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平成27年度 (第66回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

セッション SPE_INVITE  特別講演
日時: 2015年10月17日(土) 13:00 - 13:45
部屋: D11 (→地図)
座長: 多田村 克己 (山口大学 大学院理工学研究科)

SP-1 (時間: 13:00 - 13:45)
題名なぜ体内時計は大切なのか
著者*明石 真 (山口大学時間学研究所)
キーワード体内時計, 光, 疾患
アブストラクト地球上のほとんどの生物は約24時間周期の体内時計(概日時計)を持っており、これにより生物は地球の自転に合わせて効率良くそして健康に生活することができる。例えば、意思に関わらず、この時計が自律的に働くことで、夜が近づけば体温や血圧などを低下させて休息の準備に入り、朝が近づけば、目を覚ます前から、起床後の活動に備えて血圧や体温等を高めてくれる。しかし、光を自由自在に操り、地球の自転を無視して生活する現代人にとって、概日時計は身体パフォーマンスの低下を起こすだけでなく、疾患リスクにすらなる"やっかい者"に成り下がっている。現代人は概日時計を良く理解して、自分自身で身を守らなければならない。