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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2019)シンポジウム

セッション 7A  セキュリティの新潮流
日時: 2019年7月5日(金) 8:30 - 10:10
部屋: 風の杜
座長: 小川 隆一 (情報処理推進機構)

7A-1 (時間: 8:30 - 8:50)
題名IoT時代のセキュリティとフォレンジックの技術課題と対応策
著者*佐々木 良一 (東京電機大学)
ページpp. 1353 - 1361
キーワードIoT, リスク, セキュリティ, フォレンジック, 技術課題
アブストラクト自動車や家電品,医療用機器など従来ネットワークにつながっていなかったいろいろな「もの」がインターネットにつながるIoT(Internet of Things)時代が到来しつつある.このような時代においては従来のセキュリティ技術やフォレンジック技術とは異なる技術が必要になる.本稿では,IoTシステムを4つのレイヤー(サービスレイヤー,プラットフォームレイヤー,ネットワークレイヤー,デバイスレイヤー)にわけ,それぞれ重要性が高まると考えられるセキュリティ技術を示す.特に,IoT時代を迎え,.札ュリティとセーフティの両方を考える必要がある,∪御システムのように多重のフィードバックを含むシステムを扱う必要がある,1洞舛猟衫眠修困難であるなどの理由により従来の方法ではうまくいかなくなってきているリスク評価手法について著者らの最近の研究状況を報告する.併せてIoT時代に要求されるフォレンジックの特徴とそのために必要となるフォレンジック技術の特徴について上記の4つのレイヤーごとに記述する.

7A-2 (時間: 8:50 - 9:10)
題名Fake Honeypotを利用した欺瞞的防御の提案
著者*北沢 尭宏, 篠田 陽一 (北陸先端科学技術大学院大学)
ページpp. 1362 - 1367
キーワードサイバーセキュリティ, 欺瞞的防御, APT攻撃, Honeypot Detection, Fake Honeypot
アブストラクトインターネット技術の発展に伴い、インターネットを利用できることを前提とした社会になった。その一方、ネットワークを介し、ネットワークに接続する端末を対象としたサイバー攻撃の技術も発達し、それによる被害は深刻な問題となっている。中でも、特定の攻撃対象に対し、その機関に最適化された戦略やツールを用いる標的型攻撃の中に位置付けられる高度で継続的なサイバー攻撃であるAPT攻撃が問題視されている。これは、既存のセキュリティ製品では対応が難しいためである。この攻撃に有効な防御方法として、欺瞞的防御がある。攻撃コストを増加させることで攻撃者を撹乱し、攻撃者の目的を阻害することを本論文の目的とする。本論文では、攻撃者から観測した際に実端末に見えるような機構を持つハニーポットを用いて欺瞞的防御を行うのではなく、実端末をハニーポットのように見せることで欺瞞的防御を行う。

7A-3 (時間: 9:10 - 9:30)
題名熊本地震後の農業ボランティア活動支援システムの活用状況からの考察とシステム構成に関する検討
著者*高田 健杜 (日本大学大学院/理工学研究科), 横井 夏生 (三越伊勢丹システム・ソリューションズ), 栗野 俊一, 吉開 範章 (日本大学/理工学部)
ページpp. 1368 - 1378
キーワードボランティア, Well-being, 信頼
アブストラクト2016年4月に発生した熊本地震後,熊本県西原村では全国で初めて災害時の農業ボランティア支援が行われた.このボランティア活動に対し,活動の効率化及び活性化を目的に,ボランティア活動情報を管理,記録するデータベースを主体とするシステムを構築・提供し,熊本県の農業ボランティア団体である西原村百笑応援団において利用してもらった.本報告では,これまでの運用を通じて明らかとなった問題点と,さらにそれらを踏まえて西原村百笑応援団事務局の方々と共に検討したシステムの改良点について報告する.

7A-4 (時間: 9:30 - 10:10)
題名(招待講演) AIのセキュリティの現状:研究動向と金融分野での活用にかかわる考察
著者*宇根 正志 (日本銀行金融研究所)
ページp. 1379
キーワード機械学習, 金融, セキュリティ, リスク
アブストラクト本アブストラクトは発行日以降に公開