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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2016)シンポジウム

セッション 3F  ユーザ心理を考慮したサービス
日時: 2016年7月6日(水) 17:50 - 19:10
座長: 疋田 敏朗 (東京大学)

3F-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名インターネット利用における安心と不安の遷移に関する調査結果に対する一考察
著者*山本 太郎 (NTTセキュアプラットフォーム研究所)
ページpp. 580 - 589
キーワードインターネット, 安心, 不安, 社会調査
アブストラクト筆者は,インターネットサービスの利用における安心についての研究を行うにあたり, これまでは「不安」を研究することで間接的に「安心」の研究を行ってきた. 一方,「不安」の軽減以外にも「安心」の獲得が可能ではないかと考え, それを調査分析するための予備調査を実施した. 本論文では, その調査結果の一部に対し,詳細分析を行った結果について述べる.1) インターネットサービス利用前後の安心・不安状態の遷移2) インターネットサービス利用開始前後の安心理由, 3) インターネットサービスの評判や提供者・利用者に対する信頼.

3F-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名タブレットPCを用いた商店システムの提案
著者*高田 真也, 谷藤 稜真, 西岡 大, 齊藤 義仰 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部), 村山 優子 (津田塾大学 情報科学科)
ページpp. 590 - 597
キーワード商店システム, タブレット
アブストラクト東日本大震災の影響で被災者は自由に買い物を行うことができなくなった.我々は被災者の買い物を支援するために,簡易商店システムを設置,運用してきた.復興が進み,復興支援以外のシステム需要にも着目する必要がある.本論文では,当該システムの複数設置を行うための課題として,機材の省スペース化,機材費用の低コスト化を挙げ,解決手法及びその結果を報告する.

3F-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名商品注文機能を導入したプリペイド型商店システムの運用と評価
著者*谷藤 稜真, 高田 真也, 西岡 大, 齊藤 義仰 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科), 村山 優子 (津田塾大学情報科学科)
ページpp. 598 - 603
キーワード商店システム, 災害対応, インタフェース
アブストラクト現在,我々が運用しているプリペイド型商店システムは,運用を行う管理者を決定し,その管理者が商品の入荷や陳列を管理している.しかし,商品の入荷は管理者のみが行っているため,利用者のニーズに応えれず,商品が売れ残る問題が生じる.そこで本稿では,この課題を解決するために,利用者が自ら注文を行うことを可能にする商品注文機能をプリペイド型商品システムに追加実装した内容について報告する.

3F-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名無人入金機能を導入したプリペイド型商店システムの実装
著者*西岡 大 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科), 大沢田 ひかる (岩手県立大学ソフトウェア情報学部), 高田 真也, 谷藤 稜真, 齊藤 義仰 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科), 村山 優子 (津田塾大学情報学科)
ページpp. 604 - 609
キーワード商店システム, 無人入金機能
アブストラクト現在我々が運用しているプリペイド型簡易商店システムは,学生証のバーコードを利用してプリペイド情報を管理している.入金処理は,すべて管理者が行うため,管理者が不在の場合は,任意のタイミングで入金処理を行うことができず,購買機会を損失してしまう.そこで,本稿では,この課題を解決するためにユーザが自分自身で入金できる無人入金機能をプリペイド型商店システムに追加した内容について報告する.