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平成27年度 (第66回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0402  16. 制御-(2)
日時: 2015年10月17日(土) 10:30 - 11:35
部屋: D24 (→地図)
座長: 小林 康秀 (広島市立大学)

16-5 (時間: 10:30 - 10:43)
題名Controller Design for Nonlinear Systems Based on Optimally Controlled Stationary States
著者Wan Mohammad Shazlan (Okayama University of Science), Masahiko Tamai (Toshiba Lighting and Technology Corporation), *Hirokazu Ohtagaki (Okayama University of Science)
キーワードcontroller, design, nonlinear, systems
アブストラクトIn this paper, a method for controller design for nonlinear systems based on optimally controlled stationary states is proposed. By computational experiments, it is shown that the proposed method is effective to control the nonlinear systems described by swing equation.

16-6 (時間: 10:43 - 10:56)
題名「一次遅れ+むだ時間」系に対するPIDパラメータ調整則の導出とその応用
著者*石村 晃弘, 中本 昌由, 木下 拓矢, 山本 透 (広島大学)
キーワードPID制御, 一次遅れ系, むだ時間, 遺伝的アルゴリズム, 最小二乗法
アブストラクトIn this paper, we discuss the relationship of PID parameters and a first-order system with a dead time.By applying the least squares method to the relationship, we propose a new scheme for adjustment of reference tracking PID parameters for a first-order system with a dead time. The effectiveness of the proposed method is experimentally evaluated by employing to a temperature control system.

16-7 (時間: 10:56 - 11:09)
題名非接触計測による握手動作を生成する小型握手ロボットシステムの開発
著者*太田 俊介 (徳山工業高等専門学校), 神代 充 (富山大学), 瀬島 吉裕, 渡辺 富夫 (岡山県立大学)
キーワード握手動作, ヒューマンインタフェース, 身体的インタラクション, ヒューマンロボットインタラクション, 非接触計測
アブストラクト近年において,ロボットは人間の生活支援や医療介護など,人間と協調して作業を行うことが期待されている.そのためには,ロボットと人間が円滑にコミュニケーションを行えることが求められる.一方で,人間同士では握手を交わすことでコミュニケーションの始まりを円滑にしている.このことは人間とロボットにおいても同様の効果が得られると考えられる.本研究では,KinectとLeapMotionを併用することで,非接触により人間の手部位置を計測し,握手動作を生成する小型握手ロボットシステムを開発する.さらに,小型握手ロボットシステムを用いて,接近する人間への握手応答動作を生成させ,開発した握手ロボットシステムの有効性を確認する.

16-8 (時間: 11:09 - 11:22)
題名多機能コンセントシステムを用いた非可聴音を利用した部屋推定による省電力手法に関する研究
著者*武田 真悟, 笹間 俊彦, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
キーワード省電力, 非可聴音, 部屋推定, 多機能コンセント
アブストラクト近年,化石燃料の枯渇や地球温暖化の進行が問題視されている.家庭での省電力化を進めるためには,家電の使用の適切さを判断する機能や,不適切な場合は電源を切るための機能を持つシステムが重要となる.本研究では人物の不在の場合の家電の動作を不適切と考え,人物の在室,不在に応じた部屋ごとの家電動作の管理を目的とする機器の有効な設置位置の自由度が高い,音波を利用した在室判定機能を開発した.これは人物にAndroid端末をもたせ,部屋に設置したスピーカからの音波を受信することで位置推定を行っている.この在室判定を利用し,不在である部屋の電源を遮断するシミュレートをした結果,6家電でシステム稼働前と比べ48.5%の節電を見込めた.

16-9 (時間: 11:22 - 11:35)
題名多数のセンサとSVMを用いた家電の電源制御システム
著者*橋本 知樹, 笹間 俊彦, 川村 尚生, 菅原 一孔 (鳥取大学大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻)
キーワード省電力, SVM, 電源管理, 多機能コンセント
アブストラクト近年,地球温暖化や化石燃料の枯渇が問題視され,限りあるエネルギーの使用料削減を目的とした省エネが必要とされている. 一般家庭において省エネがあまり意識されていないのが現状であり,その分野における省エネ対策が必要である. 一般的な省エネ対策として,使用していない家電の電源管理を行うことで消費電力を削減することが挙げられる. しかし,電源の切り忘れやコンセントの抜き忘れなど,一般ユーザが省エネ対策を徹底するのは難しい. そこで,一般家庭に多数のセンサを設置し,センサ値にラベルを付与しSVMに学習させることで,家電の電源を遮断するべきかすべきでないかを判断させ,家電の電源管理を行う.