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平成27年度 (第66回) 電気・情報関連学会中国支部連合大会

部門: セッション 0203  15. 計測-(3)
日時: 2015年10月17日(土) 14:00 - 15:05
部屋: D22 (→地図)
座長: 西村 亮 (鳥取大学)

15-11 (時間: 14:00 - 14:13)
題名汽水域における現場観測データを用いた分光反射特性の分類及びクロロフィルa濃度推定
著者*菜原 周郎, 下舞 豊志 (島根大学大学院総合理工学研究科)
キーワード汽水域, 分光反射特性, クロロフィルa濃度, 濁度
アブストラクト汽水域である宍道湖と中海を結ぶ大橋川における分光反射特性の把握及びChl-a濃度推定方法について検討した.大橋川で得られた分光反射特性において特徴的な反射率をもとにChl-a濃度推定を行った.有用であった推定式は,Chl-a吸収帯と蛍光帯の比,672nmと688nmの反射率の比を用いた場合であった.続いて,672nmと688nmの反射率をもとに3波長を用いる方法について検討したが,推定精度は向上しなかった.そこで,580nmの反射率と600nmの反射率の差が0.3以上のデータを用いた場合推定精度は向上した.

15-12 (時間: 14:13 - 14:26)
題名汽水域における分光反射特性を用いた Chl-a濃度の推定方法及び藻類の識別方法の試み
著者*永富 潤樹, 下舞 豊志 (島根大学大学院総合理工学研究科)
キーワードリモートセンシング, 分光反射特性, 藻類の識別, Chl-a濃度推定
アブストラクト人工衛星を用いたリモートセンシングは、瞬時に広域を観測できる。そこで、水質が時間的・空間的に変化が激しい汽水域のモニタリングには最適である。そこで本研究では、宍道湖(汽水域)に近い川である大橋川及び朝酌川で分光放射計と水質計を用いた現場観測結果から、水域に含まれるChl-a濃度の推定と藻類の識別方法を分光反射特性の観点から試みた。結果、藻類に含まれる色素(フィコシアニン、フィコエリトリン)の吸収帯を用いることにより藻類を分類できる可能性が示唆された。また、微分スペクトルを用いたChl-a濃度の推定方法では、相関係数が0.55という結果となった。

15-13 (時間: 14:26 - 14:39)
題名低周波磁場を用いた鋼板の厚み測定システムの開発
著者*森田 洪爾, 芳賀 勇太, 堺 健司, 紀和 利彦, 塚田 啓二 (岡山大学大学院自然科学研究科)
キーワード非破壊検査, 磁気計測, 板厚測定, AMRセンサー
アブストラクト近年,我が国のインフラの老朽化が著しく重大な社会問題となっており,インフラ保全のために非破壊検査手法の研究開発が急がれている.腐食などによる鋼板の減肉によりパイプラインや橋脚といった,インフラによる事故を防ぐために鋼板の減肉率を知る手法が必要とされている. 我々は低周波磁場による漏洩磁束探傷法を用いた鋼板の裏面にあるくぼみ欠陥を検出するシステムの開発を行ってきている.この漏洩磁束探傷システムと従来の鋼板の厚み測定を行う渦電流探傷法とを組み合わせた,新たな鋼板の厚み測定システムを開発したので報告する.

15-14 (時間: 14:39 - 14:52)
題名車椅子の走行補助装置の設置位置の検討
著者*吉井 直弥, 春山 和男, 日高 良和 (宇部工業高等専門学校), 冨本 悠公 (山口大学)
キーワード車椅子, 超音波センサ, 安全確認
アブストラクト近年,日本では高齢化が急速に進み, 2035年には3人に1人が高齢者となる予測が出されている.これにより様々な問題が出てきており,その一つに高齢者の事故の増加がある.高齢者は身体能力が低下しているため,走行補助器具が用いられている.しかし判断能力の低下によって危険回避行動が遅れ,事故が起きる可能性がある.そこで車椅子を高齢者単独で利用する際の転倒事故を未然に防ぐために,走行安全補助装置が考案された.超音波センサを用いて障害物の有無や地面の材質を判別しており,人体に悪影響を与えず,画像取得しないため,プライバシーに関する問題もない.本研究ではこの装置について,車椅子に対する取り付け位置の最適化を試みた.

15-15 (時間: 14:52 - 15:05)
題名ハイブリッド空間ガス濃度測定を安定に行うために必要な半導体レーザ駆動条件の検討
著者*奥本 直也, 石元 達也, 川原 健太, 藤井 淳平, 香川 直己 (福山大学)
キーワードAd-Hoc通信, ガス濃度計測, アイセーフ, 吸収分光, 半導体レーザ
アブストラクト我々は、赤外線半導体レーザ光の空間伝播によるAd-Hoc通信を利用し、バックグラウンドガス濃度計測、ネットワーク通信を同時に行うハイブリッド計測システムの開発を行っている。バックグランドガスとして二酸化炭素を計測すれば、災害現場において被災者の捜索支援。また、メタンガスを計測すれば、土砂災害などの予測が可能と考えている。 本システムは、ガス濃度を安定に計測する必要がある。そこで、使用する半導体レーザがガス濃度を安定的に計測するために必要なレーザ駆動条件を吸収線測定により求めたので報告する。