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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2018)シンポジウム
プログラム

(「*」印は講演予定者を表す)
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セッション表

表内のセッション名はそのセッション情報にリンクしています.

2018年7月4日(水)

桐壺の間横笛の間明石の間須磨の間浮舟の間紅梅の間鈴懸の間白樺の間
開会式 (コンベンションホール紫雲殿)
13:00 - 13:30
1A  ネットワークサービス
13:50 - 15:30
1B  センサ・状態推定
13:50 - 15:30
1C  IoTシステムとアーキテクチャ
13:50 - 15:30
1D  行動・状態認識
13:50 - 15:30
1E  ナビゲーション
13:50 - 15:30
1F  モバイルアプリケーション
13:50 - 15:30
1G  遠隔管理と情報支援のセキュリティ
13:50 - 15:30
1H  IoT・制御機器
13:50 - 15:30
2A  ネットワークとコミュニケーション
15:50 - 17:30
2B  ロケーション・マップ
15:50 - 17:30
2C  IoTモデル化
15:50 - 17:30
2D  人と社会
15:50 - 17:30
2E  計測システム
15:50 - 17:30
2F  センシング
15:50 - 17:30
2G  地図とナビゲーション
15:30 - 17:30
2H  暗号応用
15:50 - 17:30
3A  分散処理とセキュリティ
17:50 - 19:10
3B  ITS通信・ネットワーク
17:50 - 19:10
3C  映像音声コンテンツ
17:50 - 19:10
3D  認識と認証
17:50 - 19:10
3E  IoT・フレームワーク
17:50 - 19:10
3F  位置推定(1)
17:50 - 19:10
3G  発話と対話
17:50 - 19:10
3H  プライバシー・認証(1)
17:50 - 19:10
夕食 (大観)
19:40 - 21:30



2018年7月5日(木)

桐壺の間横笛の間明石の間須磨の間浮舟の間紅梅の間鈴懸の間白樺の間
朝食 (大観)
07:00 - 08:30
4A  位置情報
08:30 - 10:10
4B  クラウド
08:30 - 10:10
4C  システム制作
08:30 - 10:10
4D  分散処理とサービス(1)
08:30 - 10:10
4E  支援システム
08:30 - 10:10
4F  位置推定(2)
08:30 - 10:10
4G  プロジェクトマネジメント
08:30 - 10:10
4H  サイバー・車載ネットワーク
08:30 - 10:10
5A  ITSコンセプト
10:30 - 12:10
5B  Internet of the Things
10:30 - 12:10
5C  コンシューマデバイスと材料
10:30 - 12:10
5D  分散処理とネットワーク
10:30 - 12:10
5E  知的センシングと応用
10:30 - 12:10
5F  位置推定(3)
10:30 - 12:10
5G  活動支援
10:30 - 12:10
5H  セキュリティ心理
10:30 - 12:10
昼食・アウトドアセッション
12:10 - 14:10
6A  インターネットとセキュリティ
14:10 - 15:30
6B  安全性
14:10 - 15:30
6C  コンテンツ作成
14:10 - 15:30
6D  分散処理とストリーム
14:10 - 15:30
6E  行動認識
14:10 - 15:30
6F  行動・状態認識
14:10 - 15:30
6G  動画配信
14:10 - 15:30
6H  サイバー攻撃対策
14:10 - 15:30
SP  (コンベンションホール紫雲殿)
特別講演

15:50 - 16:50
DS  (紫宝)
デモセッション

17:00 - 18:30
夕食 (大観)
19:00 - 21:00
NS  (コンベンションホール紫雲殿)
ナイトテクニカルセッション
21:20 - 23:00



2018年7月6日(金)

桐壺の間横笛の間明石の間須磨の間浮舟の間紅梅の間鈴懸の間白樺の間
朝食 (大観)
07:00 - 08:30
7A  インタラクティブコンテンツ
08:30 - 10:10
7B  交通流
08:30 - 10:10
7C  インターネットサービス1
08:30 - 10:10
7D  分散処理とセンサネットワーク
08:30 - 10:10
7E  情報分析・提示
08:30 - 10:10
7F  ネットワーキング
08:30 - 10:10
7G  機械学習
08:30 - 10:10
7H  プライバシー・認証(2)
08:30 - 10:10
8A  持続可能なセキュリティ
10:30 - 12:10
8B  経路探索・案内
10:30 - 12:10
8C  インターネットサービス2
10:30 - 12:10
8D  分散処理とサービス(2)
10:30 - 12:10
8E  ヘルスケア
10:30 - 12:10
8F  無線通信
10:30 - 12:10
8G  コミュニケーション
10:30 - 12:10
8H  サイバー演習
10:30 - 12:10
昼食
12:10 - 13:30
閉会式・表彰式 (コンベンションホール紫雲殿)
13:30 - 14:40


論文一覧

(「*」印は講演予定者を表す)

2018年7月4日(水)

セッション 1A  ネットワークサービス
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 桐壺の間
座長: 斉藤 典明 (東京通信大学)

1A-1 (時間: 13:50 - 14:30)
題名(招待講演) 地域ネットワークサービス構築に向けた取組み〜地域包括ケア支援システムについて〜
著者金井 秀明 (北陸先端科学技術大学院大学)

1A-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名遅延更新許容型Webキャッシュサーバの試作と評価
著者*蔵下 雄大, 高見 一正 (創価大学大学院工学研究科)
キーワード遅延更新許容型, Webキャッシュ, eラーニング, ローカル環境, DTN
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1A-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名協調Web検索におけるページ共有支援のための栞機能の実現
著者*門脇 光佑, 橋本 修平, 道念 幹 (立命館大学院 情報理工学研究科), 高田 秀志 (立命館大学 情報理工学部)
キーワード協調Web検索, 協調作業, モバイルデバイス, ユーザインタフェース
アブストラクト近年,スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末の普及により,モバイル端末の保持率は一人一台以上になっている.これに伴い,個人によるWeb検索だけでなく,「協調Web検索」と言われるような,複数人から成るグループでのWeb検索が行われる機会も増えている.協調Web検索を行う際には,自分の端末で開いているページを他のメンバの端末でも開くことによってページの共有を行うことが多い.ページを共有することで,各自の端末でページを閲覧することができ,他のメンバの端末を見る必要がなくなる.しかし,ページ共有の際に,ページ内の特定の部分を他のメンバと共有したい場合は,ページを送信する側には相手に共有したい部分を示す手間が発生し,ページを受け取る側にはそれを探す手間が発生する.このような手間が発生するため,ページ共有の際にページそのものを共有するだけでは不十分である.本研究では,上で述べた協調Web検索において発生する手間を軽減するための栞機能を実現する.本稿ではこの栞機能を用いて行った検証実験の結果と得られた知見について述べる.

1A-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名水産業生産性向上のための海水温情報告知伝達システムの開発
著者*阿草 裕, 藤橋 卓也, 遠藤 慶一, 黒田 久泰, 小林 真也 (愛媛大学大学院理工学研究科)
キーワードIoT, ビッグデータ, 可視化, 地域課題
アブストラクト養殖業においては,潮の流入による水温変動が魚貝類の育成に大きく影響するために,海水温に関する情報が重要視されており,リアルタイムでの可視化が強く望まれている.これを実現するため,水産研究者は,複数の多深度水温連続観測装置を海上に設置し,水温データの収集・蓄積を行っている.本研究では,収集された水温データから,現況情報や,時間変化を可視化するシステムを構築する.本システム利用者は,Webブラウザから,最新の海水温情報や海水温の時間変化を表,グラフ,および三次元温度分布図の形で見ることができる.また,過去に測定された海水温情報をダウンロードできる.


セッション 1B  センサ・状態推定
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 横笛の間
座長: 屋代 智之 (千葉工業大学)

1B-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名車載カメラ画像と地図DBの時系列照合による自己位置推定
著者*武山 洪二郎, 加藤 武男, 後藤 邦博 (株式会社 豊田中央研究所)
キーワード位置推定, 単眼カメラ画像, 地図照合, 自動運転
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1B-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名スマートフォン搭載3軸加速度センサと3軸ジャイロセンサを用いた自転車の挙動認識
著者*宇佐見 友理 (早稲田大学), 石川 和明, 高山 敏典 (ゼンリンデータコム), 柳澤 政生, 戸川 望 (早稲田大学)
キーワード挙動認識, スマートフォン, センサ, 自転車
アブストラクト自動車・バイクの挙動認識に基づいて危険運転を予測し,事故を未然に防げるようになった.しか し,自転車の挙動認識に目を向けた研究は少ない.自転車はバイクと同じ二輪車であるが,バイクと異なり 車道以外を走行する可能性があるため歩行者や電柱といった障害物を回避する動作が多くなる.そのため, バイク向けの挙動認識手法を自転車に適用すると回避動作を正確に認識することは難しい.既存の自転車 の挙動認識手法として,スマートフォンを後輪軸横に設置することでセンサのノイズを低減し,自転車の 挙動を比較的正確に認識する手法が提案されているが,この手法では,自転車が遅い速度で曲がった際,角 速度の変化を十分に認識できず,直進状態と右左折状態でのセンサの値に違いが現れにくくなり誤認識に つながるという問題点がある.さらにユーザが停車中にスマートフォンを利用できず実用的ではない.一 方,スマートフォンの設置位置をハンドル部分にすると,センサがノイズの影響を受けやすくなり自転車 の挙動認識そのものが難しくなる.本稿では,スマートフォンに搭載された3 軸加速度センサと3 軸ジャ イロセンサを用いた自転車の挙動認識手法を提案する.提案手法では,スマートフォンをハンドル部分に 取り付けることで,ハンドルの回避動作の認識を可能とし,ユーザが停車中にスマートフォンを利用可能 とする.自転車走行の際にバランスをとるために行う周期的なハンドル操作に着目しこれに基づくセンサ のノイズを除去し,また機械学習により自転車の挙動を学習することで,正確な自転車の挙動認識を可能 とする.提案手法を用いて自転車の挙動(停止・直進・右折・左折) を認識したところ,既存手法のF 値が 0.6 を超える程度であったのに対して,4 つの挙動全てについてF 値が0.8 を超える高い精度となった.

1B-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名バス車載ドライブレコーダを用いた背景差分法による乗降客数推定手法の評価
著者*中島 颯人, 新井 イスマイル, 藤川 和利 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワード画像処理, 路線バス, ITS, IoT
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1B-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名ドライブレコーダ映像の低ビットレート配信とAIを使った高精細化
著者*増田 貴大, 洞井 晋一, 東田 光裕 (西日本電信電話株式会社)
キーワード超解像, 機械学習, 非可逆圧縮
アブストラクト近年,ドライブレコーダの普及が急速に進んでおり,業務用車両への装着義務化に向けた検討もされている.更に,社会的なIoTデバイスの普及により,映像のリアルタイム閲覧をはじめとする映像利用のさらなる拡大が予想されており,通信における映像トラフィックの増加が懸念されている.本論文では,路線バスに取り付けられるドライブレコーダを想定し,映像品質の劣化を抑えつつ映像トラフィックを低減する映像配信システムの開発に取り組む.映像品質確保のために,本システムでは100kbpsまで低ビットレート化された映像に対してAIによる高精細化処理をおこなう.そのため,低ビットレート映像を配信しつつ,AIの学習のための高精細映像を収集可能なドライブレコーダを開発した.このドライブレコーダを含むシステムを路線バスに取り付けて実験したところ,20fpsの低ビットレート映像をLTE経由で配信することを確認した.また,高精細化をおこなうための消費電力量についても試算をおこなった.

1B-5 (時間: 15:10 - 15:30)
題名深層学習を用いた低ビットレート動画の高精細化技術
著者*洞井 晋一, 増田 貴大, 東田 光裕 (西日本電信電話株式会社)
キーワードGAN, LTE, AI
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 1C  IoTシステムとアーキテクチャ
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 明石の間
座長: 川上 朋也 (奈良先端科学技術大学院大学)

1C-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名混雑緩和のための行動推薦モデル
著者*中山 経太, 堀 磨伊也, 島田 敬士, 谷口 倫一郎 (九州大学)
キーワード混雑緩和, 行動推薦
アブストラクト実世界における特定の施設の混雑状況や人流情報に関するデータを,Wi-Fiなどの電波接触を用いてリアルタイムに取得することができるようになったことで,実世界データを活用した混雑緩和への取り組みに注目が集まっている.混雑情報を提供する方法として,Webサイトなどに常に情報を掲載する方法(プル型)と防災情報などのように情報を通知する方法(プッシュ型)の二通りが考えられる.混雑緩和を目的として実世界に対して行動推薦情報をプッシュ型により提供する場合,混雑緩和に適切なタイミングや内容による情報提供が求められる.そのためには実世界の状況に応じた内容を適応的に選択する仕組みと情報提供に対して混雑がどのように変化するのかという結果を踏まえてより適した行動推薦を選択する仕組みが必要となる.本研究では,特定の施設で観測された混雑情報とアンケートによる利用者の行動選択データ等の実データとをもとに行動推薦情報の提供が行われた際の実世界の混雑推移の変化を表す混雑推移モデルを構築し,それをもとに行動推薦を行う行動推薦モデルを提案する.

1C-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名植物収穫時品質に関与する経時特徴量の検討
著者*中西 豪太 (静岡大学情報学部), 水野 涼介 (静岡大学大学院総合科学技術研究科), 今原 淳吾, 前島 慎一郎 (静岡県農林技術研究所), 峰野 博史 (静岡大学学術院情報学領域/JSTさきがけ)
キーワード農業, 分析, 正則化回帰, 変数選択
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1C-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名半教師あり学習を用いた植物生育モデリングの検討
著者*水野 涼介, 柴田 瞬 (静岡大学大学院総合科学技術研究科), 峰野 博史 (静岡大学学術院情報学領域)
キーワード農業, 深層学習, 生成モデル, 半教師あり学習, 状態空間モデル
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1C-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名自動運転における交通渋滞緩和に向けたIoTエッジ最適化モデルの提案
著者*北上 眞二 (福井工業大学), 徳永 雄一 (三菱電機株式会社), 白鳥 則郎 (中央大学)
キーワードITS, Vehicle Computer, 最適化, エッジ, 次世代モビリティサービス
アブストラクト地域の交通渋滞を緩和し交通事故を減らすための高度交通システム(ITS)による最適化は,クラウド中心のIoTコンピューティングモデル(CC-IoTモデル)に基づいている.一方,自動車運転者の安全性と快適性を向上させるための車両コンピュータ(V/C)による自動運転の最適化は,エッジ中心のIoTコンピューティングモデル(EC-IoTモデル)に基づいている.しかし,一般に,CC-IoTモデルとEC-IoTモデルとの間にはトレードオフの関係があり,ITSによる交通渋滞緩和とV/Cによる運転者の快適性維持が両立しないケースがある.本稿では,効果的な次世代モビリティサービスの実現に向けて,ITSによるクラウド最適化とV/Cによるエッジ最適化を均衡させるIoTエッジ最適化モデルを提案する.この最適化モデルでは,双方の最適化の均衡をパレート最適化問題と扱い,インテリジェントプロトコルによってクラウドとエッジ間でネゴシエーションすることにより,システム全体の均衡最適化を実現する.また,本稿では,IoTエッジ最適化モデルの原理を評価するためのシミュレーションを行い,道路の交通渋滞緩和と自動車の目的地早期到達についての要求レベルに応じて,ITSによるクラウド最適化とV/Cによるエッジ最適化を均衡させることが可能であることを示す.

1C-5 (時間: 15:10 - 15:30)
題名省エネ制御パターンと線形モデル式を用いた省エネ制御選択手法についての研究
著者妻鹿 利宏 (三菱電機ビルテクノサービス)
キーワードデマンドレスポンス, 省エネ制御, アグリゲータ


セッション 1D  行動・状態認識
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 須磨の間
座長: 宮田 章裕 (日本大学)

1D-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名歩行者のための積雪マップ実現に向けたスマートフォンを用いた路面積雪量推定
著者*桂田 連, 長谷川 達人 (福井大学大学院工学研究科)
キーワードスマートフォン, 機械学習, 路面推定, 積雪量
アブストラクト本研究ではスマートフォンに搭載されている加速度センサ,ジャイロセンサから観測される値をもとに機械学習によって,ユーザが歩いている道路の積雪状況を推定する手法を開発し,評価する.この手法を開発することで,各歩行者からセンサ値を取得し,路面の積雪量推定ができる.推定したデータを蓄積することで,積雪マップを実現し,歩きやすい歩行経路の推薦ができる.提案手法では,通常の道路,雪が少し積もった道路,アイスバーンのように踏み固められた道路,雪がかなり積もった道路の4 種類の推定を行った.被験者8 人に対して,それぞれ自己データのみ用いて10-foldCV で検証した結果,全ての被験者において推定精度約100%を達成した.一方,自己データを含めずに学習するLOSO-CV では最も良い精度を出す手法でも55%となり,個人差の影響を大きく受けた.この実験を通して,通常の道路とアイスバーンの道路は加速度センサやジャイロセンサでは識別が難しいことも明らかにした.また,アイスバーンを除く3 種類の道路の推定では約70%の精度を実現した.

1D-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名屋内空間における係留状態認識
著者金具 浩平 (立命館大学 情報理工学研究科), 川内 菜津美, *大槻 拓未, 西尾 信彦 (立命館大学 情報理工学部)
キーワード行動認識, PDR
アブストラクト屋内ではGPSによる測位が困難なため,代わりとなる屋内手法が多く提案されている.代表的なものにWi-FiやBLEを用いた手法やPDR(Pedestrian Dead Reckoning)がある.Wi-Fi基地局はセキュリティ上の問題から設置されない場合があり,Wi-Fi,BLEビーコンはともに設置コストがかかるという問題がある.一方でPDRは,スマートフォンに内蔵された加速度センサや角速度センサなどを用いて初期位置からの相対的な位置を推定する手法であり,外部インフラが必要ない.PDRは加速度などを利用するため,微小な加速度の変化でも歩行したと認識してしまう可能性がある.例えば,屋内においてユーザが頻繁に行う「立ち止まる」,「着席する」,「離席する」などといった加速度などのセンサ値は変化するが移動は伴わない動作及び状態(以下,係留状態)で歩行と検知し,測位誤差が発生する場合がある. 本研究では歩行誤り検知の削減を目的として加速度センサの値の変化を見ることでユーザが係留状態かを判別する.結果,正解率はベースラインの精度である20%を上回り,正解率は59.2%となった.

1D-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名スマートデバイスを用いたWork Attitude推定モデルの構築と評価
著者水本 旭洋, 雨森 千周, 諏訪 博彦 (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学,JST さきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードスマートヘルスケア, ウェアラブルコンピューティング, バーンアウト, ワーク・エンゲージメント

1D-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名拡張現実感を用いたテクスチャ変更による人物行動制御手法の提案と評価
著者*櫻木 大和, 磯山 直也 (神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻), 寺田 努 (神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻,科学技術振興機構さきがけ), 塚本 昌彦 (神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻)
キーワード人物行動制御, 拡張現実感, テクスチャ変更, HoloLens, ウェアラブル
アブストラクト走ることが好ましくない廊下や,左側通行への交通整理を求める横断歩道などでは,看板や音声によって人を注意・誘導させる方法が一般に用いられている.これらは強制力が弱く,人によっては無視して従わない場合や,見落としてしまう場合がある.従う人に対しても,指示の意味を解釈して行動に移す必要があり,心的コストが要求さる.上記のような場面では,意味解釈を必要としない注意・誘導が望ましい.本研究では,階段や床のテクスチャを変化させることで人の行動に影響を与えられると考え,拡張現実感を用いてテクスチャを変化させて見せることによる人への影響を調査する.本稿では提案手法の評価として,3 種類のテクスチャを用いて実験を行った.結果として,廊下に動くムービングウォークのテクスチャを表示することで歩行速度の体感が変化し,床に左右一方向に動く床のテクスチャを表示する ことで左右に誘導される感覚が得られることが示された.


セッション 1E  ナビゲーション
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 浮舟の間
座長: 井上 創造 (九州工業大学)

1E-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名全天球カメラの画像による駅構内案内アプリとその案内用データ作成支援システムの開発
著者*工藤 尊 (東京電機大学大学院未来科学研究科情報メディア学専攻), 伊藤 昌毅 (東京大学生産技術研究所), 岩井 将行 (東京電機大学未来科学部情報メディア学科)
キーワード全天球カメラ, ウォークスルー
アブストラクト現代はスマートフォンが普及しており,様々な道案内アプリが開発されている.しかし,建物内や複雑な地形の場所では,地図を見てすぐに目的地までのルートを判断することは難しく,特に地図が読むのが苦手な人に道を伝えることは難しい.そこで著者らは,全天球カメラの画像を用いて,実際に人の目線で見たように目的地までの経路を伝えるアプリ,「駅構内案内アプリ」を開発した. また,駅や建物の増改築に伴い,本アプリで利用されているデータを更新する必要がでてくることが考えられる.そのため,本アプリのデータは短時間で容易に作成できなければならない.このデータを容易に作成し,全天球カメラの画像と地図さえあればすぐにデータを更新することが可能なデータ作成支援システム,「案内アプリ用更新データ作成システム」を開発した. 今回は,データ作成支援システムを実験する場所を東京電機大学東京千住キャンパスの新5号館にし,評価実験を行った.男性が6人,女性が2人の,合わせて8人に評価実験を行ってもらった.年齢は20代が7人,30代が1人である.評価実験で今後解決するべき課題を考察する.

1E-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名全方向移動パワーアシスト台車における 操作性改善に向けたLPF選択手法
著者*熊木 広一 (豊橋技術科学大学大学院), 大村 廉 (豊橋技術科学大学)
キーワードパワーアシスト, ユーザビリティ, ディジタルフィルタ, 移動台車
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1E-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名周辺環境状況に基づく動的ポリシー設定による小型無人機の操縦支援の実装と評価
著者*中谷 要太, 佐藤 健哉 (同志社大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻)
キーワード小型無人機, 制御, ポリシー
アブストラクト近年,小型無人機の研究開発が進められている.将来は,工場の警備やコンサートホールでの撮影などの屋内環境での使用が期待されている.しかし,小型無人機は回転翼によって飛行しているため,操縦性が非常に不安定である.そのため屋内環境を想定すると,屋外環境を超えた物体との接触の危険性が高い.小型無人機の操縦性の不安定を改善するために複数のセンサ機器を搭載することによって安全を確保しているものもあるが,小型無人機はセンサ機器の搭載に制限があるので,センサ機器搭載による安全確保は困難である.本研究では,小型無人機の単眼カメラからの画像のみを用いて小型無人機の操縦を支援する方法を提案する.小型無人機が人物や物体を検出した際に,ポリシーを設定することでMAV操縦に制限をかける.その制限により操縦者の判断ミスであったり,操縦ミスを未然に防ぐことで,ポリシーの小型無人機操縦の支援への有用性を示した.

1E-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名白杖先端刺激提示による仮想誘導路デザインの検討
著者*渡辺 博文, 榎堀 優 (名古屋大学大学院情報学研究科), 米澤 朋子 (関西大学大学院総合情報学研究科), 間瀬 健二 (名古屋大学大学院情報学研究科)
キーワード視覚障碍者, 白杖, 歩行支援, 仮想誘導路
アブストラクト我々は,白杖の利用経験を応用できる歩行誘導システムとして,白杖先端への衝撃刺激提示による仮想誘導路の構築を提案している.本稿では,曲線を含んだ経路について,点字ブロックのように中央に一本の誘導線があるように構成した誘導路Cnt,左右片側のみに仮想的な壁があるように構成した誘導路LorR(2 種),左右両側に仮想的な壁があるように構成した誘導路LR(3 種) の延べ6 種の誘導路における歩行誘導性を検証した. 晴眼者に対する実験の結果,曲線部分のみでは,LorR で曲線路の外側に壁を構成する場合で歩行速度が最も速く,LorR で曲線路の内側に壁を構成する場合で歩行速度が最も遅いことがわかった.しかし,直線から曲線,曲線から直線といった進路の切り替え部分で適切な歩行誘導に失敗することもわかった.一方で,誘導路の左右両側に仮想的な壁を構成しその幅を調節することで,歩行速度を高く保ちたい直線経路,歩行速度を制御したい危険な場所や曲がり角のどちらにも対応できる可能性が示された.

1E-5 (時間: 15:10 - 15:30)
題名ドローン操縦練習のための機体検出システムの開発
著者*駒田 航平, 大村 廉 (豊橋技術科学大学)
キーワードドローン, 赤外線通信, トランスポンダ, 区間タイム計測, 操縦練習
アブストラクト本研究ではドローン用の飛行操縦練習に使用可能な通過タイム計測システムの開発を行う.ドローン通過検出手法は信頼性の高い赤外線検出手法を選択する.そして,機体側に検出器,環境側に送信器を設置する.機体側で通過検出を行うことで時刻同期の問題を解決する.環境側には電池で駆動する小型ビーコンを設置するのみで動作するようにし,設置コストを抑える.評価の結果,ビーコンから高度1〜2m,ビーコンを中心に半径0.5m以内の範囲を通過すれば安定した検出が可能であることを確認した.また計測されるタイムは既存製品と同程度に信頼できるものであることを確認した.


セッション 1F  モバイルアプリケーション
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 紅梅の間
座長: 梶 克彦 (愛知工業大学)

1F-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名観光客参加型センシングによる観光情報収集におけるゲーミフィケーションの有効性調査
著者*河中 祥吾, 松田 裕貴 (奈良先端科学技術大学院大学/日本学術振興会特別研究員 DC1), 諏訪 博彦, 藤本 まなと (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学/JSTさきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードユーザ参加型センシング, ゲーミフィケーション, 観光
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1F-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名日常動作から生じるHMDの揺れを再現したシミュレータによるフォントの可読性評価
著者*松浦 裕久 (神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻), 寺田 努 (神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻,科学技術振興機構さきがけ), 青木 友裕, 園田 晋 (株式会社モリサワ), 磯山 直也, 塚本 昌彦 (神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻)
キーワードHMD, フォント
アブストラクト近年,産業界などで普及が進みつつある頭部装着型ディスプレイ(HMD: Head Mounted Display) を用いることで,ユーザは様々な場面で情報を取得できる.しかし,ユーザの状況や環境によってはHMD を用いた情報取得が困難な場合がある.例えば,歩行中にはHMD が振動し,HMD 上の文字が読みにく くなる.そこで本研究では,歩行時や走行時などにおける,HMD の揺れに耐性をもつフォントの開発を 目的とした調査を行う.本稿では,日常動作の1 つである「歩行」に焦点を当て,歩行中におけるHMD 上の文字の揺れに耐性をもつフォントを明らかにする.数多くのフォントから揺れに対する特徴を調査す る際,歩行中にHMD を装着しながら実験を行うと時間がかかり,被験者への負担が大きくなる.よって PC 画面上で歩行中の環境を再現し,フォントの絞り込みを試みた.本稿では,歩行により生じるHMD の揺れをPC 画面上で再現したシミュレータを作成し,フォントの可読性(文章としての読みやすさ),可 視性(文字1 つ1 つの判別のしやすさ) の評価を行った.実験の結果から,文字が上下に振動することで可 読性のみ低くなるということを確認した.可読性に関して,MS 明朝は線が細いため,文字が最適なサイ ズの場合は読みやすいが,文字が小さくなると読みにくくなるということが明らかになった.可視性に関 して,ゴシック体のような線が均一で,太いフォントが好まれるということが明らかになった.

1F-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名スマートウォッチによる現場での個別スポーツスキル向上支援
著者阿部 翔平, 橋本 兼吾, *城 秀一, 横窪 安奈, ロペズ ギヨーム (青山学院大学)
キーワードスマートウォッチ, スポーツ, スキル向上支援
アブストラクト近年,ウェアラブルデバイスの普及に伴い,スポーツ分野などではセンサを身体や道具に装着し,取得したデータからその動きを分析する研究や技術が進んでいる.しかし,それらの多くは専用センサを必要としたり,計算機による後処理を必要としたりするほか,その場でフォーム・スキル改善のためのフィードバックまで行うものはない.本研究では,スマートウォッチのセンサとフィードバック画面を用いたスポーツスキル向上支援システムを開発し,日常生活の中で活用できるかを検証した.スポーツスキル向上支援の汎用性を示すために,野球の投球動作と,テニスのサーブ動作の2つの動作を対象としたアプリケーションソフトウェアを実装した.ユーザがいつも通りの動作を行えるように,ペアリングされているスマートフォンを持たなくても,利き腕の手首に装着したスマートウォッチだけで分析とフィードバックの提示ができるように設計・実装している.検証実験の結果,投球動作について全被験者の平均球速と最高球速が上昇し,サーブ動作で重要なプロネーション動作の改善も見られた.腕の動作がスキルに大きく関わるスポーツにおいて,日常生活で使用できるスマートウォッチは個別スキル向上支援システムとして十分に有効であると考えられる.

1F-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名直径200mm下水管内における浮流無線LAN端末の詳細位置推定
著者*武居 悠樹 (静岡大学大学院総合科学技術研究科工学専攻), 住山 真, 西島 達哉 (静岡大学工学部数理システム工学科), 劉 志, 石原 進 (静岡大学学術院工学領域)
キーワード受信信号強度, 地下配管内無線通信, 位置推定, 浮流通信端末
アブストラクト日本では下水管の老朽化が進み,その検査と整備が急務となっているが,現行の下水管検査手法は コストなどの面で様々な問題を抱えている.筆者らは,短時間・低コストの検査が可能な新しい下水管検 査手法として,複数の浮流型観測機を用いた下水管内映像伝送システムを提案している.このシステムで は,下水管内に投入されたカメラ付き浮流観測機が撮影した管内の映像を,マンホール下のアクセスポイ ント (AP) を介して無線通信を用いて回収し,その映像に基づいて検査を行う.映像を利用した検査のた めには映像が撮影された位置の情報が必要だが,下水管内は衛星からの電波が届かず GPS が利用できな いため,管内を浮流する観測機の位置を何らかの方法で特定する必要がある.本研究では,直径 200mm の下水管内における浮流型観測機の受信信号強度(RSSI:received signal strength indicator)を用いた位 置推定の実現可能性の調査のため,模擬下水管環境で実際に水流によって移動する端末の RSSI を計測す る実験を行った.実験の結果,管内での RSSI の変化は,浮流端末が AP に近づく間は単調増加し,AP か ら離れる際には単調減少することが確認された.また,計測値の分布の様子から,誤差 1m オーダーでの 位置推定の実現可能性が示唆された.


セッション 1G  遠隔管理と情報支援のセキュリティ
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 鈴懸の間
座長: 金岡 晃 (東邦大学)

1G-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名カメラと加速度センサを用いたデバイスペアリング方式の提案とその評価
著者*長友 誠 (神奈川工科大学), 油田 健太郎, 岡崎 直宣 (宮崎大学), 朴 美娘 (神奈川工科大学)
キーワードペアリング, カメラ, 加速度センサ
アブストラクト無線技術を用いたデバイスのペアリングを行う手法には,受信信号強度(RSS: Received Signal Strength)を用いた手法がある.しかし,RSSは些細な環境の変化で大きく変化するため,安定した精度が得られない.一方で,赤外線カメラでデバイスを持つ人の手の動きを認識するペアリング手法がある.端末の移動は認識できるが,傾きを認識することができない課題がある.そこで本論文では,パーテーションや部屋区切りでデバイス同士の近接認証を行うことを想定したペアリング手法として,カメラで認識したデバイス上に表示したマーカーの動きのデータとデバイス自体から取得した加速度データの類似度をサーバで計算し,従来の認証精度を向上させたペアリング手法を提案する.また,提案した手法の実証実験としてカメラからデバイスを1.5mと2.0m離し,丸の字との字で動かした際の類似度を調べる実験と,カメラに映っていない第3者が不正にペアリングを行うことができるかどうかの実験を行なった.実験の結果,カメラからの距離が1.5m, 2.0mと離れれば,類似度にばらつきが出てくることが分かり,端末の動かし方によっても変化することがわかった.また,第2の実験では,平均的に見れば不正なペアリングが行われない類似度の閾値を設定できるが,類似度の標準偏差が大きくなり,今後は類似度の標準偏差を小さくするように改良を行う必要が出てきた.

1G-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名自動的に掲示板を立ち上げる安否確認システムの提案
著者*後藤 陸人, 渡邊 晃 (名城大学)
キーワード安否確認, 災害, 気象庁
アブストラクト大規模災害が発生したとき,人々の最大の関心は,家族の安否確認である. しかし,災害時にはネットワークが輻輳状態となり,思うように安否確認ができない. そこで,TLIFES(Total LIFE Support system)を利用して安否確認を迅速に行う方式を提案している. TLIFESとはスマートフォンを用いた情報共有システムであり,常に家族の場所や行動情報がサーバに蓄積されている. 災害発生時に掲示板を立ち上げ,サーバの蓄積情報をもとに,瞬時に家族の位置情報を知ることができる. 今回は,掲示板の立ち上げを家族の位置より判断して,自動的に立ち上げるシステムを検討した.

1G-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名戸口ノック通信システムのバリアフリー化支援への応用
著者神田 結衣, *田村 公美子, 喜多 愛佑美 (津田塾大学 学芸学部 情報科学科), 松崎 良美 (津田塾大学 大学院 国際関係学研究科), 松岡 淳子 (津田塾大学 学芸学部 情報科学科), 滝澤 友里 (津田塾大学 大学院 理学研究科), 吉村 麻奈美 (津田塾大学 学芸学部 国際関係学科), 村山 優子 (津田塾大学 学芸学部 情報科学科)
キーワード障がい者支援, バリアフリー, 戸口ノック通信システム, アウェアネス, アクセシビリティ
アブストラクト介助を必要とする障がい者の中には,気軽に周囲に支援を依頼しづらいと感じている人もいる.本研究では,戸口通信システムを利用し,このような障がい者支援の課題に取り組む.障がい学生支援を行う関係者と意見交換を行い,従来と異なる戸口通信システムのモデルを構築した.更に,障がい者に支援者の有無を知らせるアウェアネス機能を拡充したので,報告する.

1G-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名バリアフリー化の情報支援のためのOpenStreetMapの活用
著者森本 萌心, *野口 茉莉子, 土田 瞳 (津田塾大学学芸学部情報科学科), 松崎 良美 (津田塾大学大学院国際関係学研究科), 松岡 淳子 (津田塾大学学芸学部情報科学科), 滝澤 友里 (津田塾大学大学院理学研究科), 吉村 麻奈美 (津田塾大学学芸学部国際関係学科), 村山 優子 (津田塾大学学芸学部情報科学科)
キーワードバリアフリー化支援, 地図情報共有, トラスト, 安心, 協調支援
アブストラクトバリアフリー化は進められつつあるが現状は未だ不十分である。その原因の一つとして、物理的なバリアフリー化はコストがかかるため容易ではないということが挙げられるのではないか。そこで、情報通信技術を用いたアプローチから、障がい者が安全かつ円滑に暮らせるような環境作りを目指した。本研究者等の大学でも物理的なバリアフリー化は進められているものの、未整備の建物も存在する。そのため障がい者は大学構内において様々な困難に直面する。例えば、視覚障がい者は段差や砂利道などの足場が悪いところでは転倒する恐れがある。また車椅子利用者は利用可能な施設や設備が限られており、円滑に施設を利用することは難しい。しかし、せめて事前に大学内のバリアフリー状況を把握することができれば、物理的障壁をあらかじめ回避でき、大学構内において安全かつ円滑に過ごすことができると考えた。本研究ではOpenStreetMapを用いてアクセシビリティマップを作成し、フロアマップ、多目的トイレの設置状況などのバリアフリー状況をホームページで閲覧できるようにした。さらに最短経路アルゴリズムを用いた車椅子利用者向けの経路案内を実装した。


セッション 1H  IoT・制御機器
日時: 2018年7月4日(水) 13:50 - 15:30
部屋: 白樺の間
座長: 井上 博之 (広島市立大学)

1H-1 (時間: 13:50 - 14:10)
題名IoT機器の安全性を高める動的通信分別手法の研究
著者*長嶋 秀幸, 落合 秀也, 江崎 浩 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワードInternet of Things, サイバーセキュリティ
アブストラクトIoTとはありとあらゆるモノがインターネットに接続され様々なサービスを提供するインフラストラクチャー・システムのことである。IoTシステムに関する研究開発と社会実装が展開される中、IoT機器に関するサイバーセキュリティ対策が問題になっている。具体的には、適切にセキュリティ機能の実装と設定が管理されず、不十分・不適切な状態のままインターネットを含む様々なネットワークに接続されているIoT機器が多く存在する。その結果、それらの機器が不正にアクセスされDDoS 攻撃やeメールスパムなど様々な攻撃に悪用される事例が多数発生している。 このようなIoT機器の悪用を防止するためにはファイアウォールやIoT機器自体でのアクセス制限を行う、あるいはIoT機器への平易なパスワードでのログインを許可しない設定にしておくことやデフォルトのパスワードから推測されにくいパスワードに変更しておくなどの対処法が一般的である。しかしこれらの対処法があるにも関わらずIoT機器によるインシデントは多数発生している。 本研究では、ある特定の通信相手に対して定期的な通信を行っているようなIoT機器を想定し、その通信データを分析することで、正常な通信と不正な通信を判別する手法を提案・実装した。実際の通信データに提案手法を使用し、その有効性を検証した。

1H-2 (時間: 14:10 - 14:30)
題名制御機器ペネトレーションテスト支援のためのソフトウェア状態遷移推定方式の提案
著者*木藤 圭亮, 西川 弘毅, 山本 匠, 河内 清人 (三菱電機株式会社)
キーワードペネトレーションテスト, 状態推定, ブラックボックス, 制御システム
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

1H-3 (時間: 14:30 - 14:50)
題名IoTを含む医療機器システムのセキュリティ/セーフティ評価手法の 提案と適用
著者*早川 拓郎 (東京電機大学大学院), 佐々木 良一 (東京電機大学), 金子 朋子 (情報処理推進機構), 盒 雄志 (東京電機大学), 大久保 隆夫 (情報セキュリティ大学院大学)
キーワードIoT, STAMP/STPA, リスク分析, セキュリティ・バイ・デザイン
アブストラクトIoT(モノのインターネット)の普及が進んでいる.従来スタンドアロンで用いられてきた機器がIoTではインターネットに接続し,機器同士が連携することで新しい機能が実現される.しかし,IoTは機器の性質上,動作の停止や誤作動により人の命や環境に危険をもたらす可能性がある.したがって,IoTでは従来別々の分野として扱われてきたセキュリティとセーフティを統合的に扱う必要がある.そこで,本稿ではSTPA(System-Theoretic Process Analysis) と呼ばれる安全解析手法を用いたセキュリティとセーフティの両方に対応可能なリスク分析手法を提案する.また,適用例として糖尿病向け医療機器であるインスリンポンプに対して分析を行った結果を示す.

1H-4 (時間: 14:50 - 15:10)
題名無線端末によるARPを用いたセグメント内の通信妨害攻撃とその対策
著者*松藤 央, 落合 秀也, 江崎 浩 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワード無線通信, サイバー攻撃, ARP
アブストラクト現代において無線で繋がるデバイスはますます多くなり、社会の各地に浸透している。その一方で、 悪意ある第三者からのネットワーク攻撃が問題となっていることもまた事実である。そのような実情を踏 まえ、今回は無線端末からのネットワーク攻撃に注目した。その中でも本論文においては ARP プロトコ ルを用いた攻撃について考える。まず現在までに講じられている ARP 攻撃への対策法を挙げ、それを踏 まえて本研究では ARP パケット検出機能を用いた対策法を提案した。具体的には、パケット中の二箇所 の送信元 MAC アドレスが等しいかどうかを検査して、それが等しければ通過、等しくなければ破棄する。 提案手法をモデリング化したものとして、検出器となるマシンを通信経路の間にブリッジ接続し、そのマ シン上で ARP パケットを見てパケット中の二箇所の送信元 MAC アドレスが等しいかを検査する実験を 行った。その結果、検出器を接続することで被害者が攻撃を受けず通信を続けられていることが確認でき た。また遅延の計測により、検出器をつけることで攻撃前と攻撃後の回線速度がほぼ等しくなったことが わかり、この機能が実用的なものであることが確認できた。


セッション 2A  ネットワークとコミュニケーション
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 桐壺の間
座長: 内山 彰 (大阪大学)

2A-1 (時間: 15:50 - 16:30)
題名(招待講演) 課題解決の開発史 〜 顧客志向の実現に向けて 〜
著者加藤 雅人 (株式会社バッファロー NAS事業部 マーケティング課)

2A-2 (時間: 16:30 - 16:50)
題名チャットボットを活用した子育て支援コミュニケーション形成 :孤育て予防を目指して
著者*細矢 絵美, 的場 大輔, 庄司 泰萌, 池田 成満, 山口 実花, 山口 利恵, 中田 登志之 (東京大学)
キーワード機械学習, 子育て支援, チェットボット, ヒューマンマシーンインターフェイス
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2A-3 (時間: 16:50 - 17:10)
題名こだわり行動からの切替促進システムの被験者家庭への導入
著者*宮脇 雄也 (愛知工業大学大学院経営情報科学研究科), 梶 克彦 (愛知工業大学情報科学部)
キーワード障がい者支援, 発達障がい者, 組込みシステム
アブストラクト発達障がい児は定型発達児と比較してこだわり行動が多く見られる.こだわり行動は,周りに合わせて行動したり周囲の環境に対応できなかったり等,発達障がい児が集団生活を送る上での障害となる.また,周囲の状況に合わせるための強制的な切替は,発達障がい児にとって大きな苦痛になる.そのため,こだわり行動からの切替を支援するような仕組みが必要だと考える.本研究は,こだわり行動時に周囲の環境に合わせた切替行動を促すため,こだわり対象物を支援装置とし,こだわり対象物からの支援を実現する.こだわり対象物に切替促進システムを取り付け,そのシステムが音声や振動を発生させる.被支援者は,あたかもこだわり対象物そのものがしゃべったり震えたりしているように認識すると期待できる.これにより,被支援者が心理的安心感を持っているこだわり対象物からの支援が擬似的に実現する.こだわり行動空間の内側からの支援により切替行動促進が期待できる.また,支援者が変わってもこだわり対象物からの音声支援は変化しないため,ある支援者に執着していたとしてもその声を用いれば,嫌われている支援者でも支援ができると考えた.支援装置を用いた切替行動を促す仕組みを用いて,対象である発達障がい児の生徒1名とその家族に対し被験者実験を行った.実験の結果より,本支援手法と従来支援手法を比較する.


セッション 2B  ロケーション・マップ
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 横笛の間
座長: 石原 進 (静岡大学)

2B-1 (時間: 15:50 - 16:10)
題名車両からの電波の長期計測による路側機の高精度測位方式の提案
著者*戸田 和宏, 湯 素華, 小花 貞夫 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科)
キーワード路側機, 測位, 車車間通信, 直接波, カルマンフィルタ
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2B-2 (時間: 16:10 - 16:30)
題名複数の立体物で構成された三次元点群の切り分け手法の検討
著者*小倉 且也, 山田 遊馬, 梶田 宗吾, 山口 弘純, 東野 輝夫 (大阪大学大学院情報科学研究科), 高井 峰生 (カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
キーワード点群, 空撮画像, LPWA, セグメンテーション, 地表抽出
アブストラクト近年,ドローンなどが捉えた地表のステレオ空撮画像から三次元点群を生成することで地表を立体的に捉える試みがなされている.生成した点群は通常,地表の物体が区分されていない.もし点群の分布状態から物体を区分できれば,物体毎の三次元形状情報を含む価値あるデータとなり,車両の分布,家屋毎の被災状況,山間部における樹木の分布などを捉えることに活用できる.本稿では,ステレオ空撮画像から生成した点群を物体毎に区分する手法を提案する.提案手法では,生成した点群に対し,国土地理院の標高情報を用いて地表面にあたる点を除去し,点間距離に基づくクラスタリングと,各クラスタの大きさに基づくフィルタリング,さらにクラスタ間の二次元平面上の重複度に基づく再統合などを行い,個々の物体にあたるクラスタを推定する.提案手法に対し異なる4つの環境にて評価を行なった.地表面の除去については,起伏のある環境においても十分な除去ができたのみならず,特に平面上では残った点群と実際の物体の高さの間の誤差を5%以内に抑えた上で除去できた.物体間の区分についても,提案手法を構成する各処理が精度向上に貢献しており,結果として実用可能な程度の精度をもって区分できることを確かめた.

2B-3 (時間: 16:30 - 16:50)
題名楕円型Focus+Glue+Contextマップとその評価法
著者*山中 勇弥, 山本 大介, 高橋 直久 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
キーワード地理情報システム, Webマップシステム, OpenStreetMap, 道路ネットワーク, ナビゲーションシステム
アブストラクト我々の研究室では,注目範囲を拡大して表示するFocus,その周辺の広範囲の地域を表示するContext,2つの領域間の縮尺の違いによる歪みを吸収するGlueの3つの領域から構成されるFocus+Glue+Contextマップを提案してきた.目的地とその周辺にあるバス停などのアクセスポイント(AP) の2つの注目点を同時に表示する際に,Focus が非常に大きくなるなど,視認性が低下する場合がある.先行研究では,目的地付近と目的地周辺AP 付近のそれぞれに注目する円形Focus を接線で結んだ形状を新たにFocus としてこの問題の解決を図っていた.しかし,目的地周辺AP の位置関係によっては,Glue に描画される道路の歪みが大きくなってしまうという問題がある.Glue 内で歪みが大きい場所では,視認性が著しく低下し,出発点からAP への経路が,大きく歪んだり,他の道路と重なってしまい追跡困難になることがある.そこで,複数の注目点を持つFocus として楕円形Focus を提案する.その実現に向けて,本稿では,2 つの注目点を焦点とする楕円形Focus を生成すると同時に,その評価法について検討する.評価については,描画されたGlue の特性を定量的に示す評価値としてGlue メトリックを提案し,Focus の形状によってGlue の歪みによる密度や縮尺がどの程度変化するかについて比較・評価する.

2B-4 (時間: 16:50 - 17:10)
題名マルチパス誤差の空間相関性を利用した歩行者測位手法と性能評価
著者YEARLOR PATOU, 小花 貞夫, *湯 素華 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科)
キーワード歩行者, 測位, GPS, マルチパス
アブストラクト歩行者事故を防止するために,GPSによる歩行者の位置情報を歩車間通信により車両に通知し,位置から算出される歩車間距離によって接近警告する歩者間通信が注目されている.ここでGPSの測位精度が重要となるが,従来のGPS単独測位では,都市部においてはマルチパス誤差の影響により十分な精度が得られないという問題がある.本稿では,GPSの測位精度を改善するために,周辺に走行する車両のマルチパス誤差情報を活用し,線形回帰モデルにより歩行者のマルチパス誤差を推測し,疑似距離から推測したマルチパス誤差を取り除いて最適な位置を探索する手法を提案する.3D mapを活用したRay tracing シミュレーション評価により,提案方式の平均測位誤差が約2.24mであり,単独測位方式の測位誤差を89%削減できることを確認した.

2B-5 (時間: 17:10 - 17:30)
題名自動運転車のレーザセンサを利用した路面性状調査
著者*浦野 健太 (名古屋大学大学院工学研究科), 廣井 慧 (名古屋大学未来社会創造機構), 加藤 真平 (東京大学大学院情報理工学研究科), 駒形 望 (ニチレキ株式会社), 河口 信夫 (名古屋大学未来社会創造機構)
キーワード路面性状調査, レーザセンサ, 自動運転車
アブストラクト本稿では,自動運転車が周囲の環境を認識するために搭載するレーザセンサで得られる点群をもとに,道路面の轍掘れを抽出する手法を提案する.老朽化していくインフラの適切な調査・修繕は安全な生活を送る上で重要である.中でも道路は劣化した状態を放置すると,舗装の剥がれに発展し危険である.高速道路や主要な幹線道路では定期的な調査が行われている一方で,地方自治体が管理する道路では,予算や労働力の不足のため専用車両を用いた定期的な調査・修繕が難しい.一方,今後社会に浸透すると思われる自動運転車は周囲の認識のためにレーザセンサを搭載しており,これを応用して調査の自動化が行えれば大きな経費節減になる.提案手法では,ひび割れ率・轍掘れ量・平たん性などで評価される路面性状のうち轍掘れについて,自動運転車が走行中に収集するレーザ点群から道路面のみの点群マップを生成し,直線状に点群マップを変形し,専用車両で得られるデータと同等の形式で抽出する.轍掘れデータの評価では,愛知県一宮市の2地点での調査データを用い,レーザ点群を用いて抽出した轍掘れと,専用車両で収集した轍掘れを比較した.相関係数で比較を行い,点群マップを用いた轍掘れの検出は専用車両による調査には及ばないものの,調査地点を選定する事前調査には有効と思われる結果を得た.


セッション 2C  IoTモデル化
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 明石の間
座長: 田上 敦士 (KDDI総合研究所)

2C-1 (時間: 15:50 - 16:10)
題名スマートフォンによる雪崩警戒/救助支援システム
著者庄島 優矢, 古庄 裕貴, *中西 恒夫 (福岡大学工学部)
キーワードBLE, ビーコン, スマートフォン, 雪崩
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2C-2 (時間: 16:10 - 16:30)
題名大規模災害時における要配慮者向け電子トリアージによる避難所管理システムの提案
著者*赤坂 幸亮, 蟹澤 功樹, 金丸 斗生, 一色 正男, 安部 惠一 (神奈川工科大学)
キーワード大規模災害, 避難所管理, 要配慮者, 電子トリアージ
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2C-3 (時間: 16:30 - 16:50)
題名環境情報に基づいて異種規格のIoTデバイス連携をサポートするiHAC Hubの設計
著者*林 宏輔, 鈴木 秀和 (名城大学大学院理工学研究科)
キーワードMQTT, ECHONET Lite
アブストラクトECHONET Liteなどの通信規格を利用し,ネットワークを通じて操作が可能なセンサノードやスマート家電が普及しつつある. しかし,これらIoT(Internet of Things)デバイスを操作するための通信プロトコルは複数存在するため,ユーザは操作するIoTデバイスに応じて操作アプリケーションを使い分ける必要がある. そこで通信プロトコルの違いを意識することなくスマート家電を直感的に制御することができるiHAC(intuitive Home Appliance Control)システムが提案されている. iHACシステムを応用し,センサノードが計測した温度や湿度などの環境情報に基づいて機器連携を行うことが提案されているが,その実現方法は十分に検討されていない. 本稿では,MQTT(MQ Telemetry Transport)を用いて環境情報をリアルタイムに取得する機能をiHACに追加し,異種規格のIoTデバイス連携を実現する宅内用デバイスiHAC Hubを提案する. iHACシステムがセンサノードを利用する外部のIoTサービスを活用して機器連携を実現する仕組みを検討し,その設計に基づいてiHAC Hubのプロトタイプを開発した.ECHONET Lite対応機器を対象に動作検証および性能評価実験を行った結果,環境情報に基づいてリアルタイムにスマート家電を制御できることを確認した.

2C-4 (時間: 16:50 - 17:10)
題名IoTデバイスのための柔軟なホスト名自動生成の提案
著者*柳瀬 知広, 田中 久順, 鈴木 秀和 (名城大学大学院理工学研究科)
キーワードDNS, FQDN, IPv6, Autoconfiguration, IoT
アブストラクト近年,IPを利用して通信を行うIoT(Internet of Things)デバイスが普及し始めている.今後,IPv6ネットワークが普及することを想定すると,遠隔地から様々な通信規格のIoTデバイスに対して通信するために,FQDN(Fully Qualified Domain Name)の設定が必要不可欠になると考えられる.しかし,一般的に既存のIoTデバイスはFQDNを動的に設定する機能を有しておらず,ユーザ自身でデバイスのFQDNを設定する必要がある.本稿では,既存の通信プロトコルを利用してIoTデバイスから得られる情報に基づいてFQDNを自動生成するFNAC(Flexible Name Autoconfiguration)を提案する.提案手法では,ホームゲートウェイにIoTデバイスのホスト名自動生成機能を搭載することで,既存のIoTデバイスの仕様を変更することなく,FQDNの自動生成を実現する. FNACのプロトタイプシステムを開発し,IoTデバイスの発見からFQDNの登録までに発生する処理時間を計測した.その結果,デバイス探索終了後,即座に自動生成したFQDNをDNSサーバに登録できることを考察した.

2C-5 (時間: 17:10 - 17:30)
題名AR技術によるネットワーク接続機器監視手法の実装と評価
著者*西村 閣晋, 阪田 大輔, 佐藤 健哉 (同志社大学)
キーワードホームネットワーク, AR, 無線, 監視, SNMP
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 2D  人と社会
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 須磨の間
座長: 水本 旭洋 (奈良先端科学技術大学院大学)

2D-1 (時間: 15:50 - 16:10)
題名継続的マイクロラーニングの実現に向けた隙間時間の調査
著者*徳田 博行, 高橋 雄太 (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学,JSTさきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードコンテキスト, マイクロラーニング, 学習支援, 隙間時間
アブストラクト学習において,復習は知識を定着させる非常に重要な学習プロセスである.人々は継続的に復習を行うことで学習した知識を定着させる.特に,外国語の習得は,語彙を増やすこと,文法や構文を理解することにより成り立つため,膨大な時間がかかり,継続的に学習する時間を作る必要がある.しかし,日常生活の中で継続的に学習の時間を作ることは容易ではない.そこで,本研究では,日常生活の中で学習の実行が可能な隙間時間を検知するシステムの実現を目指す.このシステムの実現によって,日常生活の隙間時間を有効に活用でき,継続的な学習が可能になると考える.人に対して,タスクを割り込むタイミングは,コンテキスト(時間,位置,ユーザの状態)に相関があることがわかっており,このため,学習に有効な隙間時間を検知するためのユーザのコンテキストデータを収集する.本稿では,5 名の被験者に対して,1 週間にわたって,英単語の問題を促し,その時の英単語の問題回答率,問題回答数とコンテキストデータから学習に有効な隙間時間を調査した結果を報告する.

2D-2 (時間: 16:10 - 16:30)
題名読み方の質を改善させるためのHMDを用いたアニメーションの提案:読み聞かせを題材として
著者子安 幸一, *樺山 雄太, 横窪 安奈, ロペズ ギヨーム (青山学院大学)
キーワード読み聞かせ, 教示アニメーション, 技能支援, HMD
アブストラクト読み聞かせは日本の文化としても定着しており, 親子のコミュニケーションを初めとし幼稚園や保育所などでも教育上重要な活動である. 読み聞かせは読書とは違い, 絵本の登場人物に合わせて声色や抑揚を変えて読まなければならない. これは経験の浅い保育士や保護者には容易なことではなく, 実際に行う際に気を付ける点が非常に多い. 本研究では普段の着用に妨げにならないウェアラブルコンピューティングの特徴を活かして読み聞かせの経験の浅い人でも読み聞かせにおけるスキルを容易に向上させることに着目し,HMDを用いたリアルタイムナビゲーションシステムを提案し,評価実験を行った.

2D-3 (時間: 16:30 - 16:50)
題名発話交代と作業空間への介入に着目したチュータリングの質評価
著者*辻本 海成, 角 康之 (公立はこだて未来大学)
キーワードチュータリング, マルチモーダル, 非言語インタラクション
アブストラクト本稿では,1対1で行われるチュータリング中に交わされるインタラクションから,チュータリングを行う人のチュータリングへの参与度推定のための特徴的なインタラクションについて議論する.チュータリングは主観的なリフレクションや評価を行うことが多いが,発話交代やジェスチャからもチュータリングの評価ができると考える.そこで,本研究ではチュータリングを,発話交代と共同作業空間への介入に着目し参与度推定を行い,チュータリング参加者の参与度が高いと学習効果が高いという仮説のもと,チュータリングのスコアを算出するシステムを目指す.いくつかのチュータリングデータから,チュータリング中に発生する特徴的なインタラクションとして,チュータリング中は発話と同様に共同作業空間の主導権の取り合いが行われていることや発話と共同作業空間への介入には関連があることが示唆された.

2D-4 (時間: 16:50 - 17:10)
題名自治体職員参加型センシングによる業務効率化と都市理解の向上
著者*米澤 拓郎, 伊藤 友隆, 坂村 美奈 (慶應義塾大学), 竹内 孝, 納谷 太, 上田 修功 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所), 中澤 仁 (慶應義塾大学)
キーワード参加型センシング, スマートシティ
アブストラクト本研究では,自治体職員向けの参加型センシングにより,網羅的な都市情報が収集可能となり,それが業務効率および都市理解の向上へとつながることを示す.現状の地方自治体の日常的な自治体業務では,情報がデータ化・共有できておらず時間的・人的コストが高い部分が存在する.本研究では,地方自治体の日常的な行政業務において,職員の持つ携帯端末を通してリアルタイムな情報を取得可能とする参加型センシングを適用し,効率的な情報収集・共有を可能とすることを目的とする.本研究で開発した情報収集・共有システム,みなレポにより,地方自治体の日常的な業務の効率化だけでなく,自治体職員による専門的知識に基づいた情報収集が実現される.また,網羅的に収集したデータにより都市理解が可能となる.本稿では手法の概要とこれまでの実験・解析結果について報告する.

2D-5 (時間: 17:10 - 17:30)
題名授乳時における母親のスマートフォン操作と乳児のぐずりの関係調査
著者*中川 遼, 大西 鮎美 (神戸大学大学院工学研究科), 吉田 さちね (東邦大学医学部, 科学技術振興機構さきがけ), 寺田 努 (神戸大学大学院工学研究科, 科学技術振興機構さきがけ), 塚本 昌彦 (神戸大学大学院工学研究科)
キーワード授乳, スマートフォン操作, ぐずり
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 2E  計測システム
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 浮舟の間
座長: 岸野 泰恵 (日本電信電話)

2E-1 (時間: 15:50 - 16:10)
題名LPWAを活用した簡易地震計の開発に関する研究
著者*東田 光裕, 増田 貴大 (西日本電信電話株式会社)
キーワード地震計, LPWA, IoT
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2E-2 (時間: 16:10 - 16:30)
題名土中温度差発電駆動型土壌水分プロファイルプローブの実装
著者*池田 夏輝, 繁田 亮 (東京大学大学院情報理工学系研究科), 塩見 淳一郎 (東京大学大学院工学系研究科), 川原 圭博 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワードエネルギーハーベスティング, 熱電発電, 熱回路網
アブストラクト土壌センサシステムを電池駆動する場合,大規模かつ継続的な運用には電池交換による人的コストが大きな問題となるため,エネルギーハーベスティング(EH)を用いたバッテリーレス化が期待されている.日射や大気の影響を受けにくい土中の温度変化は小さい一方で,その影響を直接受ける地表面付近の温度変化は大きいため,地表面付近と土中には温度差が生じている.本論文では,温度差を電力に変換できる熱電素子を用いることで,いかなる圃場においてもバッテリーレスで駆動可能な土壌水分プロファイルプローブの開発を行った.様々な種類の圃場における地表面付近と土中30cmの実測温度データと,熱・電気回路網を利用した提案システムのモデル化を通じ,圃場において平均80uW - 725uWの電力を得られることを示した.また,提案システムを実装し,圃場環境を再現した状況下での実験にて検証したところ,発電可能な電力はモデル化により求まる理論値の50% - 70%前後であった.近年の無線通信機能付き超低消費電力マイコンは,待機時消費電力が2.1uW,1回のセンシングに要する電力量は100uJ前後であるため,土壌センシングで一般的な1~時間周期の測定は十分可能である.以上のことから,地表面付近と土中との温度差で駆動される,バッテリーレス土壌センサシステムの実現可能性が示された.

2E-3 (時間: 16:30 - 16:50)
題名ビッグロール工法下で設置可能な土壌センサのための薄膜アンテナ設計
著者*西保 匠, 繁田 亮, 川原 圭博 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワード土壌センサ, 土中通信, 薄膜アンテナ, 薄膜センサ, 無線通信
アブストラクトサッカースタジアムなどのスポーツ施設ではスポーツ用の芝(スポーツターフ)を通年で常緑に保 つことが求められており,日々細かなメンテナンスが行われている.芝の成長には,日照量に加え,芝の 根部の温度と水分量が重要な役割を果たしているため,それらのデータを根部の存在する地下 5 cm で直 接計測可能な完全埋没設置型の無線センサが必要とされている.スタジアムでは場所によって日当たりな どの影響により温度等は大きく異なるので,粒度の細かいセンシングを行うには多数のセンサが必要とな る.現在は芝を一時的に切り抜いてセンサを一つずつ埋設する必要があるため,センサの密度を増やすた めに設置過程の簡単化が期待されている.また,芝を切り抜いての設置は芝への負担も懸念されるため, 芝の張替えなど施設の更新時にセンサ設置も一括して行えることが望ましい.現在スポーツターフの現場 では,養生期間が短くて済み,短期間で張替えを行えることから,ビッグロール工法と呼ばれる芝の敷設 方法が使われている.ビッグロール工法は,圃場で生育している芝を根部から下を剥ぎ取ってロール状に し,それを移送して張替え先でロールを戻して芝を敷設する方法である.そこで,本研究では,芝をロー ル状にする際にロールの根側に貼りつけ,張替え作業と並行して効率的に設置を行える薄膜実装土壌セン サを提案する. このような埋没設置型の無線センサでは,土壌環境の変化等を考慮したアンテナ設計を行わなければ,地 上で用いた場合に比べ通信距離・安定性が大きく低下することが知られている.そこで,本稿では薄膜土 壌センサに搭載する薄膜実装ダイポールアンテナの設計を行った.薄膜上に実装したエレメント幅の異な るアンテナを直接芝の下に設置して伝送特性を計測し,モノポールアンテナとの比較で評価を行った.実 験の結果,モノポールアンテナよりも伝搬損失が 10dB 以上少ないアンテナを選定できた.

2E-4 (時間: 16:50 - 17:10)
題名マイクロ波を用いた洗濯物の含水率の推定
著者*木村 洋文, 長谷川 達人 (福井大学大学院工学研究科情報・メディア工学専攻)
キーワードマイクロ波, 含水率推定, 機械学習
アブストラクト近年女性の社会進出やライフスタイルが大きく変化してきている.日常の洗濯について着目してみると,天候などに左右されない部屋干しはそれに左右される屋外干しと比べると楽であると考えられ増えてきている.しかし何の配慮もなしに部屋干しを行うと結露や菌の繁殖の原因となる.これらの原因は洗濯物を取り込むタイミングであると考えられる.そのため本研究では洗濯物の乾燥時間の推定のための第一段階として洗濯物の含水量について実験を行った.提案手法ではマイクロ波を洗濯物に透過させ,機械学習を行うことにより,洗濯物の含水量の推定を行う.含水量の推定手法はいくつか存在するが,提案手法では洗濯物に非接触でありリアルタイム計測が可能であるマイクロ波を用いた含水量の推定を行う.予備実験としてタオル一枚で推定を行ったところ,平均平方二乗誤差は8.65となり9g程度の誤差で推定できた.このことよりマイクロ波を用いた衣類の含水量推定は可能であると考え,5つの衣類に対して推定を行ったところ,平均で5.4となり6g以内の誤差で回帰できた.

2E-5 (時間: 17:10 - 17:30)
題名電気インピーダンス変化に基づき位置識別を行う布型タッチインタフェース
著者*関森 広大 (筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻), 志築 文太郎, 高橋 伸 (筑波大学 システム情報系)
キーワードヒューマンコンピュータインタラクション, タッチインタフェース, スマートテキスタイル, 電気インピーダンス
アブストラクト本研究では、電流を印加した導電布をタッチした際の電気インピーダンス変化を利用して,タッチ位置識別を行う布型タッチインタフェースを提案する.ユーザは布表面をタッチパッドのように扱うことができ,様々なインタラクションを行うことが可能となる.プロトタイプとして,導電布,波形発生器,ブレッドボード上の電子回路およびArduinoを使用したハードウェアを作成し,機械学習を利用した認識ソフトウェアを開発した.開発したプロトタイプを利用してタッチ位置の識別精度の評価実験を行った.


セッション 2F  センシング
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 紅梅の間
座長: 新井 イスマイル (奈良先端科学技術大学院大学)

2F-1 (時間: 15:50 - 16:10)
題名RSSIを用いた混雑度推定システムに関する検討
著者*松本 直也, 川崎 慈英 (大阪大学大学院情報科学研究科), 鈴木 誠 (ソナス株式会社), 猿渡 俊介, 渡辺 尚 (大阪大学大学院情報科学研究科)
キーワードワイヤレスセンシング, IEEE802.15.4, RSSI, 同期サンプリング
アブストラクト本稿では,センサネットワークが展開された空間における人数や無線通信デバイスの数などの混雑度をセンサノードで取得可能なRSSIから推定するシステムを提案する.まず,同時送信型ワイヤレスセンサネットワークプラットフォーム「Choco」を用いてRSSIを同期サンプリングすることで,ある瞬間の端末間RSSIと周辺RSSIの2つを同期サンプリングによって取得・収集する仕組みを実現した.また,収集した端末間RSSIから空間の人数,周辺RSSIから無線通信デバイス数を推定するためのアルゴリズムを提案する.大阪大学の研究室において評価を行った結果,研究室に人がいる・いないに関しては約92%,人数に関しては2人までの誤差であれば約79%の確率で推定できることが分かった.

2F-2 (時間: 16:10 - 16:30)
題名スポット重要度推定に基づく適応的変化検出
著者*尾ノ上 晃, 堀 磨伊也, 島田 敬士, 谷口 倫一郎 (九州大学)
キーワード人流解析, 変化検出, 位置情報, 可視化
アブストラクト本研究では,グラフ理論における中心性を用いて求めたスポットの重要度に基づく,人流傾向の変化の適応的な検出手法を提案する.解析の対象となるエリアや施設において,人々の行動がどう変化しているかという情報は,様々な用途に活用可能である.例として,各観光地の関係や観光客の動向の把握,災害時の避難誘導などの際に有益な情報となることが期待される.中心性は新たに提案するSpotRankを用いることにより,各スポット間の移動人数と流出入関係も考慮に入れたスポットの重要度を推定する.これにより,各スポット間の移動人数のみからでは求めることが困難な実際の需要に合った解析エリアにおける重要スポットの検出が可能となる.また,変化検出においては,解析対象であるエリアや施設の管理者等のユーザが目的に応じてその結果を容易に取得,理解可能であることが望ましい.本研究では,変化の度合いを知りたい目的の事象と比較対象となる事象を,ユーザがそれぞれ柔軟に作成可能なシステムを作成する.比較対象となるデータの分布はノンパラメトリックなモデルによる推定法であるカーネル密度推定を用いることで,各スポットでの異なる人流傾向の分布に対応する.

2F-3 (時間: 16:30 - 16:50)
題名シチュエーションに応じたテキストのインタラクティブ入力支援手法の評価
著者*土屋 潤一郎 (東京大学工学部電子情報工学科), 入江 英嗣, 坂井 修一 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワードテキスト入力, インプットメソッド, ヒューマンコンピュータインタラクション
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2F-4 (時間: 16:50 - 17:10)
題名ヒューマンファクターに基づいたウェアラブル冷暖房デバイスの開発
著者高橋 一聡, *近藤 匠海, ンクリキイェイェズ キジト, 横窪 安奈, ロペズ ギヨーム (青山学院大学)
キーワードウェアラブル, 冷暖房, ヒューマンファクター
アブストラクト人が快適かつ高効率に活動する上で, 快適な温度を保ち続けることは重要であると同時に, 常に温度に気を配るということは困難でもある.また, 温度の不快感に気が付いたとしても, オフィス等の共同空間においては自分の意志のみで温度調節をすることは難しい.本研究では, 生体情報を用いてリアルタイムかつ自動的に温冷感の推定を行うシステムと, 推定された温冷感に基づいてユーザに適切な温度を提示する個別冷暖房デバイスの試作を行った. 本実験で試作したデバイスの構成では十分な加温冷却性能が得られないことが動作試験で判明し,加温動作のみの評価実験も試験と同様に, 十分な加温動作が実現できなかったことが確認された.また, 本システムでは温冷感の変化によるデバイス制御の切替が非常に重要なため, 使用者の温冷感の変化時における推定精度の向上が求められることが明らかになった.

2F-5 (時間: 17:10 - 17:30)
題名EHAAS : 環境発電素子の発電量に基づくウェアラブル場所推定システム
著者*梅津 𠮷雅 (奈良先端科学技術大学院大学), 中村 優吾 (奈良先端科学技術大学院大学/日本学術振興会特別研究員), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学/JSTさきがけ), 藤本 まなと, 諏訪 博彦, 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードエナジーハーベスト, 行動認識, ウェアラブルデバイス, 発電, センサ
アブストラクトオフィスワーカーのメンタル問題の解決のために,ライフログの蓄積が注目を集めている.ライフログにおいては,どこでその事象が発生したのか,という場所の情報が重要である.従来手法の多くは,場所推定にスマートフォンのGPS(Global Position System)を用いているが,建物の中では位置がわからないという問題がある.また,スマートフォンのアプリを常時起動しておくということは,バッテリー消費の観点から適さない.そこで本研究では,超低消費電力で,屋内での位置を長期的に記録できるシステムEHAAS(Energy Harvesters As A Sensor)を提案する.具体的には,複数の環境発電素子の発電量をセンサ値とみなし,機械学習アルゴリズムを用いて構築した場所推定モデルにより場所を推定し記録する手法を提案する.推定精度の評価のために,データ収集用デバイスを構築し,大学構内をオフィスビルをみなしてデータ収集および評価実験を行った.シナリオに基づいて推定する場所を9種類と定めて評価した結果,平均F値88.4%で推定できることを確認した.


セッション 2G  地図とナビゲーション
日時: 2018年7月4日(水) 15:30 - 17:30
部屋: 鈴懸の間
座長: 由井薗 隆也 (北陸先端科学技術大学院大学)

2G-1 (時間: 15:30 - 15:50)
題名漫画表現とクイズを用いた外国人観光客向け防災知識提供システムの評価
著者*志垣 沙灯子, 吉野 孝, 永井 隼人, 佐野 楓, Brent Ritchie (和歌山大学)
キーワード外国人観光客, 防災知識, 漫画表現, クイズ, アニメーション
アブストラクト日本は地震や台風など自然災害が発生しやすい国土であるため,避難訓練やハザードマップの利用などの防災対策が推奨される.しかし,これらは地域住民を対象とした防災対策であり,観光客を対象としたものではない.観光客を対象とした防災対策は数少なく,外国人を対象に含む対策はさらに限られる.近年日本を訪れる外国人観光客は増加しているため,外国人観光客を対象とした防災対策が必要になってきている.そこで,外国人観光客を対象とした防災知識提供システムを開発した.本システムの目的は,外国人観光客が日本滞在中に遭遇する可能性のある災害に関する防災知識を楽しく学んでもらい,さらに防災について考えてもらうことである.そこで本システムでは,(1)防災知識の提示を漫画表現で行う,(2)防災知識をクイズで出題する,といった工夫を行う.従来手法は,クイズに「〇×クイズ」を用いてきたが,防災には正解がない場合が多く,状況に応じて的確な行動を考える必要がある.そこで提案手法では,従来の「〇×クイズ」に加えて「××クイズ」を出題し,災害時の行動を考えてもらう.〇×クイズのみを出題するグループ(〇×グループ)と,〇×クイズに××クイズを追加して出題するグループ(××グループ)にわけて実験を行った結果,クイズの効果,選択率の可視化の効果,漫画の効果,システム全体の効果において,〇×グループと××グループから同程度の高評価を得た.

2G-2 (時間: 15:50 - 16:10)
題名紙地図上に作成条件を重畳提示する逃げ地図作成手法の提案
著者*谷岡 遼太 (和歌山大学大学院), 吉野 孝 (和歌山大学システム工学部)
キーワード防災支援, 防災マップ, 逃げ地図, 紙地図
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2G-3 (時間: 16:10 - 16:30)
題名電動車椅子を用いたバリアシミュレーションシステムの基礎検討
著者*宇野 広伸 (日本大学), 呉 健朗 (日本大学 大学院), 樋口 恭佑, 篠崎 涼太, 宮田 章裕 (日本大学)
キーワードバリアフリー, シミュレーション, 電動車椅子, HMD
アブストラクト我々の生活空間には,車椅子利用者などの移動に困難を抱える人にとって, 坂・段差などの円滑な移動を妨げているバリアが数多く存在する. また,このようなバリアを車椅子で通過する際,どれほど危険であるか把握しておかなければ, 事故が生じる可能性がある. この問題を解決するために, 我々は,HMDと電動車椅子を用いて, 電動車椅子でバリアを通過する際の様子を体感するシミュレーションシステムを提案する. これは,電動車椅子でバリアを通過する映像をHMDで表示し, 電動車椅子の速度をHMDで表示している映像に合わせながら変化させるアプローチである. 例えば,電動車椅子で上り坂を通過する映像をHMDで表示した場合, 電動車椅子の速度を徐々に減速させた. このシステムを利用することで, 車椅子利用者は生活空間に存在するバリアを, 電動車椅子で通過する様子を体感できる. プロトタイプシステムによる検証実験を行ったところ, HMDでバリアを通過する映像を表示することと, 電動車椅子を走行させることは有効であり, 提案方式に一定の有効性を確認できた.

2G-4 (時間: 16:30 - 16:50)
題名スリッパを用いた匿名フィードバックシステムの基礎検討
著者*多賀 諒平 (日本大学), 呉 健朗 (日本大学大学院), 富永 詩音, 宮田 章裕 (日本大学)
キーワード匿名フィードバック, スリッパ, ジェスチャ, コミュニケーション
アブストラクト意見を言葉として発すると,発言した人は周囲の意識が自分に向くため雰囲気を壊す恐れがあると感じる場合がある. また,自分の立場を考慮することで自分の言いたいことや感じたことを言葉として発することをためらうこともあるだろう. もし,言葉を介さずに周囲に意見を伝える環境を実現できれば,言いたいことや感じたことを周囲の雰囲気を気にせず伝えることができると考えられる. そこで我々は,スリッパを用いて匿名性を保ちながら肯定・否定意見を周囲に伝えるシステムを提案する. これは,ユーザがスリッパを用いて机の下でジェスチャを行うことで,周囲に気付かれることなく,肯定否定意見の存在を伝えることができるというものである. 本稿では,このスリッパを用いた匿名フィードバックシステムを実装したプロトタイプについて報告する.

2G-5 (時間: 16:50 - 17:10)
題名健常者歩行時加速度データからのバリア検出における最適サンプル長の基礎検討
著者*篠崎 涼太 (日本大学文理学部), 呉 健朗 (日本大学大学院), 樋口 恭佑, 宇野 広伸, 宮田 章裕 (日本大学文理学部)
キーワードバリアフリー, 加速度, Deep Learning
アブストラクト世の中には,障がい者や高齢者などの移動弱者が容易に通行することのできない, 段差や階段,坂道などのバリアが多数存在する. 移動弱者が円滑に外出を行うため,情報提供によるバリアフリーマップの作成や, バリアを通過する際の人間の動きからバリアを検出する研究などが多く行われている. そこで,我々は,健常者の歩行時加速度データからバリアを検出することで, 広範囲・高精度にバリアの情報を収集できるシステムを提案してきた. しかし,提案システムにおいて利用する加速度時系列データの長さは暫定的なものを使用していたため, サンプル長を変化させることで推定精度が変化する可能性がある. 本稿では,様々なサンプル長を設定してバリア推定実験を行い精度を比較し, 適切なサンプル長を探索した. その結果,サンプル長がバリアの推定精度に影響を与えることが明らかになり, 適切なサンプル長を設定することができた.


セッション 2H  暗号応用
日時: 2018年7月4日(水) 15:50 - 17:30
部屋: 白樺の間
座長: 須賀 祐治 (IIJ)

2H-1 (時間: 15:50 - 16:10)
題名PBI(Public Biometrics Infrastructure)における公開鍵証明書の再発行方式
著者*鈴木 茜, 安細 康介 ((株)日立製作所 研究開発グループ)
キーワード生体認証, PKI, PBI, モバイル
アブストラクトネットワーク社会の拡大や行政サービスの電子化に伴い,個人認証基盤の重要性が高まっている.個人認証基盤には,登録,認証,失効,更新といったライフサイクルが存在することから,持続性のある個人認証基盤を実現するには,要素技術だけでなく,円滑なライフサイクルを実行するための運用技術も重要になる.本研究は,認証技術の一つである生体認証とPKIを融合させた個人認証基盤,PBIにおいて,スマートフォン等のユーザ端末を認証装置として利用する場合の運用性向上に着目したものである.ユーザ端末の紛失時に発生する,ユーザの手続き負担を低減させるために,登録時に生成した予備情報を活用した公開鍵証明書の再発行方式を提案する.

2H-2 (時間: 16:10 - 16:30)
題名コインを用いる新たなマルチパーティ計算
著者*駒野 雄一 (東芝), 水木 敬明 (東北大学)
キーワードマルチパーティ計算, カードベースプロトコル, コイン, プライバシ
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2H-3 (時間: 16:30 - 16:50)
題名検索可能暗号を利用したブロックチェーンアドレスの生成
著者*鈴木 貴之, 吉野 雅之, 長沼 健, 佐藤 尚宜 (日立製作所 研究開発グループ システムイノベーションセンタ)
キーワードブロックチェーン, 検索可能暗号, 鍵管理
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

2H-4 (時間: 16:50 - 17:10)
題名暗号化データベース上のk-匿名化技術の提案
著者*吉野 雅之, 鈴木 貴之, 長沼 健, 佐藤 尚宜 ((株)日立製作所 研究開発グループ)
キーワードk-匿名, 匿名加工情報, 暗号化データベース, 一般化階層木
アブストラクト本稿では,一般化階層木を用い,暗号化されたデータベースを,暗号化したまま,k-匿名化する手法を提案する.一般化階層木は,予め準備してもよいが,本稿では,検索可能暗号で暗号化されたデータベースから,Huffman符号等を用い,一般化階層木を生成する手法も併せて提案する.これにより,ユーザは一般化階層木を用意することなく,データベースの機密性を確保しながら,クラウド等の第三者機関へ匿名化処理を委託できる.また,委託される第三者機関にも,情報の覗き見に関する不正行為の可能性を排除できる等の利点がある.一般的な計算機上の実験では,100万レコードの3-匿名化を168秒で遂行した.

2H-5 (時間: 17:10 - 17:30)
題名Top-down精緻化を伴うPrivelet 法における演算効率化手法の検討
著者*本郷 節之 (北海道科学大学), 手塚 理貴 (システムデザイン開発株式会社), 寺田 雅之 (NTTドコモ), 稲垣 潤 (北海道科学大学)
キーワードプライバシ保護, 差分プライバシ, ウェーブレット変換, 非負制約, 部分和精度
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 3A  分散処理とセキュリティ
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 桐壺の間
座長: 斉藤 裕樹 (明治大学)

3A-1 (時間: 17:50 - 18:30)
題名(招待講演) IoTによる地域交通理解と持続可能性
著者山口 弘純 (大阪大学)

3A-2 (時間: 18:30 - 18:50)
題名クラウドに委託した完全準同型暗号ゲノムデータベースにおける秘匿検索の高速化
著者*山田 優輝, 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード完全準同型暗号, 分散処理, 秘匿検索, クラウド
アブストラクト近年ヒトゲノムの解析と応用が可能になり,様々な分野でゲノムデータ利用の実用化が注目される ようになった.ゲノムデータをはじめとするビッグデータを活用する際には大型のストレージと計算機が 必要になるため,データをクラウドに預け,利用者の問い合わせを受けてクラウドで演算を行う委託シス テムが今後普及していくと考えられる.この際,クラウドはインターネットに接続されているため確実に 安全であるとは言えず,またゲノムデータは付け替えのできない重要な個人情報であることから,プライ バシ保護のための暗号化処理が必須となる.従来の共通鍵暗号方式でこのシステムの実装を試みた場合, 計算のためにはクラウドに秘密鍵を渡しゲノムデータを復号する必要があるため,データ漏洩の危険があ り秘匿には適さない.これに対して,特にバイオインフォマティクスの研究において頻繁に行われる検索 演算についてこのシステムを実現するために,暗号化されたデータ同士での演算が可能な完全準同型暗号(FHE: Fully Homomorphic Encryption)を用いる秘匿検索手法が提案されているが,実用に際しては計算量 が課題となっている.そこで本研究では,先行研究のクラウド上で行われる FHE 演算にデータベースの分 割による分散処理を適用して高速化を試み,その結果を検証する.

3A-3 (時間: 18:50 - 19:10)
題名迷惑メール対策のための新規Eメール基盤技術の提案
著者*山城 裕陽, 落合 秀也, 江崎 浩 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワード電子メール, スパム, 迷惑メール, 課金
アブストラクト情報化社会において、E メールは情報伝達手段として頻繁に用いられている。世界中で送受信されるE メールの総数が大きくなるにつれて、迷惑メールも増加傾向にあり、早急な対処が必要とされている。現在、迷惑メール対策としては迷惑メール送信者の使用するメールサーバを指定し、ブラックリストに登録することで受信拒否を行う方法が一般的であるが、同じメールサーバを用いる別のユーザが巻き込まれるなどの問題点がある。迷惑メールの研究としては、主にフィルタリングのために迷惑メールを検知する手法を示すものが多い。機械学習やニューラルネットワークで迷惑メールの特徴を決定し、特定することに成功している。ところが、迷惑メールの傾向は日々変化していくため、学習が必要な既存手法では迷惑メール送信者とのいたちごっこになってしまう。そのため本研究では、E メールの送信にコストを付加し、コストの支払いを認証局が管理することで、迷惑メールを送信すること自体が難しくなる新しいメールシステムを提案する。また、そのシステムを簡略化したモデルシステムを実装し、迷惑メールを排除できていることを確認した。


セッション 3B  ITS通信・ネットワーク
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 横笛の間
座長: 佐藤 健哉 (同志社大学)

3B-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名CCNに基づく車車間通信による狭域・道路交通情報の効率的な収集方式の提案
著者*中沢 隆紀, 小花 貞夫, 湯 素華 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科)
キーワード車車間通信, CCN, Pull型配信
アブストラクト近年,車車間通信により,互いの位置や速度等の情報を頻繁に交換して衝突を防止する安全運転支援システムの実用化や,近い将来の自動運転のために走行中の車両が周辺の道路・交通情報を把握できるようにする技術の研究が注目されている.本稿では,車車間通信により要求・応答型(Pull型)で効率よく道路・交通情報を収集可能するために,キャッシュ機能を用いて効率的な配信を可能とするコンテンツ指向ネットワーク(CCN)を車車間通信に適用した方式を提案する.まず,基本方式として,車両の移動環境を考慮した,1)コンテンツの名前付け(ネーミング)方法と2)通信経路の制御(ルーティング)方法を検討し,ついで,キャッシュをより効率的に活用可能とするためにルーティング方法を拡張した方式(拡張方式)を検討した.シミュレーション評価の結果,基本方式はキャッシュのないNon-Cache方式からData(応答)パケットの平均ホップ数を最大69%削減し,Interest(要求)パケットの発行に対するコンテンツ取得成功率をキャッシュのないNon-Cache方式から最大42%向上した.また,拡張方式ではData(応答)パケットの平均ホップ数を基本方式から最大23%改善し,Interestパケットの発行に対するコンテンツ取得成功率を基本方式から最大21%改善した.

3B-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名歩車間通信における無線チャネル使用率に基づく 動的送信頻度制御方式の提案
著者*伊藤 舜, 小花 貞夫, 湯 素華 (電気通信大学大学院情報理工学研究科)
キーワード歩車間通信
アブストラクト近年,歩行者事故削減のため歩行者の情報を無線で周囲の車両に通信する歩車間通信が注目されている.歩車間通信では歩行者密度が高い状況だと輻輳が発生し,パケット到達率が低下するという問題があった.筆者らは歩行者や車両の属性や,周囲状況等をまとめたコンテクストに基づいて,歩行者ごとに危険度を判定し,それを送信の優先度に対応付けて,優先度毎に送信頻度を制御する方式を先に提案した.本稿では,この既存方式に加えて,帯域の混み具合であるチャネル使用率を制御の基準とする,全ての優先度の閾値を制御する,フィードバック制御を取り入れる,方式の拡張を提案する.またシミュレーションを行い,検討方式の累積パケット到達率が既存方式と比較して平均で11%,最大で30%ほど向上することを確認した.

3B-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名普通車と大型車の混在を考慮した車車間通信による 狭域交通情報の効率的な中継配信方式の改良と評価
著者*高草木 政史, 森 拓也, 湯 素華 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科), 大岸 智彦 (株式会社KDDI総合研究所), 小花 貞夫 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科)
キーワード車車間通信, 中継車両選択, マルチホップ, 大型車
アブストラクト筆者らは,車車間通信により狭域の道路・交通情報を周辺の車両にマルチホップで効率的に配信するために,少ない中継回数でより多くの車両に情報を配信できるように,情報送信車両から最も遠い車両を中継車両として選択する方式をこれまでに提案している.しかしながらこの方式では,車両のアンテナ高が異なる普通車と大型車の混在は考慮していないため,現実的な環境では必ずしも有効な方式とはなっていなかった. 本稿では,普通車と大型車が混在する環境下で,大型車が普通車よりも車車間通信に使用するアンテナの装着位置が高く,電波をより遠くに飛ばせることを考慮して中継送信を行う方式を提案した.提案方式の有効性を検証するため,実環境の電波伝搬環境を模したシミュレーション評価を行い,従来方式と比較すると提案方式では中継回数を最大46%,遅延時間を最大48%減少させることを確認した.

3B-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名V2X通信を利用した衝突警告アプリケーションにおける アプリ特性を考慮した自律分散的輻輳制御手法
著者*平井 健士, 村瀬 勉 (名古屋大学)
キーワードV2X, DSRC, IEEE802.11p, Decentralized Congestion Control, Crash Warning
アブストラクトV2X通信を用いた衝突警告アプリケーション(CWA)において、通信ノード(人、車)が増加しすぎると、輻輳が発生し、CWAが要求するフレーム受信頻度を満たせないという問題があった。輻輳を緩和させる手法として、自律分散的輻輳制御手法(DCC)が提案されている。しかし、そのほとんどの提案方法が、すべてのノードにおいて一律に送信頻度を低下させてしまうため、受信頻度要求が満足できない恐れがある。そこで、本研究では、アプリの特性を考慮し、重要な情報を送信するノードの受信頻度要求だけを最低限満たすことを考え、ノードの送信情報の重要度に応じて、輻輳制御手法を適用するアイデアを提案する。具体的には、ノードに重要度を割り当て、その重要度の高いノードは積極送信を行い、重要度の低いノードは送信抑制を行うようにする。本提案手法を評価した結果、既存のDCC方式と比較して205%台数が多くても、また、DCCを利用しない方式と比較して150%台数が多くても、重要度の高いノードにおける受信頻度要求を満たすことが可能であることを示し、提案方式の有効性を明らかにした。


セッション 3C  映像音声コンテンツ
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 明石の間
座長: 梶 克彦 (愛知工業大学)

3C-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名光学リニアブレンディングを用いた テーブル型裸眼3Dスクリーンシステムの提案と基礎検討
著者*巻口 誉宗, 高田 英明 (日本電信電話株式会社 NTTサービスエボリューション研究所)
キーワード裸眼3D映像, テーブルトップインタフェース, 多視点3D映像表示, 光学リニアブレンディング
アブストラクト我々はテーブル型裸眼3Dスクリーンシステムの実用化に向けたプロジェクタ数の削減と設置場所の自由度向上のため,視覚メカニズムを活用したリニアブレンディングの適用検討を進めている.本稿では初期検討として,光学構成検討と再現可能な被写体の奥行き検討,50 インチサイズのスクリーンと13 台のプロジェクタを用いたプロトタイプによる原理確認を行った.これによりリニアブレンディングを用いた提案システムでは,従来手法より1/4〜1/10 のプロジェクタ数でなめらかな視点移動が可能な裸眼3D映像表示が可能なことを示した.

3C-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名LiVRation: VRによる自由視聴点映像音声のインタラクティブ再生
著者*粕谷 貴司, 塚田 学, 菰原 裕 (東京大学), 高坂 茂樹 (エスイーディー株式会社), 水野 拓宏, 野村 譲誉 (株式会社アルファコード), 上田 雄太 (株式会社CRI・ミドルウェア), 江崎 浩 (東京大学)
キーワードVR, SDM, MPEG4-ALS, オントロジ
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3C-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名全天球カメラを用いたクラウド分散型インターネットライブ放送システムの評価
著者*松本 哲, 石 芳正, 義久 智樹 (大阪大学), 川上 朋也 (奈良先端科学技術大学院大学/大阪大学), 寺西 裕一 (情報通信研究機構,大阪大学)
キーワードインターネット放送, 分散処理, 放送型配信, ビデオオンデマンド, 全天球カメラ
アブストラクト近年のインターネットライブ放送では,放送局や映像配信者が,映像効果を加えて視覚や音声の臨場感を向上させることがある.また,配信者や視聴者の端末の映像配信に伴う負荷を軽減するために,高い計算処理能力を有するサーバを用いて効果や処理を付加するため,商用のクラウドコンピューティングサービスを容易に利用できるようになった.我々の研究グループでは,カメラから得られた映像ストリームに対し,リアルタイムに映像処理を加えることで異世界から映像を配信しているかのように見える異世界放送システムを提案してきた.一方で,市販されているカメラデバイスの多様化にともない,一度に360度の視野の映像を撮影し,リアルタイムに映像ストリームとして符号化する全天球カメラが容易に入手できるようになった.これまでの異世界放送システムは従来のカメラで得られる映像のみを配信対象としてきたが,本研究では,全天球映像を取り込み,クラウドサービスで提供されている計算機を用いて多様な映像処理を加える異世界放送システムの評価について述べる.クラウド分散型異世界放送システムでは,視聴者は所望の計算処理サーバを選択し,撮影した映像データと効果に関する情報(タイプ,パラメータなど)を指定してビデオ効果や処理を行う.

3C-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名動画視聴における他視聴者の音声情報の再生方式
著者*松長 雄也, 谷中 俊介, 坂内 祐一 (神奈川工科大学)
キーワード動画像, 非同期, 音声, 自我, 臨場感
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 3D  認識と認証
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 須磨の間
座長: 新井 イスマイル (奈良先端科学技術大学院大学)

3D-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名水圧センサを用いた浴槽入浴者識別
著者中山 紗理奈, *村尾 和哉 (立命館大学情報理工学部), 望月 祐洋 (立命館大学総合科学技術研究機構), 西尾 信彦 (立命館大学情報理工学部)
キーワード個人識別, 浴槽, 水圧センサ
アブストラクトコンピュータの小型化に伴い,さまざまな場所でのセンシングが可能となり,ユーザの状況や状態を容易に認識できるようになった.住宅環境の中でも,家庭の浴槽内における溺死者数は平成26年で4,886人,平成16年から10年間で1.7倍に増加していると報告されている.このような死亡事故の発生を未然に防ぐために,浴槽入浴中の状態を把握することは重要である.本研究では,浴槽の底に水圧センサを設置し,入浴時の水位の変化から入浴者を識別する手法を提案する.評価実験では被験者4人を識別する環境で,入水前後の水位変化のみを利用する比較手法では平均識別率は65%と低かったが,入水区間と出水区間の波形のDTW距離を利用する提案手法では平均識別率95%となり,提案手法の有効性を確認した.

3D-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名ドライブレコーダデータに対するヒヤリハット発生対象分類
著者*山本 修平, 倉島 健, 戸田 浩之 (日本電信電話株式会社 NTTサービスエボリューション研究所)
キーワードヒヤリハット, ドライブレコーダ, 深層学習
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3D-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名BLEとセンサを用いたカメラに映る人物の同定手法の提案
著者*星 尚志, 伊藤 義浩, 石川 雄一, 南川 敦宣 (株式会社KDDI総合研究所)
キーワード人物同定, BLE, 行動解析, 屋内位置推定
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3D-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名骨伝導音を用いたリアルタイム咀嚼・発話判定精度向上手法の提案
著者三井 秀人, *小原 丈, 横窪 安奈, ロペズ ギヨーム (青山学院大学)
キーワード骨伝導音, 咀嚼回数, 発話, 食習慣, ウェアラブルデバイス
アブストラクト肥満は咀嚼回数を向上させることで抑制可能であるが,日常生活の中で常に意識続けることは難しい.また,従来の咀嚼回数測定装置は,装置が大きい等の理由から,日常生活の中では用いることが難しいという問題点もあった.本研究では,日常生活の中でも利用可能となるように,安価で小型の骨伝導マイクとスマートフォンで構成する咀嚼回数と発話意識向上支援システムを提案する.提案手法の精度評価を行ったところ,食事中にユーザへ咀嚼状態を視覚情報としてフィードバックすることによって,咀嚼回数の増加が見込まれ,フィードバックの効果に影響を与える要素も明らかになり,食事中の咀嚼回数ならび発話の向上支援に有効であることが示唆された.


セッション 3E  IoT・フレームワーク
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 浮舟の間
座長: 寺田 努 (神戸大学)

3E-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名モーションセンサを用いたボール投げの評価システム
著者*木村 直己, 佐藤 証 (電気通信大学大学院情報理工学研究科)
キーワードスポーツ, 幼児, IoT, 無線センサ, GPS
アブストラクト本稿では,子供が楽しみながら体力・運動能力を向上させていくためのシステムの構築を目指して,モーションセンシング評価キット”SensorMedal-EVK-001”を用いた幼児体力測定におけるボール投げの測定と,投球動作の評価を行った.ボール投げの計測では,センサメダルの計測範囲の狭さやパラメータの少なさから,飛距離の精度が不十分であった.そこで今後はより計測レンジの広いセンサの併用や,GPS等を用いて飛距離測定精度を向向上させていく.また,投球動作については,複数のセンサでデータを同時に計測し,評価基準のアップデートを含め解析を進めていくと共に,機械学習の導入によりセンサの適した装着位置の決定と左利きの使用にも対応したシステム作りも目指していく.

3E-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名センサデータに基づいたトルコギキョウのロゼット化の確率モデリング
著者*本廣 多胤 (和歌山大学大学院システム工学研究科), 花田 裕美 (和歌山県農業試験場暖地園芸センター), 吉廣 卓哉 (和歌山大学システム工学部)
キーワード農業IoT, センサ, 階層ベイズモデル, トルコギキョウ, ロゼット化
アブストラクト近年,トルコギキョウと呼ばれる花卉が注目を浴びている.トルコギキョウは花束や装花として用いられ,サイズや色等,バリエーションが豊富で需要が高く,経済的価値が高い花卉である.しかし,トルコギキョウは,栽培時に茎が伸長しなくなるロゼット化という個体損失を起こす.そのため,ロゼット化する個体を減らし,トルコギキョウを安定生産する技術の確立が求められている.また,近年では,農業センサを用いることで,農業の生産性を向上させる取り組みである農業IoT が注目されている.農業センサによって圃場や作物の状態の経時的把握が可能になり,また,センサデータと栽培試験を組み合わせることで,より複雑な統計モデルを用いた生育分析が可能となる.本研究では,センサを用いて取得した栽培試験データに対して,トルコギキョウの個体損失を表す統計モデルを階層ベイズモデルに基づいて設計することで,トルコギキョウのロゼット化要因の分析を行う.

3E-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名スマートフォンセンサを用いた自転車一時不停止検知法と実験評価
著者*田中 翔, 高見 一正 (創価大学大学院工学研究科)
キーワードスマートフォンセンサ, 一時不停止, 自転車, 標識検出, 安全運転支援
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3E-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名ウェアラブルデバイスを用いた英単語4択課題における定着度合いおよび主観的難易度の推定
著者*森 朝春, 長谷川 達人 (福井大学大学院工学研究科)
キーワード主観的難易度, 定着度, 学習支援, 機械学習, 英単語
アブストラクト本研究では,JINS MEMEとMyBeatによって得られたセンサデータを用いて,SVM(Support Vector Machine)によりe-learning学習時の英単語4択課題における学習者の学習に対する定着度と主観的難易度を推定するシステムを開発する.従来の対面授業では,講師が生徒の学習状態を読み取り講義に変化を加えることが可能である.一方で,講師がいないe-learning学習時でも,学習者の定着度や主観的難易度を推定できることで,より適切な学習内容の提示を行える可能性があり,効率的な学習の支援や学習者のモチベーション維持などに有用であると考えられる.そこで本稿では,英単語4択課題実施時にウェアラブルデバイスからセンサデータの記録を行う実験を実施し,提案手法の推定精度の評価を行った.


セッション 3F  位置推定(1)
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 紅梅の間
座長: 廣井 慧 (名古屋大学)

3F-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名ZigBeeのチャネル間特性差を利用した屋内測位手法の初期的評価
著者*木元 亮太, 山本 貴宏, 石田 繁巳 (九州大学大学院システム情報科学研究院), 田頭 茂明 (関西大学総合情報学部), 福田 晃 (九州大学大学院システム情報科学研究院)
キーワードセンサネットワーク, ZigBee, Wi-Fi, マルチチャネル, 測位
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3F-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名移動体の電波強度を利用した歩行者の位置精度向上手法の評価
著者*西牧 佑哉 (同志社大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻), 岩井 誠人 (同志社大学大学院 理工学研究科 電気電子工学専攻), 佐藤 健哉 (同志社大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻)
キーワード歩車間通信, 車車間通信, 電波強度, 位置推定, 伝搬損失指数
アブストラクト近年,スマートフォンやタブレット端末の普及率の増加に伴い,それらの位置情報を利用した様々なサービスが利用されている. ナビゲーションアプリでは,自分の現在地を確認したり,目的地までの道順を調べたりでき,知らない土地でもナビゲーションアプリを利用することで自分の行きたい場所に行くことが可能である. また,歩行者と車両が通信を行う歩車間通信を用いてお互いの位置情報を交換することによって交通事故を未然に防ぐシステムもある. これらのサービスやシステム,特に事故防止のためには位置情報の精度が重要である. 現在,屋外での位置情報を取得する位置推定手法として GPS(Global Positioning System) が最もよく利用されているが,都市部や市街地では GPS 信号が周囲の建物の影響を受けて位置精度が悪くなるという問題がある. そこで本稿では,屋外において高度で安定した位置精度を実現するために,車両及びビーコンの電波強度を利用した位置推定手法を提案する. 提案手法では,電波強度にカルマンフィルタを適用し,伝搬損失指数を車車間通信を用いて動的に算出する. シミュレータ評価によって既存手法と位置精度の面で比較を行い,提案手法の優位性を示した.

3F-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名複数地点の位置指紋を使った非線形回帰モデルによる屋内位置推定
著者高山 智史 (千葉大学大学院融合科学研究科), *梅澤 猛, 大澤 範高 (千葉大学大学院工学研究院)
キーワード位置推定, 位置指紋, PDR, 回帰分析
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3F-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名BLEビーコンと反響音センシングによる屋内スポット推定
著者渡邉 洸, 盒 雄太, 大坪 敦, *藤本 まなと (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学, JSTさきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードBLEビーコン, 反響音センシング, 屋内スポット推定
アブストラクト日常的に人々の健康状態を客観的に評価する指標としてライフログが注目されている.従来のライフログアプリケーションはGPSによる位置情報を取得する屋外向けのサービスが多い中,近年では屋内位置推定のためのデバイスや手法を利用した屋内向けのサービス開発も進んでいる.GPSによる屋外位置情報は「職場」や「自宅」といった行動エリアの情報に変換されることが多く,位置精度の高さは求められていない.そのため,屋内向けライフログサービスにおける位置情報も「学生部屋」や「教授室」といった,屋内スポットの識別のみが求められている.奈良先端科学技術大学院大学では,学内ユーザ向けのライフログアプリケーションの開発促進のため,2017年10月頃から構内に約100個のBLEビーコンを設置している.従来研究に多い,屋内の位置精度向上ではなく,少数ビーコンを用いた屋内の生活行動スポットの推定を目標としている.しかしながら,少数ビーコンによるスポット推定は難しい.そこで,本研究では,少数ビーコンによる屋内スポット推定に加え,屋内環境情報である反響音の取得による二段階スポット推定手法を提案する.提案手法の有効性を検証するため,評価実験を行った.その結果,反響音を併用する提案手法は,RSSI値のみでは識別が難しい屋内スポットの判別に効果があることが示された.


セッション 3G  発話と対話
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 鈴懸の間
座長: 米田 貴雄 (三菱電機株式会社)

3G-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名文脈を考慮してボケるエージェントの実装と評価
著者*長岡 大二, 中原 涼太 (日本大学), 呉 健朗 (日本大学大学院), 鈴木 奨 (日本大学卒業), 宮田 章裕 (日本大学)
キーワード対話型エージェント, 笑い, ボケ, 文脈
アブストラクト現代社会において対話型エージェントは,我々の日常生活に浸透し始めており,今後も多くのユーザが利用すると考えられる.一方で,エージェントとの無機質な対話に親しみを感じないユーザは,このような対話型エージェントを受け入れられないという問題が懸念される.この問題を解決するために我々は,ユーザの発言の一部をわざと間違えて聞き返す,ボケて返す対話型エージェントを提案してきた.しかし,従来手法では,ボケる際に文の文脈を考慮せずに置換単語を決定しているため,文全体で見た際にユーモア性が損なわれる可能性がある.そこで我々は,エージェントがボケる際に,文の文脈を考慮することで,ユーモア性を保てると考えた.この考えに基づき,文脈を考慮してボケる対話型エージェントを提案する.これは,文の概念を代表する単語を,音が近く,文の概念から意味が離れた単語に置換するというものである.本稿では,エージェントが文脈を考慮したボケを行うプロトタイプシステムを構築し,それを用いた検証実験を行った.

3G-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名協調的議論において発言状況を可視化するシステムの開発
著者*岡澤 大志, 大山 涼太, 江木 啓訓 (電気通信大学)
キーワード議論状況可視化, 対話分析, 議論支援, 協調学習支援, ウェアラブル
アブストラクト本研究では,協調的議論における発言状況の可視化を行い,学習者に提示するシステムを提案する. 協調的議論を客観的に振り返ることで,問題解決やコミュニケーション能力,批判的思考力の向上が期待できる. そこで,グループ活動における発言情報から,発言状況を可視化して学習者に提示する. これにより,自身の役割や貢献を理解できるよう支援する. 実験から,議論中に誰も発言していない無音時間の割合は学習者の主観と実際の結果に差があることが明らかになった. 一方で,システムによる振り返りを行った後の議論においては,被験者が判断した無音時間の割合が正解に近づいた. これらの結果から,非言語情報を用いて発言状況を可視化することによる支援の有用性を示した.

3G-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名教室における発言促進のための音環境生成システムの基礎評価
著者*関根 凜, 浅井 康貴, 江木 啓訓 (電気通信大学大学院情報理工学研究科)
キーワードコミュニケーション支援, 教室環境, 音環境, 会話音声, 発言促進
アブストラクト学習者同士で発言が活発に行われることは,学習意欲を向上させる上で重要である.しかし,教室内が静かなため,学習者が発言しづらい場面がある.本研究では,このような状況において発言を促す環境音を再生することで学習者の発言の敷居を下げることを目的とする.会話雑音をスピーカーで再生し,教室内を発言を促す音環境に維持するシステムを開発する.本システムは教室の音環境をセンシングし,発言を促すと考えられる一定の音量を維持する.システムによる会話雑音の再生に先立って,理工系大学の1 年生を対象としたプログラミング演習の授業において実験を行った.教室の音環境の区分を計測する実験により,区分ごとに音量のばらつきがあるかを検証した. 次に,教室内の音環境について被験者による主観評価実験を行い,本システムの音環境の判定結果が,被験者による教室内の音環境の主観的評価と一致するかを検証した.その結果,計測する教室内の位置や時間によって音圧レベルが変動することがわかった.また,複数の録音機器に渡って音圧レベルが変動する時点があることがわかった.

3G-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名お題に対してユーモアを生起する回答文選択の検討
著者*伊勢崎 隆司 (NTTサービスエボリューション研究所), 小林 明美 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所), 有賀 玲子, 山田 智広 (NTTサービスエボリューション研究所)
キーワードユーモア, お笑い, ロボットインタラクション, 機械学習
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 3H  プライバシー・認証(1)
日時: 2018年7月4日(水) 17:50 - 19:10
部屋: 白樺の間
座長: 本郷 節之 (北海道科学大学)

3H-1 (時間: 17:50 - 18:10)
題名Webページ閲覧履歴に基づくスマートフォン端末向け画像認証システム
著者*飯澤 悠介 (公立はこだて未来大学大学院システム情報科学研究科), 中村 嘉隆, 稲村 浩 (公立はこだて未来大学システム情報科学部)
キーワード個人認証, 画像認証, 履歴情報, ブラウザ, 閲覧履歴
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

3H-2 (時間: 18:10 - 18:30)
題名ランダム性を持ったあみだくじ型視線認証の検討
著者*宮崎 翔吾, 油田 健太郎, 山場 久昭 (宮崎大学工学部), 朴 美娘 (神奈川工科大学 情報学部), 岡崎 直宣 (宮崎大学工学部)
キーワード視線認証, あみだくじ, 覗き見耐性
アブストラクト現在,パスワード認証やPIN認証などは様々な場面で使用されているが,覗き見攻撃への耐性が十分ではない.視線追跡技術の向上により,覗き見攻撃に耐性を持った視線認証という認証が注目されてきている.しかしその視線認証にも認証成功率の向上や認証時間の短縮,他の攻撃への耐性などの課題が存在する.そこで本研究では,視線入力の補助としてあみだくじを導入し,認証ごとに正解の入力を変化させることで視線認証の問題点を改善することを目的とした.あみだくじを用いた視線認証を実装し,認証の時間と成功率,ユーザビリティの評価を行った結果,認証総時間の平均は27.5sであり,認証成功率は74.0%であった.

3H-3 (時間: 18:30 - 18:50)
題名色恒常性を利用したカラー CAPTCHA の検討
著者*臼崎 翔太郎, 油田 健太郎, 山場 久昭, 椋木 雅之 (宮崎大学), 朴 美娘 (神奈川工科大学), 岡崎 直宣 (宮崎大学)
キーワードCAPTCHA, セキュリティ, 色恒常性, Gray-World仮説
アブストラクトCAPTCHA(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)において,機械耐性のために妨害を加えても人間の正答率が保証されることが重要な要件となる.我々は色恒常性の「機械的に再現が困難である」点と「物体表面色が変化しても本来の色を認識できる」点に着目し,人間に影響を与えない妨害が可能なCAPTCHAを検討した.評価実験では,CAPTCHAとして非現実的な色妨害が施されていても色恒常性が働くかを検証した.具体的には,色妨害の加えられた画像を見たグループと,色妨害の加えられていない画像を見たグループ間でκ係数を用いて判定の一致度を検証した.実験の結果,κ係数は0.81以上となり,高い一致度であることが分かった.この結果から,提案手法は人間の認識能力に影響を与えない妨害が可能なCAPTCHAの形態である可能性が示された.

3H-4 (時間: 18:50 - 19:10)
題名歩容を特徴量とした外乱に頑強な個人識別手法の提案と評価
著者*森 駿文 (明治大学大学院先端数理科学研究科), 菊池 浩明 (明治大学総合数理学部)
キーワード歩容, Kinect, DTW
アブストラクト近年,カメラやセンサを用いた個人識別・追跡の試みが始まってきているが,顔画像は個人識別符号に分類されているためプライバシーに関する大きな問題が存在する.本研究は,顔認証に代わる手法として歩容に注目し,モーションキャプチャを用いて複数の関節の動きを観測し,その時系列データにDTWを適用することでより高精度な識別手法を提案する.そして,歩容に固有の問題である荷物や履き物によって生じる外乱に対する提案手法の精度低下を調査する.



2018年7月5日(木)

セッション 4A  位置情報
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 桐壺の間
座長: 小川 泰嗣 (リコー)

4A-1 (時間: 08:30 - 9:10)
題名(招待講演) 地下空間での防災フィールドワークとその持続可能な社会実装
著者西尾 信彦 (立命館大学)

4A-2 (時間: 9:10 - 9:30)
題名人体による電波減衰を考慮したWi-Fi測位精度向上手法
著者*原田 翔平 (立命館大学大学院情報理工学研究科), 村尾 和哉 (立命館大学情報理工学部), 望月 祐洋 (立命館大学総合科学技術研究機構), 西尾 信彦 (立命館大学情報理工学部)
キーワードWi-Fi測位, 電波減衰, 人体
アブストラクト近年,Wi-FiやBluetoothなどの通信デバイスや加速度,角速度センサなど様々なセンサが搭載されたスマートフォンの普及に伴い,これらのセンサから得られるデータを活用した位置情報サービスやユーザの状況を考慮したサービスの提供が期待されている.これらのサービスの提供には測位技術のさらなる発展が不可欠であり,これまで様々な手法の研究が行われている.屋内では一般にGPS測位を利用することが困難なため,Wi-Fi測位やPDR測位といった手法が提案されている.中でもWi-Fi測位は絶対位置が推定できることに加え,様々な施設で既にWi-Fi基地局が設置されているため導入コストが低く,注目されている.Wi-Fi測位では主に電波強度 (RSSI) を利用して位置推定を行う.しかし,電波観測時にユーザ本人の体が電波を遮ってしまうことでRSSIが低下してしまい,測位精度が低下する問題が存在する.そこで本研究では,GMM(Gaussian mixture model)を用いて電波環境マップを表現し,パーティクルフィルタを利用したWi-Fi測位における人体による電波減衰を考慮し,測位精度を向上させることを目的とする.人体の減衰が発生していない電波環境マップ(理想的な電波環境マップ)の作成手法,人体による電波減衰が発生した基地局の判別手法,電波減衰の発生した基地局に対する補正手法を提案する.人体による電波減衰が発生した基地局は位置推定結果の周囲にパーティクルを配置し,各パーティクルの座標における理想的なRSSIと観測したRSSIの差の平均を算出することによって判別する.電波減衰の発生した基地局電波に対する補正は事前実験による実測値を利用して行う.評価実験により,電波観測回数に関わらず,電波減衰判別手法が有効であることを確認した.加えて,人体による電波減衰の発生した基地局が判別可能な場合においてはRSSIに補正をかけることで,大きな測位誤差の発生を抑制できることを確認した.

4A-3 (時間: 9:30 - 9:50)
題名床指紋照合における傾斜補正手法
著者*藤田 悟 (法政大学情報科学部), 内田 薫 (法政大学大学院情報科学研究科)
キーワード位置推定, 床面照合, センサー, 画像特徴点抽出, 特徴点照合
アブストラクト本研究は,床面の画像から特徴点抽出を行い,床指紋として画像照合することで,屋内でも利用可能な位置推定システムを実現することを目的としている.高速な画像照合のためには,床面を2次元平面として扱える必要があり,3次元歪が無視できる程度の画像が撮影できることが求められる.しかし,実際にスマートフォンを自然な形で保持して撮影した画像は,端末の傾斜によって大きな歪を含んでいる.そこで,本論文では,ARCore を利用して床面の形状とカメラの姿勢推定を行い,3次元歪を補正する手法について述べる.この手法では,3次元空間のモデルを計算することでホモグラフィ行列を生成し,前後や左右に傾けた端末で撮影した床画像を,直上から撮影した画像に変換することができる.画像補正の過程で,画質の劣化が生じるが,実験を通して,床指紋照合に十分な情報を含んでいることを確認した.さらに,床画像データベースと照合することにより,画像の補正無しで照合した場合と比較して,より高い確率で位置推定に成功することを確認した.


セッション 4B  クラウド
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 横笛の間
座長: 敷田 幹文 (高知工科大学)

4B-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名クラウド型 CAPTCHA サービスにおける リスクベース認証技術の利用
著者*荒井 毅, 岡部 寿男 (京都大学), 岡田 満雄, 渡辺 孝信 (Capy株式会社)
キーワードCAPTCHA, クラウド, リスクベース
アブストラクトCAPTCHAはボットと人間を見分けるためのチューリングテストであり,CAPTCHAを用いることでボットを自動で効率的に見分けて不正アクセスを防ぐことが可能である .しかし,ボットの文 字認識技術の進化により,従来型の文字型 CAPTCHAの強度ではボットによるアクセスを防ぐことがで きない .その一方で高度なボットを防ぐことができるような CAPTCHAでは人間にとっても難しく なってしまい,利便性の低下が問題視されている.本研究では,Capy Inc.により提供されて商用サービスとして広く使われているクラウド型 CAPTCHAサービスに対してリスクベース認証技術を付加したCAPTCHAサービスの基本設計を提案する.新規のアクセスのリスクを推定し,リスクの高いアクセスに 対してCAPTCHAの難度を上げるための高精度のリスク推定手法について検討した.クラウド型サービ スの制約を考慮し,アクセスをユーザと紐付けられるものとユーザのわからないものに分類してそれぞれ に対して異なるリスク推定手法を適用する.

4B-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名なめらかなシステムを目指して
著者*栗林 健太郎, 三宅 悠介, 松本 亮介 (GMOペパボ株式会社 ペパボ研究所)
キーワードコンテクストアウェアネス, サイバネティクス, 基礎情報学, パーソナライゼーション, 情報推薦
アブストラクト情報システムが人間に対して有用なものであるためには,工学的な効率性に依拠するのみならず,(1)利用者の主観的な判断基準や選好等の利用者それぞれに固有のコンテキストを,システムの作動に際して織り込む必要がある.また,(2)そのような利用者のコンテキストはシステム利用に先立って明確に定まっているとは限らず,むしろ利用者と情報システムとのコミュニケーションを通じて徐々に形成されていくという前提で,システムを構想する必要がある.ユビキタスコンピューティングを背景に登場したコンテキスト・アウェアネスは(1)を課題とする.基礎情報学は,(2)に対して,利用者と情報システムとが互いに影響を及ぼし合う総体として複合的にシステムを捉える視点を提供する.本論文では,生命体のしくみに倣いシステムを構想してきたこれまでの工学的伝統を引き継ぎつつ,先行研究の知見を踏まえることでこれら2つの課題を同時に解決することが可能なシステム観を,「なめらかなシステム」という新たなシステム観として提案する.また,当該システム観に基づいて我々が取り組んでいる,実際の研究についても紹介する.

4B-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名インターネット非接続時における各避難所状況共有システムの一検討
著者*田中 有彩 (お茶の水女子大学), 前野 誉 (株式会社スペースタイムエンジニアリング), 高井 峰生 (UCLA/大阪大学), 大和田 泰伯 (国立研究開発法人 情報通信研究機構), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード災害, 避難所運営管理, DTN, エッジコンピューティング, アクセスポイント
アブストラクト近年,地震大国である日本では多くの自然災害が発生している.そのため避難所生活においても,各避難者が安全に過ごせるようにすることが必要不可欠である.しかし,各避難所で食べ物や飲み物といった物資が足りているのか,衛生面は大丈夫であるのかといった避難所の状況による問題が発生する恐れが多々ある.そのため,災害対策本部が各避難所の状況情報を迅速かつ正確に把握することが重要である.また避難者同士が会話できるチャットもあればなお良い.しかし,災害が発生した際,基地局や基幹ネットワークの障害といった原因により,バックボーンネットワークが使えなくなってしまい,情報共有ができなくなってしまう恐れがある.そこでこれらの問題に対し,脆弱な通信網の元でも,臨時に設置された避難所も含めた避難所状況を災害対策本部が確実に把握する必要があると考えた.今回はその中でも,災害避難所運営管理で使用されるネットワーク環境とアプリケーションに着目し,分散されている各避難所状況をどのようにして災害対策本部が把握していくかについて,エッジコンピューティングを適用させながら具体的な環境構築方法の提案と実装を進めていく.またさらに,避難者同士のチャットをどのように実現するかについても考察していく.


セッション 4C  システム制作
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 明石の間
座長: 阿倍 博信 (東京電機大学)

4C-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名大規模災害時における被災者への物資提供支援アプリケーションの構築
著者*佐藤 沙央 (お茶の水女子大学), 高井 峰生 (大阪大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校), 大和田 泰伯 (情報通信研究機構), 前野 誉 (株式会社スペースタイムエンジニアリング), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード情報共有, インターネット非接続, リクエスト
アブストラクト近年日本で多発している大規模な災害では,普段利用している通信インフラが切断されてしまった 場合, インターネットにアクセスすることができず,情報交換ができなくなってしまう.多様な理由により 避難所に避難できなかった人には, 救援物資情報は手に入れづらいという現状がある.そこでエッジサーバ を利用し, 各端末は情報をそこにアップロード,閲覧できるようにして,エッジサーバ同士が情報を同期し ておくことで情報交換を可能にする環境構築を考える.この論文では, そのような環境において被災時に 提供される物資以外に必要となるもののリクエストを受け付けて集計し,物資の卸元と情報を共有するア プリケーションの構築を行った。

4C-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名ゲーミフィケーションを用いたバリア情報収集システムの実装
著者*大和 佑輝, 呉 健朗, 宇野 広伸, 樋口 恭佑, 宮田 章裕 (日本大学)
キーワードバリアフリー, ゲーミフィケーション, 加速度, スマートフォン
アブストラクト屋内外を観察すれば容易に気付くことであるが, 現在の 道路・通路は障害者にとって移動しやすいものではない. 例えば, “段差を越えないと入店できない飲食店”, “上るのが困難な急な坂道”などが街中に溢れている現状においては, 障害者に配慮した街づくりがされているとはとても言いにくい. 円滑な移動を妨げるもの(以降,バリア)の存在を把握することは, 障害者の移動計画を助けるだけでなく, 道路・施設管理者への改善を促せるという観点からも,有益である. 我々は 健常者の日常生活時中の歩行時加速度データ(以降,歩行データ)を収集し, 機械学習を用いることで, バリアを検出する手法を提案してきた. また, 高精度なバリア検出のためには機械学習の際に, 大量の歩行データを収集する必要がある. しかし,歩行データを収集する作業に 直接的なインセンティブがないため, 大量の歩行データを収集することは困難であった. この問題を解決するために, 我々はゲーミフィケーションを取り入れることで モチベーションが維持できるのではないかという仮説を立てた. 以上のことから 我々は, ゲーミフィケーションを取り入れて, 陣取りゲームをするだけで歩行データを収集できる手法を提案してきた. 我々が提案する陣取りゲームには, 歩行データ収集における作業コストの高さを, ゲーム中でユーザが有利に働くようなゲームである. 本稿ではこの提案手法をもとに実装したプロトタイプシステムを構築した.

4C-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名協和性理論のピアノ調律ソフトウェアへの応用について
著者*井上 千奈誉, 西口 磯春, 佐々木 正孝 (神奈川工科大学)
キーワードピアノ調律, インハーモニシティ, 不協和度, 協和性理論
アブストラクトGiordanoは,2015年の論文で,平均的なピアノの調律曲線であるRailsback curveがPlompとLeveltの研究に基づく協和性理論により,定量的に説明できることを初めて示した,と述べている.本研究では,協和性理論が,個々のピアノ調律に適用できる精度を有するかどうかを検討し,コンピュータを用いたピアノ調律ソフトに応用することを最終目標とした.

4C-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名小学生を対象としたプログラミングワークショップのためのプレゼンテーション補助システム
著者*伊藤 皓基 (立命館大学院 情報理工学研究科), 高田 秀志 (立命館大学情報理工学部)
キーワードプログラミング教育, プレゼンテーション補助
アブストラクト小学生を対象としたプログラミングワークショップが多く開催されるなど,世間ではプログラミン グ学習に対して,関心が高まっている.プログラミングワークショップにおいては,作成した成果物を参 加者同士で共有するために,プレゼンテーションを行う.プレゼンテーション方法の一つに,スライドを スクリーンに示しながら,その内容に沿って成果物を説明する方法があるが,成果物を他人に直接見せる 方法で得られるはずの成果物の躍動感を失うことにつながる.本研究では,スクリーンに成果物を表示し, 聴衆に直接見せる方法に意味があると考える.一方で,限られた時間内で他人に成果物を直接見せるため には,成果物を動作させながらプレゼンテーションを行う必要がある.また,それは説明のポイントを頭 の中に描いた上で話す必要があり,小学生にとっては容易なことではない.このような状況を改善するた めに,本研究では,プログラミングワークショップのための発表補助システムを構築する.本システムで は,プレゼンテーションの内容についてまとめた資料の作成と閲覧ができる機能を提供する.これにより, プレゼンテーション実施時に資料を確認しながら動作する成果物について小学生が説明しやすくなる.実 験の結果,プレゼンテーション実施時に小学生から自発的に発言している様子が見られた.これにより, 資料を閲覧できることがプレゼンテーションの補助になると考えられる.


セッション 4D  分散処理とサービス(1)
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 須磨の間
座長: 山口 弘純 (大阪大学)

4D-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名Prolonging Network Stability in Relay Virtual Reality Networks
著者*Ben Ruktantichoke, Vorapong Suppakitpaisarn, Kaoru Sezaki (The University of Tokyo)
キーワードNetwork Stability, Relay Virtual Reality Networks
アブストラクトMulti-user virtual reality (VR) applications require stable networks over time to deliver high quality untethered VR. This imposes tighter requirements on the underlying network which have been neglected by previous studies. Our work focuses on millimeter wave wireless networks formed by users co-located in a VR playground. Wireless VR requires 60 GHz signals to support the required bandwidth. However, high frequency signals are susceptible to obstacle blockage, and relaying is necessary for dealing with blockage scenarios that change much more rapidly than in general mobile networks. Our work develops stable relay methods to overcome this issue. A relay scheme can be conceived by matching nodes that have line of sight to the AP with nodes that are blocked. We modify existing matching algorithms to prioritize established links and propose our own group matching for prolonging network stability. Our modified matching algorithms reduce the amount of rerouting required in Xu’s relay method by 61.8% and Zeng’s relay method by 55.6% on average. Our proposed group matching algorithm outperforms the modified algorithms and requires only 2.73% of nodes to be rerouted at each timestep. Our numerical results indicate that prioritizing established links in relay virtual reality networks significantly improves network stability over time.

4D-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名高速性と柔軟性を兼ね備えた分析プラットフォームの提案
著者*杉本 健, 中田 侑, 郡浦 宏明, 木下 雅文 ((株)日立製作所)
キーワード分散処理, 並列実行, 柔軟性, IoT
アブストラクトコスト削減や売り上げ拡大、新規サービスの創出を行うため、価値のあるデータを膨大なデータから抽出する、データ分析が広く注目されている。データ分析では、複数の分析ツールを組み合わせた分析システムを構築し、膨大なデータの分析を行った上で、分析結果を元した仮説検証を何度も繰り返し実施する。そのため、膨大なデータを素早く処理する高速性と、複数の分析ツールを低い工数で組み合わせられる柔軟性が求められる。本論文では、データ分析をシーケンスとして定義し、シーケンスから低負荷で分析ツールを並列に実行可能にするプラットフォームを提供すると共に、シーケンス再設計を容易化することで、高速性と柔軟性を兼ね備えた分析プラットフォームを提案する。本プラットフォームを活用して分析システムを実装した結果、サーバ数に応じて分析プログラムのスループットがスケールし、提案するプラットフォームの負荷が低いこと、また、分析シーケンスの再設計時の実装工数が4日と十分低いことを確認した。本プラットフォームを用いることで、様々なデータ分析の結果をより素早く得ることが可能となり、さらなるコスト削減や売り上げ拡大、新規サービスの創出に貢献できると考えている。

4D-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名Hadoop データセンタの運営における留保価格を用いた料金設定手法の検討
著者*真鍋 優, 川原 純, 笠原 正治 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワード分散処理, Hadoop, データセンター, スケジューリング, オークションメカニズム
アブストラクト記憶容量の増大や計算性能の上昇といったハードウェアの発展に伴い,アプリケーションの取り扱うデータ量や計算量は日々増大している.そこで注目されているのが大規模なコンピュータクラスタにおいて処理を分散することで高速化を図るHadoop等の分散処理フレームワークである.Hadoopは元来少人数での使用を想定されているため,大規模な計算資源を多人数で共有するには計算資源の割当てを行う新しいスケジューラが必要である.加えて,データセンタ等において商業目的でHadoopを運用するには,データセンタ管理者の収益を考慮した料金の設定手法が必要になる.本研究は利用者の入札に基づいたオークションにより計算資源の割当てを行うスケジューラを提案する.評価実験では,入札額と利用料金に合わせた計算資源の割当てに成功し,従来手法と比較するとデータセンタ管理者の得る収益が最小で29%,最大で297%増加した.

4D-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名大規模センサデータストリーム収集のための位相調整を用いた負荷均等化手法の検討
著者*川上 朋也 (奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科), 石 芳正 (大阪大学データビリティフロンティア機構), 義久 智樹 (大阪大学サイバーメディアセンター), 寺西 裕一 (国立研究開発法人情報通信研究機構 / 大阪大学サイバーメディアセンター)
キーワードセンサデータ, データストリーム, 収集周期, 分散処理, 位相調整
アブストラクトIoTが実現されつつあり,多種多様なセンサをもつ機器(ノード)がインターネット経由でデータを連続的に発信している.このとき,処理能力やネットワーク環境はノードごとに異なるため,ノード側が求めるデータの生成や発信の間隔も異なる.本研究では各ノードが連続的かつ定期的に発信するデータを「センサデータストリーム」,発信の間隔を「周期」と呼ぶ.我々は複数のノードが発信するセンサデータストリームを収集する仕組みとして,オーバレイネットワークの一つであるスキップグラフを用いて複数のストリームを集約することで,各ノードのデータ送受信による負荷を軽減する手法を提案した.しかし,集約可能なストリームの数には上限が考えられ,既存手法では同じ周期のノードが多く存在する場合,特定の時刻に負荷が集中してしまう.そこで本研究では,特定の時刻への負荷集中を軽減するため,位相調整を用いた負荷均等化手法を提案する.提案手法ではセンサデータの収集周期に加えて,各ノードへ個別の時間差(位相差)を与える.提案手法はシミュレーションにより評価し,位相調整を行わない場合と比べて各ノードの瞬間的な負荷の最大値(最大瞬間負荷)が減少することを確認した.

4D-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名サーバ通信断絶時の代替P2Pネットワーク構成法
著者*金澤 清, 高見 一正 (創価大学大学院工学研究科)
キーワードサーバ通信断絶, P2P, 分散処理, サーバ機能代替, データ更新
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 4E  支援システム
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 浮舟の間
座長: 渡邉 拓貴 (北海道大学)

4E-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名家族間遠隔コミュニケーションシステム「ともリビ」における 人の活動情報の表示がシステム活用に与える効果
著者*花井 俊孝, 飯島 俊輔, 酒造 正樹, 武川 直樹 (東京電機大学)
キーワード遠隔コミュニケーション, 共在感, プライバシ, コミュニケーションの仲介
アブストラクト子ども家族と離れて暮らす高齢者家族の孤立感の改善のために,我々は,高齢の親世帯と子世帯をICTにより情報共有し,あたかも,共(とも)に居間(リビング)にいるような感覚を提供する遠隔コミュニケーションシステム「ともリビ」の開発と評価を行っている.これまでに「ともリビ」がユーザのコミュニケーション機会向上に寄与することを明らかにしたが,システムを利用する際に課題となるコミュニケーションの意欲とプライバシーの適切なバランスを実現するモード遷移の利用によるコミュニケーションへの効果が明らかになっていない.本論文では,実際に「ともリビ」を用いてユーザ導入実験を行い,ユーザインタビューと質問紙調査の結果およびシステムのログデータから「ともリビ」のユーザに与える影響を調査した.その結果,ユーザのアクティビティを共有するモード利用によってテレビ電話の許可の手順が簡略化された.また,システムのログデータから親世帯から子世帯に対する会話への欲求が高く,自らの情報を開示してテレビ電話の発信機会を得ようとしていると解釈できた.

4E-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名メニュー推薦に向けたセンサ取り付け位置に依存しない自重トレーニング種目認識手法の提案
著者*眦 将志 (奈良先端科学技術大学院大学), 中村 優吾 (奈良先端科学技術大学院大学/日本学術振興会特別研究員), 藤本 まなと (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学/JSTさきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードユビキタス, ウェアラブル, ヘルスケア, モバイル, 行動認識
アブストラクト老化防止や運動不足解消に効果を発揮する運動として,人工器具なしに個人でも比較的簡単に行うことのできるエクササイズである,自分の体重のみを負荷とした自重トレーニングが注目されている.自重トレーニングは特定の器具を用いるトレーニングと異なり,体勢を変えることで,さまざまな部位を鍛えることができ,そのトレーニング種目は50種類以上にもなる.そのため,その効果を最大限に発揮するには,パーソナルトレーナによるトレーニング中の姿勢へのフィードバックやユーザに合ったメニュー推薦が重要となる.しかしながら,これまでの研究では,1日の運動量やユーザの運動強度などの個人特性,場所や時間といった環境を考慮した種目の推薦は行われていない.また,50種目の体勢に関して,ウェアラブルセンサの装着部位が与える影響の調査もなされていない.本研究では,これらの問題を解決するため,ウェアラブルコンピューティング環境下において,パーソナルトレーナーが介在しない状況でも,個人と環境に自己適応する自重トレーニングメニュー推奨システム(Ubi-Instructor)の実現を目指す.具体的には,Ubi-Instructorの実現に向けた第一段階として,ウェアラブルセンサによって普段の動きから歩行中のデータを抽出し,その歩行データから,ウェアラブルセンサの装着位置推定を行う.その提案手法の有効性を示すため,被験者10人による評価実験を行なった.機械学習手法として,Random Forest(RF)を用い,Leave-one-person-out Cross-Validationによりウェアラブルセンサの装着位置推定精度(F値)を評価した結果,F値:90.0%と高精度に認識することに成功した.また1人の被験者から収集した自重トレーニングデータをもとに,50種類のトレーニング種目の識別器を作成し,トレーニングデータには用いていない別の1人の被験者を対象に,提案手法の有効性を確認した結果,提案手法を用いることで,鍛えたい部位とセンサの装着位置の両者を考慮して,ユーザの希望を叶えつつ,正確なトレーニング種目認識結果を記録できるシステムの実現可能性を示唆できた.

4E-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名アイウェアを用いたタッチタイピング能力の推定
著者*長谷川 達人, 畠中 達也 (福井大学工学部情報・メディア工学科)
キーワードタッチタイピング, JINS MEME, 学習支援システム
アブストラクトPCを様々な用途で用いる現在,タイピングスキルの向上は重要な課題である.本研究では,JINS MEMEというアイウェアを用いて,タイピング初心者がタイピングの上達にかかる時間を削減することを目的とした学習支援システムを開発する.提案手法ではJINS MEMEを用いて学習者の眼電位や頭部の動きを計測することで,学習者がタッチタイピングできているかどうかを推定する.従来のタイピング練習システムでは,学習者はタイプミスをしなければ高得点が出せたが,提案手法によってタッチタイピングができているかという点も評価されるようになり,自然とタッチタイプを意識するようになると考えられる.特に本稿ではタイピング時に学習者がタッチタイピングできているのか,すなわち,タイピング時の視線方向の認識課題に取り組み,推定精度の評価を行った結果を報告する.

4E-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名聴覚フィードバックを用いたジャグリングスキル向上支援システムの提案
著者萬 絵, *加藤 岳大, 横窪 安奈, ロペズ ギヨーム (青山学院大学)
キーワード行動認識, 聴覚フィードバック, 技能支援, ジャグリング
アブストラクトジャグリングは大道芸やサーカスなどの曲芸として古くから世界中で親しまれており,近年ではスポーツとしても注目されている.しかし,初級者がジャグリングを上達するには,基本的な動きであっても難しい.本研究では,聴覚フィードバックによるジャグリング動作上達システムの提案と評価を行った.評価実験により,ジャグリングの基本動作においては,単音による聴覚フィードバックよりもリズムを持つ曲での聴覚フィードバックの方が技能習得支援に効果的であることが示唆された.

4E-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名筋電センサを用いたふきんの絞り方の評価
著者*大西 鮎美 (神戸大学大学院工学研究科), 浦田 結希 (日本放送協会), 寺田 努 (神戸大学大学院工学研究科, JSTさきがけ), 塚本 昌彦 (神戸大学大学院工学研究科)
キーワード家事, ふきん, 筋電, 定量評価
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 4F  位置推定(2)
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 紅梅の間
座長: 加島 隆博 (三菱電機)

4F-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名Bluetooth Low Energyを用いた水位推定手法の提案
著者*折原 凌, 石田 繁巳, 宮崎 雅彦 (九州大学大学院システム情報科学研究院), 田頭 茂明 (関西大学総合情報学部), 福田 晃 (九州大学大学院システム情報科学研究院)
キーワードBLE, RSS, 水位推定
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

4F-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名CSIを用いた位置測位手法に関する初期的検討
著者*福島 健, 岩崎 祐輔, 村上 遼, 猿渡 俊介, 渡辺 尚 (大阪大学大学院情報科学研究科)
キーワード位置測位, ドローン, Channel State Information, 無線通信
アブストラクトドローン技術の進歩により,将来的には室内において多数のドローンを用いたサービスを提供することが考えられる. 室内でドローンを利用する場合,ドローンの位置測位をどうするかが課題となる. 室内において端末の位置測位を行う技術の研究は盛んに行われているが,現状では精度や導入コストの観点で課題があり,ドローンの位置測位に利用することはできない. 本稿では,無線LANで取得可能なCSI (Channel State Information)を用いた位置測位技術について検討する. 具体的には,数十センチの誤差で位置測位が可能なChronosを改 良・拡張することを試みる. まず,Chronosの位置測位手法を用いて多数のドローンを効率的に位置測位するための位置測位プロトコルについて検討する. また,実際にChronosを実機を用いて再現し,実環境においてCSIを用いた距離測定を行う中で誤差が生じる要因を検証する.

4F-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名BLE電波測位に基づく空調機器の自動同定手法の検討
著者*梶田 宗吾, Nathavuth Kitbutrawat, 山口 弘純, 東野 輝夫 (大阪大学 大学院情報科学研究科)
キーワードBLE, HVAC, 電波測位, 機器同定
アブストラクト大量の空調機器の導入と管理が必要となるスマートビルディングにおいては,ネットワーク経由でそれらを一元管理および制御する技術が必須となる.しかし,制御対象となる各機器のネットワークアドレスと,そのレイアウト上の設置位置情報との対応は導入時にできていないことが多く,その紐づけをなるべく手間なく行う方法論が望まれる.これに対し,我々の研究グループでは,BLEと有線ネットワークが組み込まれた空調機を前提とし,BLEモジュール間でアドバタイズパケットを交換し,それらの電波強度をもとに空調機器間のおおよその近接関係を把握するとともに,フロアレイアウトを自動解析することで得た空調機の配置位置とマッチングすることで,空調位置とBLEの自動同定を行うことを目標としている. 本論文では,その自動同定に向け,天井環境が2.4GHz帯の電波伝搬にどのような影響を与えるかを調査し,それに基づき研究室環境での簡易な同定実験を行ったため,それについて報告する.まず,研究室環境を対象とした天井環境の構造の調査を実施することで電波伝搬に大きく影響を与える構造物の検討を行った.その結果,一般の電波伝搬モデルで考慮される送受信点間の距離に加え,特にH鋼(大梁)が与える影響が大きいことが確認された.その特性に基づき同定手法の検討を行った結果,レイアウト情報から得た距離に基づくクラスタリングとグラフマッチングにより,正解を含む2通りの推定位置パターンに絞り込むことができ,一つのBLEの位置が特定されれば残りのBLEの位置が正しく特定可能であることを示した.


セッション 4G  プロジェクトマネジメント
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 鈴懸の間
座長: 本橋 洋介 (日本電気株式会社)

4G-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名統合リスクマネジメント支援システムのサイバー分野での活用
著者*岸 晃司, 吉田 芳浩, 倉 恒子, 小阪 尚子 (NTTセキュアプラットフォーム研究所)
キーワード危機管理, 危機対応, ISO22320, リスクマネジメント
アブストラクト複数組織に渡る大規模な危機対応業務においては,危機対応の国際標準ISO22320に書かれているように,それぞれの組織における指揮・統制,危機対応に必要な情報の活用,及び複数組織間の連携・協力が重要である.このことは,台風や地震等の自然災害だけではなくサイバー分野の危機対応においても同様である.そのような考え方に基づき,我々はこれまでに自然災害やサイバー攻撃等への対応を支援するシステム「KADAN®」の研究開発を進めてきた. 本稿では,2016年11月に実施された大規模,複数組織におけるサイバー分野での危機対応業務訓練における, KADAN®の実効性を検証した結果について報告する.

4G-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名分散開発における非同期な情報共有を用いた進捗監視手法の提案
著者*山本 美幸 (創価大学大学院工学研究科), 清原 良三 (神奈川工科大学情報学部情報工学科), 寺島 美昭 (創価大学大学院工学研究科)
キーワード情報共有, 非同期, 進捗監視
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

4G-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名企業の品質保証活動を支援するための文書処理技術
著者*宇都木 契, 森 一, 小原 清弘, 岡本 正英, 清水 勇喜 (日立製作所研究開発グループ)
キーワード品証, 自然言語処理, グループウェア
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

4G-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名ソーシャルコーディングにおけるソースコード中の If 文自動検証システムの開発
著者*上田 裕己 (奈良先端科学技術大学院大学), 伊原 彰紀 (和歌山大学), 石尾 隆, 桂川 大輝, 松本 健一 (奈良先端科学技術大学院大学), 菊池 慎司 (富士通研究所), 森田 純恵 (富士通ゼネラル)
キーワードGitHub, ソースコード推薦, 協調開発, 開発支援
アブストラクトオープンソースソフトウェア (OSS) 開発をはじめ,GitHub上で不特定多数の開発者と協調作業する場合,開発者によってコーディングスタイルが異なるため,提案されたソースコードがプロジェクトが方針とするソースコードの実装ルールに遵守していないことが多い.実装ルールに沿ったソースコードへ修正するために,検証者と呼ばれる複数の開発者がソースコードを検証し,修正を提案を行うが,その作業には膨大なコストを必要とする. 本論文では,REVAD(Review Adviser) botとして (1) 過去のソースコード変更履歴からプロジェクトに暗黙的な実装ルールを検出し,(2) 実装ルールに基づいたソースコードの修正例を自動的に提案するシステムを開発し,提案されたソースコードを検証する前にソースコードの修正を促すことによって,検証作業コストを削減することを狙いとする.REVADを評価するために,OSSプロジェクトのコア開発者にシステムの評価を依頼し,当該OSSプロジェクトにおいて提案されたソースコードに対して,REVAD botが提示する修正案のうち40%(2/5)がプロジェクトに有用な修正案であることを確認した.

4G-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名ソフトウェア開発における同時バージョン変更される併用ライブラリの推薦
著者*桂川 大輝, 伊原 彰紀, クラ ラウラ ガイコビナ, 松本 健一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードソフトウェアエコシステム, ソフトウェアライブラリ, ライブラリ推薦, 開発支援, OSS
アブストラクト多くのソフトウェア開発は効率的な実装を実現するために,ソフトウェア機能の一部分を他人が作ったソフトウェア(特にライブラリ)を組み合わせて代用するソフトウェアの再利用が頻繁に行っている.しかし,再利用しているライブラリに問題が発生した場合,自身が実装していないため,検証や修正をすることが容易ではない.また,組み合わせて再利用しているライブラリ間の依存関係を把握することは難しく,ライブラリのバージョンを変更する場合は,ライブラリ間の依存関係を維持するために同時に利用しているライブラリのバージョン変更の必要性を検証する必要がある.本論文では,多種多様なライブラリを組み合わせて再利用しているソフトウェア開発プロジェクト57,342件を対象に,多数のプロジェクトにおいて同時にバージョン変更しているライブラリの組み合わせを明らかにする.さらに,ライブラリのバージョン変更において,同時にバージョン変更を検討すべきライブラリを推薦する手法を提案する.分析の結果,同時にバージョン変更されるライブラリを,提案手法によりRecall Rate 47%で推薦できることを確認した.


セッション 4H  サイバー・車載ネットワーク
日時: 2018年7月5日(木) 08:30 - 10:10
部屋: 白樺の間
座長: 沼尾 雅之 (電気通信大学)

4H-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名分散型SOCアーキテクチャに基づいた複数組織間におけるセキュリティ・オペレーションの連携
著者*近藤 賢郎, 細川 達己 (慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター本部), 重本 倫宏, 藤井 康広 (株式会社日立製作所), 中村 修 (慶應義塾大学環境情報学部)
キーワードSecurity Operation, Network Security, Decentralized SOC Architecture
アブストラクト近年台頭する未知のセキュリティ脅威に対応すべく,ネットワークやサーバ機器からのログ情報やエンド・デバイス上のソフトウェアの振る舞い等の情報をもとに,セキュリティ脅威を包括的に検知するセキュリティ・オペレーション技術の開発が盛んである. 一方でそれらのセキュリティ・オペレーション技術はセキュリティ・ベンダ (Security Provider) がカスタマ組織 (Customer) にサービスとして提供する形式が一般的であり,その利用形態は Security Provider に集約された中央集権的なアーキテクチャに基づいたものといえる. その結果,Customer が利用するネットワーク・サービスの性質やそれらのログ情報を考慮したセキュリティ・オペレーションが困難となり,Customer の数に応じてスケーラビリティ上の問題を生じうる. これらの問題を解決することを目指して,本稿では分散型アーキテクチャに基づくセキュリティ・オペレーション技術の開発を目標として,複数組織に跨がった SOC (Security Operation Center) 連携をもとにしたセキュリティ・オペレーション手法を提案する. 本手法では信頼関係のある複数組織間に跨がってセキュリティ・オペレーションに必要な情報を交換して解析することで,柔軟で正確なセキュリティ脅威の分析が可能となる. 本稿では,提案する手法の実効性を実運用される学術系バックボーンネットワークのトラフィック・トレースを元に複数組織に跨がるセキュリティ・オペレーションを実施して検証する.

4H-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名車載LANにおける異なる種類のデータフィールド値の関係に基づく異常検知方式
著者*鈴木 陵馬 (広島市立大学情報科学部), 金森 健人 (広島市立大学大学院情報科学研究科), 家平 和輝 (広島市立大学情報科学部), 井上 博之, 石田 賢治 (広島市立大学大学院情報科学研究科)
キーワード異常検知, 車載ネットワーク, なりすまし攻撃, データフィールド, CAN
アブストラクト車載LANで広く利用されているCANはプロトコルの性質上,リプレイ攻撃に代表されるようななりすまし攻撃に脆弱である.なりすまし攻撃に用いられる異常メッセージに含まれるデータは,一緒に発生する他のメッセージに含まれる情報との間で整合性がとれなくなっている可能性が高い.すなわち,制御に用いられる情報が格納されているCANメッセージの中の,センサの具体的な数値等が格納されている領域であるデータフィールドの値がなりすまされた場合,関係するデータフィールドとの間で比較することで異常を検知できる可能性がある.本研究では,車載LANの複数の種類のデータフィールドの値の関係を算出することで,なりすまし攻撃を検知することを目的とする.提案方式では,メッセージのデータフィールドの役割毎にSensorフィールドとFlagフィールドに分類し,それらの値の関係より異常なメッセージを検知する.具体的には,Sensorフィールドの値が,Flagフィールドの値から算出される検知ルールの範囲内に収まっている場合を正規のメッセージとし,それ以外を異常メッセージとする.実車のトラフィックログを基にルールを作成し,車速を表すSensorフィールドの値がなりすまされた場合での異常検知率を求めた.FlagフィールドとSensorフィールドの関係を算出し,複数のFlagフィールドを使用することで,Sensorフィールドの値のなりすまし攻撃をより高い割合で異常を検知できることを確認した.

4H-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名アタックツリー自動生成ツールにおける入力データ作成ミス検知技術の提案
著者*島邉 遼佑, 浅井 健志, 河内 清人 (三菱電機株式会社 情報技術総合研究所)
キーワードアタックツリー自動生成ツール, アタックツリー自動生成ツール, 入力ミス検知, 分散表現, word2vec
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

4H-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名車載ネットワーク向けハニーポットの提案
著者*宮崎 駿 (北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター)
キーワード車載ネットワーク, ハニーポット, Controller Area Network

4H-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名クライアントのHTTPリクエスト送信動作に着目したボット検知手法の検討
著者*藤 竜成, 油田 健太郎, 山場 久昭 (宮崎大学 工学部), 朴 美娘 (神奈川工科大学 情報学部), 岡崎 直宣 (宮崎大学 工学部)
キーワードDDoS攻撃, フラッシュイベント, ボット検知
アブストラクト近年,人間によって引き起こされるフラッシュイベントと呼ばれるDDoS攻撃に類似した現象による問題が表面化している.DDoS攻撃は大量のトラフィックやクライアントの要因がボットであるが,フラッシュイベントはそれらの要因が人間であるため,検知後の対応が異なる.そのため,大量のトラフィックやクライアントが観測された際に,その要因が何であるかを特定しなければならない.本研究では,その要因を特定するため,クライアントのHTTPリクエストの送信動作に着目したボット検知手法を検討する.評価実験では,提案手法の検知精度を評価し,その有用性について議論する.


セッション 5A  ITSコンセプト
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 桐壺の間
座長: 重野 寛 (慶應義塾大学)

5A-1 (時間: 10:30 - 11:10)
題名(招待講演) LTE-5G コネクテッドカーコンセプト 〜NTTドコモの取り組み〜
著者中村 武宏 (NTTドコモ 先進技術研究所 5G推進室)

5A-2 (時間: 11:10 - 11:30)
題名日本版MaaSモデルの導入に向けたシステムアーキテクチャの研究
著者*日高 洋祐 (東日本旅客鉄道株式会社)
キーワードMaaS, 情報提供, 公共交通
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5A-3 (時間: 11:30 - 11:50)
題名公共交通オープンデータ: 研究からムーブメントへ
著者*伊藤 昌毅, 瀬崎 薫 (東京大学)
キーワードオープンデータ, 公共交通, 社会実装, GTFS
アブストラクト本稿では,公共交通オープンデータの推進に関わる私たちの活動を中心に,日本国内における現在までの実現状況や世界的な動向などを紹介する.オープンデータとは,公共機関や企業が所有するデータを商用を含めた二次利用しやすいフォーマット,ライセンス,提供方法で提供しようという考え方であり,公共交通に関するデータは様々な活用が期待されているがその実現はなかなか進まなかった.私たちは,国際的なデファクトスタンダードであるGTFSフォーマットを用いた公共交通オープンデータの推進活動を2014年度から始め,現在までに,路線バスを中心にデータの整備や公開,関連する技術開発やコミュニティ形成を支援してきた.また,国土交通省において関係者を集めた検討会の座長を務め,GTFSフォーマットをベースとした「標準的なバス情報フォーマット」の策定をすすめた.現在では,交通事業者が率先してデータ整備や公開を進める事例や,県が主導し県内の公共交通オープンデータを整備する事業が4県で始まるなど,公共交通オープンデータの実現に向けた事業が各地で各地で進められるようになっている.本稿では,こうした活動を紹介するとともに,このような社会的活動における研究者の役割について議論する.


セッション 5B  Internet of the Things
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 横笛の間
座長: 山井 成良 (東京農工大学)

5B-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名利用者のネットワーク障害時に管理者を支援する 移動ロボットの開発と実装
著者*小川 康一, 吉浦 紀晃 (埼玉大学情報メディア基盤センター/埼玉大学大学院理工学研究科)
キーワード移動ロボット, 監視システム, 利用者対応, 管理者支援
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5B-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名植物監視カメラの低通信容量下における動的制御手法
著者*寺田 充樹, 佐藤 証 (電気通信大学 情報・ネットワーク工学専攻)
キーワードIoT, 農業, カメラ, 画像処理, トマト
アブストラクト我々の研究室ではビルの屋上やベランダ等に水耕栽培装置を設置し,栽培・収穫の楽しみを提供する都市型スマート農業の研究と事業化を進めており,格安SIMを用いた低速環境下で,植物や装置の現状をリアルタイムで把握できるカメラシステムが求められている.そこで本論文では,植物は毎秒変化が起きるわけではなく,大きな変化があったときの画像データの送信で十分であることに着目し,かつ通信状況に応じて画像データの圧縮処理を行うことでトラフィック量を軽減する植物用カメラ向け送信手法の実装と評価を行った.実験結果は送信総枚数が6倍以上に増加し,差分値の検出された画像データは100%送信することができた.差分地が検出された画像からは苗の変化や人,鳥の様子が映っており,植物用カメラに対して提案手法の高い有効性が示せた.

5B-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名都市型農業のサービス産業化を実現する水耕栽培システム
著者*佐藤 証 (電気通信大学)
キーワードIoT, 農業, センサ, 水耕栽培
アブストラクト都市部の空きスペースを活用し,農業のサービス産業化を実現するため,小型水耕栽培プランタの開発と栽培実験を進めている.農業初心者でも気軽に本格的な栽培が楽しめるよう,水耕栽培用センサの低コスト化と遠隔管理システムの実装を行った.センサデータをモニタし,ポンプを制御するのに,IoT用の軽量プロトコルMQTTを用い,TLS/SSLで通信の暗号化も行っている.数値データのモニタの他に,USBカメラを用いた動体検知による画像撮影機能も実装した.さらに,スマートフォンやPCだけでなくAIスピーカーのサポートなど,インタフェースの充実も図っている.

5B-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名教育現場におけるウェアラブル端末を用いた人間行動センシング
著者*酒造 正樹 (東京電機大学)
キーワードHASC, 行動認識, 教育, グループコミュニケーション, データ共有
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 5C  コンシューマデバイスと材料
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 明石の間
座長: 寺島 美昭 (創価大学)

5C-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名ユーザ行動に応じた情報を提供するAIoT型スマートスピーカの提案
著者*佐々木 一郎 (千葉工業大学 情報科学研究科 情報科学専攻), 藤田 茂 (千葉工業大学 情報科学部 情報工学科)
キーワードAIoT, スマートスピーカ, RaspberryPi, IoT
アブストラクトセンサ,家電をはじめとした多種多様なモノを,インターネットを介し通信を行うことで,端末間での情報交換や制御を行うIoT(Internet of Things)に基づくサービスが注目されている.環境センシング,遠隔監視,遠隔制御などといったものが挙げられ,様々な分野において活用されている. スマートスピーカはその1つであり,ユーザの音声入力を基に,対話型音声アシスタントから様々なサービスを提供することができる. アシスタントは,設定された命令のみを実行するものもあれば,自然言語処理を用いたスマートスピーカ独自のAIアシスタントなど,種類は多岐にわたる. これらのサービスは,スマートスピーカ独自のものではなく,他のIoTデバイスと連携して提供されることが多い. しかし,スマートスピーカには以下のような欠点がある ・他者との会話中に誤反応することがある ・ユーザの指示が必要 これらの課題を解決するために,エージェント型IoTシステムを用いたスマートスピーカの設計を行い,ユーザの行動と身の回りの環境情報を取得することで,ユーザの状況に応じたサービスを提供するスマートスピーカの提案を行う.

5C-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名ニューラルネットワークをベースとしたIoTデバイス指向型認証モジュールとその評価
著者*野崎 佑典, 吉川 雅弥 (名城大学)
キーワードPUF, エッジコンピューティング, ニューラルネットワーク
アブストラクト人工知能技術は,幅広い分野で使用されており,近年ではエッジコンピューティングでの利用が期待されている.一方で,これらのIoTデバイスに対する不正な攻撃の危険性が報告されており,認証などのセキュリティ対策を施すことは非常に重要である.しかし,IoTデバイスでは利用できる回路規模に制約があるため,人工知能技術であるニューラルネットワーク(Neural Network:NN)や認証技術であるPhysical Unclonable Function (PUF)の専用ハードウェアをそれぞれ実装することは難しい.そこで本研究では,NNと認証技術を併用させた,新たな認証モジュール(PUF)を提案する.提案PUFでは,デバイス固有の製造ばらつきにより生じるNNの計算時間の違いを抽出し,これを認証に利用する.そして,Field Programmable Gate Array (FPGA)を用いた評価実験では,安定性や差異性,ユニーク性などの代表的なPUFの性能指標について検討し,提案PUFの有効性について定量的に評価する.

5C-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名選別一体化を目的とした再生可能資源の自動選別機試作による実用性の検討とその評価
著者*板垣 弦矢, 撫中 達司 (東海大学 情報通信学研究科)
キーワード再生可能資源, 自動, 選別, 分別, 画像認識
アブストラクトリサイクルに掛かる費用が自治体の財政を圧迫し問題となっている.中でも効率的な選別が課題であり,昨今自治体による選別作業を省略し再商品化事業者に直接搬入をする選別一体化が検討されているが,選別率が下がり再商品化される物の品質が落ちることが懸念され具体的な実証実験などはまだ殆ど行われていない.収集の時点で選別率を保証する方法としてはゴミ箱に自動選別機能をもたせる方法があり,これまでに幾つか研究が報告されてきた.しかし,それら研究の多くは選別率を評価軸として使用したセンサや学習アルゴリズムが有効であるかなどの検証に焦点を当てており,実用性についてはほとんど言及されていない.実際に自動選別機を社会に投入した場合,様々なシチュエーションで様々な人が利用することを想定する必要があり,選別率だけでなく実利用に向けた検討(実用性)も重要である.本報告では,実用性を機能性や効率性,経済性,明瞭性,環境性,安全性などの評価軸で定義し,試作した自動選別機においてこれにつき評価した結果を示す.結果として,試作機については機能性,経済性,明瞭性,環境性,安全性,効率性については実用性に足るものであったが,効率性が今後の検討課題である.

5C-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名マルチユーザー・マルチモーダル・近距離通信を実現するデジタルサイネージ向け音声コミュニケーションデバイス
著者*後藤 直, 山本 大介, 高橋 直久 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
キーワードマルチユーザー, マルチモーダル, 近距離通信, デジタルサイネージ, 音声対話システム
アブストラクト我々の研究室ではパソコン向け音声インタラクション構築ツールキット,MMDAgenを用いて,双方向音声案内デジタルサイネージシステムの研究を行なっている.ユーザに一方的に情報を表示する一般的なデジタルサイネージとは違い,3Dキャラクタが画面に表示され,3Dキャラクタとユーザ間で音声による双方向の情報のやりとりが可能であるといった特徴がある.公共空間における音声入出力デジタルサイネージは,騒音環境での利用や難聴の方の利用など音声情報の伝わりにくい場合があることや,情報が伝わったとしても,録音などをしていない場合情報を確認する方法がないといった問題点が挙げられる. これらを解決するために近接性保証機能,返答文字列取得・送信機能,掲示板形式のインタラクション履歴表示機能を持つ携帯端末とサイネージの連携方式を提案する.本論文では提案システムに基づいて実装したプロトタイプシステムについて述べる.そして,プロトタイプシステムと従来システムを用いて評価実験を行った. その結果“ 従来システムより情報を得やすいと感じる ”という5段階のアンケート項目について,静かな環境では 4.89,騒音環境では 5.00 という評価が得られた.この提案システムが従来システムよりも情報提供に効果のあるシステムであることが分かった.

5C-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名セラミックス製品を対象とする人工物メトリクスのための機能性材料の開発
著者*藤川 真樹, 原 万里子, 小山 紗季 (工学院大学), 渕 真悟 (青山学院大学)
キーワード機能性材料, 真正性判定, セラミックス, ガラス蛍光体, 色相と発光強度
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 5D  分散処理とネットワーク
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 須磨の間
座長: 寺西 裕一 (NICT)

5D-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名シミュレーションを用いたヘテロジニアス分散アプリケーション設計手法の検討
著者*郡浦 宏明, 中田 侑, 杉本 健, 木下 雅文 ((株)日立製作所)
キーワード分散アプリケーション, データ活用, IoT, シミュレーション
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5D-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名センサーネットワーク内深層学習MicroDeepの実装と評価
著者*福島 悠太, 山口 弘純, 東野 輝夫 (大阪大学大学院情報科学研究科)
キーワードエッジコンピューティング, センサーネットワーク, 深層学習, 分散処理, IoT
アブストラクトマイコンの高機能化・省電力化およびセンサーの小型化にともない,各センサーが一定のデータ処理能力と通信能力を備え,センシングデータを無線でリアルタイム集約する無線センサーネットワーク(Wireless Sensor Network, WSN)の現実性が高まりつつある.しかし,WSNにおいては,現場に設置されるWSNからの継続的なセンシングデータを集約するための回線保持の必要性やクラウドにデータを集約することによるプライバシーの懸念などの課題がある.これに対し,我々の研究グループでは,従来クラウドで行っていたデータ学習や異常検出,判定などのタスク処理をセンサーネットワークのデータ処理機能にオフロードし,センサーネットワーク内(網内)でそれらを効率よく行うための自律的な知能センサーネットワークの新しい分散実行アーキテクチャを提案し,畳込みニューラルネットワーク(CNN)を網内実行するためのプロトコル設計を行ってきている.本論文ではその分散実行プロトコルをIntel Edisonからなるセンサーネットワーク上に実装し,実行負荷ならびに通信容量に関する評価を行ったため,それについて報告する.歩行者の通常行動ならびに異常行動(転倒)に対しアナログ人感センサーアレイにより生成されるデータを用いて網内学習を実施した結果,Edisonは最大でもアイドル時(0.046Ah)の2倍未満の電流量(0.080Ah)で動作した.また,学習時の通信による消費電力への影響は微量であることを確認した.

5D-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名人と機械の信頼関係構築フレームワークでの利用を前提としたロボットサービス機能の設計
著者*伊東 風弥 (東京女子大学/大学院理学研究科), 加藤 由花 (東京女子大学/数理科学科)
キーワードロボットサービス, トラスト, IoT, 情報流基盤, プライバシー
アブストラクトロボット,IoT機器,新世代ネットワークを高度に融合し,IoTデータ(情報流)の安全・安心かつ幅広い流通・利活用を実現する情報流基盤構築に対する期待が高まっている.このような背景の下,我々は現在,セキュアなIoTサービスの実現に向けて,人と機械の信頼関係を構築し強化するフレームワークの研究開発を進めている.本稿では,このフレームワークでの利用を前提としたロボットアプリケーションの設計結果を報告する.本アプリケーションは,機械に対するプライバシ情報の開示度をユーザ自らが調整できる機能を有する点に特徴がある.ここでは,設計したロボットアプリケーションの利用シナリオを提示することにより,フレームワーク機能の実現可能性を検証する.

5D-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名大規模データ分散処理基盤におけるパラメータ制御の一検討
著者*加藤 香澄 (お茶の水女子大学), 竹房 あつ子 (国立情報学研究所), 中田 秀基 (産業技術総合研究所), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード分散処理, 並列処理

5D-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名完全準同型暗号を用いた秘匿データマイニング計算のデータベース更新時の分散処理による高速化
著者*山本 百合, 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード完全準同型暗号, FUPアルゴリズム, Aprioriアルゴリズム, データマニング, 分散処理
アブストラクトデータマイニング計算を外部に委託し,利用者が問い合わせを行う委託データマイニングシステムが提案されている.しかしプライバシ保護の観点から,データの外部委託の際には暗号化によるデータの秘匿が必要となる.そのため,データを暗号化した状態で乗算と加算の操作が可能な完全準同型暗号を利用することで,安全な委託計算システムの構築を目指す研究が近年盛んである.先行研究では,完全準同型暗号をAprioriアルゴリズムによる秘匿データマイニングに適用し,アルゴリズムの高速化を進めている.しかしながら,完全準同型暗号演算は,計算量が大きいためにサーバ上の計算負荷が大きくなりやすい.本研究では,Aprioriアルゴリズムに対してデータベースの更新に伴う再計算の最適化を目的とする改良を行ったFUPアルゴリズムでの秘匿データマイニング計算委託システム実装と分散処理化を行なった.またサーバ上の演算に対してマスタ・ワーカ型の分散処理を実装することで,クラウドコンピューティングを想定した環境での高速化について検討する.


セッション 5E  知的センシングと応用
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 浮舟の間
座長: 村尾 和哉 (立命館大学)

5E-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名IoT デバイスエミュレーションのための抽象化に関する研究
著者広瀬 太志 (北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター)
キーワードInternet of Things, Emulation, Simulation, Abstractiton, Sensor

5E-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名足音を用いた路面状況推定手法
著者*三嶽 寛人, 渡邉 拓貴, 杉本 雅則 (北海道大学大学院情報科学研究科)
キーワード足音, 路面推定, ウェアラブルコンピューティング
アブストラクト日本等の四季の変化が顕著な地域では,路面状況は季節によって大きく変化しやすい.路面状況の変化を把握できず,それに起因して事故が多く発生している地域も存在する.路面の状況を事前に認識できれば,安全なルートの作成や靴の選定を行うことで危険を回避できる.そのため,路面の状況を適切に把握する技術が重要だといえる.そこで本研究では,路面状況によって足音が変化することに着目し,靴に装着したマイクロフォンを用いた,足音による路面状況推定手法を提案する.また,提案手法の比較として,慣性センサを用いた路面状況推定手法も提案し,両手法の性能評価を行った.日常生活の環境下で考えられる6種類の路面の種類識別の実験を行った結果,慣性センサを用いた手法の識別率は63%,足音を用いた手法では82%となり,足音の路面推定における有効性を示した.

5E-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名IoT環境におけるコミュニケーションロボットを用いたグループ内情報の流通
著者*山本 大貴 (公立はこだて未来大学/角康之研究室), 角 康之 (公立はこだて未来大学)
キーワードコミュニケーションロボット, IoT(Internet of Things)), 情報共有, グループメディア
アブストラクト近年IoTの考えが普及したことにより様々なサービスが提供されるようになった.その中でもロボットをIoTと組み合わせたサービスはまだまだ少ないが,今後ますます発展していくと考えられる.本研究ではそのようなロボットとIoTを組み合わせたサービスの1つとして,共用スペースを有するグループを対象としたグループ内情報共有システムを提案する.筆者が所属する研究室では研究室内の環境情報を環境内に設置されたIoTノードを通じて収集しオンライン上で共有するプラットフォームがあり,今回はそこにロボットをIoTノードの1つとして参入させる.本稿ではそのようなロボットとIoTを組み合わせた際に考えられる利用例や今後の発展の方向性について議論する.

5E-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名マルチモーダルセンサを用いたリアルタイムADL認識・学習フレームワークの提案
著者*大石 伸之, 永間 慎太郎, 沼尾 雅之 (電気通信大学大学院 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻)
キーワードADL認識, マルチモーダルセンサ, フレームワーク, Fluentd, リアルタイム
アブストラクトセンサデータを活用したADL(日常生活動作)認識技術の活用に注目が集まっている.これまで,RFIDまたは加速度センサなど単一のセンサを用いて人の状態を検出する方法は多く提案されてきた.そして近年,より複雑かつ高精度な状態認識を実現するために,複数のセンサから得られるモダリティ情報を統合して用いるマルチモーダルADL認識手法が主流となりつつある.しかしながら,種類やサンプリングレートの異なる複数のセンサデータをリアルタイムで適切に統合する方法や,学習していない未知クラスへの対応という点においてはまだ課題が残されている.本稿では,マルチモーダルセンサを用いたADL認識・行動認識モデルの更新をリアルタイムで実現するためのフレームワークを提案する.フレームワークの実装は,オープンソースのログ収集ソフトウェアであるFluentdを独自プラグインで拡張したものを用いる.本フレームワークの応用例として,フレームワークを用いて開発した知的見守りロボット「見守りふくろう」の開発事例を示し,同見守りロボットを用いたの提案フレームワーク評価を行った.結果より,その動作の記述方法には改善の余地が残されているが,リアルタイムでの複数センサ統合という点では柔軟な処理を実現可能であることが示された.


セッション 5F  位置推定(3)
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 紅梅の間
座長: 長田 俊明 (東北文化学園大学)

5F-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名連続画像比較による事前マップ屋内位置推定の精度向上
著者*高橋 和太郎 (青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科), 高橋 淳二 (鹿児島大学学術研究院理工学域工学系機械工学専攻), 兼子 朋也 (青山学院大学理工学研究科専攻知能情報コース), 戸辺 義人 (青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科)
キーワード位置推定, 線分特徴, 2D-3Dマッチング
アブストラクト本研究では,事前マップを用いた屋内位置推定インフラ(Universal Map)における探索範囲限定をすることによる精度向上を目指す.Universal Mapはサーバクライアント方式を取っており,サーバでは屋内環境を3次元ワイヤーフレームで構築し,事前マップを様々な視点で投影することで線分画像を生成する.生成した線分画像をデータベースとし,クライアントから送られてきたセンサ画像を線分処理した画像と線分比較をすることで位置推定を行っていた.今回,連続的に取得した画像データを特徴点比較を行い,クライアントの移動量を推定することによってデータベース探索範囲を限定する.50枚のデータセットを用いた実験において従来手法では最大誤差が76.11 mであったのに対し,提案手法では最大誤差が1.42 mとなり精度向上したことを確認した.

5F-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名BLEビーコンを用いたグローバルマップマッチングによる経路推定法
著者*山本 大介, 田中 亮佑, 梶岡 慎輔, 松尾 啓志, 高橋 直久 (名古屋工業大学/工学研究科)
キーワードBLEビーコン, 経路推定, マップマッチング, 位置推定
アブストラクト近年, BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを用いた位置推定サービスが普及しつつある.また,位置推定結果からユーザの移動経路を推定し,可視化や分析を行うサービスもある.従来のBLEビーコンに基づく経路推定手法は,BLEの電波強度から位置推定を行ったあとに,位置推定結果の系列から経路推定を行う手法が一般的である.そのため,推定を二回繰り返すことになり,精度悪化の原因の一つとなり得た.そこで本論文では,ビーコンを用いたユーザの経路・滞在推定手法として,GPSを用いた経路推定で利用されるグローバルマップマッチングの手法をBLEビーコンに適用し,BLEビーコンの電波強度から,直接,大域的に経路・滞在推定を実現する手法を提案する.

5F-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名動的なフィンガープリンティングマップ構成に向けた地磁気の変化の定点観測
著者*寺井 元基, 新井 イスマイル, 藤川 和利 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードフィンガープリンティング, 位置推定, 地磁気
アブストラクトスマートフォンユーザーが屋内において自身の位置を知る手段として,フィンガープリンティングという手法がある. フィンガープリンティングはあらかじめ屋内のセンサデータをマッピングしておき,改めてユーザーが取得したセンサデータとセンサデータマップを比較し,現在位置を推定する手法である. これはセンサデーターが不変であることを前提としており,主にWi-FiやBLEの受信強度や地磁気がセンサデータとして用いられる. しかしこれらのセンサデータも実際は不変ではなく,様々な要因で変化することが考えられる. そのためセンサデータの変動パターンがわかれば,複数マップを用意して動的に変更するなどの対策が考えられる. 本論文では地磁気に着目し,地磁気が短期的に変化しそうなエレベーター前,プリンター前,電車の線路の下,電子レンジ前でそれぞれ地磁気を定点観測して結果を示した. エレベーター付近,プリンター付近,電子レンジ付近では大きな地磁気の変化は見られなかったが,線路付近では電車が通過するときや発着時に地磁気が大きな影響を受けることがわかった. 今後はさらに電車が通過,停車,発車するときの影響のパターンを調べ,それに対応したマップの切り替えアルゴリズムを考案する予定である.

5F-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名大量の屋内PDR歩行軌跡を用いた歩行軌跡の高精度化
著者*四ツ谷 昂亮 (愛知工業大学大学院 経営情報科学研究科), 伊藤 信行 (三菱電機エンジニアリング株式会社), 内藤 克浩, 中條 直也, 水野 忠則, 梶 克彦 (愛知工業大学 情報科学部情報科学科)
キーワードPDR
アブストラクト建物構造情報は屋内位置情報サービス (Indoor Location Based Services : 屋内 LBS) の実現に必要な情報である.我々の目的は,PDRによって得られた大量の軌跡の統合による歩行空間ネットワーク構造の生成である.高精度な歩行空間ネットワーク構造を生成するためには,各軌跡の精度を向上させる必要がある.そこで本稿では大量のPDR歩行軌跡を用いて屋内PDR歩行軌跡の精度を向上させる手法を提案する.最初に,センシングデータの安定性に基づいた信頼性の高い歩行軌跡の選択を行う.次に,歩幅の傾向を調査して歩行距離の修正を行う.最後に,同一経路歩行軌跡を用いて各経路ごとに軌跡の平均化を行う.屋内歩行センシングコーパスHASC-IPSCを用いた評価実験の結果,提案手法により歩行軌跡の精度向上が確認できた.修正前の推定歩行軌跡の誤差蓄積速度は0.1111[m/s],提案手法を適用した3次元推定歩行軌跡の誤差蓄積速度は0.0622[m/s]となった.

5F-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名回転磁石マーカを用いた基礎的なスマートフォンの移動経路推定
著者*渡邊 康祐 (名古屋大学大学院工学研究科), 廣井 慧 (名古屋大学未来社会創造機構), 梶 克彦 (愛知工業大学情報科学部), 河口 信夫 (名古屋大学大学院工学研究科、名古屋大学未来社会創造機構)
キーワード屋内位置推定, スマートフォン, 3次元位置, 磁石, 磁気
アブストラクト近年,スマートフォンの普及により,位置情報を利用する機会が増加した.我々の目的は誤差数cmのスマートフォンの3次元位置情報に基づいた新たなサービスの創出である.本研究では回転磁石マーカを用いて,スマートフォンの基礎的な移動経路を推定する手法を提案する.回転磁石マーカは強力な磁石を用いて動的磁気を発生させる装置で,スマートフォンの磁気センサで検知可能な磁気を発生させる.我々はこれまで,回転磁石マーカを用いて,スマートフォン所有者の通過検出や,静止しているスマートフォンの3次元位置を推定する手法を提案してきた.今回はその手法を拡張するため,スマートフォンの基礎的な移動経路推定の検討を行った.まず回転磁石マーカが発する磁気の影響下で,移動しているスマートフォンが計測する磁気の近似式を導出した. 次にスマートフォンを移動させて,回転磁石マーカによる磁気を計測する.得られた磁気データに対して,導出した近似式でカーブフィッティングし,スマートフォンの初期位置と速度を推定する手法を検討した.評価実験の結果,回転磁石マーカからの距離が1mの直線経路で,スマートフォンの初期位置を平均誤差5.4cm以下,速度を平均誤差0.01m/s以下で推定した.


セッション 5G  活動支援
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 鈴懸の間
座長: 江木 啓訓 (電気通信大学)

5G-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名多言語電子問診票の開発と実証実験
著者*松崎 隼太 (上智大学大学院理工学専攻), 高岡 詠子 (上智大学理工学部情報理工学科)
キーワード電子問診票, 多言語, タブレット, 医療
アブストラクト「グローバル化」,それは医療現場でも等しく多様な背景を持つ外国人が毎日病院を訪れている.在日外国人が受診行動を通して実感した日本の医療における異文化体験として「自分の症状や主張を正しく伝えるのが難しい」「医師が十分に対話してくれない」といった意見が多くある.タブレットを用いて問診を行う前例は幾つかあるがほぼ日本語だけのものが多い.多言語に対応したものとしてはTackPadがある. このような背景をもとに我々は医療現場でタブレット等を用いてコミュニケーション支援を行う多言語対応情報提供システム(SoCHAS:Sophia Cross-lingual Health Assistant System)の開発を行っている.TackPadでは英,中,韓,スペイン,ポルトガルを実装しているが,本アプリはミャンマー語などにも対応している.この度,上智大学の保健センターの問診票を多言語電子化し,実証実験を行った.また医師にとって有用な問診を支援するために,問診に対する医師へのアンケートを行ったのでその報告を行う.

5G-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名地域在住要支援者および要介護高齢者のための排尿ケア支援システムの開発
著者*梅本 美月, 吉野 孝 (和歌山大学), 横山 剛志 (国立長寿医療研究センター), 永坂 和子 (人間環境大学)
キーワード在宅医療, 医療システム, 排尿ケア
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5G-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名視線誘導エージェントを用いた PMVのための観光案内支援システムの開発
著者*長田 颯斗 (和歌山大学大学院システム工学研究科), 吉野 孝 (和歌山大学システム工学部)
キーワード視線誘導, PMV, エージェント, 観光案内, GPS
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5G-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名地域に関する新たな発見を促す散策支援システムの開発
著者*福島 拓, 西村 友里 (大阪工業大学)
キーワード散策支援, 地域支援, 宝探し
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5G-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名IoTセンシングによる新たな賃貸物件探索指標の検討
著者*諏訪 博彦, 中村 優吾 (奈良先端科学技術大学院大学), 野口 真史 (株式会社LIFULL)
キーワード賃貸物件探索指標, IoT, センシング
アブストラクト賃貸物件を探索する際に,借主は家賃,広さ(間取り),駅までの時間,築年数などを活用している.これらの指標は,定量的なデータであり比較可能である.しかしながら,静かである,日当たりが良いなどの条件は,備考欄にコメントで記載されることが多い.しかしこの方法では,各物件の状態認識にあいまい性が残り,明確な比較は困難である.そのため,騒音や日当たりについても定量的に評価できる指標が求められている.本稿では,騒音や日当たりなど,物件に関する新たな定量的な指標を構築するにあたり,どのようにデータを取得し,どのように指標化していくべきか,その課題を明らかにすることを目的とする.指標化にあたり,データ収集が必要になるが,対象は空き物件のため,コンセントからの電力供給はできない.そのため,電力供給なしで環境情報センシング可能なIoTデバイスを構築した.構築したIoTデバイスを用いて条件の異なる4件の賃貸物件についてデータを比較した結果,(1) 静穏性,(2) 防音性,(3) 採光性,(4) 断熱性について判定できることを明らかにした.また,分析結果に基づいて,新指標構築の可能性と課題および大規模化・効率化の課題について考察した.


セッション 5H  セキュリティ心理
日時: 2018年7月5日(木) 10:30 - 12:10
部屋: 白樺の間
座長: 畑島 隆 (NTTセキュアプラットフォーム研究所)

5H-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名ネットワークコミュニケーションにおけるプライバシー情報の 情報公開度の違いに関する調査
著者*西岡 大, 山田 栞, 齊藤 義仰 (岩手県立大学 ソフトウェア情報学部)
キーワードプライバシ, 統計, コミュニケーション
アブストラクト情報通信技術の発達により,ソーシャルネットワーキングサービスが世界中で急激な拡大を続けている.日本のSNS利用者は2012年では4965万人であったもの,2016年には6872万人,2018年には7486万人と年々増加すると予測されている.SNS利用者は様々な人とネットワークを介したコミュニケーションを行っている。手軽に様々な人々とコミュニケーションが行える一方,個人情報,プライバシー情報に関しての問題が存在する. 現状プライバシー情報に関しての問題への対応は,個人情報保護を基に行われている.しかしながら,個人情報とプライバシー情報は性質が異なるとされている.プライバシー情報は人によりその姿を変化させ,同じ情報でもプライバシー情報だと感じる人もいれば,そうでない人もいる.そのためプライバシーについて明確にし,ネットワークの友人とリアルの友人へのSNS上のコミュニケーションに違いが生じることをSNS利用者に理解させる必要があると考えられる.本研究では,性別や年齢などの属性によってプライバシー情報を提供していいものが異なるのか,プライバシーに対してインターネット上の友人とリアルの友人の差を明らかにすることを目的とし調査した内容について報告する.

5H-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名オンラインショッピングサイトを対象にした「安心メータ」の実現に向けた様々な属性を考慮した安心感の数値化における調査
著者*大山 慎也, 齊藤 義仰, 西岡 大 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科)
キーワード安心メータ, 安心感, オンラインショッピング, 統計
アブストラクト近年の情報通信技術は目覚ましく発展しており,人々の生活において情報通信技術はなくてはならないものになっている.しかしながら,情報通信技術の発展と同時に,情報通信技術を悪用した犯罪や情報漏えい事件などが発生しているため,安全と安心についての議論が活発に行われている.その議論の中で,「安全」と「安心」は同一視されている.しかし,日本ではどれだけ安全な情報技術を用いたとしても,安心できないとする人がいる可能性がある.なぜならば日本では,情報通信技術が安全だとしても,安心できると感じる国民の割合が他国に比べて低いためである.安全な技術を用いてもユーザが安心しない原因としては「安全」にはいくつかの指標があるのに対し,「安心」には明確な指標がないことが挙げられる.その理由として安心は主観的な側面が強いためであると考えられる.そのため,安全な情報技術と共に安心感の要因を明らかにし,ユーザが安心して利用できることを明確にする仕組みが必要とされている.本研究では,ユーザの主観である安心感を数値化しユーザに提示する安心メータの提案を行い,安心メータ実現のためのユーザ調査の分析結果について報告する.

5H-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名スマートフォン利用時の不快に関する要因分析
著者*大塚 亜未 (津田塾大学), 藤原 康宏 (兵庫医科大学), 村山 優子, 青柳 龍也 (津田塾大学)
キーワード不快, スマートフォン, ユーザインタフェース, アウェアネス
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

5H-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名IoT 通知システムによるリモートチーム管理のためのアウェアネス支援
著者*岡田 光代, 塚越 さくら, 山内 正人 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科), 野尻 梢 (DSInnovation株式会社), 砂原 秀樹 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
キーワード働き方改革, アウェアネス, IoT, リモートチーム
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 6A  インターネットとセキュリティ
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 桐壺の間
座長: 宮下 健輔 (京都女子大学)

6A-1 (時間: 14:10 - 14:50)
題名(招待講演) 招待講演IOT研究会
著者中村 修 (慶應義塾大学環境情報学部)

6A-2 (時間: 14:50 - 15:10)
題名プロファイル型ホワイトリスト準最適化手法の提案
著者*重本 倫宏, 川口 信隆, 藤井 翔太, 藤井 康広, 西田 昌平 ((株)日立製作所), 菊池 浩明 (明治大学)
キーワードサイバー攻撃, ホワイトリスト, 最適化, マルウェア
アブストラクト近年,高度化されたマルウェアによるサイバー攻撃の被害が増加している.これらの脅威による被害の拡大を防ぐためには,組織に侵入した攻撃者を迅速に検知し,対処することが重要となる.組織に侵入した攻撃者を検知する手法として,通常動作や定常業務をプロファイル化し,これに該当しない活動を攻撃として検知するプロファイル型ホワイトリストを用いた対策が存在する.しかし,ホワイトリストを適切に管理しないと,誤検知や検知見逃しが発生する場合がある.本報告では,誤検知リスクと検知見逃しリスクの観点からホワイトリストを最適化する手法を提案する.さらに,プロトタイプを用いた評価実験により,既存手法と比較し,ホワイトリストの質を15%以上工場できることを示す.

6A-3 (時間: 15:10 - 15:30)
題名オープンDNSリゾルバの現状把握手法の提案と評価
著者*大井 貴晴, 落合 秀也, 江崎 浩 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワードDNS, オープンリゾルバ, アンプ攻撃
アブストラクト近年、オープンリゾルバ状態にある DNS サーバを踏み台にした DNS アンプ攻撃が頻発しており、社会的 問題となっている。この攻撃に対してインターネット上ではさまざまな措置が取られているが、根本的には、 各運用者が正しい知識を持ち、自分の DNS サーバをオープンリゾルバにしないということが重要である。そこで本研究では、まず、オープンリゾルバ発見手法を 2 つ提案し、それらの性能比較を行った。各手法 を用いてオープンリゾルバの割合や、ソフトウェアバージョンの分布の現状(2018 年現在)を調査・分析し、 2013 年の統計との比較を行った。さらに、オープンリゾルバ状態にあるマシンに送られてくるクエリを観測し、実際の攻撃パターンや攻撃の 大きさを測定した。


セッション 6B  安全性
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 横笛の間
座長: 梅津 高朗 (滋賀大学)

6B-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名運転者コンテキストを活用した危険性提示方式
著者*土屋 克典, 千明 優喜, 清原 良三 (神奈川工科大学)
キーワードITS, コンテキストアウェア, 状態遷移
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6B-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名移動履歴匿名化手法のアプリケーション評価
著者*疋田 敏朗, 山口 利恵 (東京大学)
キーワード移動履歴, 匿名加工
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6B-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名An Approach to Quantify Cybersecurity Risk in Terms of Functional Safety Requirement in Connected System
著者*YIWEN CHEN, TAKASHI KAWAUCHI, CHINATSU YAMAUCHI, SATOSHI KAI, ERIKO ANDO (Hitachi, Ltd. Research & Development Group)
キーワードcybersecurity level, functional safety, cybersecurity, attack success period, quantification
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6B-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名Webダイナミックマップの構築と交通制御アプリケーションの実装
著者*英 翔子, 杉坂 竜亮 (同志社大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻), 佐藤 健哉 (同志社大学大学院 理工学研究科)
キーワードダイナミックマップ, アプリケーション開発
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 6C  コンテンツ作成
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 明石の間
座長: 宮田 章裕 (日本大学)

6C-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名カンファレンスプログラム編成のための局所探索法
著者*田岡 智志 (広島大学)
キーワードセッション編成, 組合せ最適化, 局所探索法, 近傍交換
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6C-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名SNS投稿履歴から音声対話コンテンツへの変換手法
著者*前田 一樹, 山本 大介, 高橋 直久 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
キーワードSNS, Twitter, 音声対話コンテンツ, 特徴語抽出
アブストラクト近年、SiriやGoogle音声検索等の音声対話システムが広く普及している.また,我々は,MMDAgentという音声インタラクションシステム構築ツールキットを用いた研究を行っている.MMDAgentとは,名古屋工業大学国際音声技術研究所で開発された音声対話システム構築ツールキットであり,音声認識,音声合成,3Dモデルの描画と物理演算などのモジュールを統合したシステムである.実行すると画面上にキャラクタが表示され,対話を行うことが可能である.また,FSTと呼ばれる対話スクリプトを編集することで,対話内容を変更することが可能である.しかし,一般的なユーザにとってこのような音声対話コンテンツを手作業で作成することは難しい.FSTに対するコマンドや編集に関する知識が必要なためである.本研究の目的は,前述の音声対話コンテンツ作成の難しさを解決する為,Twitterを元に簡単に音声対話コンテンツを作成することのできるシステムを提案することである.システムの実現のため,MMDAgent EDITという音声対話コンテンツ作成システムを利用する.提案システムは,TwitterのツイートをMMDAgent EDITの入力に変換するツイート変換機能,変換されたデータをMMDAgent EDITへ登録するためのデータ登録機能を持つ.さらに,提案システムに基づいて実装したプロトタイプシステムを用いて評価実験を行い,提案システムの有用性を評価した.

6C-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名立体形状入出力可能なゲームコントローラSHAPIOの評価
著者*福永 健竜, 梶山 隼, 星 徹, 井上 亮文 (東京工科大学)
キーワードゲーム, ゲームコントローラ

6C-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名図形の構造を考慮した絵描き歌生成システムの提案
著者*近藤 拓弥, 久野 文菜, 松本 拓磨, 山本 玲 (中京大学工学部情報工学科), 畑中 衛 (中京大学工学研究科), 濱川 礼 (中京大学工学部情報工学科)
キーワード絵描き歌, 自然言語処理, 意味ベクトル, 画像処理, 図形
アブストラクト本論文では絵を描くことに対する苦手意識の克服を図るために,図形の構造を考慮した絵描き歌を生成するシステムについて述べる.相手に物事を説明するシーンにおいて,口頭のみでの説明と比べ,それに絵を加えた説明のほうが聞き手に強い印象を与えることができる.しかしながら絵を描くことに対して苦手意識を持つ人は,絵を描いて説明するということに対し羞恥心を感じ,口頭のみでの説明を行わざるを得なくなる.そこで我々は絵描き歌を用いることで苦手意識を克服できると考えた.従来の絵描き歌は物体の図形的な特徴を歌詞にすることでユーザの物体の特徴に対する理解を促している.本システムの絵描き歌はさらに図形の構造に考慮することで,位置関係などの特徴をも捉えることを可能にした.また,入力画像から歌詞の自動生成をすることにより,人手を煩わせることなく新たな絵描き歌の生成が可能である. ユーザは絵描き歌にしたい対象を撮影し,システムに入力する.システムはユーザが撮影した画像を受け取り,パーツ分けをする.その後「パーツごとに対応する名詞」と「その名詞と関連性の高い動詞」,「パーツの位置」から構成される歌詞を自動生成する. 本システムについて評価を行なった結果,本システムを利用することにより絵を書くことに対する苦手意識の低減に繋がることが確認できた.


セッション 6D  分散処理とストリーム
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 須磨の間
座長: 藤田 茂 (千葉工業大学)

6D-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名無線ネットワークエミュレーションにおける電波伝搬シミュレーションの高度化
著者*橋本 光世 (北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科), 明石 邦夫 (情報通信研究機構北陸StarBED技術センター), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター)
キーワード無線ネットワーク, ネットワークエミュレーション, 並列分散処理, 最近傍探索, 電波伝搬シミュレーション
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6D-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名ソーシャルストリームを用いた訪日外国人の趣向に合わせたイベント情報の提供
著者*今井 美希 (お茶の水女子大学), 榎 美紀 (日本IBM), 工藤 瑠璃子, 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワードSNS, ツイッター, ソーシャルストリーム, 観光, インバウンド
アブストラクト近年日本を訪れる外国人観光客は急激に増加しており, 2020 年に開催される東京オリンピック・パラリンピック を考慮すると更なる増加が見込まれる.観光客の増加に伴 い,有名な観光スポットなどの情報はガイドブックや Web サイトから見受けられるようになってきた. しかしながら, それらの媒体に載っていないようなローカルな情報や今ま さに開催されているイベントを知り得るのは, 現状難しい. また興味のあるイベント情報を自身の手によって見つける のは手間がかかる.そこで我々は SNS にある情報に着目 した. 本研究では,旅行者などの時間とともに移動してい く人々に有用な情報を SNS の代表である Twitter から抽出 し, その情報をユーザの位置情報とユーザの過去のツイー ト内容から推定した趣向に合わせて, その時その場で使え るものとして配信していくことを目指す.

6D-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名A Scheme to Improve Stream Data Analysis Frequency for Real-time IoT Applications
著者*Chaxiong Yukonhiatou, Tomoki Yoshihisa (Osaka University), Tomoya Kawakami (Nara Institute of Science and Technology), Yoshimasa Ishi (Osaka University), Yuuichi Teranishi (National Institute of Information and Communications Technology/Osaka University), Shinji Shimojo (Osaka University)
キーワードストリーミング配信, 映像配信
アブストラクトDue to the recent prevalence of IoT (Internet of Things) devices, stream data such as video data or sensor data are collected and analyzed for real-time applications. The frequency of analysis (analysis frequency) is one of the main factors to improve performances of some applications. For instance, the probability to identify a person in real-time can increase by frequently analyzing images got from surveillance cameras. However, communication capacities between IoT devices and processing servers limit the numbers of data to be collected in real-time and suppress analysis frequencies. To break this limitation, we propose an efficient data collection scheme with progressive quality improvement approach. In our proposed scheme, each data source produces some data of those qualities are lower than original data such as low resolution image data. Only the cases where higher quality data are needed for analyses, processing servers progressively collect them. Thus, our proposed scheme reduces average data amount of collection and data collectors can collect a larger numbers of data in real-time. We measure the analysis frequency of our proposed scheme in our developed simulator and confirm that our proposed scheme can improve the frequency.

6D-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名A Research on Big Data and AI Analysis Algorithm Optimization Using GPUs, Applied in Lifestyle Authentication Application
著者*Van Sang Tran (東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻中田研究室), 小林 良輔, 山口 利恵, 中田 登志之 (東京大学情報理工学系研究科ソーシャルICTセンター)
キーワードGPGPU, authentication, big data, binary regression, lifestyle
アブストラクトWith the significant increase of computer performance, in recent years, many complex human-like tasks have been resolved by computer software in reasonable time. These tasks include visual object recognition, speech to text interpretation, human face authentication, etc... However, computer performance is going to reach the limit as the CMOS transistor size near the limit. On the other hand, the amount of data which need to be processed is incredibly growing up under Internet of Thing, Industrialization 4.0, social network era, which leads to the demand of higher scalability on current Big Data, AI analysis algorithms. Our research investigated on finding scaling solution for Big Data, AI analysis problems. The whole development is composed of 2 phases: acceleration by GPU and distributed computing application. This research focuses on the former topic. A real-world dataset was used in this research to achieve more real-life optimization and model evaluation result.


セッション 6E  行動認識
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 浮舟の間
座長: 角 康之 (公立はこだて未来大学)

6E-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名Sensor Data with Video for Predicting Falling Down
著者Tsuyoshi Okita, Inoue Sozo (Kyushu Institute of Technology)
キーワードsensor data, video, translation

6E-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名スマートホームデータの時系列分析に基づく宅内行動生起タイミングの予測
著者*佐々木 渉, 藤原 聖司, 藤本 まなと, 諏訪 博彦 (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学,JSTさきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードスマートホーム, センサデータ, 行動予測, 時系列分析, DeepLearning
アブストラクト近年,宅内での人の位置検知や行動認識を利用した,エアコンの自動風向調整や高齢者の見守り,省エネなどのサービスなどが登場してきた.我々は,さらに便利な宅内サービスを実現するためには行動予測が重要だと考える.行動認識とは異なり,行動予測をするためには,瞬時値のみを考慮する機械学習ではうまく学習できないという問題点がある.そのため,本稿では,時系列を考慮して学習できるようにするため,DeepLearningアルゴリズムの一つであるLSTM(Long Short Term Memory)を用いた分析手法により行動予測を行った.学習モデルの目的変数として,行動生起タイミングを設定するが,その選択方法として次の2つの方法で分析を行う.1つ目の手法として,行動が発生するまでの経過時間帯を幾つか設定し,行動生起タイミングの時間帯を目的変数とした分類を行った.その結果,食事などの一部の行動では行動生起タイミング分類の再現が確認できた.しかし,分類する時間帯の数が多いため,それ以外の行動では行動生起タイミング分類の再現率が低く留まった.そのため,2つ目の手法として,時間内行動生起タイミングを目的変数とした予測を行った.この手法では,行動生起タイミングの分類を単純化することで,より正しく学習できると考えた.結果としては,1つ目の手法と比べて,ほぼ全ての行動で再現率の向上が確認できた.

6E-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名スマートフォンを用いた行動認識におけるセンサデータ欠損時の精度向上手法
著者*後藤 広樹 (九州工業大学大学院生命体工学研究科), Tahera Hossain (九州工業大学大学院工学府), 井上 創造 (九州工業大学大学院生命体工学研究科)
キーワード人間行動認識, データ欠損, Internet of Things
アブストラクト厚生労働省によると,2025 年には介護人材が 37.7 万人の不足となるとされ,解決策の一つとして,情報技術を活用した介護業務の効率化が期待されている.介護業務の効率化を目指す先行研究では,センサデータの欠損が問題である.一般的に人の行動を推定するためのセンサデータに欠損が生じることは,センサ行動認識において問題である.その問題解決のため,本稿は欠損のあるデータに対して人の行動推定の精度を向上させる手法を提案する.評価のため,2つのデータセットを用いて実験を行い,データの一部を無作為に選択し,センサデータの欠損を発生させた.結果として,シミュレーションされたデータセットを用いた評価実験において,データの欠損率20%の場合,推定精度は既存手法が74.8%,提案手法が87.4%と向上した.HASCチャレンジデータセットを用いた評価実験においては,データの欠損率99%の場合,推定精度は既存手法が37.4%,提案手法が44.6%と向上した.HASCチャレンジデータセットによる評価実験では,提案手法により推定精度の向上が確認できたが,シミュレーションデータによる評価実験ほどの結果が出なかったことから,考察し,今後の展開について述べる.

6E-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名ペンの筆圧・傾き推定のためのグリップ型デバイスの設計と実装
著者*近藤 杏祐 (神戸大学大学院工学研究科), 寺田 努 (神戸大学大学院工学研究科,科学技術振興機構さきがけ), 塚本 昌彦 (神戸大学大学院工学研究科)
キーワード筆圧推定, 力覚センサ, スタイラスペン
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 6F  行動・状態認識
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 紅梅の間
座長: 北村 操代 (三菱電機株式会社)

6F-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名再帰型ニューラルネットワークによるアプリケーションの利用履歴を用いたユーザのコンテキスト推定モデルの構築
著者*神谷 俊充, 中村 達哉, 前川 卓也, 天方 大地, 原 隆浩 (大阪大学情報科学研究科マルチメディアデータ工学講座)
キーワードコンテキスト, アプリケーション, スマートフォン, 再帰型ニューラルネットワーク
アブストラクトスマートフォン向けのアプリケーションの増加に伴い,ユーザは様々なアプリケーションを自身の状況に応じて使い分けている.最近では,ユーザの状況として現在の活動内容や同伴者の数,気分,疲労度といったより具体的な状態を表すコンテキストが研究の対象として注目を集めている.しかし,コンテキストはユーザの主観的な情報を多く含んでおり,スマートフォンに内蔵されたセンサでは推定が困難なため収集コストが高い.そこで本稿では,アプリケーション利用履歴を用いたユーザのコンテキスト推定モデルを構築する手法を提案する.ユーザのアプリケーション利用履歴とコンテキストの関係は時間の経過とともに変化する時系列データであると考えられるため,提案モデルでは時系列データの学習が可能な再帰型ニューラルネットワークを用いた.評価実験の結果,提案モデルがアプリケーション利用履歴からユーザのコンテキストを推定できることを確認した.

6F-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名スマートフォンを活用した歩行者および車両のリアルタイム行動検知に関する検討
著者*秋川 亮太, 内山 彰, 廣森 聡仁, 山口 弘純, 東野 輝夫 (大阪大学 大学院情報科学研究科), 鈴木 理基, 稗圃 泰彦, 北原 武 (株式会社 KDDI 総合研究所)
キーワードスマートフォン, 非通常行動検知, 歩車連携, ヒヤリハット
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6F-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名公園や遊戯施設を対象とした子供のモビリティモデル構築
著者*野々村 太志, 大村 和徳 (愛知工業大学大学院経営情報科学研究科), 梶 克彦 (愛知工業大学情報科学部)
キーワードモビリティモデル, 子供, 公園, 遊戯施設
アブストラクト子供が多く遊ぶ地域においての子供の行動を把握し,見守りや避難経路の検討などに応用する研究が行なわれている.それらの研究では子供の行動データを参考に手法の妥当性を検証する必要がある.しかし,実際の行動データは必ずしも存在せず,収集には多くのコストがかかる.そこで,我々は子供の行動をシミュレートして実際の行動データの代替とするため,子供の行動を模擬するモビリティモデル構築をした.モビリティモデル構築には元となる実際の子供のデータが必要である.さらに,収集した子供の行動データをモビリティモデルに入力できる状態にしなければならないので特徴量を分析しなければならない.そこで,子供の行動データの収集実験を行い,収集したデータを分析した.収集したデータを分析した結果,子供は平均749秒間74.38屬糧楼呂陵靴咯譴罵靴鵑生綣,陵靴咯譴吠振冖1.09m/sの速さで移動あるいは漫然と歩き回る,を繰り返していた.また,子供のうち43%が1〜3回遊び場以外の場所で滞在する寄り道を行っていた.得られた特徴量を元にartisocを用いてモビリティモデルを構築した.移動速度,滞在時間,滞在範囲をパラメータとしてモビリティモデルに入力し,全てのパラメータは平均値と標準偏差を利用した確率正規分布で個体毎にセットしている.また,シミュレータのフィールドは侵入不可地域,道,遊び場,の三種類で再現している.このシミュレータはgpx形式で軌跡を出力可能でこれは地図アプリ等で確認可能である.構築したモビリティモデルが十分に子供の行動を模擬できているかを検証するため評価実験を行った.被験者22名に実際の子供の行動データとモビリティモデルによって模擬された行動データを判別してもらったところ,実際の子供の行動データであると回答した被験者の割合はモビリティモデルによって模擬された行動データに対して平均40.9%で,実際の子供の行動データに対して平均61.8%であった.この値をウェルチのt検定にかけたところ有意差がみられた(p<0.05).ここから現段階のモビリティモデルでは十分に模擬できていないと判明した.また,被験者には判別の基準を回答してもらっている.判別の基準としては等速で直線的に移動しているかどうか,滞在中の動きが無秩序であるか特徴的な動きをしているか,寄り道をしているかどうか,という判断基準があった.この結果からこれらの動きを改善すればモビリティモデルの機能向上が行えると考えられる.

6F-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名環境発電型センサを用いた機械学習による移動状況推定手法の性能評価
著者*前田 透, 内山 彰, 東野 輝夫 (大阪大学)
キーワード行動認識, 環境発電, 機械学習, backscatter通信
アブストラクト環境発電型センサを利用することで,充電の手間が無い Internet of Things (IoT) の実現が期待され ている.一方,少ない発電量でセンサを動作させるために動作が制限されており,用途は限定的である. このような環境発電型センサが様々な用途に利用できるようになれば,IoT の普及を大きく加速できる. そこで,本研究では消費電力の少ない backscatter 通信により環境発電型センサを協調させることで,環 境発電型センサの機能を拡張することを目指している.この応用例として環境発電型ウェアラブルセンサ による移動状況の推定を想定し,腕,両足などの複数センサから得られる加速度および気圧を組み合わせ ることで,認識性能の向上を図る.このため,想定される発電量に対して,センシングや backscatter 通信 の消費電力を実測し,実現可能なサンプリングレートを検討した.さらに,機械学習によって backscatter 通信により集約されたセンサデータから静止,歩行,階段の昇降,電車,バスの移動状況を推定する.実 測に基づく性能評価により,環境発電型センサでは最大 12.5Hz のサンプリングレートが実現可能なこと が分かった.また,このときの移動状況の推定精度は片足とポケットのセンサデータを組み合わせること で 92%となり,センサ協調の有効性が確認できた.


セッション 6G  動画配信
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 鈴懸の間
座長: 福島 拓 (大阪工業大学)

6G-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名インターネット生放送における視聴者リクエストに基づいたカメラマンドローンシステムの提案
著者*堤 周太, 西岡 大, 齊藤 義仰 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部 コミュニケーション学講座)
キーワードUAV, インターネット放送
アブストラクトインターネット技術の発展と普及により,一般人の情報発信が容易に可能となった.それに伴い,インターネット生放送サービスを利用するユーザが増加してきている.一般的なインターネット生放送では,放送者が固定カメラを設置して撮影しながら生放送を行う.しかし,複数の対象を撮影するためには,撮影しなければいけない範囲が広がり,動的なカメラワークが必要になる.動的なカメラワークを実現するアプローチの1つとして,自律飛行型のドローンを用いる手法がある.本研究では,関連研究で用いられる従来の自律飛行型ドローンにおける問題点を明らかにし,それを解決するインターネット生放送で利用可能なカメラマンドローンシステムを構築し,実装と評価を行った.

6G-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名全方位インターネット生放送における視聴者のPOV情報再生ツール
著者*高田 真也, 西岡 大, 齊藤 義仰 (岩手県立大学 大学院 ソフトウェア情報学研究科)
キーワードインターネット生放送, 全方位カメラ, ヒートマップ, POV
アブストラクトインターネット生放送サービスで,全方位カメラに対応したサービスが開始された.しかし,全方位カメラを用いたインターネット生放送では従来のサービスと異なり,カメラのレンズ方向から視聴者の視聴方向やその範囲を把握することができなくなった.コミュニケーション相手の視線を向けている方向は,相手の興味や関心を示す重要な情報である.相手の視線を把握できない場合,会話の中心が把握できなくなり,円滑なコミュニケーションが行えない可能性がある.そのため,我々はこれまでに視聴者の視聴方向の情報を可視化して放送者に提示する「視線ヒートマップ」を提案,実装した.視線ヒートマップは視聴者のPOV情報を球体状のヒートマップで表現することで放送者に対し可視化する.今後は視線ヒートマップの発展としてPOV情報の分析を行い,放送の進行を支援する放送アシスタントシステムを開発していく.そのために必要となるPOV情報分析手法を検討するため,POV情報再生ツールの提案と実装を実施する.

6G-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名360度動画におけるPOV情報を用いた興味推定アルゴリズムの提案
著者*齊藤 義仰, 塚原 敬之佑, 西岡 大 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
キーワード360度動画, POV, 興味推定
アブストラクト近年,新たな動画コンテンツの視聴方法として,360度動画が注目されている.従来の非360度動画では,一般的なカメラによって撮影環境を矩形に切り取って撮影するため,視聴者は常に動画投稿者が意図した方向でのみ視聴することができなかった.一方,360度カメラは全方位カメラにより,カメラを中心とした360度全体を撮影することで,視聴者は動画視聴時に視線を向ける方向を自由に変更することが出来る.また,360度動画では従来の非360度動画にて用いられる時間軸を用いた平均視聴時間等の指標に加えて,視聴者がどの方向を視聴したかを示すPOV情報(視聴方向の情報)も取得し活用することができる.本研究では,360度動画をPOV情報に基づき分析し,視聴者が興味を持ったショットを推定する手法を提案する.


セッション 6H  サイバー攻撃対策
日時: 2018年7月5日(木) 14:10 - 15:30
部屋: 白樺の間
座長: 大久保 隆夫 (情報セキュリティ大学院大学)

6H-1 (時間: 14:10 - 14:30)
題名攻撃者のメール送信状態推定による不審メール検知技術の提案
著者*西川 弘毅 (三菱電機 情報技術総合研究所/静岡大学 創造科学技術大学院), 山本 匠, 河内 清人 (三菱電機 情報技術総合研究所), 西垣 正勝 (静岡大学 創造科学技術大学院)
キーワード不審メール検知, ソーシャルエンジニアリング, やり取り型攻撃
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

6H-2 (時間: 14:30 - 14:50)
題名AndroidアプリケーションにおけるQ&Aフォーラムのスニペット再利用の時系列分析
著者*今井 宏謙, 金岡 晃 (東邦大学)
キーワードAndroid
アブストラクトアプリケーション開発者にとって,Q&Aフォーラムといった公開されたコミュニケーションサービスの重要性が高まっている.Q&Aフォーラムに掲載されたスニペット(ソースコードの一部分)は脆弱なコードが含まれることがあり,開発者がコピー&ペーストすることでアプリケーションに脆弱性を作ってしまっていることが研究により明らかになっている.これまでの研究ではTLSなどのセキュリティ関連コードを対象に研究が行われており,一般的な脆弱性全体については評価されていなかった.また,そういった脆弱スニペットの拡散を時系列で解析することは行われてこなかった.本論文では,コピー&ペーストの拡散を時系列分析可能な手法を提案する.提案手法の評価として527,249個のスニペットと249,987のAndroidアプリケーションを用いた実験を行った.その結果スニペットが投稿されることにより,そのスニペットをコピー&ペーストする開発者の数が増加することが示された.また,スニペットの中から脆弱なスニペットを抽出して同様の実験を行った結果,脆弱なスニペットは通常のスニペットに比べてコピー&ペーストされる割合が高いことが示された.

6H-3 (時間: 14:50 - 15:10)
題名STIXを用いた多様化する脅威情報の表現拡張に関する研究
著者*上本 悠貴 (九州大学大学院システム情報科学府情報知能工学専攻), 岡村 耕二 (九州大学情報基盤研究開発センター)
キーワードSTIX, 脅威情報, 表現拡張
アブストラクトサイバー攻撃活動は現在も活発に行われている.このような脅威には,セキュリティ対策製品を扱う企業間で情報を共有し対応することが重要である.脅威情報を構造化記述する方式であるSTIX(Structured Threat Information eXpression)を用いることで,脅威情報を各企業のセキュリティ対策製品で共有し,タグを利用した機械処理が可能となる.サイバー攻撃活動は社会環境やセキュリティ対策に合わせて多様化している.それに対し,STIXは予め決まった標準化されているので,脅威情報の多様化に合わせて頻繁に更新することは困難である.そのため,STIXでは表現が困難な脅威情報の出現が懸念される.こちらについて調査した結果,STIXのタグでは 表現が困難な情報を自由記述する「Description」タグに記述された文字数が,データ全体に対して相対的に多く,STIXでは細かく構造化することが困難な脅威情報の存在を多数確認した.自由記述の割合と,機械の処理能力は両立しないため,自由記述の割合が小さく機械の処理能力が向上する方式にSTIXを拡張する必要がある.拡張方式として,本研究では「Description」タグ内のデータを,JSON形式で記述する手法を提案した.提案手法により,従来のSTIXとの互換性を保持したまま,「Description」タグ内の構造化が可能となり,自由記述の割合が大幅に減少した.加えて,既存の方式ではタグを使った機械処理が困難であった「Description」タグ内のデータが,タグを利用して機械処理が容易となった.今後の課題として,既存のSTIXデータを提案拡張方式へ変換する箇所の自動化について考察する予定である.

6H-4 (時間: 15:10 - 15:30)
題名STIXを用いた攻撃手法の分類に関する研究
著者*北川 大喬 (九州大学システム情報科学府情報知能工学専攻), 岡村 耕二 (九州大学情報基盤研究開発センター)
キーワードサイバーセキュリティ, STIX
アブストラクト米国政府が推進するSTIX(Structured Threat Information eXpression)とは,セキュリティ関連企業間での脅威情報交換を目的として,脅威情報を標準化・構造化された形式で記述するフォーマットのことである.脅威情報をこの形式で記述することで情報の共有や管理,解析などを機械処理で効率よく行うことが可能になる.\\ 現在,九州大学岡村研究室ではすでに構築している解析環境で不審メールを解析し,九大の構成員に向けた注意喚起を行うことを目指している.さらに,蓄積したデータをSTIXで記述しようとしている.そこで,機械向けの脅威表現であるSTIXで記述された脅威情報から注意喚起の情報を生成できれば,既存の多くのSTIXデータを基により有益な注意喚起を行うことができると期待できる.\\ しかし現在のサイバー攻撃は,1つの脅威を元にその内容を微妙に改変して新たな脅威が次々に生成されるのに対して,STIXでは脅威情報を正確に記述する必要があり,人間にとっての同一脅威も別なデータとして記録される.これにより,STIXで表現される脅威情報の数と人間にとっての実質的な脅威の数の間には差が生まれ,類似した脅威をまとめて注意喚起を行うことを阻害する.よって,本研究では不審メールに関するSTIXデータを脅威の種類ごとに分類し同一脅威をまとめることを目的とした.本研究では,先に述べた不審メール解析環境で保有している不審メールに関する情報,IPAによる不審メールに関する情報を基に,不審メールを攻撃の種類により如何に分類できるかを調査し,分類を行った.さらに,分類したSTIXデータをもとに注意喚起情報を作成することに着目して提案手法の評価を行った.



2018年7月6日(金)

セッション 7A  インタラクティブコンテンツ
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 桐壺の間
座長: 義久 智樹 (大阪大学)

7A-1 (時間: 08:30 - 9:10)
題名(招待講演) Barrier-fully, rather than Barrier-free:人間の弱さを前提とした知的活動支援
著者西本 一志 (北陸先端科学技術大学院大学)
キーワード支援システム, 知的活動, 妨害要素

7A-2 (時間: 9:10 - 9:30)
題名IoTとSNSを融合した農業情報共有システムの提案
著者*飯田 一朗, 橋浦 康一郎, 草苅 良至 (秋田県立大学), 藤井 彰 (株式会社富士通研究所)
キーワードIoT, 農業, SNS, アプリ配信, 機械学習
アブストラクト本論文は、センシング(IoT)とコミュニケーション(SNS)を連携し、相互に情報流通させるシステムにより、農業に関する様々な情報(生育情報、環境情報、作業情報、流通情報等)を、効率的に共有しながら栽培サポートする試みについて述べる。近年、農作業現場では就業者の高齢化と後継者不足により、熟練技能の断絶、一人あたりの作業量の増加。非熟練者による作業など、農業存続が危ぶまれるような課題が山積している。ここでは、IoTとコミュニケーションを高度に連携させることにより、SNSとIoTをモバイルアプリケーションにより相互乗り入れできるようなシステムを設計し、農業適用を想定したプロトタイプシステムを開発評価した

7A-3 (時間: 9:30 - 9:50)
題名ソーシャルメディア仲介ロボットによる認知症早期発見システムの研究
著者*小林 透 (長崎大学大学院工学研究科/情報工学コース), 宮崎 大志 (三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社), 荒井 研一 (長崎大学大学院工学研究科/情報工学コース)
キーワードコミュニケーションロボット, ソーシャルメディア, 認知症
アブストラクト本研究では,人型コミュニケーションロボットが,一人暮らしの高齢者との自然会話を基に認知症診断を行い,認知症の疑いがあれば,ソーシャルメディアを介して離れて暮らす家族に通知する認知症早期発見システムを開発した.著者らは,これまで,スマホが使えない高齢者とLINEを介した双方向のコミュニ ケーションが可能なソーシャルメディア仲介ロボットを開発した.本研究では,本ロボットに,“認知症早期発見方式”を追加することで認知症早期発見システムを提案する.認知症早期発見方式は,臨床的に信頼性が高い改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)から自然会話シナリオを生成し,シナリオに基づくロボットと高齢者との対面会話による認知度の自動スコアリングが特徴である.本システムは,高齢者に相対するコミュニケーションロボットと全体を制御するクラウドサービスから構成されている.開発したプロトタイプシステムを用いた高齢者に対する評価実験により,従来の人が実施する認知症診断結果と本システムによる診断結果を比較することで,本システムの有効性を明らかにした.

7A-4 (時間: 9:50 - 10:10)
題名ジェスチャを真似て電子情報を楽しく受け取る手法の実装と評価
著者*富永 詩音 (日本大学), 呉 健朗 (日本大学大学院), 篠崎 涼太, 多賀 諒平, 宮田 章裕 (日本大学)
キーワードジェスチャ, エンターテインメント, 情報送受信
アブストラクト現代における様々なコンテンツの電子化に伴い,我々は,日常的に画像や電子マネーなどの電子情報の受け渡しを行うようになった.我々が電子情報の受け渡しを効率的に行うメジャーな手法として,QRコード,ICカード,メール,SNSなどが挙げられる.しかし,これらの手法はいずれも電子情報を受け渡す際の楽しさを考慮していないと考えられるため,娯楽を楽しみながら電子情報を受け渡すシーンにおいて用いられる場合,“娯楽の内容と手法との関係が浅いため,興が醒めてしまう”,“受け渡す際に行う作業が機械的であり,楽しめない”などの問題が存在する.これらの問題を解決するために,我々は,送信者が行ったジェスチャを受信者が真似ることで電子情報を受け取る手法を提案する.これは,送信者が自らジェスチャを考案し,引き渡したい電子情報をジェスチャと結びつけた後,送信者が行ったジェスチャを受信者が真似ることで電子情報を受け取ることができるというコンセプトである.プロトタイプシステムを用いた検証実験では,ジェスチャを用いる手法は“真似る”という行為の有無に依らず,既存の手法よりも楽しく電子情報を受け渡せることを確認した.


セッション 7B  交通流
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 横笛の間
座長: 石田 繁巳 (九州大学)

7B-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名交通流改善のための交通シミュレーションから得られるデータの正当性評価
著者*染谷 一輝 (神奈川工科大学), 齋藤 正史 (金沢工業大学), 清原 良三 (神奈川工科大学)
キーワードITS, 交通シミュレーション, モバイル空間統計データ, 道路交通センサス
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7B-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名自動運転車両普及期における交差点での交通流改善手法の検討
著者*古川 義人 (神奈川工科大学大学院), 清原 良三 (神奈川工科大学)
キーワード自動運転, 車車間・路車間通信, 交通流
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7B-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名メタ戦略と分類器を用いた交通渋滞緩和
著者*堤田 恭太, 伊藤 秀剛, 松林 達史, 戸田 浩之 (日本電信電話株式会社 NTTサービスエボリューション研究所)
キーワードマルチエージェントシミュレーション, 最適化, ITS, 渋滞緩和, メタ戦略
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7B-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名電気自動車における合計トリップ時間削減のための複数車両情報を考慮した充電所選択手法の検討
著者*團 皆人, 岡部 友介, 重野 寛 (慶應義塾大学大学院理工学研究科)
キーワードITS, EV, 充電所選択, トリップ時間
アブストラクト電気自動車は充電に時間がかかることから,充電所の待ち時間が発生してしまうという問題につい て検討されている.この待ち時間を削減するために ITS ( Intelligent Transportation Systems )の通信技 術を用いて,待ち時間の短い充電所を選択する研究が行われている.本稿では,複数車両の合計トリップ 時間を削減することを目的として,複数車両情報を考慮した充電所選択手法を提案する.提案手法では, 充電所を使用するときに充電所に対して予約を行う.他車両はこの予約情報を利用することで充電所の待 ち時間を推測することができる.この待ち時間と車両と充電所の位置情報からトリップ時間を算出するこ とで,最もトリップ時間の短い充電所を選択することが可能である.また,複数車両の予約をまとめて行 うことで,複数車両の合計トリップ時間を削減することが可能である.シミュレーション評価では,提案 手法により既存手法と比較して合計トリップ時間の削減が可能であることを示す.

7B-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名協調型自動運転の交差点通過における安全・効率のシミュレーション評価
著者*木村 健太, 東 峻太朗, 佐藤 健哉 (同志社大学大学院理工学研究科情報工学専攻)
キーワード協調型自動運転, 車車間通信
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 7C  インターネットサービス1
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 明石の間
座長: 吉浦 紀晃 (埼玉大学)

7C-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名精緻に制御可能な恒常性のある高集積マルチアカウント型のメール基盤
著者*松本 亮介, 小田 知央 (GMOペパボ株式会社 ペパボ研究所), 笠原 義晃, 嶋吉 隆夫 (九州大学 情報基盤研究開発センター), 金子 晃介 (九州大学 サイバーセキュリティセンター), 栗林 健太郎 (GMOペパボ株式会社 ペパボ研究所), 岡村 耕二 (九州大学 情報基盤研究開発センター)
キーワードメール, コンテナ, リソース制御, 流量制御, 高集積
アブストラクト様々なコミュニケーションサービスが普及する中,今もなおメールは広く利用されている. メールサービスを提供する事業者では,大量のメールアカウントを管理するために, サーバに高集積にメールアカウントを収容することでリソース効率を高めている. 一方で,特定のアカウントによるリソース占有により他のアカウントが影響を受け, サービスのサポート・運用コストの増大やメール遅延などの問題が後を絶たない. 本論文では,高集積マルチアカウント型メールシステムを安定化するための, 精緻に解析可能な恒常性のあるメール基盤の設計について述べる.

7C-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名VPNServiceを利用した移動透過性の実現方式の提案と実装
著者*黒宮 魁人, 田中 久順, 鈴木 秀和 (名城大学), 内藤 克浩 (愛知工業大学), 渡邊 晃 (名城大学)
キーワード移動透過性, VPNService, スマートデバイス
アブストラクトNTMobile(Network Traversal with Mobility)は,バージョンの異なるIPアドレス間の通信やNAT越え問題を解決したうえで,移動しながらの通信を可能とする移動透過性を実現することが可能な技術である.NTMobileは当初LinuxPCでの実装された.また,現在はAndroid端末にNTMobileを使用するためのアプリケーションが提供され,一般アプリケーションにNTMobileによるバージョンの異なるIPアドレス間の通信やNAT越えの機能の確認を実施した.しかし,移動に関わる部分が実装されておらず,一般アプリケーションに移動透過性を実現できていない.また,NTMobileは定期的にパケットを短い期間で送信する必要があるため,バッテリー駆動のスマートデバイスにそのままの形で組み込むことが難しいという課題がある.そこで本研究では,スマートデバイス向けに提供されたNTMobileの移動に関わる処理の提案と実装を行い,AndroidにNTMobileによる移動透過性を確認した.また,アプリケーションの省電力化のためにNTMobileの定期的なパケット送信を省略する方式についての提案を行うと同時にスマートデバイスに適したシグナリング処理についての再検討を行った.

7C-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名セグメントルーティングにおけるセグメント階層化
著者*三島 航 (北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科), 明石 邦夫 (情報通信研究機構北陸StarBED技術センター), 宇多 仁, 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター)
キーワードセグメントルーティング, トラフィックエンジニアリング, MPLS, NFV, SDN
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7C-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名電子メールの柔軟な処理を可能とするIMAPエージェント
著者横木 健太, *山井 成良, 王 建人, 北川 直哉 (東京農工大学)
キーワード電子メール, IMAP
アブストラクト電子メールにおいて利用者が新たな検査・処理機能を追加する場合,サーバ側への追加は困難なため,端末側へのプラグイン等の追加が一般的である.しかし,IMAP(Internet Message Access Protocol)サーバやWebメールのように電子メールサーバ上でメッセージを管理する形態では,たとえば発信国に基づくスコアリングや分類をメッセージの電子メールサーバへの到着時に行うことはできない.そこで本稿では電子メールサーバに常時接続するIMAPエージェントによりこれらの問題を解決する方法を提案する.

7C-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名ネットワーク状態計測の評価と可視化
著者*淺葉 祥吾 (北陸先端科学技術大学院大学), 北口 善明 (東京工業大学 学術国際情報センター), 石原 知洋 (東京大学大学院 総合文化研究科), 高嶋 健人 (フリーランス), 阿部 博 (北陸先端科学技術大学院大学,株式会社レピダム), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター)
キーワード可視化, センサデバイス, 品質管理, ネットワーク, 障害検知
アブストラクトネットワーク管理者がネットワーク運用している時に,管理下のネットワークにおいてユーザから ネットワークに繋がらないという漠然な報告が上がることがある.「つながらない」という状況を把握する ために,ユーザサイドからのネットワーク観測が有効な場合があるが,ユーザからの報告は「つながらな い」という漠然としたものになることが多くネットワーク障害を的確に報告することは難しい.そこで, ネットワーク運用者は.センサデバイスを用いユーザサイドのネットワーク状態を情報収集する事を行っ た.ネットワーク状態の情報を複数の階層的レイヤに整理することで,どこの階層的レイヤに問題がある のかを把握することができる.本投稿では,大学の無線ネットワーク環境で,センサデバイスを用いて各 階層的レイヤを作成して計測した.ユーザサイドのネットワークをクラスタリングして時系列に解析し, ユーザサイドのネットワークとインターネットの相関を調査した.また,非階層型クラスタリングのアル ゴリズムの k-means を利用して ping と DNS の RTT の分類をおこなった.


セッション 7D  分散処理とセンサネットワーク
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 須磨の間
座長: 川上 朋也 (NAIST)

7D-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名測距センサーデータを対象とした外れ値検出手法
著者*永島 寛子, 加藤 由花 (東京女子大学 大学院理学研究科)
キーワードIoT, ビッグデータ, 分析前処理, クレンジング, 外れ値検知
アブストラクト近年,情報技術の進化と共に,ビジネスで使用するデータの量や種類が飛躍的に増加した.産業界における活用用途も,店舗内での顧客動向の分析,ロボットの自律的行動,機器の故障検知,新規ビジネスの創出のように多岐に渡る.しかしながら,収集したデータをそのまま分析してしまうと,望んだ結果が得られない.そのため分析前に,外れ値の除去や欠損値の補完,使用データの形式の統一,分散しているデータの統合・正規化など,データの曖昧性や不統一性を除くための前処理が不可欠である. 本稿では,センサーデータを含む大量データを対象とし,前処理で行う処理を分類することにより,自動化領域を組み込んだフレームワークを提案する.3次元距離画像センサーで収集したデータによる人流解析を想定した評価項目について既存フレームワークと提案フレームワークを比較することで,センサーデータを含む大量データの分析の場合,提案フレームワークが既存フレームワークより適していることを評価した.

7D-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名RNNによるネットワークトラフィック変動の予測
著者*小山内 遥香 (お茶の水女子大学), 中尾 彰宏, 山本 周 (東京大学), 山口 実靖 (工学院大学), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード深層学習, RNN, ネットワークトラフィック, 変動予測
アブストラクト通信障害は,大規模災害による被災地内外の通信過多による輻輳,同時に起こるOSアップデートやDDoS攻撃など,様々な原因で引き起こされる.これらの通信障害は起こってからでは,対応が手遅れである場合が多く,確度の高い予測をし,事前に輻輳を抑制することが重要である.網内における機械学習により,トラフィック集中を早期に検知し,効率的に対応するための技術に期待が集まっている.本論文では,深層学習のモデルの一種であるRecurrent Neural Network(RNN)を用いてトラフィック異状の情報を抽出し,トラフィック変動の兆候を掴むための手法を提案する.

7D-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名大規模災害時のインターネット非接続時におけるXMPP に基づく情報共有システムの検討
著者*于 卉 (お茶の水女子大学), 大和田 泰伯 (情報通信研究機構), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワードXMPP, インターネット非接続, 災害, 通信, 情報共有
アブストラクト人々の生活において,また,経済の発展においても,ネットワークはより便利で能率な手段を提供し,重要な役割を担っている.連絡や情報の取得手段を選択する際に,人々は電話網だけではなく,電子メール,SNSなどのインターネットを介する方法も優先的に考えている. そのため,地震等の自然災害により,ネットワークインフラが断片的に壊れることによる通信不能や通信障害が発生する際に,物資や避難場所などの必要な情報及び安否の確認情報が取得できなければ,人々に不便と困惑を招く可能性がある.本研究では災害時の烈悪ネット状況に対応するため,断片的なネットワークやXMPPに基づくサーバを利用し,災害時の大規模配信ができることを目的とし,被災者と支援者が繋がることができるアプリケーションを作る.また,各避難所間の情報交換ができるようするにため,災害時の不安定で不安全な接続状況に対応できる再接続方法を提案する.

7D-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名データ送信量解析によるアドホックネットワークの動作推定手法の提案
著者*福岡 宏一 (創価大学 工学研究科), 横谷 哲也 (金沢工業大学 工学部), 齋藤 正史 (金沢工業大学 情報フロンティア学部), 寺島 美昭 (創価大学 工学研究科)
キーワードアドホックネットワーク, ネットワーク動作推定, ネットワーク監視
アブストラクト自動車の自動制御運転(自動運転)では,自動運転のための情報の交換を車車間や路車間で直接通信を行う無線アドホック通信を用いることが想定されている.その際,無線通信に対する攻撃による通信途絶や通信遅延は,自動運転の安全性を脅かすと考えられ,この無線アドホックネットワークにおいてジャミングなどの攻撃による通信途絶の検知や通信途絶からの迅速な回復といった高信頼化は重要である.そこで本研究では,攻撃による通信途絶の検知を目的とした.本稿は,将来の攻撃検知への前段階として,送信電波から抽出したデータ送信量の解析のみを用いることによってネットワークの動作を推定し,ネットワーク監視を行う方式を提案する.本方式は,送信電波のみを用いるため,無線の不安定性や帯域の細さに適した方式となり,ネットワークのプロトコルや各種設定に依存しないブラックボックスなネットワーク監視が可能となる.また,提案方式の理論検証のための実験手順の考案を行い,ネットワークシミュレータによって実験と検証を行う.


セッション 7E  情報分析・提示
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 浮舟の間
座長: 中村 嘉隆 (公立はこだて未来大学)

7E-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名行動への集中と通知内容の重要度に基づくスマートフォン通知手法の研究
著者*土井 祐介, 井上 創造 (九州工業大学大学院生命体工学研究科)
キーワード通知, 携帯端末, スマートフォン
アブストラクト近年通知の最適化の研究が盛んにおこなわれている. IoT技術の発達やスマートフォンの普及に伴って,人々が触れる情報量は膨大になった. 多くの情報に触れるため,人々の興味を惹く技術がますます重要になってきている. 特に,携帯端末を用いた通知が盛んにおこなわれ,人々の行動を中断させる原因となっている. これを解決すべく,中断の影響が少ないタイミングを調査する研究と,中断の影響が少ない通知内容を調査する研究が盛んにおこなわれている. しかし,通知内容とタイミングを同時に考慮した研究は少ない. 本研究では通知の重要度や行動への集中の強さが行動の変わり目においても有用な指標となるか研究を行う. 本研究では不明瞭であった行動への集中度合いの明確な定義を与え,行動への集中度合いを考慮し,通知内容を重要度によって制限するアルゴリズムを制作した. このアルゴリズムを用いる場合と重要度を考慮しない場合の,それぞれの通知システムを制作し,提案手法の妥当性を比較評価した. 作製したシステムを大学生$10$名に96時間連続で利用してもらったところ,アンケート調査で良いタイミングだったという回答の割合が28.18\%高くなった. これにより,通知の重要度を考慮した通知を行う手法が行動の遷移においても有用であることを示した. 本研究によって,通知内容を考慮した操作を行うことで,既存手法では無視されていた通知タイミングを利用できることを示した. 携帯端末を用いた通知の改善の可能性が示された.

7E-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名ARを利用した複数視点からの物体指示手法の実装と評価
著者*井上 綺泉, 阪田 大輔, 佐藤 健哉 (同志社大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻)
キーワードAR, ステレオカメラの原理, カメラキャリブレーション, Webカメラ, 視差
アブストラクト近年,スマートフォンを利用することにより複数人で位置の共有をする研究が多くなされている. 例えば,道を案内するときは携帯端末のマップから得た位置情報の共有をし,それぞれが共有したい物体 を認識することができる.しかし,共有したい物体の位置に表示する目印は携帯端末の画面上のみである ため,共有する物体を探す場合は実際の景観と携帯端末を交互に照らし合わせて見る必要がある.そこで 本研究では,二台のカメラを使用し,視差からカメラ画像に表示させる AR 情報の位置を調節することに よって複数人で対象物を共有する手法を提案し,実装,評価を行った.本研究では,提案手法を Web カメ ラと iPhone6s でそれぞれ実装することによって誤差の精度の比較をすることで,提案手法の有用性を示し た.また,既存手法と提案手法の共有可能な対象物の比較を行うことで,位置情報の有無や,天候,屋内, 屋外の使用状況に関わらず提案手法が動作することを示した.

7E-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名行動変容を誘発するインタラクティブサイネージへのユーザの反応調査
著者*Zhihua Zhang, 高橋 雄太, 藤本 まなと (奈良先端科学技術大学院大学), 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学,JSTさきがけ), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワード行動変容, インタラクティブサイネージ, ビーコン
アブストラクト近年,行動変容に関する研究開発が数多く行われている.行動変容の目的は,健康増進などのために,ユーザの生活パターンを改善すること,あるいはその改善を長期間維持できるようにすることである. 新しい習慣を作るためには,ユーザの日常生活パターンを認識し,生活の中で行動変容のきっかけを与える 必要がある.これを実現するため,本研究では,通りかかるユーザに対して積極的に話しかけるインタラ クティブサイネージを構築し,視覚刺激,聴覚刺激による行動変容の誘発を試みる.本稿では,提案するイ ンタラクティブサイネージに対して,ユーザがどのような反応をするのか,そしてどのように感じるのか について,調査した結果を報告する.調査実験として,大学の 1 フロア 4 箇所に開発したインタラクティ ブサイネージを設置した上で,15 名の被験者に BLE ビーコンが付いた名札を装着して過ごしてもらった. インタラクティブサイネージには,4 種類の話しかけシナリオを用意し,ビーコンによってユーザの接近を 検出するとその中から話しかけを行わせた.ユーザはタッチ画面を通じて話しかけに応答することができ る.実験の結果,インタラクティブサイネージシステムは行動変容を効果的に誘発できることがわかった.

7E-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名自閉スペクトラム症者へのコミュニケーション支援に向けた他者表情提示システムの検討
著者*堀江 彩太, 大西 鮎美 (神戸大学大学院工学研究科), 和田 真 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所脳機能系障害研究部発達障害研究室), 寺田 努 (神戸大学大学院工学研究科,科学技術振興機構さきがけ), 塚本 昌彦 (神戸大学大学院工学研究科)
キーワード自閉スペクトラム症, 表情認知, ウェアラブル
アブストラクト発達障害のひとつである自閉スペクトラム症(ASD: Autism Spectrum Disorder)は,主な症状として言葉の発達の遅れや,特定のものへの過剰なこだわり,他人との社会的関係の形成の困難さをもたらす.ASDの症状のひとつに,定型発達(TD: Typically Developing)者に比べて人の気持ちや感情を読み取ることが苦手ということがある. そこで本論文では,表情推定を行うことができるカメラセンサモジュールを搭載したメガネ型デバイスを作成し,視野内に存在する人の表情から感情を推定し,その推定結果を音,振動,光でASD者にフィードバックするシステムを提案した.提案システムがフィードバック方法として有用であるかを評価するため,ASD者3名とTD者2名に実際に提案デバイスを装着させ,3種類のフィードバックシステムを体験させた後,インタビューを行った.提案システムについては,音声フィードバックの評価が最も高く,振動フィードバックは人によって刺激に対する評価が分かれ,光フィードバックはLEDの取り付け位置が悪く色の見分けが難しいという理由で低い評価となった.表情認知におけるASD者の困りごとと支援ニーズについてもインタビューを行い,実運用に向けた知見を得た.

7E-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名ストリーミング時系列データの効率的なモチーフモニタリングアルゴリズム
著者*加藤 慎也, 天方 大地, 西尾 俊哉, 原 隆浩 (大阪大学 大学院情報科学研究科)
キーワード時系列データ, モチーフ, ストリームデータ処理
アブストラクト近年,多くのIoT機器はストリーミング時系列データを生成しており,それらを環境モニタリングやイベント検知に応用することが考えられる.これを実現する一つの技術として,時系列データの中に最も多く現れるサブシーケンスであるレンジモチーフの発見が注目を集めている.本稿では,カウントベースのスライディングウィンドウ上でストリーミング時系列データのレンジモチーフをモニタリングする問題に取り組む.ウィンドウがスライドした際,新たにサブシーケンスが生成され,最も古いサブシーケンスが削除される.生成および削除されるサブシーケンスとウィンドウ内の全てのサブシーケンスを比較する単純な方法は,多くの類似度の計算を必要とするため効率的でない.そのため,効率的にモチーフを更新するアルゴリズムSRMMを提案する.SRMMの時間計算量は生成および削除されるサブシーケンスと類似するサブシーケンスの数にのみ依存し,効率的にレンジモチーフをモニタリングできる.4つの実データを用いた実験により,SRMMの有効性を確認した.


セッション 7F  ネットワーキング
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 紅梅の間
座長: 渡辺 尚 (大阪大学大学院)

7F-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名地域IoTサービスに対する計算需要に応じた適応型地産地処リソース配分手法の提案
著者*中村 優吾, 水本 旭洋, 諏訪 博彦, 荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学), 山口 弘純 (大阪大学), 安本 慶一 (奈良先端科学技術大学院大学)
キーワードInternet of Things, エッジコンピューティング, リソースプロビジョニング, Quality of Experience
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7F-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名移動体向け自律分散型コンテンツ配信制御方式の評価
著者*森 郁海, 田村 孝之, 徳永 雄一 (三菱電機/情報技術総合研究所)
キーワードコンテンツ配信, アドホックネットワーク, 移動体, 優先度制御, 分散処理
アブストラクト移動体向けのコンテンツ配信では,移動体と基地局間の通信が無線であるため,安定したサービス品質を提供するコンテンツ配信制御技術が必要である.我々はこれまでに,単一障害点をなくし,通信のボトルネックとなるバックホールや基地局に負荷をかけないために,コンテンツ要求の優先度制御を移動体のみで行う自律分散型コンテンツ配信制御方式を提案している.本稿では,制御オーバヘッドを確認するために,バックホール,基地局,移動体における制御メッセージ量のオーダーを既存技術と比較評価する.また,提案方式の特長であるセマフォと通信管理テーブルの利用による配信性能変化を検証するために,シミュレーション評価を実施する.制御オーバヘッドについては,提案方式のみバックホールや基地局に負荷をかけることなく,配信制御が可能であることを示した.一方,シミュレーション評価では,セマフォと通信管理テーブルの記載内容を調整することで,通信帯域の高効率な利用と,優先度を考慮した配信が両立可能との結論を得た.

7F-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名ニューラル特徴抽出による省通信センサフュージョン
著者*蔵内 雄貴, 西村 拓哉 (NTTサービスエボリューション研究所), 西田 京介 (NTTメディアインテリジェンス研究所), 小西 宏志, 瀬下 仁志 (NTTサービスエボリューション研究所)
キーワードセンシング, 省通信, 深層学習
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7F-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名オートエンコーダによるデータ圧縮と分類器のラベル追加を両立したセンサネットワークモデル
著者*小向 航平 (豊橋技術科学大学大学院), 水谷 伸, 岸野 泰恵, 柳沢 豊, 白井 良成, 須山 敬之 (日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所), 大村 廉 (豊橋技術科学大学), 澤田 宏, 納谷 太 (日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所)
キーワードセンサネットワーク, 深層学習, 分類器, データ圧縮
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7F-5 (時間: 9:50 - 10:10)
題名無線ネットワークTAPデバイスとネットワークシミュレータを連携した無線LAN エミュレータの実現
著者*加藤 新良太 (静岡大学大学院総合科学技術研究科), 高井 峰生 (大阪大学/University of California, Los Angeles.), 石原 進 (静岡大学学術院工学領域)
キーワード無線LANエミュレーション, 無線ネットワークTAPデバイス, Linux
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 7G  機械学習
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 鈴懸の間
座長: 伊原 彰紀 (和歌山大学)

7G-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名他地域の代表写真を利用した地域別写真の高速クラスタリング手法の提案
著者*毛利 亮太, 伏見 卓恭 (東京工科大学)
キーワードクラスタリング, 画像, 地域
アブストラクト本論文では大量の写真に対してクラスタリングを行うための高速化の手法を提案することを目的とする. 計算に膨大な時間を用いるがクラスタの抽出順序に統一的な性質を持つ$k$-medoids クラスタリングの貪欲法の高速化を行う. 既にクラスタリング済みの地域のメドイドを用いて対象地域のオブジェクト群のクラスタリングを行う. 実験では,計算速度,計算精度の観点から提案手法を評価するために単純貪欲法,遅延評価法,ピボット枝刈り法を用いて比較した. その結果,複数地域の代表写真から最適な近似メドイドを選択する提案手法が,計算精度を維持したまま計算速度が向上することを確認した.

7G-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名多様なレシピ群を形成する便利食材群の推薦
著者*渕上 翔生, 伏見 卓恭 (東京工科大学)
キーワードレシピ, 類似度ネットワーク
アブストラクト通常販売されている量の食材を購入すると消費しきれず余らせてしまうことがある.また,同じ食材で同じ料理を繰り返し作ることで,飽きてしまうこともある.そこで,多様なレシピで使用される食材 群を提示するで,食材の余りや同じ料理の繰り返しを避けることができると考えられる.このことを目的に,類似度の高いレシピ同士をつないで構築するグラフから,多くのレシピと連結するレシピを抽出することを試みる.しかし,設定する類似度の閾値によって,構築されるグラフの構造や連結するレシピの数は大き異なる.本研究では,類似度を確率とみなし,連結するレシピ数の期待値により定量化する.各確率の連結するレシピ数を数え上げることは,多大な計算量が必要となるため,効率的に計算するアルゴリズムを提案する.実データを用いた評価実験により,抽出したレシピが多くのレシピと連結することを確認すると共に,それらのレシピで使用される食材について定性的に評価する

7G-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名ユーザの専門度を考慮した意見形成モデルの提案
著者*小野 水緒, 伏見 卓恭 (東京工科大学コンピュータサイエンス学部)
キーワード意見形成モデル, 専門度, ソーシャルネットワーク
アブストラクト本研究では信憑性のある意見形成を行うための専門度付きVoter Modelの提案する。従来のVoter Modelでは周囲の人の評判によって意見形成確率が決定されたため、根拠が弱い問題があると考える。提案手法では大域採用付きVoter Modelに、専門度、または親密度を要素として付加する。専門度、親密度については、各ユーザの投稿履歴等からLDAによりトピック抽出や、Zスコアによる偏り具合、フォロ―ユーザ間の属性値の一致等によって定量化をする。本研究では美容総合サイト@cosmeにてユーザ、口コミデータの収集を行った。評価実験では提案手法が信憑性のある手法として従来手法に対する有意性や、他手法との類似性を比較した。前者は各手法の影響度ランキングを@cosmeの投稿評価機能Likeの獲得比率の比較、後者は中心性ランキングとの類似性を比較した。その結果、専門度に関しては有意性、非類似性の確認が出来たが、親密度に関しては有意性、非類似性は認められなかった。

7G-4 (時間: 9:30 - 9:50)
題名幼児対象歯磨き支援のための機械学習方法の検討
著者*市村 哲 (大妻女子大学社会情報学部情報デザイン専攻)
キーワードスマホアプリ, 機械学習, 歯磨き支援, 幼児対象
アブストラクト親が子どもに無理やり歯みがきをさせてしまうと,子どもにとって歯みがきは 「苦痛な行為である」と 植え付けられてしまう恐れがある.したがって幼児期の子どもの歯みがきの習慣づけと, そのための親子間のコミュニケーションを支援することが必要である.著者らは,幼児期の子どもの歯みがきの習慣づけとそのための親子間のコミュニケーションを支援する幼児対象歯磨き支援システムを開発した.磁石を装着した歯ブラシと,スマートフォンに搭載されている地磁気センサを用いて構築されている.地磁気センサが磁石に反応し値が変化することを利用し,地磁気センサの検出値を機械学習によって解析することにより,歯ブラシ回数のカウントや歯磨き箇所の特定を行うようになっている.また,歯磨き箇所特定の精度を高めるために,各ユーザの歯磨き動作(歯ブラシを動かす速度など)を学習する機能を有している.


セッション 7H  プライバシー・認証(2)
日時: 2018年7月6日(金) 08:30 - 10:10
部屋: 白樺の間
座長: 千田 浩司 (NTTセキュアプラットフォーム研究所)

7H-1 (時間: 08:30 - 8:50)
題名プライバシー情報利用制御技術の提案と実装
著者*森 拓海, 服部 充洋 (三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 情報セキュリティ技術部)
キーワード情報セキュリティ, プライバシー保護, Internet of Things, データ利用許諾, 匿名加工
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

7H-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名移動・Wi-Fi履歴情報から見る個人ごとの生活習慣類似性評価
著者*小林 良輔 (三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社), 山口 利恵 (東京大学大学院情報理工学系研究科)
キーワードライフスタイル認証, 生活習慣, 移動履歴情報, Wi-Fi履歴情報
アブストラクトモバイル端末は爆発的な普及を見せており,商業や軍事・医療など特定の分野にとどまらず,スマートフォンやタブレットなどは一般的な個人も利用するようになっている. これらのモバイル端末はインターネットに接続する通信機能が搭載されており,ユーザーはインターネットを通してモバイル端末から様々なサービスを利用できるようになった. インターネットを通してサービスを利用する上で,自分が正当なユーザーであることを示すために,個人認証技術に対する必要性が高まってきている. 現在もっとも多く利用されている認証手法の一つとしてパスワードを利用した技術があるが,多くのパスワードを管理することはユーザーの多大な負担となってきている. この課題を解決するために,最近では人の生活習慣を個人の特徴と捉えて認証要素に活用するライフスタイル認証が提案されている. 本研究ではスマートフォンが収集する位置・Wi-Fiの履歴情報がユーザーの生活習慣を表すデータとなるか,類似性を数値化することにより評価することを目的とする.

7H-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名MITHRAデータセットの再構成とライフスタイルの可視化
著者*佐治 信之 (筑波大学、(株)コードノミー、(株)インフォコーパス), 小林 良輔 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センター、三菱電機インフォメーションシステムズ(株)), 鈴木 宏哉, 山口 利恵 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センター)
キーワードライフスタイル認証, MITHRA, 位置情報, 行動パターン, 可視化
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 8A  持続可能なセキュリティ
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 桐壺の間
座長: 西川 弘毅 (三菱電機)

8A-1 (時間: 10:30 - 11:10)
題名(招待講演) 持続可能な社会におけるシーサートの役割
著者寺田 真敏 (日立製作所/日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会)

8A-2 (時間: 11:10 - 11:30)
題名IoT時代のリスクコミュニケーション支援ツールの構想
著者*佐々木 良一 (東京電機大学)
キーワードリスク, IoT
アブストラクトサイバー攻撃が激化する中,どのような対策をどこまで実施すべきかを決定するのは簡単ではなく,どの程度のリスクがあるかのリスク分析や,どのぐらい安全にすべきかにかかわる組織としてのリスクコミュニケーションが必要になってくる.このような問題に対処するため報告者は早い段階から多重リスクコミュニケータMRC(Multiple Risk Communicator)の開発と適用を実施してきた.しかし,IoT時代を迎え,.札ュリティとセーフティの両方を考える必要があるとか,∪御システムのように多重のフィードバックを含むシステムを扱う必要がある,1洞舛猟衫眠修困難であるなどの理由により従来の方法ではうまくいかなくなってきている.そこで,IoT時代に適した広義のリスクコミュニケーションの手順を開発するとともに,それを支援するためのツールであるMRC4IoT(MRC for IoT)の開発構想を固めた.本稿ではこの手順と開発構想を中心に報告する.

8A-3 (時間: 11:30 - 11:50)
題名58のEV証明書のゆくへ
著者*須賀 祐治 (株式会社インターネットイニシアティブ)
キーワードEVSSL証明書, 移行工学, PKI

8A-4 (時間: 11:50 - 12:10)
題名ソフトウェアライブラリ間の暗号技術相互運用性に関する調査
著者荒巻 佑樹, *金岡 晃 (東邦大学)
キーワード暗号ライブラリ, 相互運用性, データフォーマット
アブストラクト開発者にとって暗号技術関連部分をアプリケーションに導入する際、容易に実装することが難しいことが指摘されている。 この問題を解決するには、ライブラリが提供するAPIのユーザビリティ向上と各言語でのライブラリごとにデータフォーマットを揃えることが重要となる。 APIのユーザビリティ向上においてはサンプルコードが充実し、マニュアルもわかりやすくするといった工夫により改善されつつあるが、 各言語でのライブラリごとの暗号の入力・出力時の各データフォーマットを揃えているのかという点では、詳細に調査されていない。 それを本研究では、各言語でのライブラリごとの暗号実装時の入力・出力のデータフォーマットを調査することで相互運用が可能かを検証する。


セッション 8B  経路探索・案内
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 横笛の間
座長: 清原 良三 (神奈川工科大学)

8B-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名POIを考慮した経路長指定の複数巡回経路探索手法
著者*西村 天晴 (早稲田大学), 石川 和明, 高山 敏典 (ゼンリンデータコム), 柳澤 政生, 戸川 望 (早稲田大学)
キーワード巡回経路探索, POI, 複数候補, 経路長指定
アブストラクト地図アプリケーションリの普及により,ユーザの嗜好を考慮した経路や,出発地に戻る巡回経路といった,散策での経路探索が注目されている.散策での巡回経路ではユーザの検索興味対象であるPOI (Point of Interest) を寄り道したり,ユーザが満足する経路を選択できるように複数候補の巡回経路を提示することが望ましい.体調や空き時間に応じて望まれる経路長も変わるため,ユーザが経路長を指定したり,同一地点の通過も避ける必要もある.これに対し,ユーザの嗜好を考慮した経路探索は巡回経路に対応していない.加えて,従来の巡回経路探索手法は,指定経路長と同一地点の通過の回避の両方を満たさない.本稿では,同一地点の通過を避け多くのPOIを経由し,指定経路長で巡回経路を複数個探索する手法を提案する.提案手法では,指定経路長に基づき巡回の基準点を複数個生成する.基準点を配置することで指定経路長かつ複数個の巡回経路を得られ,しかも迂回が少なく経由可能なPOIを多く経由する経路を探索できる.加えて,基準点の間の非巡回経路のつなぎ合わせとして巡回経路を得られ,適当な重み付けで同一地点の通過も避けられる.提案手法では,従来手法と比較して,経路長を指定経路長に近づけたうえで,同一地点の通過回数を80\%以上削減し,POI経由数も約1.24倍に増加した.

8B-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名LoRaWANを用いたIoTバスロケーションシステムの提案
著者*保下 拓也, 鈴木 秀和, 松本 幸正 (名城大学大学院理工学研究科)
キーワードバスロケーションシステム, 電子ペーパー, LPWA
アブストラクトバスのサービス品質向上や運行管理の効率化を実現するために,バスの位置情報や遅延情報を活用してバスの接近通過情報を配信するバスロケーションシステムが導入されている. 本稿では,低運用コストで実現可能なIoTバスロケーションシステムを提案する. 提案システムではLoRaWAN(Long Range Wide Area Network)を利用してバスの位置情報を収集し,電子ペーパーを搭載したスマートバス停へ算出された遅延情報を配信する. プロトタイプシステムを実装して基礎的な評価実験およびコストに関する試算を行った結果,3G/LTEを利用したバスロケーションシステムより安価に実現できることを確認した.

8B-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名モンテカルロ木探索による経路選択履歴を考慮した推薦経路探索手法
著者*百瀬 凌也 (早稲田大学), 石川 和明, 高山 敏典 (ゼンリンデータコム), 柳澤 政生, 戸川 望 (早稲田大学)
キーワードモンテカルロ木探索, 経路探索, SVM
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8B-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名オープンデータを利用したバス路線生成システム
著者*服部 真由, 山本 大介, 高橋 直久 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
キーワードバス, オープンデータ, 路線, 経路生成
アブストラクト本論文では,オープデータを用いたバス路線の自動経路生成に関して述べる.バスの路線を位相関係に基づいた概略図ではなく実地図上に描画する場合,バス路線経路と道路データとの対応付けが必要となるが,路線経路は路線数や経路変更の観点からデータ整備には多くの労力を要する.そこで我々は交通事業者が公開するオープンデータに着目し,停留所の座標と路線の停留所系列のみから路線経路を自動生成するシステムを提案し,その実現法について述べる.提案システムでは停留所に対する道路ネットワーク上のノードとしてバス停ノードを生成したのち,バス停ノード間の経路探索を行い,データベース化した.プロトタイプシステムを用いた評価実験を行った結果,交差点などの近傍ノードに比べバス停ノードを生成することで距離を約78%縮められ,有用性を示すことができた.また,5 路線に対する生成経路と実経路を比較検証した結果,最短経路探索を用いた経路では一致率が85%以上であり,道なりを考慮に入れた経路探索を行うことで最短経路による余分な右左折を減らし,より実経路に近い経路生成を行えることが分かった.


セッション 8C  インターネットサービス2
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 明石の間
座長: 松本 亮介 (GMOペパボ株式会社)

8C-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名Named Data NetworkingにおけるInterestのフラグを用いたContent Poisoning Attack攻撃検知の検討
著者*小林 諒二郎, 篠原 涼希, 重野 寛 (慶應義塾大学)
キーワードNamed Data Networking, Content Poisoning Attack攻撃検知
アブストラクトコンテンツ指向型ネットワークである Named Data Networking(NDN)において,NDN の特徴を悪用して通常ユーザやネットワークに悪影響を及ぼすContent Poisoning Attack(CPA) の存在が指摘されている.いくつかの対策手法が提案されているが,それらの手法ではコンテンツを要求するパケットが攻撃サーバに転送される可能性があるため不正なコンテンツの拡散防止には不十分である.本論文では,ネットワーク上から不正なコンテンツを除外し攻撃サーバへの経路情報を変更する CPA対策手法であるCRCIを提案する.提案手法の目的はCPAの検知・対策であり,これを実現するために各ルータはコンテンツの信頼度を算出し,信頼度に応じてキャッシュとルーティング制御を行う.また,コンピュータシミュレーションにより提案手法の攻撃検知や抑制の性能評価を行った.

8C-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名SNSデータを用いた場所と時間を考慮するイベント検索手法の提案と評価
著者*工藤 瑠璃子 (お茶の水女子大学), 榎 美紀 (日本アイ・ビー・エム株式会社), 中尾 彰宏, 山本 周 (東京大学), 山口 実靖 (工学院大学), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワードTwitter, 情報抽出, 情報配信, イベント情報, 観光情報
アブストラクト2020年の東京オリンピック開催決定を受け, 訪日外国人旅行者は堅調に増加を続けている. 2020年の政府目標である訪日外国人旅行者数4000万人に到達するためには, 情報配信手段を今以上に充実させる必要がある. 特に, 場所と時間の制約がある旅行者などが必要とする「その場」「その時」に関する情報を発信している媒体は少ないため, 観光に来た土地勘の無い旅行者などに有益な, その場で役立つスポット的な情報をインバウンド対応でタイムリーに配信可能にするシステムを提案する. 本稿では, 実際に運行しているリムジンバス・観光バスのルートに基づき, ユーザの移動方向を考慮した情報配信の検討を行う. また, 提案システムによって取得したイベント情報の評価を行う.

8C-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名大量ツイートの収集・分析を個人で手軽に実現可能にする方法の提案
著者*松浦 智之, 當仲 寛哲 (有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所), 大野 浩之 (金沢大学情報メディア基盤センター)
キーワードTwitter, ビッグデータ, UNIX, シェルスクリプト, DIY
アブストラクト短文投稿SNS“Twitter”は今や多くの人々に認知され,NHKを始めとした日々のニュース番組等においても,もはやTwitterやツイート(Twitterに投稿される文章)が何かという説明が省略されながら,世論を反映した情報源として引用あるいは分析されている.しかしながら,社会現象のような膨大な量のツイートを発生させる話題を分析しようとなると,既によく知られている方法では費用的にも技術的にも個人には敷居が高い.本稿では,一定の制約はあるなかでも,個人による大量ツイートデータの収集・分析を実現し得る手法を提案し,実際に,日本国内で社会現象を起こして大量のツイートを発生させた2つの話題に関するツイートの収集・分析を行うことで,提案手法の実用性を示している.

8C-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名学内サービスにおける多要素認証の導入における検討
著者*加藤 大弥 (慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科), 藤尾 正和, 高橋 健太 (日立製作所研究開発グループ), 林 達也, 砂原 秀樹 (慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科)
キーワード認証, 認可, IdP, 学内サービス, PBI
アブストラクト学内のサービスに対する認証の多くはID/Password を用いている. しかしながら,2017 年6 月に改 正されたNIST SP800-63-3 の影響によりPassword 認証は大きな変革を迎えようとしている. そこで, さま ざまな認証基盤や認証技術だけではなく, 実際に構築・運用する際の連携モデルや登録モデルを考慮し, さ らに利用するユーザーに対するユーザビリティやアクセスコントロールについても念頭をおいた学内サー ビスへの要素認証の導入ついて検討する.


セッション 8D  分散処理とサービス(2)
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 須磨の間
座長: 加藤 由花 (東京女子大学)

8D-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名
著者

8D-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名深層学習を用いた映像伝送トラフィック削減技術の実験と考察
著者*渡邊 翔太 (大阪大学), 藤橋 卓也 (愛媛大学), 猿渡 俊介, 渡辺 尚 (大阪大学)
キーワード通信量削減, ビデオ通話, 深層学習, 超解像
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8D-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名カメラ付IoTデバイスを用いた室内での人流解析システムのネットワーク利用量評価
著者*坂口 僚 (千葉工業大学大学院情報科学研究科情報科学専攻), 藤田 茂 (千葉工業大学情報科学部情報工学科), 今野 将 (千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科)
キーワード情報流, IFoT, IoT
アブストラクト現行のIoTプラットフォームは,遠隔地のクラウドサーバにデータが集中する構成である.しかし,ネットワーク接続されるIoTデバイス台数は年々増加傾向にある.将来は,数千億から数兆のIoTデバイス台数の規模となり,集中するトラフィックをクラウド側で処理しきれない恐れがある.この問題の解決の為にデータを一箇所に蓄積せず流通させ,ユーザにより近い場でのデータの即時的な利活用が挙げられている.その1つに,IFoT(Information Flow of Things)が提言されている.IFoTではIoT デバイスを計算資源として活用し,クラウドに依存しない構成が示されている.本稿では人流解析システムを通じて,IoTデバイスを計算資源として活用することでネットワーク利用量を削減できるかを実験する.人流解析システムは,環境を室内に限定した上で,現行型IoTプラットフォームに基づく構成と,ローカルのIoTデバイス群の分散処理に基づく構成の2種類を構築する.現行型IoTプラットフォームとローカルのIoTデバイス群の分散処理のデータ使用量やデータ処理効率を調べ,ネットワーク利用量削減率を検証する.

8D-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名高齢者との弾む会話を行うソーシャルロボットの実現を目指した予備的検討
著者*平山 秀昭 (目白大学メディア学部メディア学科)
キーワードAI, IoT, ソーシャルロボット, コミュニケーションロボット
アブストラクト日本の総人口は、2016 年 10 月 1 日現在で 1 億 2,693 万人、後期高齢者(75 才以上の高齢者)人口は 1,691 万 人と 13.3%に及んでいる。仮に後期高齢者人口における男女の人数差が一人暮らしの後期高齢者人口に相当するとす れば、375 万人で総人口の 3.0%を占めることになる。一人暮らしの後期高齢者は、どうしても会話の機会が少なくな り、物忘れ等の老化が進むだけでなく寂しい生活をおくることになってしまう。一方、近年、人工知能やロボットの 研究が進み、高齢者との会話を行うソーシャルロボットの活躍が期待されている。ここでは、高齢者との弾む会話を 行うソーシャルロボットの実現を目指して予備的検討を行った。具体的には、特定対象者での観察に基づき、高齢者 との弾む会話を行うソーシャルロボットの実現ポリシーを検討した。


セッション 8E  ヘルスケア
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 浮舟の間
座長: 廣井 慧 (名古屋大学)

8E-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名着衣型ウェアラブル心電計を用いた実環境での心拍変動解析におけるRRI異常値処理と心拍の時間特徴量の算出精度に関する検証
著者*江口 佳那, 青木 良輔 (NTTサービスエボリューション研究所), 島内 末廣 (金沢工業大学), 吉田 和広, 山田 智広 (NTTサービスエボリューション研究所)
キーワードウェアラブル, 心電図, 心拍変動解析, 異常値処理, 心拍特徴量
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8E-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名スマート車椅子を用いた老人ホームにおける継時計測の評価
著者*小野瀬 良佑 (名古屋大学情報学研究科), 林 千尋 (名古屋大学情報科学研究科), 榎堀 優, 間瀬 健二 (名古屋大学情報学研究科)
キーワードヘルスケア, スマート車椅子, 高齢者介護
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8E-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名高齢者の睡眠と生活行動の相関分析のためのセンシング実験
著者*松木 萌, 井上 創造 (九州工業大学)
キーワードデータ分析, 介護, 睡眠, アンサンブル学習, 行動分析
アブストラクト本稿では,高齢者の睡眠と日中の生活行動の相関を分析するために,介護施設にてデータ収集を行い,機械学習を用いた相関分析を行う.人にとって睡眠は,健康や日中の行動に影響があり,高齢者は不眠症になりやすい傾向にある.不眠症を改善するためには,原因追求を行う必要がある.睡眠と健康,睡眠と規則正しい生活との相関を分析する研究はあるが,介護施設に入居している高齢者のデータを分析するものはない.本稿では,人の動きを検知する非接触型生体センサをベッド付近に設置し,ベッド上のデータを1人あたり11800サンプル×1440ファイル/日件収集した.さらに,介護記録用のアプリを開発し介護記録28業務種,29674サンプル収集した.それらのデータから,「日中の運動と睡眠の相関」「日中の睡眠状況と深夜の睡眠の相関」を機械学習を用いて分析した.その結果,個人差はあるが睡眠時の動きが少ない次の日に運動をすること,日中の運動が起床時間や就寝時間に影響を与えていることなどの知見を得ることができた.

8E-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名排尿量計測に向けた放射角度を考慮した流量推定
著者*辻元 直伸, 河中 治樹, 小栗 宏次 (愛知県立大学)
キーワード尿量, 流量推定, 画像処理, 最小二乗法
アブストラクト循環器系疾患の入院患者は,体内の水分量を管理するために毎回の排尿量を記録する必要がある. 先行研究ではトイレ内での非接触な排尿量計測に向けて,カメラを用いた液体流量推定手法が提案されて いる.しかしながら,先行研究においては液体が画像平面に対して平行に放射されることが条件となって いる.本研究では画像平面と放射された液体がなす角度を推定し,角度を考慮した流量推定手法を提案す る.本稿では,画像内に映る液体の太さの変化に注目した放射角度の推定手法および角度を考慮した流量 推定手法を述べる.これらの方法を用いた実験により異なる放射角度で放射された液体の流量を推定し, その有効性を示した

8E-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名ポスターセッション発表者の非言語表出と心拍変動・筋電図の特徴量の関係
著者*酒井 元気 (東京電機大学 システムデザイン工学部 情報システム工学科), 徳永 弘子 (東京電機大学 システムデザイン工学部), 武川 直樹 (東京電機大学 システムデザイン工学部 デザイン工学科), 酒造 正樹 (東京電機大学 システムデザイン工学部), 前田 英作 (東京電機大学 システムデザイン工学部 情報システム工学科)
キーワード生体情報, 心拍変動, 筋電図, 非言語行動, グループディスカッション
アブストラクトA poster session requires the high-level communication skills of a speaker. Thus, it is desirable that these skills are improved with training. For this reason, objective evaluation indices are required. In a previous research, verbal/nonverbal expressions were reported as promising evaluation indices. Following the previous work, this study investigates a relation between biological signals and nonverbal expressions during a poster presentation. If a relationship exists between them, we can automatically assess the performance of the poster presentation by analyzing biological signals. In an experiment of a poster session, the electrocardiogram (ECG) and electromyogram (EMG) signals were measured from one practician of poster presentation and two beginners. Additionally, nonverbal expressions of three students were recorded using a video camera. As features of the ECG and EMG signals, the integrated values of the heart rate variability (HRV) signal’s continuous wavelet transformation (CWT) components, RMS of EMG, and integrated values of EMG spectral powers were calculated, which were compared between a practician and beginner. Consequently, significant differences were found in several features. Similarly, differences occurred between the practician and beginners in nonverbal expressions. Therefore, we conclude that a relationship might exist between the difference in nonverbal expression and that in a biological feature.


セッション 8F  無線通信
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 紅梅の間
座長: 稲村 浩 (はこだて未来大学)

8F-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名VRによる都市空間Wi-Fiの可視化と ユーザ体感品質の調査手法
著者*天野 辰哉, 梶田 宗吾, 山口 弘純, 東野 輝夫 (大阪大学大学院情報科学研究科), 高井 峰生 (大阪大学大学院情報科学研究科/カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
キーワードWi-Fi, VR, 都市環境
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8F-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名移動体の位置と速度を考慮したSDNによる無線LANの効率的接続方式のシミュレーション評価
著者*岩月 海人, 長谷 錦, 佐藤 健哉 (同志社大学大学院理工学研究科情報工学専攻)
キーワード無線LAN, SDN
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8F-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名A Radio Wave Condition Collection System for Mesh Network Recovery During Disasters
著者*Jovilyn Fajardo, Taka Maeno (Space-Time Engineering Japan, Inc.), Kazuhiko Kinoshita (徳島大学 大学院社会産業理工学研究部 知能情報系)
キーワードradio wave collection, mesh network recovery, disaster network recovery
アブストラクトIn recent years, information and communications technology has played an important role in disaster response. One of its most important aspect is maintaining the communication between the various organizations. When a large-scale disaster strikes, power failures and destruction of communication components can result in the breakdown of the existing communication infrastructure. However, timely and accurate information is critical at this point in order to assess the situation in the affected area as well as to provide an effective and immediate assistance. Hence, it is necessary to establish the communication system fi rst prior to everything else. In this study, we introduce a system to restore the communication network effectively. In our system, we collect, aggregate, and analyze radio wave conditions of the affected area to determine the areas that are isolated. Based on our analysis, additional equipment would then be installed in those network-isolated areas to repair the communication network.

8F-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名LDMサービス向け無線メッシュネットワークの基礎評価
著者*前野 誉, Jovilyn Fajardo (株式会社スペースタイムエンジニアリング), 高橋 智輝, 大島 宙, 矢野 渚, 高木 由美, 太田 能 (神戸大学)
キーワード無線メッシュネットワーク, LDM
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8F-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名深層学習を用いた無線LANパケット解析に基づく輻輳の予測
著者*山本 葵 (お茶の水女子大学), 山口 実靖 (工学院大学), 神山 剛 (九州大学), 小口 正人 (お茶の水女子大学)
キーワード深層学習, LSTM, 無線通信
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 8G  コミュニケーション
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 鈴懸の間
座長: 諏訪 博彦 (奈良先端科学技術大学院大学)

8G-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名紙をちぎることで電子情報を手渡すインタラクション方式の実用性検証
著者*呉 健朗 (日本大学大学院), 富永 詩音, 宮田 章裕 (日本大学)
キーワード実世界指向インタフェース, 紙, 情報送受信
アブストラクトスマートフォンをはじめとする電子端末の普及により,画像や動画などの電子情報の受け渡しは今 や日常的に行われていることである.メールや SNS アプリケーションを利用して電子情報を受け渡すため には,送信者は受信者の連絡先を知っている必要があるが,受け渡し相手が初見の相手や,その場限りの 相手であると,連絡先を交換することに抵抗を感じるユーザは多いと思われる.この問題を解決するため に,我々は,紙をちぎって手渡すことで電子情報を受け渡す方式の提案を行ってきた.これは,ある紙を 2 片にちぎり分けたとき,各紙片の破れ目の特徴が合致する性質を利用したアプローチである.電子情報の 受け渡しを行うとき,送信者は紙をちぎり,受信者に手渡す.このとき送信者が持つ紙片を ps,受信者が 持つ紙片を pr とする.送信者は ps をカメラで写すことで,ps の破れ目の特徴と情報を結びつける.受信 者は pr をカメラで写すことで,pr の破れ目の特徴,すなわち,ps の破れ目の特徴に合致する電子情報に アクセスできる.本稿ではさらなる紙片のマッチング精度向上を目指し,紙片同士のマッチングに紙片の 破れ目の形状そのものを利用するようにした.50 枚の紙を使った従来手法との精度比較実験では,従来手 法よりも大幅に精度が向上したことを確認した.

8G-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名タップのみでコミュニケーションを行うシステムの実装
著者*小林 舞子, 呉 健朗, 大和 佑輝, 宮田 章裕 (日本大学)
キーワード障がい者, コミュニケーション, ユニバーサルデザイン, タップ, スマートフォン
アブストラクト健常者や障がい者は,文字や発話,点字や手話などの手段を利用し,他者とコミュニケーションを行っている. しかし,ユーザが利用するコミュニケーション方法が,相手の障がいの有無や種類によって相手が理解できない場合,介護者の仲介無しにコミュニケーションを行うことが困難であるという問題がある. この問題を解決するために,我々は,伝えたい定型文の各文字の画数に合わせてスマートフォンをタップするだけで簡単なコミュニケーションを行うことができるシステムを提案した. 具体的な手段として,ひらがなの画数を利用する. まず,定型文を入力する際,ユーザは任意の定型文をひらがなに変換する. 次に,定型文の各文字の画数を順番に入力することで,あらかじめ作成しておいたコミュニケーション辞書とのマッチングが行われ,任意の定型文が出力される. これにより,障がいの有無や種類を問わず,様々なユーザ間で介護者の仲介無しにコミュニケーションを行うことができるようになる. プロトタイプシステムを用いた検証実験を行なった結果,一定の精度でユーザが正しく定型文を入力できることが確認できた.

8G-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名対面コミュニケーションにおけるスマートグラスを用いた適度なアウェアネスの評価
著者*我如古 生成, 福島 旭, 敷田 幹文 (高知工科大学情報学群)
キーワードスマートグラス, 医療面接, アウェアネス, コミュニケーション
アブストラクト近年進められている日本の医学教育改革により,臨床実習の導入が大きく進められている.臨床実習では,外来診察を想定した医療面接実習が行われており,その中で指導教員からの指導が行われることが望ましいとされている.しかし,指導教員,医学部実習生は共に多忙なため,時間の制約が厳しく,十分な指導がされていない大学が見られる.そこで,本論文では,スマートグラスを用いて,医療面接実習中に実習を止めることなく指導を行うことを目的とし,スマートグラスの表示物によって会話の集中を妨げない,適度なアウェアネス表示方式の提案をし,評価実験を行った.実験結果から,会話中の適度なアウェアネス表示におけるスマートグラスの有用性と作成したそれぞれの表示デザインの有用性について述べた.

8G-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名医療面接実習におけるスマートグラスを用いた振る舞い方学習支援方式
著者*井上 舜也, 敷田 幹文 (高知工科大学情報学群), 八木 邦公 (富山大学付属病院)
キーワード医療面接, スマートグラス

8G-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名アバタを用いた遠隔コミュニケーションにおけるアバタ操作者の空間認知
著者*石井 健太郎 (専修大学)
キーワード遠隔コミュニケーション, アバタ, 空間認知
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション 8H  サイバー演習
日時: 2018年7月6日(金) 10:30 - 12:10
部屋: 白樺の間
座長: 菊池 浩明 (明治大学)

8H-1 (時間: 10:30 - 10:50)
題名インシデント発生時における組織間コミュニケーション訓練の設計と評価
著者*山内 正人, 岡田 光代, 加藤 大弥 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科), 坂倉 基司 (株式会社 日立製作所), 半澤 恒 (株式会社 日立インフォメーションアカデミー), 砂原 秀樹 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
キーワードセキュリティ, 実践的教育, 演習
アブストラクト本稿ではサイバーセキュリティインシデント発生時における組織間コミュニケーション訓練のための演習設計とその評価について述べる。 サイバーセキュリティインシデントの増加に伴い組織においてサイバーセキュリティインシデントが発生した場合に備えた対応手順などの策定が進んでいる。 また、実際に発生した場合に備えて研修や対応訓練などが行われている。 特にサイバーセキュリティインシデントは組織内における特定の専門家のみが対応出来れば良いものではなく、 物理的に離れた場所に居る人も含め様々なロールの人が連携して迅速に対応する必要がある。 そこで本研究では物理的に離れた場所にある組織間のコミュニケーションも考慮したサイバーセキュリティインシデント対応演習を設計し、 実際にその様な状況での対応も想定される企業で実施した結果について述べる。 実施した結果、繰り返し訓練することで対応にかかる時間短縮や対応手順の洗練などを確認出来たほか、 参加者から演習が実践的な演習となっていたこともアンケート結果から確認した。

8H-2 (時間: 10:50 - 11:10)
題名体験型サイバーセキュリティ学習システムの提案と再評価
著者*八代 哲, 田邉 一寿, 齋藤 祐太 (明治大学大学院), 齋藤 孝道 (明治大学)
キーワードサイバーセキュリティ, インシデントレスポンス, クラウド
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

8H-3 (時間: 11:10 - 11:30)
題名セキュリティ演習の作成や実施の一般化に関する研究
著者*小松 源, 知念 賢一 (北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター)
キーワードセキュリティ演習, セキュリティ教育, エージェント, 一般化
アブストラクト本研究では、セキュリティ演習をより手軽に作成・実施するために、セキュリティ演習の作成や実施に関する一般化を行う。一般化を行うことにより、新しく演習を作成・実施するコストを削減することができる。さらに、一般化された項目を今後演習作成者が容易に実現できるようにエージェントシステムを用いたシステムを設計する。本設計ではRepository機能、Inspection機能、Service-crawl機能、Multi-operation機能を設計した。今後の課題として、さらなる一般化を進め、本システムの設計を見直し実装に移すことがあげられる。

8H-4 (時間: 11:30 - 11:50)
題名インシデントの再現を目的としたサイバーレンジ構築支援システムの提案
著者*砂川 真範, 知念 賢一 (北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学 情報社会基盤研究センター)
キーワードインシデントレポート, Cyber Range, サイバー攻撃
アブストラクトコンピュータ・ネットワークの発展やIoT製品の普及により,様々な機器がネットワークに接続され,それらの機器を踏み台とした攻撃や,それらの機器を対象としたサイバー攻撃が横行している. 結果,様々なセキュリティインシデントが発生している. 過去に発生したインシデントを再現することはサイバー攻撃対策として重要である. そこで,本論文では発生したインシデントの記録である,インシデントデータに着目しインデントの再現を目的としたサイバーレンジ構築支援システム“Hack祭”の提案を行う. まず,サイバー攻撃の現状とそれらの記録を述べ,サイバー演習およびサイバーレンジの定義を行う. そして,類似する既存研究について述べたのち,Hack祭で必要となるサブシステムを述べる.

8H-5 (時間: 11:50 - 12:10)
題名サイバーセキュリティ演習システムにおける柔軟な制御のためのフレームワーク設計
著者*山口 礼央 (北陸先端科学技術大学院 先端科学技術研究科), 知念 賢一 (北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科), 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学 情報社会基盤センター)
キーワードセキュリティ演習, サイバーレンジ, セキュリティ教育, フレームワーク
アブストラクト高まるサイバー攻撃の脅威を背景として,ますます高まるサイバーセキュリティの必要性に対し,セキュリティ人材の育成は急務となっている.セキュリティ人材の育成には,座学による学習だけでなく,演習による実践的な経験を積む必要がある.コンピュータ上に特別に構築する仮想空間(サイバーレンジ)上で行われるサイバーセキュリティ演習における,受講者に合った演習を実現するためには,受講者の回答を踏まえた出題を実現するようなフィードバック機能が必要である.本研究では,フィードバック機能を実現し,さらに演習実施者が自由に演習を設計することが可能なフレームワークを検討する.本稿では,サイバーセキュリティ演習における既存システムを比較し,演習とは何かを整理し,必要な要素・技術を明らかにした上で,柔軟な制御を実現するフレームワークの設計を行う.



2018年7月5日(木)

セッション DS  デモセッション
日時: 2018年7月5日(木) 17:00 - 18:30
部屋: 紫宝

DS-1
題名音楽イベントにおける集団行動の同期科学解析による演出支援デバイスの設計
著者*片平 菜緒 (明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科), 谷森 一貴 (明治大学大学院先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻), 池田 亘, 斉藤 裕樹 (明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科)
キーワードノンバーバル・コミュニケーション, モバイルデバイス, 同期理論, 近距離無線通信
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

DS-3
題名新しい無線通信技術の基礎実装
著者*木 一廣, 小林 真, 猿渡 俊介, 渡辺 尚 (大阪大学大学院情報科学研究科)
キーワード干渉除去, 無線全二重
アブストラクト自己干渉除去技術を用いると一つの周波数で同時に送受信を行う無線全二重通信を実現する事が出来る.無線全二重通信は,同時送受信により電波の利用効率と通信のスループットが向上する.本研究では,アナログキャンセル技術とディジタルキャンセル技術を実装して評価を行った.アナログキャンセル技術の実装では,受動的に動作するパッシブ方式アナログキャンセル回路と能動的に動作するアクティブ方式アナログキャンセル回路を実装した.ディジタルキャンセル技術の実装では,OFDM方式のディジタル変復調回路にディジタルキャンセル回路を実装した.評価の結果,アナログキャンセル技術では54[db]の干渉除去量が得られた.

DS-4
題名スマートスタンプ:プライバシーを考慮した非高精度IoTデバイスの提案と評価
著者*塚越 さくら, 岡田 光代, 山内 正人 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科), 野尻 梢 (DSInnovation株式会社), 砂原 秀樹 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
キーワードIoT, ハンコ, 労務管理
アブストラクトIoT が普及し高精度な情報取得が可能となる一方, 高精度に情報が取得されることは個人の特定にも 繋がりかねずプライバシーの問題も懸念される. また, 労務管理等の用途での使用を考えた場合, 高精度な 情報取得は被雇用者の人格を明らかにしかねない. 被雇用者の詳細な行動情報に基づいた労務管理は, 個人 のプライバシーの問題等への懸念から, 被雇用者の労働環境に悪影響を及ぼす可能性があり, また, コスト の問題も生じる. そこで本研究では, ハンコを利用した, 安価で非高精度な情報取得が可能な IoT デバイス 「スマートスタンプ」を提案する. スマートスタンプは, ハンコの押印状況を SNS サービスを利用し関係者 に通知することで, 漠然とした労働状況の把握を可能とする. 動作の検出の精度評価および実際の業務での 使用の結果, 労務管理等へ使用できることが確認された.

DS-5
題名IoTデバイスを用いた水耕栽培管理システムの開発
著者*池田 宏道, 佐藤 証 (電気通信大学)
キーワードIoT, 農業, センサ, 水耕栽培
アブストラクト近年,様々な分野に対しIoT技術が導入されている.それは農業に対しても同様であるが,大企業や国のプロジェクトによる生産重視の大規模圃場や植物工場での利用がほとんどで,機材やシステムの導入には非常にコストが大きい.一方で,個人宅や企業,施設の緑化のような楽しみ重視の農業への導入は,コストに見合わず極めて困難である.そこで,本論文では,個人宅のベランダにも簡単に設置でき,本格的な果菜類の栽培が楽しめる水耕栽培用の小型プランターに,各種センサーデバイスで取得した栽培環境データを,マイコンボードを用いたサーバに転送し,スマートフォン等で遠隔管理・制御することができ,インタフェースとしてAIスピーカー機能もサポートしているシステムを開発した.今後は,サーバに保存したセンサデータを解析して育成正常時のモデル生成することで栽培をポートする機能や,ポンプの動的制御や液肥濃度の自動調整機構などの栽培支援機能を追加していく予定である.

DS-6
題名発話が場所に埋め込まれることによる言霊共有システム
著者*藤倉 稜 (公立はこだて未来大学角康之研究室), 角 康之 (公立はこだて未来大学)
キーワード発話, 体験共有, 空間コンテキスト
アブストラクト本稿では,発話が場所に埋め込まれることによる言霊共有システムの提案をする.日常生活の中で,人は独り言や他人との会話など発話を常に行っている.その中で記録される発話もあれば,何事もなくその場だけで終わる発話も存在する.そこで本研究では,人間が移動時に行う発話に着目し,それをHoloLensを使用して場所に埋め込んで記録することで,その場所に来た他人に感動や気づき,知識などを共有するシステムを提案する.これにより,今まで共有されることのなかった体験の共有と新たな知識の流通を目指す.

DS-7
題名紙地図上に作成条件を重畳提示する逃げ地図作成システム
著者*谷岡 遼太 (和歌山大学大学院), 吉野 孝 (和歌山大学システム工学部)
キーワード防災支援, 防災マップ, 逃げ地図, 紙地図
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

DS-8
題名発話言語に基づく身体モーションの自動生成
著者*石井 亮, 片山 太一, 東中 竜一郎, 富田 準二 (日本電信電話)
キーワードモーション自動生成, 発話言語, 機械学習
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

DS-9
題名AIを用いた低ビットレート動画の高精細化技術
著者*洞井 晋一, 増田 貴大, 東田 光裕 (西日本電信電話株式会社)
キーワード深層学習, GAN, LPWA
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開

DS-10
題名しゃべるバス路線案内システムの開発とその実証実験による評価
著者*山本 大介, 後藤 直, 服部 真由, 前田 一樹, 山中 勇弥, 竹内 健佑, 林 晃大, 福安 浩明, 高橋 直久 (名古屋工業大学/大学院工学研究科情報工学専攻)
キーワードバス路線, 音声対話システム, 地理情報システム, ユーザ生成, オープンデータ
アブストラクト本論文では,バス路線やその沿線地域の活性化を目的とした,バス停型のバス路線案内システムについて提案した.具体的には,音声対話システムの機能を有するバス路線案内システムを実現すると同時に,ユーザ生成の仕組みを用いて,地域の人たち自身が施設情報を示す音声対話コンテンツを登録できる仕組みを有する仕組みを提案した.その際,音声インタラクションシステム構築ツールキットMMDAgentのプラグイン機能を用いて,電子地図上にバス路線と時刻表を表示可能なバス路線案内システムを連携する仕組みを開発した.また,Focus+Glue+Contextマップ上にバス路線を表示する仕組みを実装することにより,バス路線の一覧性と詳細を両立した.さらに,バス停をイメージしたデジタルサイネージ型のハードウェアの開発も行った.さらに,名古屋市栄バスターミナル(オアシス21のりば)において平成30年3月14日から平成30年3月28日まで,実証実験を実施した.その実証実験システムを小型化したものを,デモする予定である.

DS-11
題名関数型暗号とブロックチェーンの組合せによる秘匿分散記録システムの試作
著者*柴田 陽一, 小関 義博, 川合 豊, 大松 史生 (三菱電機株式会社), 高橋 剛, 重森 猛 ((株)ハウインターナショナル)
キーワードブロックチェーン
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開


セッション SP  特別講演
日時: 2018年7月5日(木) 15:50 - 16:50
部屋: コンベンションホール紫雲殿
座長: 福澤 寧子 (大阪工業大学)