方が一局の将棋を楽しみながら理解できるようにするための表現法として,指し手と局面に応じて人型のキャラクターをアニメーションさせる手法を提案する.実際に様々な棋力の人々を対象にその提案手法による表現法を体験してもらい,その正確性についてアンケート形式で評価を行った.その結果,得られた評価はおおむね好意的であった.アンケートの結果から,今後の課題として表現方法とその根拠の選択方法について考察する. |
| 題名 | 空中手書き文字の移動ストローク判定に有効な特徴量の調査 |
| 著者 | *稲村 天朗, 重本 賢太朗, 清水 忠昭 (鳥取大学大学院) |
| ページ | pp. 116 - 119 |
| キーワード | NUI, 空中手書き文字, ストローク, 文字分割 |
| アブストラクト | 我々の研究室では連続入力文字数制限のない空中手書き文字入力システムの提案を行っている.本研究では,連続で書かれた空中手書き文字の自動文字分割の精度向上を目的に,移動ストロークの判別に有効な特徴量の調査を行った.先行研究で提案されていた5つの特徴と新たに提案した4つの特徴を組み合わせ,511通りの識別器を作成し,F値によってそれぞれを評価した.実験の結果,先行研究の特徴に加えて過去のストロークを用いた識別器が最も高いF値を記録した.また,追加実験により,過去2つ前までのストロークを用いることで,先行研究で提案された特徴のみの識別器より精度が5%向上した. |
| 題名 | 聞き手身体引き込みキャラクタの膨張と交代による発話伝達・蓄積表現の効果 |
| 著者 | *桂木 章吾 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 渡辺 富夫, 石井 裕 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 120 - 125 |
| キーワード | Nonverbal communication, Embodied interaction, Communication support |
| アブストラクト | 著者らは,音声駆動型身体引き込みCGキャラクタInterActorを開発し,その有効性を示している.また,話し手から聞き手への発話伝達・蓄積を表現する身体引き込みキャラクタを構築することで発話意欲を増加させるためのシステムを開発し,その効果を検証した.本研究では,聞き手キャラクタの過剰膨張による話しにくさの解消と,対話の区切りによって発話の達成感を高め,発話を促進させるために,聞き手キャラクタの交代によって対話の区切りを支援するシステムを新たに構築し,自由発話による評価実験を行うことでシステムの有効性を示している. |
| 題名 | 教育用3次元電磁界シミュレーターの高速化についての検討 |
| 著者 | *目崎 照幸 (呉工業高等専門学校 プロジェクトデザイン工学専攻(電気情報系)), 外谷 昭洋 (呉工業高等専門学校 電気情報工学分野) |
| ページ | pp. 126 - 129 |
| キーワード | 電磁界シミュレーション, 教育用シミュレーター, GPU, 高速化, 仮想現実 |
| アブストラクト | 電波の伝わり方など電磁界現象は目視できない為,初学者にとって直感的に理解することが難しい.そこで本研究では,仮想現実(VR)技術を用いて電磁界の様子を3次元で可視化する,初学者でも容易に理解するための教育教材を開発することを目的としている.本稿では,現実時間での解析を行うためにVRの映像投影に使用しているGPUスレッドの一部にGPUプログラミング技術を実装し,電磁界計算のスレッドとして割り当てるシミュレーションの高速化手法について検討した.シミュレーションの結果,200セル角の解析領域について,100以上のGPUスレッドで同時計算することにより,1計算あたり0.1秒の十分な速度でのシミュレーションが実現できることを確認した. |
| 題名 | ブタにおける体内伝導音を用いた呼吸器病罹患早期発見システムのための基礎的検討 |
| 著者 | *成澤 健太, 成 亦兵, 石光 俊介, 飯島 聡志, 中山 仁史 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 井上 寛暁, 石田 藍子, 三上 修 (国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構) |
| ページ | pp. 130 - 131 |
| キーワード | ブタ, 体内伝導音, 呼吸器病, センサ, 早期発見 |
| アブストラクト | 近年の養豚経営は大規模化が進み,生産者が日々の飼養管理の中で疾病に罹患したブタを群の中から特定することは容易ではない. 疾病の看過は病態の重症化や蔓延に繋がり,その治療費等による経済的損失は大きいことから,生産現場では疾病を早期発見する技術が求められている. 家畜の鳴き声や行動音など周囲に多くの雑音がある中で精度高く罹患個体を特定するには,多頭群を一括して監視するよりも,個体毎にセンサを取り付けて,複数の生体信号から罹患個体を判別する方が優れると考えられる. 本研究では,ブタの体内伝導音を収録するためのピエゾセンサを装着し,その収録信号から心拍数や呼吸音を抽出することで,呼吸器病に罹患したブタを早期に発見する技術の開発を試みた. |
| 題名 | カード操作方式によるプログラミング学習システムにおける誤り選択肢増加に伴う負の影響抑制に対するトグル機能の効果 |
| 著者 | *森永 笑子, 松本 慎平 (広島工業大学), 林 雄介, 平嶋 宗 (広島大学) |
| ページ | pp. 132 - 135 |
| キーワード | プログラミング, 学習支援, 認知負荷 |
| 題名 | 自動車における吸音材を用いたサウンドデザイン |
| 著者 | *村井 研太 (広島市立大学大学院情報科学研究科), 北村 勇樹 (広島市立大学情報科学部), 石光 俊介 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 136 - 139 |
| キーワード | サウンドデザイン, 吸音制御, PNC, 自動車, 聴感印象評価 |
| アブストラクト | 自動車の騒音対策には受動騒音制御(PNC)が用いられている. 吸音材や防音材を用いることで音圧の低減を目的とした制御が行われている. 現在までに静寂性を追求した研究も行われてきている. しかし近年では, 自動車の高品質化に伴いエンジン音については騒音対策からサウンドデザインへと推移している. そこで本研究では自動車の吸音制御に着目し, 低減量・低減範囲を変化させることで聴覚に与える影響を主観印象評価によって評価した. |
| 題名 | ブロックチェーンを用いたインターネット投票 |
| 著者 | *石川 遼太 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科システム工学専攻), 國島 丈生 (岡山県立大学情報工学部情報通信工学科) |
| ページ | pp. 140 - 143 |
| キーワード | ブロックチェーン, インターネット投票, 電子投票 |
| 題名 | Reactフレームワークを用いたWebアプリケーション開発におけるアクセシビリティ対応支援システム |
| 著者 | *山下 直也 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 國島 丈夫 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 144 - 146 |
| キーワード | Web, Accessibility, React, アクセシビリティ |
| 題名 | ゲーム開発を題材としたプログラミング学習支援システムの学習課題の要件提示法の検討 |
| 著者 | *岩本 朋也, 松本 慎平 (広島工業大学), 林 雄介, 平嶋 宗 (広島大学) |
| ページ | pp. 147 - 150 |
| キーワード | プログラミング, 学習支援, ゲーム開発 |
| 題名 | AES回路のサイドチャネル攻撃耐性に対するt値の挙動分析を目的とした 選択平文セットの作成 |
| 著者 | *竹�� 彬隼, 五百旗頭 健吾, 豊田 啓孝 (岡山大学 大学院自然科学研究科) |
| ページ | pp. 151 - 154 |
| キーワード | サイドチャネル攻撃, t検定 |
| アブストラクト | 新たな暗号解読法としてサイドチャネル攻撃が知られている.暗号機器を搭載した製品にはその使用環境や扱う情報の重要度などに応じた対策が施され,その後実施されるサイドチャネル攻撃耐性評価において十分な耐性が認められる必要がある.暗号機器を搭載した製品を製作するにあたり,サイドチャネル攻撃耐性も実装する必要が迫られる現在,暗号回路の設計にかかるコストを削減する必要がある.本研究では,暗号回路設計の低コスト化を目的として安全性評価手法に拡張する. |
| 題名 | C言語学習用サーバクライアントシステムの開発とそのラーニングアナリティクスに向けた可能性検証 |
| 著者 | *大下 昌紀, 買田 康介, 松本 慎平 (広島工業大学) |
| ページ | pp. 155 - 158 |
| キーワード | プログラミング, 学習支援, ラーニングアナリティクス |
| 題名 | 視覚呈示による印象と作曲意図の一致に関する検討 |
| 著者 | *山際 納月, 石光 俊介, 伊達 佑希 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 159 - 161 |
| キーワード | 意図, SD法, 聴感印象 |
| アブストラクト | 起動音や楽曲は,作曲者によって作られている.作曲の仕方は作曲家によって異なり,一通りでないが,作曲者が何かしらのイメージや意図を持って作曲していることは確かである.しかし,それは作曲者の感性や勘,経験で行われることが多く,それが聞き手に伝わるかは不確かである.本検討では,作曲意図を示す画像を聴感実験で視覚刺激として呈示し,SD 法及び因子分析を行い,作曲意図と聞き手の印象が一致するかを検討した. |
| 題名 | ハイレゾリューションオーディオによる音質向上の知覚可否 |
| 著者 | *立神 早季子 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 宇山 裕貴 (広島市立大学 情報科学部), 石光 俊介 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 162 - 163 |
| キーワード | ハイレゾ, 高周波音 |
| アブストラクト | 技術の進歩によりCDの企画を上回る高品質な音源が流通し始めたものの,CDの規格とハイレゾの規格による情報量の違いの聴き分けの可否は意見が分かれており,未だ明らかになっていない.ハイレゾに含まれる高周波数成分が人にポジティブな影響を与えることを示すことができれば,快適な環境の構築や,医療分野に応用できる可能性がある.ハイレゾ音源に含まれる高周波数成分が聴感印象に与える影響を明らかにすることを目的に,ハイレゾ音源と非ハイレゾ音源の違いの知覚の可否を調査した.本実験では,ハイレゾ音源と非ハイレゾ音源をイヤホンで聞き比べたところ,判別ができないことが示された.低周波数成分も含む刺激音を使用する,イヤホンではなくスピーカーを用いて体全体に刺激を呈示するなど,高周波成分を人間が知覚できるかたちを今後検討して行く必要がある. |
| 題名 | コンピュータ大貧民のニューラルネットワークによる着手評価における入力要素の比較 |
| 著者 | *川本 悠人, 但馬 康宏 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 システム工学専攻) |
| ページ | pp. 164 - 168 |
| キーワード | 不完全情報ゲーム, 大貧民, ニューラルネットワーク |
| アブストラクト | コンピュータによるゲームの思考アルゴリズムの研究において,ゲーム中に開示されない情報を含む不完全情報ゲームの1つに,トランプゲームの大貧民がある.本論文では,コンピュータ大貧民での着手評価に対してニューラルネットワークを応用するにあたり,提出候補のカード情報に着目する場合と,ある候補を提出した後の残り手札に着目する場合の,異なる2つの入力要素を持つモデルを作成し,その性能を比較した.その結果,提案した2手法では,提出候補のカード情報に着目したほうが強いプレイヤとなった.また,同じ状況に対する同じ提出候補の評価において,双方に特徴が見られた. |
| 題名 | 警報音のスペクトル重心と「危機感」に関する聴感印象評価 |
| 著者 | *立神 早季子, 石光 俊介 (広島市立大学大学院 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 169 - 170 |
| キーワード | 報知音, 聴感印象評価 |
| アブストラクト | 日常的に多く使用されている報知音の中でも「危機感」は,日常生活の中で最も迅速に伝えるべきメッセージである.危機感を伝える警報音の物理指標と聴感印象の関係について明らかになれば,「危機感」を伝える報知音をデザインするための指標の確立に貢献することができる.本研究では,伝えたいメッセージに適した報知音をデザインすることを目的に,警報音の物理指標と聴感印象の関係について調査した.スペクトル重心が異なる音21種類,それぞれに繰り返し回数が異なる音5種類,合計105種類の音を本実験で使用する刺激音とし,スペクトル重心を変えた条件と繰り返し回数を変えた条件で主観的印象評価実験を行った.スペクトル重心と「危機感の強さ」の尺度について,正の相関が確認されたが,繰り返し回数が異なることによる効果は有意でなかった.本研究では,繰り返し回数に関わらず,刺激音のスペクトル重心が上昇することにより「危機感の強さ」も強くなる傾向を確認することができた. |
| 題名 | 仮想通貨技術を用いたデータ収集システムの構築 |
| 著者 | *守屋 綾祐 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 国島 丈生 (岡山県立大学情報工学部) |
| ページ | pp. 171 - 173 |
| キーワード | ブロックチェーン, DAG, 暗号通貨, 仮想通貨 |
| 題名 | CD再生時の時間変動要因に起因する音質評価手法の検討 |
| 著者 | *福田 祐樹, 石光 俊介 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 東 良次, 湯本 誠司, 沼能 隆 (メモリーテック株式会社) |
| ページ | pp. 174 - 177 |
| キーワード | 音質評価, ジッタ, 両耳間相関度, オーディオ, CD |
| アブストラクト | 近年,オーディオ環境におけるメディアはCDの他にも様々な光ディスクの登場やダウンロード配信の普及に伴い,CDの生産量が減少しており,複数のレーベルがCDを高音質にするよう改良している.CDの音質については,オーディオ環境における物理特性の要因としてジッタやメディア記録面の色など,様々な視点から検討されているが,実際の聴感印象との関係は明らかにされていない.そこで本研究では,一般的なCDと高音質を目指して開発されたCDを再生した場合におけるジッタと両耳間相関度を比較し,それらを変化させた場合における聴感印象にたいする影響について検討した. |
| 題名 | Drive-by-Download攻撃時の通信データの特徴の調査 |
| 著者 | *高田 真資, 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院) |
| ページ | pp. 178 - 181 |
| キーワード | Drive-by-Dwonload攻撃, 相関分析 |
| アブストラクト | Drive-by-Download攻撃は,Webユーザーに気づかれることなくマルウェアをダウンロードさせる攻撃であり,攻撃の際には正常なWebサイトへのアクセス時に見られない通信の特徴が存在する.これまでに通信の特徴を用いて攻撃の検知を試みる研究が複数行われており,我々は先行研究においてそれらの研究を調査し,検知に使われる通信の特徴を検知項目と定義した.本研究では,既に提案された検知手法の妥当性の裏付け,精度の高い新たな検知手法を見つけることを目的としており,そのために各検知項目について相関関係を調査した. |
| 題名 | テクノクラフトを用いたものづくりへの興味喚起イベント |
| 著者 | *清水 隆之介, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校/電気情報工学科) |
| ページ | pp. 182 - 183 |
| キーワード | 工学教育, ものづくり, 伝統文化, 理系進路選択支援, マイコン |
| アブストラクト | 最近,理系は役に立つが,文系は役に立たないという,ものづくりに直結する理系重視の考え方がある.一方では,子ども達の理系離れという問題がある.これからのものづくりには,感性が重要である.感性を養うためには,文学や伝統文化に触れる機会が必要である.理系・文系を分け隔てるのでなく,それらを融合し興味喚起する教育手法が必要になると考える.また,男女共同参画行動の実践のために,これからは工学系の女子技術者を増やすことが必要である.このような状況に鑑み,筆者らは,特に女子児童・生徒に,「ものづくり」と「伝統文化」に同時に興味を持たせるために,テクノクラフトを用いたイベントを考案して実施した. |
| 題名 | LCL Filter Design for Parallel-Connected Three-Phase PWM Rectifier |
| 著者 | *赤瀬 聖弥, 田中 俊彦, 山田 洋明 (山口大学 大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 184 - 187 |
| キーワード | three-phase PWM rectifier, LCL filter, gain plots |
| 題名 | Smart Charger for Electric Vehicles With Power-Quality Compensator in Commercial Single-Phase Three-Wire Distribution Feeders |
| 著者 | *濱�� 晃旗, 西川 慧, 山田 洋明, 田中 俊彦 (山口大学 大学院創成科学研究科), 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校 電気工学科) |
| ページ | pp. 188 - 191 |
| キーワード | single-phase three-wire distribution feeder, smart charger, three-leg rectifier, constant dc-capacitor voltage control, domestic consumer |
| 題名 | Ripple Components Derivation of DC-Capacitor Voltage and Current in Smart Charger for Electric Vehicles in Single-Phase Three-Wire Distribution Feeders |
| 著者 | *岡本 祐樹, 西川 慧, 山田 洋明, 田中 俊彦 (山口大学 大学院創成科学研究科), 池田 風花, 岡本 昌幸 (宇部工業高等専門学校 電気工学科) |
| ページ | pp. 192 - 195 |
| キーワード | dc-capacitor voltage, dc-capacitor current, ripple component, smart charger, constant dc-capacitor voltage control |
| 題名 | 下向き坑道用2輪型探査ロボットの開発 |
| 著者 | *森崎 悠貴 (国立松江工業高等専門学校 電子制御工学科), 久間 英樹 (松江工業高等専門学校) |
| ページ | pp. 196 - 197 |
| キーワード | 起き上がり機構, 不整地, 鉱山坑道跡 |
| アブストラクト | 本研究では遠隔操作型ロボットを開発し,全国の様々な年代の坑道を調査してきた.カメラだけでなく3次元レーザセンサをロボットに搭載することで,水平坑道内部を定量的に測定することが可能となった.先行研究より,下向き坑道内での3次元の定量データを取得することが可能となった[1].しかし,図1に示すような従来の3次元レーザセンサを搭載した2輪下向き坑道用ロボットでは,起き上がりの為の前後のアームだけで3次元レーザセンサを守る仕組みだった.そのため,3次元レーザセンサが破損する可能性がある.今回,3次元レーザセンサに負荷をかけることなく下向き坑道の調査が行える2輪型探査ロボットの開発を行ったので報告する. |
| 題名 | LQGレギュレータを用いた天井クレーンの振れ止め制御 |
| 著者 | *有留 北斗, 中本 昌由, 脇谷 伸, 山本 透 (広島大学工学研究科システムサイバネティクス専攻) |
| ページ | pp. 198 - 199 |
| キーワード | 天井クレーン, LQGレギュレータ |
| アブストラクト | 天井クレーンの振れ止め制御として,音響ソフトセンサを用いる手法が提案されている[1].この手法では,観測信号に雑音がのる問題がある.そこで,本研究では,LQG(Linear-Quadratic-Gaussian) レギュレータを用いた雑音環境下での天井クレーンの制御手法について考察する.LQG レギュレータでは,図1 のように,カルマンフィルタを用いて推定した状態量に対して,LQ レギュレータを用いて状態フィードバック制御を行う. |
| 題名 | 摩擦モデルを含むモデル予測制御器によるオムニホイールロボットの軌道追従制御 |
| 著者 | *武田 敏季 (松江工業高等専門学校) |
| ページ | pp. 200 - 205 |
| キーワード | オムニホイールロボット, モデル予測制御, 最適制御, 摩擦 |
| 題名 | 油圧ショベル旋回操作における局所フィードバック補償器を用いた操作性評価 |
| 著者 | *宮嵜 龍之介, 洪水 雅俊, 山本 透 (広島大学), 小岩井 一茂, 山下 耕治, 山�� 洋一郎 (コベルコ建機株式会社) |
| ページ | pp. 206 - 207 |
| キーワード | 油圧ショベル, 旋回操作, 拡大系, 局所フィードバック補償器 |
| 題名 | HTS-SQUID磁化率計を用いたビオチン−アビジン結合反応による 血清の影響評価 |
| 著者 | *神野 克也, 綱島 健太 (岡山大学大学院 ヘルスシステム統合科学研究科), 竹内 駿 (岡山大学大学院 自然科学研究科), 藤元 佳与, 堺 健司, 紀和 利彦, 塚田 啓二 (岡山大学大学院 ヘルスシステム統合科学研究科) |
| ページ | pp. 208 - 210 |
| キーワード | HTS-SQUID, 磁気ナノ粒子, 磁気免疫検査, ビオチン, アビジン |
| 題名 | Fundamental Characteristics of Resonator-Coupled Type Wireless Power Transfer System Using Paired Spiral Resonators |
| 著者 | *Mehdi Wan, Iman Sallehuddin Nor, Masashi Hotta (Yamaguchi University) |
| ページ | pp. 211 - 215 |
| キーワード | Paired Spiral, Wireless Power Transfer System, Electromagnetic Field, Power Transmission Efficiency |
| アブストラクト | Magnetically Resonator-Coupled type Wireless Power Transfer (RC-WPT) system would transfers electrical power wirelessly from a transmitter to a receiver in the form of electromagnetic fields. Up to now, the RC-WPT systems with single spiral resonators have been examined. The spiral resonators are the most important elements to transfer the electric power in this system. To improve the property of RC-WPT system, we have modified the spiral resonator into paired spiral type resonators. In this paper, the fundamental characteristics of the paired spiral resonator and present the comparison between the basic characteristics of WPT system with conventional and paired spiral resonators. |
| 題名 | 変形Dual-Spiral共振器を用いた共振器結合型無線電力伝送システムの 伝送特性解析 |
| 著者 | *竹上 拓馬, Azreen Syafiera, 大成 洋行, 堀田 昌志 (山口大学大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 216 - 219 |
| キーワード | 無線電力伝送システム, デュアルスパイラル |
| アブストラクト | 電気エネルギーを動力源とする電気自動車(EV)やスマートフォン等の移動体へ非接触で電力供給を行う方式として、共振器結合型無線電力伝送(Resonator-Coupled Type WPT : RC-WPT)システムが注目を浴び、活発に研究されている。本システムの適用分野は非常に広範囲にわたっているが、どの分野においても、水などの損失媒質が存在する環境下でも効率的電力伝送可能なシステム構成は必要である。 そこで本研究では、RC-WPTシステム内に電気的損失性媒質が存在する場合でも、その影響を極力軽減可能なシステムを実現するために、システムの要となる共振器構造に着目して実験的に検証する。 |
| 題名 | Bi-2223テープ線材の垂直磁場を低減する 超伝導コイルの形状に関する基礎的な検討 |
| 著者 | *日野 貴将, 原田 直幸 (山口大学大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 220 - 222 |
| キーワード | 超伝導, 超伝導, テープ線材, コイル |
| アブストラクト | Bi-2223テープ線材を用いて設計する、特殊な形状のコイルの検討 テープ線材の特性を最も活かすことのできるコイルを設計するために、磁場計算ソフトを用いて検討しました。特に垂直磁場と平行磁場の比を10程度にすることで、MRIなどに応用することを最終的な目標としています。 |
| 題名 | Reactance padding を利用したニアfmax増幅器の設計 |
| 著者 | *安田 辰吾, 天川 修平 (広島大学先端物質科学研究科半導体集積科学専攻電子デバイス工学研究室) |
| ページ | pp. 223 - 226 |
| キーワード | 高ミリ波, 増幅器, フィードバック回路, Reactance padding |
| アブストラクト | 本研究では,高ミリ波帯において増幅器の高利得化を図るためにフィードバック回路とreactance padding と呼ばれる回路を組み合わせた増幅器設計の検討を行った.フィードバック回路についてはは,半波長線路とキャパシタを組み合わせを並列に接続するものを用いることで,高利得かつ広帯域な増幅器の設計がなされている.しかし,他の研究においては,理論上最大の利得を得るためには少なくとも2つのフィードバックが必要であることも報告されている.そのため,先のフィードバック回路にもう1つフィードバックを追加することで更なる利得の向上が期待される.本研究では,フィードバック回路を追加する代わりにreactance padding 回路を利用することで,帯域の広さを損なうことなく利得の向上を可能にした. |
| 題名 | LED可視光無線通信の空間的多重化における干渉特性の検討 |
| 著者 | *亀井 裕典 (岡山大学大学院自然科学研究科), 冨里 繁, 上原 一浩 (岡山大学) |
| ページ | pp. 227 - 228 |
| キーワード | LED, 可視光通信 |
| アブストラクト | 新たな無線通信システムであるLED照明を用いた可視光通信はLED照明と受光素子との角度や通信距離により十分な受信電力を得られない場合があるため,受光位置によらず十分な受信電力を得るには,LED照明の配置方法の最適化が必要となる. 本論文では,複数のLED照明と受光素子を用いて複数の信号系列を同時に送信する空間多重化を行う場合のLEDと受光素子の配置方法による干渉特性を評価し,空間多重化の実現性を明らかにする. 評価結果から,受光範囲を±20°,受光素子間角度を20°以上とした場合,LED照明間距離を0.45dとすると希望波対干渉電力比を20dB以上にできることを明らかにした. 以上から,適切なLED照明配置方法により可視光通信において空間多重化による伝送特性の改善が可能であることを示した. |
| 題名 | 地下構造物の電波伝搬モデリングに関する実験と計算による検討 |
| 著者 | *八幡 一毅, 島田 一槻, 片岡 佑輔, 宮地 龍功 (岡山大学大学院自然科学研究科), 冨里 繁 (岡山大学), 照日 繁 (日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所), 上原 一浩 (岡山大学) |
| ページ | pp. 229 - 230 |
| キーワード | IoT, 電波伝搬, 地下構造物, 無線通信, 電磁界シミュレーション |
| アブストラクト | IoT技術の進歩に伴い様々な場所で無線通信システムを利用する機会が増えてきた.そこで近年課題となっている老朽化した水道管による漏水事故の防止に利用が期待されている.そこで本研究では,低機能端末を地下空間に設置し地上のアクセスポイントで受信し電波伝搬の伝送路の特定を行う.本実験では鋳鉄,レジンコンクリート,鉄筋コンクリートの3種類のバルブボックスを使用した.その結果,電磁界シミュレーション及び実測実験にから5m付近をブレークポイントとして伝搬経路が変化することが確認できた.今後は詳細なパラメータを設定し,より実測環境に近いモデリングを行う予定である. |
| 題名 | 複素アダマール行列を用いたOFDMのPAPR低減について |
| 著者 | *西村 祐二, 井田 悠太, 松元 隆博, 松藤 信哉 (山口大学大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 231 - 234 |
| キーワード | PAPR |
| アブストラクト | 現在, 代表的な無線通信方式として,高速フーリエ変換 (FFT)技術を用いた直交周波数分割多重方式 (OFDM)がある,これは大容量,高信頼,省電力化が可能であることが望まれる. OFDMの問題点として伝送効率や性能の低下の原因であるピーク対平均電力比(PAPR)問題がある.スクランブリングの手法として,長さ N = 2nの情報シンボルを, 高速逆フーリエ変換(IFFT)の前段にM次の離散フーリエ変換(DFT)することにより,PAPRの低減だけでなくBER性能の向上にも効果があることが知られている.そこで本稿では,n が8 以上の場合の次数 N の FFT あるいはIFFT を適応した OFDM に対しDFTの代わりに M = pm 次の複素アダマール行列を適応することにより,PAPR 及び BER 特性を 改善する方式について検討する. |
| 題名 | 位置情報に基づく省電力伝送方式の検討 |
| 著者 | *形部 智哉, 松藤 信哉, 井田 悠太, 松元 隆博 (山口大学大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 235 - 236 |
| キーワード | M-ary, 省電力, 位置情報, SS, E系列 |
| アブストラクト | 近年、IoTビジネスの市場への期待とともに、それを支える近距離無線の実用化の動きが活発になってきている。 それとともに,高信頼かつ省電力な通信方式の開発が望まれている.その中でスペクトル拡散(SS)は,他の通信方法と比べ,電波環境の悪い中でも耐性の強い通信方法であるので,このような近距離無線通信に向いている. 本研究は,省電力でかつある程度の伝送容量を得るような通信方式を検討する.その基本は信号(系列)をシフトすることにより位置情報を与え相関処理により検出するSS方式である.また,拡散系列を複数利用するM-aryにより伝送容量を上げられることも検討する. |
| 題名 | 避難支援のための避難経路情報可視化システムの設計と開発 |
| 著者 | *松尾 美紀, 野上 拓雅 (広島市立大学情報科学部), 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 237 - 238 |
| キーワード | センシング, モバイルネットワーク, CEP, 可視化 |
| アブストラクト | 土砂災害などの災害が発生しそうな場合において,地域住民が避難するときに,避難場所までの避難経路の状況などが少しでも分かると,その情報に基づいて避難することもできる.本研究では,自治会単位など,各地域の中で地域住民のために,災害避難支援のための情報共有システムの検討を行っている.ユーザーからのセンシング情報を元に,通ることができる経路や通れない可能性のある場所を地図上に可視化するためのシステムを開発する. |
| 題名 | 無線二階層ネットワーク環境における自律分散クラスタリングと蓄積運搬転送に基づく情報配信手法の実験的評価 |
| 著者 | *中室 太己 (広島市立大学情報科学部), 宝来 樹, 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 239 - 242 |
| キーワード | 無線二階層ネットワーク, モバイルアドホックネットワーク, 情報配信 |
| アブストラクト | 近接無線通信装置を搭載したモバイル端末の普及に伴い,モバイルアドホックネットワーク(MANET)等の無線マルチホップ通信を利用したネットワークシステムやアプリケーションの開発が進められている. 現在,我々の研究グループではアドホックネットワークを利用し,災害情報を速やかにかつ広範囲に伝搬,共有する手法として,モバイル端末で構成されるモバイルアドホックネットワーク技術を用いた草の根情報伝搬システムを開発している. 本稿では,草の根情報伝搬システムの実現に向けて,ネットワークシミュレーションにより,これまで提案をしてきたMANET技術を用いた情報配信手法のシミュレーション評価を行うことにより,MANETの効果について検証する. |
| 題名 | MANETを用いた避難経路負荷分散のための避難経路選択手法の実験的評価 |
| 著者 | *清水 雄大, 大田 知行, 角田 良明 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 243 - 244 |
| キーワード | MANET, 経路選択, 負荷分散 |
| アブストラクト | MANETとはスマートフォン等の無線通信機能を搭載したモバイル端末により構成されるネットワークであり,災害時などの通信インフラストラクチャが使用できない場合のネットワークとして注目されている. MANETでは固定の中央サーバを必要としない一方で,端末の数が少ない場合などマルチホップ通信では十分に情報が集まらないといった問題もある. 本研究では災害時にユーザが避難経路を決めるためにMANETを用いて情報交換をすることにより,各ユーザが収集することができた情報に基づいて決定する避難経路が避難状況に与える影響についてシミュレーション実験を行い,避難所までかかる時間と複数ある避難所に避難した人の割合について性能評価を行った. |
| 題名 | l1正則化に基づくスパースFIRフィルタの設計と特性解析 |
| 著者 | *船井 慎二, 中本 昌由 (広島大学工学研究科), 小西 克巳 (法政大学情報科学部) |
| ページ | pp. 245 - 246 |
| キーワード | FIRフィルタ, 近接勾配法, ディジタルフィルタ, スパース |
| アブストラクト | 信号処理分野で幅広く利用されているディジタルフィルタはFIRフィルタとIIRフィルタに分類される.FIRフィルタは設計するフィルタの次数が高くなるが,常に安定といった利点がある.そこで,FIRフィルタに加速付き近接勾配法を適用することにより,欠点である次数の高さを軽減した特性解析を示す. |
| 題名 | 無線LANにおける低速端末の送信機会の確保 |
| 著者 | *渡辺 大和 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 稲井 寛 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 247 - 249 |
| キーワード | 無線通信, アクセス方式 |
| 題名 | 不愉快さを用いた入力促進システムの実装と効果検証 |
| 著者 | *酒井 耕平 (鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科), 松永 崇秀, 高橋 健一, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院 工学研究科) |
| ページ | pp. 250 - 253 |
| キーワード | 入力促進, 不愉快 |
| アブストラクト | イベントの日程調整やアンケートを行う際,多くの人はメールやSNS(Twitter, LINE 等)を用いる.しかし,入力要求者の出した入力要求に対して返答を行わない対象者が存在する.そこで,これを解決する不愉快な通知システムが提案されている.本システムでは,入力への動機付けを行うことで,入力を妨げている原因の解決を図る.入力への動機付けには不愉快さを用いる.入力要求の通知に対して返答を行わない対象者に対して,段階的に不愉快を与える.返答を行うことで通知は表示されなくなる.これによって,入力要求が届いてすぐに返答を行った対象者には不愉快を与えず,入力期限が迫るまで返答を行わない対象者には大きな不愉快を与える. 本稿では,入力促進システムの原理や実装について述べるとともに,システムを用いた実験についての評価と考察を行う. |
| 題名 | Design and Implementation of Desktop-Version Java Programming Learning Assistant System |
| 著者 | *Su Sandy Wint, Nobuo Funabiki, Minoru Kuribayashi (Natural Science and Technology,Department of Electrical and Communication Engineering, Okayama University) |
| ページ | pp. 254 - 257 |
| キーワード | Java programming, JPLAS, desktop, Swing GUI |
| アブストラクト | To advance Java programming educations, we have developed {\em Java Programming Learning Assistant System (JPLAS)}. JPLAS requires the continuous Internet access as a Web application system, whereas it is still poor in many developing countries, and even frequent power shortages occur at universities, schools, and homes. In this paper, we design and implement {\em desktop-version JPLAS (D-JPLAS)} to avoid this limitation, which does not use the online database and the Web application server. D-JPLAS offers {\em teacher service functions} for the problem generation, the assignment generation, and the management/analysis of student answer files. It also offers {\em student service functions} for the problem selection and the problem answer. The effectiveness of D-JPLAS is evaluated through the use by several teachers of Java programming courses in universities in Japan and Myanmar. |
| 題名 | トランプゲームのイカサマ行為防止のための異常検知手法 |
| 著者 | *佐々木 友弥 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科), 國島 丈生 (岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科) |
| ページ | pp. 258 - 260 |
| キーワード | 異常検知, ブロックチェーン |
| アブストラクト | トランプゲームにおけるイカサマ行為には、さまざまな種類がある。その中でも、ディーラーがトランプのカードを数枚抜いてゲームを行う行為(ショートデック)を取り上げる。本研究では、ショートデックを検知する方法として、統計的な異常検知手法を用いてゲーム履歴からショートデックのディーラーを検知する。また、ゲーム履歴が改ざんされていないことを保証するために、仮想通貨で用いられる分散型台帳技術であるブロックチェーンを用いる。本研究の有効性を検証するために、汎用的ブロックチェーン構築ライブラリEthereum上で実装を行っているので、これについても報告する。 |
| 題名 | マルチポート・マルチバンクメモリを用いた単一始点最短経路問題のFPGAによる試作 |
| 著者 | *寺本 圭吾, 窪田 昌史, 弘中 哲夫 (広島市立大学) |
| ページ | pp. 261 - 264 |
| キーワード | HMC, 単一始点最短経路問題, FPGA, 大規模グラフ解析, Graph500 |
| 題名 | 耐故障ルーティング性能の向上を目的とした縮退可能なNoCルータ |
| 著者 | *勝田 稔弘, 黒川 陽太, 福士 将 (山口大学大学院創成科学研究科) |
| ページ | pp. 265 - 268 |
| キーワード | NoC, ルータ, 縮退 |
| アブストラクト | ネットワークオンチップ(NoC)型のメニーコアシステムにおける通信性能の向上を目的に,入力バッファの縮退が可能なNoCルータを提案する.NoCでは,故障ノード(ルータとコアのペア)を迂回して正しくパケットを転送する耐故障ルーティング法が不可欠であるが,従来手法には,故障ノード数の増加により,ノードの利用効率と通信性能が低下するという問題があった.提案手法では,ルータの大部分を占める入力バッファに故障が発生した場合に,故障箇所を除外するように再構成を行い,縮退動作させることで,問題の解決を図る.性能評価により,従来手法と比較して,故障および不使用ノード数を約84%,パケット転送時の平均レイテンシを約87%削減可能であることが分かった. |
| 題名 | 実写アバタの手振り動作におけるユーザ視線位置の検証 |
| 著者 | *井上 路子 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科), 白岩 史, 吉村 宏紀, 西山 正志, 岩井 儀雄 (鳥取大学大学院工学研究科) |
| ページ | pp. 269 - 272 |
| キーワード | インタラクション, 実写アバタ, 道案内, 視線計測, 描写テスト |
| アブストラクト | アバタを用い,ユーザとのインタラクションを円滑に行うシステムの一環として実写アバタが手振りを用い地図を案内するシステムが期待されている.この案内では,実写アバタが手振りをすることでもたらす効果を2つの方法で分析した.しかしながら,案内を受けるユーザが見ている視線位置については分析されていなかった. そこで本稿では,経路を案内する際にユーザの視線位置を獲得するシステムを作成し,実写アバタの手振りで指し示す順にユーザが経路を見るかどうかを分析した. 結果,実験協力者は経路上を見てはいるものの,実写アバタの手振りで指し示す順にユーザは経路を見るとは言えないことが分かった. |
| 題名 | 人物対応付けにおける姿勢と照明に頑健な画像選択手法の検討 |
| 著者 | *福田 尚悟, 森田 一成 (鳥取大学 工学部), 吉村 宏紀, 西山 正志, 岩井 儀雄 (鳥取大学 工学部・クロス情報科学研究センター) |
| ページ | pp. 273 - 276 |
| キーワード | 人物対応付け, 画像選択 |
| アブストラクト | 本稿では,人物対応付け精度の向上のために,異なる地点で撮影された画像列から姿勢と照明の違いが小さい人物画像を選択する手法を提案する.カメラで歩行している人物が撮影された場合,1つの地点でも同一人物が写っているフレームは複数存在し,時間経過とともに人物の姿勢や照明などが変動する.そのため,異なる地点間でも人物の写り方が似ているものと異なるものがあるといえる. そこで,提案手法では撮影した画像から検出した人物画像と事前に与えた条件を比較することによって,異なる地点で姿勢や照明が近い人物画像を選択する.実験では,提案手法を用いて異なる地点で撮影された画像列から姿勢・照明が近い人物画像を選択し人物対応付けすることによって精度が向上することを確認した. |
| 題名 | 管状組織を有する医用画像における管径可視化手法の高速化・高精度化 |
| 著者 | *上田 満 (岡山県立大学大学院情報系工学研究科), 近藤 真史, 茅野 功 (川崎医療福祉大学医療技術学部), 瀬島 吉裕, 佐藤 洋一郎 (岡山県立大学情報工学部), 杉原 雄策, 松本 和幸 (岡山大学病院消化器内科) |
| ページ | pp. 277 - 280 |
| キーワード | 医用画像処理, カラーマッピング, 細線化, 再帰処理, 木探索 |
| アブストラクト | 近年,低侵襲性に優れる内視鏡を用いた診断・治療が広く普及している.これまで本研究室では,内視鏡画像における管状組織を対象とした管径可視化システムを開発している.しかしこのシステムでは,管状組織像の全画素について径を網羅的に算出するため,解析に多大な時間を要し,また径の変動分布導出時に径の中心径をプロットできておらず,正確な径の変動分布を導出できていないという問題がある.そこで本研究では,細線化と再帰処理を併用することにより中心線を抽出した上で,それに沿って管径を高速かつ高精度に算出する手法を提案する.これに基づいた可視化システムを実装した結果,狭窄率や径の変動分布を正確に導出できることを確認し,処理時間を最大98.9%短縮することに成功した. |
| 題名 | 路面異状検出における入力画像の撮影治具の検討 |
| 著者 | *林 隆史 (鳥取大学工学部電気情報系学科), 吉村 宏紀, 西山 正志, 岩井 儀雄 (鳥取大学工学部クロス情報科学研究センター) |
| ページ | pp. 281 - 284 |
| キーワード | 異状検出, 路面画像, 撮影治具 |
| アブストラクト | 本稿では,路面異状の検出における適切な入力画像を非専門家が撮影するための治具を提案する.非専門家が撮影機のみで路面を撮影した場合,路面の写り方にばらつきがある.しかし,路面異状を高精度に検出するためには,訓練サンプルと入力画像の路面の写り方が似ている必要がある.また,撮影された画像から専門家が補修の必要性を判断するためには異状だけでなく周囲を含めた路面全体を撮影する必要がある.そこで我々は,撮影時の撮影機の高さと角度に制限の加える治具を設計した.治具を用いて撮影した路面画像で路面異状を高精度に検出できることを実験で確かめた. |
| 題名 | カワイイの感じ方に先入観が及ぼす影響 |
| 著者 | *吉岡 健志 (松江工業高等専門学校 専攻科), 稲葉 洋 (松江工業高等専門学校 情報工学科) |
| ページ | pp. 285 - 291 |
| キーワード | カワイイ, 感じ方, 先入観 |
| アブストラクト | カワイイは日本発の文化として世界から注目されている.しかし,カワイイものはどんな特徴をもつのかなどを工学的に解明した研究は少ない.また,カワイイは馴染みあるものとそうでないものとでは感じ方が違うとされているが,同じではないということも証明されていない.そこで本研究では,特定のカワイイキャラクタを知っている人と知らない人でかわいさの感じ方に違いが生まれるのかをアンケート調査する.一般にカワイイとされるキャラクタのイラストを用意し,そのキャラクタを知っている人とそうでない人に見せ,カワイイと感じたかなどアンケート行う.調査の結果,キャラクタを知っている人,そうでない人のどちらでも男女でカワイイの感じ方に違いが見られた.本研究により,キャラクタを知っているかどうかでカワイイの感じ方に影響を及ぼすことが確認できた. |
| 題名 | 数値標高モデルから生成した稜線を用いた自己位置推定の性能評価 |
| 著者 | *川口 三郎 (鳥取大学院 持続性社会創成科学研究科), 吉村 宏紀, 西山 正志, 岩井 儀雄 (鳥取大学大学院 工学研究科,クロス情報科学研究センター) |
| ページ | pp. 292 - 295 |
| キーワード | AR, 画像処理, 3Dモデル, 自己位置推定 |
| アブストラクト | 本研究では砂丘でのARアプリケーションにおける自己位置推定手法として, 先行研究である稜線を用いた自己位置推定手法に着目した. 先行研究では人手で撮影された画像や3Dモデル上で撮影した画像などで精度評価を行っていた. しかし, 人手での撮影は膨大な労力が必要なため広範囲での実験が困難であり, 3Dモデルを用いるとノイズが大きい場所があったため評価が困難な場所があった. そこで国土地理院が配布している数値標高モデル上で画像を撮影することで稜線を用いた自己位置推定の精度を広範囲で評価した. その結果, 全地点での推定誤差の平均は約1m程度で確認された. また, 尾根付近では精度が高くなり, 尾根から遠い平地では精度が尾根付近に比べて低下することが確認された. |
| 題名 | 咽頭扁桃肥大の検出における物理検証とその臨床応用 |
| 著者 | *椛島 康平, 石光 俊介, 中山 仁史 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 小松 昌平, 葛西 一貴, 堀畑 聡 (日本大学 松戸歯学部) |
| ページ | pp. 296 - 297 |
| キーワード | アデノイド, アンチフォルマント, 伝達関数, 波長, モデル検証 |
| アブストラクト | 幼少期には獲得免疫の向上にともない,咽頭扁桃と呼ばれるリンパ組織が肥大する.この状態をアデノイドと呼ぶ.アデノイドは睡眠や呼吸の障害につながる可能性があるため,早期発見が重要となる.現在,検出に用いられる手法は侵襲的であるため,音声を用いて非侵襲的にアデノイドを検出する方法を構築した.これまでの検討により,鼻腔と上咽頭間の閉塞を定量的に測定する方法としてアンチフォルマントの有無による判定を提案し,罹患有無の被験者を対象とした臨床データでの検討を行った.本検討では,閉塞有無を条件としたモデル検証を行い,原理の妥当性を確認した.また,臨床データを用いた実験により提案システムの有効性を確認した. |
| 題名 | AES暗号回路へのクロックグリッチによる故障発生原因の検証 |
| 著者 | *原 成希, 五百旗頭 健吾, 豊田 啓孝 (岡山大学 大学院自然科学研究科) |
| ページ | pp. 298 - 302 |
| キーワード | サイドチャネル攻撃, 故障利用攻撃, クロックグリッチ |
| アブストラクト | サイドチャネル攻撃の一例として,故障利用攻撃がある.故障利用攻撃は,暗号機器に故障を注入することで誤動作を起こさせ,その挙動を解析することで暗号を解読する手法である.我々は今まで故障注入方法である妨害パルス注入により発生したクロックグリッチのタイミングによるフォルト発生確率を実験により明らかにし,解析方法である差分フォルト解析において秘密鍵の解読に利用可能な1バイト誤りを発生させるクロックグリッチ発生タイミング幅は実際の攻撃を想定し検討を行い,可能である事を示した.本稿では,故障利用攻撃におけるクロックグリッチによるDFAに対する安全性評価に必要な平文数,鍵数を示す前段階として,1バイト誤りの発生原因について仮説を立て,それを検証する. |
| 題名 | マイクロ分光器を用いた非接触脈波検出技術 |
| 著者 | *高橋 幸雄, 森永 将太, 栗田 耕一 (近畿大学大学院システム工学研究科) |
| ページ | pp. 303 - 304 |
| キーワード | 非接触, ヘモグロビン, 分光計測, 心拍波形 |
| アブストラクト | 表面皮膚の毛細血管中のヘモグロビン濃度を知ることによりバイタルモニタリングが可能となる.指先に機器を装着する測定法では、冷えなどで血液が十分にない場合や,マニキュアなどで光の透過が邪魔されてしまい正しく測定されないことが起きる.また,RGBカメラを使った非接触測定法は必要なデータのみを分離して収集できない,時間分解能が低いといった問題点がある. 本研究では非接触かつ高精度な光波長スペクトルが計測可能であるマイクロ分光器に着目し,光学系の設計や計測の環境構築を行い,ヘモグロビンの濃度変化を非接触で検出するシステムを開発した.さらに,LabVIEWでリアルタイムに検出するシステムを構築し,サンプリングレート70Hzでの脈波検出を実現した. |
| 題名 | 待ち時間の上限を考慮した3 地点間デマンド型交通の研究 |
| 著者 | *原田 裕太 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科工学専攻), 小柳 淳二 (鳥取大学大学院工学研究科) |
| ページ | pp. 305 - 306 |
| キーワード | デマンド型交通 |
| アブストラクト | 近年,地方では路線バスの利用者の減少により路線の廃止が続いている.このような状況で、利用者の生活を支えると期待されているのがデマンド型交通である.デマンド型交通の待ち時間の評価で,従来の研究では利用者が予約を取りやめることなく無限に待つも のとして考えた研究があるが,本研究では,待ち時間が一定時間を超えると利用者は予約を取りやめるという条件を考慮し,3 地点間を結ぶデマンド型交通の待ち時間をマルコフ過程を使って分析する. |
| 題名 | 効率的なペンタゴの完全読みプログラムの設計 |
| 著者 | *上野 一樹 (岡山大学大学院自然科学研究科) |
| ページ | pp. 307 - 310 |
| キーワード | ペンタゴ |
| アブストラクト | 本研究の目的は,ペンタゴというボードゲームを用いてゲーム木探索の効率化を行うことである.今回はMiniMax探索を効率化したアルファベータ探索とNegaScout探索を実装し,作成したペンタゴのプログラムでゲーム木探索を行う.さらに後退解析を行うことで,探索する深さを減らし,小盤の回転部分を表として呼び出すなど,ペンタゴの探索の高速化を行う.それにより,ペンタゴの終盤において一定時間内で先読みできる局面をできる限り増やし,できるだけ早い局面において完全読みを行えるようにする. |
| 題名 | ファジィ推論によるベッド上患者の転倒リスク推定手法の提案 |
| 著者 | *磯本 佳助 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科工学専攻), 櫛田 大輔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻) |
| ページ | pp. 311 - 314 |
| キーワード | 転倒リスク推定, ファジィ推論, 三次元距離画像センサ, Kinect, ベッド |
| アブストラクト | 医療現場で生じる転倒・転落事故の多くはベッドサイドで起きている.これら事故を解決するため,KinectのDepthデータから患者の転倒リスクを推定する手法を提案する.提案システムは,Depthデータをベッド直上から見下ろしたかのような射影変換,ベッド上の空間を分割した低次元化,分割したデータを利用した人物位置推定,ファジィ推論による転倒リスク推定から成り立っている.ファジィ推論によって,人間が持つあいまい性を含んだシステムが構築できる.入院患者で検証をした結果,本システムは平均90.2%の精度で転倒リスクを推定できることがわかった. |
| 題名 | 知覚できない振動刺激による誘発脳波を用いた個人認証の研究 |
| 著者 | *神藤 義明 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科工学専攻), 竹村 昌寛, 中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科) |
| ページ | pp. 315 - 318 |
| キーワード | 生体認証, 脳波, 知覚できいない振動刺激, t検定 |
| アブストラクト | 一般的な生体認証は,体表面に露出した情報を用いており,一度きりの認証のため,詐称や認証後の成りすましの問題がある.そのため,秘匿性が高く,継続的に提示可能な生体情報として脳波に注目し,中でも刺激に対して誘発される脳波に注目する.ただし,継続的な認証のため,利用者が知覚できない振動刺激による脳波を用いた個人認証を目指す.今回,被験者に対し知覚できない振動刺激提示時の脳波を測定し,振動刺激による誘発脳波の有無を確認するために,脳波のθ,α,β帯域でのスペクトルの含有率によるt検定を行った.結果知覚できない振動刺激により脳波が誘発されていることを確認した.また,含有率を特徴量として認証率を導出した. |
| 題名 | 心拍変動解析を用いた自動車エンジン音のサウンドデザイン |
| 著者 | *伊達 佑希, 山際 納月 (広島市立大学 情報科学研究科), 森元 優太 (広島市立大学 情報科学部), 石光 俊介 (広島市立大学 情報科学研究科) |
| ページ | pp. 319 - 322 |
| キーワード | サウンドデザイン, 心拍変動解析, 音質評価, 自動車エンジン音 |
| アブストラクト | 近年,サウンドデザインの分野においても生体信号の利用が行われるようになってきている.生体信号を用いる利点として被験者への負担の軽減や,リアルタイムな計測などが挙げられる.本研究ではウェーブレットを適用することで心拍変動間隔の抽出精度を向上させて,その手法のサウンドデザインへの適用を検討した.SD法による自動車エンジン音の聴感印象評価の結果より,ワクワク因子と明るさ因子,レスポンス因子が得られた.ワクワク因子の因子得点は低い音ほど高得点になる傾向にあった.自動車エンジン音聴取時の心拍変動解析の結果から音の高さとLF/HF成分の変化率との間に相関があることが示唆された. |
| 題名 | 車室内におけるオーディオシステムの明瞭度評価手法の検討 |
| 著者 | *神田 有正, 石光 俊介 (広島市立大学大学院 情報科学研究科), 若松 功二, 中島 正典, 山中 尋詞 (マツダ株式会社) |
| ページ | pp. 323 - 325 |
| キーワード | 明瞭度, 伝達関数, 臨界帯域幅, ウェーブレット解析, 重回帰分析 |
| アブストラクト | カーオーディオの明瞭度を解析するため,スピーカ位置を変化させ,音場解析と聴感実験を行った.伝達関数の臨界帯域幅による分析やウェーブレット係数の包絡解析などを行い,重回帰分析による定量化について検討した. |
| 題名 | 知覚できない視覚刺激による誘発脳波を用いた個人認証に向けて −ウェーブレット変換による特徴量検討ー |
| 著者 | *金城 希望 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科工学専攻), 中西 功 (鳥取大学大学院工学研究科) |
| ページ | pp. 326 - 329 |
| キーワード | バイオメトリクス認証, 脳波, 知覚できない視覚刺激, ウェーブレット変換 |
| アブストラクト | 本研究は,知覚できない視覚刺激を提示した際の誘発脳波を用いた個人認証の実現を目標とする.先行研究では,測定した誘発脳波データを高速フーリエ変換(FFT)し,それにより得たパワースペクトルを個人特徴としていたが,EERは41%程であった.そこで本稿では,時間-周波数解析手法であるウェーブレット変換によって,1秒間の脳波データをスカログラムに変換し,個人内および個人間データとでスカログラムの類似度を比較し,時間情報を含んだ特徴量として検討を行った. |
| 題名 | 簡易シンボル指書き認証における特徴レベル融合の検討 |
| 著者 | *高橋 篤史 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科工学専攻), 中西 功 (鳥取大学工学研究科) |
| ページ | pp. 330 - 332 |
| キーワード | 簡易シンボル指書き認証, 特徴レベル融合 |
| アブストラクト | 現在,指紋認証や顔認証などの身体的特徴を用いたバイオメトリクス認証が,スマートフォンの本人認証に適用されている.これらは,セキュリティ性と利便性の高い認証システムだが,体表面に露出した生体情報を扱っているため,第三者により容易に情報が奪われる危険性がある.そこで,行動的特徴を用いたバイオメトリクス認証である,筆記認証に注目した.従来,利便性の低かった筆記認証だが,利便性の向上を重点に,簡易シンボル指書き認証システムを提案した.これにより,最も良い結果でEER=10.0%を得ることが出来た. |
| 題名 | 超音波による誘発脳波を用いた生体認証 |
| 著者 | *圓岡 岳泰 (鳥取大学大学院 持続性社会創生科学研究科), 神戸 健太, 中西 功 (鳥取大学大学院 工学研究科) |
| ページ | pp. 333 - 335 |
| キーワード | バイオメトリクス, 継続認証, 脳波, 誘発脳波, 超音波 |
| アブストラクト | システムの利用者管理には継続的な認証が必要であり,また,現在主流の指紋等を使った生体認証システムには,認証情報の流出などといった危険性が存在する.そこで、著者らは新たに脳波に着目した.本稿では特に,人間に超音波を提示した際の誘発脳波を用いて個人認証を行うことを目的とし,実験協力者10 名の脳波を測定して脳波による個人識別性能を評価した.SVMによる単一電極の識別性能は最も良いものでEER:22%程度だったが,14個の電極を組み合わせることで,EER:5%を実現した. |
| 題名 | ペンタゴの局面判断を行うニューラルネットワークの構築 |
| 著者 | *岡田 拡 (岡山大学大学院) |
| ページ | pp. 336 - 339 |
| キーワード | ニューラルネットワーク, ペンタゴ, 深層学習 |
| アブストラクト | 本論文では,ボードゲームであるペンタゴの局面情報を学習させ,形勢判断を行うニューラルネットワークのモデル構築を目的とする. ディープラーニングとはニューラルネットワークに対する機械学習の一種であり, 機械学習の中には人間が自然に行っている学習能力と同等の機能をコンピュータで実現しようとする技術も含まれる. また,機械学習の開発に必要なフレームワークも広く普及し始め,Google社が公開しているオープンソースのTensorflow, 日本製の深層学習フレームワークであるChainerなどさまざまである. ペンタゴは5目並べのルールを拡張したボードゲームであり,Irving氏により,完全解析がなされている. 本実験ではその解析結果をもとに,ニューラルネットワークで学習を行い,互いのプレイヤーが最善手を指した場合,どちらが勝利するかを判定を試みた. 本実験ではConvolutional Neural Network(CNN)及びResidual Networkの学習モデルを複数作成し,それぞれの判定結果を比較した. その結果,現時点では4層のCNNが1番性能が高かった. |
| 題名 | 手のひら伝搬信号による個人認証の研究ー振幅と位相スペクトル特徴の融合ー |
| 著者 | *石本 雄也 (鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科), 中西 功 (鳥取大学工学部) |
| ページ | pp. 340 - 343 |
| キーワード | バイオメトリクス, 手のひら伝搬信号, 振幅スペクトル, 位相スペクトル, 融合 |
| アブストラクト | 本研究では,システムの利用中での継続した認証を想定し,手のひら伝搬信号を用いた個人認証の検討を行っている.手のひら上に二対の電極を設けて,発信器側の電極間に電流を流す.電流が流れることによりその周囲に漏れ電界が生じる.この漏れ電界が手のひらを伝搬し,検出器側で電圧として検出される.これを手のひら伝搬信号と呼ぶ.本稿では手のひら伝搬信号より得た振幅および位相スペクトルによる識別結果を融合し,認証率を導出したものを示す.融合方法として,各識別器から出力されたスコアを融合するスコアレベル融合と各識別器からの決定結果を用いて融合する結果レベル融合を用いて評価する. |
| 題名 | 車両センサネットワークにおける交通量に基づく経路構築によるデータ収集について |
| 著者 | *伊藤 彰敏, 神崎 映光 (島根大学大学院総合理工学研究科) |
| ページ | pp. 344 - 347 |
| キーワード | 車両センサネットワーク, 経路構築, データ収集 |
| アブストラクト | 近年,車両に搭載されたセンサが取得した情報の利活用を実現する技術として車両センサネットワークが注目されている.本稿では,時間とともに変化する交通量を考慮し,効率的なデータ収集を実現する手法を提案する.提案手法では,道路上に設置された固定端末であるノード間の協調動作によって,道路の交通状況を推定し,これに基づいてデータ収集のための転送経路を決定する.これにより,安定して通信が行える交通量の多い道路を優先的に利用する通信経路を構築し,効率的なデータ収集を行う.さらに本稿では,シミュレーション実験により提案手法が安定して高い配送率を実現し,既存の経路構築手法に比べ,効率的にデータ収集ができることを確認した. |
| 題名 | 楽音を用いた動的歪み計測方法の基礎的検討 |
| 著者 | *林 辰哉, 石光 俊介 (広島市立大学大学院情報科学研究科) |
| ページ | pp. 348 - 349 |
| キーワード | スピーカ, 音質評価, 非線形歪み, LMSアルゴリズム |
| アブストラクト | 本研究では,オーディオシステムの一つであるスピーカについて,音質に影響を与える歪みを楽音を再生することで計測可能な方法について検討する.新しい方法はLMSアルゴリズムを適用することで楽音入力時の歪み計測を行う.その前段階としてLMSアルゴリズムを用いた解析による非線形歪み計測の可能性を検討した.入力信号に1kHzの正弦波とこの正弦波を歪ませた信号を使用して,無響室にて収録した後,解析を行った.歪ませた正弦波を入力信号としたときの解析結果から1kHzのみが収束し,高調波は収束していないことが分かった.これによりLMSアルゴリズムによって,非線形歪みを計測できることが確認できた. |
| 題名 | 二目的配送計画問題に対する遺伝的アルゴリズムを用いた探索法の提案 |
| 著者 | *森下 翔葵 (岡山県立大学大学院 情報系工学研究科 システム工学専攻), 金川 明弘 (岡山県立大学 情報工学部) |
| ページ | pp. 350 - 352 |
| キーワード | vehicle routing problems, genetic algorithm, strength pareto evolutionary algorithm 2, multi-objective problem |
| アブストラクト | ネット通販やフリーマーケットなどが急速に発達したことにより,宅配業者が取り扱う荷物の量が大幅に増加している.すでに運びきれない量の荷物が持ち込まれていることにより,宅配ドライバーの負担が大きくなっている.本研究では,全配送車の総距離と平均稼働時間の2つを目的関数とする配送計画問題に対し,遺伝的アルゴリズムを用いて最適化を行う.複数の目的関数の中では互いにトレードオフの関係になることがあり,質の高いパレート最適解の探索が要求される.多目的最適化アルゴリズムの一種であるSPEA2を用いた解法を提案し,既存研究と比較することで提案手法の有効性を確認する. |
| 題名 | フィジカルコンピューティングを用いたアーチェリー練習システム |
| 著者 | *舟木 拓巳, 宮内 肇 (松江工業高等専門学校/電気情報工学科) |
| ページ | pp. 353 - 354 |
| キーワード | フィジカルコンピューティング, マイコン, センサ, アーチェリー, 工学教育 |
| アブストラクト | アーチェリーは競技人口が少ないマイナーなスポーツである。指導者も少ない境遇下で競技力を向上させることが難しい。そこで、我々は、ものづくりを活かした工学的な手法で、センサとマイコン、デザイン言語によるフィジカルコンピューティングを用いた様々なアーチェリー練習装置を開発してきた。そのシステムの概要と有効性を示し、これらの装置を用いることで、アーチェリーの競技力が向上することが期待されることを述べる。 このフィジカルコンピューティングを用いたトレーニングシステムの考え方は,アーチェリーのみならず他の様々なスポーツのフォームの安定性などに展開できると考える. |
| 題名 | A FUNDAMENTAL RESEARCH ON AN EARLY DETECTIVE SYSTEM FOR FINDING PIG DISEASE BY BODY-CONDUCTED SOUND |
| 著者 | *Cheng Yibing, Kenta Narusawa, Satoshi Iijima, Masashi Nakayama, Shunsuke Ishimitsu (Hiroshima City University), Aiko Ishida, Osamu Mikami (National Agriculture and Food Research Organization) |
| ページ | pp. 355 - 356 |
| キーワード | Livestock of pig, body-conducted sound, respiratory diseases, early detection of diseases |
| アブストラクト | In order to estimate the features between healthy and sick pig, we propose a system for early detection of the respiratory diseases. As first approach, we investigated on sound recording sensors for, which is requiring robustness of sounds because of moving and surrounding noise from other pigs and living environments. In this paper, we described the overview of the proposal system and comparisons of airborne and body-conduced sounds for the system. We confirmed that a breath sound of pig is possible to estimate by the body-conduced sounds. |